今年各社の3月期連結決算は何処も好調で当期純利益も増加との事。
これはアベノミクスス効果で円安・株高が大きく影響して居る様です。
上場企業が昨日一斉に2014年3月期連結決算を発表しました。
金融を除いた東証1部上場企業458社の純利益は、前期比で2倍を超えて居るとか。
是は円安で為替差益が出た事・米国景気回復で輸出関連産業の増益が多かった事。
特に自動車・輸送用機器は前期比で81・6%増。
機械が同じく36・8%増で、電機の純利益も前期の赤字が黒字に転換した事が大きい。
ただ各社は来年3月期決算は前期比で5・1%増を予測して居るが円安は一服し消費税増税
が需要に与える影響が見極め難いため弱気の予測をして居るとの事。
大手商社7社は三菱商事が前期比23・5%増の4447億円。
次が前期比37・1%増で4221億円とダントツの純利益です。
ただ豪州炭坑権益で大きな赤字を出した住友商事は前期比で4・0%減となった。
住宅メーカも軒並みに増益で大手4社の決算は大和ハウスが2兆7千億円の売り上げで前期比
で54・1%増の1020億円の純利益を挙げたとの事。
其れに続く積水ハウスの純利益は前期比で71・8%も増と言う好成績でした。
これらは住宅ローンが高くなるのを見越しての駆け込み需要の増加によるものと思われる。
何れにしても今年3月期の連結決済は好調だったが各社とも来年3月期連結決算予測は可成り
弱腰の様ですね。