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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

9回裏無死1塁でバントはするな

2011-05-22 21:52:14 | 読んだ本
鳥越規央 2011年3月 祥伝社新書
前回から、野球つながりで。
副題は「-野球解説は“ウソ”だらけ」。
知ってるひとは、タイトルで察しがつくだろうけど、セイバーメトリクスに関する本。
セイバーメトリクスってのは、「野球の試合をその数値データから客観的に分析し、選手の評価や戦略を研究する手法」(本書より)。
私は、学生んときに統計をかじったせいで、こーゆーのが大好きである。
つまり、主観とか、思い込みによる説が嫌いで、客観的なデータによる議論が好きなんである。
「ピンチのあとにチャンスあり」とか言うけど、ピンチをしのいだ次の回の攻撃であえなく味方は三者凡退しちゃうときもあるわけで、ぢゃあ、いったいどのくらいの頻度でそういうこと起きてんのよって、実際に調べる態度とか(結論がどっちだろーといーんだよ、態度の問題だよ)が大事だと思う。
本書の内容を、こんなとこで、あまり細かく書いてもネタバレになって迷惑だろうから、主な見出しだけ並べてみます。
以下はホントかウソか、調べることに興味あるないか、それが問題。
・1点差の9回裏ノーアウト1塁でバントをすべきか
・「左打者には左投手」は本当に有効か
・「バッティングカウント」はあるか?
・たたきつけるバッティングはヒットを生みやすいか
・先頭打者に四死球はヒットより悪いか?
・2ストライク・ノーボールで本当に1球外すべきか
・敬遠して次のバッターと勝負は良い作戦といえるか
・エースにエースをぶつけるのは得策か
・1塁にヘッドスライディングをするべきか
コメント
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