太田光・中沢新一 2006年 集英社新書
こないだから憲法つながり、もうひとつ、憲法がタイトルに入った本をもってた。
私の好きな物書きのひとり中沢新一が、爆笑問題の太田光と対談したもの。
日本国憲法、とくに九条のとこは、あの時代背景のなかで、一部のひとの理想かなんか知らんが、とにかく奇蹟的に人類がつくっちゃった珍しい財産みたいなもんだから、世界遺産にしましょうと。
戦争しないって条文は、「ことばにされた理想」だから、現実のなかで常に機能するもんぢゃないかもしれないけど、そういうものを捨ててはいけない、日本人の精神の拠り所でいいぢゃない、ってことらしいけど。
うーん、話としては面白いけど(「ビール発明したやつにノーベル賞やってくれ」と同じ感じ?)、憲法ってそういうもんぢゃないだろうから。
少なくとも、「国際紛争を解決する手段としては」という限定が侵略戦争を言ってるのに、自衛もしないって誤解されてるんだったら、もうちょっとわかりやすい日本語にするほうがいいんぢゃないだろうか。
こないだから憲法つながり、もうひとつ、憲法がタイトルに入った本をもってた。
私の好きな物書きのひとり中沢新一が、爆笑問題の太田光と対談したもの。
日本国憲法、とくに九条のとこは、あの時代背景のなかで、一部のひとの理想かなんか知らんが、とにかく奇蹟的に人類がつくっちゃった珍しい財産みたいなもんだから、世界遺産にしましょうと。
戦争しないって条文は、「ことばにされた理想」だから、現実のなかで常に機能するもんぢゃないかもしれないけど、そういうものを捨ててはいけない、日本人の精神の拠り所でいいぢゃない、ってことらしいけど。
うーん、話としては面白いけど(「ビール発明したやつにノーベル賞やってくれ」と同じ感じ?)、憲法ってそういうもんぢゃないだろうから。
少なくとも、「国際紛争を解決する手段としては」という限定が侵略戦争を言ってるのに、自衛もしないって誤解されてるんだったら、もうちょっとわかりやすい日本語にするほうがいいんぢゃないだろうか。