かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

榊原さんの話

2007年04月06日 | Topics
榊原さんの講演を聴く機会があった。2回目だ。
1回目は、インドの話。今回のは、もっとマクロな話だった。

氏によれば、今は、500年振りの大変革の時期にあるという。
16世紀に、亜細亜中心の世の中から、欧米中心の世の中に変わり、それが、また亜細亜中心の時代になろうとしているという。亜細亜中心の時代は、物を造ること自体より、それを作るノウハウ、プロの重要性が高まる。単純に、物を作ること自体は、コモデティ化が進み、誰でも、どこでも、低価格で作れるようになるからだ。有形資産から無形資産へのシフトと言える。問題は、その流れに日本が乗れているかどうか。
乗り損ねると日本は、貧困国に向かって進んでいくことになる。

もっと切実な問題は、エネルギー。石油や、鉄などは、もちろん、だんだん水や、食料にまで、影響が及んでくる。いわゆる資源国といわれる、南米、ロシア、中東、東アフリカなどと、日本との距離(物理的にも精神的にも)は、とっても遠い。大丈夫だろうか。

氏の結論は、これからの世の中、タフでないと生きていけない
コメント
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