かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

スポーツ栄養学

2007年04月27日 | Sports

”スポーツ栄養学”という言葉は知らなかったのだが、日本においてのその走りである杉浦克己氏の話を聴く機会があった。

食生活改善というと、生活習慣病になった時、初めて真剣に考えるようなイメージがあったが、いろんなステージで、それぞれの方法があることと、その効果が、すごいことを知った。

我々はついつい、適当に食事を済ましがちだが、その積み重ねが、とんでもない違いにつながることを知った。杉浦氏は、スポーツ選手という、元々その世界のプロに、日本で初めてスポーツ栄養学を取り入れ、多くの金メダリストを排出する等、成果をあげた。柔道、陸上、マラソン、サッカー等、その貢献は極めて大きい。驚いたのは、スポーツ選手が、すごいカロリーを摂取しながら、体重を維持できないほど、練習を重ねていることだ。スポーツ栄養学がなかったら、グロッキーで、本番で力は出せなかったろう。

庶民にとっては、まずはバランスのよい食事を、3食とることが基本、かつ必要十分ということで、心がけたいと思った次第。生活習慣病になってからでは遅い。

杉浦氏は、某菓子メーカーに勤務されているのだが、この”スポーツ栄養学”が広まると、菓子の不人気につながることを懸念されているのは面白かった。お菓子が健康にいいとは聞いたことがない。ただ、緊急避難的には、適度な糖分摂取は有効とのことだった。

2007年問題が旬だが、このテーマもますます旬になっていくのだろう。

コメント
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