
三十三間堂の次に、前日初めてその存在を知った、渉成園に行ってみた。
東本願寺の別邸として江戸時代に作られた庭園だ。

見どころはいろいろあるが、高石垣は、幾何学的な石を組み合わせてユニークだ。

建物もユニークだ。これは、傍花閣。明治時代の再建だが、両側の屋根は、階段の入り口のためのもののようだ。

庭園の中心にあるのが、印月池。東山から上る月影が美しいことからこの名になったという。奥に見える大きな銀色の屋根は、大修理中の東本願寺だ。

灯籠や塔などもそこかしこにある。奥に見える建物は、漱枕居。旅路にあることを意味する漱流枕石から来た名前という。

侵雪橋の向こうに京都タワーが見えた。
東本願寺とセットで、訪れたい庭園だ。