サイババさんが亡くなられた。スーちゃんの時のような思い入れはないのだが、たまたまヒンドゥ教の本を読んでいて、彼が、自分の死期や、生まれ変わりのことまで予言していたことを知ったので、聖人であっても予言できないことがあったのだと理解した次第。
たぶん、ヒンドゥ教の聖人の中でも、トップクラスの方なので、インドでは、哀しみに包まれているのだろう。ご冥福をお祈りする。
インド聖地巡礼は、20年前出た本で、今は絶版になっている。
でも、某インターネット書店で、1円で、中古品を購入できる。申し訳ないぐらいだ。
20年前に、著者がインドの聖地を回った時の紀行文だが、聖地・宗教研究所代表の方ということで、宗教的背景、インドの文化も踏まえた、バランスのよい書になっている。
仏教の聖地が中心だが、ヒンドゥ教、イスラム教の聖地にも訪れている。
20年前と、今と、幸か不幸か、そう変わっていない。中国では、こうはいかない。
不便さも、変わらないが、変に公園化されてしまうよりは、いいだろう。
ほとんどバックパッカーみたいな旅だったようだが、これも今と同様、お布施の嵐に悩まされたようだ。お布施というと聞こえはいいが、物乞いである。面白いのは、このお布施=バクシーシを、ブッダのジャータカにある捨身と結びつけられている。あのバクシーシは、お釈迦様の時代からの名残なのか。
写真は、少ないが、ガイドブックとしても使えるし、インドの宗教感を理解した上での遺跡評論としても面白い。
本書で訪れている史跡の内半分ぐらいは訪れただろうか。
私も、インドに行く機会に、少しづつ、巡礼を続けたい。
たぶん、ヒンドゥ教の聖人の中でも、トップクラスの方なので、インドでは、哀しみに包まれているのだろう。ご冥福をお祈りする。
インド聖地巡礼は、20年前出た本で、今は絶版になっている。
でも、某インターネット書店で、1円で、中古品を購入できる。申し訳ないぐらいだ。
20年前に、著者がインドの聖地を回った時の紀行文だが、聖地・宗教研究所代表の方ということで、宗教的背景、インドの文化も踏まえた、バランスのよい書になっている。
仏教の聖地が中心だが、ヒンドゥ教、イスラム教の聖地にも訪れている。
20年前と、今と、幸か不幸か、そう変わっていない。中国では、こうはいかない。
不便さも、変わらないが、変に公園化されてしまうよりは、いいだろう。
ほとんどバックパッカーみたいな旅だったようだが、これも今と同様、お布施の嵐に悩まされたようだ。お布施というと聞こえはいいが、物乞いである。面白いのは、このお布施=バクシーシを、ブッダのジャータカにある捨身と結びつけられている。あのバクシーシは、お釈迦様の時代からの名残なのか。
写真は、少ないが、ガイドブックとしても使えるし、インドの宗教感を理解した上での遺跡評論としても面白い。
本書で訪れている史跡の内半分ぐらいは訪れただろうか。
私も、インドに行く機会に、少しづつ、巡礼を続けたい。