永観堂は、南禅寺の北にある。五木さんの百寺巡礼に取り上げられており、今回初めて訪れた。紅葉の美しいお寺としても知られる。
元々禅林寺という、真言密教のお寺として開かれた。永観律士によって大きく発展したそうで、永観寺と呼ばれるようになり、今は、浄土宗のお寺である。
奥の山の中に見えるのが、多宝塔。
多宝塔へ上る石段を見下ろしたところ。
多宝塔からは、京都盆地を一望にできる。
有名なみかえり阿弥陀様は、この御影堂の右奥の阿弥陀堂の中にある。中から、廊下伝いに行くことができる。
永観律士が念仏行道中、阿弥陀如来が先導し、「永観、遅し」と振り返ったという。1082年2月15日のこと。このお姿は、特異である。
開山は、その200年ほど前の、平安前期だという。
4/25に、御忌会(ごきえ)が行われたばかりのようだ。
放生(ほうじょう)池。落ち着いた佇まいでよい。
鴨がすいすい。