かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

タージマハル

2011年05月28日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
今日は、いよいよ最終日。
約10年ぶりに、タージマハルに行った。
前回は、クリントン元大統領と、確かマダガスカルの大統領が、次々に訪れ、セキュリティーのため立て続けにクローズりになり、結局20分ぐらいしか見れなかった。
その時は、再度、訪れる機会があるとは思わなかったが。

そのすばらしさは、万人が認めるところ。
巨大な宝石箱のようだ。
ただ、その影での、被支配者の労苦を思うと、複雑な気持ちにもなる。
タージマハルを、亡き妃のために建てた建築王シャー・ジャハーンは、その浪費のため息子のアウラングゼーブにアグラ城に幽閉され、亡き妻の廟でもあるタージマハルを眺めながら、その生涯を終えた。

デリーに向かう途中、クリシュナの故郷であるマトゥラーの博物館に行った。
マトゥラーは、ガンダーラとほぼ同時に仏像が作られ初めたところだ。
それだけに、素晴らしい仏像が並んでいた。マトゥラー仏については、流石地元。
デリーより、こちらの方が断然いい。
デリーとアグラの間にあるので、タージマハル観光のついでに寄ることができる。
それにしても、ブッダが入滅してから、5百年も経ってから、全く違うタイプの仏像が、遠く離れたところで作られ初めたのも、ミステリーである。

昨日の午後、突如エアーインディアの、資金繰り危機のニュースが流れた。
燃料代や、空港使用料を滞納しているのだという。
よりによってこのタイミングでという気持ちだが、支払い期限は5月末ということなので、無事予定通り帰国できることを、仏様に祈るしかない。

今日の歩数は、2447歩。ただし、タージマハル内は、万歩計持ちこみ禁止だったので、除く。

デリーからベナレスまで、電車で800 km。ベナレスからデリーまで、車で、2700 km.
It's hard to believe !!



コメント
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