本書は、この前出たばかり。原書は、ドイツ語らしいが、英語版をGET。
本書を見ると、ビートルズの原型が出来上がったのが、ハンブルグだったのだということを、再認識させられる。
写真も豊富で、ぱらぱらめくっているだけでも、楽しいし、当時の雰囲気が伝わってくる。
ストリップ嬢の写真も数枚あるが、当時のハンブルグ(ハンブルグは行ったことがないので、今どうなのか知らない)の猥雑な雰囲気も伝わってくる。
あの有名なスタークラブでの演奏を録音したテープレコーダーの写真や(どこかの博物館に展示されているらしい)、67年のジミヘンがスタークラブで演奏している写真、数々のメモラビア(一つ一つがとんでもない値段のするものばかりだ)の写真なども、興味深い。
ファンを大切にしたビートルズは、ドイツのビートルズファンのために、ドイツ語での歌も、2曲だが、出している。
悪名高きINDRA BAR の当時の写真を見ると、隣に”日光バー”という日本語の看板が見える。その横に、日章旗と、TANZ Nicobar とあるが、ここに日本風バーがあったのか?謎だ。掘り起こせば、もっともっといろんな発見ができるかもしれない。
表紙を見ると、IN ASSOCIATION BEALEMANIA THE EXHIBITION HAMBURG というロゴも見える。
ハンブルグが、行ってみたい街の一つになった。