新橋に行ったら、例年のごとく、サンタが汽車に乗っていた。
年の瀬だ。
先日のバラカンさんの講演で、今ハマっている音楽の一つが、ビートルズのジャズ演奏版ということだった。
演奏者を聞き漏れたのだが、HMVで調べたら、この演奏が売れているようなので、GETした。
正直ジャズは、あまり知らないのだが、このCDを聞くとナイスと思わず言いたくなるほどの出来だ。
ピアノと、ベースと、ドラムの三人トリオ。2009年に、NYで録音されたとある。
もちろんボーカルはなく、ボーカルの代わりに、ピアノがメインの旋律を奏でるのだが、曲によっては、ベースや、ドラムが主役に躍り出たりもする。
ボーカルがない分、ビートルズの楽曲のメロディーの素晴らしさが、際立つ。ジョンの曲も、メロディアスなことが、再認識される。
曲は、どうしても、中期以降のものが中心になるが、よくもこういうアレンジを思いつくなといった曲も多く、心地よい。
ジャズからブルースが生まれ、ブルーズからロックが生まれ、ビートルズが生まれ、その楽曲が、ジャズで演奏されている。
いいんでないかい?