かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ブッダと神々の物語

2012年11月09日 | Books


またまたブッダの生涯についての本をGET。この10月に出たばかり。
著者の大角さんは、宗教評論家だそうだが、評論家的ではなく、仏教の神髄に迫る書きぶりである。
1999年の「ブッダ」という本を大幅に改編してのものという。

特に新発見はないが、ブッダの生涯と、仏教の教えを、うまく関連づけて説明してくれて読みやすい。やや、内容が通説?中心すぎる感じはするが。
日本の風習と仏教との関係に言及してくれているのも、いいところかな。

後半は、経典についての説明が中心になるので、ちょっと私の関心からは、外れるのだが、大乗仏教の教えも、ブッダの教えから繋がっていることを認識させられる。どこで、誰が、どういう風にストーリーを膨らましていたものか。

ひじょうにうまくまとめられている本なので、お釈迦様入門書としてお勧めできる。
特に、大乗仏教の教えが中心の日本人には。
コメント
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