
2007年12月10日に、一夜限り、再結成されたレッドツェッペリンのライブBDが出た。
あのライブから5年もたっている。編集にそんなかかるわけはないので、最初は出すつもりではなかったのかもしれない。
その後、このメンバーでツアーがあるのではないかと期待したのだが、残念ながらその気配もなく、このたび、本BDの発売となったわけ。
ブートで見ていたけど、こっちがもちろん全然すばらしい。音も、映像も完璧だ。余計な脚色はなく、ひたすら代表曲を演奏しまくる。ヘビーロックど真ん中。どんどん乗ってきて、後半は、絶好調だ。乗り過ぎて、はみ出しそうなギリギリのところで、きちっと収めるのも、ツェッペリンならではだろう。
ノスタルジーではないかと揶揄する向きもあろうが、INGで、彼らと接した世代にとっては、宝物になるに違いない。
ちなみに、コンサート中に撮影している人がたくさんいて、これが、本コンサートのブートが多く出回った原因なのだとわかる。
オマケのDVDは、コンサート3日前の、通しのリハーサル。ステージ全体が見える比較的遠くからの映像で、DVDでもあることから、オーディエンスショットみたいだ。音は、いいが、リハーサルなので、本気でやっているように見えるのは、ジェイソンぐらい。証明と映像の最終チェックのためのリハーサルのようだ。音は、エコーをかける部分などの処理はない。途中、”モニターが燃えた!”などの声が入ったり、出だしをやり直したり、、リハーサルならではの様子が見れる。
再結成コンサートのニュースでは、2000万の応募があり、その内の18000人だけが見れたことを強調する。チケットは、とんでもない高値で取引された。
コンサート内でも使われたフロリダタンパのコンサートのニュースでは、ビートルズの記録を越したことを強調する。ビートルズの後継者的な見方をされていたことがわかる。
このコンサートのための、特に、ロバートプラント抜きでのリハーサルは相当入念なものだったらしい。ドラムのジェイソンも、親父譲りのすばらしいドラミングで大盛り上がり。
まだ、CDは聴いてないが、ロックファンには、メインのBDをご覧になることを強くお勧めする。