かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Back to the Beginning Tour 2012

2012年11月28日 | Music


今日も、昨日に続いてコンサート。
ユーミンと、プロコルハルムのジョイントコンサートに行って来た。
これは、会場近くのぷかりさん橋。ちょうど、1か月前の満月の日、拓郎のコンサートの日にも、ここで写真とったっけ。



このツアー。数回だけだけど、今日が初日。
ネタバレしない程度に、コメントを。

正直、ユーミンがプロコルハルムが好きなのは、わかるけど、それで、ジョイントコンサート?という感じだった。
ユーミンも、当初は、乗り気ではなかったという。
ただ、このチャンス、50周年では実現できない?かもしれないと思い、踏み切ったそうだ。

プロコルハルムは、知ってたけど、青い影(A Whiter Shade of Pale )のみ。一発屋イメージだったが、ちょっと調べたら、やはりその後ヒット曲にめぐまれず、解散し、ドラマー亡くなったことをきっかけに、ちょこちょこ復活コンサートをしているらしい。

だから、このコンサートが実現したのは、ユーミンサイドの思い入れがきっかけだったのは間違いない。コンサートも、そのきっかけとなった、彼らへの手紙の映像から始まる。

彼女が、彼らの歌を初めて聞いたのは、13歳の時。1972年に来日した時のコンサートに行ったそうだが、その時、キャラメルママのメンバーも行っていたそうだ。青い影が出たのは、1960年代後半だったから、ロックコンサートが盛んになったごく初期の来日だったことになる。

そして、彼らの曲、詩(彼らには、作詞専門のキースリードがいた)を研究し、作風を確立したのだという。プロコルハルムなくしてユーミンなし。
ふーんと聞いていたのだが、コンサートの中で、ひこうき雲と、翳りゆく部屋の英訳バージョンを、プロコルハルムと一緒に歌ったのを聴いた時びっくりした。プロコルハルムの曲そのものではないか。
彼らも、ユーミンの初期の曲を聴いて、自分たちの音楽の影響がすぐわかったので、今回のジョイントコンサートに付き合う気になったのではないか。

まだ初日なので、全体の流れだけ、ちょっとご紹介。
最初ユーミンの弾き語り→プロコルハルムの演奏(最後に武部さんが入り)→(ゲイリーブルッカーさんが、ユーミンのバックバンドのメンバーを日本語で紹介)ユーミンのフルバンドでの熱唱(ほとんど荒井由実時代の曲で、松任谷由実時代の曲が始まったなと思ったら、その曲も考えてみれば30年前の曲だった)→プロコルハルムの一員としてユーミンの熱唱→ユーミンの楽曲の英訳バージョンをプロコルハルムと演奏→青い影→(アンコール)ユーミンの弾き語り→(アンコールその2)プロコルハルムとユーミンの青い影の別バージョン。

プロコルハルムの曲は、やっぱり青い影しか知らなくて(この時期の5歳の差は大きい)、彼らが歌っている時間分ユーミンの歌の時間が少なくなるが、ユーミンの歌の源流を探るコンサート(Back to the Beginning)として、感動もののコンサートだった。
ユーミンも、自分自身で感動。
こんなコンサートあり得るのか?
コメント
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