Two Virgins というJLとYoko Onoが出した、最初のアルバムをご存じだろうか?
ビートルズ関連のアルバムを全部集めるというのは至難の技だから、話題性の高いアルバム中心にということで、今回GETした。
ジャケ買いという言葉がある。ビートルズのオリジナルアルバムのジャケは、どれもよくできていて、特に、With the Beatles や、Sgt. Peppers、The Beatles (White Album)などは音楽界の歴史を変えたと言っても過言ではない。
そんな中で、このアルバム。表ジャケットは、二人のすっぽんぽん。1968年当時、日本で発売が許されるわけもなく。
今は、CDが出ていて、そのパッケージ内で、その写真が使われているらしい。今でも、堂々と売れる代物ではない。
ということで、本ブログでも、本来、表ジャケットの写真を使うべきなのだが、何かあるとまずいので、裏ジャケの後ろ向きの写真のみ掲載。
音は、全然期待していなかったのだが、まぁ、評価不能。ビートルズで言えば、ホワイトアルバムのころになるが、Revolution No.9に、その片鱗を垣間聴くことができる。
”ねぇ、ちょっと寄って行かない?”のフレーズを繰り返す音(敢えて、曲とは言わない)を、評価しなさいと言われても.....
当時の、欧米人で、このYoko Ono が繰り返すフレーズの意味を知っていた人がどれだけいたか?
JLとYoko Ono の出会いは、1966年11月9日と言われるが、その後もコンタクトを続け、ついに、1968年5月19日に、妻のシンシアが旅行に出かけた空きに、JLは、Yoko Onoを自宅に招待し、本アルバムを作成。その晩に、初めて結ばれたとJLは言っている。
コンサート活動は、休止したとはいえ、ミュージックシーンの中心にいたビートルズのメンバーが、このジャケット、この音である。世間ももちろんだが、他のメンバーも面食らったことだろう。
ただ、ジャケットには、”When two great Saints meet it is a humbling experience. The long battles to prove he was Saint"とのPMのメッセージが載っていた。
このタイミングでのこのメッセージを、どう解すればいいものか?
本ジャケットは、ステレオバージョンのもので、モノラルバージョンのものは、ちょっと仕様が異なっており、とんでもない高値で取引されている。