今日もゴルフ。
意外と寒くなく、楽しくプレイできた。
横尾忠則さんのH/Pで本を買うと、サイン本がいただけるということなので、5冊ほどゲット。
その中で、一番立派なのが本書。
先日まで、東京で展覧会をやっていたが、その図録。
展覧会の方は、行き損ねてしまったが(ただの六本木の肖像画展の方には、行った)。
今も大分に巡回展をやっているが、流石に、そこまでは。
こちらが、いただけるサイン。
サブタイトルが示すように、横尾さんの生まれてから、今までの、歴史をたどるような集大成的な図録だった。
展覧会に行っとけばよかった?
最初のインタビューからして面白い。
横尾さんのキャラがひじょうによく出ている。
まずは幼少期からだが、デザイナーとしての勉強はしたことがなく、絵が好きだったので、地元の新聞社のデザイナーが、社会人のスタート。
作風は、本当にバラエティに富んでいてつかみようがない。
私が、最初に横尾さんを知ったのは、ビートルズのポスターだが、その絵は、写実的だった。
書きなぐったような絵から、ピカソのような抽象的な絵。
グラフィックデザイナーとして一流だったことは、そのポスター群から一目瞭然。
でも一番有名なのは、画家に転じてからの、半分パロディの、アングラポスター群かもしれない。
先日展覧会に行った和田誠さんも出てくる。
そのすべてのジャンル?の絵が載っている。
三島由紀夫、インドへの傾倒、Y字路等、関心事も、極端に揺れ続ける。
最初のニューヨークでの個展は、大好評で、その時、ジョンとヨーコの自宅にも、招待された。
直近の作品まで紹介され、そのクオリティは、増す一方に見える。
すばらしい1冊だった。