かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Liverpool Music Roots

2022年01月30日 | The Beatles

今日は、まだ真冬が続く中、ゴルフ。
寒い割には、まぁまぁだったかな。

ゲットバックセッションのチラ見せ攻撃は、続いていて、ルーフトップ音源の完全版がYOUTUBEで、公開された。
この音を聞いて、よかったら、今度は、絵付きのBDをゲットしてね!ということだろう。
そういえば、日本でのIMAX公開はあるのか。
3日間ぐらいだけでもやってくれれば、見れると思うのだけど。



キャバーンクラブのDJだったBob Woolerの貴重なお宝をまとめた1冊が出た。
よくぞここまでまとめてくれたと脱帽だ。
Dave Jonesさんという元々リバプールの観光課にいらして、ボブと出会ってから、キャバーンシティツアーを立ち上げ、リバプールの観光振興に務められたという。
ボブが亡くなり、その遺産が、私も時々お世話になっているT社に渡り、そこから、こつこつと資料を収集し、本書にまとめたという。

Bob Wooler自身は、1926年生まれで、2002年に亡くなられている。
いろんなテーマ毎に(31章もある!)、写真と短い解説で披露してくれており、目の保養とはこのこと?



Bobが音楽界に関係し始めたのは、1956年頃で、まさにスキッフルブームが始まった時。
キャバーンクラブを訪れたのが、1959年10月で、すぐキャバーンのMCに採用され、そこから、サクセスストーリーが始まった。
もちろん、ビートルズが人気を得たためだが、ブライアン・エプスタインと共に、その発展を支えた。
ストーンズのコンサートもプロモート。
これは、1964年8月のNew Brighton Tower での写真。

右は、Gerry and the Pacemakersのプロモカード。



キャバーンがつぶれ、オーナーが変わって再オープンした時には、Wilson首相がスピーチをしている。



ヤードバーズは、キャバーンで4回演奏したが、これが初回の1964年1月の写真。
クラプトンが在籍していた。
無邪気な表情をしている。



1964年~1965年、毎週、日曜日夜に、ラジオ・ルクセンブルグで、キャバーン・クラブでのライブショー(事前録音)が放送されたという。
海賊放送との競争が激しくなり、終了したというが、当時から、海賊版対策は、たいへんだったようだ。



左の写真は、あまり見たことがない。
ジーンズの宣伝用に、300枚作成されたようだ。
右は、リバプールでのジャズフェスティバルの参加者リストで、リンゴの名が載った最初の出版物という。



崇拝するリトル・リチャードとのショット。
1962年10月12日。
右は、1963年4月21日の、キャバーンでのGIGリスト。
ビートルズの登場は、8番目で、9時50分から、10時40分のステージだった。
ラス前ということか。



右は、有名なポスター群。
内1枚は、持っているが、たぶん同じ現物。
この写真を撮ってから、手放したのだろう。
とんでもない値段だった。

開ける頁、開ける頁、貴重な写真、資料(手紙、契約書が多い)の山で、ビートルズファン、ブリティッシュ・ロック・ファンは、是非手に取ってみて欲しい。
立派なホームページもあるので、そちらでも楽しめる。

コメント
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