かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Rolling Stones vs The Beatles

2023年08月06日 | The Beatles


今日もゴルフだったが、豪雨と晴天が、何と4回も入れ替わり。



流石に、厳しかった。



夜は、The Rolling Stones vs The Beatles "ビートルズから見たストーンズ、ストーンズから見たビートルズ"という企画。
ミュージック・ライフ・クラブさんが、主催されているようで、私は、初めてだったが、3回目の開催だそうだ。
会場は、Bauhausという六本木のクラブで、ミッドタウンの真ん前。
引越してきたらしいが、超便利。



バーの雰囲気もよく、音響、照明などもしっかりしていた。
小振りだが、いい会場。



プログラムは、藤本さんと、ローリングストーンズのファンクラブ会長の池田祐司さんの、2回の対談を挟んで、ストーンズのトリビュートバンドのベガーズ・バンケットさんと、ビートルズのトリビュートバンドの、ビート・マスターズさんのコンサートという、盛りだくさんの内容。

トークは、池田さんが濃い人で、藤本さんもタジタジ。
最初は、ビートルズの来日公演のテレビ中継を親に隠れて見てからだったというが、その後、ストーンズのコテコテのファンとなり、追っかけている内に、ストーンズにも面会を,果たしたという強者。
本業は、存じあげないが、驚くしかない。
1953年生まれ!

ビートルズの音楽は、横展開、ストーンズは、深掘りタイプという。
ビートルズは、ストーンズのお兄さん的存在であり続けたが、さっさと解散してしまった。
I wanna be your manの楽曲を、ストーンズに提供した話は有名だが、その時、One after 909も候補で、ストーンズが、I wanna be your manを選んだ。
ストーンズの目の前で、曲が作られたというのは、都市伝説ではないかとの見立て。
ミックと、キースの共作が始まったのも、レノン&マッカートニーを意識したもので、ストーンズのマージャーだったアンドリュー・オールダムが、仕掛け人。
ちなみに、オールダムは、かつてエプスタインの下で働いており、仕事のやり方を学んでいた。
その結果、ストーンズの泥臭さが薄れ、ポップ化していくことになる。
その後も、ビートルズとストーンズは、ライバルと見られていたが、友人として、頻繁に情報共有していたのは、有名な話。
次のストーンズの作品には、ポールも参加する。
などなど、興味深い話が満載だった。
最後に、池田さんから、立派な、ストーンズのカレンダーをいただいてしまった。



ストーンズのトリビュートバンドの、ベガーズ・バンケットさんは、初めてだった。
歌詞カードを見ながらの曲もあり、どうかと思ったが、ビートルズと同時期に活動した時期の曲から選曲したため、普段歌わない曲も取り上げたようだ。
みなうまかったが、とくにキースの成り切り度が凄い。
タバコっぽいものも加えながらの熱演で、キース本人よりも当然上手い?
ビートルズと違って、ステージに立つ機会も多くないと思うが、どうやって練習しているのだろうか。



ビート・マスターズさんは、ストーンズと比較できる時期の初期の曲を演奏。
1964年と、1965年のエドサリバンショーに出演時の曲を、演奏。
ロール・オーバー・ベートーヴェンは、べガース・バンケットさんが、ストーンズバージョンを演奏したが、ストーンズの方が、原曲に忠実で、ビートルズは、なんちゃって化している様子がよくわかった。

ということで、欲張りな企画だったが、楽しめた。
コメント
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