かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

富士登山2日目

2023年08月02日 | Other Eastern Japan


いよいよ本日は、富士山頂を目指す。
まずは、7合5勺にある砂走館からのご来光。
雨も上がり、雲も少なく、絶好のご来光日和?
ご来光前の富士山の様子。



見事期待に応えてくれた。
左下の雲海は、山中湖。
伊豆半島の方も、雲海が多かったが、関東から、静岡県が一望にできる。
絶景とはこのこと?



朝食は、ハムエッグ定食、豚汁付き。
文句なし。



さて、いよいよ登頂開始。
見ての通り、だんだんと坂が急になる。
手前でも、結構急なのだが。



拡大したらみなとみらいも?



これは、愛鷹山方向。
とにかくどちらを見ても絶景だ。
愛鷹山は、いい山だが、周りにいい山がありすぎて、粗末に扱われているとガイドさんが、嘆いていた。
やはり、整備状況が悪いと、登山客の足も遠のいてしまう。



昨日登った宝永山とそれに連なる二ツ塚(双子山)。
奥に見えるのが、自衛隊の演習場。
こう見ると、かなり大きい。



ここが目指す頂上付近。
なかなか距離が縮まらない。



赤色がかった石が転がっていて、歩きにくいことこの上ない。
落石注意で、慎重に足を進めることも大事。
霧が、出たり晴れたり、天気がころころ変わる。



やっと頂上が見えてきた。
あの鳥居をくぐればゴール。



頂上には、浅間神社の奥宮がある。
高級(山小屋値段)御朱印をゲット。
隣の郵便局では、さまざまなデザインの登山証明書をいただける。
夜景の富士山デザインの証明書をゲット。



本当の頂上の剣が峰。
時間の関係で、ここで、ステイチーム、剣が峰チーム、お鉢めぐりチームの3班にわかれ、私は、お鉢めぐりチームへ。



剣が峰は、お鉢めぐりコースの横にあるのだが、人気スポットで、行列になっており、記念撮影のため、長居をする人が多く、時間がかかるのだという。
最後の数十メートルの坂も結構なもの。
ちなみに、今回は、高山病は全く問題なかった。
深呼吸を意識して続けることが大切で、夜中に高山病を発症する人が多いのは、睡眠中に通常の呼吸をして、酸素不足になることが原因とのこと。
チベット行った時は、たいへんだったが、その後のマウナケアや、九寨溝では、なんともなかった。
たぶん慣れる前に寝てしまうのが、最悪。



山梨県側に行くと、南アルプスが広がる。
右下に見えるのは、精進湖。
やはり、富士山頂上まで来たら、お鉢めぐりはマストではないか。



北口登山道の近くにある久須志神社。
ここでも、山小屋料金の御朱印ゲット。
吉田ルートから登ってくる人が、次々にゴールしてくる。



速足で回ったら、結局所要時間48分。
ガイドさんの記録でもあったそうな。



剣が峰の反対側から火口を臨む。
ダイナミックだ。



箱根も雲がとれて、芦ノ湖と、大涌谷がはっきりと見えた。
これで、房総半島、三浦半島、伊豆半島、全てが見渡せた。



登頂後は、砂走館に戻って、置いていった荷物をピックアップ。
ランチに、800円のカップヌードルをいただいた。
そして、最後の難関、大砂走へ。 
ここも途中で、動けなくなってしまうと、救助になってしまうということで、富士宮チームと、大砂走チームに分かれた。
私は、大砂走チームだったが、富士宮チームの内2名は、結局立ち往生してしまったらしく、一緒に帰ることはできなかった。



とにかく延々と、この結構急なだらだら坂が続く。
特徴的なのは、砂利とも砂ともつかないふかふかの道で、一歩進む毎に、数十cm滑ってしまう。
大砂走というほどでもないが、大すべり歩きという感じ。
滑るのに身を任せという感じだが、転ばないように、踏ん張りながらということで、足の負担が大きい。
幸い膝は大丈夫だったが、太ももが、その前に登山したこともあり、パンパンになってしまった。



ここも、霧が出たり、晴れたりだったが、霧が晴れると眼下に御殿場が広がる。
考えてみると、今回のルートは、まさにプリンスルートそのままだった。
来た道を見上げているとこんな感じで、富士山頂上から、2,400mを一気に降りてきたことになる。
所要時間は、登りより、全然短いが、足への負担は大きい。



富士宮チームの到着が大幅に遅れるということで、大石茶屋で、時間つぶし。
のどかな山小屋だが、レストランから、土産物屋から、宿泊所から、フルスペック。
お土産時間がとれなくなりそうだったので、ここでゲットしたが、正解だった。
温泉の時間を45分に短縮したにも関わらず、到着時間は、1時間半ほど遅れた。
ただ、これでも、よくそれで収まったなという感じ。



大石茶屋から見上げた富士山。
数時間前、頂上にいたことが信じられない。

ということで、念願の富士山登頂を果たした1日。
一生の思い出になること、間違いなし!
コメント
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