かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

A Salute To Lew Grade Concert Programme

2023年08月12日 | The Beatles
今日は、好天(暑いけど)。
終日雑事。
ずいぶん片付いた?
台風が、ちょっと西にずれそうで、東海、近畿の方々には申し訳ないけど、ちょっと息つける?



とんでもない珍品をゲット。
1975年4月18日に開催され、1975年6月12日に、ABC系列で放送された、Lew Grade氏をお祝いするコンサートのパンフレットだ。
プログラムというより、Lou Gradeさんへの祝辞の綴りという感じ。
Lew Grade さんのことは知らなかったのだが、1906年にロシアで生まれ、イギリスに移り、芸能人となったが、その後、メディア界の重鎮となり、1998年に亡くなった。



表紙は、エンボス加工で、見にくいが、内表紙はこんな感じ。



Julie Andrews、Tom Jones、Peter Sellers、John Lennon etc.など、豪華な出演者群。
YOUTUBEで、映像が見れるが、客席の方も豪華だ。
たぶん、お祝いに駆け付けた関係者たちということなのだろう。

John Lennon は、アコギ片手に、Slipppin’ and Sliding と、Imagine を歌っている。
バックミュージシャンが風変りなお面をつけているので、映像を覚えておられる方も多いだろう。
一般的には、音源が、オフィシャルにリリースもされている、エルトン・ジョンへの飛び入り参加が、ジョンの最後の公開パフィーマンスと言われるが、1974年11月28日のことで、本ライブは、その半年以上も後のことだ。



この方が、Sir Lew Gradeさん。
凄い経歴だが、中に、ATV Musicやら、Northern Songsの名もあり、Beatlesの楽曲の著作権ビジネスにも関係があったのかもしれない。



その後、祝辞が続き、フィリップ皇太子や、ウィルソン首相や、駐米英大使やなど、早々たるメンバー。
そして、Grade 氏の、経歴を示す写真が続く。
最初は、コメディアンっぽい写真だが、途中から、王室や、政財界の人々との写真が増えてくる。
そして、本ページは、芸能人たちとの写真。
まさに、政財界、メディア界のドン的な存在だったのだろう。



その後、テレビ会社や、音楽会社や、映画会社など、ビジネス関係の祝辞が続くが、そこにジョンのLENNON MUSICの1頁がある。
なかなかいいセンス。
他の祝辞は、文字だけだったり、とりあえず、広告出しましたよ的なのも多い。
UEMURA  BANJIROという名が載っていたので、調べてみたら、たぶん東北新社創設者の植村伴次郎氏と思われる。
ビジネス上の付き合いがあったのだろう。

ということで、ジョンの最後のパフォーマンスのパンフレットがゲットできた。
その後、主夫となり、Doubule Fantasyで復活し、復活コンサートを企画している中、命を落としてしまった。
残念至極。
コメント
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