年末の、カンボジアの話も、そろそろ終わらせないと。
トンレサップ湖の後は、シェムリアップに戻って、オールドマーケットへ。
オールドマーケットを訪れるのは、初めて。
中は、こんな感じで、アジアでよく見るタイプ。こちらは、野菜コーナー。
こちらは、果物コーナー。安くてうまい!
こちらは、お米コーナー。いろんな種類のお米が、安価で売られている。
こちらは、香辛料コーナー。パック売りで、近代的?
ここは、漬物コーナー。
近くには、シェムリアップ川が流れる。綺麗に整備されつつあるだけでなく、湖に近い方は、拡張工事がなされ、洪水対策が進められている。
昼は、洒落たフランスレストラン。今回の食事で、一番よかった?
オールドマーケットでゲットしたアプサラのレリーフ。
一流店で売られているものと見分けがつかず、値段は安い。横流し品なのか、やはりどこかが安物なのか。
そう言えば、ツアーで連れて行かれた立派なブランド土産物店で、どうどうと偽物が売られていた。この辺は、やはり亜細亜だ。
橘玲さんの、講演。ほとんど、表に顔を見せないかただけあって、満員。
本人の弁によれば、生涯2回目の講演という。
本は数冊読んでいて、最新刊の「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」については、本ブログでも取り上げた。
本講演は、その最新刊をベースによるもので、演題は、「日本国破産の資産運用戦略」。
筆者は、最新刊を「国家破産は浮ュない」という題にしようとしたが、出版社の勧めで、ちょっと刺激的な本名にしたという。
講演の8割は、本書の内容のサマリー。筆者だからあたり前だが、極めてクリヤーに、簡潔に解説いただいた。
そして、その後、黒田新日銀総裁のバズーガ砲により、大きくマーケットが変わったので、アベノミクスに対する見方の説明があった。
橘氏の資産運用法は、基本的には、マクシミン戦略。つまり、最悪の事態(ミニ)を想定して、最善の対策(マックス)を考える。
その立場からいえば、今の相場は、完全に行き過ぎ。
為替は、今の超円高と言われたレベルでも、インフレ率を考えれば、妥当な水準だったので、今は、超円安。これが通常レベルに戻るとすれば、円高に戻るか、インフレになるか。
株高も、PERで見れば、明らかに行き過ぎ。これが是正されるとすれば、やはり株安に戻るか、企業の収益が上がるかだ。
アベノミクスについても、基本的には、懐疑的。
つまりマネタリーベースを増やしても、マネーサプライが増えなければ、好景気にはつながらない。今まで避けてきた、非伝統的金融戦略である長期国債購入、日本株ETF、REIT購入も、同じく、どう効果が上がるかは、未知。
ということで、アベノミクスが成功するかは、五分五分だが、比較的短期(数年)で、その結果は明らかになる。その際、円高・株安で破綻する可能性を踏まえた、リスクヘッジ策も考えておいた方がいいのかもしれない。
質疑応答の時間もあったが、いつもにも増して、的確な質疑応答がなされたのには、感心した。
橘さんが、この道に入ったのは、金儲けが目的ではなく、金融市場、社会の仕組みに興味を持ち、勉強するうちに、その知識を共有したいと感じたからという。
人生を楽しめる程度の、経済的インフラは、欲しいと説く。
橘氏は、ミステリアスなイメージだったが、自然体で、ひじょうに好感の持てる人物だった。
ということで、有意義な講演だった。
我々世代にとっては、やっぱりウルトラQが、怪獣物の元祖。
その完全復刻版が出たと聞いては、黙ってわけにはいかないということで、早速GET。
予約制だったから、結構レアかもしれない。
テレビ絵本が4冊。ゴメスvsリトラの巻(バラゴンのプラモデルの宣伝付)、スダールの巻(丸出だめ夫の宣伝付)、ガラモンの巻(ひょっこりひょうたん島の宣伝付)、パゴスの巻(ウルトラQシリーズのプラモデルの宣伝付)。
”ぼくら”と”少年マガジン”のウルトラQの読み物総集編本。
ウルトラQの番宣ハガキ。
ウルトラQ怪獣ブロマイド(トドラ、ケムール星人、ガメロン×2、ゴロー、ガラモン、ペギラ、パゴス、ゴーガ、ゴルゴス)。
作る方も作る方。GETする方もGETする方。
ちなみに、幼少の頃、お小遣いの少なかった私の記憶にあるのは、少年マガジンの特集記事の一部だけ(とほほ)。
限りない夢があった時代だった。日本にも私にも。
前回も、鍾乳洞に寄った。今回も。同じ鍾乳洞かは、チェックしていないが、一つ日本の鍾乳洞と大きく異なるのは、その照明。この違和感は、前回の時から、変わらない。
規模は、日本で見られるものよりも、大きいと思うが、海の中にあるため、鍾乳洞の中を流れる神秘的な川や湖といった光景は、少ない。
ガイドさんは、あの鍾乳石は、何々に似ているとか説明していたが、人間が後からつけたこじつけを一所懸命覚えてもしょうがないので、その光景のみをご紹介。
鍾乳洞のある島には、しっかりした船着き場がある。
島についたら、いきなり急階段で、焦ったが、すぐ鍾乳洞の入口があり、別世界が広がる。ちょっと、涼しい。
本来の鍾乳洞の色はどこ?
天井が、高い。
この辺りは、圧巻。
奥も深い。
鍾乳石の柱が、何本も。
巨大な空間になっている。左下の鍾乳石の説明は、流石に覚えている。
このような空間が、まだまだたくさん発見されずに、隠れているのだろう。
出たところから、船着き場を、見下ろしてみた。
左の波止場に着いて、右の波止場から出ていく。
これが、この島の鍾乳洞の地図らしい。鍾乳洞が、蟻の巣のような迷路になっている。この内、どれだけを見たんだ?
翌日は、隣のハイフォンという町のゴルフ場で、ゴルフ。韓国資本である現代が作ったコンプレックスで、ゴルフ場、ホテル、コンド、サービスアパート、テニスコート、プールなどが、セットになっている。便利だが、値段は、結構高くてびっくり。ハノイから、数時間かかる田舎町だ。
貸しクラブで、スコアは、とんでもなかったが(特に、パターが重いのには参った)、一人に一人、キャディがつくのは嬉しい。言葉が通じず、頼りにもならないのだが、みな一所懸命である。
ということで、束の間のベトナムを満喫。
今日は、雨の中ゴルフだった。
普通だったら、キャンセルするところなのだけど、公式競技会で、休み続けると、入賞権利が無くなってしまうので、雨天決行。
午前中は、散々。ワースト記録を更新。手袋を、4回変えたが、それでも、ぐちゃぐちゃで、しっかり打てない。本当に、絶不調になった。
午後も心配したのだが、雨も上がり、普通の状態にまでは戻した。やはり、コンディションの悪い時には、辞めた方がいい。
流石に、皆も、悪かったみたいだ。
先週のベトナムで、ハロン湾に行ったので、2回に分けてご紹介。
ハロン湾は、2回目なのだが、たぶん石灰質の島が浸食されて、不思議な景観が広がる。
昔の人は、この景観を龍にたとえたという。漢字表記は、下龍湾。
大小3000以上の島があるというから、松島を断然上回る。
元をやっつけたのも、ここだし、この島は、海賊の隠れ家になっていた。この前読んだ本で、ここで、ベトナムが元をやっつけたことで、日本の元寇も2回で済んだと分析していた。
タイのプーケットにも似たような島々があるが、桂林から続く石灰岩の地層らしい。
ホテルから、ハロン湾はすぐそこだが、ずっと奥の方まで、島々は続いている。
前回行ったのは、もう11年前になるが、その時は、霞がかかっているようでよく見えなかった。今回は、綺麗に見えた。
船着き場に到着。前より、全然立派になっていてびっくり。
本格的な観光に入る前に、腹ごしらえ。でかい蝦蛄、毛の生えたギザギザの貝、わたり蟹みたいな蟹、普通の海老、中途半端な大きさの大量のゆでイカ、大きな魚などなど、海の幸を満喫。
これは、最高。
ビールは、タイガー(シンガポールのビール)。
シンガポールから出張に来たときは、いつも333(バーバーバー)を飲んでいたが、今や、タイガービールの方が圧倒的に人気があるという。味が濃くて、おいしい。
そういえば、サントリーさんが、ベトナムにビール工場を作ったと言っていた。ビールは新鮮さが命だから、人気が出るだろう。
いよいよ島々が、目の前に迫ってきた。
観光船の数もやたらに多いが、基本的には、貸切。こんな大きな船でも、数人しか乗っていないことがある。
水上生活者の家々?も見れる。
海は、鏡のように静か。すばらしい、光景だ。
島々が重なると、つながっているように見える。
360度、島々だから、切りがないのだが、船の屋上からの眺めは、格別。日焼けに注意!
松島みたいに、目立った島には、名前がつけられているのだが、あまりの島の多さに、ただ茫然。
これだけは、ハロン湾に来たら、誰もが寄る島。前回来たのも覚えている。鶏がキスしているように見えるので、特に、若いカップルに人気があるという。
実は、違った方向から見ると、ゴリラの顔にも見えるというから、表面に、騙されてはいけない?