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春らしい、陽気になってきた。庭の花も、この通り。
今日もゴルフだった。天気予報では、絶好のゴルフ日和となるはずだったが、すごい風で、特に、午後は凄く、グリーン上のボールも、ころころ動き出す始末。ということで、スコアもいまいち伸びず。でも、メタメタでもなかった。
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また、中山さんの本を買ってしまった。まだ、先日出たばかりのものを、本屋で偶然見つけた。
段々、二番煎じ的な箇所も目についてくるが(今回で言えば、Let It Be のルーフトップコンサートには、前例があったなど)、なるほどね!と唸らせる逸話もちゃんとちりばめてあり、気楽に楽しめる。
平易には、書かれているが、そこそこ知識のある中級者以上向けと言えるだろう。
今回は、昨年デビュー50周年のビートルズと、今年デビュー50周年のストーンズの絡みを中心に分析。
切り口の勝利か。
ビートルズを、オーディションで、蹴ったとして有名になったデッカのディックロウは、ストーンズをゲット。これは、ビートルズを落としたことが、遠因になっている。対抗馬を、必至に探していたのだ。そこに、アンドリューオールダムという、ブライアンエプスタインの下で働いた、ビートルズとストーンズを結び付けた、陰の男がいたのだという。
ビートルズを巡るドラマは、どんどん増殖中!
ビートルズとストーンズが、初めて会ったのが、63年4月14日というから、まさにちょうど50年前!出来過ぎ!
そして、ストーンズの2曲目のシングルを、ビートルズは、提供することになる。本書によれは、そのきっかけを作ったのも、アンドリューオールダム。ストーンズの初期の成功の功労者だったのだ。
60年代半ば、ビートルズと、ストーンズが、同じステージに立ったことがあるのだという。映像が残っていないため、これも話題にのぼることが少ない史実だ。
そして、ビートルズとストーンズが、追いつ追われつの展開を始める。
サージェントと、サタニックは、似ているのは、明らかで、当時から、ストーンズは物まねとして、非難されたが、ジャケットの撮影者が、いっしょ。そりゃ、似るよね。びっくり。
もっとびっくりは、Let It Be を撮影したマイケル・リンゼイ・ホッグは、オーソンウエルズの隠し子で、同じく彼が制作したロックンロールサーカスは、マジカルミステリーツアーのストーンズ版を狙ったのだという。ずいぶん雰囲気が違うが、最初は、いろいろロケを考えていたが、なかなか実現せず、サーカススタイルに落ち着いたのだという。
そんなこんなの話がてんこ盛りで、ストーンズファン、ビートルズファンには、お勧めできる本。
一般の音楽好きの方々には、???かもしれない。