
今朝、ベトナムから帰国。某キャリアは、ベトナムでのローミングがない!!!
ということで、更新ができなかった。
南国から、この寒さは、ちときつい。
ベトナムの話は、後日、簡単に。
これは、ホテルの目の前にあった、ゴルフ場。

全然違うけど、帰国したら、立派な賞品が届いていた。既報の優勝トロフィだった。生涯、こんな立派なトロフィ、もらったことあったかな?
四川で大地震があったという。2年弱前に行った時、まだ前回の大地震の復旧中だった。日本も、今度数十年は、このような状況が続くことを前提として、施策を考えていかなければならないのだろう。

今日、朝、ベトナムから(ほとんど寝れないまま)帰国し、昼寝してはまずいので、ちょっと横浜に出た。
今日スタートの、神奈川近代文学館の”井上ひさし展”を見に行った。今日、初日で、結構な人出。
神奈川には、多数の文人がいらっしゃったが、その中で、鎌倉は一番。井上さんも、20年ぐらい、鎌倉に住まわれた。
展示を見て思うのは、井上さんが、ユートピアをずっと描き続けてきたこと。原爆投下や、チェルノブイリ事故、公害問題をずっと見続けてきて、ちなんだ作品も作ってきた。
この3.11が、世の中を変えるのか。今のところ、変えるインパクトはあったように見えるが。あのような大きな犠牲を払わないと、世の中は、変わらないのか?
我々世代から見ると、井上さんは、ひょっこりひょうたん島を作った人というイメージがあるが、実は、処女作に近い作品だったようだ。
その後、すばらしい作品、舞台などを作っていかれるのだが、そのための努力など、途方もないものであったことがわかる。本当に、気の遠くなるような努力の上に、井上さんの作品は、成り立っていたのだ。いつも、ニコニコしているおじさんというイメージがあったのだけど。
”青葉繁れる”、”吉里吉里人”など、よく読んだが、特に後者に関する展示は多い。東北出身の者にとっても、うれしい展示。首都圏に出ても、井上さんは、東北を忘れなかった。
ということで、常に笑顔のイメージだが、とんでもない努力の人であったことがわかる、しっかりした展示だと思う。
私など、宮城県出身で、今横浜に住んでいるということで、ひじょうにシンパシーがあるのだが、そうでなくても、文学、舞台に興味のある方は、是非訪れてほしい。回りには、横浜の観光名所が目白押しだし。