今日は、予定のクルーズが、キャンセルになって、会食に。
場所は、東京フォーラムだったが、こんなところに(7F!)、レストランがあったとは知らなかった。
この、無駄なスペースを、芸術と捉えなくては、建築家にはなれない?
せっかく、休日に東京に出てきたので、隣の三菱一号館美術館で開催されている”奇跡のクラークコレクション”展に行ってきた。
いつも東京駅側から行ってたので、有楽町側から見るとこんな感じ。
東京駅もそうだが、このようなスペースを、東京ど真ん中に残してくれたことに感謝である。
”奇跡のクラークコレクション”展の方は、期待通り。クラーク氏は、シンガーミシンが絶好調の時代の経営者だったそうだが、人気の印象派の絵を収集した。20世紀前半の頃のことだ。
並の財力ではない。特に、ルノアールは凄い。
収集品は、ほとんど外に出ないため、ボストン郊外にあるクラーク美術館に行かない限り見れない逸品揃いだ。初来日の作品も多い。
シスレー、ドガ、ピサロ、コロー、ロートレックなどの絵もあるが、これが??という意表を突く作品も多い。オーソドックスな彼らの絵を期待していくとびっくりするかもしれないが、逆に、彼らの違う作風も見れて、興味深い。
我々が、いかに彼らの代表作のイメージに捉われていたかがわかる。彼らも、いろんな作品に挑戦していたのだ。
印象派に興味のある人は、是非訪れてみて欲しい展覧会だった。