かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Beatles from A to ZED

2020年05月26日 | The Beatles

緊急事態宣言がようやく解除になった。
とはいえ、恐る恐る活動開始というところか。
個人的には、スポーツジムと、ライブハウスをまずどうにかして欲しい。



Peter Asherさんのサインをゲット。
前回の来日の時、直接いただいていたから、重複してしまうのだが、著作本の方にも興味があったので、ゲット。
2019年に出たばかりの新著。

ビートルズに関わるエピソードをAからアルファベット順に紹介している。
妹が、ポールの恋人だった縁もあり、彼自身が同じミュージシャン、芸術家だったこともあり(ヒット曲を持てたのは、ビートルズのおかげ?)、インサイダーによる随筆のような感じ。
基本ミュージシャンだけあって、ビートルズや、関連する楽曲に対する話が多い。



サインは、こんな感じ。
ビートルズの本にいただいたサインということで、よかったかな?
前は、ご自身のCDへのサインだったから。

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益田洋さん

2020年05月25日 | The Beatles


11月9日に、益田洋さんのトークショーに行った話は、した。
いろいろ話を聴いていたら、歳は、同じで、行かれていた高校が、私の次男の通っていた高校とわかった。次男は、普通に大学に行ったのだが、益田さんは、その後、あのバークリーに進まれたようだ。我々の世代で何と勇敢なことか。
それからギター人生。
アメリカを放浪されたこともあるそうで。

トークショーでは、70年代のヒット洋楽を中心に、ギター演奏するという企画だったのだが、そこで販売されたCDの中には、ビートルズのみのものや、ジョージのみのものもあり、一番オーソドックスそうなものをゲット。

益田さん自身のアレンジで、ビートルズのヒット曲が、15曲収められている。
ギター一本の演奏だから、落ち着いて、リラックスして聞ける。
とにかくギター一本で、ボーカル、ギター、ベースを弾くわけだから、たいへん。
そのアレンジの見事さと、演奏技法の高さに舌を巻く。
選曲もユニークで、普通Her Majestyなんかやるだろうか?
解散後の曲も入っていて、Another Dayは、ギター向きの曲でもあり、良かったかな。



サインもいただいた。
サインの行列が長くなって、こんなの初めてと、益田さんも喜ばれていた。
2008年、約2週間かけて、録音されたらしい。
今は、YOUTUBE中心にご活躍されている。
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テレトークイベント

2020年05月24日 | The Beatles



昨日は、ボブディランの79歳の誕生日の前日にちなんだ?トークショー。
今日は、ゲット・バック・ネイキッド発売記念のトークショーだった。

ボブディラン生誕祭の方は、和久井さんと、さえきさんが、メインで、ソニーミュージックのディラン担当だったお二人が、テレ参加。
まぁ、深い話ばかりだったが、ディランの変人ぶりが浮き彫りになった?

ディランは、近年、延々とコンサート活動を行っているが、スケジュールはすべて隠密。
共演者とも、ステージで会う以外は、別行動。
ソニーミュージックの担当者も一人は会えてなく、一人は、15秒だけ会えたという。

今度出る新アルバムの情報も、すべて寸前まで伏せられていて、担当者泣かせ。
曲名もコード名でしかわからない。
発売が決まっても、歌詞は公開されず、聞き取りでやるしかない。

曲がチャックベリーの曲とそっくりだとか、バングラデッシュのコンサートでジーンズ姿で出てきたのは、当時、白いスーツで出るのが流行りだったからあえてさからたっとか、ウッドストックに出る自信がなくて、ワイト島コンサートに出たとか、面白話満載。
楽しかった。



今日のは、前回ご紹介したゲット・バック・ネイキッドを著したお二人のトークイベント。
例のCD83枚組の音源の話題が中心になった。
この83枚組でも完全ではなく、他の音源、既存の解釈本等を参考に書き直したという。
藤本さんとのキャッチボールで、さらに内容が深まった。
まさにそうだと思う。

当時の4人が、結構政治的思考が強かったこと、ジョージがスルーされっぱなしだったが、一時離脱後発言力が増したこと、ジョンも、後半良くなったこと、ポールが校長先生みたいだったことなど、ずっと会話を聞いた人ならではの感想が聴けた。
最初のスタジオの環境が、悪かったのが、これらの原因だったか。

いろんなアイデアが出るのだが、解散後の4人の作品や、行動に反映されたことが多いのも発見。ソロでの作品もセッションで多く取り上げられていたのは、ご存じの通り。
マイケルリンセイホッグの言葉使いがお姉言葉に聞こえるのは、当時の業界人の風潮だったらしい。
ヨーコ、リンダ、マイケルは、ニューヨークの最新アートシーンを知っているアーティストとして、1枚上扱いだったらしい。
特に、マイケルは、ユニークで、舞台監督や、俳優もやっていたそうで、それが、4人に気に入られた理由なのだろう。

Two of Us の映画は、見たことがないが、普通に見ると、全然面白くないが、ゲット・バック・セッションを聴いた後見ると、パクリ満載だそうだ。
この辺も新発見。

Let It Be の字幕で、解散するのはつらいだろうが、という通行人のセリフが出てくるが、これは、Crackingという言葉を使っているそうで、これは、ひび割れたという意味ではなく、当時のイギリス英語で、すばらしいという意味だったそうだ。
これは、今日のイベントで、一番驚いた発見。
翻訳の理解度の重要性を、思い知った。
私も映画を見てて、おやっとは思っていた。



最後に驚いたのは、本の表紙。
カバー写真の後ろに隠れているのは、この当日のパノラマ写真。
このインパクトは大きい!

楽しい2つのトーク・イベントだった。

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怪獣画報

2020年05月23日 | TV Program


今日は、天気予報は、悪かったが、結果的にはいい天気になった。
朝方の富士山もきれい。
明日からは、初夏が戻るらしい。



最近、fbで自分の好きな7冊をあげるのが流行っている。私は、ベタなものしかあげられないので、参加していないのだが、こどもの頃読んだ本で、記憶に刻まれている本をあげる人が多い。
そういった意味で、本書は、私だったら、あげるかもしれない。

子供の頃、このような本を読み漁っていて、自分で図鑑を作ったりしていた。
そういった意味では、小学館の図鑑シリーズも愛読書だったのだが。
ただ、似たような本がたくさん出ていて、見ていたのが、本書であったのか確証がない。
例えば、怪獣の解剖図みたいのも見た記憶があるのだが、本書にはそれがないので、本書以外の似たような本も読んでいたことは確実だ。

ただ、本書は、円谷英二監修で、著者は大伴昌司氏で、保守本流であることは間違いない。
元の本は1966年12月に320円で出ていたようで、本書は、2012年に出た復刻版の第三版。
2,667円+税だが、今の初任給が当時の10倍ぐらいとすれば、当時の感覚とあまり変わりないのかもしれない。ということは、結構高価な本であったということだ。



1966年12月というと、ウルトラマンの時代になるが(私は、小2)本書でも、ウルトラマンに出た怪獣まで、カバーされているが、まだ放送中で、すべてではない。ただ有名どころはかなりカバーされている。

本書でユニークなのは、前半が、地球で今も生きている怪獣(噂的なものがほとんどだが)と、生きていた怪獣で、占められていて、ウルトラ怪獣たちは、その延長線上にあり、後半に出てくる。
つまりウルトラ怪獣たちは、ブラウン管の中の作り物ではなく、実際にいた恐竜たち、また目撃されたとされるネッシーなど(実在するコモドオオトカゲや、シーラカンスも紹介されている)と並列に語られる存在なのだ。

最後のコーナーが画報の名にふさわしく、ウルトラ怪獣たちの戦う姿を描いた絵なのだが、実際放映されて絵に近いものから、まったく放映されたものとは違うものまで、自由気ままに描かれている。子供たちは、これらの絵を参考に、自分で、勝手に怪獣たちの絵を描いていたように記憶する。
ただ、それが、想像力、発想力の増進につながったと考えていいのではないだろうか?

最後の方に魔神バンダーの秘密という見開きのコーナーがあるのだが、全然知らなかったので、調べたら、1969年に、3カ月のみ放送されたもので、かつ円谷プロではなく、ニッサンプロというところが作った番組らしい。当時の読者はどう捉えたのだろうか。

こどもの頃夢見た世界を具現化してくれた貴重な1冊。
復刻してくれた秋田書店さんにも拍手。



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怪奇大作戦の挑戦

2020年05月22日 | TV Program


1年ぐらい前に出ていた本だが、ようやく読んだ。
Q、マン、セブンと来て、4作目だが、期待に応える充実度。
特に、怪獣ものから、新たな展開を模索する円谷プロ、放送局の思惑が交差する様子がスリリングだ。
セブンに終わりが見えてきた頃、フジでのマイティジャックが大はずれ(私は見ていないかったので、DVDを注文してしまった)。そして、怪獣ものはピークを過ぎたということで、より大人向け、ホラーに近いものということで、タケダアワーに怪奇大作戦的なコンセプトが出てくる。
しかし、放送局、円谷プロ、製作者の意見、ベクトルがなかなか合わず、大混乱、ドタバタになる。
その上、円谷プロは、従来作品に制作コストをかけすぎて、大赤字。東宝の傘下となり、その自由度も奪われていく。

そういえば、この前NHKで、同時代に制作された2001年宇宙の旅の制作秘話の番組があったが、あれには、とてもじゃないけどかなわない。
映像の作り方、セットの作り方、全てが破格で、びっくりした。CGのない時代にあの映像をどうやって作り出したのか、考えたこともなかったが。

怪奇大作戦の方は、その出来は、凸凹あるものの、一つの画期となる番組になった。
ブレーンストーミングから解決策を見つける方法と似ているか。
しかし、怪獣ものの時代、光を放った金城さんは、路線が合わず、退社して、沖縄に帰る。
円谷英二も健康を害し、結局、怪奇大作戦で、円谷プロの第一次黄金期は終わりを告げることになった。

確かに、自分を振り返ってみても、セブンの後は、スャRンものや、妖怪漫画ばかり見ていて、あまり特撮を見なくなっていった。
マイティジャックの裏が巨人戦で、怪奇大作戦の裏が、柔道一直線だったというから、やはり厳しかった(それでも20%前後の視聴率は確保していたというからすごい)。
その後恐阜?場アンバランスが作られるが、アダルト向きということで、しばらくお蔵入りに。

一方、ウルトラマン再放送や、かつての映像を使ったウルトラファイト(こちらは見ていた記憶がある)という低予算番組が、結構ヒットし、息を吹き返した円谷プロは、帰ってきたウルトラマン(当時、ウルトラマンジャックという名はなかった)で、第二次怪獣ブームを巻き起こすこととなる。

まさに、私の子供時代とシンクロした本で、これだけ、いろんな逸話を掘り起こし、読みやすくまとめてくれている白石さん(私より年齢は2歳若いらしい)に拍手。
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