今日も、一宮神社を二社参拝。
最初は、大鳥神社。
阪和線の鳳駅から、歩いて10分のところにある。
百舌鳥古墳群からも近い。
拝殿は、見事な檜皮葺。
大鳥造という、風格のある建物だ。
ただ傷みも激しいようで、寄進集めの最中のようだった。
元は、ヤマトタケルノミコトご、白鳥になって飛来した場所とされる。
大鳥連の祖神を祀った地でもあるらしい。
平清盛親子が戦勝祈願をしたという話も伝わる。
根上がりの楠。
縁起がいい。
何と言う桜か?
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。
横浜、千葉、秩父、ここと、ヤマトタケルノミコト伝説の残るところが続いているが、ヤマト朝廷が、日本を統一していった姿が投影された伝説なのだろう。
鳳小学校の卒業記念の絵。
毎年秋に、鳳だんじり祭が開催されるという。
ということで、なかなか風格のある一宮だった。
次に訪れたのは、大阪のど真ん中、本町駅近くにある坐摩神社。
イカスリ神社と読む。
神功皇后が、新羅より帰還の際に奉祀したのが起源とする説と、仁徳天皇ご、難波高津宮を皇居にしてい時祀ったのが起源という説があるらしいが、少なくとの平安時代には、朝廷と深い関係があったことが、わかっている。
今の地には、豊臣秀吉が移したそうだ。
旧社地を再建するプロジェクトもあるようだった。
何でこのような名前なのか、わからないが、祭神は、5柱で、その総称が、坐摩の神なのだそうだ。
宮域を守護する神とされる。
こちらの桜は満開。
上方落語寄席発祥の地とされ、当時の桂三枝さんが、石碑を建立していた。
裏に松尾芭蕉の辞世の句を詠ん場所があると案内にあったのて行ってみたが、お寺な敷地内のようで、見つからず。
坐摩神社の横に陶器神社を見つけた。
陶器問屋の守護神だそうだ。
まさに商売の街?
大阪に住んでいる人も意外と知らない穴場スポットかもしれない。
と言うことで、いい気候の中、清々しい1日。