横浜市歴史博物館は、センター北駅隣にある。
横浜の仏像展をやっていたので、初めて訪れた。
駅前ですばらしい場所にあるが、横浜の南の方からだと、ちょっと距離はある。
横浜の仏像手展は、横浜各地に残る仏像を集めて展示してくれている。
写真撮影は、本仏像のみ可だったが、中で展示されている仏像は、普段見られないものも多く、すばらしい企画だった。
何と、わが町のお寺の仏像も展示されており、平安時代のものだそうだ。
最も古いものは、飛鳥時代のもの。
仏師は、都の技術を学んだ上で、当地で仏像造りを行ったらしい。
個性が強いものと、奈良京都の仏像とそっくりなものと、その表情は、様々。
このような企画はあまりないので、ご興味のある方は、是非。
今回初めて行ったので、常設展の方も。
幅広い層に見やすいように、コンパクトに、わかりやすい展示になっていた。
縄文弥生時代から、当地と日本各地と、様々な交流があったことが説明される。
黒曜石も各地から運ばれたが、やはり神津島からのものが一番多いそうだ。
今の横浜のほとんどの部分は、海の中だった。
ユニークな埴輪も多く発掘されている。
鉄製武具も、量は多くないが出土している。
鎌倉時代当時の幹線道路。
今の鎌倉街道は、下の道に近いようだ。
昨年もお世話になった田中屋さんの元の桜屋さんの模型。
広重の浮世絵を参考に復元したようだ。
明治に入り、外国人ももてなす大きな料亭に発展する。
吉田新田。
このような大規模な埋め立てが、江戸時代初期に行われたというからすごい。
今の横浜の中央部になる。
明治初期、横浜館というデパートのようなものも作られた。
文明開化の最先端を行く街になった。