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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

プロモーション(PR宣伝)について56

2025-03-14 00:01:00 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 先日、インスタを観ていたらちょっと驚く投稿を見つけました。投稿者は当ブログもチェックしている、元J1川崎の名物スタッフ天野さん。数年前に同じ川崎さんの同僚と独立され、スポーツプロモーションの会社(ツーウィルスポーツ社)を立ち上げ、活躍されています。その会社の公式instagramでした。
 
「この週末はジップアリーナ岡山へ!
 岡山シーガルズさんと大阪マーヴェラスの試合にお邪魔しました。」
㈱ツーウィルスポーツ公式instagram該当ページ:https://www.instagram.com/p/DHAOb5lTNC9/

 えっ、天野さん岡山、しかもジップに来てたの??と驚く。その週末はファジのアウェー戦のPVと、リベッツの試合に行っており、ジップはスルーでした。すれ違いでしたね。もしジップで天野さんを見かけたら、何かしらお声を掛けていたかもしれません(いや、小心者なので、写真を撮ってブログに載せるだけだったのかもしれませんが)。この投稿を見ると、岡山は「さん」が付いて、大阪さんは付いていない。大阪さんとすでに絡んでいるのかなと思ってみたり。天野さん、Vリーグに関わるのかぁとしみじみ思っていたら、それに関するコラムを発見しました。

【一般社団法人SVリーグ(SVL)との 「SVリーグ女子集客推進アドバイザー」業務委託契約締結】
「弊社ツーウィルスポーツ(TWS)は、国内最高峰のバレーボールリーグである大同生命SVリーグを運営する一般社団法人SVリーグ(略称SVL)との「SVリーグ女子集客推進アドバイザー」業務委託契約を締結致しましたので、お知らせ致します。契約締結に伴い、弊社代表の天野春果、恋塚唯がSVLとともに大同生命SV.LEAGUE WOMEN の各チームがさらに地域に愛され、必要とされる存在になるための集客・地域活動のサポートを行います。」

 

Two Wheel Sports

Two Wheel Sports

 

   
【SVリーグ女子は「プロ」として成功できるのか? 集客・地域活動のプロが見据える多大なる可能性】
〔WEリーグ、Wリーグ、SVリーグも苦戦する女子の集客〕
「(ツーウィルスポーツは)2024年12月にはバレーボールのトップリーグ・SVリーグと『女子集客推進アドバイザー』の契約を締結し、集客・地域活動のサポートをすることも決まった。天野、恋塚がこのプロジェクトの担当として、今後クラブと向き合っていくことになる。」
「複数の有力クラブは『企業チーム』または『企業に属した実業団チーム』で試合の演出や運営、集客にはまだ『伸びしろ』が残る。それでも男子は1試合平均の観客数が2929人(※2025年2月時点)で、事前の目標値(2750人)を上回る観客を集めている。一方で女子は平均1094人と苦戦している(目標値は2000人)。」
「女子は現役選手に分かりやすいスターが不在で、『チーム』で客を呼び込むだけの吸引力も持てていない。そもそもサッカーのWEリーグ、バスケのWリーグを見ても女子の集客や事業化は容易でない。」
〔地域スポーツの浸透、女子バレーの熱気を知る原体験〕
「そもそもなぜ『女子バレー』だったのか。実は天野自身が過去に女子バレーと関わりを持っていた。1990年代にワシントン州立大へ留学してスポーツマネジメントを専攻していた彼には、女子バレーとの接点があった。
「自分が通っていた学部は、単位取得のために(チームの)中で働かなければいけないんです。僕がメインに担当していた、任されていたのは女子バレーでした。単位を取得したあとも、面白かったので僕はずっと女子バレーのマネージャーをやらせてもらっていました。』」
〔SVリーグ女子をどのように変革するのか?〕
「2人はまず各地の会場を訪ね、現状把握に務めている。実際の『アクション』が起こるのは5月にシーズンが終わってからだ。
恋塚はこう説明する。
『ホームゲームだけでなく、オフの間に各チームへ訪問して、地域や施設の話をしていけたらと思っています。来季に向けてどう進めるかは、リーグやチームと話します』
天野は直近のアプローチをこう振り返る。
『SVリーグ女子の実行委員幹事会に参加させてもらいました。まだ全クラブを見られていないのですが、今まで行った9チームのホームゲームを見た感想、どういうところが向上のポイントかという話はさせてもらいました。それぞれの事情がありますし、プロモーションに対する興味にも差はあります。でもどこかで成功事例を一つ作れば、他のチームもついてくると思います』
 SVリーグ女子にはすでに独立法人化を済ませ、集客に力を入れているクラブもある。とはいえ専任スタッフの人数や予算にバラつきはあるし、集客への温度差は当然大きい。まずは『その気」があるクラブのチャレンジをTWSがサポートし、その事例を共有した上で横に展開させていく順序になるだろう。」
「「言ってしまえばSVリーグ女子も今は『当たり前のことを当たり前にやる』だけで大きく伸びる段階だ。天野は話を引き取ってこう続ける。 『実際のところ、抑えるポイントは決まっています。ホームタウンの自治体、地元スポンサー、地元メディア、町会、商店街、JC(青年会議所)、PTAと向き合うという、実に当たり前の話です』」
〔「地域と集客」の意味とは? 「プロ」が成り立つ条件〕
「SVリーグには課題もある。男子も含めた話だが『ファミリー層」『ライト層』の来やすい雰囲気を作るところは大切なポイントだろう。そのためには個を推す芸能的なカルチャーから、地域と結びついてクラブ自体が推されるカルチャーへの変容が問われる。現状を見るとSVリーグ男子は女性客比率が4分の3ほどと多く、逆に女子は男性客比率が高い。選手をカメラで撮影するためにコートサイドの高価な席を買うファンは大切なお客だが、地域スポーツを目指すならばもっと広く支持される存在になる必要がある。」
〔天野は「地域と集客」の意味をこう言葉にする。〕
「多く来ることを期待できるのは地域の人たちです。その人たちがお金を落としてくれなかったら、永続的なクラブ経営はできません。集客すなわち需要で、需要のあるクラブとは地域に愛されるクラブです。『地域の人たちに愛される』『地域を自分たちの力で元気にする、笑顔にする』という想いでやって、たくさんの方に来てもらうことが集客です』
エンターテインメント性の向上も重要だ。」
〔女子スポーツのプロとしてモデルケースを〕
「天野は説く。
『需要は勝ち負けだけではありません。「勝っているから」だけでなく「地域に貢献してくれている」「身近にいる」と思ってもらえるような接点作りをクラブとしてやれば、勝敗だけではないところで評価され、価値が上がります』」

 

SVリーグ女子は「プロ」として成功できるのか? 集客・地域活動のプロが見据える多大なる可能性

2024年10月に最初のシーズンが開幕したバレーボールのSVリーグ。注目度の高い選手が集結した男子に比べて、女子の試合の観客席には空席も目立ち、集客の面でやや苦戦が続い...

 

 コラムでは女子バレーの事が語られていましたが、今の課題はバレーに限らず、本当にサッカー、バスケなど共通しているなと感じました。また、天野さんは女子バレーと昔から絡みがあったのですね。SV、Vリーグやシーガルズがフロンターレ化していく事は個人的にうれしいです。コラムには地域への浸透が言われていますが、岡山はできていると思います。今までできていなかったのは他のチームなのでは。でも岡山は来場者数にはつながっていない。そこも課題かも。
 それにしても天野さん、やりますね。サッカーから他のスポーツへどんどん活動が広がっています。今後の展開が楽しみでもあります。ジップアリーナで天野さんを見かけたら、ぜひ声を掛けたいと思います。が、どう声をかけようか。また考えておこう。
㈱ツーウィルスポーツ関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240712
  〃       公式HP:https://tw-sports.co.jp/
  〃       公式X:https://x.com/TwoWheel_Sports
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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がんばれ!ニッポン53

2024-07-03 00:01:21 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 つい最近まで、男女のバレー日本代表が大活躍でした。特に男子代表、ネーションズリーグで何と47年ぶりの銀メダルどうしても長年、バレー代表は女高男低で、男子は世界のパワーに打ち負けているイメージが続いていました。その分、男子が準優勝って、信じられなかったのが本音です。パリ五輪を前に急成長した男子代表。何があったのか知りたいと思い、リスペクトさせていただきました。

「男子は弱い、つまらない」はもう終わり ブラジルに30年ぶり勝利、快進撃続く男子バレー - スポーツナビ

「男子は弱い、つまらない」はもう終わり ブラジルに30年ぶり勝利、快進撃続く男子バレー - スポーツナビ

 男子バレー日本代表の勢いが止まらない。 6月6日に愛知で開幕し、世界を転戦するネーションズリーグ。8戦を終え8連勝で負…

スポーツナビ

 

【「男子は弱い、つまらない」はもう終わり ブラジルに30年ぶり勝利、快進撃続く男子バレー】
「6月6日に愛知で開幕し、世界を転戦するネーションズリーグ。8戦を終え8連勝で負けなし、堂々の首位を走るだけでなく、22日にはバレーボールの強豪と言えば常に誰もがその名を挙げるブラジルから、公式戦で実に30年ぶりとなる勝利を収めた。」
〔スタメンの組織力に加え、完璧な準備をして待つリザーブ〕
「世間の下馬評を覆す“強さ”の理由は何か。組織力だ。誰が出ても、それぞれの役割を完璧に果たす。当たり前のことが、高いレベルでより当たり前にできている。それが現在の男子バレー日本代表の強さといっても過言ではない。」
「集団球技のバレーボールだが、やはり目が向けられがちなのは得点を挙げる選手でありポジション。エースと言われるアウトサイドヒッター、オポジットが注目を浴びることが多く、実際に日本でこのポジションを担う主将の石川祐希はアルゼンチン戦を終えた段階で142点とベストスコアラーランキングで1位と3ポイント差の2位、137点の髙橋藍も3位と具体的な数字が好調さの裏付けをしているのも事実だ。加えて、オポジットも西田有志と宮浦健人がそれぞれの長所を発揮して攻撃の柱となり、ミドルブロッカーの小野寺太志、山内晶大、髙橋健太郎もブロックだけでなくサイドアウトにブレイク、さまざまな局面で攻撃面でも存在感を発揮している。
 そして忘れてはならないのが、そんな彼らを活かすにはどんな強打も正確かつ次のプレーにつなげやすい質のレシーブを提供するリベロの山本智大がいること。そしてそのボールをトスにしてアタッカーが打ちやすい場所に提供するセッターの関田誠大がいること。活躍を数字で示しているのは攻撃陣のみならず、強烈な打球を好レシーブで何度もチャンスを演出した山本はベストディガーランキングで3位、世界中を魅了する攻撃を組み立てる関田はベストセッターランキングで1位。陰の立役者というにはあまりに過分すぎるほどの活躍を見せている2人の存在は、現在の日本男子バレーを語るうえで不可欠だ。
 それぞれのポジションに、まさに日本を代表する選手たちが揃う。なるほど、さすがの組織力と思われるかもしれないが、それだけではない。むしろスタートで出る選手だけでなく、リザーブとしてベンチでいつ出番が来ても己の力、役割を果たすのみ、と完璧な準備をして待つ選手たちの存在も大きい。」

〔海外リーグに参戦する選手も増え、「世界と戦う」ことが明確に〕
「果たすべき役割を理解し、全うすることができる理由。もちろん選手個々の能力の高さはさることながら、チームとしてコンセプトがあり、遂行するために自分は何をすべきか。すべてが明確に描かれ、共有されているからに他ならない。
 そしてもう1つ。「強さ」につながる変化をもたらしたのは、選手たちにとって戦う、目指すべき“世界”が明確に示されたことだ。」
「世界のバレーボールのスタンダードをブラン監督が説き、選手に植え付け、徹底させる。加えて、石川や西田、関田、髙橋藍、宮浦、イタリアやポーランドリーグで戦う選手も増えた。日本のVリーグに所属する選手も、自チームを外国人指導者が指揮することや、所属するチームメイトが世界トップクラスの選手であることもプラスに働き、日々の練習から常に“世界”がリンクした。」

 47年ぶりとか30年ぶりとか、そういう数字が続きます。それくらい急に強くなったという事でしょうか。その要因は海外組が増えた事もあるのかな。石川主将はベストスコアラーランキングで2位、山本選手はベストディガーランキングで3位、関田選手はベストセッターランキングで1位とかすごい順位も出てきます。このコラムでは組織力が大きいと言っています。それぞれのポジションに、まさに日本を代表する選手たちが揃うと。
 そして監督の部分も大きいのかな。世界のスタンダードを説いていたそうですが、そのブラン監督は元フランス代表監督で、優勝こそないものの、幾多の世界大会で準優勝を何度も達成されています。当ブログで大昔から口にしていた「世界を知る」監督。日本人監督ではこうはいきません。ただ、そのブラン監督もパリ五輪までだそうです。もう少しやって欲しかった。

16年ぶり自力五輪切符をもたらした「組織力」 悲願のメダル獲得へ男子バレーが進むべき道 - スポーツナビ

16年ぶり自力五輪切符をもたらした「組織力」 悲願のメダル獲得へ男子バレーが進むべき道 - スポーツナビ

 バレーボールのパリ五輪予選(OQT)が、男子はブラジル、日本、中国の3ヵ国で開催された。日本は序盤のエジプト戦の敗戦で…

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【16年ぶり自力五輪切符をもたらした「組織力」 悲願のメダル獲得へ男子バレーが進むべき道】
「バレーボールのパリ五輪予選(OQT)が、男子はブラジル、日本、中国の3ヵ国で開催された。日本は序盤のエジプト戦の敗戦で窮地に立たされたが、その後のチュニジア、トルコ、セルビア、スロベニアとの4戦をすべてストレートで撃破。グループBの2位を確定させ、北京五輪以来となる16年ぶり自力五輪切符を手にした。」
〔OQTの重圧に歯車が嚙み合わなかった序盤戦〕
「自信を裏付けるのは確かな戦略だ。ブラン監督は相手チームのローテーションや、相手セッター、スパイカーの特徴を細かく分析し、そのデータをもとに守備の戦術を熟考している。選手たちはそのいくつものパターンを繰り返し練習し、頭に叩き込み、体に沁み込ませて試合に臨んでいる。特に日本の戦略の効果が顕著に表れ始めたのが3戦目のチュニジア戦からだ。
 クイックの多い相手に対してはミドルブロッカーをコミットブロックで徹底的にマーク。相手がサイドを使い始めると今度はミドルブロッカーを捨てて、サイドにブロックを集める。ブロックが機能することで、後ろの選手は守りやすくなった。リベロの山本だけではなく高橋藍、石川も好ディグを連発し、日本が確立してきた「つなぐバレーボール」が完全復活を果たしたのだ。」
「ブロッカーに求める力や、後ろを守るレシーバーに求める約束事を口酸っぱく説き、練習を重ねた。同時にボールに触る選手以外は、次のプレーに備えることを徹底する。ラリー中も2人以上が攻撃の準備に入ることで、だからこそブレイクやラリー中にも、相手のブロックが反応できないほどの素早い、しかも多彩な攻撃を繰り出すことができるのだ。日本のように体の小さな選手たちが国際舞台で勝つためのシステムを、ブラン監督は7年かけて作り上げた。
 そのシステムが徐々に機能していった結果が、もう1敗もできない崖っぷちからの4試合連続ストレート勝ち、パリ五輪の出場権獲得につながったのである。」

 

男子日本代表 2024

日本バレーボール協会の公式サイトです。バレーボール、ビーチバレーボール日本代表の最新情報に加え、国内・国際大会の日程と結果、バレともチケット、海外遠征の情報や写...

公益財団法人日本バレーボール協会

 

 五輪への16年ぶりの自力出場獲得もそうでした。世界ランク2位というのもありました。まさに記録づくめ。ブラン監督は相手チームのローテーションや、相手セッター、スパイカーの特徴を細かく分析し、そのデータをもとに戦術を考えているとあります。やはり戦術ですね。選手の自主性を考えて、自分達で考えろというどこかの監督とは違います。求める約束事が多いのも、特徴ですね。オシム監督を思い出します。ブラン監督は今の強いチームを7年かけて作っていったわけですね。
 さぁあと1ケ月(全く実感はありませんが)後のパリ五輪本番が楽しみですね。五輪の組み合わせはC組で、ドイツ、アルゼンチン、アメリカと同組。初戦のドイツ戦は7月27日とすぐ来ます。いよいよオリンピックですね。
#がんばろう石川 #がんばろう能登



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負けるな!Vリーグ15

2024-05-03 00:56:22 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 少し前に、岡山シーガルズのSVリーグ参入についてリスペクトしましたが、岡山のもう1チーム、倉敷アブレイズの事もリスペクトさせていただきます。倉敷は新2部にあたる、「新」Vリーグに所属となります。昨季ともにV3を戦った北海道さん、三重さん、福岡さんもご一緒です。倉敷と戦うのはどういう顔ぶれなのか新Vリーグの様子を探ってみましょう。
 
・アルテミス北海道(札幌市) 
 前V3所属。3月に全15選手が退団した報道あり。
・リガーレ仙台(仙台市)
 クラブ発足後、V2リーグで3年所属
・東京サンビームズ(東京都中央区)
 旧GSS東京サンビームズ(GSSは親会社の略称)で、旧Vプレミアの旧チャレンジⅡで3季、その前に旧チャレンジで7季、現V2で6季やってます。
・信州ブリリアントアリーズ(長野県上田市)
 旧ルートインホテルズ Brilliant Ariesで、クラブ発足後、V2リーグで5年所属。
・JAぎふリオレーナ(岐阜市)
 旧Vプレミアの旧チャレンジⅠで3季、その前に旧チャレンジで3季、現V2で6季やってます。
・ブレス浜松(静岡県浜松市)
 学校法人森島学園という学校系のクラブ。旧Vプレミアの旧チャレンジⅡで3季、現V2で6季やってます。
・ヴィアティン三重(三重県津市)
 総合型スポーツクラブが運営。2017/18 V・チャレンジリーグⅡに参戦。旧Vプレミアの旧チャレンジⅡで1季、現V3で1季、V2で4季やってます。
・倉敷アブレイズ(岡山県倉敷市)
 前V3所属
・広島オイラーズ(広島市)
 大野石油店運営のクラブ。旧V1で3季、旧チャレンジで9季、旧チャレンジⅠで3季、現V2で6季やってます。
・カノアラウレアーズ福岡(福智町)
 前V3所属
・フォレストリーヴズ熊本(熊本市)
 旧V1で3季、旧チャレンジで7季、旧チャレンジⅠで3季、現V2で4季やってます。
         
 こうしてみると、今のV2勢のほとんどが新Vリーグにスライドしたように見えますね。1部リーグであるV1リーグからSVリーグへ移行するチームは企業名を取り、地域名を入れるパターンがいくつもありましたが、2部リーグでは大野石油さん(大野石油広島オイラーズ→広島オイラーズ)だけでした。
 最後のV2リーグ勢は10チーム。新Vリーグでの元V2リーグ勢は8チームでした。姫路さんはSVリーグへ昇格。もう1つは千葉エンゼルクロスさんでした。調べてみると新Vリーグへの参戦を辞退されたとか。残念ですね。ちなみに各チームのエンブレムで、あくまで個人的主観ですが、何となく「手書き」感が強いものが多いなと(失礼な事を言ってごめんなさい)。
 あと、新リーグで一つ気になる事がありました。昇降格がないとの事、2年前の「V.LEAGUE REBORN 記者会見」での大河副会長(当時)のコメントです。
「國分会長が資料を基に、V.LEAGUE REBORN を説明し、大河副会長からの補足等の説明を行った上でメディアからの質問を受け付けた。その内容は、下記の通りであった。
Q.発足当初は16 チームで入替戦昇降格なしとのことだが、将来的には入替戦を視野に入れているのか。
A.國分会長
 まず16チームまでは入替戦なしでやっていく。基本的には拡張をして行きたいと思っているので、SV.LEAGUE のライセンスを満たすチームが16を超えた場合、拡張することで考えていく。
Q.大河副会長
 16チームまで拡張した際に、経営努力、競技力の努力が更に必要だと思うようなチームが残っていた場合、入替戦をするか、更にチーム数を広げていくのかという議論になるかもしれない。16 チームへ行き着くところを見守りながら再度議論していきたいと考えている。」
Vリーグ公式HP該当ページ:アドレス

 2年前の記録で最初の発表なので、それから内容は軌道修正もあるかもしれませんが、昇降格が無いってどうなの?とは思います。昇降格無しに運営されているの現在ではWEリーグだけかと思いますが、それでも「複数年は降格無しのエキスパンション型を取る」とあります。以前にBリーグで同じように昇降格無しという話が出ましたが、最新情報ではライセンスがあればBプレミアに昇格できる、一定期間ライセンスの条件から外れればBワンに降格するとなっているようです。Vリーグもそうなっていくのかなと思います。下部リーグがある限り、昇降格制度は難しいと思います。
Vリーグ関連⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240328
  〃      ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230722
  〃      ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230504
  〃      ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230406
  〃      ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230216
  〃      ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220125
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211128
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210209
  〃      ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200907
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180330
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171229
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170602
  〃      ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170319
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160922
  〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110220
  〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060804
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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負けるな!Vリーグ14

2024-03-28 00:01:17 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 先日、えっ!?というニュースが流れました。V3リーグで倉敷と優勝を争ってきたアルテミス北海道さんが監督、スタッフ、選手の大量退団とか。選手は15人という事でほとんどじゃないですか。試合で拝見した北海道さんは、よくまとまった強いチームというイメージを持っていましたが、経営と現場で距離があったのですね。

     

【バレーボールV3女子アルテミス北海道の全選手が退団発表、道内バレー界に激震】
「バレーボールV3女子アルテミス北海道は21日夜、MB松田莉子主将(30)、エース小室祐里(28)ら9選手の退団を発表した。12日に成田郁久美監督(48)とセッター奥山優奈(28)ら6選手の退団も発表されており、今季V3に初参戦し2位となった全15選手が退団となる異常事態となった。この日、24―25シーズンから開始予定の新リーグで最高峰『SVリーグ』への準加盟クラブ認定を受けたが、Vリーグチームは登録14選手、ベンチ入り12選手が義務付けられているだけに、チーム存続には新体制確立、大型補強が急務となる。

 球団の工藤浩代表理事は12日の発表の際、『資金面など身の丈にあったチーム作りを目指すフロントと、成田監督が思い描く支出のある運営はチーム存続に関わると判断し、契約継続を断念した』と説明、成田監督も『私たちが創り上げてきたチーム像と、フロントが思い描くチーム像にかい離があった』とコメント。選手も成田監督の意思に同調したものと思われる。」

 松田主将は『これまでの温かい声援、本当にありがとうございました。私たちが今までやってきたことは、決して間違っていなかったと胸を張って言えます。支えてくれた皆さんに感謝、一生の宝物となる3年間でした』とコメント。今季V3の得点王にも輝いた小室は『今季を持って退団することを報告いたします。大好きなチームから離れることをとても悩み、決断するまでに時間がかかりましたが、今の環境ではバレーを好きでいること、楽しむことが難しいと考えました』と苦渋の選択を説明。『応援下さったスポンサー、関係者、ファンの皆様にこのような形となり申し訳ありません。たくさんの愛情を注ぎ応援、支えていただき本当にありがとうございました』と感謝を示した。選手らは、23日に北広島市総合体育館で行われる『ファン感謝祭』に出席、あいさつも行う予定だ。」

 

バレーボールV3女子アルテミス北海道の全選手が退団発表、道内バレー界に激震 - スポーツ報知

 バレーボールV3女子アルテミス北海道は21日夜、MB松田莉子主将(30)、エース小室祐里(28)ら9選手の退団を発表した。12日に成田郁久美監督(48)とセッ...

スポーツ報知

 

 少し前に湯郷ベルで大量退団がありました。その後成績が低迷していきましたが、現在は何とか落ち着いた経営と運営になっていると思います。北海道さんもしばらくは混乱するでしょうが、落ち着いてきたらまた強いクラブになるのでは。北海道さんは倉敷と同じ新Vリーグのカテゴリですが、SV準加盟クラブに認定されています。という事は認定も難しくなってくるのかな。その前の先日、JVLから来季のクラブライセンスの判定結果が出ています。
   
【JVLが第1回2024-25シーズン クラブライセンス判定結果を発表】
「一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(以下、JVL)は21日、第19期第10回理事会後に記者会見を開き、2024-25シーズンのクラブライセンス交付結果を発表した。これはJVL規約第16条およびクラブSV/Vライセンス交付規則に基づき審査を行い、交付原案に対するクラブライセンス諮問会からの答申を受けて、理事会に起案・承認されたもので、國分裕之チェアマンと大河正明バイスチェアマンが登壇し、発表を行った。
 なお、継続審議のクラブの判定結果については、4月17日(水)開催の第11回理事会にて改めて決議し、決議内容については理事会終了後、2024-25シーズンのリーグ編成と合わせて発表するとしている。」

 

JVLが第1回2024-25シーズン クラブライセンス判定結果を発表

 一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(以下、JVL)は21日、第19期第10回理事会後に記者会見を開き...

バレーボールマガジン

 

【2024-25シーズン クラブライセンス判定結果】
■SVライセンス
【女子:SVライセンス】(※括弧内は改善要求事項)
 アランマーレ、日立Astemo、埼玉上尾(法務基準、人事体制・組織運営基準)
 NEC、PFU、デンソー、トヨタ車体、東レ、JT、久光
 姫路(施設基準)、岡山シーガルズ(施設基準)
【女子:SVライセンス継続審議】(※括弧内は継続審議理由)
 KUROBE(財務基準)、群馬(人事体制・組織運営基準)、浜松(財務基準)
■Vライセンス
【女子:Vライセンス】(※括弧内は改善要求事項)
 北海道 *注:SV準加盟クラブに認定
 GSS東京、JAぎふリオレーナ、福岡、熊本
 ルートインホテルズ *注:SV準加盟クラブに認定
 三重(施設基準)、倉敷アブレイズ(財務基準)、大野石油広島オイラーズ(施設基準)
【女子:Vライセンス継続審議】(※括弧内は継続審議理由)
 仙台(施設基準、法務基準、財務基準、人事体制・組織運営基準)
【女子:Vライセンス不交付】(※括弧内は不交付理由)
 福岡ギラソール[新規申請](施設基準、財務基準の未充足)
■クラブライセンス申請辞退
 千葉エンゼルクロス(現V2女子)

 昨日の記事でトライフープの事を書きましたが、バレー界ではシーガルズとアブレイズも同じように引っ掛かっていましたね。シーガルズは施設基準とありますが、Cスタではダメなんですかねぇ。また調べてみましょう。そしてアブレイズはトライフープと同じ財務基準。赤字なんですねぇ。
 それにしても仙台さんは項目が多いですね。認証まで少し時間がかかりそうですね。福岡さんの「未充足」というのは前から引っ掛かっているが、改善できていないという事なのでしょうが。あと、どこかの記事で観ましたが、Vリーグのライセンスが厳しいという声もあるようですね。
アルテミス北海道公式HP:http://artemis-hokkaido.jp/
  〃     関連記事:
Vリーグ関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230722
  〃      ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230504
  〃      ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230406
  〃      ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230216
  〃      ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220125
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211128
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210209
  〃      ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200907
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180330
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171229
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170602
  〃      ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170319
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160922
  〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110220
  〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060804
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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後援会で地域力を!18

2023-11-21 00:01:20 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 先日の倉敷アブレイズの出陣式で、後援会組織を設けている事を知り、びっくりした訳ですが、その時にクラブの広報担当者(外部委託)とお話しました。その時に後援会の事例を調べて送ますよと言ってしまいました。実行あるのみなので、Vリーグクラブ(1部から3部まで)について調べてみました。
 結果は以下の内容で、思ったよりありました。しかもJクラブでは公式ファンクラブと兼ねているパターンがありますが、Vリーグではほとんどが別の組織で、純粋な後援会組織でした。
         
【V1男子】
・サントリーサンバーズ(別にFCあり)
 サントリーサンバーズ箕面後援会:https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sunbirds/news/detail/20221006.html
・ウルフドッグス名古屋(別にFCあり)
 ウルフドッグス名古屋西尾張地区後援会:https://mainichi.jp/articles/20190829/ddl/k23/050/176000c
・VC長野トライデンツ(別にFC組織あり)
 VC長野トライデンツ駒ケ根市後援会
・パナソニックパンサーズ(別にFCあり)
 パンサーズひらかた後援会:https://sukiyanen-panthers.jimdofree.com/
【V1女子】
・埼玉上尾メディックス(別にFCあり)
 埼玉上尾メディックス後援会:https://amg.or.jp/medics/news/2022_23/news20220518.php
・日立リヴァーレ(FCなし)
 日立リヴァーレ後援会:https://ameblo.jp/to0308shi/entry-10750079247.html
・KUROBEアクアフェリーズ(別にFCあり)
 KUROBEアクアフェリーズ後援会:https://kurobe-aqua.shop-pro.jp/
・プレステージ・インターナショナルアランマーレ(別にFC組織あり)
 アランマーレ後援会:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063640446452
【V2男子】
・北海道イエロースターズ(サフィルヴァ北海道)(別にFCあり)
 Safilva北海道後援会:https://safilva.spotuku.jp/
【V2女子】
・ヴィクトリーナ姫路(別にFCあり)
 ヴィクトリーナ姫路後援会:https://www.victorina-vc.jp/boosterclub/
【V3男子】
・東京ヴェルディ(別にFCあり)
 東京ヴェルディバレーボールチーム後援会:https://verdy.club/volleyball/news/info20211012/
【V3女子】
・倉敷アブレイズ(別にFCあり)
 倉敷アブレイズ後援会 

 という内容でした。後援会組織はホームタウンから幅広く支援してもらう組織なので、市民クラブが中心というイメージがありましたが、実際はいろいろでしたね。アブレイズも企業チームだし、Vリーグはほとんどが企業チームなのですが、企業チームにも多くの後援会が組織されていました。
 その中でも当ブログで特に注目するのが、やはりヴェルディさんと姫路さんですか。まずはヴェルディさん。2部所属と思っていましたが、いつの間にか3部所属でした。調べてみると、2020-21シーズン途中にV2の残り全試合を不参加にしたため、13位となってV3に降格していたとか。後援会ですが、以下の感じです。よく見ると、募集内容が2年前のものでした。今季は募集されるのかな。

【2021-2022シーズン後援会員募集】(2021年10月~2022年9月)
「■個人後援会員 普通会員 年会費 3千円 / 特別会員 年会費 一口 1万円
 ■法人後援会員 プラチナ 年会費 一口 10万円 / ゴールド 年会費 一口  5万円 / シルバー 年会費 一口  3万円
※特典:会員証の発行・選手参加の会員向けイベントへのご案内・年数回のグッズプレゼント(抽選)・ホームゲーム入場券の先行販売及び割引販売

法人プラチナ会員 リーグ戦招待/各日2名様以内、公式HPへのバナー掲載、チーム印刷物への広告掲載
法人ゴールド会員 公式HPへのバナー掲載、印刷物への広告掲載
法人シルバー会員 公式HPへのバナー掲載
個人特別会員 公式HPへの氏名掲載」
引用:東京ヴェルディバレーボールチーム公式HP

そして姫路さんです。後援会員事業所の名前もしくはロゴが並んでいますが、とにかく数が多い。数えてみると何と315社でした。姫路ってこんなにスポンサー(後援企業)が多いの?と、ちょっとビックリしてしまいました。金額はともかく、これほど多くの地元企業が手を挙げる事は素晴らしい事だと思います。

【ヴィクトリーナ姫路後援会】
「ヴィクトリーナ姫路をサポートする企業・団体・個人事業主の皆様により構成されるご協賛団体が「ヴィクトリーナ姫路後援会」です。地域の皆様の生活を豊かにするスポーツ文化の普及、子ども達には夢や目標を、住民の皆様には感動を共有し、地域全体を明るく健康で活気あるものにすることを目的に運営いたします。ご協賛金は、ヴィクトリーナ姫路のチーム強化費、女性アスリート支援、スポーツ普及、バレーボール教室等の普及活動を通じた「青少年健康育成」、ファンイベント、SDGs活動に活用いたします。
 また、会員の皆様には選手への激励の場にご参加いただくことでチーム創りの一員としてヴィクトリーナ姫路をサポートいただきます。」

 

後援会のご案内 |【ヴィクトリーナ姫路】

ヴィクトリーナ姫路のオフィシャルスポンサーです。

ヴィクトリーナ姫路公式サイト

 

〔後援会の特典〕
1.限定オリジナルグッズ進呈(ヒノキの間伐材を使用した万年カレンダー)
2.貴社ロゴの露出(ヴィクトリーナ姫路公式HP、季刊誌、試合会場に企業名を掲載)
3.後援会の皆さまへご訪問(後援会様を選手が訪問)
4.後援会交流(後援会様同士の交流の場(イベント)を企画)
5.グッズ割引
6.後援会様向けメルマガ配信
7.後援会ロゴ使用権
8.ホームゲームご招待

 まぁ、両クラブとも一般的なサービス内容だと思います。まずは同じVリーグクラブの事例を参考にしていただいたらと思います。当ブログとして「後援会」については大昔から記事の形で全クラブチェックで取り上げており、Jリーグの他に、Bリーグでも少し前にリスペクトしております。
 Jリーグでは「松本型(公式FCとは別に後援会組織)」「柏型(公式FCから法人部門独立:独自運営)」「新潟型(公式FCが発展した形:独自運営)」「広島型(公式FCのうちの法人部門:クラブ運営)」の4タイプに分けて分析しています。Vリーグクラブでは圧倒的に松本方が多いという事になります。
 Jリーグクラブでは、新潟さんや仙台さん、Bリーグクラブでは千葉Jさん、新潟さんが目を引いたかな。特に新潟さんにはJクラブと同様にBクラブでも全市町村に地区後援会が組織されています。アブレイズが今後どこの組織を参考にされるのかはわかりませんが、大いに参考して欲しいと思います。
#がんばろう日本

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負けるな!Vリーグ13

2023-07-22 00:01:16 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 少し前ですが、バレーボールの新リーグについて、いいコラムがありました。元Bリーグチェアマンである、Vリーグ機構の大河副会長が中心になって、新構想を進めていますが、現在の立ち位置がよくわかる内容です。面白いのが、岡山2チームが出てきた事。せっかくのいい機会なので、今回リスペクトさせていただきます。すいません、どうしてもトリミングしにくかったので、大変長い引用記事となりました。

バレーVリーグが新リーグに向け本格スタート。発想の転換と丁寧な説明で、脱退の動きも終息化

バレーVリーグが新リーグに向け本格スタート。発想の転換と丁寧な説明で、脱退の動きも終息化

 日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)は、6月21日の理事会で、2024-25年シーズンから始まる世界最高峰を目指す「SVリーグ」と...

THE DIGEST

 

【バレーVリーグが新リーグに向け本格スタート。発想の転換と丁寧な説明で、脱退の動きも終息化】
「紆余曲折を経て、新リーグ構想がようやく動き出した。構想が明らかになったのは、22年10月11日に開かれた『記者懇談会」と名付けられたオンライン会見だった。國分会長が『策定中の中期計画を年内に発表したい」としたうえで、『プロリーグの定義は出来ていないが、どういう形がいいのか、いろんな可能性を探り、2024-25年シーズンから新しいリーグで行いたい』と明らかにし、年内に発表することも付け加えた。実は、この段階で各チームには新リーグ構想の概要が示され、すでに大きな波紋が広がっていた。
 大きなものは2つ。
 1つ目は世界を目指すトップリーグの年間の『売上高』は当初4億円、数年後には6億円を想定し、企業チームにはバレー部が分社化(法人化)して会社から自立し、独立採算で収益を上げていくことだった。『売上高』とは、入場料収入やグッズ販売などの一般的な売り上げとは違い、企業チームでは本社からのバレー部に対する広告宣伝費、福利厚生費、人件費や入場料収入などを含めたもので、ほとんどのV1チームは年間4億円の運営費を使っており、問題は大きくなかった。
 ネックになったのが、バレー部の分社化だった。企業チームの中で、男子のパナソニックやウルフドッグス名古屋、女子の久光などは独立採算で事業化を目指し分社化を進めていたが、一部の企業は『法人化の議論以前に、会社がバレーで収益を上げることを考えていない』として、難色を示した。
 また、SVリーグを目指すV2のチームの中には、母体の規模から「スポンサー料などで4億円はとても集まらない」という声も上がった。

 2つ目は、V2、V3チームの不満だった。多くのチームが地域と共生する新しい『Vリーグ』に加盟することになるが、議論はV1を主体にしたSVリーグ中心に進められたことから、『機構側からちゃんとした説明がない』という声が噴出。置き去りにされていると感じた一部チームからは、Vリーグから脱退し自分たちで運営する新たなリーグ立ち上げを模索する動きもあった。
 『新しいリーグを作ろうという動きがあったことは、間接的に伺っていました。最初に世界最高品質の『SVリーグ』をどういう形で進めるかを踏まえ、木でいうと根の部分にあたる「Vリーグ」が大事なので、地域に密着したリーグにどのようにすればいいかを考えました。V2、V3チームへの説明が十分であったかと言われると足りないところもあったかも知れません。ただ、1年半の中で、各チームからご意見は伺っていました」と明かす國分会長。
 國分会長らが個別にチームを訪問し、丁寧な説明とチーム側の要望を聞き取り、構想案に反映していく作業を繰り返す中で、当初は22年12月に予定していた新リーグ構想の概要発表は、23年2月15日まで延びた。
 『機構の理事や機構内からも『準備期間として、もう1年あったほうがいいのでは』という声も上がりました。確かに準備期間を長くするといいとは思いましたが、24-25年シーズンからスタートさせると宣言して、みんなでそこを目指してやろうとまとまって来たので、予定通りに進めようと決めました。結果論ですが、決断は間違っていなかったと思います』と國分会長は振り返る。

 膠着した議論は、大河正明副会長(びわこ成蹊スポーツ大学学長)が就任した22年9月から、一気に進展することになった。『最大限、フェアウェイは広くしました」。23年2月15日、構想案を発表した大河副会長は、ゴルフに例え、トップカテゴリーを目指すチームが参入しやすいような環境整備をしたことを説明した。
 Jリーグ常務理事、Bリーグチェアマンとして、サッカー、バスケットボールの改革に携わって来ただけあって、就任直後から中期計画のスケジュール変更に着手。各チームからのヒアリングで大きなネックになっていた分社化問題について、『基本的に分社化は求めません。「我々は福利厚生費で賄う」というチームを排除するつもりはありません』と、各チームの実情に沿った運営方針を認めた。」
「分社化問題で明らかになったのは、建前でなく企業理念としてスポーツで収益を上げることを考えていない複数の会社が存在するということだった。
 分社化して独立採算で運営できるようになれば、企業の業績が悪くなってもバレー部は存続できるという意見もあるが、SVリーグの多くのチームは『売上高』の多くを広告宣伝費や福利厚生費で賄っているのが実情。本当の意味で、独立採算で自立しなければ、母体企業の業績が悪くなれば存続は危うくなる。
 24-25年シーズンにV1のほとんどのチームはSVリーグのライセンス申請に向けて準備を進めているが、27-28年シーズンからの『売上高』6億円に対応できるのか、社内で慎重に議論を重ねている企業もある。」
「その一方で、今季からVリーグに参入するチームには戸惑いの声もある。
『参入するまで新リーグ構想を知りませんでした』というのは、22年10月にS3ライセンスを取得し今季からV3女子に参戦する倉敷アブレイズの鈴木秀生監督。トップカテゴリーのSVを目指すが、突きつけられたハードルは高い。それでも、『我々のチームは地域のため、子供たちのために母体を築きたいと考えています。出来ることなら上(SVリーグ)を目指したいのですが、現実問題としては資金面で難しいので、時間をかけて下から順番に一歩ずつやっていけたらいいかなと考えています。地域の方々に認知していただいて、応援されて強くなるようなチームを作りたいと思います』と、チームの基盤作りに向け、前を見据える。
 岡山県内では、企業チームではない岡山シーガルズが2006年から活動をしており、スポンサー集めなどで重複する可能性もある。母体企業の『秀栄システムテクノ」社長を兼ねる鈴木監督は『シーガルズさんからも運営方法などを学ばせていただき、岡山のバレー界を盛り上げたい』と相乗効果に期待を寄せる。」
   
 まずびっくりしたのはVリーグから脱退し自分たちで運営する新たなリーグ立ち上げを模索する動きもあったというところでした。まるで昔のバスケ(JBLとbjリーグ)じゃないかと。つまり分裂化です。かつてのバスケ界を反面教師として阻止できたのは、元Bリーグチェアマンの大河副会長の力もあったのかもしれません。
 議論はV1を主体にしたSVリーグ中心に進められて、V2、V3チームの不満があるという部分も気になりますね。アブレイズの鈴木社長もV3リーグ参入後に新リーグ構想を知ったと言われており、戸惑いがある様子。確かにこの秋に参入するリーグもV2なのかV3なのか、最近までわからなかったようですし。確かにそんな感じもします。
 また、岡山県内では、アブレイズはスポンサー集めなどでシーガルズと重複する可能性もあるが、シーガルズからも運営方法などを学ばせていただき、岡山のバレー界を盛り上げたいと相乗効果に期待を寄せるとあります。新リーグでバタバタするでしょうが、ぜひ同じ岡山のクラブとして仲良く、交流を深めて岡山のバレー界を盛り上げて欲しいと願っております。
 クラブライセンスの申請は、8月1日から11月30日までだそうですが、まぁシーガルズがSVリーグ、アブレイズが新Vリーグのライセンス申請すると思います。個人的にはもう1年待つのが長く感じますね。
Vリーグ関連⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230504
  〃      ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230406
  〃      ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230216
  〃      ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220125
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211128
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210209
  〃      ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200907
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180330
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171229
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170602
  〃      ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170319
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Tリーグについて32

2023-06-19 00:01:16 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 屋内トップスポーツの先陣を切って、先日Tリーグから2023-24シーズンの日程が発表されており、あと1ケ月ちょっとで開幕します。岡山の屋内3クラブで一番先に岡山リベッツが開幕を迎えます。そんな中で、Tリーグカップが開催され、岡山からも3選手(谷垣、吉山兄弟)が出場しています。また、今回は来季からTリーグに参戦する新規2クラブが正式に参加し、6クラブでのトーナメント戦が組まれています。金沢さんと静岡さんがベールを脱いだ形になります。

【Tリーグ NOJIMA CUP 2023】
 ◆ 開催日 2023年6月17日(土)、18日(日)
 ◆ 会場 東洋大学赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナ(東京都北区)
 ◆ 男女シングルス
  男子 24名によるトーナメント方式 全試合7ゲームマッチ4ゲーム先取
  女子 24名によるトーナメント方式 全試合7ゲームマッチ4ゲーム先取
 ◆ 6月17日(土)10時~19時
  男女シングルス1回戦、2回戦
 ◆ 6月18日(日)10時~19時
  男女シングルス準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝
 
【試合結果及びYouTube配信】
・10:00 #谷垣佑真(岡山)(2ー4)松島輝空(東京):https://youtube.com/live/UJCqYay6o7o?feature=share
・11:00 #吉山和希(岡山)(3-4)大島祐哉(東京):https://youtube.com/live/zaysKJG4BF8?feature=share
・11:00 #吉山僚一(岡山)(2-4)萩原啓至(日本協会):https://youtube.com/live/tjMnqPzq2kM?feature=share
 ※昨日の試合詳細はこちらのサイトに出ています。
【最終結果】
・優 勝  張本 智和(琉球)
・準優勝  戸上 隼輔(明治大学)
・3 位  大島 祐哉(東京)
 ※今日の試合詳細はこちらのサイトに出ています。

 うーむ、残念ながら3選手と1回戦敗退に終わりました。うち、吉山僚選手は「パリ五輪選考会終了時点の選考ポイント上位のTリーグ選手」枠での出場だったので、勝ち残って欲しかったですね。岡山の日本人選手では丹羽選手がいますが、不出場か。まぁカップ戦でどちらかと言えば若手選手の活躍の場なので、レギュラーのリーグ戦はまた違ってくるとは思います。でも、岡山は慢性的に選手層が薄いため、来季も不安ではあります。ハオ選手頼みでは上位に行けないと思います。という事で、Tリーグ男子は来季から以下の6クラブで運営されます(女子も6クラブ)。
    
T.T彩たま ・木下マイスター東京 ・金沢ポート ・静岡ジェード ・岡山リベッツ ・琉球アスティーダ 

 新加盟の金沢さんと静岡さんの情報については、こちらの記事をご覧ください。静岡さんがよく補強されたなぁという印象です。金沢さんは、東京さんや彩たまさんに所属した松平選手、彩たまさんから五十嵐選手、元岡山の田中選手が所属しています。静岡さんは東京さんから横谷選手、琉球さんから松下選手、岡山から龍崎選手と森薗選手が行っています。その森薗選手ですが、何と選手兼監督として移籍されています。岡山ファンとしては複雑ですが、監督も務めるというのでステップアップとして見れば、頑張って欲しいと思います。森薗選手についての報道をリスペクトしてみましょう。

【リベッツ主将 森薗が退団発表 発足から5年在籍「幸せでした」】
「卓球Tリーグ男子の岡山リベッツは17日、2018年のチーム発足時から5年間在籍した主将の森薗政崇(28)が契約満了に伴い退団すると発表した。岡山市内で記者会見した森薗は『ファンの温かい応援のおかげで最高の環境の下、思いっきりプレーすることができた。苦しい場面でも背中を押してもらえ、本当に幸せでした』と述べた。
 東京都出身の森薗は明大卒業後、リベッツに加入。抜群のフットワークとサウスポーから放つ鋭いバックハンドレシーブ『チキータ』を武器に、18~19年シーズンはダブルスのリーグ最多記録の16勝を挙げ、チームの準優勝に貢献した。」
「―退団に至った経緯は。
 『自分のさらなる成長のためというのが大きい。各選手がいろんなチームでプレーすることでリーグの発展にもつながるはずだ』」

 

リベッツ主将 森薗が退団発表 発足から5年在籍「幸せでした」:山陽新聞デジタル|さんデジ

 卓球Tリーグ男子の岡山リベッツは17日、2018年のチーム発足時から5年間在籍した主将の森薗政崇(28)が契約満了に伴い退団すると発表した。岡山市内で記者会見...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

【森薗政崇監督兼選手入団】
「この度、静岡ジェードは2023-2024シーズンに向け、森薗政崇監督兼選手、松下大星選手、横谷晟選手の入団が決定しましたのでお知らせします。
森薗 政崇(もりぞの まさたか) 監督 兼 選手
【コメント】
 この度監督も兼任し勤めることとなりました森薗です。監督にもいろんなパターンがあるなかで、私は選手自身が自由に伸び伸びとプレーできる環境づくりに力を入れていきたいと思っています。また静岡ジェードは地元の方やファンの皆様との一体感を高め、選手だけでなく皆さんと勝ちに向け活動していくチーム作りを目指します。チーム発足まもなく、まだ色々なところが整備されていませんが、皆様のお力添えの程宜しくお願いします。」
引用:Tリーグ公式HP

 森薗選手は新卒で岡山に入団したのですね。1年目に上田選手との強力ダブルスで相手をなぎ倒していったのを覚えているし、ファイナル出場も覚えています。ミスターリベッツとも言われていた森薗選手が移籍されるのは残念ですが、監督兼任で、チーム同士で戦力が偏らないようにと言われたら、確かに新天地に行くかもしれません。個人的には東京さんからもう少し他チームに移籍して欲しかったですね。
 個人的な森薗選手の思い出は、熱心なファンサービス対応もそうですが、やはりコロナ時期のYouTube発信ですかね。お酒好きの森薗選手が町選手と升酒片手にへべれけになりながら、オンラインLIVEをやっていたのが昨日の事のよう。
 という事で、もう少ししたらTリーグが開幕します。岡山はもう少し補強しないと。ファン感の時に社長や監督が「責任」の言葉を出されていましたが、昨季と同じ体制で開幕を迎えるのかな。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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負けるな!Vリーグ12

2023-05-04 00:01:40 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 ついに新Vリーグがベールを脱ぎました。Vリーグの上にスーパー(プレミア)リーグを乗せるイメージですが、よくよく読むと、完全プロ化には至らない様子。Vリーグは過去に何度もプロ化にチャレンジしては、企業チームの反対を受けて妥協した形に至った経緯があります。今回、Jリーグで活躍され、Bリーグ初代チェアマンの大河氏が副会長に就任され、中期計画V.LEAGUE REBORN」を発表されました。ひょっとしたらまた、名前を変えて終わりというように中途半端に閉幕するのかもと思っていましたが、今回は本当に新リーグの誕生に至りました。

世界最高峰のリーグを目指しS-V.LEAGUEの新設を発表 | 月バレ.com【月刊バレーボール】

世界最高峰のリーグを目指しS-V.LEAGUEの新設を発表 | 月バレ.com【月刊バレーボール】

一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は、2024-25シーズンから開始する新リーグの構想について、4月26日(水)に開催した記者会見で発表した。 Vリーグ機...

月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト

 

【世界最高峰のリーグを目指しS-V.LEAGUEの新設を発表】
「一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は、2024-25シーズンから開始する新リーグの構想について、4月26日(水)に開催した記者会見で発表した。」
「新リーグについて、現行のリーグの上に『S-V.LEAGUE』を新設。クラブライセンスを改定し、競技力だけでなく、組織力や事業力などすべての分野で上位のクラブのみが加盟できるリーグとする。男女ともに最大16チームを想定。現行のVリーグについては、より地域共生を重視する新リーグへと移行。新たに東西カンファレンス制を導入する。
 また、両リーグともホームタウンとの連携を強化、地域社会に貢献し地域とクラブが共生することを目指す。世界最高峰リーグを目指しながら、日本人選手の活躍の場を増やすためにベンチ登録人数や外国籍選手のオンザコート人数など、選手登録や起用ルールの改定についても検討している。今回発表された『S-V.LEAGUE』と『V.LEAGUE』の新リーグ構想の概要は下記の通り。
■S-V.LEAGUE(エス-ブイリーグ)
<レギュラーラウンド>
【開催期間】  10月中旬~4月上旬
【大会方式】  ホーム&アウェー  
        週末(土日)を基本とした2試合同一カードの対戦  1クラブ 44試合(将来的には増加)
<プレーオフ>
【開催期間】  4月中旬~5月上旬
【大会方式】  レギュラーラウンド上位クラブ(6~8を想定)によるトーナメント
        2戦先勝方式(最大3試合)  ホーム&アウェーとし、レギュラーラウンド上位クラブのホームで開催(ファイナル除く)
■V.LEAGUE
<レギュラーラウンド>
【開催期間】  10月中旬~3月頃
【大会方式】  東西カンファレンス制
        ※最北東および最南西を本拠地とするクラブから順に、東西が同数となるように分ける
        週末(土日)を基本とした2試合同一カードの対戦  1クラブ 20試合以上
<プレーオフ>
【開催期間】  3月頃~4月を想定
【大会方式】  各カンファレス上位クラブによるトーナメント
        ホーム&アウェー  充実した試合数を設定
 改定後のクラブライセンスは6月に公表され、8月~11月にかけて2024-25シーズンのライセンス申請を受けつける予定。審査は2024年3月まで行われ、審査を通過したクラブには4月にライセンスが交付される。」

 2024年、つまり来年秋開幕の新シーズンから移行するようですね。さて、シーガルズとアブレイズはどこの所属になるのでしょうか。V3に行くと言われていたアブレイズはやはり、新Vリーグになるのか。という事は今年秋からはV3になるのかな。その辺りはまだ発表がありませんね。今のところVリーグへの新規参入は倉敷も含めて数チームなので、リーグが組めるのかなと思ってみたり。それと、SVリーグは少し試合数が増えるのかな。

【競技力、組織力、事業力で「世界最高峰」目指す Vリーグ、24年度に「SVリーグ」発足へ/バレー】
「SVリーグの『S』は『Strong(強く)』『Spread(広く)』『Society(社会)』の頭文字。各クラブが競技力だけでなく、組織力や、地域と密着しての事業力でも世界最高峰を目指すべく、ホームアリーナの確保や安定した財務状況などをライセンス発給の要件とする。当初は男女各12クラブ以上でスタートし、16までは降格なしでライセンス要件を満たすクラブを昇格させる。16に達した段階で、さらに拡張するか降格を導入するかなどを検討する。
 レギュラーシーズンは現在のVリーグ1部(V1)の男子36試合、女子33試合から44試合以上に増やす。プレーオフ決勝以外は原則ホームアンドアウェー方式。競技レベル向上のため、現在の外国人選手枠1、アジア選手枠1を拡大する方向で検討している。
 またSVライセンス要件に満たないチームによる下部リーグ『新Vリーグ』を設置。現在の2部(V2)、3部(V3)のような成績による区分はせず、東西2地区に分けてリーグ戦を行う。
 SVリーグの初年度目標チケット販売額は24億円、総入場者数は120万人と、21-22年シーズンV1の約5倍という高い数字を掲げた。さらに27-28年シーズンは44億円、190万人を目指す。3季目の26-27年シーズンまでは暫定移行期間とし、その後は条件などを見直しつつ、30年までに『世界最高峰リーグ』を実現する-とした。」

 

競技力、組織力、事業力で「世界最高峰」目指す Vリーグ、24年度に「SVリーグ」発足へ/バレー

サンスポ

 

 SVリーグは最初は12クラブくらいで16がマックスなんですね。現Vリーグに移行時に女子は男子よりも増えたので、実際は少し増えているかも。新Vリーグは東西カンファレンス制。そういえば昔V1リーグもそういう時代があったんじゃなかったかな。世界最高峰リーグを目指すそうですが、イメージ的にはイタリアのセリエAを思っているのかな。完全プロ化でないのに、どこまで近づけるかですね。

【なぜVリーグは「プロ化」を選択しなかったのか? 大河副会長が見据えるバレーボール界、未来への布石】

「2024-25シーズンから新リーグを立ち上げるVリーグの改革が進んでいる。その屋台骨を支える一人が、日本バレーボールリーグ機構の副会長を務める大河正明だ。プロ化には踏み切らないという一見“中途半端”な選択をしたまま前に進もうとしているVリーグ。サッカー界、バスケットボール界で大きな実績を残してきた大河は、バレーボール界で何を実現させようとしているのか?
〔日本のバレーボール界は立ち止まっている?〕
「現状を見ると『V.LEAGUE REBORN』の内容は“中途半端”なものだ。チームの独立法人化(つまりプロ化)は求めておらず、当面は実業団とプロが混在した状態が続いていく。実業団とプロは利害やスピード感が違い、リーグの意思決定は難しくなる。Vリーグはジレンマと向かい、ベターな未来へ向かう中で、実業団との混合リーグを選択した。」
「基本は『ホームタウン』『ホーム&アウェー』『ホームアリーナ』です。この制度をしっかり理解して、ちゃんとチケットを売っている以上、排除する必要はない。その上でお客さんをもてなして、事業化するチームはどんどん事業化していきましょう……という発想です。
 明らかな違いは定量目標を置いたことです。『リーグのビジネスを30億円にします』『クラブの事業を200億円にします」『集客を150万人にします』と明確に数字を打ち出しています。1部と2部のチーム数が決まったら少し修正はあるかもしれないけど、重要なポイントです。」
〔地域に根ざしたJ、夢のアリーナ実現のB。Vリーグは…〕
「――2月に2024-25シーズンからの中期計画『V.LEAGUE REBORN』が発表されました。ミッション(果たすべき使命)として『強く、広く、社会とつなぐ』というワードが打ち出されています。ビジョン(目指すべき姿)は「世界最高峰のリーグ」「地域共生・社会連携」です。」
〔日本一のアリーナスポーツを目指すなら試合数増が必須〕
「――試合数を増やす構想も入っていました。
大河:増やそうとはしているのですけど、選手のコンディションを考えて後ろ向きのチームもあります。ただ日本一のアリーナスポーツになろうと思ったら、Bリーグの60試合に対して、バレーは男子が36試合で女子は33試合だと、あまりにも差が開きすぎています。試合数は増やす方向で考えたいという意見が多いです。」
引用:REAL SPORTS

 大河さんの手腕にかかっていると思います。ただ、この時点でプロ化を選択していないという点が気になる。個人的には「ホームタウン」の部分をしっかり取り組んで欲しいですね。例えば、岡山県ではシーガルズとアブレイズのホームタウンはどう設定するのか。棲み分けるのか一部重複させるのか。「地域共生・社会連携」も頑張って欲しいですね。まぁ両チーム、いや岡山のアリーナスポーツクラブ(リベッツは規模的にそこまでは・・・)は選手の出前授業をはじめ、しっかり取り組まれている印象があります。
 次のメディア発表を楽しみにしたいと思います。次に知りたいのは、アブレイズが結局今季はV3リーグに行くのか、V2に組み込まれるのかという点。新Vリーグに合わせて、V2を東西カンファレンスにするかもしれないし。あと、もう1つ気になるのが協会の体制。昔からネガティブなイメージがありますね。そこの改革も必要なのではないでしょうか。
Vリーグ関連⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230406
  〃      ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230216
  〃      ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220125
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211128
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  〃      ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200907
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180330
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  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170602
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負けるな!Vリーグ11

2023-04-06 00:01:21 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 Jリーグの役員OB(川淵チェアマン等)が分裂したバスケ界を救ってBリーグを創り、今度は頭打ち状態のバレー界を救おうとしています。Bリーグの初代チェアマンである大河氏が現在はVリーグの副会長として半年前に就任し、翌々シーズンの大改革に向けて辣腕を振るっておられます。Bリーグの誕生前から現在までリスペクトしてきた当ブログとしては安心して観ていられる存在で、期待しています。そのインタビューです。
   
【「Bリーグの純粋の稼ぎが62億円。Vリーグは3億程度」選手、クラブ、リーグの観点で大河副会長が語る、バレーボール界の現状】
〔Vリーグには「プロ」と「ノンプロ」の対立軸がある〕
「大河正明が2022年9月に日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)の副会長となっておおよそ半年。彼は2024-25シーズンからの中期計画『V.LEAGUE REBORN』の策定にも関わり、改革の旗振り役になっている。
 理想と現実が合致していなかったら、競技ごとの違いを無視したら、改革は絵に描いた餅になる。しかし大河は元銀行員で経済界に広い人脈を持ち、Bリーグの草創期にチェアマンを努め、Jリーグでも幹部を務めた専門家だ。企業側の視点に加えてガバナンス、スポーツビジネスを熟知する彼だからこそ見えるバレー界の現実がある。
 わかりやすく言えば現行のVリーグにはラグビーやハンドボールと同様に『プロ』と『ノンプロ』の対立軸がある。選手個々の身分もそうだが、チームが法人として独立化しているか、社内の一部門として活動しているかは大きな違いだ。Vリーグにもプロのクラブはあるが、上位を占めているのは企業チームだ。
 見過ごされがちなのはリーグ組織の重要性だ。選手個々や代表チームを見れば、バレーはバスケットボール以上の認知度を持っている。しかしリーグの『稼ぐ力」を比較すると、大きな差をつけられている。先立つものがなければプロモーションも打てないし、各クラブの経営を安定させるための分配金も出せない。意思決定のプロセスも、改善が必要だ。」
〔Vリーグの勢力図は圧倒的に「企業チーム」〕
「――Vリーグを見たとき、企業チームとクラブチームの勢力図はどうですか?
大河:勢力図はもう圧倒的に企業です。クラブチームも、男子ならVC長野トライデンツと東京グレートベアーズが1部にいます。大分三好ヴァイセアドラーは医療法人が主体になっていますが、ここも伝統的な企業チームとは成り立ち、背景が違います。ただ今季の上位7チームは企業チームです。」
「――バスケでは企業チームがプロ化に反対した経緯がありましたけど、バレーではどうですか?
大河:分社化したパナソニックや堺ブレイザーズも、分社化はしてないサントリーも、事業責任者の方に会うと「Vリーグには変わってほしい」という期待感を感じます。すでにプロで旧bjリーグみたいなチームと、企業のバレー部だけど変わっていくべきだよねと考えるチームと、今までのままでいいというチームで、3つの温度感に分かれますね。
――VC長野や、北海道のチームが『旧bj』的なプロチームですか?
大河:VC長野はまだ行ったこと、お会いしたことがありません。北海道の2チームは頑張っていますね。サフィルヴァ北海道と、ヴォレアス北海道というチームがあって、サフィルヴァは三木智弘さんという東京大学を休学している若い方が代表です。ヴォレアスの池田憲士郎社長は、Vリーグのいろんなチームの中で一番スポーツビジネスに一家言ある人じゃないかなと思いますね。
 ただV2が可哀想なのは集中開催が多くて、6~8試合、3~4週末しかホームアリーナでのゲームがないことです。土曜に川崎の小さい施設でやったと思ったら、翌日は川越みたいなスケジュールで。」
〔久光スプリングスか、佐賀スプリングスか。〕
――Vリーグは2月に2024-25シーズンからの中期計画『V.LEAGUE REBORN』を発表しています。クラブ名についてはおおよそどういう方向性ですか? サッカー、バスケは『地域名+愛称』が原則ですが、ラグビーは地域名を必ず入れつつ、企業名も残しているクラブが多いです。バレーはどちら側でしょうか?
大河:Bリーグを作る前は、呼称を企業名にする場合、ネーミングライツのお金を3000万か4000万リーグに出してくださいなんて話も企業チームにしたのです。結果としてどこも『地域名+愛称』になりました。Vリーグも地域名を入れることはお願いしようと考えています。
――報道などで実際に使われる『呼称』についてはどう考えていますか?
大河:任せますが、『長すぎるのはやめよう』と言ってあります。
――『サントリー」『パナソニック』と名乗るのは自由ということですね?
大河:どういう呼称にしたらお客が集まりやすいのか、自分たちで考えてくださいということです。ただ各チームは相当に悩んでいると思います。
――地域名に振り切れば、自治体とのリレーションは作りやすくなりますし、親会社以外からのスポンサーも取りやすくなる。ビジネスとして考えたときにどっちがいいか?という話ですね。
大河:そうですね。チーム名の正式名称が『SAGA久光スプリングス』になるのはいいとして、久光スプリングスか、佐賀スプリングスか、どちらがお客集めやスポンサー集めで有利か、考えてやっていただければいい話です。あとリーグが出すときに『久光』と出すか『佐賀』と出すか、略称を絞る必要があって、それもチームに決めてもらいます。」
〔「会社に持ち帰って聞いてくる」なら、実行委員会をやる意味がない〕
「今残念ながらV1女子の最下位ですけどヴィクトリーナ姫路が予算を6億円くらい持っています。強い弱いはあるけれど、リーグが目指す一つの姿なのかもしれません。姫路の試合に行くと、選手よりチームを応援している感じもあります。
 あとVリーグにはアリーナの建設を検討しているチームがあります。豊田合成はすでにハンドボールやバスケ、バレーが使う『エントリオ』というアリーナを自前で作っています。採算が成り立つための基礎条件は、バスケの次くらいにそろっていると思いますよ。」
「――Vリーグ改革に関わる中で、気苦労があるとすればどういう部分ですか?
大河:資金集めですね。僕らに期待されているのは億単位のディールで、しかも3~5社は取ることです。そのためには営業を頑張らなければいけないけれど、今回のREBORNみたいな『どこを目指しているか』というビジョンがないと営業もできません。『V. LEAGUE REBORN』が2月15日に固まって、今は詳細設計をやっています。それに並行して『こういうリーグに変わっていくので、こういう権益を買ってパートナーになってもらえませんか?』と話をしています。」
引用:REAL SPORTS

 Vリーグには「ラグビーやハンドボールと同様に『プロ』と『ノンプロ』の対立軸がある」としていますが、これはプロ化前のバスケ界でもサッカー界でも見られた光景なので、対立の解決は可能だと思います。目に留まったのが「V2が可哀想なのは集中開催が多くて、6~8試合、3~4週末しかホームアリーナでのゲームがない」という部分。シーガルズがそのV2に行く事は無いと信じていますが、アブレイズがV2に上がったら、ホーム戦が余りないという事なのか。確かにV2時代のシーガルズがそうだったかもしれません。
 また、地域名の入れる取り組みで、Bリーグの時は呼称を企業名にする場合、ネーミングライツのお金を3000万か4000万リーグに出す話を企業チームにして、結果としてどこも『地域名+愛称』になったとか。Vリーグも地域名を入れることはお願いしようと考えているそうです。なるほどそういう流れだったのかと。
 リーグスポンサーですが、個人的にはDAZNは無理としても、Bリーグ中継を手掛けるソフトバンクくらいにお願いして欲しいですね。そうすれば、近い将来トライフープとシーガルズがスマホで観られるので。とにかく今回の大河さんの記事は参考になりましたね。着実に2024-25年に向けて進んで行かれている事がよくわかりました。それにしても、Vリーグが進化する「新リーグ」は結局どうなるのかな。

Vリーグ関連⑫:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230216
  〃      ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220125
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負けるな!Vリーグ10

2023-02-16 00:30:02 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 今日、Vリーグからちょっとビックリするニュースが流れました。前々から囁かれていたバレーの新リーグ構想です。今までプロ化したい、プロ化したいと動きながら、社会人チームの壁に阻まれ、中途半端なバレートップリーグに収まり続けてきた経緯があります。今までしっかり見てきました。現在「V.LEAGUE」というリーグ名ですが、その前は「V・プレミアリーグ」でプロ化を目指したのに、ちょっと名前を変えただけでほとんど変化は無い玉虫色の結果になった経緯があります。この記事にあります。そして、再びプロ化を目指す動き。今回はどういう動きなのか。
       
【バレーVリーグの新リーグ構想固まる! トップカテゴリーの「SVリーグ」は最大16チーム。15日の理事会で承認へ】
「日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)が、1年後の2024-25年シーズンに発足させる新リーグ構想案が固まり、15日の理事会で諮られることが分かった。『世界最高峰のリーグ』を目指すトップカテゴリーはSVリーグ(仮称)と呼ばれ、男女各最大で16チームで構成。当初、3つあったカテゴリーは『世界を目指すリーグ』と『地域共生を重視するリーグ』の2つのリーグに分けられる。承認されれば今年5月に新しいリーグの編成が発表される見込み。
 V機構では、新たに設ける参加基準を満たすチームを集めることで、地域に密着しチームの独立採算を推し進めるとともに、日本代表の強化につながる世界最高峰のリーグに発展させることなどを目的に、『中期計画』を策定してきた。
 当初のリーグ編成案では、トップカテゴリーの、現在のV1に相当するα(アルファ、仮称)と、V2にあたるβ1(ベータ、同)、V3にあたるβ2の3グループで構成されていた。
 しかし、トップカテゴリーは事実上の『プロ化』とみられ、企業チームの多いV1でも母体となる企業の考え方が違うほか、V2、V3のチームからもトップカテゴリー以外のリーグの方向性について、十分な説明を求める声が多かった。
 このため、昨年11月に中期計画の決定プロセスのスケジュールを変更。12月までに各チームと意見交換をし、最終案をまとめた。
 新しいリーグ編成では、SVリーグと新Vリーグの2つのリーグに分割。SVを目指す意向を示しながらも条件面でSVリーグに加盟するためのライセンスを取得できないチームへの経過的な措置として、『SV準加盟クラブ』を設け、ライセンス取得までの期間は新Vリーグに参戦する。
 現在、男子10チーム、女子12チームで運営しているトップカテゴリーは、当初、男女とも各6~8チームでのリーグ戦を想定していたが、中期計画変更後はライセンス資格を有するチームがあれば、最大各16チームで編成する方針。原則として降格もしない。
 チーム名にはホームタウン名(地域名)を入れるほか、リーグ戦の期間は10月から翌年の5月中旬を予定。試合数は40~50試合で、収益目標をリーグ30億円、チームの全体で200億円としている。
 4月から5月初旬にかけて国内主要大会の一つの黒鷲旗全日本選抜男女選手権や、代表合宿も予定されることがあるため、リーグ期間については今後、調整が必要になる。
 各チームが参入を希望するカテゴリーへの申請は5月から始まり、ライセンスは8月から申請を受け付ける見込み。」

 「SVリーグ」ですか、スーパーVリーグという意味合いなのか。「世界を目指す」SVリーグと「地域共生を重視する」新Vリーグになるのか。WEリーグにも似ていますね。1部のSVリーグは事実上のプロ化という事ですが、果たして今のV1リーグで手を挙げるチームがどこまであるのか。今まで何度も頓挫してきたのに、今回上手くいくのでしょうか。まぁ各チームと意見交換してきたとあるので、少しはましになったのか。SVリーグは6~8チームという数を聞くと、果たして地元岡山はそこに入れるのかと思ってしまいますが、チーム名には地域名を入れるという事なので、すでに地域名が入っている岡山は条件クリアとも言えます。
 地域に密着しチームの独立採算を推し進めるとともに、日本代表の強化につながる世界最高峰のリーグに発展させることなどを目的としているようですが、企業チームではなく、地域に密着してチームの独立採算性という面では岡山はクリアしていると思います。

 企業チームの多いV1でも母体となる企業の考え方が違うほか、V2、V3のチームからもトップカテゴリー以外のリーグの方向性について、十分な説明を求める声が多かったという部分が気になります。説明不足という指摘が多かったという事は、新リーグの趣旨に100%賛同していない事になります。という事は今年5月の申請でまたしても手を挙げるチームが少なく頓挫、玉虫色の中途半端な新リーグで終わってしまう可能性があります。どうなってしまうんでしょうかね。個人的には川淵さんのような強烈なリーダーシップがある人材でなければ、仕切れないのではないかと思いますと書いていたら、スポーツ報知で別の記事が出てきました。

バレーボール2024~25年シーズンから新リーグ発足へ「1億円プレーヤーを」

バレーボール2024~25年シーズンから新リーグ発足へ「1億円プレーヤーを」

 日本バレーボールリーグ機構の大河正明副会長が15日、理事会後にオンライン会見を開き、2024~25年シーズンから新リーグを発足させる見通しであることを示した。

スポーツ報知

 

【バレーボール2024~25年シーズンから新リーグ発足へ「1億円プレーヤーを」】
「日本バレーボールリーグ機構の大河正明副会長が15日、理事会後にオンライン会見を開き、2024~25年シーズンから新リーグを発足させる見通しであることを示した。
 サッカー・Jリーグの常務理事、バスケットボール男子Bリーグのチェアマンを歴任した大河氏は『世界最高峰のリーグを2030年までに目指す』とし『Vリーグ リボーン』を掲げた。Vリーグの中期計画のことで、『(リーグを)目指した選手に夢があるよう、1億円プレーヤーを出したい。トップ選手が世界から集まってくるようなリーグに』と描いた。これに先だって、24~25年に新たなリーグが発足する。」
「具体的な詳細は今後詰めていくが、チーム数はイタリア1部のセリエAが男子14、女子12チームであることを踏まえて、最大16チームとした。年間の試合数は40~50で、収益は1チームにつき4億円以上を見込んでいるという。夏頃から、各チームにライセンスの申請を受け付ける見通し。」
 
 何と、Bリーグの大河前チェアマンが今はVリーグの副会長だったのですね。調べてみると、去年の9月に就任されたそうです。ある意味頼もしいですね。今まで変革できなかったVリーグが経験豊富な大河副会長の手腕で変われるかもしれないと。よく読むと、2030年にまで世界最高峰のリーグを目指し、先だって今回のSVリーグを立ち上げるとか。まだよくわかりませんが、大河副会長の手腕に期待です。なるほど、だから新リーグは少しBリーグの将来構想にも似ているのかと。
 とりあえず今回はこんなところで。先日の倉敷アブレイズのミニ会合でも、この件は少し話に出ました。来季開幕に向けて、何か変革があるんだなと何となく思っていましたが、今回の報道で少し具体的に景色が見えた印象です。今後の動きが楽しみです。
Vリーグ関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220125
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211128
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210209
  〃      ⑧:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200907
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180330
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171229
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170602
  〃      ④https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170319
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160922
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