リスペクトコラムです。
パリ五輪、先ほどの深夜開会式がありました。もちろん留守録で観ています。そして、一足先にサッカー競技が始まりました。24日(水)の26:00に男子、25日(木)の24:00になでしこです。うーむ、仕事日で帰宅も遅く、留守録した試合もまともに観れていない状況。また次の試合が来てしまうので、急いでネットからリスペクトさせていただきました。毎回、五輪はこういうパターンが出るかな。
まずは男子代表(U-23)の大岩ジャパンです。グループリーグで、パラグアイ、マリ、イスラエルとともにグループDに入っています。各グループを観ても、今回は強豪国の名前がなく、メダルが期待できそうな顔触れ。アジアからは他にウズベキスタンとイラクが出場。ウクライナの名前もあります。という事で、パラグアイ戦です。
【男子代表(U-23)】
【南米王者圧倒で56年ぶりメダルへ好発進 次戦勝利なら23歳以下だけで初8強入り】
「日本が1次リーグ初戦でパラグアイに5-0で完勝した。MF三戸舜介(21=スパルタ)の2発など、日本の五輪最多となる5得点で南米王者を圧倒。68年メキシコ大会以来56年ぶりメダル獲得へ好発進した。」
「強い。日本の進歩を示すゴールラッシュだった。出場16チームで唯一、OAゼロの若きサムライたちが、パラグアイを粉砕。南米予選でブラジルを退け首位通過した難敵も、一蹴した。
前半19分、三戸の得点で先制した。同24分に相手が退場し、数的優位に立った一方でMF平河が負傷退場するアクシデントに見舞われたが、後半4得点。日本の五輪史上初となる5得点にも、大岩剛監督(52)は『相手が10人だったことを認識した上で評価したい』と表情を崩さない。歴史的大勝も『得失点差は理想的』と受け止め、先を見た。」
【五輪代表】南米王者圧倒で56年ぶりメダルへ好発進 次戦勝利なら23歳以下だけで初8強入り - サッカー - パリオリンピック2024 : 日刊スポーツ
【ボルドー(フランス)24日(日本時間25日)=佐藤成、木下淳】パリ五輪サッカー男子が開会式に先立って行われ、日本が1次リーグ初戦でパラグアイに5-0で完勝し… - 日刊ス...
nikkansports.com
先発は細谷、関根、小久保選手などほぼベスメンだったのかな。やりましたね。得点者は三戸(2点)、山本、藤尾選手(2点)。藤尾選手は町田さんの所属か。メダルの期待が高まるハイスコア。相手のパラグアイは南米予選1位の強豪で、W杯だったか全く勝ててなく、下馬評では苦戦を予想されていました。試合結果を観た時に、これは行けるぞと思ってしまいました。が、よく観ると、前半23分に相手がレッドで退場していました。これが11人同士の対戦だったら100点満点なのですが、もし相手が1人減らなかったらとは思います。この時負傷した平河選手が心配です。
【男子サッカー大岩監督に「3つの誤算」 5-0大勝発進も56年ぶり五輪メダルには懸念材料ばかり】
「アジア王者が五輪開幕戦で圧勝劇を見せた。パリ五輪のサッカー男子が日本時間25日未明、27日の開会式に先立って計8試合が行われ、1次リーグD組の日本は、パラグアイとの初戦で5-0と大勝。勝ち点3をゲットした。
序盤からパラグアイはラフプレーを連発。日本が1-0とリードして迎えた前半23分、J町田から英2部ブリストルへの移籍が決まった平河悠(23)が、パラグアイの背番号10を背負ったMFビエラに右足を踏みつけられ、10分後に自らピッチに座り込んで負傷交代。ビエラは一発レッドで退場に。1人少ない10人となったパラグアイは後半18、24分の連続失点で戦意喪失したのか、ファウルを繰り返して攻守のリズムを乱した。自滅するような形で日本の圧勝劇をアシストした。」
「幸先良いスタートとなったが、懸念材料はある。本番前に誤算が相次いだからだ。まずは「7月14日の日本代表MF佐野海舟(ドイツ1部マインツ)不同意性交事件」である。
このあおりをモロに受けたのが、佐野の実弟でオランダ1部NEC所属の航大(20)。バックアップメンバーに登録されていたが、急きょ外れることになった。」
「日本代表に追い打ちをかけたのが、G大阪のDF半田陸(22)の負傷による離脱である。22日の練習中に昨年骨折した左腓骨を再び故障した。」
「サイドアタッカーの先発要員・平河の負傷の程度も気掛かりな点だ。」
「大岩監督にとって、参加16カ国で唯一、オーバーエージ(OA)枠選手を招集できなかったことも誤算だった。」
男子サッカー大岩監督に「3つの誤算」 5-0大勝発進も56年ぶり五輪メダルには懸念材料ばかり|日刊ゲンダイDIGITAL
アジア王者が五輪開幕戦で圧勝劇を見せた。 パリ五輪のサッカー男子が日本時間25日未明、27日の開会式に先...
日刊ゲンダイDIGITAL
ネットの戦評です。
「日本は序盤から強みであるサイドを起点に突破を図るが、パラグアイがためらいなくファウルで止めてくることもあってリズムが生まれない。しかし、流動的な立ち位置の変更で綻びを生み出し、前半のうちに先制。さらには直後に相手が退場処分を受けたこともあり、以降はしたたかな試合運びにシフトする。
後半も機を見て攻め込む日本は、訪れるチャンスを次々と仕留め、相手の心を折りにいく。クロス、カウンター、セットプレーと、さまざまな形でネットを揺らす一方で、ピンチの場面は体を張った守備を披露。攻守に隙のない戦いぶりで反撃を許さず、無失点のまま終了の笛を迎えた。」
サッカー日本代表 - 五輪 グループD 第1節 U-23日本 vs. U-23パラグアイ - 試合経過 - スポーツナビ
五輪 グループD 第1節 U-23日本 vs. U-23パラグアイの試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のサッカー日本代表ページです。最新のニュース、速報、日程、見...
スポーツナビ
三戸選手の先制は素晴らしかったですね。まずはペースをつかんだ気がします。日刊ゲンダイの記事では懸念材料も書かれていますね。個人的には佐野兄弟か。元岡山の航大選手は結局バックアップメンバーを交代させられてしまいました。クラブの事情とありますが、海舟選手の影響もあるなと思ってしまう。結果的にバックアップメンバーはパリに行っているので、航大選手ますます気の毒に思ってしまいました。という事で、戦評が書けていなくて申し訳ないです。また書けたら追加します。
続いてなでしこ。池田ジャパンです。グループリーグで、スペイン、ブラジル、ナイジェリアとともにグループCに入っています。各グループを観ましたが、蒼々たる顔ぶれでグループ突破はできそうだがという感じ。決勝トーナメントは厳しい戦いが待っている予感。アジアからは日本だけです。という事で、スペイン戦です。
【女子代表(なでしこジャパン)】
【なでしこジャパン、パリ五輪で黒星発進……藤野あおばの直接FKで鮮やかに先制するも、スペイン代表にボールを支配され完敗】
「なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)がパリ五輪の第1戦・スペイン戦に挑み、1-2で敗れた。先にスコアを動かしたのはなでしこジャパンだった。前半13分に、相手ペナルティエリア手前で得た直接FKのチャンスで、ボールの前には長谷川唯と藤野あおばの2人が。最初に動いた藤野がそのまま右足を振り抜くと、見事にゴールイン。鮮やかな一撃で観客を沸かせる。
現地時間17時キックオフの試合はジリジリとした日差しの元で行われたが、その太陽を力に変えたのはスペイン代表だった。時間とともにボール保持をさらに強めると、前半22分にMFアイタナ・ボンマティが同点弾を決めて、1-1で前半を折り返す。
後半は、さらに日本の陣地内で両チームの多くの選手がプレーする時間が続く。なんとか耐え続けるも、同29分にスペイン代表FWマリオナ・カルデンテイが逆転弾を決める。なでしこジャパンは攻め手を探すも前に出ることができず、その後もスペイン代表のリズムに。結局、そのまま試合は終了したのだった。」
藤野選手やりましたね。海外移籍を加速させるような先制弾。前回W杯王者のスペインに先制したのは素晴らしい。ただ、去年のW杯で0-4と日本に完敗を喫していたスペインにとって、日本は忘れがたき存在で目つきが違っていたようです。ポゼッションに勝るスペインは日本を圧倒し、そのまま逆転勝ち。A代表のスペイン戦のようにはならなかったですね。カタールW杯のA代表の分も気持ちが込められていたのか。
こういう大きな大会の日本の戦術は、守ってカウンターの「弱者の戦術」。カタールW杯では勝てても、なでしこでは勝てなかったという事。いろいろ勝因があったA代表では「運」もあったが、今回は何も働かなかったですね。以前のアメリカ戦と同じイメージにも思えました。
なでしこジャパン、パリ五輪で黒星発進……藤野あおばの直接FKで鮮やかに先制するも、スペイン代表にボールを支配され完敗 | 概要 | 日本代表 | ニュース | サッカー批評Web
現地時間の7月25日、なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)がパリ五輪の第1戦・スペイン戦に挑み…
サッカー批評Web
【なでしこジャパン、藤野あおばのFKで先制もスペインに逆転負け「残念だけど、まだ次がある」「1点差負けなら、まだチャンスがあるぞ」とファン激励】
「パリ五輪のサッカー女子日本代表がグループステージ初戦でスペイン代表と対戦し、1ー2で逆転負け。グループステージは黒星スタートとなった。
先制したのは、なでしこジャパンだった。13分の直接FK。藤野あおばが右足を振り抜くと、鋭い弾道は相手GKの手に当たりながらゴールに吸い込まれた。ボールを保持して攻撃の圧力を強めるスペインは、22分に同点に追いつく。ペナルティーエリアの外でショートパスをつなぐと、最後は裏に抜け出したアイタナ・ボンマティが同点ゴールを決めた。
1ー1で迎えた後半、日本は不動の右SB清水梨紗が負傷交代するアクシデントに見舞われると、74分に失点。パスとドリブルでペナルティーエリア内に侵入したスペインのマリオナ・カルデンテイに逆転弾を許してしまった。
スペインのボール保持と前からのプレスに苦しんだ日本は、なかなかボールを前に運ぶことができず、ポゼッションは25パーセント対75パーセント、シュート数は3対15。スペインに主導権を握られ続けた。」
なでしこジャパン、藤野あおばのFKで先制もスペインに逆転負け「残念だけど、まだ次がある」「1点差負けなら、まだチャンスがあるぞ」とファン激励【パリ五輪】
現地7月25日、パリ五輪のサッカー女子日本代表がグループステージ初戦でスペイン代表と対戦し、1ー2で逆転負け。グループステージは黒星...
THE DIGEST
ネットの戦評です。
「ボールを動かすスペイン、ブロックを敷いてカウンターを狙う日本という構図で試合が始まると、日本は藤野あおばを中心にチャンスを創出。その藤野は開始早々に訪れたチャンスこそ逃すが、前半13分に直接FKを見事に沈め、日本に先制点をもたらす。しかし、テンポの良いパスワークで何度も深い位置に入り込んでくるスペインの攻撃を防ぎ切れず、前半のうちに同点に追い付かれてしまう。後半はシステムを変更するも、大勢は変わらず、後半29分に逆転ゴールを献上。そのまま1-2で敗戦を喫した。
ボールを握る力に秀でたスペインに対し、守備からベースを作って速攻をうかがう姿勢は、前半は良い方向に働いていた。だが、同点の状況でもボールを『取りに行く』前向きな守備を講じられず、ずるずると全体のブロックを下げてしまえば、失点は時間の問題だっただろう。時間と状況に合わせた戦術が取れず、ベンチワークを含めてスコア以上の完敗と言ってもいい。」
サッカー日本代表 - 女子五輪 グループC 第1節 スペイン vs. 日本 - 試合経過 - スポーツナビ
女子五輪 グループC 第1節 スペイン vs. 日本の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のサッカー日本代表ページです。最新のニュース、速報、日程、見どころ...
スポーツナビ
山陽新聞によると、W杯後に着手した4バックで開始。連動したプレスに取り組んだ成果が表れ、先制までこぎつけられたが、ここまで。スペインがどんどん姿を変えてきて、途中からボールを蹴るだけになったと長谷川選手。
ポゼッションだけでは強くなれないという声を聞いた事がありますが、このスペインを観ると、そんな声は一掃し、やはりポゼッションが強いチームは強いと思ってしまう。スペインのボール保持と前からのプレスに苦しんだ日本は、なかなかボールを前に運ぶことができず。ポゼッションは25パーセント対75パーセント、シュート数は3対15とありますが、数字上も完敗か。この結果はカタールW杯の時もこうなっていたかもしれないとも思ってしまう。でもあの時は「運」もあって勝てたが、今回は「運」もなく実力どおりの結果となってしまいました。
スペインはFIFAランク1位と聞き、最新情報を調べてみました。おっとアメリカは5位に下がっていますね。2位がフランス、3位がイングランド、4位がドイツと欧州勢が上位を占めています。日本は2つ違いの7位。大学サッカーとともに世界を席巻していたアメリカは、今や欧州の後塵を拝しているのですね。なでしこの海外組で欧州へ行く選手が多いですが、それでもアメリカにも行って欲しいな。特に若い選手、大学から行って欲しいと。
次の試合はすぐ来ます。男子の次の相手はマリ。FIFAランクは53位なので、今度も大勝するでしょう。女子の次の相手はFIFAランク10位のブラジルですが、油断していたらやられるかも。一般的なイメージで1勝1敗1分でどうかという状況なので、次のブラジル戦に勝てばいけそうですが、負けたらしんどいな。
この試合でなでしこの清水選手も負傷交代しています。ここも心配。直前の練習まで別メニューが続いていた北川選手林選手もバックアップメンバーと入れ替わっており、選手メンバーにも不安が残ります。男女とも頑張ってもらいましょう。
#がんばろう石川 #がんばろう能登