留守録生観戦レポです。
今日は仕事でした。帰宅して留守録した映像を観ながら、記事を書いています。TV放送あって良かった~ 先発には矢島、豊川のU-23コンビが仲良く先発です。ベテラン澤口が開幕スタメンって、すごい久しぶりです。あと、赤嶺に期待です。加地は欠場。相手は、同じ中国地方で今シーズンからJ2に昇格してきた山口さん。最近、レノ丸くん(実物はニータンと似た感じですね。)というマスコットも決定したとか。「丸」ダービーですね。とにかく、去年の山口さんは強かったです。最後の方は迫られましたが、ずっとJ3を独走状態です。
放送開始です。何と、ファジ丸くんも山口に行ってます。山口さんのユニも何かかっこいいですね。個人的には昔の中国リーグで戦ったレノファ山口のイメージがまだ残っていますが、今日の試合で粉砕されそうです。おっと、そういえば岩政選手の故郷でしたね。ブログに「今年は重要な年」「覚悟している」と言い切っていますが、まさかと思いますが今年限りで山口にという事になりませんように。
映像で見ると、維新百年公園スタジアムのバックスタンドの様子とか見ると、どことなしにCスタと似てますね。山口は人口も少ないし、観客は少ないというイメージがありましたが、早くも粉砕されました。、サポーターのコールは岡山の方が声量は大きいようです。山口さんは、J3で36試合で96得点だったそうです。解説にもありますが、ポゼッションが上手いチームのようです。ポゼッションが強い相手には相性悪いんだよなぁと書いていたら・・・
おっとー前半8分、ゴール前の混戦でボールを奪われ、岩政選手の逆にパスを出されて決められる・・・ 岡山痛恨の失点・・・0-1。 8分って早えーなと。その後もどんどん攻め込まれています。誰かが言っていましたが、山口の選手は「残留」ではなく、「J1昇格」を口にしているとか。そんな試合っぷりですね。
山口さんはCBを中心にDFを6人補強したそうです。昨日の語る会で話が出ていましたが、岡山は前に赤嶺がいても、供給する選手が薄いのではないかという見方があります。時間が経って、岡山が少しボールを持てるようになってきました。岡山の流れです。豊川のセットプレーを初めて観ました。その先には岩政の姿。山口さんのユニフォームはFINTAとあります。調べてみると、ブラジルのサッカーブランドで群馬さんも着けているメーカーです。映像からは今度は山口サポのコールが聞こえてきました。今日は豊川がよく倒れます。それだけマークが厳しいのか。
歴史マニアなので、どうも山口さんのダンマクが気になります。去年の大河「花燃ゆ」で吉田松陰をよく観ましたが、何と「諸君、狂いたまえ」の名言がありました。他にもゴール裏にそれらしい文言がチラチラ映りますが、気になってしょうがないです(笑)。それに対抗できるのは岡山池田藩の揚羽蝶か。違うダンマクの「至誠而不動者未之有也」は「至誠にして動かざる者は、未だこれあらざるなり」と読み、こちらが誠心誠意をもって物事に対処すれば、あるいは、人に接するならば、どんな難局であろうと事態は必ず改善されるものという意味で、元は孟子の言葉で松陰先生が故郷に残した言葉。「志」もあるし、去年の花燃ゆを思い出します。ダンマク深いですね。歴史マニアにとってはとても面白い。山口面白いですね。前半終了。
すぐに後半スタート。選手交代は無し。前半に続いても、またしてもペナルティエリア直前でのFKゲットも、山口GKセーブ。FKからDFがはじいたボールを矢島がボレーシュートを決める。★★★岡山ゴォール!!! 矢島ゴール!★★★ 1-1。追いつきました。
山口のCKの時に山口の選手が全員、ゴール前に密集して、解説で何かあると言っていたら、トリックプレーを仕掛けてきました。が、中林の正面。ここで豊川に替わって、押谷投入。矢島が山口・岸田を突き飛ばしていましたが、審判が観ていなかったのでラッキーか。ラフプレーが続きます。ここで山口の攻撃が活性化してきました。とにかく、山口のCKは密集型のトリックプレーのようです。初めて観ます、こういう形。
プレスは岡山よりも山口の方が強い気がします。あと、山口ではJ3得点王の岸田と庄司の名前ばかり出てきます。この日の入場者数は11,008人だそうです。山口さん、いきなり1万人ですか。中国ダービーの開幕戦とはいえ、動員力全然あります。ここで、田中に替わって加藤投入。矢島が一つ前のトップ下に入ったようです。ここで伊藤に替わって渡辺に交代。お互い相手ゴールに迫り、お互い惜しいシーンも何度かありましたが、拮抗は破れず。どの選手もきつそうです。ここでホイッスル。1-1のドローに終わりました。今シーズンも引き分けが多そうですね。アウェーで参戦したみなさん、お疲れ様です。次はホーム開幕戦の千葉戦ですね。
そして、翌朝の山陽新聞には加藤選手の囲み記事がありました。ファジのアカデミー出身で、岡山市出身。プロ3年目で今回Jデビューしたと載っていました。アカデミー出身者がJ2の試合に出場するのはクラブとしても初めてとありました。あとはどこまでこの位置をキープできるかですか。過去にもトップで脚光を浴びても、気付いたらすぐにネクストに逆戻りしたパターンを今まで何度も観てきたので、今回はそうならないように期待しております。
観戦レポです。
少し前ですが、栃木へ用事で行ってきました。中途半端に時間ができて、中央線付近だったので旧国立競技場跡地に行ってみました。しかし、高いフェンスで囲まれていて、撮影スポットが余り無かったので、観るだけで終えました。敷地も単なる原っぱで、こんなに狭かったっけとふと思う。
さて、どうしようかと思っていたら、そうだ某黄色いチームの練習でも観に行ってみようと思い立ちました。監督が代わり、見学場所が元の位置に戻ったので、また選手との距離感が近い風景を観ようと思い、常磐線に乗りました。ネットで情報を探っていると、何とこの日は日立台でTMだそうで、練習は無し。まあそれでもいいやと、柏駅から下車しました。途中、松戸駅であの優勝パレードがあるという事で、帰りに行けたら行こうという事に。
柏駅からレイソルロードを歩く。やっぱりいいですね。商店街から住宅街へロードが続き、その先に柏総合グラウンドがあります。各商店街には目新しいタペストリーがあちこちに掲示されています。スタジアムのおひざ元の商店街のみと連携をしている事例を知っていますが、何回考えてもこの柏の街のように町中の商店街とトータルで応援すべきです。そして、のぼりなどではなく、川崎やこの街のようにタペストリーが理想。のぼりではすぐに痛むし、スポーツ文化の匂いが薄いように個人的に思います。そしてフラッグ。毎年、サポーターがロードの電柱等に1本1本取り付けられますが、J1開幕の今日はもう整っている事でしょう。
柏総合グラウンドに到着。正面の試合告知ボードを見ると、「2月週間予定」として、その日その日の練習時間と場所がきちんと告知されていました。こういうのって、いいファンサービスですね。柏サポーターは恵まれていると思います。そして、柏CIVICゲートを通り過ぎて、ふと見ると「Reserved Seat Members」という告知板がありました。名称からしてSS指定席の会員なのか、名前が並んでいました。席数もそんなに多い方ではないと思うので、入会メリットというよりは、名誉の提供なのかなと個人的には思ってしまいました。何かいいですねー
この日の観戦場所はメインスタンドです。日立台にはかれこれ、とても長い間足を運んでいますが、メインスタンドでの観戦は実はほとんど初めてでした。ちょっと景色が違いましたね。マスコミブースやヨネックスシートなど、こんな感じなんだと再発見できました。そして、センターラインの位置のかなり前で観ましたが、選手の表情がよく見えて、掛け合う声もよく聞こえました。
この日のTMの相手はJFLの流通経済大学。学生選手も多いから、どこまで本番に近いチームかわからないですが、ネクストの対戦相手。試合は45分ハーフで、前半と後半でかなり顔ぶれが違っていました。まずはメンデス監督を初めて見ました。ずっと大声でコーチングしていました。いいプレーをした選手にはGOODポーズを出して、硬軟を使い分けています。新外国人選手も観ました。U-23代表の山中選手も間近で。他にもずっと馴染みのある選手ばかり、一通り見れて良かったです。福岡さんから帰ってきたGK中村選手も元気でした。昨シーズンはずっと怪我だったマッスー選手も大丈夫そうでした。あとはアカデミー出身の若手選手が目立っていました。
観客席もほどほど埋まって、来場したファン・サポーターも熱い視線を向けていました。詳しくは言いませんが、プレーに対するリアクション反応で、ここには目が肥えた人ばかりが来てるんだなぁという感想を持ちました。この日はとにかく寒い日でしたが、楽しめました。ポルトガルから復帰したTJ選手が後半から登場しましたが、いいプレーでしたね。得点も決めたし、クリス選手の穴を埋めてくれそうです。
ベンチスポンサーに柏の老舗カレー店「ボンベイ」の弾幕が貼られていました。いいですねー、小さな老舗カレー店がベンチスポンサーって。柏らしい光景ですね。腹が減ったので、どこかで食べようと模索。同じくスポンサーである珍来に行こうと、帰り道から目を向けてみるといっぱい。ホワイト餃子にも寄ってみるがこれまたいっぱい。結局柏らしい食事はできず。
ちょっと、KAMO柏店に寄ってみました。昔、関東に住んでいた頃にはこのKAMO(確か、加茂周氏関連じゃなかったっけ)に世話になりました。柏店は真っ黄色でした。帰ろうとすると、お店スタッフから声を掛けられ、ポスター小を手渡されました。まーさんや、うろたんKにあげようと受け取る。
そして、柏駅についてふと気づくと、松戸駅がすぐ隣。おっと、優勝パレードに間に合うではないかと。J1柏のホームタウン・松戸にある佐渡が嶽部屋は実は少し黄色い。あの琴欧洲関も柏サポだった様子。松戸駅に降り立ってみました。駅前広場に琴奨菊関優勝パレードの告知が大きく出され、駅のアナウンスでも流れていました。
下の道路に降りた場所に陣取り、始まるのを待ちました。周りはどんどん見物客でいっぱいになっていきました。何でもこの日は55,000人来ていたと、夜のニュースでやっていました。向こうの国道?特設ステージでセレモニーがあり、優勝パレードがスタートしました。松戸市や地元商工会議所などが主催者で、佐渡が嶽部屋が松戸の地域の宝である事がよくわかりました。やってきました。オープンカーに琴奨菊関と親方が乗っていましたが、あっという間に通り過ぎていきました。優勝パレードって、昔観た長嶋巨人以来だなと。という1日でした。また、東京の方へ行く機会があったら、ぜひ日立台の練習を観に行きたいです。
あと、柏絡みの話題といえば昨日、クラブ公式HPに「レイソルサポーターの入場禁止処分解除のお知らせ」というニュースが出ました。個人的には、あの名チャント「柏バカ一代」やBGMが復活して欲しいと思っていますが、どうなのかなぁ・・・ 今日、J1が開幕しました。残念ながらメンデスレイソルは浦和さんに1-2でホーム戦を勝利で飾れませんでした。先は長いですから。
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014361.html
事例紹介コラムです。
当ブログでは、新潟さんに対して、今でもJリーグの地方クラブとしての優等生クラブだと敬愛しています。違うクラブチームではありますが、今年の秋から新たに開幕するBリーグに参戦し、また独立リーグのBCリーグにも同じアルビレックスというチームが戦っているのはまさにスポーツ文化。その中心にあるのが新潟さんです。J's GOALだったか、先日新潟さんの記事を観ていたら、「サッカー楽会」なるものが出てきました。深く読んでみると、これは「Jクラブの付加価値」の一つである事を認識させられました。まずはその新潟さんの「サッカー楽会」について。地元・岡山の名前も出てきますね。以下、抜粋して紹介。
【サッカー楽会とは】
スポンサー企業のサポートやサポーター等とクラブとの共同活動、これまでのクラブの地域貢献活動などを振り返り、ホームクラブが更に飛躍し、もっとスタジアムが賑わい、もっとホームタウンが活気付くためにサポーターができることを語り合う場。
・主 催: NPO法人アライアンス2002、㈱アルビレックス新潟、アルビレックス新潟後援会、㈱新潟日報社
・後 援: 公社)日本プロサッカーリーグ、新潟市
【サッカー楽会の開催目的】
学び合い、語り合いの中から、「ホームクラブ・アルビレックス新潟を盛り上げるために」「ホームタウンを元気にするために」「ホームクラブをキーワードとして人々がやりがいを持ち、笑顔いっぱいになるために」「私達ができることを考え、行動に移していく」
【第一回】
・日 時 : 2014年2月9日(日) 13:00~17:10
・会 場 : 新潟日報メディアシップ ナレッジルーム
・参加者: 80人
・講 演 : 講師:アルビレックス新潟取締役 小山直久氏
演題:「アルビレックス新潟の地域貢献活動等の歴史と今後の取組について」
・トークセッション:「ホームクラブスポンサー企業の皆様の熱い思い」
・講 演 : 講師:アルビレックス新潟サポーター 浜崎 一氏
演題:「僕らが弁天線のゴミを拾いながら考えたこと」
・活動報告:「ホームタウン・オレンジプロジェクト」
報告者:アライアンス2002 金子法泰氏
「新潟大学アルビレックスプロジェクト」
報告者:新潟大学アルビレックスプロジェクト 阿部大志氏
・グループディスカッション:4つのテーマ毎に、参加者にグループに分かれていただき約1時間意見交換。
ホームタウンオレンジプロジェクト「第1回サッカー楽会」議事録:http://alliance2002.blogspot.jp/2014/02/blog-post_16.html
【第2回】
・日 時 : 2015年2月7日(土) 13:30~18:20
・会 場 : 新潟日報メディアシップ ナレッジルーム
・参加者: 110人(スタッフ含)
・講 演 : 講師:アルビレックス新潟 代表取締役社長 田村貢 氏
演題:「アルビレックス新潟ドリームクラブについて」
講師:新潟経営大学 准教授 福田拓哉 氏
演題:「競技・ビジネス・地域密着の一体化とアルビレックス新潟後援会のポテンシャル」
活動報告:「病院内ビューイング」
報告者:新潟県立中央病院、新潟大学医歯学総合病院、サッカー談議場より
「脱サポーターとホームタウンオレンジ化」
報告者:サッカー談議場 浜崎一 氏
「新潟以外の地域での活動 ~ 山雅後援会の活動紹介 ~」
報告者:山雅後援会 専務理事 風間敏行 氏
活動報告:「大学アルビプロジェクト」
報告者:新潟県立大学、新潟国際情報大学、新潟医療福祉大学、アップルスポーツカレッジ、新潟経営大学、新潟大学
グループディスカッション:
テーマ1:「ビッグスワン4万人・プロジェクト~4万人のホームゲーム観戦者とするために私達ができること~」
テーマ2:「ベスト・ホームクラブサポート・プロジェクト~大都市のクラブに負けず日本一になるために私達ができるクラブサポートについて~」
あいさつ: ㈱ジャパン・ベースボール・マーケティング、サッカー談議場
ホームタウンオレンジプロジェクト「第2回サッカー楽会」議事録:http://alliance2002.blogspot.jp/2015/02/blog-post_19.html
【第3回】
・日 時 : 2016年2月14日(日) 13:30~
・場 所 : 新潟日報メディアシップ 日報ホール
・参加者: 140人
・内 容 :
◎メインテーマ:「ホームタウン活動とは何か」
第1部
・講 演 : 講師:Jリーグ理事 村松邦子 氏(㈱ウェルネス・システム研究所代表取締役)
演題:「三方よしのホームタウン活動を考える ~ 地域連携の実現に向けて ~」
・事例発表:テーマ:「各地で行われているクラブ主体、あるいはクラブと市民又は自治体、支援団体などが共同で行っているホームタウン活動等について」
発表地域:J2岡山、J1川崎、J1仙台、J1新潟(NPO法人アライアンス2002)
・グループディスカッション
テーマ:「あなたにとってのホームタウン活動」
第2部: 懇親会(立食・軽食形式)
ホームタウンオレンジプロジェクト「第3回サッカー楽会」関連:http://alliance2002.blogspot.jp/2016/02/blog-post_22.html
【岡山についてQ&A抜粋】
Q:「岡山も新潟も県のチームか、市のチームなのかという難しい問題があると思う。岡山の場合、岡山市だけではなく、ホームタウン活動を倉敷、赤磐、津山、高梁に広げていけるのかが大切だと思う。ホームタウン活動をどうやって市レベルから県レベルに広げて行こうと考えておられるのか教えて欲しい」
A:クラブの経営を考えると効率性ということからスタジアム中心の活動ということになる。マンパワーを考えると遠い場所はどうしても関係が薄くなってしまうが、濃くなるためには、もう少し時間がかかると思う」
Jリーグは、1月の理事会で、「サッカー楽会(がっかい)」を後援することを決定。この“楽会”は、Jクラブを通じた地域活性化に取り組む全国の有志が自発的に集まり、互いの活動を学びあうもの。アルビレックス新潟と支援団体の呼びかけで始まり、今年で3回目を迎える事業。
Jリーグ公式HP該当記事:http://www.jleague.jp/release/post-41353/
さすが新潟さんです。どこかで新潟さんは無料招待券をどうたらしてるからどうの、それに対してどうのとか聞いた事がありますが、これらの情報を耳にすると、そういう部分的な評価を超える、J1でもトップを走る付加価値を持つクラブである事を再認識しました。年間予算がどうとか、観客動員数がどうとか、それはあくまで表面上の話で、今回の新潟さんは中身の話。よく当ブログでは、いくら見てくれが良い大木に見えても、根をしっかり張らないと、トラブルという強風が吹いたらすぐに倒れてしまう。新潟さんは同じ大木でも地域の隅々にしっかり根が張られているために、どんな逆風が吹いても地域からしっかりサポートを受ける事ができ、100年続く地域の宝の公共財だと実感します。あと、新潟さんはスゴイですね。1万人を目指すのではなく、4万人を目指しておられるのです。まさにJ1にふさわしい風格です。山雅さんもそうですね。1万人はあっという間の当たり前。2万人が目標。そのために地域に同じように根を張っておられます。読者のみなさんの地元クラブはいかがですか? 地域(県内、ホームタウン地域)まで根が張れていますか?
これは「フォーラム」と認識し、「Jクラブの付加価値」の評価項目に追加したいと思います。地域に根を張るために、三位一体の支援者(市民・行政・企業)が語り合い、地域の宝・公共財を高めていく活動。山雅さんも年に何回もされていますね。ファン・サポーター主催では、ここまでの規模にはできないと思うので、やはり「後援会」の存在が不可欠であると考えます。新潟には全市町村に後援会が組織され、川崎、仙台にも立派な後援会がありますね。フォーラムといえば、この時を思い出します。第2回一木会には傍士さんを呼んだっけ。また、ああいうフォーラムをやりたいものです。
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140709
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140109
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130330
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130330
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130118
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080221
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071224
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060722
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060309
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051229
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050919
事例紹介コラムです。
少し前になりますが、ちょっといい出来事がありました。もう誕生日が来るのがうれしい年でもなくなっていますが、その誕生日の数日前に帰宅して、ポストを観ると何やら封書が来ている。ん?岡山シーガルズを応援する会だが、果たしてこの時期に何なのか。更新のお願いって、この時期なのかなと手にして中に入る。もう一度封書をよく見ると、英語でハッピーバースデーの文字。何か優待券みたいなものが入っているのかなと思って、封を開けてみる。すると・・・素敵なバースデーカードが入っていました。しかも当ブログイチオシの吉田みなみ選手。
「お誕生日おめでとうございます! 素敵な一年になりますように・・・(不明文字(笑)) これからも応援よろしくお願いします!」というメッセージが直筆で書かれていました。個人名を書いてもらった訳ではありませんが、うれしかったですね。
そういえば、入会時にお気に入りの選手を書く欄があり、吉田選手の名前を書いた覚えがあり、確か吉田選手のサインが入った会員証カードが来たと思います。そして、そのあとの去年7月の告知「『岡山シーガルズを応援する会』会員証・会員特典の変更について」で、新規入会時のサービスとして「希望選手のサイン入り」から「サイン無し」に変更になったので、もうこういうサービスは無かったと思っていました。なので、なおさらサプライズでした。
まさに選手とファンの距離感を縮める素晴らしいサービスだと思います。よくJを目指す地方クラブがこういうサービスをやっていたのを観ていましたが、もうファンクラブ会員も結構な数になってるはずなのに、変わらずこういううれしいサービスを提供する事は本当に素晴らしいと思います。これからもこういう活動は継続して欲しいですね。
話は変わり、Vリーグの公式HPを観ていたら、面白いページを見つけました。「社会貢献活動」ページに「平成26年度チーム主催バレーボール教室開催実績」というページがありました。Vリーグ機構では、参加チームの協力を得て、バレーボールの普及と発展並びに地域のスポーツ振興等を狙いとしてバレーボール教室を開催という事で、各チームの実績が載っていました。以下がその内容です。
【プレミアリーグ女子】
岡山: 167回、10回代:東レ、車体、NEC、デンソー、上尾、一桁代:久光、日立
【プレミアリーグ男子】
FC東京: 350回、30回代:JT、豊田合成、サントリー、20回代:パナソニック、堺、10回代:東レ、ジェイテクト
【チャレンジリーグ女子】
44回:仙台、10回代:JT、PFU、KUROBE、一桁代:柏、JAぎふ、熊本、GSS、0回:大野、トヨタ自動車
【チャレンジリーグ男子】
つくば:271回、30回代:大分三好、10回代:大同、一桁台:富士通、東京ヴェルディ、近畿、兵庫、トヨペット、埼玉
こうして観ると開催回数が3ケタになっているところが、地域密着したクラブチームである事が反映されています。プレミアでは女子は断トツで岡山。男子ではFC東京。この辺はさすがだと思います。Jクラブ絡みである東京ヴェルディや、男子のクラブチームである堺の数字がやや少なく感じましたが、まあ今後どんどん増えていく事でしょう。あと、平成25年度の実績を比べても全体的に数が増えているようですね。
そして、同じく3ケタの数字を記録しているチャレンジリーグ男子の「つくばユナイテッドSunGAIA」というチームに目が留まりました。正直全く存在を知らなかったです。どんなチームなのかと調べてみると、筑波大を母体としたクラブチームでした。企業チームでなく、公益法人が運営しているという事で、昔の山形さんを思い出しました。このつくばさんについては、後日紹介したいと思います。それにしても、岡山はファイナル6で結果を出せずに残念でしたね。また頑張ってもらいましょう。
Vリーグ公式HP該当ページ:http://www.vleague.or.jp/socialaction/
事例紹介コラムです。
今日のヤフーニュースで、「Jリーグ、追加副審を導入」というニュースが流れました。先日開催されやゼロックススーパーカップでも、誤審が起こっていますが、前から存在する問題です。サッカーとともにプロ野球でも同様に騒がれています。それに対してラグビーや大相撲はすでにビデオ判定が導入されています。テニスやバレーでは「チャレンジ」制度がありますね。ゲキサカ及びJリーグ公式HPの報道内容を抜粋して紹介。
Jリーグは24日、得点の見極め、ペナルティエリア内での事象に対する判定の精度向上を図ることを目的に「追加副審」の導入を発表。追加副審(アディショナルアシスタントレフェリー/AAR)とは、ゴールライン付近にもう1人審判員を配置し、得点の判定を見極めるもの。海外ではすでに欧州サッカー連盟(UEFA)の主要大会やカタール等で導入。今シーズン導入される試合はナビスコ杯の準決勝と決勝、CS全試合となっており、6月頃からJ3各節1試合で試験導入。
・AAR(追加副審):
得点の見極めの確度を高めると共に、ペナルティエリア内のプレーにおいても、より正確なレフェリングを行うことを目的とし、両ゴールラインのゴール付近に1名ずつ副審を加えること。
・コミュニケーションシステム:
ピッチ上での選手たちのプレーに対し、迅速かつ正確に対応するために、無線機を用いて、即時かつ同時に審判団がコミュニケーションを取るシステム。
・AAR導入試合:
�Jリーグヤマザキナビスコカップ 準決勝(H&A計4試合、決勝1試合)
�Jリーグチャンピオンシップ全試合(最大5試合)
�全日本サッカー選手権大会天皇杯 準決勝(2試合)、決勝(1試合)
・AAR試験導入:
対象試合:J3各節1試合(予定)
導入時期:6月頃(予定)
・AARを実施しているリーグや主な大会:
UEFA主要大会(EURO、チャンピオンズリーグ他)、セリアA(イタリア)、カタールリーグ、UAEリ—グ
・その他:
AARは、コミュニケーションシステムの使用が必須であり、試験導入を実施する試合はコミュニケーションシステムが使用可能なスタジアムでの試合のみ。
ゲキサカ該当記事:http://web.gekisaka.jp/news/detail/?183569-183569-fl
Jリーグ公式HP該当ページ:http://www.jleague.jp/release/post-41904/
という内容でしたが、いろいろ観ていると今度は日本協会がゴールラインテクノロジーの導入を発表しています。一見、AARとは対極的なシステムに思えるし、Jリーグと異なる方式を上部団体である日本協会が導入するって何なのかなと思いました。以下、抜粋して紹介。
日本サッカー協会は17日、理事会を開催し、AAR(追加副審)及びゴールラインテクノロジーの導入を検討することを決めたと発表した。ゴールラインテクノロジー(GLT)とは、ゴールか否かを機械を使って判定する技術。昨年のブラジルW杯で初めて導入され、人間の目では見極めきれないゴールインが認められた事例もあり、ブンデスリーガなどがこのシステムを導入。今後、日本協会は検討プロジェクトを立ち上げ、AAR、GLTそれぞれのメリット、課題、費用などをトータルで検討。
ゲキサカ該当記事:http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172112-172112-fl&cx_geki_related_num=3
うーむ、よくわかりせん。日本協会とJリーグ。異なる方式を採用するというのですが、どうして一本化できないのか。そんな中、ネガティブなコラムを発見しました。何となく、湧き出てくる感情を上手く表現していると思います。以下、抜粋して紹介。
ユーロ2012でのウクライナ対イングランド戦の誤審は、「よくある誤審」ではあるが、ハンガリーの追加副審は何のために彼はあそこに立っていたのか。その翌日からヨーロッパ中で「ゴールライン・テクノロジー」について喧々囂々の議論が沸騰。
これまでFIFAはテクノロジー推進派で、その時のFCWCで実験が行われるはず。一方、UEFAはテクノロジー導入に反対の立場で、追加副審制度を推進。追加副審制度は一昨シーズンのヨーロッパリーグから実験的に導入され、2011-12シーズンはチャンピオンズリーグでも導入。
ヨーロッパリーグでの実験が始まった当時は、追加副審は手ぶらでゴールラインの辺りをうろうろしているだけで、見ていて邪魔なだけの存在に思えたが、次第に主審、副審との間の役割分担も明確化してきた様子。追加副審制度の最大の長所としては、「審判は人間が行う」という原則を守れ、「人の目」を増やすことで誤審の機会を減らすこともできる点。
そもそも「主審と副審の3人で判定を行う」という審判方法は、100年以上も前の19世紀の末までに確立された審判法。選手のトレーニング方法、シューズやボールなどの機能、プレーのスピード、選手の運動量が今とはまるで違うのに、それを当時と同じ3人の審判に判定させていては、ミスジャッジが起こるのは当たり前。
しかも、当時は映像記録技術が無く、リプレー映像などの誤審を証明する手段は全く無かった。しかし、現在はスタジアムには数10台のカメラが置かれ、あらゆる角度からプレーの映像を記録。しかも、そのプレーが起こった直後にスロー再生が世界中に配信。100年以上前と同じ審判法では、審判の立場が不利なので、「審判員を増やす」というのは、合理的な解決のように思えたが、その追加副審が明らかなミスを犯し、追加副審制度が完璧なものではないことを証明。
それでも、機械判定でもミスジャッジは起こるはず。機械は故障するもので誤動作は避けらず、人間が人為的なミスを犯すのとまったく同じであり、ゴールライン・テクノロジーの誤作動問題でさらに紛糾する恐れがある。そして、もしかしたら機械はホームチームに有利なように誤動作することの方が多いかもしれない。そうなると、追加副審制度も、機械判定も、決定的な解決にはならず、残るは「ビデオ判定」のみ。
ビデオ映像の長所は、それがゴールイライン・テクノロジーとは違って、すでに確立された技術である点。別の部屋でモニターを見ているもう1人の審判が、ピッチ上の主審にプレーの判定をすぐに連絡すればいいだけのこと。主審も追加副審もゴールの判定ができなかった場合は、そのままプレーを流しておいて、次にプレーが止まった時点でビデオ判定を行えばいい。
ビデオ判定はアメリカのスポーツではすでに一般的に普及し、ラグビーではもう常態化。ラグビーの場合、ビデオ判定に時間がかかって間延びする感じが強いが、ボールがオープンなサッカーの場合は判定に時間はかからず。
そもそも、サッカーというスポーツが生まれた直後の頃は、審判は設置されず。その後、両チームからアンパイアを出して彼らに判定を任せ、判定を巡って紛糾した場合には、タッチラインの外にいる身分の高い役員が最終決定を実施したのがレフェリーのルーツ。なので、モニターを見ている人が最終判定を下すというのは、かつてのレフェリーと同じような役割で、技術に不安が残る「ゴールライン・テクノロジー」ずっとマシではないかと締めくくっています。
という論調でした。当ブログも長い歴史の審判制度についてどうこう言うつもりはありませんが、確か去年のラグビーW杯で観たビデオ判定制度は新鮮に映りました。また、時々テニス4大大会やV.プレミアリーグで実施されるチャレンジ制度、大相撲の物言いからのビデオ判定を観ていれば、誤審が起こるサッカーでもこういうビデオ判定を導入してもいいのではないかと思います。少しロスタイムは増えますが、先日のスーパー杯で主審も誤審を認めても結果が覆らない状況を考えると、改善の余地はあるのではないかと思います。
ところが日本サッカー界は、ヨーロッパにならって追加副審制度を導入する流れです。これで誤審が本当に無くなればいいのですが、逆に雁首揃えても誤審が発生するという最悪の事態に陥らない事を祈念します。
事例紹介コラムです。
先日のFOOT×BRAINの鹿児島さんの社長でもないですが、地元出身の選手で固めるのが理想的なクラブづくりであり、そういう時に必ずです名前が「アスレチック・ビルバオ」。少し前ですが、サッカーキングに「日本がキャッチアップすべき育成モデル、アスレティック・ビルバオ」というタイトルで紹介記事が出ていました。以下、抜粋して紹介。
レアルに続き、バルサのBチームも2部B(3部)所属となった今シーズン、スペイン1部で唯一2部所属のBチームを保有しているのがアスレティック・ビルバオ。Bチームにあたるビルバオ・アスレティックの登録27名の平均年齢は20.7歳と若く、チーム最年長は91年生まれのマグダレノ選手(24)。
「欧州屈指の2部リーグ」と呼んでいい2部を、20歳そこそこの若いチームで戦い抜くには少々無理があり、実際、第22節が終った時点でビルバオ・アスレティックは最下位の22位で、残留圏内となる18位までの勝ち点差は8。ビルバオの関係者からも「若いチームで2部残留はミッション・インポッシブル」といった諦めの声が漏れ聞こえてくるが、驚くべきことに誰もが「バルベルデの後任は“クコ”・シガンダ」と口にするとか。
“クコ”ことホセ・アンヘル・シガンダ監督は選手としてオサスナ、ビルバオでプレーし、指導者としてはすでにオサスナのトップチームの監督を経験。2011-12シーズンからビルバオ・アスレティックの監督に就任し、今シーズンで5年目に。Bチームを19年ぶりに2部へと引き上げながらも、今シーズンは開幕から黒星続きの苦しい年を送っているシガンダ監督だが、一貫して「残留は目指すし、結果にもこだわるが、このチームの最大の目標は一人でも多くトップチームに選手を送り出すこと」と名言。
後半戦が始まった段階で降格が濃厚となり始めている普通の2部クラブであればとっくに監督交代が起こっているが、ビルバオの育成に携わる関係者からは「全敗して3部降格が決まったとしてもクコの解任はない」とコメント。更に、サイクルの終焉が近づいているエルネスト・バルベルデの後任監督の最有力候補としてシガンダ監督の名前が当然のように挙がる。
確かに今シーズンもカンテラーノ(下部組織出身選手)たちがBチームを経てトップチームに定着。中でもイニャキ・ウィリアムス選手はビルバオの新星として今や欧州ビッグクラブが獲得を狙う逸材。そうした引き抜きを想定して契約解除金は5000万ユーロ(約65億円)に設定。
とはいえ、ウィリアムス選手やエメリック・ラポルテ選手といった若手は数年以内にビッグクラブが契約解除金を支払い引き抜くことになるだろう。
バスク出身以外の地域から選手を獲得できないため、主力の引き抜きは痛いが、ビルバオはこうして得た資金のほとんどを育成に投資して次なる若手を育成。すでにトレーニング・センターである“レサマ”の拡張工事のために約26億円を準備。
人口約220万人のバスク州のみで選手を獲得・育成し、バルセロナ、レアル・マドリードと並び2部落ちの経験がなく継続的な強さを誇るアスレティック・ビルバオはやはり日本が常にキャッチアップすべきクラブであり、育成モデルと締めくくっています。
ここで少しアスレチック・ビルバオについて、もう少し紹介してみましょう。
1912年に最後の外国人選手の退団以降、選手はバスク人に限定するというクラブ方針を守っており、契約するプロ選手はバスク州出身者か、フランス領バスク出身者のみ。1929年以来継続してリーガエスパニョーラ1部に在籍し、8回優勝。国王杯では24回優勝。通算順位ではレアル、バルサ、バレンシアに次ぐ4位で、レアル、バルサとともに一度も2部に降格したことがない3クラブのうちの1つ。スペインで株式会社化を行っていない4つのクラブ(その他はレアル、バルセロナ、オサスナ)のうちの1つであり、ソシオによって所有され経営。
という内容でした。これらの情報ではアスレチック・ビルバオの詳細が奥まではわかりませんが、雰囲気はわかったと思います。もっとさらに掘り込んだ情報はまたの機会で取り上げます。思うのは、地元出身のみの選手構成という表向きだけにこだわらず、中身もこだわるべきという事。よく、今は県内出身選手が1人くらいしかいないが、将来的には半分くらいに地元選手を増やしたいというクラブ経営者の声を聞く事がありますが、それも地域に根差し、地域の宝となる公共財であればこそでしょう。
地域に根差してなく、「県外の興業会社が地元のふりをして営業しているみたい」と陰口を叩かれるようでは、実現もほど遠いでしょう。Jクラブにはそういうところは無いと信じていますが、その辺りは読者の皆様の想像にお任せします。当ブログでは、以前に何度かバルサを紹介しています。総合スポーツクラブとしての完成度も高く、好みでしたが今後はアスレチックにも注目してみたいと思います。なぜそういう方針に至ったか宿題ですね。
サッカーキング該当記事:http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/398503.html
アスレチック・ビルバオ公式HP:http://www.athletic-club.eus/en/home.html
事例紹介コラムです。
先日の山陽新聞朝刊に「Jリーグ初 ファジ暴力団排除」「不当要求や観戦拒否 19日県警と対策協」というタイトルの記事が出ました。ファジと岡山県警は昨年もいろいろと連携して社会貢献活動を行っていましたね。以下、抜粋して紹介。
【岡山県警と暴排宣言】
J2岡山と岡山県警等は19日に、暴力団排除に向けた「暴力団等排除対策協議会」を設立。構成団体が連携し、情報収集や通報、相談を徹底。暴力団からチーム・選手への不当要求があった場合に断固とした姿勢で対処し、暴力団関係者の試合観戦を拒否。県警によると、Jリーグクラブ初めての取り組み。チームと県警が17日に発表。スポーツ界への介入が懸念される反社会勢力を排除することで、健全なチーム運営の維持を目指すとか。
県暴力追放運動推進センター、岡山弁護士会を含めた4団体で構成。木村社長を会長に選任。県内で開催されるJ2岡山の試合で暴力団関係者の入場を禁止する他に、暴力団排除に向けた情報交換を行い、選手対象の研修会も実施。
19日にクラブハウスで発足式を実施。サッカー界ではJリーグが'12年に暴力団と関わらない事や、試合での不正行為の要求を拒否する事などを盛り込んだ暴排宣言を発表。
山陽新聞公式HP該当記事:http://www.sanyonews.jp/article/301081/1/?rct=fagiano
RSK公式HP該当記事:http://sports.rsk.co.jp/岡山・香川のサッカー/662-ファジアーノ岡山が暴力団対策協議会.html
という内容でした。いい事だと思います。Jリーグ初というのがいいですね。当ブログとしても、これからも地元岡山を一つでも多く、こういういい情報で紹介できる事を祈念しております。
そして、先日の土曜日に、FOOT×BRAINで、木村社長が番組に登場していました。クラブ公式HPのメディア情報に出るのかと思っていましたが、出なかったですね。情報は知っていたので拝見しました。鹿児島さんが主役で、岡山はわき役のような印象でした。鹿児島さんの情報紹介は改めて後日として、今回は岡山で過去に耳にした情報は省略して、余りボリュームは大きくないですが、新しく出た情報のみ抜粋して紹介させていただきます。
【FOOT×BRAIN特集】
・J2岡山が参考にしたのが、NFLの取組。観客を5タイプに分類し分析。NFLは下の3層に注力。
1層: 年に1回以上来場するコアな人
2層: きっかけ(人気選手の来岡等)があれば来場する人
3層: 1回だけ来場した事がある人、それで来なくなった人
4層: 興味はあるが来場した事がない人
5層: 全く興味がない人
1回だけで来なくなった原因を調べた結果、大きなその原因は以下の3つで、うち②と③をスタッフの力で何とかしたいと行動。
①試合にボロ負けした ②スタッフの態度が気に入らなかった ③雨でずぶ濡れになった
番組の中で、「ファジフーズでは岡山名物はもちろん、アウェーチームのご当地B級グルメも提供。じつに100種類以上の豊富なメニューを提供」という説明がありました。正直、相手チームにちなんだメニューが目玉になっていて、岡山のご当地グルメが多くない現実があります。その昔は、ふるいちのぶっかけうどんなど、岡山のご当地グルメが目玉メニューとして露出されていた時代がありましたが、それが無くなって久しいです。そこをどう思うかは読者の方々の主観にお任せしますが、他のクラブの様子を知るといろいろと思うところがありますね。
他に人件費の金額の大小で順位に影響を与えるという説明がありましたが、当ブログでは先日の記事にもあるとおり、そう言い切るのはどうかと考えます。まあ、どちらかと言えば脇役に見えましたが、全国ネットのサッカー番組で特集される事は、岡山のサッカー界にとって良かったのではないでしょうか。去年の「マツコ&有吉の怒り新党」を思い出しました。あと、ファジアーノ岡山は、全部で100人以上のスタッフを抱えているのですね。よそのクラブに対して多いとは思っていましたが、3ケタとは思っていなかったです。今後もスタッフ数に見合ったファン・サポーターへのサービス提供、地域・社会貢献活動などをもっともっとして欲しいものです。
観客動員数の話が出ていましたが、岡山をあっという間に追い抜いてJ1に駆け上がり、平均1万人どころか2万人に迫る目標を掲げて、昨年J1を戦っていた山雅さんは改めてスゴいと思いました。あれこそが地方クラブのお手本ではないでしょうか。
事例紹介コラムです。
またまた湘南さんの話題です。先日の日経新聞「フットボールの熱源」に「外部評価 成長の契機に」というタイトルの湘南さんの記事が出ていました。確か昨シーズンからダブルパス社がいくつかのJクラブに入って、育成部門に手を入れていると聞いていますが、まさにその詳細内容が覗える内容でした。以下、抜粋して紹介。
J1湘南は強化・育成の指針等を定める「テクニカルボード」を設定。小原強化本部長、浮嶋アカデミーダイレクター、曹監督らの現場組だけでなく、真壁会長と水谷社長も参加しているところが特異で、定期的なコミュニケーションを維持。
設立のきっかけになったのがダブルパス社(Jクラブの育成組織の格付けを担当するベルギーの企業)によるヒアリング。
「試合の評価を何人で共有しているか」「役員はその内容を把握しているか」「評価を共有するための仕組みはあるか」と、ドイツ、ベルギー、アメリカ等のリーグと契約する同社の調査員から問われ、J1湘南は意思決定機能に曖昧で甘い部分を認識。
「今までも監督と強化責任者は密接に対話してきたが、そこに経営陣も加わり、現状認識を共有した上で、チームのスタイルの確立、強化、育成を進めることが必要。経営幹部や強化責任者が代わっても、クラブのスタイルを継承していくためには、こういう仕組みが重要と認識」と真壁会長のコメント。
昨年末、大倉社長と田村テクニカルディレクターが揃って新天地を求めて退任したのも影響しているようで、クラブの文化を継承・継続していくための仕組みづくりを急いだ模様。
外部評価により弱点をあぶり出されるのは不快であり、改善策を提示されても抵抗感が出る。しかし。J1湘南はそうではなく、積極的に受け入れ、せっかくだから生かそうと判断。そのオープンマインドな姿勢こそがクラブを成長させるのかもしれないと締めくくっています。
という内容でした。湘南さんは、NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブを設立以来、 サッカーのU-15以下の下部組織をNPO法人に移し、地域ぐるみで選手の育成を行っておられます。この「地域ぐるみ」というのがいいですね。上の記事に大倉前社長が新天地を求めたとありますが、それが最近露出度が高い「いわきFC」でしょう。岡ちゃんオーナーのしまなみさんとやや似た匂いがするクラブですが、まあその話はまたの機会で。
湘南さんのテクニカルボードですが、検索してもまだ何も出てこなかったので、まだ目新しいもののようです。それにしてもあとの2クラブはどこなのでしょうか。気になりますね。どこであるにしても、しっかり教えを乞うて成長して欲しいです。
湘南さんといえば、ちょうど明日に当ブログでも大昔から何度も紹介してきた「ベルマーレワンダーランド」が、駅前中心街商店街で開催されます。一度行ってみたいキックオフイベントです。個人的に毎年思うのですが、こういう素晴らしいファン・サポーター向けイベントができるところと、そうではないところがあるようですが、この違いは何なのかと思います。少しでも経費を節約して、その分強化費に回すという価値観がありますが、湘南さんは、その部分をしっかりファン・サポーターにも回しているのではないでしょうか。長期的な視野で、お金をかけるべきところがよくわかっておられて、ただ経営規模を大きくするという行為ではなく、文化を創っておられる。湘南ベルマーレSCしかり、だから当ブログは、Jクラブの社長の中で真壁会長を一番尊敬しております。
ダブルパス社公式HP:http://www.doublepass.com/
ダブルパス社関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151215
J1湘南関連:52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
事例紹介コラムです。
先日の日刊スポーツに「J最終節ドラマ陰の演出家『日程くん』の秘密に迫る」というタイトルの記事が出ていました。Jリーグが年間試合日程を決めるソフトの事で、スルーしようかと思いましたが、読んでいくうちに一つの矛盾を発見しました。なので、今回記事で取り上げようと思います。まずは日刊スポーツの記事です。抜粋して紹介。
【新・日程くんの日程作成】
毎年、Jリーグの年間試合日程を作成しているのが「日程くん」と呼ばれるソフト。Jリーグでは担当者が前年12月までに各クラブからホームスタジアムの使用不可能日を調査した上で、翌年の1月にそのシーズンの日程、対戦カード、会場を決定。'03年までは手作業だったが、クラブ数の増加で'04年から「日程くん」を使用。J3が始まった'14年からは進化した「新・日程くん」が替わって担当。
担当者はあらかじめ、日程くんには競技や興行上の公平性を守る条件、ACL出場チームや降雪地の日程面の調整などを入力。具体的には以下の条件。
①3試合以上のホーム、アウェー連続回避
②第1S第1節にホームで始まるチームは第2S最終節はアウェー。アウェーならホーム
③平日開催の均等化
④開幕戦から第5節まで少なくとも2試合はホーム
⑤中2日の試合数の均等化
⑥夏休み、GWなど繁忙期のホームの均等化 など
新日程くんはJ1の全306試合を3~5分、J2の全462試合を1時間で算出。旧日程くんがJ1で1時間、J2で24時間かかったというから、格段の進化。条件が厳しいと「矛盾あり」となり、回答が得られない場合があるが、スタッフが矛盾条件の緩和措置を取りながら操作して解決。カードによっては人為的なドラマ演出を疑いたくもなるが、Jリーグ担当者は「忠実に、競技や環境の公平性を追求した結果」と説明。
今シーズンは後期第13節と14節がACL出場チームによる直接対決になり、時期的に年間1位争いのカギになりそうだが、担当者は「ACL出場チームが、翌年に上位にくるかはだれも分からず、毎年のドラマは偶然」とコメント。
【新・日程くんの概要】
日程作成は天皇杯決勝後の5日間程度で実施。J3が始まった'14年から新日鉄住金ソリューションズが新たにITパートナーに。従来の日程くんより、処理が速くなったほか、回答が得られない矛盾条件がどこなのかも的確に指摘するため、より公平な日程を作成可能に。「日程くん」の呼び名の由来に、Jリーグ関係者は「日程の担当者にとっては人工頭脳の相棒。初代の担当者が擬人化して呼んだ名前が広がったようです」と説明。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1605139.html
と、こんな内容でした。ここで冒頭に言った「矛盾」ですが、条件の中に「①3試合以上のホーム、アウェー連続回避」があります。これは今シーズンについては守れていない事になります。以前の記事に出しましたが、下にあるように今シーズンは山形さんと山雅さんが、3連続アウェーになっています。これはどういう事なのでしょうか。しかもJリーグ規約違反にあたるのでは。もっともこの時期に規約を改正するのかもしれませんが、前にも言ったとおり、まだ改正されていないのに違反に値する事をしてはいけないと思います。ファン・サポーターを軽視した行為ではと。
【J2松本】
第1節:2/28日(日)アウェー熊本戦(うまスタ)、第4節:3/20日(祝)ホーム開幕戦:千葉戦(アルウィン)
【J2山形】
第1節:2/28(日) アウェー北九州戦(本城)、第2節:3/6(日):アウェー愛媛戦(ニンスタ)、第4節:(ホーム開幕)3/20(祝):C大阪戦(NDスタ)
Jリーグ規約
第55 条〔リーグ戦の開催〕
(1) リーグ戦の試合日程は、次の事項を考慮した実行委員会の審議を経て、理事会が決定する。
① シーズンのJ1の1位(年間優勝)チームに開幕権が与えられること
② 試合開催が特定の地域に集中しないこと
③同一大会でアウェイゲームが3試合以上連続しないこと。ただし、J3に関してはこの限りではない。
(2) リーグ戦は、原則としてJ1は土曜日または水曜日、J2およびJ3は日曜日または水曜日に開催されるものとする。
日程くんでも不公平な日程作成に陥った事になります。それくらい個人的には、部分的ですが今のJリーグはどこか瑕疵があるように思えてなりません。ファン・サポーター不在で、自分達の都合でのみ動いていたら、いつかドカンと反動が来るのではないのですか。あとそうそう広島さん、スーパーカップ優勝おめでとうございます。記事は省略させていただきます。
新日鉄住金ソリューションズ公式HP該当ページ:http://www.nssol.nssmc.com/casestudy/usercase/1440.html
Jリーグ組織問題関連 (その他):31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係)38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
浅口レポです。
先日、浅口市金光町の占見新田コミュニティセンターで、ファジアーノ応援団・浅口の金光会場が開催されました。今回、寄島会場で使用していたお店が使えなくなり、それではと今回初めて金光会場での開催となりました。参加者も久しぶりに20名くらいの規模になりました。
今回、1年に1回のクラブへ応援募金を進呈する贈呈式を前段に実施されました。年1回のセレモニーで今回も両代表世話人から、クラブ側へ年間の浄財を手渡しました。メンバーで今回ご栄転になるという山陽新聞浅口支局長さん、地元のCATVである笠岡放送さんが撮影&インタビューをされていました。
今回の会場は初の金光会場。かつては胡麻屋会館と言われた地域の公民館で、現在は旧金光町役場の一角に移転した、占見新田コミュニティーセンター。いい場所でした。何でも揃っていて、何でもできたし、何より広い。TVモニターやDVDデッキ、湯沸しルームやコップ類も完備して飲食自由。最高90名の地域の会合も開催された事があるとか。
今回、地元代表として中健隊長が張り切って取り仕切っておられました。そして、今回初参戦が地元で酒屋を営まれている川社長。金光学園のそばにある名士です。今までは過去の流れから平喜酒造さんから直接仕入れていましたが、今回初めて酒屋さんから入荷。弁当はこれまた地元で焼き鳥で有名な「加賀チキン」こと加賀屋さんの焼き鳥弁当です。
他にも、中健隊長が声掛けして、「中健組」ともいえるお仲間がたくさん来られていました。何人かはCスタの観戦でご一緒しています。また、同じく初参戦があのJリーグ大スポンサー様の登場です。明治安田生命の井笠営業所の土所長さんと地元出身の営業レディの高さん。
福嶋代表の開会挨拶および乾杯のご発声からスタート。チームの現状説明の後に、新メンバーの自己紹介がありました。それぞれの挨拶の後に土所長から挨拶とともに明治安田のPRタイム。さすがしっかりされています。皆さんも快くアンケートに応えられていました。パンフレットにデカくJリーグの事が載っているのはさすがです。
あと、事務連絡でポスターローラー作戦の事が報告されました。去年まではサポーターグループがローラー作戦の一貫で、浅口地域も回っていただいたのですが、aoi奥さんより「今年から浅口地域は個人ローラー対応になったので、応援団・浅口の皆さんにご協力いただきたきたい」というメッセージ。今回、里庄地区と寄島地区を応援団・浅口のメンバーで個人ローラーとして分担予定。ローラー作戦隊長はM永奥さんでお店(鴨方駅前の食料品店)が今後作戦拠点になります。ただ、今後は来客数が多い、もしくはサッカー好きな方のところを優先してポスターを配布していく方針になります。
ちなみに田代表がポスターについて「ごちゃごちゃして見にくい。もっとスッキリ作れないのか」とご意見を言われていました。当ブログでも昔から、主役の選手が前に出ず、違うものがメインに出ているポスターデザインよりも、よその多くのクラブのように、看板選手もしくは選手の集合写真が前面に出ているべきとずっと思っていました。この辺りもクラブの体制が変わって価値観が変化したのか。今年のポスターデザインは岩政主将を中心に5人の選手が並んでいるので、いいと思います。以前のものと比べたら。去年のユニでもいいじゃないですか。ご愛嬌です。
あと、中健副代表から桜まつりの告知がありました。4月の初めの日曜日に毎年恒例の桜まつりが金光町であるそうですが、今回もファジアーノ応援団・浅口ブースの出展があるそうです。今回は新メンバーさんが何人か登場しそうですね。
そんなこんなで、この日も無事に定例会は終了しました。この回も9年くらいやっていますが、また新しい雰囲気になりました。視察参加も全然OKなので、興味がある方は当ブログまでご連絡ください。皆様お疲れ様でした。