リスペクトコラムです。
水戸さんといえばJ1未経験クラブで、しかも同じ茨城県内でJ1の鹿島さんにスクール事業で囲まれるように劣勢のまま、J2で頑張っておられるチームというイメージ。少ない予算ですが、地域とともに歩む姿は本当に頭が下がります。そんな水戸さんですが、今季の序盤はこのままJ1に行っちゃうのかと思える快進撃でした。でも、不祥事のニュースを聞いた時に、残念ちょっとJ1昇格は無理になったかもと思っていました。でも、さすが水戸さん、やはり付加価値は高いというコラムがありました。
【「水戸でプレーしたい」選手が増加中!? J2リーグ最少予算のクラブは今夏、なぜ実力者を獲得できたのか?】
〔違約金の使い道に変化が〕
「かつての夏の移籍市場はつらい時期だった。リーグ最少の人件費で運営する水戸は夏に主力を抜かれるシーズンを繰り返してきた。」
「ところが今季は違う。夏の市場が開く前の6月末に守備の要の伊藤槙人が横浜へ移籍したものの、その後、かつてないほど積極的に動いた。世代別代表FWの小川航基、C大阪でタイトル経験のある福満隆貴、貴重なレフティCB宮大樹といった即戦力をJ1クラブから獲得。昇格争いに向けて戦力を高めることに成功したのだ。」
「今までも選手を移籍させ、違約金を手にしていたが、今季はその資金の使い道に変化があった。これまでは違約金の一部を運営費に回さざるを得ず、多くを強化費として使えない状況が続いていた。しかし、今季はユニホームの背中上下のスポンサーが埋まり、入場料収入も昨季より大幅に上回ると予想されている。資金力が高まり、伊藤の違約金の大半を強化費として使えるようになったのである。それが実力者獲得に至った理由だ。クラブ力の向上がチーム強化につながる、と実証した夏。「J1昇格への本気度」を見せるのは現場だけでない。フロントも昇格に向け、必死にチームを後押ししているからこそ、今夏の補強を行なえたのだ。」
〔育成クラブとしての台頭〕
「今回獲得した選手らは実績があり、他クラブからもオファーが届いていたという。競合したクラブはいずれも水戸と比べて資金力が豊富で、先述のようにいくら経営が安定したとはいえ、条件面では不利な状況にあった。それでも彼らは水戸を選んだ。その理由を小川はこう語る。「水戸で活躍した選手が世界に行ったり、日本代表になったりしている、飛躍の場になるクラブだと強く感じています。僕もそのひとりになれればな、と」」
「西村強化部長は就任した16年から常に「選ばれるクラブにしないといけない」と語り、資金力で他クラブを上回れないなかで、必然的に育成の組織作りに尽力してきた。例えば、廃校を利用し、昨年完成した練習施設「アツマーレ」(公民館などとの複合施設)。天然芝のピッチ2面やトレーニングジムなどが揃い、その恵まれた環境を最大限に活かそうと様々な取り組みが行なわれている。
映像室という部屋で選手たちが試合の分析に取り組めば、毎週のように様々な分野のスペシャリストを招いてワークショップを行なう選手の知識習得・人材育成プログラムの「Make Value Project」も開催するなど、いろんな角度から選手を成長させる仕組みを作っている。
そして「個性を最大限に活かす」を信念としている長谷部茂利監督の存在も大きい。今夏に加入した選手は、個々の特長を伸ばしながらも、結果を出すクラブの在り方を見て「水戸でプレーしたい」と移籍を決断したという。「選ばれるクラブ」として存在感を増していることを証明した今夏の補強となった。」
引用:SOCCER DIGEST Web
大きなスポンサーがなかなか望めない地方クラブがどこも口にするのが「育成クラブ」。というか、都会のメガクラブも実際は育成に力を入れているところばかり。その中で水戸さんは、今季初頭の躍進に象徴されるように育成クラブとしての完成度を増しているのです。
このコラムもわかりやすいですね。育成した選手を手放す代わりに手にしていた資金で、今までは運営資金にも回さざるを得なかったが、収入面が安定してきたので、本来の強化に回せる、強くなってきたという事。
この「アツマーレ」も当ブログでもそのうち紹介しようと思っていた事例です。まさにいい施設でいい勉強ができ、選手としてスキルアップができる、いろんな角度から成長できるクラブですか。あの闘莉王選手もかつて所属していましたね。
ただ、レンタル中心、いい選手はいずれはJ1クラブに巣立ってしまうのではなく、いい選手はそのままトップチームの主力に収まってもらうのが理想ではありますが、簡単にはいかない。
当ブログで昔よく、なぜあっちにはいい選手が行くのに、なぜこっちには選手が寄り付かないのか、それは選手の横の情報網、口コミでいい情報、悪い情報が回っているからではないのか。あっちはいいGM、こっちは選手を大事にしないGMがいるみたいに。水戸さんにはまさにあっちのいいクラブとして噂が立っているのでは。鹿島さんも上手くなると噂が立っているのではないでしょうか。
なぜ、あっちにはレジェンドとか、元代表とかいい選手ばかり行くのに、なぜこっちにはそういう選手が来ないのかと、ファン・サポーターが囁き合っているとしたら、こういう部分があるのかもしれません。選手を大事にできていないところは、ひょっとしたら地域やファン・サポーターをそれほど大事にできていないのかもしれないと、個人的に思ってしまいました。実際のところは知りませんが。やはり、そういう部分でもJクラブとしての価値観、スキルが問われているのかもしれません。
J2水戸関連⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180210
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リスペクトコラムです。
今朝の日経新聞を読んでいたら、「忍者バスケ」というキーワードを目にしました。読んでみると、なるほどだから今のラマスHCだったのかと、AKATSUKI FIVEの今までのストーリーが少し垣間見えた気がしました。東野氏というキーマンがそのストーリーに関係していたのですね。
【忍者バスケに決別】
「国内開催だった06年世界選手権で20位と惨敗すると、アシスタントコーチだった東野(日本協会技術委員長)は他のコーチ陣と共に解任された。悔いを残し、その後、早大大学院で「日本のバスケをどうすれば強くできるか」を研究テーマとする中でたどり着いたのが、アルゼンチンだった。
国民の18歳の平均身長は172.6cm。だが、96年アトランタ大会で44年ぶりに五輪に出場すると、アテネ五輪では金メダルを獲得。強豪の仲間入りを果たしていた。
11年、ブエノスアイレスにある同国バスケ協会をアポなしで訪ね「強さを知りたい」と熱意を伝えると、協会幹部や代表コーチら16人にインタビューできた。フィジカル強化を重視して年齢に応じたトレーニング法がある。12歳や14歳の段階で一定の身長がある選手を積極的に合宿に呼ぶ。欧米の最先端の技術や戦術を知る指導者を招く・・・。日本の現場では十分にできていないことばかりだった。」
「16年5月、技術委員長に就くと、フィジカルの重要性から目を背けなかった。海外には2m超でも起用で俊敏な選手がいる。小柄であることを生かす『忍者バスケット』の幻想は完全に捨てた。
NBAのチームでの経験が豊富な専門家を代表チームに加え、筋力やスピード強化を図った。候補が次々と消えた代表ヘッドコーチ(HC)選びでは、残る3人の中に意識していた人物がいた。のちにHCとなるフリオ・ラマス(55)。12年ロンドン五輪でアルゼンチンを4位に導いた名将は、東野がインタビューしたうちの1人だった。よくやく連絡が取れると支度にまで通って猛アタック、契約にこぎつけた。」
日本代表の強化モデルとしてアルゼンチンに行きついた訳ですね。日本と同じ低い身長なのに五輪で'96年に出場し、アテネ大会で金メダルを取っていると。かつて、サッカー界でも同様にメキシコサッカーに憧れを持った時期がありましたが、今はどうなっているのでしょうか。バスケはアルゼンチン路線なのに、サッカーは日本人路線になってしまっている。世界を知らない日本人監督が世界で勝てる訳がないのに、日本路線を継続している。個人的にはネガティブに思っています。強さの妄想は、海外組選手達の功績なので、強くなるのにも限界があります。たぶん、ロシアW杯の成績が限界で、たぶん日本人監督ではベスト8には行けないと思います。それは、日本協会の現体制にも要因があると思います。早く目を覚まして欲しいと思っています。
先日アルゼンチンとの強化試合で、93-108というスコアで負けていますが、この試合はいろいろな意味を持った試合で、大健闘だったのですね。ちなみに「忍者バスケ」というのはどんなバスケだったのか気になります。小柄である事を生かすバスケという事ですが、たぶん千葉の富樫選手のようなバスケなのでしょうが、フィジカルですか、まるでラグビーのエディ・ジョーンズHCですね。
【フリオ・ラマスHC】
アルゼンチン出身。'87年よりアルゼンチンでコーチングキャリアを開始。'97年より男子アルゼンチン代表ヘッドコーチに就任し、'98年世界選手権で8位入賞。その後、スペインのクラブでも指揮を執った後、'08年北京五輪でアルゼンチン代表のアシスタントコーチとして銅メダル獲得。'10年、アルゼンチン代表ヘッドに復帰し、'12年ロンドン五輪で4位入賞。'17年より、男子日本代表のヘッドコーチに就任。
そういうアルゼンチン路線で選ばれたHCだったのですね。日本協会強化委員会が猛アタックして就いてもらった人材。経歴を見るとやはりすごいです。そしてそんなAKATSUKI FIVEのW杯本番の第1戦トルコ戦が明々後日の17時半から始まります。相手は強いです。さぁ日本代表はどこまで戦えるのか。FIBAから国際試合で排除されてから長い道のりでしたが、ここまでたどり着けました。
AKATSUKI FIVE(バスケ日本代表)関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190402
〃 ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180303
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〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171125
リスペクトコラムです。
数日前の日経新聞に、ラグビーのプロ化について記事が出ていました。当ブログではある程度リスペクトできているところですが、更に細かい情報が出てきました。あと、わかったのは「ノーサイド・ゲーム」は結構リアルだったという事ですか。今のトップリーグはアストロズのようなチームばかりかと。でも今のところ、ドラマではまだプロ化のキーワードは出ていません。
【熱帯びる「日本プロ化」 資金力、世界で有数】
「国際統治団体ワールドラグビーの関係者は『日本のプロ化構想への注目度は予想以上に高い』と驚く。南半球スーパーラグビーの主催団体も新リーグとの連携を呼びかけてきた。」
「海外からの期待の一因は日本のラグビー界のそもそもの財政規模だ。清宮氏(日本らラグビー協会副会長)が率いる協会の改革チームは『ラグビーGDP(国内総生産)』を試算した。2017年の各国のラグビー協会と国内1部リーグ、各チームの年間支出を合算した独自の数値で、日本の286億円はニュージーランド(NZ)の約220億円を上回り、600億円前後のイングランド、フランスに次ぐ世界3位だった。」
「ただ、これはあくまで支出額で比べた場合。チケット販売など各国が実際に稼いだ金額で比較すると、実情は異なる。日本の収入は38億円で世界10位以下。ほとんどの支出をTL(トップリーグ)の参加企業が出すチーム運営費に頼っているからだ。その額は1社15億円程度と言われる。」
「(Bリーグ・Jリーグ経験者の助言で)『日本ラグビーは三重苦』との指摘も受けた。①試合数が少ないのに抱える選手が多い②競技人口が約10万人と少ない③Jリーグとの競合でスタジアムの確保が難しい-の3点で、いずれも難題。ただ、打開の糸口はある。
『他のプロリーグのいい所を全部取り入れる』と清宮氏。まず、参加チームには稼げる組織になるための独立法人化や、ホームスタジアムの確保などを義務付ける。現在、リーグで年約1億円のテレビ放映料の拡大も目指す。」
「リーグ改革はいずれ手を着ける必要があった。W杯の『遺産』を生かすためにも、『プロ化』の旗の意義はある。」
引用:日経新聞
予算規模で世界3位というのは知らなかったですね。確かに南半球の有名どころは国としては先進国の仲間入りはできていない訳ですから、そう考えたら欧米や日本になってきますね。でも、収入レベルでは世界10位以下ですか、まぁプロリーグじゃなく企業スポーツな訳ですから。三重苦というのは難しいところですね。確かにバスケやバレーのように土日続けてもできないでしょうし、登録選手はサッカーとかより全然多い。競技人口が少ないのが特に痛いですね。一部の愛好者がやっているだけの競技と見られます。
この清宮副監督が登場してから、特にプロ化の機運が高まったようですね。でも、今までも2リーグ時代のバスケ、バレーなどプロ化が実現しなかったスポーツがいくつもあるので、よっぽど頑張らないと途中で挫折すると思います。例えば観客動員数です。前のW杯の時に思いましたが、代表戦でも来場者数が少ない。今回もW杯もチケットがすぐ売り切れという事にはなっていません。
【ラグビー人気復活へ、「プロ化宣言」で動き始めた大改革】
「トップリーグの昨年の入場者数は、1試合当たり5153人まで減少。深刻なのは、そのうちトップリーグに加盟している各企業によるチケットの買い上げが6割程度含まれていること。実質2000枚程度しかチケットが売れていないのだ。
チケットが売れないということは、スポンサーの獲得や放映権の交渉にもマイナスとなる。財政基盤が不安定では、日本代表の強化費のほか、選手の育成や競技の普及のための予算も削るしかない。実際、前回のリオデジャネイロ五輪から採用された7人制ラグビーは、男子の場合、トップレベルの大会が国内で開催されていない。」
〔Jリーグの開幕やW杯の惨敗でラグビー人気が急降下〕
「(1990年ごろまで『サッカーより人気だった』」と認めるくらいの勢いがあったラグビーの)人気がなぜ急降下したのか。一般的にいわれるのは、93年のJリーグの開幕と、95年のW杯でのニュージーランドに対する歴史的大敗だ。」
「代表の実力はアップしているが、協会のアピール不足もあり、本格的なファン拡大にはつながっていない。今回ようやく、自国開催のW杯の直前というギリギリのタイミングでラグビー界が改革に動きだした。」
〔企業頼みから脱却して収益を生む組織へ日本ラグビーの成長戦略〕
「年間16億円の費用がかかる一方で、収益はゼロ。これが小説『ノーサイド・ゲーム』で描かれたラグビーのトップリーグ各チームの実情だ。」
「運営する企業にとってメディア露出等の見返りはあるものの、「企業の社会貢献」に依存して成り立っているといっていいだろう。
さらに近年のトップリーグは、有名外国人選手が多数参加。ダン・カーター選手を筆頭に、強豪国のスター選手は年俸が1億円を超える水準だという。スター選手の加入はありがたいが、人件費が高騰して、運営費が増加している。」
「今年は日本でワールドカップ(W杯)が開催されるため、企業が積極的に投資をしているが、問題はW杯後。経営者層である50代、60代はラグビー好きが多い世代だが、経費だけが膨らんでいき、収益がゼロのままでは、いつ強化を縮小するチームが出てもおかしくない。永続的な仕組みになっていないのだ。」
引用:ダイアモンドオンライン
20年位前はサッカーより人気があったのですね。転落の遠因はJリーグの開幕だけじゃないとは思いますが。究極の手段は、やはりバスケのように、サッカー界から出向で人材を投入するとか。人気が出て人件費が高騰し、逆に経営を苦しめているというコラムを読んだ事があります。バスケのW杯後はBリーグがありますが、ラグビーW杯の後は今のトップリーグでは不安でしょう。なでしこリーグの二の舞です。
プロ化ですが、昨日の女子プロ野球もそうですが、個々の競技目線で考えるのではなく、総合型地域スポーツクラブという目線で考えてはいかがでしょうか。つまり、すでにプロチームを運営しているクラブの傘下に入るのです。あるんじゃないかな。15億は確かに大変ですが、例えばパナソニックさんのように、「ガンバ」グループにしちゃうとか。ヤマハはそうなりつつありますね。
ラグビートップリーグ関連⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190805
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190731
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190730
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190716
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180927
リスペクトコラムです。
ネットで、目に留まるニュースがありました。以前に観戦に行った事がある女子プロ野球について。経営的に上手くいっていないようですね。
【女子プロ野球機構が新規参入呼びかけ 太田幸司氏「死にものぐるいで存続考える」】
「日本女子プロ野球機構は26日、都内で会見を開き、来年以降、球団を運営する企業、地域を募集すると発表した。現在、同リーグはわかさ生活1社が4球団を持ち、運営している実態だが、リーグ発足して10年、わかさ生活1社で100億円近い費用が投じられていることから、来年以降、今の形を取り続けることは難しいため、女子プロ野球リーグを継続させるために新規参入を必死に呼びかけた。」
「今年もすでに春、夏のリーグが終了しているが、昨年と比べ入場者数は2万人減少。」
「わかさ生活1社で4球団を運営し、リーグ発足から述べ100億円が投じられていることから、いつまでもこの現状が続けられるとは考えていない。「来年以降、これをとり続けるか…。実際できないのが現実」(彦惣理事)。そこでリーグの必要性を理解し、女子野球の普及に真剣に取り組んでくれる企業、地域に「スポンサーではなく、参入していただきたい。正式募集、改めてしていきたい」と呼びかけた。
なんとしてでもリーグを存続させたいという思いから数字も公表。直近3年では、1球団の収益は5000万円程度。一方でかかる費用は2億円から2億5000万円。単純計算で2億円近い赤字となる。」
「新規参入については「女子の硬式野球の普及発展を一緒に目指していただく」「選手の環境は守る」という条件以外は、新チームを作るのか、現在のチームを譲渡するのかなども含め、相談に応じるという。また企業職種も問わず、わかさ生活と競合する分野の会社でもかまわないとした。募集期限は特に設けないというが、いつまでも待ち続ける余裕はない。」
引用:デイリースポーツ
【女子プロ野球存続へ、必要なのは「わかさファースト」から脱却する覚悟】
「今季日程の3分の2を消化した現在の動員数は4万781人と、昨年同時期に比べて約2万人減少。1球団当たり年間2億以上の経費に対し売り上げは5000万円前後(昨年実績)と赤字が続いており、26日に行われた会見では、元三沢高エースで日本女子プロ野球機構のスーパーバイザーを務める太田幸司氏(67)が「厳しいけれど、死にものぐるいで何とか来シーズンも続けたい」と新たな企業の参加を呼びかけた。」
「(わかさ生活と)契約した約70人の選手が京都、愛知、埼玉の4チームに分かれて争う“事業所対抗戦”。シーズン中には移籍(人事異動)の名のシャッフルも行われる。日本野球連盟(JABA)や日本野球機構(NPB)とは無関係の独立リーグだからできる“ローカルルール”の是非を問うつもりはないが、これだけははっきりしている。女子プロ野球が歩んだこの10年間に日本の女子野球界は大きく飛躍したことだ。
女子硬式野球部を持つ全国の高校は5校から37校(準備校含む)へ、アマ中心に編成される日本代表「マドンナジャパン」は女子W杯6連覇と世界最強。いまや豪州やアジア各国から野球留学してくる選手もいる、世界一の女子野球先進国となった。もちろん女子プロ野球だけのおかげではないが、女子野球の発展を願ってこれまで100億円を投じてきた、わかさ生活が果たした功績も大きいだろう。日本女子プロ野球機構では、現在4チームの“わかさ資本”チームを減らし、空いたチームのオーナーとなってくれる企業を募集するという。」
引用:スポーツ報知
日本女子プロ野球リーグは'10年に発足し、現在は京都、愛知、埼玉、育成の4チームで構成、9月1日に秋季リーグが開幕し、全33試合行われるとか。昔マスカット球場に観戦に行った時は、確か京都と兵庫の2チームだったですね。4チームのうち1チームが育成チームというのは面白いですね。実質は3チームで回しているのかな。観戦した印象は「思ってよりも上手かった」です。十分見ごたえがあり、また岡山に来た時は観に行ってもいいなぁと思っていました。
女子プロ野球の効果で世界最強をキープできているというのは、大きな功績でぜひ継続して欲しいと思いますが、女子スポーツはなでしこリーグなどを観ても簡単には運ばない印象があります。
また、一方のアマ女子野球界は盛り上がっているようです。ここ数年、実業団チームが相次いで参入して、働きながらプレーできる環境が充実しているようで。皮肉にも女子プロ野球を退団しアマチームに活躍の場を移す例が後を絶たないとか。つまり、プロと実業団の逆転現象ですか。こういった世の中の流れでは、あえて女子プロ野球に出資する企業や地域が出てくる見通しは厳しいと言わざるを得ず、その上で「わかさファースト」が貫かれるのならなおさらしんどいとあります。
あくまで個人的な妄想なので聞き流して欲しいですが、もし本当にどこかが支援しなければならないならば、岡山で一つ引き受けて欲しいですね。マスカット球場があり、親分の京都にもそこそこ近い、野球文化が染みついている、県南の女子スポーツチームはシーガルズくらいと好条件ばかりです。例えば両備グループさんとかいかがでしょうか。経営の立て直し役として有名だし。もう一つは児島のジーンズメーカーさん(例えばカンコーさんとか)とかいかがでしょうか。文字通り倉敷のプロチームになります。倉敷にはピーチジャックスという老舗の女子チームもあるし。また、近所のマスカット球場に来たら、観に行きたいですね。
日本女子プロ野球機構公式HP:http://www.girls-probaseball.jp/index.php
女子野球(プロ・アマ)関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110712
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100426
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090821
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090602
生観戦レポです。
昨日、Cスタで開催されたファジのホーム町田戦の観戦に行ってきました。今回もシマカズ氏と松ちゃん君と現地集合です。総合グラウンドに入って、まず目に留まったのが、芝生広場の長い列。親子さんなど子どもが多い。先に行ってみると、選手のサイン会をやっていました。新しい取り組みのようですが、なかなかいいんじゃないですか。控え選手が外に出てくるのは、昔はサッカー検定への飛び込み参加や、ファジ縁日へ行き、子ども達と戯れたり、紹介キャンペーンブースに立ったりでした。サイン会自体はその昔はコンコースの隅でやっていて、列が長すぎて観るだけでした。同じサイン会でもこうした屋外なら長い列も関心が高まっていいのでは。当ブログで考える理想はよそのような一日店長ですね。
そして、今回は金属製の櫓が立っていて、提灯が頭上に吊るされていて、さながら夏まつり、盆踊り大会ですね。この夏も何カ所かでこういうシーンに足を運んでおり、勝手知ったるシーンですが地域性が出ていいんじゃないですか。今回は、高梁市観光協会「踊りフレンズ」による「松山踊り」が披露されました。18時頃から盆踊り大会が始まり、次々と飛び入り参加で踊る参加者が増えていく。最後は櫓の上で着物姿のファジ丸が躍る。いい雰囲気で良かったですね。当ブログで考える理想は、ホームタウンで岡山市がうらじゃなら、倉敷が代官囃しで津山のごんご踊り?なのかなと思ってみたり。高梁のも良かったですよ。
この他のイベント情報です。
この日はメガエッグデーで、オリジナル汗ふきシート配布の他に、宅配水サービス「和のしずく」の紹介コーナーで、ちょっと試飲させていただきました。うーむ、ミネラルウォーターの味だったかな。浴衣デーで、浴衣や甚平姿の来場者が大勢いました。
ピッチではCスタ水鉄砲バトルや、スプラッシュピッチが行われたようですが、観た事ないです。この日のワークショップは「水鉄砲メガホン作り」。今季からよそのJクラブでもワークショップが見受けられますが、Jリーグ全体で取り組んでいるのかな。
ミニ電車の「ミニMOMO」がキッズパーク内を走っていたようですが、これまた観ていません。ファジピスタによるフェイスペイントが広場やコンコースでやっていましたね。Bゲートスロープ付近に人が集まっているので観てみると、チアダンススクール生によるパフォーマンスでした。そんなところか。今回は2人のリクエストでメインアウェー側A席に座りました。というかホーム側は席が空いてなさそうだったため。
試合ですが、町田さんはコンパクトなハイラインで攻めてきました。前半早々に惜しいシーンがあり、あれが決まっていたら流れがこっちに来て勝てていたかもしれません。その時に「今日は運が無い」とつぶやきましたが、それ以上に岡山には見せ場が無いまま終わっちゃった印象。町田さんもつなげてくる訳でなく、適度なカウンターを仕掛けてきましたが、とにかくミスが少なく、最後まで走りきっていました。また1対1でもほとんど岡山に勝っていました。思うに、岡山のカウンターサッカーのも前掛かりでコンパクトにされると、セカンドボールを奪われてしまい、まともにサッカーをやらせてもらえませんでした。その上、ヨンジェ選手と上田選手をマークされたら打ち手無しになり、昨日のような試合になるのかなと。あと、ミラーゲームにも弱い一面も出たのでは。今まで岡山に勝った事がない町田さんが3-0と完勝しました。鹿島さんからの移籍復帰の10番平戸選手が光っていました。
情報ではフロント社員のK氏(ボランティア担当だとか)が退職とあって、ミーティングルームで寄せ書きの進呈があったとか。個人的には絡みが無かったですが、次の道で頑張って下さい。
帰り道、倉敷駅のホームに降り立ってみると、ファジウォーカーのポスターが壁に掲示されていました。「もはや愛。」「ぼくらの歩みは選手の勇気になる」というキャッチフレーズは大きな文字になっていて、目立っていました。今季の観客数の目減りの遠因には、北長瀬の駐車&シャトルバスが無くなったからという話も聞いた事がありますが、その流れで観戦は交通機関を利用しようという流れですが、当ブログ的には不思議です。何万人もの人を駅の近くに集めるイベントに車で行くというのがよくわからない。特にJ1の試合ではなかなかありえない考え方だと思います。
ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】
「岡山は序盤から町田の強度の高いプレスに苦しみながらも、イヨンジェと山本の2トップを軸に攻撃を仕掛ける。互角な展開が続いたが、前半28分に先制を許してしまう。後半に入ると、浮き球のパスを増やしてフィジカル勝負に持ち込む。しかし、セカンドボールをことごとく拾われ、流れはアウェイチームに。相手の細かいパスワークに翻弄されて防戦一方となり、終わってみれば0-3の完敗を喫した。」
引用:スポーツナビ
【エルゴラッソ採点】
ヨンジェ選手 5.0 22分の好機を決めいていれば。悔やまれる
今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ痛恨 見せ場なし」というタイトルの記事の戦評です。
「岡山は完敗した。序盤こそ攻勢に出たものの、球際で泥くさく体を張る姿勢に欠け、次第に失速。守備から攻撃に転じる際など不用意なパスミスが目立ち、前半28分の失点で完全にペースを手放した。」
「岡山は過去9度の対戦で一度も負けていない下位の町田に完敗した上にホーム3連敗。」
「セカンドボールの争いで後手を踏んだのが敗因だ。全体の陣形をコンパクトに肉弾戦を仕掛けてくる町田に対し、一人一人が体をぶつけるもボールは高い確率で相手に転がった。」
「奪ったボールもなかなか落ち着かない。球を持ってもパスミスする場面が多く、前節3得点の攻撃に勢いが生まれなかった。この日は左サイドから鋭い突破で守備を切り崩すキーマンの仲間が抑え込まれた。今後、イ・ヨンジェとともにマークが一層厳しくなることが予想される中、2人が封じられた時のゴールの迫り方も課題として浮かび上がった。」
これでチームは2ケタの10位に下降。得失点差もせっかく前節で3点戻したのに、再び-4点。得失点差では15位に相当します。6位まで5点差で近いとTVで言っていましたが、果たしてそんな簡単な話でしょうか。次節勝てば最良で9位ですが、負ければ最悪で12位まで落ちます。のこり1/3の終盤戦に突入しましたが、毎年恒例の失速に入っていくのか、それとも根性を見せつけるのか。得点ランキングも長崎さんの呉屋選手にいつの間にか並ばれています。
この日の来場者数は9,354人。一見多く入ったように思えますが、実はディスカウント対象試合でした。つまり、7月で2試合スタンプを貯めると、8月の1試合を無料招待という内容。9千人のうち千人か2千人くらいがディスカウント枠だったのかもしれません。次の京都戦はまだいけるかもしれませんが、その次からですか。
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし 2位:
issan: 該当者なし。何もできない試合でした。出来の悪い試合に勝てないようでは、上を目指すことはできません。
応援団・浅口 メグミさん: 該当者なし。見所なし。やりたいことが分からない。
うろたんK氏: 該当者なし。攻撃面では何も出来ずに、失点を重ねた印象しかありません。
シマカズ氏: 該当者なし。全体的に負けた印象が強かったです。
山やん君: 該当者なし。セカンドボールが拾えない、デュエルで負ける、最後まで走らない・・・チーム全員で話し合いが必要です。
松ちゃん君: 該当者なし。次節は天皇杯メンバーでお願いします。
リスペクト(事例紹介)コラムです。
約1年半ぶりの情報更新です。ちょっと情報が古くなっていましたね。J1ではほとんどのクラブが導入しています。つまり、J1にふさわしいクラブのスタンダードという事でしょう。ただ、現在実施していないところも見受けられます。傾向としてはJ1では過去に経営危機が報じられたところ、J2でも地元岡山と、鹿児島さん以外は同じくそういうところかな。でも、いずれも過去に実施した事があり、全く実施した事がないのはうーむ、地元岡山だけですね。このサポートショップ(協賛店)制度は、当ブログの評価基準の「Jクラブの付加価値」の重要な評価基準の一つでもあります。今回のピックアップはお手本中のお手本、川崎さんの「フロンターレシティ」です。
【フロンターレシティ リニューアル】
「●リニューアル後の変更点
・ショップの条件検索
キーワードによる検索以外に、エリアやジャンル(グルメ/ショッピング etc.)での検索もできるようになりました。
(条件を指定して、現在地から近い順に並べ替える事も出来ます。)
・ショップのSNS閲覧
一部飲食店が運営するSNSをお店の詳細ページより確認いただけます。
※現段階では一部店舗のみの運用となりますが、随時更新予定でおります。
・ツイート機能
各ショップの詳細ページにTwitterへのツイート設定を追加しました。
お気に入りの店舗などをフォロワーに向けて、紹介などできるようになりました。
今後もサポーターの皆さまにサポートショップをお得に使っていただくために、各ショップの特典・写真・SNSの拡充を随時行っていきますので、定期的にご確認ください。」
引用:フロンターレシティ公式HP
サイトを観ていると、一番下にSNSのリンクエリアがあり、ツイッターがありました。フロンターレシティのかなと思ったら「#サポショ」での検索ページでした。そうきたかと唸りました。トップページにはすぐに検索枠。「キーワード」「ジャンル」「エリア(川崎市行政区別)」ですぐに検索してお店を探せるようになっています。イベントは「焼肉」特集。見ると、必ずしも会員カード提示での特典ありきでもないようです。懐深いですね。
【J1】
・FC東京 / 「協力商店会の日」(オリジナルフラッグやオリジナルカードを設置)
・鹿島アントラーズ / アントラーズを熱狂的に応援してくれるお店
・川崎フロンターレ / フロンターレシティ
・横浜Fマリノス / マリノス応援ショップ
・サンフレッチェ広島 / PRサポートショップ
・大分トリニータ / 現在見当たらず(2015年までトリニータ商店街)
・コンサドーレ札幌 / サポートシップ・パートナー
・セレッソ大阪 / 応援商店街
・名古屋グランパスエイト / 勝ち店
・浦和レッズ / 後援会協賛店
・湘南ベルマーレ / 現在見当たらず
・清水エスパルス / オレンジバンド協賛店
・ガンバ大阪 / サポーティングショップ
・ベガルタ仙台 / ベガルタ応援協力店
・ヴィッセル神戸 / ヴィッセル神戸応援店
・サガン鳥栖 / ドリームショップ
・松本山雅FC / サポートショップ
・ジュビロ磐田 / ジュビロ磐田応援店
【J2】
・柏レイソル / アソシエイツ提携店舗
・京都サンガ / サポートショップ
・大宮アルディージャ / ある得ショップ
・モンテディオ山形 / モンテ応援Street
・横浜FC / サポートショップ
・水戸ホーリーホック / サポートシップ店
・ヴァンフォーレ甲府 / サポーターショップ
・ツエーゲン金沢 / サポートショップ「RedSpot」
・ファジアーノ岡山 / 見当たらず
・アルビレックス新潟 / サポートショップ
・V.ファーレン長崎 / 現在見当たらず(2年前まではサポートショップ)
・徳島ヴォルティス / VORTIS応援ショップ
・東京ヴェルディ / 現在見当たらず(以前はフラッグシップショップを展開)
・愛媛FC / サポートショップ
・FC琉球 / チーム応援公認店
・レノファ山口 / サポートショップ
・ジェフユナイテッド千葉 / サポートショップ
・アビスパ福岡 / 現在見当たらず(2012年までサポートショップ)
・町田ゼルビア / ゼルビ屋
・鹿児島ユナイテッド / 現在見当たらず(以前はクラブサポートショップ )
・栃木SC / サポートショップ
・FC岐阜 / 現在見当たらず(2013年までSPショップ・PRショップ)
【J3(U-23除く)】
・藤枝MYFC / 見当たらず
・ザスパクサツ群馬 / サポートショップ
・ロアッソ熊本 / 絆ショップ
・ギラヴァンツ北九州 / サポートショップ
・ガイナーレ鳥取 / 現在見当たらず(以前は応援メニュー企画協力店)
・福島ユナイテッド / 推しメシ
・ヴァンラーレ八戸 / 見当たらず
・カターレ富山 / オフィシャルサポートショップ
・カマタマーレ讃岐 / サポートショップ
・アスクラロ沼津 / 協力店
・SC相模原 / 見当たらず
・ブラウブリッツ秋田 / 見当たらず
・長野パルセイロ / 現在見当たらず(以前はサポートショップ)
・いわてグルージャ盛岡 / サポートショップ
・Y.S.C.C横浜 / 見当たらず
以上、サポショ(サポートショップ=協賛店)制度)の全クラブ調査でした。結果は見てのとおりです。どう思われるかは読者の皆さまにお任せします。サポートショップ(協賛店)制度は、応援のぼり・ホームゲームのポスターやフラッグの掲出や、会員証等の提示で各種サービスを提供するなどの形で、クラブのPR活動に地域の商店街や小売店、飲食店等が協力するもので、少しでも人目に多く触れる場所でクラブの宣伝に協力する、いわゆる「第四極」の支援者になります。上の川崎さん柏の事例を見るとわかりやすいと思います。
たかが、協賛店の制度ですが、これはファン・サポーターや「地域」と、クラブとの距離感を指し示す典型的な指標です。J1からゆっくり内容を見ていったら、いろいろと理解できると思います。J1からJ3まで見て、サポショのレベルは次の3段階だと思います。未実施のところはぜひ実施して欲しいですね。例えば、スポンサードをもらうからという理由で、最寄りの商店街しか元々相手にしていないなど論外です。
①専用HPのポータルサイト化、各店の個別紹介やキャンペーン実施(モデル=J1川崎)
②グーグルマップでのページ紹介(モデル=J1松本)
③店舗及び特典紹介の一覧(モデル=J2柏)
これを見ると、J1にふさわしいクラブどころかJ2を含めても、確固とした「クラブ」としてのスタンダードだと言えると思います。この事業の理想形は川崎であり、使いやすい専用サイトが無くても、山雅さんのように地図検索ができるだけでも地域への貢献活動だと思います。先日の記事で、地元岡山がよそと比較してできていない活動があると触れましたが、このサポショもそうかと。
商店街関連:34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / 20 / 19 / 18 / 17 / 16 / 15 / 14 / 13 / 12 / 11 / 10 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4 / 3 / 2 / 1
留守録TV観戦レポです。
バスケ男子日本代表(AKATSUKI FIVE)の強化試合、ドイツ戦です。仕事から帰って生中継状態で観るはずが、さっきNHKのニュースで「盛り上がりました!」と聞こえてしまい、あわててチャンネルを変える(汗)。まだ脇が甘いですね。かなりデカいアリーナですが、さいたまスーパーアリーナだそうです。こんなにデカいのかと。それにしても地上波(NHK)での中継はうれしいですね。最近DAZNで中継がなく、先日のアルゼンチン戦も違うCSでやってるし。まぁ良かったです。DAZNといえば最近気になる事が・・・ バレーが無いのです。ひょっとしたら来季シーガルズのTV観戦ができないかも。
両横綱の始球式。何と鶴竜関は3Pシュートを見事に決める。ビジュアル的にいいですね。今日は豪華ですね。W杯予選では無かった、八村、渡辺両選手の揃い踏み。相手のドイツの世界ランクは22位(日本は48位)。スターティング5の5人のうち4人がNBAもしくは元NBAだそうです。強そうですね。日本のスターティング5は、比江島、篠山、八村、渡辺、ファジーカスという豪華な5人。W杯予選では見られなかった5人。
第1クォーター。日本はゾーンディフェンス。ドイツは仮想チェコ、仮想トルコになるようです。リードから同点で、5-9で逆転されました。ドイツは一昨日来日して、少し時差ボケがあるのかと解説。ドイツは日本のゾーンの空いている所をどんどん狙ってきます。
背の高さはドイツが上回っています。12人の平均でドイツが201.6cm、日本が197cm。12-11でやっと逆転。前季BリーグMVPの馬場選手が入ってきました。ドイツはダンクシュートが多いですね。16-21で第クォーター終了。
第2クォーター。今日は今のところ香川県出身の渡辺選手が目立ちませんね。W杯はトルコ、チェコ、世界ランク1位のアメリカが同じグループ。アメリカは無理として、後のヨーロッパ2チームに勝って、決勝トーナメントに進出したいところです。それに向けた試金石が今日の試合。23-33と10点差まで広がる。日本のシュートが決まらず、得点が伸びません。手詰まり感ありですね。
おっとビデオ判定です。やっぱいいですね。未だに雰囲気を壊すとか言っているサッカーは、早く頭を入れ替えて欲しい。ここで35-42で第クォーター・前半終了。
第3クォーター。10点以上まで開いた点差も5点差まで持ってきて45-50。ドイツがイラついてきたようです。第3クォーターから日本の調子が上向いてきました。3点差まで追いついて58-61。日本はマンツーマンディフェンス。八村選手休ませながら、ドイツの攻撃をしのいでいます。58-61で第3クォーター終了。
運命の第4クォーター。MCの応援コールも徐々に声量が大きくなってきました。それにしてもバスケの日本サポはおとなしい。サッカーだったら今頃は「バモニッポン」と賑やかな事でしょう。この日の試合の18,355人と、協会が集計してきた中では過去最多だそうです。バスケ来ましたね。今後の岡山もそうですが、サッカーを追い抜く勢いかもしれません。
残り7分で八村選手投入。アルゼンチン戦ですが、本番だったらここまで点の取り合いにならないだろうと言われているようです。つまり、激しいDFをしていないからか。ドイツも有力選手を戻してきました。残り3分で2点差です。残り2分で1点差。馬場選手のフリースローで82-81で逆転しました。ここでホイッスル。途中ではダメかと半分あきらめていましたが、86-83で勝ちました。
第3クォーターに最大12点差をつけられながらの逆転勝利となりました。八村選手が両チーム31得点。この試合の後に女子代表(世界ランク10位)の試合もあったようです。相手は台湾(世界ランク39位)で91-59で見事勝利。リオ五輪以来約3年ぶりに渡嘉敷選手が公式戦復帰できたそうです。AKATSUKI FIVEのスローガンは「日本一丸」ですが、W杯本番はすぐ来ます。9/1:トルコ戦、9/3:チェコ戦、9/5:アメリカ戦と。
リスペクトコラムです。
また、ノーサイド・ゲームネタです。第6話は部分的に面白い内容だったので、リスペクトする事にしました。いわゆるスポ魂的な話やビジネスストーリーは確かに面白いですが、当ブログ的にはその辺は対象外。クラブ経営の部分に注目しています。今回もストーリーの中で、アストロズのGMとしての悪戦苦闘が面白かったです。
【なぜ、ラグビークラブは収益性が低いのか】
根本的な原因はクラブではなく、(プラチナ)リーグの組織そのものにある。アストロズの収益5,500万円は主にチケット販売によるもの。5,500万円の内訳は、チケット販売:約4,000万円、グッズ販売:約500万円、ファンクラブ:約1,000万円となっており、ほとんどがチケット販売に頼っている。
そのチケット販売収益は、クラブが日本蹴球協会からチケットを安く仕入れて、利益を上乗せして販売して得たもの。しかし、日本蹴球協会からの分配金は0円であり、リーグ全体での収益が反映した結果であり、アストロズ主催以外の試合に客が入らなかったという事。結局、アストロズだけが頑張っても意味が無い。組織全体が変わらなければならない。一番上の人間が首を縦に振らなければ、協会は変わらない。それは専務理事の上にいる富永会長。
【GM会議での提案】
「(プラチナ)リーグの興行の採算を改善できるように仕組みを考えて欲しい」と「プラチナリーグ採算改善 提案書」を配布。内容は「ファンの獲得のために、地域密着型のチームを形成し、どのスタジアムでも満席を目指す」というもので、現在の方式ではなく、例えばホーム&アウェーにするとか。各チームと2度対戦できるようにする。その狙いは、試合数2倍で興行収入増加、地域貢献への繋がり、スポーツエンタメ性の向上。
(サイクロンズ鍵原GM)試合数が2倍になって、1シーズンに収まらない。
(アストロズ君島GM)シーズンを長くするとか、チーム数を削るとか。チーム数を絞って年間2回戦制にすれば、分配金も増えると思う。
(鍵原)我々には長年続けてきたやり方というものがある。そう簡単に変えられるものではない。
(君島)それは簡単。今この場で決めていけばいい。そのための会議じゃないのか。
(鍵原)ここは連絡会議。勝手に話を進めないでいただきたい。
(君島)他のGMに意見を聞いて欲しい。どのチームも採算が取れず、相当苦労しているはず。客が集まらなければ利益は上がらない。
これだけの大人が集まって、このままでいいという事はおかしい。変えていきませんか?
(専務)前にも言ったが、ラグビーはアマチュアスポーツ。金儲けの道具ではない。これは富永会長のご意向。
昨季、収支の面では目標に大きく届かなかったが、この1年積み重ねてきた財産がある。それはこの地域のアストロズファン。選手もファンからの声援は本当に力になる。地域のファンへのお礼のためにファン感を開催する。
【日本蹴球協会へ直接談判】
君島GMの提案書が協会の理事会にかけられるが、専務より理事会の結果として、理事会としては長く続いた伝統というものがある。どの案も見送りにすると聞かされる。
(君島)このままではリーグは先細りしてしまう。あなたはこんな運営や集客でいいと思っているのか。
(専務)ラグビーは金儲けではない。これは富永会長のご意向。
(君島)自分はラグビーはそこまで好きではないが、あなた達はラグビーを愛しているのではないのか。ラグビーの発展こそが使命じゃないのか。一番大事にしなければならないのはラグビーを愛するファンであり、これからラグビーを好きになるファンを育てる事じゃないのか。
そこに目を向けずに、伝統という古びた化石ばかり大事にして何の発展があるのか。
(君島)提案書は何度でも提出する。金儲けじゃないというのはただの言い逃れだ。あなた達の狭い世界では通用しても、我々サラリーマンの世界では通用しない。あなた達が変わるまで何度でもぶつかる。
以上のような内容でした。まず目を引いたのがファンクラブ収入。約1千万円って、1人5千円としても2千人入会したという事です。それ以外の関連収入があったのかもしれませんが、まぁ多いですね。1シーズンとしたらGMさん、頑張りましたね。14億円の支出で、5,500万円の収入って、今のJクラブから見るとありえないクラブ経営ですね。トップリーグのクラブってどこもこんな感じなのかな。サッカー目線で言うと、まずはクラブライセンスからの方がいいのではと言いたいですが、この利益率から見ると急には無理かと。
で、分配金が0円。分配金を得ようと思えば、リーグ冠スポンサーになるのか。当ブログ的にはプロリーグでの冠スポンサーは昔から反対の立場です。今でも「明治安田生命」が付くJリーグは反対。プロリーグの身売りと思っていますから。ただ、完全プロ化ではないリーグであればやむを得ないのかもしれません。
リーグチーム数の削減については、実はJリーグもありと個人的には考えます。J2からJ3、いずれはJ4かと思うくらいにJリーグは膨張しています。J1の18に対してJ2が22というのは多いと思います。思い切って、J1、J2とも16にし、33チーム目はJ3に行ってもらう、J3チャレンジリーグというカテゴリにして、J2以上とは一線を引くというのが個人的な提案です。J1昇格プレーオフも廃止がベスト。入れ替え戦のみ残すというのがいいのでは。会長の意向というシーンがありますが、サッカー界にもそういう存在がいませんか? 富永会長ほどは実権は無いでしょうが。
あと、ファン感のシーンがありました。規模はともかく芝生の上でみんな一緒に交流している姿はいいですね。スタンドでボーっと観て終わりよりは全然いいです。柏や川崎さんのようにピッチに降りてやるべきです。ハイヒールを履いていないように入り口でチェックすればいいだけの事。明日の第7話も楽しみです。
TBS「ノーサイドゲーム」公式HP:https://www.tbs.co.jp/noside_game_tbs/
ノーサイド・ゲーム関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190716
ラグビートップリーグ関連⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190805
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190731
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190730
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190716
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180927
リスペクトコラムです。
いつものようにフェイスブックを何となく観ていたら、奈良さんで「奈良クラブをもっともっと熱くする、世界初の試みです!」とあり、発表のタイミングに訪問してみると、今度は「ホームページ内に不具合が見つかったため、ただ今調整中です。」と。それで次のタイミングで訪問してみると、ちょっと面白い企画である事を知りました。まさに奈良さんらしい、サプライズな企画。
【日付の無いチケットPROJECT】
「概要:
奈良クラブがJ1に昇格した際のホーム開幕戦チケットを先行販売します。購入にあたっては、皆さまから「奈良クラブで描く夢」を募集し、応募されました夢に対し、選考委員が厳正なる審査を行い、限定11名にチケット購入権利をお贈りいたします。チケットを購入された11名は「UNDATED TICKET ELEVEN」として、シーズン終了後に授与式へご招待いたします。
応募期間:
2019/8/20~2019/9/30 奈良クラブ公式ホームページの応募フォームからご応募いただくか、郵便にて奈良クラブまでお送りください。郵便での応募の場合は2019/9/30の消印有効となります。
応募資格・条件:
奈良クラブ一味。購入権に当選した場合、必ず購入いただける方。」
「5年以内にJ2。10年以内にJ1であっと言わせる。見上げるほどに大きな目標だ。無理だと諦めるのは自由だ。夢で終わるのはカンタンだ。だからこそ、やってやろうじゃないか。選手も、監督も、フロントも、同じ気持ちだ。サポーターではなく、一味。ともに喜び、ともに悔しがり、ともに笑う『仲間』だから、夢が現実になる道も、ともに歩みたい。J1開幕戦。その夢舞台のチケットを、先行販売します。当然、まだ日付はありません。さあ、このチケットを片手に夢を一緒に見ませんか。私たちは走り続けます。そのチケットに、日付を刻むその日まで。
J1に昇格した際のホーム開幕戦チケットを先行販売します。購入にあたっては、皆さまから『奈良クラブで描く夢』を募集し、応募されました夢に対し選考委員が厳正なる審査を行い、限定11名『UNDATED TICKET ELEVEN』にチケット購入権利をお贈りいたします。」
引用:JFL奈良公式HP
現在4部であるJFLクラブのいつかわからないJ1ホーム開幕戦のチケット販売。5年以内にJ2、10年以内にJ1昇格と夢は大きいです。この企画でいいのはファン・サポーター参加型という点。付加価値の高い市民クラブだからこそ、こういう夢にあふれた事ができると思います。これがスポンサーしか目がいかない親企業の無い企業チームであれば、「クラブで描く夢の募集」までは至らないのではと思いました。11名限定というのもいいです。大判振る舞いのディスカウントとはちょっと違いますね。特典もありました。
〔特典〕
・日付のないチケットオリジナルユニフォーム型チケット
・授与式ご招待&記念撮影
・J1ホーム開幕戦オープニングムービーお名前クレジット
・J1ホーム開幕戦用ビッグフラッグ寄せ書き権
・特製 昇格祈願守
今回、久しぶりに奈良さんの公式HPをザザっと目を通しました。前に観たのはまだ岡山選手が出ていた頃で、面白いクラブだが、まだまだ内容が整っていない印象でしたが、短い期間でその内容は変貌していました。ニュース、特に「ホームタウン」カテゴリを読んでいたら、当ブログ好みの情報が次々と出てきて、途中で付加価値でお腹いっぱいになりました。今後しばらくは、時々奈良さんのリスペクトネタになりそうです。やはり、当ブログで評価が高いクラブはいい進化を遂げていると改めて思いました。川崎さんも昔はこんな感じだったのかな。
予想以上に進化が早いと思います。やはり中川社長になった去年くらいから変化が飛躍したのかな。これからも楽しみですね。あっという間にJ2に来られ、あっという間にJ1に駆け上がっていくかもしれません。そして、地元J2岡山を追い抜いて行っちゃうかもしれません。山雅さんのように。
JFL奈良関連④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181210
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131128
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131112
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131015
リスペクトコラムです。
ネーションズカップにより欧州遠征がしにくくなり、強化面での課題が浮き彫りになった日本代表ですが、また面白いというか当ブログで目を細めるような情報を知りました。前からおかしいなぁ、どうしてそんな事が囁かれるのか不思議な部分でした。
【中島翔哉 黒スパイクで日本代表の10番ハク奪か】
「記者 いやいや、日本代表の10番を背負って臨んだ6月の南米選手権で真っ黒なスパイクを履いていたことに「どうなってんの?」という声が出ているんです。
デスク 中島はアディダスジャパン社と契約していたんじゃないのか。だから同社がオフィシャルサプライヤーを務める日本代表の10番になったんだろ?
記者 そう思われていたんですけど、全世界が注目する同大会で中島は違うメーカーのスパイクを使用したようで、わからないように真っ黒になっていました。アディダスジャパン社も対応に困っているようですね。
デスク 間違いなく莫大な契約金をもらっているはずだし、ルール違反じゃないのか。
記者 ある日本代表OBは「どうしてもフィットしない場合は(契約スパイクを)履かないときはあるけど…。罰金とかあるかもしれないし、もう代表の10番はもらえないかもね」と話していました。
デスク まあ、アディダスジャパン社の契約選手が10番をつけるっていうのは暗黙の了解だからな。」
引用:東スポWeb
こういうスポンサー縛りって、本当に醜い光景です。現代のスポーツ界では全く無いと思っていましたが、どっこいベタベタに浸透していました。スポーツビジネスという言い方があるのかもしれませんが、それはちゃんと利益を得て、成長していこうという考え方であり、支配してはいけません。まるで民主化が遅れているどこかの国みたいに見えます。
【背番号10はアディダスの選手 日本代表「暗黙の了解」】
「背番号10。サッカー界では、チームの顔が背負う特別な数字だ。現在の日本代表では香川真司(ドルトムント)が2011年から基本的に付けてきた。
日本の「10」には暗黙の了解がある、と言われている。日本サッカー協会(JFA)のスポンサーで、日本代表にユニホームを提供しているスポーツ用品メーカー「アディダス」の契約選手が担う、というものだ。選手はどこのメーカーと契約しているのか。見分けるポイントは、履いているスパイクだ。
背番号は通常、代表チームのスタッフが決めている。サポーターは好きな選手と背番号を一緒に覚える。09年にはアディダスがユニホームの売り上げを伸ばすために、人気選手の背番号をできるだけ変えないで欲しいと日本協会に要望を出したこともあった。」
引用:朝日新聞
以前の負けが込んでいた代表で、ずっと香川選手が選出され、調子が悪そうなのに出場し、どうして出すんだ、どうして選ぶんだ、もっと他に若くて上手い選手がいるのにという声が多く挙がった時期がありました。なるほど、メインスポンサーの看板契約選手だったからですか。予想していた事とはいえ改めて納得。でも10番固定とは思っていなかったですね。
この情報で首をかしげるポイントは2つ。1つは日本代表の10番はアディダスの契約選手が背負う暗黙の了解がある事。もう1つは人気選手の背番号を変えないで欲しいと日本協会に要望した事。
こういうモノ、カネの部分、商業主義がはびこっているから日本代表は強くなれないのかもしれません。怖いのがスポンサーの発言力が強すぎる事。よく神戸さんで三木谷オーナーがベンチに介入しているのではと囁かれていましたが、全く同じ構図です。背番号を変えるな、10番は香川選手で通し、出場させ続けてくれと日本協会に圧力をかける事こそ、日本サッカー界の瑕疵ではないでしょうか。そういう意味では、そういう縛りに反して別メーカーのスパイクを履いた中島選手は勇気があると思いますが、契約メーカー以外のスパイクをこっそり履いたのもどうかとも思えます。契約を解除して筋を通し、10番なんて関係ない、実力本位だ、だから自分は好きなスパイクを履くんだと主張すれば、なるほどと思うでしょう。
日本協会には今まで首をかしげる事が多いです。あくまで個人的な主観ですが、特に今の体制になってから特に。確かにスポンサードは大事ですが、実力主義とスポンサードが逆転してはいけません。それでは強くなれません。次から代表戦を観る時には、特に注意して選手のスパイクを観る事にしよう。