J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

岡山シーガルズ135

2021-11-30 00:01:31 | 岡山シーガルズ

 生観戦レポです。
 昨日、Cスタで開催された岡山シーガルズのホーム日立Astemo戦GAME DAY2の観戦に行ってきました。この日は松ちゃん君とですが、松ちゃん君が所属する平島支店のお偉いさんの仲社長が参戦。元々岡山シーガルズは本社クラブハウスが平島の団地内にあり、大昔から地域単位で支援している古い支援者。上道親父の会という団体で、河本監督とも親しく、以前は選手からもお父さんのように慕われていたと聞いているコアなファンです。そういう方とご一緒させていただくのは光栄でした。前にCスタに出没した同僚の浦女史ファミリーも、かなり近所という事でアリーナ前に登場されたようですが、人なっこ過ぎる娘さんに挨拶できず。
   
 1時間前に到着。この日は青色ユ二と同じ色の応援Tシャツ(黄色は以前にいただきました)が配布という事からでしょうか、すでにすごい列でした。普通に並び、ゲートで応援Tシャツをいただきました。福森鐵工所さんの検温マシーンがありますが、今回は1人1人動きを止めながら検温されていました。
   
 そして、すぐ横で来場客に声をかけている見覚えのあるスタッフがいました。何と元副主将の丸山さんです。やはり華がある方なので、入口がいい雰囲気になりました。事務局の一員になられましたが、こういうシーンはいいですね。これからもぜひ続けて欲しいです。個人的にはグッズ売り場とか、ファンクラブ入会ブース、応援募金コーナー(シーガルズには無いか)など売上に貢献できる場所に立たれたらいいのにとは思います。
   
 仲社長に手配していただいたチケットを手に入場。今回の着席位置はBブロックで、いわゆるゴル裏の位置。一見コートが遠いですが、選手と平行な向きでプレーを観戦できるので、ある意味通好みの位置かもしれない。仲社長の他に観戦仲間が他にも何人かおられたので、常連席なのかな。
 向こうを見ると、日立さんの応援団が大勢いました。応援曲の他に時々男性の声援が流れていましたが、リモート応援なんだろなと。日立のお馴染みの「この日何の木、気になる木~」の曲も流れていました。
   
 まずはコンコースをうろつく。シーガルズと岡山南高校の限定コラボ商品として、「味噌せんべい白あん」「胡麻きなこせんべい粒あん」が「今年開発!買わなきゃ損」と大々的にPRされていました。今度買います。階段横には「花いっぱいプロジェクト」という事で、花(スイートピーとバラ)が大きく生けられて、県内産品をPRされていました。そういえば笠岡大会ではバラを一輪いただきました。内山工業さんのグッズ販売コーナーや試合前に新見市消防ラッパ隊の演奏と、水島ダンススクールSTEPによるダンスパフォーマンスがあったようですが、タイミング合わず。
 アリーナの外ではスタグル「かもめ食堂」があり、「ひなせキッチン」「増田豆腐店」「美咲町物産センター」「からあげごっちゃん」「otto bread」が出店されていたとか。消防団応援ブースがあり、アンケートに答えて、文房具を結構いただけました。
   
 試合の方ですが、この日の先発は楢﨑、川島、宮下、長瀬、佐藤、金田の6選手。前日よりは少しレギュラー組が戻りました。川島、宮下の正副主将ははさすがというプレーでした。この日は金田選手がポイントだった気がします。突然日立さんの応援マイクの音量が上がってちょっとビックリ。この日は佐藤選手も調子が良かったですね。第1セット、ュースで競り勝つ。ここまでは前日と同じ。これから。
   
 第2セットもリードが続き、前日よりはいいなと思う。やはり金田選手が効いていて、第2セットも取れました。日立さんは昨日の強さが嘘のようです。お疲れなのか、岡山の方が強かったのか。それとも岡山の今日のメンバーが良かったのか。第3セットもリードが続き、そのまま3-0で勝てました。今季今まで観て来たフラストレーションが一気に吹き飛んだ感じです。
   
 仲社長が「高さが無い。バックアタックを打てと言っとんじゃがなぁ」と。話を聞いてもやはり詳しかったです。試合後はお楽しみ抽選会です。前日はサイン関係のみでしたが、この日は岡山プラザホテルカレーという事で当たって欲しかったが残念。でも何と仲社長がサイン色紙に当たってしまう。なかなか珍しい光景でした。最後はエアハイタッチで選手が退場。その後はバレー教室が開催されたそうです。
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「シーガルズ連敗脱出」というタイトルの記事の戦評です。
「第1セット25-25から佐藤の連続得点などで28-26で競り勝ち、勢いづいた。相手ブロックの低い所を狙った宮下のトスがさえ、16得点の金田をはじめ高柳有、及川らが漫遍なく得点を重ねた。前日苦しめられたサーブにも対応し、大きくは崩されなかった。ミスによる失点は相手の24に対し8と本来の緻密さが戻ってきたのは大きい。」
   
 アリーナのすぐ外では、この日TVをされていた元主将の山口さんがマスコミのインタビューに答えておられました。  おっと順位が一つ上がって9位になりましたね。姫路さんを抜いて。姫路さんに前に土日で連敗した時は、かなりショックでしたが、やっと持ち直してきてちょっと一安心です。これでいくらかは自信を取り戻した事でしょう。大野石油さんから移籍してきた佐藤選手もやっとフィットしてきたようで、それも明るい材料です。とにかく入替戦は勘弁してください。次のホーム戦はクリスマス時期。ZIPに行きたいが、Tリーグ女子が来る津山も捨てがたいんだよなぁ。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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勝利の白星157

2021-11-29 00:01:17 | ファジアーノ岡山

 見逃し配信観戦レポです。
 先ほどZIPアリーナから帰宅しました。シーガルズの試合観戦だったもので、約3時間遅れの見逃し配信観戦になります。しかも、今日は18時半から、同じくDAZNで、ホーバスHCになった男子バスケ日本代表(AKATSUKI FIVE)の生中継もあるので、書けるところまで行って、途中しばらく中断するかもしれません。
 今季もあと2試合。今日の相手は4位の長崎さん。長崎さんは5試合負けなし、一方の岡山は11試合負け無し。これも見方でいくら負けていなくても、勝ってもいなければ勝ち点を積む事はできず、余り順位は浮上できないという事。長崎さんのベンチには、今季で引退する玉田選手(代表時代はよく登場していました)の名前あります。岡山はデューク選手以外は前節と同じ顔触れ。長崎さんは現在岡山に対して3連勝中。
   
 キックオフ。4-4-2で似たような戦術のミラーゲーム(岡山は元々苦手)。試合前に先日、急逝した湘南さんのオリベイラ選手のための黙祷が行われました。お悔やみを申し上げます。先週に有馬監督の退任が発表されました。新監督の発表があったタイミングで、コメントしたいと思っています。都倉選手(3試合連続得点中)攻めてきます。札幌時代から怖い存在です。しかし、ピッチサイド席の長さが気になります。Cスタの3倍くらいお客さんが間を空けずに着席されています。
 岡山なかなかボールを握れません。前半は岡山のプレス強いですね。両チームとも守備を固めて、シュートも長崎さんの1本だけ。慎重な試合運び。長崎さんは何とか岡山の守備をこじ開けようと頑張っており、岡山は攻められ始めたら中を締めてくると解説されてます。飲水タイム(来季はあるのかな)。
 
 あと一歩のところでシュートまで行けていません。今日は接触プレーが多いですね。危険なプレーが出ます。今のところ、長崎さんの流れが続いています。まるでスイッチが入ったように、岡山がワンタッチプレーでつなげて、相手ゴールに迫るようになってきましたが、なかなか枠内に行きません。本当に同じチームが戦っているような試合運びです。
 長崎さんは両外国人も脅威ですね。向こうはデューク選手と上門選手を脅威と思っているんでしょうが。デューク選手は体が強く、カイオ・セザール選手を跳ね飛ばしています。前半終了。
   
 ほつれたゴールネットの修復で開始時間が延びる。珍しいシーン。後半スタート。ヨンジェ選手投入。後半2分、相手ゴール手前でクリアにもたついた後のこぼれ球を石毛選手が押し込む。山ゴォール!!! 石毛ゴール! 1-0。ゴールパフォーマンスは監督・コーチ陣を含めて円陣を組んでいました。有馬監督への餞別か。本当に今の選手層は厚いと思います。もし今季最初からこの戦力だったら、首位争いができていたかもしれません。この中から移籍してしまう選手も出るでしょうし。この面々ではあと2試合。
 ここで「玉ちゃん」こと玉田選手が出てきました。お疲れ様でした。次はどの道を歩まれるのか。長崎さんは少し間延びしてきたのかな。長崎さんはここまでシュート2本で枠内0か。飲水タイム。
   
 長崎さんがボールをキープして、相手陣内に入るが、岡山の守備が跳ね返す。ここで宮崎、デューク選手に替わって廣木、木村選手投入。4-1-4-1ではないかと解説。何度となくゴールに迫られるが、梅田選手がしっかり守っています。ここで石毛選手に替わって濱田選手投入。守る時は5バックの3バックか。そして上門選手に替わって川本選手投入。5試合ぶりですね。長崎さんが攻めては岡山が守り切って、ボールを奪い取るシーンがずっと続く。ここでホイッスル。勝ちました。

 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「前半、長崎は岡山のハイプレスに苦しみ、思うようにシュートまで持ち込めない。スコアレスで試合を折り返すと、後半開始早々に石毛のゴールで先制点を許してしまう。その後は今季限りでの現役引退を表明している玉田が途中出場を果たし、積極的にパス回しに関与してチャンスを創出。しかし、最後まで同点弾は奪えずにタイムアップ。ホーム最終戦は悔しい敗戦となってしまった。一方の岡山は終始アグレッシブな戦いぶりを披露し、無敗記録を12に伸ばした。」 引用:スポナビ
速報!サッカーEG採点
白井選手 6.5 運動量豊富と的確な読みで広範囲をカバー

 29日の山陽新聞朝刊の「石毛輝く決勝弾」というタイトルの記事の戦評です。
「石毛が思い切りの良いミドルシュートをたたき込んで先制。その後は速攻を中心につくり出した好機で決め切れなかったが、陣形をコンパクトにした組織的な守りで最少リードを死守した。光ったのは一人一人のハードワークと役割を全うする意識。」
「相手が前からプレスをかけてくれば長いボールで守備の裏を突き、敵陣に引かれた際はパスをつないで攻めていく。有馬監督が目指してきた『相手の重心を見てゴールに迫る攻撃』が見事に表現されていた。」
   
 今日の試合で勝ちましたが、順位は2ケタの10位のまま。次節勝っても、琉球さんが負けて、4点差で勝たないと9位にはなれない。つまり2ケタフィニッシュの可能性が高く、有馬監督を目標達成で送り出す事は難しいようです。泣いても笑ってもあと1試合になりました。次の相手は8位の千葉さん。アウェー戦ではないので、今の調子の良さでいけば、まだ勝てる可能性は低くないですね。ただ、負ければ最悪で水戸さんに抜かれて、11位でフィニッシュの可能性もあります。今季も終わっちゃいますね。今季は12月のファン感も無いですが、これはいい事だと思います。千葉戦で選手は動けると思うので。
 今節で磐田さんのJ2優勝、京都さんのJ1復帰、愛媛さんと山雅さんのJ3降格が決まりました。愛媛さんもそうですが、個人的には山雅さんの降格がショックです。ぜひ、かつての大分さんのように一気にJ1まで駆け戻って下さい。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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岡山シーガルズ134

2021-11-28 00:17:25 | 岡山シーガルズ

 生観戦レポです。
 今日Cスタで開催された、岡山シーガルズのホーム日立Astemo(名前替わってます)戦GAME1の観戦に行ってきました。昼に仕事関係の用事があり、夕方は久しぶりの語る会岡山会場。これは行くしかないと思い立ち、Cスタへ急ぐ。まさに臨時観戦でした。
   
 席は2階席の真ん中よりで、最後選手が整列する時に背中を向けない方でと、チケット売場でリクエストすると、何とか買えました。急いで入場すると、すでに第2セットの終わりかけで、すぐにセットを取られました。でも、第1セットを取っていたので、今日はいけるかもと淡い期待を持ってしまうが、これが甘かった。 出ている選手をチェックする。おっと期は黄色ユニだと。高柳、吉岡 、長瀬、楢崎選手が先発ぽくって、それに金田、及川、宮下選手が続いて出ているようなイメージ。とにかく、余り見慣れない顔が何人かいましたね。
   
 試合の方ですが、とにかくプレーのちぐはぐ感が強かったですね。ずっと連携ミスが続いていました。あと、やはり外人選手のパワーに圧倒されていました。ブロックアウトの多さも目につくし、アタックをことごとくブロックされていました。ポールが拾えないし、粘りのあるバレーができていない。今までのシーガルズらしさか全く消えていました。フェイントをかけられて、そのまま床に落ちて失点になるシーンが目立つ。あれくらいのボールは強い時は全然拾えていたのに。
 5点差がなかなか縮まらない。遠藤、小野寺、田口という若手を次々と導入。前に観たホーム戦ではレギュラー出場していた佐藤選手も今回は控えでしたね。そんなこんなでリードされたままセットを取られて1-2。
 山陽新聞には、狙いを絞った相手のサーブに揺さぶられ、返球が乱れ、それまでの躍動感あふれる攻めは鳴りを潜めて行ったとあります。
   
 明誠学院高チアリーディング部によるパフォーマンスがステージで行われる。が、ステージの奥が真っ黒。一瞬奥が丸見えなのかと思ったら、黒色の布背景なのか。黒が強いのでダンマクか何かで覆った方がいいと思いました。せっかくの華やかなショーがわざわざ地味化させている。
 第4セットは競り合う展開。少しリードをキープするが、逆転される。「そらそらそら~長瀬そら~」という翼氏の実況。この日は長瀬選手がが目立っていましたね。
 日立の監督はずっとベンチに座ったままで、大声でコーチングしてます。岡山はサーブレシーブも弱い。木戸選手が登場してきました。金田選手が半分消えているので、もうちょっと力を発揮して欲しいですね。日立の応援曲に「この木なんの木、気になる木~」という曲が出てくる。最後はフロアタッチのチャレンジで負けて、1-3でジエンドでした。
   
 試合後に川島主将の「Vリーグ栄誉賞」受賞の表彰セレモニーがありました。V1リーグ230試合出場という事ですが、おめでとうございます。その後は恒例のお楽しみ抽選会、選手が場内一周してのエアハイタッチでした。選手退出後は「的当てチャレンジ&ウィンディー撮影会」が行われていました。
 現在の順位は12チーム中10位という信じられない位置。2部に降格したあの年を思い出しますね。今季はとにかく岡山のトップチームがみんな低順位。2部との入れ替え戦があるのか気になったので調べてみました。Vリーグ公式HPには以下のように書かれています。
   
【V.チャレンジマッチ~2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 出場決定戦(V1女子・V2女子入替戦)】
■大会開催時期: 2022年4月9日(土)~2022年4月10日(日)
■場所    : 調整中
■対戦カード :
 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN・11位チーム vs  2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN・準優勝チーム
 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN・12位チーム vs  2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN・優勝チーム
 (※V2チームが2022-23 V.LEAGUEのS1ライセンスを満たしていない場合、Vチャレンジマッチは開催しない)
 
 うーむ、まずいですね。やはりシーガルズは今の時期ですでに残留争いに入っている事になります。流れとしては2016-17シーズンとよく似ています。あの年もとにかく勝てなかった。入替戦の応援も行きましたが、目の前で降格しました。ずばり言いますが、この状況を打破するためには監督の交代ではないかと思います。もう20年やっている河本監督では限界。運営会社の社長業に専念してもらって、新しい監督に禅譲して欲しいです。喜怒哀楽を禁止、クールに次のプレーを狙えと指導されていますが、それが結果的にプレーでパワーが抜き取られているのではないかと思います。この記事で書きましたが、20年も同じ監督がやっているのは岡山のみ。同じく2部に落ちそうになった2010~2012シーズンに総監督に移られ、新監督にやっと禅譲されたかと思ったら、また監督に復帰されてガックリきた記憶があります。個人的には、申し訳ないですがご年齢もあるし、河本監督は限界。早く監督が替わって新しいチームに生まれ変わって欲しい、そうしないとベルやシャルムみたいになってしまうと思っています。
Vリーグ関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210209
  〃      ⑧:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200907
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180330
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171229
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170602
  〃      ④https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170319
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160922
  〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110220
  〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060804

【バレーボール、DAZN撤退で岐路に立たされるVリーグ配信事業】
「国内最高峰のバレーボールリーグVリーグのオンライン配信事業「V.TV」が、岐路に立たされている。大手スポーツチャンネル「DAZN」との一部配信の契約が昨季で満了となり、関心を寄せ始めたライト層への普及が一層の課題に。15日に開幕した今季から月額・年額料金が約1・7倍に上昇。従来有料会員となっているコア層への負担が増す中、運営側の活路を探った。
 V.TVは2018年秋の新リーグに伴い始まった動画配信サービス。各試合のライブ配信のみならず、過去大会の視聴もできる。無料会員も含めた総数は約6万人で、有料会員はそのうちの20%。今季から男女1部全試合が視聴できるプランは月額819円→1400、年額は8000円→1万4000円(すべて税別)となった。
 利用者側に従来よりも厳しい負担を強いる点について、V.TVを運営する「排球堂マーケティング」の牧野美則社長も重く受け止めている。
 今季の男女1部の全試合数が前年比1・7倍(計384試合)に増える中で、課題となっていた音声や映像配信トラブルの改善を図らなければいけない。コロナ禍の厳しい経済事情の中、課題を解決しながら、より魅力のあるコンテンツを届ける。その上で「契約料で年間予算の半分近くをまかなえた」(牧野社長)というDAZNは大きな頼りとなっていた。
 スポーツ配信サービスの「黒船」とはもともと3年契約で、昨季で契約が満了となった。同社は契約更新がされないことを見越して1年前から準備してきたとし、その活路として牧野社長は「ファンとのコミュニケーションツールとしての機能を充実させ、値上げに見合うコンテンツを作っていきたい」と意欲的だ。」
引用:日刊スポーツ
DAZN関連⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210822
  〃     ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201215
  〃     ⑮:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200827
  〃     ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200308
  〃     ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190428
  〃     ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180615
  〃     ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180527
  〃     ⑩https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180519
  〃     ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180211
  〃     ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170205
  〃     ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170203
  〃     ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170124
  〃     ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160819
  〃     ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160724
  〃     ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160723
  〃     ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160721
  〃     ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160629

 前にも書いたDAZNの「バレー」コンテンツ。こういう背景のようです。今季はDAZNでアウェー戦を観られないから残念ですが、元々3年契約で契約更新がされなかったのですね。V.TVについてはこういうコラムを読むと、二の足を踏むなぁ。DAZNの「バスケ」も似たような動きでしたが、五輪で女子の銀メダル獲得を経て、ホーバスHCが就いた再び男子代表戦の配信が始まっています。バレーももし五輪でブレイクしていたら、バスケと同じ結果になっていたかもしれません。
 まずは岡山の復調を願いたいです。今季岡山トップ4チームはいずれも調子が良くないです。その筆頭がシーガルズです。もう2部リーグは勘弁して欲しいです。という事で明日は予定どおり観戦に行きます。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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JFLを駆け上がろう22

2021-11-27 00:01:10 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 昨日、ちょっとビックリしたニュースが流れました。何とJ3とJFLの入れ替え戦がそのうち始まるらしいというもの。Jリーグが開幕して28年。それ以来プロリーグ(Jリーグ)とアマチュアリーグ(JFL)を区分し、プロリーグは3部まで増えてもその境界線が外される事は無かったと思いましたが、調べてみると、J3ができる前の2012年に導入されたJ2・JFL入れ替え戦に敗れた町田さんがJFLに降格されています。今回の措置はその時の状況にならうものになるのか。
       
【23年にも入れ替え実施 J3とJFL】
「Jリーグの村井満チェアマンは25日、J3と日本フットボールリーグ(JFL)のチームの入れ替えを2023年シーズン後にも実施する可能性があると明らかにした。
 JリーグはJ3の上限を20チームとしており、15チームが参加する今季を含め、これまではJFLへの降格はなかった。村井チェアマンは理事会後の記者会見で、『サッカーは開かれた存在であり、どこのクラブにもチャンスがある。一方で、ぬるま湯であってはならない厳しさがJリーグの底上げに寄与する』と説明した。」
引用:時事通信

 ぬるま湯であってはならない厳しさがJリーグの底上げに寄与するとありますが、まさにその通りです。しばらく、何年もJ3最下位を続けても下位カテゴリに落ちる心配が無かったという事だったので、正直危機感は無かったと思います。つまり、J1とJ2には残留争いが存在しても、J3には残留争いが存在しなかったのですが、それでいいのかという懸念が改善される訳ですね。J3リーグができて、J2からの降格が始まった時に、半分アマチュアリーグ(チャレンジリーグのような存在)に落ちるというのはかなりのショックだろうと思っていましたが、今回のJFLへの降格はその比ではありませんね。極端に言えばクラブの存亡に関わってくるかもしれません。

【J3とJFL入れ替え戦、最短で来季導入へ】
「J3リーグとJFL(日本フットボールリーグ)の入れ替え戦が、最短で2022シーズンから導入される。Jリーグの原博実副理事長が10月26日に更新したユーチューブの『JリーグTV』で、来季の日程について協議するなか、その入れ替え戦について、ある程度の枠組みを早急にも決めなければいけないと明かした。
 このコンテンツでは、原副理事長が理事会直後、重要決定事項について説明するとともに、現在Jリーグの実行委員会や理事会で話し合われている内容をファンに報告している。」
「現在15チームのJ3から2チーム昇格、J2から4チーム降格(減る可能性もある)、さらにJFLから2チーム昇格(Jリーグ百年構想クラブが対象)した場合、2022シーズン、J3は最大で19チームで構成されることになる。
 Jリーグは構成を最大60チームとする方針で、計算上、J3は現状で20チームまで可能。そこで、アマチュア最高峰であるJFLとの入れ替え戦の実施、さらには「降格救済金」のあり方などについて協議されているという。
 原副理事長はそういった背景を解説。また、視聴者の質問を受けて、次のように説明した。
『(J4リーグはできますか?)できないですね。例えば、ドイツ・ブンデスリーガは2部までがプロで、3部以下はアマチュアになっています。そこでアマチュアのピラミッドがまたできている。(日本では)3部までがプロで、上がったら落とさないという考え方もありますが、どんどん増やすより、ここからはJFLとの接合をどうしていくかを、JFAやJFLと話し合っているところです。大切なのは開かれていること。百年構想クラブもあり、上を目指すクラブもあるので閉じてはいけない。そこで入れ替え戦をどこかで導入していかないといけない。2チーム昇格した場合を想定して、話し合っています』」
引用:サカノワ

 面白いですね。J4リーグは作らないそうです。J3でも半分アマチュアリーグのようなものなのに、更にほとんどアマチュアリーグの4部リーグを作ったり、JFLをJ4にする事はないと。Jリーグ100クラブ構想がありますが、60クラブで打ち止めのようですね。100クラブ作るのもいいですが、それでは個々のクラブ(特にJ1)の付加価値が下がってしまう事になります。
 その流れで「プレミア」構想もまた出てくるのでしょう。見方を変えればJ3からJFLへの降格を認めるという事は、1部から2部への降格を見合わせるJプレミアリーグ制度は認めない方針を固めたようにも映ります。Jプレミアリーグは開かれたものにならない、Jリーグ入りを目指すクラブはこれからも出てくる。それを受け止める開かれたJリーグにするために、J1からJFLまで行き来できる構造にする。囲ってしまうJプレミアリーグはありえないという意思表示をしたようにも思えます。いいのではないでしょうか。

 もう一つ気になるのがJFLからその下のカテゴリ(地域リーグ)への降格。調べてみるとチーム数等の条件がつきますが一応あるそうです。昔は入れ替え戦などもあったようですが、調べた限りではJFL下位チームが地域リーグへ降格するようです。実際に流経大ドラゴンズ龍ヶ崎は2019年にJFLで最下位になり、関東リーグに降格していますね。そうなるとあくまで例えばの話ですが、J2岡山が将来的に上手くいかなくなれば中国リーグに逆戻りしてしまう可能性がゼロでなくなるという事でしょうか。さすが開かれたJリーグ、日本サッカー。

 久しぶりにJFLの順位表を見ました。ファジがかつて所属していた2008年当時に所属していたクラブでは、武蔵野(横河武蔵野)、Honda、MIOびわこ、刈谷、ソニー仙台と5チームもありました。まさに門番ですね。また、Jクラブが無い7県のうちJFLに5県(三重、奈良、滋賀、島根、高知)ありました。残りは2県(和歌山、福井)でそれぞれの地域リーグで頑張っておられます。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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新潟・スポーツの理想郷へ28

2021-11-26 00:01:37 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 「アイシテルニイガタ」といえば、新潟さんのホーム、デンカスタジアムでサポーターさんが大合唱しているイメージがあります。今は声を出せませんが、初めてその動画を見た時にはとても驚き、一度その光景を生で見てみたいものだと思ったものでした。そのキーワードを冠したキャンペーンが新潟さんで実施されています。
 同じ選手が手に取って商品をお勧めする事でも、地元岡山では一握りのオリジナル開発商品(昨季までは何も無し)に比べ、新潟さんは各市町村の特産品商品そのまま。それはそのまま歴史と地域への根付き具合の差が出ていると思います。それくらい新潟さんは別次元なのかと。ホームタウンでも、地元岡山は県内3市のみに対して、新潟さんは2年前に県内全市町村に広域されています。後援会(岡山には無し)では元々全市町村に設置されており、大昔から当ブログでの評価が高いです。
   
【アイシテルニイガタ応援キャンペーン】
「当クラブでは、2019年7月に県内全30市町村にホームタウンを広域化し、今シーズンより各市町村の魅力を広く発信するために、新たな取り組みとして「ご当地応援選手」「市町村デー」をスタートしました。本キャンペーンはその一環として実施するもので、各市町村のおすすめの逸品を選手が紹介し、「知って応援!」「行って応援!」「楽しんで応援!」の3つのテーマで、選手おすすめの逸品のご紹介、試合会場での逸品の販売、逸品が当たるプレゼント企画となっております。」
「キャンペーン特設ページ  https://www.albirex.co.jp/lp/2021/aishiterucp/
<知って応援!>
■実施内容
 県内全30市町村のおすすめの逸品をご当地応援選手がご紹介。クラブ公式SNSなどで情報発信します。
<行って応援!>
■実施内容  
 県内全30市町村のおすすめの逸品を、試合会場で販売。お気に入りの逸品をぜひ見つけてみてください。
■実施試合
○1回目
 11月3日(水・祝)ジュビロ磐田戦(14:00キックオフ) 10:00~14:00 Eゲート前広場特設ブース
○2回目
 11月13日(土)愛媛FC戦(14:00キックオフ) 10:00~14:00 Eゲート前広場特設ブース
 ※各試合15市町村ずつ、上記2試合で逸品の販売を行います。数量限定のため、なくなり次第終了となります。
<楽しんで応援!>
■実施内容
 本キャンペーンに関するクラブ公式Twitter(@albirex_pr)での投稿をリツイートすると、各市町村おすすめの逸品を抽選でプレゼント!
■応募方法
 クラブ公式Twitter(@albirex_pr)をフォローし、「#ニイガタ応援」のハッシュタグのついたクラブ公式Twitterの投稿をリツイートすると、各市町村おすすめの逸品を抽選で30名様にプレゼント。※引用リツイートも対象となります。どんどん拡散しましょう!
■応募期間
 2021年10月25日(月)から11月30日(火) 23:59まで」
引用:J1新潟公式HP
   
 この新潟さんの取り組みには「ご当地選手」が出てきます。山口さんや愛媛さんが先駆者ですが、新潟さんでも今年の2月からスタートされています。元々全市町村に根が張れているので、スムーズに運営できた事でしょう。クラブの説明では「
この活動を通じて、ホームタウンである各市町村の魅力を広く発信するお手伝いをし、さらに各地域にお住まいの方々にクラブや選手を知ってもらい、アルビレックス新潟が皆様の身近な存在となることを目指してまいります。本活動によりホームタウン30市町村とアルビレックス新潟の連携を深め、魅力ある地域づくりの一助になれればと思います。」とあり、まさに真の県民クラブとしての付加価値の高さがにじみ出てきます。
 こういう新潟さんの取り組みを目の当たりにすると、こうして地域の隅々まで根が張れるクラブは100年残り、商業活動ばかり熱心で、地域に全く根が張れないところはしんどいなと感じています。新潟さんは現在7位でJ1昇格は難しいですが、新潟さんはいつでも地方クラブのお手本と言える存在なので、市民クラブの雄として早くJ1に復帰して欲しいところです。
J2新潟関連: /  /  / /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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2021-11-25 00:01:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日に引き続き、J2降格するJ1クラブシリーズ、第2夜は仙台さんです。大分さんに続いてまた一つ市民クラブがJ2に落ちて行くのは残念でなりません。これで代表的な市民クラブはJ1からいなくなるのではないでしょうか。ついこの間、仙台さんの市民後援会主催のオンライン講座(後日アップ)に参加し、その時に市民クラブの素晴らしさを実感したばかりでまだ信じられません。仙台さんは地元岡山がJ2参戦1年目でJ2におられ、強いままJ1に駆け上がっていかれたイメージがあるし、2011年の震災年には優勝争い(優勝は柏)を演じて4位でフィニッシュされたのを覚えています。この時に元岡山の赤嶺選手が大活躍でした。その仙台さんが、震災から10年目の節目の年にJ2へ降格ですか。
   
【「守備重視」反作用招く ベガルタJ2降格(上)】
〔大敗し方針転換〕
「手倉森監督が目指したチーム像とは懸け離れていた。8季ぶりに仙台を率いることになった手倉森監督は、就任記者会見で『守備はゴールを守るのではなく、ボールを奪う』と力説。高い位置でボールを奪い、ショートカウンターから得点を重ねて2位と躍進した、2012年の『積極的守備』を念頭に置いた発言であることは明白だった。
 理想はいきなり厳しい現実にぶち当たる。相手の高い決定力もあり、第2節川崎戦、続く鳥栖戦で、ともに5失点と守備が崩壊して大敗。次節も湘南に3失点して屈した。指揮官はまず、素早く帰陣しブロックを形成する守備で、失点を減らす方向へかじを切らざるを得なかった。」
〔8月1得点のみ〕
「5月には518日ぶりのホーム勝利。浮上のきっかけをつかんだように思えた水面下で、守備重視の反作用にむしばまれていった。陣形の重心が下がる。縦への推進力は勢いをそがれ、FW西村らは前線で孤立し、得点の匂いは薄れた。「勝負の月」と位置付けた8月は6試合でわずか1得点と、その傾向が顕著に表れた。
 11戦未勝利と低迷する中、指揮官は再度、理想を掲げる。『高い位置でのボール奪還が相手に最も圧力をかけられる。残り11戦は耐えて勝つだけでは駄目だ』。9月のG大阪戦を前に強調した。その後は理想を体現した試合もあった。しかし、残留争いの重要な一戦ほど、以前の慎重さが表出した。」
引用:河北新報公式HP

 いい成績を残した名将の第2次政権が上手くいかないケースがいくつも見られますね。柏のネル監督もそうだし、他にもいたと思います。例外は磐田さんの鈴木監督か。手倉森監督も今季の就任時には勇ましかったですが、昨季17位とすでに降格圏だったチームを立て直すのは難しかったようですね。オフェンシブからディフェンシブに戦術を変えざるを得なかったのです。守備重視の反作用が最後まで足を引っ張ったようですね。

【頼みの外国籍選手機能せず ベガルタJ2降格(中)】
〔衝突を繰り返す〕
「MFクエンカとマルティノスが前線で躍動し、課題の得点力不足を解消するという強化部のもくろみは開幕前につまずいた。クエンカは古傷を痛めてキャンプ中に離脱し、戻ってくることはなかった。
 開幕後も誤算が続く。DFシマオマテは昨季の大けがで対人の強さと速さを失っていた。守備重視の戦術に切り替えれば、献身性の乏しいマルティノスが悪目立ちした。ともに出場機会を減らし、起用法への不満を漏らし始めた。」
「6月の天皇杯2回戦のJ3岩手戦。手倉森監督は当日に先発メンバーを代え、シマオマテとマルティノスに挽回の機会を与えた。結果はまさかの零封負けで、関係は修復不可能に。2人ともシーズン中にチームを去った。」
〔新卒組は発展途上〕
 仙台のトップチーム経費はJ1最低レベル。厳しい懐事情でも、戦い続けてこられたのは『新卒組が育って軸になり、そこに外国籍選手が加わる』(竹村栄哉強化部長)という編成方針が機能していたからだ。
 今季の新卒組は発展途上。中心を担う成長を見せた中堅がいない上に、外国籍選手が機能不全に陥っては、J1で満足な戦いはできない。」
引用:河北新報公式HP

 外国人選手の当たり外れはわからないから難しいですね。従順なタイプならまだいいですが、今季の仙台さんは外国人選手でも泣かされたようです。Jクラブでは何チームも、今季はコロナ禍の大きな影響を受けました。外国人選手の入国が大幅に遅れてしまったのです。まず入国できない、入国できても隔離期間が長い、解放されてもフィジカルが落ちていて、回復するのに長い日数がかかる。その影響をもろに受けたのが柏でしたね。外国人選手のフィットは重要な問題です。育成も発展途上の様子。これでは強化できる部分が見当たりませんね。

【残留失敗、経営さらに苦しく ベガルタJ2降格(下)】

〔「背水」の予算〕
「今年1月、3億4000万円の損失を見込む2021年度(21年2月~22年1月)予算を発表した運営会社、ベガルタ仙台。記者会見で佐々木知広社長は『トップチームの経費を前年度並みに確保した。J1で戦い続けていくことが重要だと思っている』と説明した。
 当初の21年度予算案は選手の人件費に当たるチーム経費を前年度から3億円ほど削減して黒字見込みだった。だが、取締役会で『これではJ1に残れない』という意見が出て方針転換。これまでと同規模の経費を計上し、経営的に背水の陣で残留を目指すことになった。」
〔他クラブの半分〕
「仙台のチーム人件費は12億4600万円。18チーム中15番目の規模だ。最高額は神戸の63億9600万円で、優勝した川崎は30億3600万円。リーグ平均は24億3100万円。仙台は平均に遠く及ばない。
 強化部関係者は『他クラブの半分ぐらいの経費で互角に渡り合えるような戦力を整えないといけないのが現状』と苦しい台所事情を打ち明ける。
 経営再建は道半ばだ。経費削減やスポンサー収入の上乗せがあり、20年度決算、21年度決算見込みはともに当初からの赤字幅が縮小した。今期末で3億7300万円を見込む債務超過は、スポンサー収入の強化や増資で22年度中に解消する方針を打ち出している。
 しかし、これはあくまでJ1にいることが前提の経営計画。J2降格により、来季はJリーグの配分金とスポンサー収入の減少という新たな経営課題が浮上する。」
引用:河北新報公式HP

 そして財政面ですか。赤字予算にして背水の陣でシーズンに突入した訳ですね。それでもJ1平均額の半分レベルでは強くなれません。この財政問題は仙台さんでは昔からある課題のようです。来年度中に債務超過が解消できるのは明るいニュースですが、J1残留が前提の話なので、来季は再び財務面でも苦しいかじ取りが予想されます。大分さんにしろ、J2降格チームは経営が苦しいクラブばかりのイメージがあります。
   
【ベガルタ仙台はなぜ13季ぶり降格となったのか。その敗北は必然だった】
「仙台はつなぐことを目指していたようだが、ボールを受けようと顔を出す選手が少なく、むしろ受けることを怖がっていた。また、後ろからボールを運べるだけの技術判断がある選手が見当たらず、サイドの選手は攻め上がりのタイミングがめちゃくちゃ。選択肢が曖昧で、クロスや前につけるべきプレーの準備できていなかった。何度、無駄にボールを敵陣から下げたことか。」
「(湘南戦で)仙台は必然的に劣勢に立っていたと言える。前線の富樫敬真がポストに入り、どうにか攻撃を引っ張っていたが、他に攻撃の選択肢が乏しく、攻守に効率の悪さが見られた。たとえば攻めに回った時、選手がいっせいに前線に入るが、距離感がバラバラだった。気が逸(はや)るのはわかるが、各自の役割が明確ではなかった。」
「単純な戦力で互角以上の湘南に、ホームで力負けしての降格。それは仙台のシーズンを象徴していた。強烈とは言えない湘南のプレスに狼狽。どのようにボールを運び、点を取るのか。そのデザインが見えなかった。そもそも守りの安定感がないことで、チーム全体が常にグラグラしており、それは惜しい試合でもリードを守りきれない正体だった。」
「(手倉森監督は)「(練習で取り組んできた)つなぎがうまく機能せず、クオリティの問題もあったが、守備意識の高い湘南を崩せなかった」
敗因はこれから語られるだろう。たとえば、ケガ人が多かったことは事実だろう。フィジカル面のトレーニングが旧態依然だと言われるが、最新データにこだわりすぎて悪評を買った指導者もいる。また、それまで価値ある仕事をしていた渡邉晋監督を、2019年をもって切った理由も不明瞭だが、必ずしも続投=残留ではない。手倉森監督の采配を揶揄する声も出るだろうが、戦いに身を投じていた選手が何人いたか。ひとつだけ確かなことは、今シーズンの戦いが残留には値しなかったということだ。」
引用:SPORTIVA

 やはり前の選手層が薄いし、戦術的にも後にシフトした陣形なのかな。ポゼッションサッカーのクオリティの問題があるようとありますが、今季を通して、J1への残留に値しない内容だった訳ですね。名将の手倉森監督をしても立て直せなったのは残念ですね。その手倉森監督が降格の責任を取って退任されるそうです。厳しいですね。ただ、今後もクラブの強化・育成面のサポートされるとか。
J1仙台関連:
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1年で上へ12      

2021-11-24 00:01:37 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先の週末にJ2降格が決まったJ1クラブが3つ出ました。大分さん、仙台さん、横浜Cさんです。当ブログでもこれから順番にその背景をリスペクトしていきたいと思います。まずは大分さんです。三位一体の支援者を象徴するクラブ名なので、当ブログも地域クラブの雄として昔から応援してきました。
 大分さんは実にドラマチックなクラブです。かつては溝畑社長、シャムスカ監督でナビスコ杯を制し、J1で輝きました。その後経営に行き詰まって、J2からJ3にまで落ちてしまい、どん底まで観られました。そこから蘇生され、片野坂監督の手腕もありますが、見事J1復帰にまでたどり着き、2019年から3季J1に所属されました。順位も9位、11位とJ1中位をキープしていましたが、今季は一転降格圏におられました。やはりコロナ禍もあったのかな。
   
【大分のJ2降格招いたコロナ禍の悲劇】
「昨季まで主将を務めた鈴木義宜(現J1清水)や生え抜きの岩田智輝(現J1横浜M)ら主力が昨オフに次々と移籍。片野坂監督が就任した2016年以降、自陣からパスをつないで数的優位をつくる戦術でJ3からJ1へ駆け上がったチームはシーズン序盤に7連敗と立て直しに時間がかかった。例年なら自動降格は2チームで大分は免れる順位だが、コロナ禍で昨季降格チームを設けなかった反動で今季は4チームに増えた。異例のシーズンも“悲劇”の呼び水になった。」
〔主力が流出、「育成の大分」の復活がカギに〕
「降格の原因となった主力の流出はコロナ禍が招いた悲劇でもある。大分は昨年度決算で11期ぶりに赤字へと転落。2009年の経営危機を受けて健全化を掲げてきたクラブには、無理をして選手の慰留や大胆な補強をする余裕が財務的にも心理的にもなかった。
 チームが初降格した09年はシャムスカ監督の5季目。J3へ落ちた15年も田坂和昭監督になって5季目だった。どちらも確固たる戦術でタイトルやJ1昇格をもたらした功労者だが、長期政権に伴うマンネリ化が停滞を生み、故障や資金不足による戦力不足で戦術も崩壊した。
 片野坂監督は9月以降に3勝3分け3敗と立て直したが、指揮官頼みのチームだったことは否めない。親企業を持たない地方クラブの大分は、今季J1最少規模の約17億円だった予算が来季は減額される見通し。限られた予算で安定した戦力を確保できるかが課題となる。同規模の予算を組む鳥栖は育成組織から次々と有望選手を輩出し、主力が抜けた穴を埋める。かつて清武弘嗣(現C大阪)ら日本代表を次々と生んだ「育成の大分」の復活がJ1定着には欠かせない。」
引用:西日本スポーツ

 主力選手の流出もあったようですね。これは地方クラブの宿命です。このコラムでは長期政権の弊害を説いていますね。資金力の乏しい地方クラブは監督頼みという側面も垣間見えました。確かに補強に限界がある訳ですから、指揮官の力量にすがるしかないのでしょう。元柏の片野坂監督、多くの名将に仕えて勝ち方を学び、それを生かして勝ち上がってこられ、昨季もJ1で11位と健闘されましたが、今季は壁にぶちあたった訳ですね。あとは育成しかないですね。
 大分さんはかつて「育成の大分」と呼ばれていたのですね。アカデミー出身選手を見ると蒼々たる顔触れです。代表経験者では梅崎選手、西川選手、清武選手、松原選手、岩田選手ですか。他にもJ2を中心に多くの選手を輩出しています。「育成の大分」の復活が問われている訳ですね。
   
【大分トリニータJ2降格の原因と、克服すべき課題】
「J3だった2016年から率いる片野坂監督の下で昇格初年度の19年には9位に入るなどJ1に旋風を巻き起こしたが、今季は戦力の流出にも苦しみ、昇格3年目で力尽きた。8位のアビスパ福岡は柏に引き分け、勝ち点52で開幕当初に目標としていた10位以内を確定させた。7位のサガン鳥栖は札幌に1-0で勝って同59にした。」
「片野坂監督が就任した2016年から全員が連動してパスをつないで崩す戦い方を構築。自陣から攻撃を組み立てることで相手の守備を崩し、数的優位をつくってきた。だが、今季は体を張って守った後のパスに精度を欠いた。この日のシュート数は2。『実力不足』。渡辺がつぶやいた。
 監督とフロントが口をそろえた降格の原因が主力の流出だ。コロナ禍の影響で昨年度11期ぶりの赤字に陥ると、守備の要だった鈴木義宜が昨季終了後にJ1清水へ、下部組織出身の岩田智輝もJ1横浜Mへ移籍。」
「6季目の片野坂監督は9月以降の9試合に3勝3分け3敗と持ち直したが、コロナ禍で2クラブだった自動降格が4クラブに増えたことも響いた。榎徹社長は『彼じゃなければ(J1昇格は)できなかった』とかばった。片野坂監督は今季限りで監督退任が確実なだけに、今後は指揮官に依存せず、フロントが安定的に戦力を供給できる体制を目指す必要がある。
 クラブはかつて多くの日本代表を輩出した下部組織の強化を進める方針。鳥栖にお株を奪われている育成クラブの復権も、J1定着には欠かせない。」
引用:西日本スポーツ

 片野坂監督の手腕は大きく貢献したと思います。就任1年目はJ3からですから。そこからJ2、そしてJ1に復帰し、3季戦った訳ですから。コラムでは今後は監督に依存せず、フロント側が戦力の安定化を図る必要があるとあります。それがなかなか上手くいかないわけで。片野坂監督といえば、ガラガラ声の監督インタビュー。それくらい試合中に声を出す指揮官。浅田飴がのど飴を提供し、スポンサーになった時は話題がありましたね。

 片野坂監督とともに今まで貢献されたのが榎社長だと思います。大分県職員出身で三位一体らしい人材。J3降格直後の'16年に就任され、'19年にファンド㈱の買戻しを完了して経営再建を完了されました。
 筆頭株主(20%)に貸会議室大手ティーケーピー(TKP)が就いた事が大きかったですね。2014年に債務超過を解消してJリーグに残留するために企業再生ファンドから3億5千万円の出資を受けていますが、TKP以外にも数社から新たな出資を得たとしており、ファンドからの株の買い戻しを終え、経営再建にめどを付けられました。さぁこれからJ1でもっと暴れてやろうといった時のコロナ禍、J2降格でした。これも榎社長の手腕ではないでしょうか。'20年にJリーグ理事に就任しておられます。溝畑社長とは全然違うタイプで大分というクラブを救った恩人だと思われます。
 クラブには苦労も続きました。最近でも社員の窃盗事件もありましたね。来季はJ2で地元岡山と相まみえますが、J2時代の大分さんにはやられた記憶しか浮かんできません。次の監督次第でしょうが、すぐにJ1に戻って欲しいですね。地方クラブの雄としてまたJ1で暴れまわって欲しいです。
J1大分関連⑱:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200818
 〃     ⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200324
 〃     ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200304
 〃     ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191214
 〃     ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191205
 〃     ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181123
 〃     ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180206
 〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180129
 〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161123
 〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151212
 〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140324
 〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130628
 〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121126
 〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091216
 〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090706
 〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090102
 〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081104
 〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081103
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ボランティアの力277

2021-11-23 00:11:04 | トライフープ岡山

 ボランティアレポです。写真は松ちゃん君にお世話になりました。
 昨日、津山総合体育館で開催されたトライフープ岡山のホーム八王子戦へ、ボランティア参加してきました。今季初出勤でした。この日も柔道場が控室、実に広い。参加者は他に3名と学生さん。今回のポジションは1Fゲートです。チケットチェックと、FCプラチナ会員のゲート対応です。組んだのは週末は毎日15km走ってから1日を始めるという武氏。これくらい走らないと体の調子が良くないと。ボランティアメンバーはこんなインパクトのある人ばかりです(苦笑)。
   
 この日は今季入社という若手の河氏が同じポジションに就きました。広島出身でB1信州にいたという経験者。お決まりの当ブログを名刺代わりに見せる。予定通りのリアクションでした。いろいろ情報交換ができました。将来Bリーグクラブを背負っていただくエリートと期待しています。普段は営業活動もされているようで、昨季紹介させていただいた某薬局も行かれているとか。またどこか営業先があれば紹介したいと思います。
 
 バイクで津山まで来た松ちゃん君登場。今回は昨季にいただいた招待チケットを有効活用。本当は初観戦の人に進呈したかったのですが、まあいいや。ボランティア作業ですが、1Fチケットの確認でした。スマホのメール画面を見せられる場合がありますが、字がオレンジ色になっているので判別しやすい。ウルトラスのモリカツ店長夫妻も登場。お決まりの方ですね。うーむ、この日は他に知った顔は見かけず。
   
 1Fの頑丈で思いドアを開けているので、コートがよく見える。HOOPSTARSと一緒に出てくるチアダンスの子ども達が横を通り抜ける。津山市長さんが来て頭を下げていただいたので、思わず会釈。とにかく1Fはにぎやかです。
 この日の相手は8位(岡山は6位)の八王子さん。試合の方はよくわかりません。前日は100点ゲームで快勝だったのに、この日は大きくリードされていて、負けそうな空気がずっと支配していましたが、最後に大逆転して勝ったそうです。
   
 この日はネックウオーマーを買ってみました。これでこれから寒い日も行けそうです。試合後の撤収作業。床に張っているPOPを剥がしたりとか、椅子に就けたカバーを外していくとか、そんな作業です。コートには大勢選手やコーチ陣が残っていて、距離感の近さを実感。屋外スポーツには無い光景です。思うにボランティアは、作業があるスタジアムツアーみたいなものと思う事があります。試合会場や試合運営の裏側もよく見えるし、こうして試合とは違う選手の素顔も観れます。このようにチームのごく近くで、試合運営を体験してみたい方はぜひボランティアに参加ください。

 試合終了後はお見送りです。いつも中島代表が立ってお見送りをされる位置の隣に、偶然立ってしまい、一緒にお見送りをしました。その合間に中島代表とちょっと歓談も。この辺がボランティア冥利に付くシーンでした。中島代表には次々とファンやスポンサーさんが声をかけ、賑やかに歓談されていました。きさくに身近に接してくれる中島代表の魅力を垣間見た気がします。そういえば、以前にGMが中島代表は人たらし的な面があると言っていた事を思い出しましたが、確かにそんな方だと思いました。
     
 体育館にファジの除く岡山3チームのポスターが貼ってありますが、リベッツは岡山市内では見かけない津山大会のもの。「女子も同時開催」という文言に目が留まってしまう。よく見ると25日の試合の第2試合で何と女子の試合があるのです。これはすごい。Tリーグは開幕から何年も観ておりますが、女子は見た事が無いというか、岡山にチームが無く、試合会場も岡山から遠いから観たくても観れませんでした。それが津山に・・・ 名古屋さん対日本生命さんという事ですが、確かあのオリンピアンがいたようなと調べてみると、やはり平野選手、早田選手と有名どころがいました。これは行かなければなりませんね。とにかくTリーグ女子の試合を観る機会が貴重なので。

 今朝の山陽新聞朝刊の「トライフープ連勝 第4クオーター猛攻、逆転」というタイトルの記事の戦評です。
「第4クオーター、相手の運動量が落ちたところで猛反撃。」
「前日圧勝した八王子に手を焼きながらもトライフープ岡山は逆転で2連勝を飾った。底力を発揮し、一気に攻め立てたのが6点を追う第4クオーターだ。」
「昨季準優勝のチームに本来の強さが戻ってきた。ボールと人が動いて自在に攻めるスタイルを取り戻したのが大きい。それが表れているのが連係してアタックできているかどうかを示すアシストの数だ。この日22で、前日は25。」
「フリーでシュートを打たせるなど苦戦の要因となったルーズな守備は課題として残った。」

 順位は6位と変わらず。長崎さんは相変わらず0敗と無双状態。1敗で岩手さんと千葉さんが続いており、長崎さんにどこが先に黒星を付けるかが注目。前節は長崎さんにコテンパンにされましたが、今節では勝ち試合になったのでひとまず安心でした。まだまだシーズンは続きます。
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次に向けて頑張りましょう266

2021-11-22 00:01:24 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム京都戦の観戦に行ってきました。試合開始が16時で到着したのが12時。実に4時間前。なぜかといえば、お誘いプロジェクトで確実にバッグをもらうためです。お誘い相手は、かなり久しぶりに参戦するしまくんです。実はこの日、2名がチケットを買えずに轟沈しています。シマカズ氏とフットサル(ウォーキングサッカー)メンバーの丹氏。売切れにより買えなかったのです。今までは残席情報がまめに公式HPに掲載されたのですが、今回はあっという間に完売。それ位売れ行きが速かったのでしょう。
   
 12時に到着したらすでにしまくんが並んでいてくれました。これくらい長い列を見たのは久しぶり。あのガンバ戦以来かと思うくらいに日頃は見かけない景色でした。比較的女性客が多かったですね。歓談しながらしばらく待ちました。何人かのスタッフが行き交う。気が付かなかったですが、北川社長が並んだ列に声掛けをして回られたとか。
 ほどなくして、配布ブースにたどり着く。するとその向こうに元選手の椋原さんが立って、1人1人に声掛けしていました。写真をお願いしようかと思ったら、そのよこにまた長い待機列が。女性中心に椋原さんと写真を撮る列でした。失礼しました~
   
 その後にすぐ次の列に並ぶ。今度はバックスタンドの入場待機列です。チケット売り切れで、今回6人やって来る。我々2人以外に、松ちゃん君と同僚のU女史と愛娘姉妹。なので少しでも早く着席位置を決めようと。交代でダッシュでファジフーズに行く。結局2人ともNカレー店の味のキーマカレーでした。このお店は他の店と比べて回転が速かったですね。商売上手なのか、カレーは提供しやすいメニューなのか。ほどなくして入場。いつもの場所に座れました。
  
 スタジアム前広場をうろつく。この日は岡山市サンクスデーで、とにかくいろいろもらいました。やはり行政とのコラボデーは内容が濃い。いっそのこと毎試合どこかの市町村デーにしたらいいのにと思うくらいに。だが今のクラブでは期待する方が無駄かと。岡山歯科医師会のブースから声を掛けられる。見ると語る会メンバーであり、フットサル(ウオーキングサッカー)メンバーの熊氏。久しぶりです。
 松ちゃん君合流。岡山市のブースでアンケートをしてエコバッグをもらいました。アンケートも今やQRコードなんだなと、仕事の参考にもなりました。するとU女史ファミリー登場。
   
 この日のイベント情報です。岡山市サンクスマッチという事で、消防車展示や岡山市立中央図書館の移動図書館がありました。あと、小型家電回収ブースもありました。エコでいいと思いますが、理想は他クラブのようにクラブ主催でやる事かな。他にも岡山市ブースで、焼きのりだったり、風呂敷だったり、クリアファイルもいただきました。
 消防署ブースは珍しく、少し離れた場所に広く展開されていました。子どもさん相手に何かカードで消防活動のレッスンをされていました。この日はOG Wellnessデーでもあったようですね。
   
 今朝の山陽新聞にもありましたが、今回の岡山県警ブースでは、未成年の薬物乱用防止を呼び掛けるため、岡山工業高の生徒さんと啓発運動があったようです。岡山西署の「防犯広報大使」を務める同高デザイン学科の3人の生徒さんや警察官や県職員ら計12人が参加されたとか。配布したクリアファイルのデザインには、県内の高校生から募集した啓発ポスターの今年の入賞作品を活用したそうです。当ブログもクリアファイルいただきました。その横にはワクチン検査パッケージ受付ブースがありました。一緒に行く連れが接種していない人間ばかりなので、すぐには難しいですが、なるべく早くどんなものか、この客席に座りたいと思っています。
   
 着席すると、松ちゃん君とU女史の愛娘の妹ちゃんだけがやって来る。そうでした、この日はフラッグベアラーでピッチの方に登場するのです。そこからはみんなで双眼鏡だったり、デジカメの望遠だったりでどこにいる?と賑やかでした。キックオフ前に「オール岡山ブラスアンサンブル」による演奏がありました。入場曲でオーバーザレインボーの生演奏。その後、大森市長の挨拶だったり、おかしんさんの支援金贈呈セレモニーだったり、デューク選手(代表で中国戦で得点)の100試合出場記念セレモニーがありました。U女史親子遅れて登場。2人の子どもさんとも人懐っこ過ぎて、ちょっと試合観戦に集中できなかったです(笑)。
   
 アウェー席は京都サポさんでいっぱい。ワクチンパッケージを覗きに行ってみました。当初は縦一本のエリアで間に緩衝帯があるのかと思ったら、アウェー側端の下半分に小さく設定されていました。あの席も完売と聞きましたが、本当に完売?と思うような入りでしたが、たぶんあとで人がたくさん入ってきたのでしょう。この日はタオマフを頭上で振ったり、大旗の解禁で、会場も一つ昔に戻って賑やかでした。
   
 試合の方ですが、元岡山の武田選手先発。この日に勝つとJ1昇格(12年ぶり)が決まるという事で、チームもサポーターも気合入っていました。失点数の少なさで岡山はリーグ2位ですが、京都さんは1位と堅守同士の対戦。プレーは岡山も全然引けを取っていませんでしたが、京都さんの守備力の強さが印象的でした。あと、ウタカ選手は怖いですが、やはり岡山とは相性が悪いんだなと思いました。
 後半過ぎると個人的にスコアレスドロー臭を感じましたが、やはりそうなりました。何年か前に同じ状況で徳島さんのJ1昇格を阻止しましたが、今回もその日のJ1復帰決定を阻止してしまいました。もし、京都さんが勝ったら、胴上げシーンとか祝福シーンを岡山側の誰もが目に焼き付ける貴重な機会になると思っていましたが、結果的にこうなりました。今日も甲府さんが頑張って決まらなかったですね。
     
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「岡山はサイドを起点とした攻撃やロングボールからチャンスを創出し、攻勢に出る。だが、京都の好守に阻まれ、決定機を生かし切れない。すると、相手のピーターウタカを中心とした練度の高い連係からピンチを招いてしまう。それでも、これを懸命な守備でしのぐと、以降も両者譲らない激しい攻防となる。だが、最後まで試合は動かず、スコアレスドローで決着。」 引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
白井選手 6.5 動きの量で負けず、質の高いパスも供給した
     
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ奮闘ドロー 果敢に攻め、京都の昇格足止め」というタイトルの記事の戦評です。
「速攻、遅攻を織り交ぜた多彩なアタックを展開。京都の2倍となる14本のシュートを放っただけに、1点をもぎ取り勝った。井上、安部ら守備陣は、強力な相手の攻撃陣を最後まで体を張って封じた。」
「この日の選手から伝わってきたのはゴールへの気迫。キックオフ直後からアグレッシブに攻め立て、イ・ヨンジェや上門らが際どいシュートを連発した。」
「激しいプレスをかいくぐって意図的にフィニッシュに持ち込み、守備も一人一人の間隔を狭めてゴール前に侵入させなかった。」
    
 今日もJ2の試合がありましたが、岡山の順位は10位のままです。あと2試合ですね。次節勝っても順位は変わらず10位のまま。9位まで勝ち点5点差ですが、有馬監督が口にしていた目標1桁順位はちょっとしんどくなってきました。負ければ最悪で水戸さんに抜かれて11位にダウンですか。次の相手は4位の長崎さん。磐田さんと2-2のドローでした。J1昇格の可能性は無くなりましたが、ずっと上位争いをしていた強豪です。J2では今日J3降格は決まりませんでしたが、J1では昨日に横浜Cさん、仙台さん、大分さんが決まってしまいました。また、記事にしますが、今季は対象クラブ数が多いので忙しいな。

【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし   2位 :   

浅口・メグミさん:該当者無し。惜しい!最後まで諦めない気持ちのある試合でした。京都を負かしたかった。
しまくん:宮崎智選手。相手の攻撃をよく防ぎ、自分達の攻撃の際も効果的なパスをよく入れていたから。
松ちゃん君: パウリーニョ選手。良く走り体も張って、攻守に地味に効いていた。
issan: 該当者無し。良い試合でしたが、残念ながら勝てませんでしたので、厳しいようですが。。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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湘南ベルマーレの事例83

2021-11-21 00:12:38 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログで川崎さんと「付加価値が高い公共財Jクラブ」のトップ2を構成するクラブ、湘南さん。現在J1で15位と、まだJ1残留を決めていません。というか2018年にJ1に復帰されてから、毎季こういう立ち位置ですが、踏ん張っておられます。
 当ブログで大昔の大昔から取り上げている協賛店(サポートショップ)制度、てっきり湘南さんも導入されていると思っていましたが、無かったのですね(ひょっとしたら導入歴があるのかもしれませんが)。その湘南さんで新設された協賛店制度。さすがという内容でした。
   
【湘南ベルマーレ応援店舗-ベル店-」】
「湘南ベルマーレは地域密着型クラブとして、飲食店をはじめとした商店の皆さまと共にホームタウンを盛り上げるべく、湘南ベルマーレ応援店舗、通称『ベル店』を2022シーズンに向けて新たに立ち上げることになりましたのでお知らせいたします。
 店頭でご利用いただけるオリジナル装飾セットや湘南ベルマーレ公式サイト内『ベル店』特設ページへの店舗紹介、ファン・サポーターの皆さま向けの優待サービス行使権をご利用いただけます! そして『ベル店』スタートを記念して、【先着100店舗限定の特別価格】の入会キャンペーンを実施いたします。クラブ、ベル店、サポーターの皆さまと共にホームタウンを盛り上げていきましょう!
◆ご案内コース(価格は全て税込)
 ―33,000円/年 プラン ※特別価格 5,500円 【全プラン共通特典】
 ◇ベル店オリジナル装飾セット(のぼり旗、ステッカー、ポスター)
 ◇公式サイト内専用マップ・店舗情報掲載
 ―110,000円/年 プラン 【全コース共通特典】+【追加特典】
 ◇営業部公式Twitterにて紹介ツイート投稿
 ◇選手卓上パネル1基
 ―330,000円/年 プラン 【全コース共通特典】+【追加特典】
 ◇営業部公式Twitterにて紹介ツイート投稿
 ◇選手卓上パネル1基
 ◇全選手サイン入りユニフォーム贈呈(2022年3月以降お届け予定)
◆来店者への優待サービス行使権について
 全プラン共通権利として、4種類の優待サービス行使権(複数選択も可)をご利用いただけます。お申込み時にご希望の特典種類および特典内容についてご登録いただきます。

①会員カード持参
 例)会員カード持参で5%割引!
 ※シーズンチケット、ベル12、サポートコーポレーション、株主
②ホームゲーム当日のチケット半券(シーズンチケット)持参
 例)ホームゲーム当日のチケット半券(シーズンチケット)持参で次回サービス券プレゼント!
③ベルマーレユニフォームやグッズ持参
 例)ベルマーレユニフォームやグッズ持参でドリンク1杯サービス!
 ※ベルマーレのエンブレムやロゴ、キャラクターが掲載されたグッズ
④勝利時の『GET3!』の合言葉
 例)勝利時の『GET3!』の合言葉でスタンプカード3倍!」
「◆ご注意事項
・2022年シーズン特別価格でご利用の場合、ベル店実施期間はお申込み日に関わらず2022年11月30日までとさせていただきます。
・『ベル店』特設ページの開設は2021年12月中、装飾セットの発送は2022年1月中を予定しております。
・ベル店は1店舗につき1口のお申込みとなります。チェーン店等、複数店舗での実施をご希望の場合、店舗数分のお申込みが必要となりますので予めご了承ください。
・優待サービス行使権の年内のサービス変更につきましては、不可となります。お申込み時に年間を通じてご提供いただけるサービス内容をご登録ください。
・湘南ベルマーレホームタウン以外のエリアの店舗のご登録も可能です。
・各種特典は初年度ベル店加盟店の皆さまのご意見を参考にしながら改訂させていただきます。特典等は予告なく変更となる場合がございます。
◆あなたのベル店教えてください!
皆さまがホームゲームの帰りによく立ち寄るお店や普段から利用されているお店など、『ぜひベル店に!』というお店を教えてください! 皆さまからの情報をもとに湘南ベルマーレ営業部が向かいます!!
ぜひハッシュタグをつけて SNS に投稿してください!
#ベル店候補 #ベル店営業部へ #ベル店教えます」
引用:J1湘南公式HP

 お手本のような制度だと思います。地域の宝となっていないところでは「どうせうちの名前で儲けたいんでしょ?」という価値観で偏った見方で頑としてやろうとしないと想像できます。実は協賛店はそのままクラブの情報発信基地として活躍されます。それがわからないところは100年続かないと思っています。そして、今では店舗のポータルサイトをクラブが作り、ICTの面からもクラブと店舗のWINWINの関係を構築。
 また、当ブログで大昔の大昔から口にしているのが、商店街は第4極の支援者であるという事。企業、行政、市民に次ぐ存在。そこを軽視するところは地域に根が張れません。ここで言う商店街は、スタジアムの足元の一商店街という意味ではなく、ホームタウン全体の商店街という意味なので誤解が無いように。足元の商店街からスポンサードをいただいているから気を使わないといけないという価値観があるかもしれませんが、その部分が100年続く存在になれるかどうかの分岐点になっている事を早く気づいて欲しいですね。
 当ブログでも大昔の大昔からシリーズ特集(下リンク)で取り上げており、本音は地元岡山もそろそろ導入して欲しい気持ちがずっと続いていますが、「岡山らしさ」ともう半ばあきらめています。どうしてできないのかと長年ため息が続いています。現状が知りたいのでまた全クラブチェック行ってみますか。そして、湘南さんは素晴らしい。SDGsの面でもトップランナーでした。
サポートショップ(協賛店)制度:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190826

   
【「湘南オリーブ」とともに描く夢――ベルマーレが新たに取り組む持続可能な地域づくり】
ベルマーレはこのたび、新たな社会連携活動として、ホームタウンの二宮町が力を入れているブランド『湘南オリーブ』の振興に着手した。『湘南オリーブ』とは、オイルをはじめ、新漬けやお茶、羊羹など、二宮町を中心に収穫されたオリーブを用いた商品の総称だ。」
「ベルマーレとオリーブも坂本さんとの縁で結びついた。2014シーズン開幕前のこと、チームが表敬訪問で二宮町を訪れた際に、坂本さんが眞壁潔会長にオリーブづくりを勧めた。ベルマーレ本体では畑を持つことが不可能で、農業はできない。そこで眞壁が代表取締役を務める湘南造園がオリーブを植え、さらにその数年後には農地を所有できる農業法人『ファームビレッジ湘南』を設立した。当初は100本だった木もいまでは約3500本に増え、オリーブ専門の会社として栽培と生産、またエクストラバージンオイルの製造を行なっている。」
「湘南オリーブ推進チームとファームビレッジ湘南は市場の情報を共有し、『湘南オリーブ』は発信力の高いベルマーレによって、より広く知られるようになる。またベルマーレスポーツクラブは、コーチやスタッフがファームビレッジ湘南の収穫等を手伝うことで売り上げの30%をスポーツ振興活動費に充てることができる。
 この『シャレン!』を通じ、ホームタウンに散見される荒廃農地の解消も期待される。荒れた畑を抱えて困っているひとたちに対し、オリーブの栽培に興味があれば苗木を提供し、あわせて技術指導を行なって、収穫物を買い取るサイクルができれば、荒廃農地を減らすことに繋がるからだ。またオリーブオイル等の製品をホームタウン内の飲食店に還元することで地産地消も実現する。」
引用:J1湘南公式HP

 Jクラブにとって、いや世の中全体でもSDGsはスタンダード化しています。J1の主要クラブ、もしくは「付加価値が高い公共財Jクラブ」から重点事業として取り組み、公式サイトに専用HPを設けていっています。そうでないところは、行政等から声がかかっても、ちょこちょことやっとけばいいやと思ってやったんだろなという事例を見かけます。仙台さん(後日紹介予定)などのようにヨソゴトではなく、ワガコトと認識してやらなければ生き残っていけないと思います。特に数字ばかり追い、商業主義が目立つところはしんどいなと。
 例えばの話ですが、地元J2岡山でも、スタグルでは実店舗名の表記が全くできていませんが、やっと製造元社名を表記した商品開発を行い始めました。でもいい事業とは思いますが、シャレンやSDGsの面から見ると、一昔前のやり方、価値観だと思われます。今の事業からは「地域課題の解決」という事はほとんど伝わってきません。その点湘南さんは、地域ブランドを通した地域課題の解決を図る事業であり、付加価値の高さを実感します。地元岡山もぜひ湘南さんを見習って、地域にもっと目を向けて、自分達の課題解決だけではなく、地域課題の解決に手を差し伸べて欲しいですね。
J1湘南関連:87868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221  
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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