リスペクトコラムです。
今季から地元J2岡山と同じカテゴリになってしまい、すっかり記事になる事が無くなってしまった某黄色いチームですが、昨日サポーターサイトをたまたま観た時に、「柏レイソルサポーター有志」の名前でちょっと驚く記事が掲載されていてビックリ。2部に降格した今季ではなく、2部に降格しそうになっていた昨季にフロントサイドとの距離感がすでに広がっていた事がよくわかりました。
【直近ホーム4試合で横断幕を掲げるに至った経緯について】
「~柏レイソルを応援する皆様へ~
私共、サポーター有志では、4月28日の横浜FC戦から、柏レイソルフロント上層部宛に、ファン・サポーター向けの意見交換会を開催していただきたい旨の横断幕を掲出してまいりました。今回、柏レイソルを応援する皆様へ、横断幕掲出の経緯と現状についてご説明させていただきます。昨今のJリーグを取り巻く環境の変化、J2降格をはじめとする柏レイソルが置かれた現状と将来を危惧し、横断幕掲出以前より柏レイソルフロント上層部の方々とサポーター有志との間で、下記の点を中心に複数回に渡り、議論及び意見交換をしてまいりました。
【主に議論してきた点】
① J2降格の責任の所在
② 2015年以降の度重なる監督交代や強化部の変更について
③ クラブコンセプトに基づく、クラブの未来やあるべき姿
④ 「開かれたクラブを目指す」コンセプトに基づく多くの方が参加できる意見交換会の開催
また、この議論・意見交換に臨むにあたっては、シーズン当初からの横断幕掲出などのスタジアムでの具体的な行動は極力控え、選手のサポートに支障をきたすことを避けるべく対話での解決を模索し、意見交換を続けてまいりました。
しかしながら、十数回にわたる対話ではフロント上層部からの明確な回答は得られませんでした。そのような状況から、私共の意思を明確に伝える目的で横断幕による意思表示に至りました。なお、横断幕を掲げた直近ホーム4試合では、試合開始90分前に横断幕を撤去し、ピッチで戦う選手への影響を最小限に抑えるべく行動してまいりました。
更に5月26日の大宮戦の試合前に「柏レイソルを応援するより多くの方々が参加できる意見交換会を開催していただきたい」旨を改めて申し入れましたが、「そのような会は実施しない。必要がない。」との回答を(株)日立柏レイソルの社長である瀧川龍一郎様より受けました。
私共、サポーター有志では、柏レイソルが示すクラブコンセプト(https://www.reysol.co.jp/club/clubinfo/)に掲げられる「開かれたクラブを目指します」「プロスポーツクラブとしての社会的責任はもとより、公共性、公益性を踏まえ、様々な意見や要望を尊重し、適時適切な情報発信を実現することで透明性の高い組織を目指します」を実現する為にも、J2降格についてファン・サポーター向けの説明会・意見交換会は開催するべきであると強く考えております。
これまで柏レイソルでは、必要な時期にイエローハウスや意見交換会を実施し、多くのファン・サポーターとの対話の機会が設けられてきました。これまでの歴史を踏まえると今回の回答は大変残念であり、クラブコンセプトに基づく健全なクラブ運営が行われているのか疑念を抱かざるを得ません。
皆様ご承知のとおり、Jリーグを取り巻く環境は激動の時代を迎えております。そのような時代の中で、柏レイソルはどこを目指していくのか。そのビジョンに大きな疑問や危機感を持っており、今回このような発信をさせて頂きました。」
引用:「柏レイソルのゴール裏」
レイソルは過去2回J2に降格しましたが、1回目の時は正直荒れていた記憶があります。2回目の時は当時のフロント陣とある程度落ちついた関係がキープできていたのではないか、それ以降も余り荒れる事なく、程よい関係を続けてきていたと個人的に思っていました。そして3回目となる今回はどうなのでしょうか。昨季、監督問題で揺れていましたが、名将ネルシーニョ監督就任で収まった気がしていましたが、火がくすぶっていたのですね。今季成績が今一つな面も多少は影響しているのかな。当ブログとしては、これ以上はコメントしませんが、いい関係を構築できたらいいですね。
「開かれたクラブ」「透明性の高い組織」と理想的な言葉が並んでいますが、他にも言えるのではないでしょうか。例えば、サポカンを1回だけやって、その後やろうとしないところとか。ファン・サポーターときちんと対話できないのであれば、そのうち成績や観客動員数が目減りしてくるのは当たり前でしょう。なぜなら、その要因はファン・サポーターが一番よく知っているのですから。顧客のニーズを軽視する店舗、顧客と離れた距離を取ろうとする店舗で物が売れる訳がない。マンネリで飽きられ始めた興行で客が増える訳が無いと思っています。
話はちょっと変わり、柏サポーターもここ数年少しアクションが変わってきたように思います。名物サポーターのみゃ長さんが主役である事は昔から何も変わらないのですが、進化し続けているなぁと感心しています。気が付いた点について、少し紹介させていただきます。
①「勝利のフェスタ」:https://www.youtube.com/watch?v=X3pe8ASO864&feature=youtu.be
勝った試合後に、ゴル裏に来た選手達と一緒に踊る「勝利のダンス」が新しくなって「ロレンソ」「勝利のフェスタ」に変わっています。今までは「レッツゴー柏」を唄っていたのですが、昨季の3月から、皆で肩を組んで「ロレンソ」ジャンプするバージョンに変ったそうです。すごい一体感が出ていいと思います。
②「みゃ長の新商品紹介」:https://www.youtube.com/watch?v=GzJSQG3hZv8&feature=youtu.be
サポーターが自ら動画を撮って、チームグッズを紹介するって珍しいのでは。みゃ長さんが子ども達などと絡んで、面白おかしく紹介していっています。もう5回を数えるとか。
③みゃ長ライブ開催!ホーム勝利後はダブルデッキに集合 」:https://www.youtube.com/watch?v=hCvFt4Kz9Sg&feature=youtu.be
清水さんの「エスパルスサポーターズパーク」を思い出しますが、レイソルは更に距離感が近いです。ダブルデッキというのは柏駅前コンコース広場の事です。ここで時々路上ライブ(サムシングエルスを思い出しました)があったりしますが、柏サポーターで同じような事をやって勝利の歓喜を楽しむという事ですか。一度観に行きたいものです。
レイソルは今季まだもがいている印象。戦力的にはJ2で頭一つ抜きん出て突っ走るだろうという下馬評でしたが、実際は現在6位。原因はやはり選手層の薄さなのでしょうか。ネル監督がブラジルから連れてきた外国人選手もなかなかフィットせず、日本人FWはもう一つ決定力が低い。失点数は2位の少なさなのですが、得点が少なすぎですね。という感じで久しぶりの某黄色いチームの話題でした。
柏レイソルサポーターサイト「柏レイソルのゴール裏」:http://www.hitachidai.net/