J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

がんばろう!ベガルタ仙台18

2013-11-30 00:16:43 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 少し前の話題ですが、J1仙台で「クラウドファンディング」という耳慣れないキーワードが出てきました。よく調べてみると、クラウドファンディングとは、インターネットを通して多くの支援を、不特定多数の人々に比較的少額の資金提供を呼びかけ、一定額が集まった時点でプロジェクトを実行するシステムという事ですが、ようはネットを使った新しい募金システムで、目標額に達してからそのプロジェクトを実行するものでしょうか。以下、抜粋して紹介。
   
 J1仙台ではクラウドファンディングを利用し、広く支援を募ってホームゲームに岩手・宮城・福島県の1,000名の子供たちを招待。この1,000名招待プロジェクトに多くの賛同を賜り一人でも多くの子供たちの笑顔をスタジアムから発信する事業。支援額は5,000円~500,000円まであり、それぞれにリターンを設定。全ての支援者へは被災地復興グッズを進呈し、招待当日は製作して頂いた人達を招待。
 運用期間は8月23日(金)~10月10日(木)までで、プロジェクトコーディネーターに㈱ワンモアを起用して、クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」上で同プロジェクトを進行することで国内外から支援を受け付けられました。

【招待プロジェクト】
<なでしこリーグ> 
ベガルタ仙台レディースvs日テレ・ベレーザ 11月3日(日)
<J1リーグ> 
ベガルタ仙台vs浦和レッズ 11月10日(日)
【招待人数】
2試合合計1,000名(送迎バス付き)(小中高校生を中心に復興支援グッズの製作者)
【招待エリア】
岩手県・宮城県・福島県
【目標金額】
5,000,000円
【実施期間】
8月23日(金)~10月10日(木)AM0時
【支援金額】
1口5,000円~500,000円
【決済方法】
クレジット決済。プロジェクトが成立された時点で決済成立。それまでは予約扱いとなり、不成立時点で予約解消。
【リターン】
 各支援金額に応じて被災地復興支援グッズや選手着用ユニフォームを提供。
¥5,000
 お礼のメッセージ/公式サイトへのお名前掲載/震災流木木製ストラップ/スマホスタンド/復興ミサンガ/ウェットスーツ端切れコインケースの中からいずれか1点(ランダム)→257人が支援
¥10,000
 
5,000円のリターンコースに加えて: 東北間伐材活用ベガルタ仙台オリジナルカレンダー2014 → 152人が支援

¥30,000
 
5,000円のリターンコースに加えて: 選手サイン入り公式球 → 71人が支援

¥50,000
 
30,000円のリターンコースに加えて: 年末に開催されるレディース感謝パーティーへ1名様ご招待 → 3人が支援

¥100,000
 
5,000円のリターンコースに加えて: 招待の方々の集合写真と感謝状の贈呈/鮫島選手サイン入り公式ユニフォーム

 年末に開催されるトップチーム感謝パーティーへペアでご招待/年末に開催されるレディース感謝パーティーへペアでご招待 → 9人が支援
¥300,000
 
5,000円のリターンコースに加えて: Jリーグ公式戦サイン入り試合球/被災地の方々の集合写真と感謝状の贈呈/柳沢選手サイン入り公式ユニフォーム/

 年末に開催されるトップチーム感謝パーティーへペアでご招待/年末に開催されるレディース感謝パーティーへペアでご招待/
 11月10日宮城スタジアムのLED看板に社名を表示出来る権利(法人様限定) → 3人が支援
¥500,000
 
300,000円のリターンコースに加えて: Jリーグ公式戦サイン入試合球/柳沢選手サイン入りACLユニフォーム(アウェー用)/

 東北間伐材使用ベガルタ仙台オリジナルカレンダー2014/日テレベレーザ「岩清水梓」選手愛用スパイク → 1人が支援
グリーンファンディング・ラボ公式HP該当ページ:https://greenfunding.jp/lab/projects/564
J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2013/08/post-949.html

【活動結果】
 8月23日から10月10日に実施されたベガルタ仙台クラウドファンディングが、
目標を上回る496人の支援を請け、目標金額を大幅に上回る7,385,000円(進捗率148%)で着地。東日本大震災被災地の方々1,000名を観戦・招待するイベントを実行。
 
 一見よくわかりにくい事業でしたが、専用HPを使ってその支援に見合ったリターンを提供する新時代の寄付方式で、なかなか趣深かったです。今後はこのクラウドファンディング形式がJリーグから裾野に広がっていく事でしょう。ともかくも、1,000人の被災者の方々を招待できて良かったです。東北のクラブらしい素晴らしい活動事例でした。

J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2013/10/post-1075.html
J1仙台関連:2221

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観客のためのスタジアム16

2013-11-29 00:03:20 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 先頃にJ1復帰とJ2優勝を決めたG大阪ですが、新スタジアム建設に関する情報が流れてきています。来月から着工されるとか。昨年のJ2降格でどうなることかと言われた新スタジアムですが、ブレる事無く着々と前へ進んでいるようです。最近の情報ですが抜粋して紹介します。
   
 G大阪の新しいスタジアムの建設工事は、費用を調達するメドが立ち、予定地の安全確認もできたとして来月にスタート。大阪・吹田市に建設される新スタジアムは、サッカー専用で4万人を収容可能で、W杯の試合を行う規格を満たす予定。
 建設費用として140億円が計上。その8割を企業と個人からの募金で賄う事になっていたが、当初の計画通り集まらなかった上、去年12月に予定地の地下に旧日本海軍の弾薬庫の跡が見つかり、それを埋め戻す作業が加わったため、予定していた工事着工予定時期の今年6月から延期に。
 関係者の話では、およそ112億円の建設費用が集まった他、スタジアムの屋根に太陽光発電の設備を取り付けるなど、二酸化炭素の排出量を削減する対策をした結果、国から補助金が出ることになり、140億円に達しなくてもおおむね想定していた仕様で建設できるメドが立ったとか。予定地の地下を埋め戻す作業も順調に進み、安全性に問題はないとして来月15日に起工式が開催されます。

 新スタジアムはサッカー専用で、4万人収容規模。大型映像装置や巨大ソーラーパネルの屋根などを備え、国際試合も開催可能。飲食物なども備蓄し、総合的な防災施設にもなる。
 建設の背景には、サッカーの国際化があり、’08年に開催されたスルガ銀行カップが、FIFAの幹部を迎え入れるVIPルームが完備されていないなど規格に合わなかったことが理由で、G大阪のホームの万博記念競技場ではなく、C大阪のホーム・長居スタジアムで行われた事が遠因を言われています。
 建設費はサッカーくじなどの助成金約30.5億円を除く、109.5億円を寄付で賄う計画だったが、景気低迷やJ2降格など成績不振の影響で、約82.3億円。来春で締め切られる募金が目標額に届かない場合は、大型映像装置の数を減らすなど計画変更の可能性もあるとか。完成後は吹田市に寄贈され、G大阪が指定管理を受け持つ方向。

 選手も協力し、駅頭募金の他に11月4日に「スタジアムつくろう。ディナーショー」を開催。「募金あと28億円 プライスレス企画」として総勢171名のご参加の皆さまとガンバ大阪選手25名(明神・大森・宇佐美の3選手を除く)が参加し、盛大に開催。<選手とデュエット><テーブル対抗カラオケ対決!>今回のイベント諸経費を除いた収益1,041,090円のすべてはスタジアム建設募金団体へ寄付。1円、百円、千円からでも募金可能。5万円以上の寄付者の名前をスタジアムに掲出。
G大阪公式HP該当記事:http://www.gamba-osaka.net/news/news_detail.php?id=5342

【スタジアム起工式】
・日時:2013年12月15日(日)
 10:00~ 受付開始及び関係者のみの神事/10:40~ 起工イベント開始(予定)/12:00  イベント終了(予定)
・場所:スタジアム建設予定地内 万博記念公園南駐車場跡地
・内容:寄付者が建設地へ集い、建設工事の安全を祈念するイベント
・参加:寄付者(法人、個人)
【建設スケジュール】
2013年 9月:環境アセスメント手続き 終了
2013年10月:スタジアム建設にむけて「開発申請」の手続き中。
           開発申請の手続き完了後、建築確認申請の予定。
2013年12月 :スタジアム着工(予定)
2014年 3月 :スタジアム建設募金 終了
2015年10月頃:スタジアム竣工(予定)
スタジアム建設募金団体公式HP:http://www.field-of-smile.jp/
  〃    「ガンバ大阪新スタジアム完成イメージ」動画:http://www.youtube.com/watch?v=cpDAtw49t4k

 totoの助成も異例。totoはスポーツ分野での様々な助成活動を行っているが、新築に対する規約がなかったため、スタジアムの改修ならともかく、新設されるスタジアムに助成するケースは今まで実績はなく、 G大阪の申し入れに対してすぐに助成に関わる規約を改定し、今夏30億円を拠出を英断した形。
 また、建設寄附金の募集の他に、着工が決まった今秋からは、新スタジアム内の看板スポンサー、VIPルームの販売なども併せて実施予定。VIPルームは新スタジアムの目玉商品の一つで、ホーム側ゴール裏を除いて法人向けに相当数用意される。VIPルーム内で法人同士の商談などを行ってもらい、その後の試合観戦はVIPルーム前のバルコニーシートにて。

 またタイアップ企画も実施されています。商品の購入やイベントへの参加などを通じてスタジアム建設のために寄付す企画で、スタジアム建設に賛同した企業・団体が企画する様々な方法に参加するだけで、気軽にスタジアム建設のために寄付が可能。申出書に「対象商品」または「サービス内容」実施予定期間、告知および報告予定(媒体や方法等)、募金率、募金総額(目標)を記入して申し込む。
スタジアム建設募金団体公式HPタイアップ募金ページ:http://www.field-of-smile.jp/contribution/index8.html

 スタジアム建設募金団体への寄付が1円、百円、千円からでも募金可能というのがいいですね。よくこれくらい以上欲しいと最初から限度額を設定して募集する場合もあるようですが、ガンバさんは子ども達がおこずかいを貯めて持ち合える金額でもOKだそうです。140億円の費用を作る募金なのに、そのギャップが素晴らしいです。限られたコアな人が資金提供するのではなく、ホームタウンの市民みんなで作る素晴らしいスタジアムですね。
 2015年シーズンに完成予定という事ですが、その翌シーズンくらいにはJ1の試合を観に、新スタジアムに参戦しているところでしょう。W杯の試合も開催できる専スタが大阪にできる。夢のある話ですね。
G大阪新スタジアム関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130116
  〃            ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120627
  〃            ④http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100813
  〃            ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090713
  〃            ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090430
  〃            ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080719

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青丹よし劇場の奈良クラブ3 

2013-11-28 00:09:47 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
最近よく当ブログに登場する奈良クラブさんの事例です。というか、岡山選手との絡みもですが。岡山支配人本人の、サッカーキングで連載コラムで2回目の登場ですが、「まいど、奈良クラブ選手兼奈良劇場総支配人の岡山一成です」で始まります。すっかり総支配人としての顔になってきましたね。以下、抜粋して紹介。
   
 これまでJリーグやKリーグなど、16年で9チームに在籍してきたが、平均すると1チームに2年も入れなかった計算。移籍ばかりだった理由はチームが良くなっていくなか、サッカー選手としての力量が伴わず、そのチームに留まる事ができなかったと思う。
 チームを良くする取り組みが一定レベルまで行って、自分がいなくても大丈夫と思うと違うチームから、うちの問題を解決してくれと、オファーが舞い込む。いわば、サッカー界の寅さん。
 日本各地で岡山劇場を繰り広げてきて4回のJ1昇格に関われたのは、自分の中での自慢。韓国でもACL優勝し、CWCで3位入賞。燻って半年後の現在は奈良クラブで選手として所属。奈良クラブをJリーグに導く昇格請負人として、最後の挑戦に取り組んでいる。

 基準を満たすスタジアムじゃなかったためにJ3は無理だったが、奈良市も改修して満たすように取り組んでいる。JFL昇格の可能性があるから、12月4日の決定まで、自分達の出来る事をしている。
・財務強化 : JFLは全国リーグのため、地域リーグの予算から3~4倍ぐらいに上昇。
・組織の増強: 仲間内だけでなく、地元の各方面の有力者に組織に入って貰わう必要がある。
・サポーターの充実: ソシオを今の800人から、3,000人を目標に増やす必要がある。
 やらなければいけない事が山積みの中、Jリーグを目指す現状を1人でも多くの人に知ってもらい、力を貸して貰いたいためにコラムを書かして欲しいと直談判した。リアルサカつくをこのコラムで共有したい。何を思ってサッカー界で生き抜いて来たのかをこのコラムで書いていきたい。奈良劇場総支配人としての活動と、奈良クラブのJリーグへの歩みも紹介。奈良劇場総支配人として、おもしろい事をしていってくれと、奈良クラブから任命されたので、奈良に根ざした事や、全国のサッカーファンをおらがチームと思って貰えるチーム作りをしていきます。皆さんも劇団員として一緒に奈良劇場を盛り上げて欲しい。
岡山総支配人第1回コラム:http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/149303.html
  〃      第2回コラム:http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/148094.html

 今回、奈良クラブはJ1川崎を提携されたが、川崎側からどうとらえているのか、紹介記事を見つけたので、ご覧下さい。

 J1川崎が「イベント力」を、なぜ発揮し続けられるのか? 奈良クラブとも提携にもヒントがありそうという事で、J1川崎サッカー事業部プロモーション部に天野部長のコメント。
Q:岡山一成(選手兼奈良劇場総支配人)というのは、天野部長にとってどういう存在なのか
天:「今のクラブとサポーターの距離感を作ってくれたのは、間違いなく岡山選手。日本サッカーのキング・カズといえば三浦知良選手だけど、自分にとってはキング・カズは岡山一成。川崎チだけではなく彼の行ったクラブは選手とサポーターが一体感を作り上げている。Jリーグの良さを伝える形を作ったのは岡山選手だと思っている」
Q:岡山選手が川崎に所属していたのは、J2時代の'02~'04年。どんな感想を持ったのか
天:等々力の観客がまだ少なかった時代で、平均2千人~3千人ぐらい(正式には2001年で3,784人)で、応援席が1ブロックしか埋まっていなかったぐらい。2ブロック埋まると『今日は客が多いなぁ』と思った時代。最初は衝撃だった。試合後にいきなりサポーターの前で小麦粉をまいたり、サポーターに抱きついたりしたから。今でこそ見慣れているが、10年前には考えられなかった」

 短い紹介記事ですが、天野部長さんの岡山選手に対する畏敬の念というか、尊敬の念というか感謝の気持ちがよく表れていると思います。今やJリーグで№1のイベント力のルーツが岡山選手なのかもしれません。J2チームでこれくらいの平均動員というのは、今シーズンでいうとちょうど群馬さんのレベル。そういう位置になったクラブが数年でJ1昇格を果たしています。それも岡山選手の効果もあったのか。奈良クラブもこれから目が離せませんね。
フットボールステーション該当記事:http://football-station.net/b/025205.html
奈良クラブ関連②:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131112
  〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131015

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地域に活きるFC高梁吉備国大シャルム9

2013-11-27 00:52:24 | 吉備国際大Charme岡山高梁

 生観戦レポです。
 24日に加古川公園陸上競技場で開催された、なでしこリーグ入れ替え戦「吉備国大シャルム対世田谷スフィーダ」の試合観戦に行ってきました。今回はOSS委員会のメンバーで、日頃ボランティア参加しているシャルムさんの応援ツアーという事で、germanee氏、しまくん、kuri氏で行きましたが、kuri氏は前日に湯郷ベルのファン感に参加した後に、岡山に宿泊できずに赤穂に泊まって、そこから合流しました。
     
 加古川の競技場はもちろん初めてで、たぶん次に行く事はないようなぁと思いながら到着。しまくんは、地域決勝と天皇杯で来た事があり、現在はバンディオンセ加古川(旧バンディオンセ神戸)のホーム会場になっているとの事。駐車場に停めると、早くも両チームのサポーターによる声援が聞こえてきて、雰囲気が出てきました。
    
 スタジアム前広場はシンプル。スタグルもなく、チケット売り場などがあるのみ。顔なじみの学生さんがおられ、「応援に来たよ」と声をかける。入場すると、予想以上に世田谷側の青いサポーターが多いのが気になる。ホーム側応援席に着席。
 すると、高梁支店もM課長と遭遇。お隣には上司の方がおられて、「後ろからずっとパッシングしてたんだぞ」と言われるが、全くわかりませんでした(笑)。この日は高梁方面からチャーターバスが何台も来ているようです。
   
 予想はしていましたが、食べ物はもちろん、自販機もなかったです。一応、競技場に自販機エリアがあったのですが、シャッターが閉まったまま。これも経費がかかる事なのでしょうから、仕方がないかなと。
 2年前の高梁でのホームゲームでの世田谷戦では、世田谷のコアサポはお1人でしたが、今回は10人も20人もいて、Jリーグのような応援をされていました。声も大きく、やや声が響いていました。一方のシャルムは、学生さんとおじさんサポが仲良く応援。トラメガで交代でバモったりと、何とも微笑ましい応援でした。
   
 試合は第1試合で1-0でリードしているシャルムがやや優勢に進めていましたが、後半に失点。一気に危機感が増しました。それでもメインの中央から端の方まで、みんなで「頑張れ」「負けるな」と声援を送り、ホームの雰囲気をキープしていました。
 一進一退の末に延長戦。それでも決まらずにPK戦突入。どっちが勝ってもおかしくない状況がずっと続いていきました。PK戦は世田谷の1人目の選手がバーに当ててしまい失敗。あとの9人は全員PKを決めて、5-4で辛くも勝利をもぎ取りました。
   
 観客席は狂喜乱舞。けど・・・ふと、唯一PKを失敗した世田谷の選手がちょっと可哀そうかなと思ってみたり。この悔しさで次はなでしこ1部昇格を目指して下さい。選手達がピッチで大騒ぎし、いつしか太田監督へみんなの視線が行く。太田監督が必死で逃げる(笑)。どうも、胴上げをしようとして、監督が「決めたのは残留だから」と固辞されていたのかな。結局はこのシーズンでサッカー部から離れて学業に専念する選手の胴上げ。
 メイン応援席に並び、太田監督や選手達の挨拶で締めくくりました。残留おめでとうというのも言いにくいので、残留お疲れ様でしたと声をかけたいです。GMさんにも遠くからでしたが挨拶させていただきました。また、来シーズンもOSS委員会頑張ります。ところで、高梁市内にスタジアムができるという話はまだ前に進んでいないんだろかと思ってみたり。
   
 なでしこリーグは1部に、去年シャルムと入れ替え戦を戦って2部に降格した狭山が復帰。代わりに大阪高槻が2部に降格です。2部1位の常盤木学園が昇格しないので、2部の3位が入れ替え戦に回りましたが、今年のJリーグでいけば1部最下位が2部の2位との入れ替え戦だけでいいんじゃないのという疑問が残りました。
 振り替えってみると、どうも当ブログはこういう大一番の観戦勝率は高いという事に気づきました。国立等での黄色い試合、昔のファジの試合など。唯一決勝等で目の前で負けたのは、天皇杯ガンバ戦くらいかな。我ながらいい傾向ですね。「決勝まで来たのにここで負けるなんて・・・」としょげた記憶が少ないかな。
 またOSS委員会公式ブログでの記事で、ボランティア観戦記として投稿される予定。こちらもご覧下さい。

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次に向けて頑張りましょう72

2013-11-26 01:41:33 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 昨日、J2リーグの最終節が各地で開催され、地元岡山はアウェー福岡戦を戦いましたが、0-2で負けてしまいました。昨日は、加古川に行っており、奉還町りぶらも含めて全くPVを体験していないので、聞いた範囲でのレポをお届けします。(写真はろんぱ氏からいただきました)
   
 福岡さんはいわば「手負い」の存在、経営危機が訪れて、地元パワーで何とか危機を乗り切りましたが、予断を許さない状況は変わらず、決して消化試合ではなく、岡山に対して「絶対負けない」と牙を向いてくるだろうと思っていました。早々に2失点。加古川で携帯サイトを観ていて「あちゃー」と、一同顔を見合わせる。後半になってからは守りを固められて、どうしようもなかった様子だったとか。当ブログでは今シーズンの岡山は、ディフェンシブな相手と、ポゼッションが強い相手には弱いと思っていましたが、この日の福岡さんもまるで研究してきたかのような、試合運びではなかったのでしょうか。早いうちに点を入れて、後は堅守からカウンター狙いでいけば、岡山は崩せずにそのまま終わるとか、相手チームは思って試合に臨んでいるのかもしれませんね。前半はミラクルなアウェー神戸戦とかもありましたが、マーキングなど後半戦に入ってからは、しっかり研究されているのではないでしょうか。

 これで岡山は12位。2ケタどころか、上半分から下半分の順位に入ってしまいました。得失点差でカバーしていますが、勝ち点では14位の福岡さんと同じです。順位は2年前の13位に近いですね。今までずっと順位を上げ続けてきましたが、初めて前年のダウンです。永久に上がる訳もなく、いつか来る年が今年だったのでしょう。
 昨日はまさに、「J2の長い1日」でした。徳島、札幌、松本が勝ち点差1で拮抗し、例えば徳島が負けて、他の2チームの勝ち方でひっくり返る状況。札幌はスコアレスドローに終わり、松本が勝つが、徳島が長崎に競り勝ってしまう。結局は終盤数試合3位から6位にいた4チームがそのままプレーオフ進出を確定させました。松本や札幌はもう1歩及ばずでした。札幌もJ2降格して、若いチームに代わって苦労されましたが、いいところまで行きましたね。 

 特に松本は今シーズン快進撃だと思います。シーズン途中から、ジワジワと順位を上げ、しばらくしたら岡山を抜き、終盤にはプレーオフを狙える位置に。失速する事もなく、勝つ時はしっかり勝ち、6位以内を射程に納め続けてきました。今回は本当にもう1歩足らずの7位でしたが、来シーズンはプレーオフ出場を期待させる結果を収めたようです。松本さんは確か年間予算も今年岡山を抜き、順位も大きく差をつけられました。
 また長崎は徳島の4倍以上の17本のシュートを浴びせながら無得点での敗戦でしたが、。7位・松本と勝ち点で並びましたが、得失点差が効いて6位に入り、J2参戦初年度のチームとして最高成績を収めました。長崎の年間運営費はJ2平均以下の6.7億円。高木監督は選手の脚力を鍛え抜き、同じ距離、時間を走っても個人の限界タイムを設定。名門・国見高ばりの走り込みで技術面での差を克服したそうです。練習場は4か所以上を日替わりで転戦。本拠地の諫早市から車で片道1時間半かかる場所にも出向くとか。発行されたJ1ライセンスには専用グラウンドの整備という付帯事項が添えられており、地元行政を動かせるかはプレーオフの結果次第だそうです。
 長崎にしろ、松本にしろ、本当は岡山が歩まなければいけない道を歩んでいるのではないでしょうか。例えば、松本にあって岡山に足りなかったものは何かと、よく個人的に思います。それは決して現場だけの要因だけではないかもしれませんね。まあ、うちのブログを愛読されている方なら、想像できるかもです。

    
 これでプレーオフが確定しました。
 準決勝:  12月1日(日)14:00開始
       ・京都(3位)対長崎(6位)    西京極
       ・徳島(4位)対千葉(5位)    鳴門大塚 
 決 勝:  12月8日(日)15:30開始
       ・京都と長崎の勝者 vs 徳島と千葉の勝者   国立

   
 ふと、去年のプレーオフの時に耳にした誰かの会話を思い出しました。決勝国立で観客は27,433人だったようですが、大分も千葉もゴール裏はいっぱいに埋まっていました。「岡山が出場していたら、果たしてあれくらいファジレッドで埋められていたのか」と。去年はどちらもJ1経験チームで、ナビスコ杯の優勝経験もあります。今年も京都と千葉ともにそういう経験はありますが、長崎と徳島は国立での晴れ舞台は初めてになるでしょう。その時にその県民はどこまでゴール裏を埋められるのか、ある意味興味深い部分でもあります。
 岡山は進出できなくて、岡山県民として残念でしたが、そこは切り替えてこの4チームがどういう戦いをするのか、どういう結果になるのか楽しみです。個人的にはJ1未経験チームの長崎さんと徳島さんには頑張って欲しいです。そしてもう一つ、ここでJ1に昇格したチームが、2014年シーズンをどう戦うのか。今年の大分さんのような惨状であれば、J1昇格プレーオフの実施についての是非が浮上してくるでしょう。次の週末は、J2・J3の入れ替え戦もあり、また楽しみな2週間の始まりだと思っています。
Jリーグ公式HPプレーオフ特設ページ:http://www.j-league.or.jp/playoff/2013/

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湘南ベルマーレの事例39

2013-11-25 00:02:16 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 昨日、J1の試合があり、J1湘南はアウェーでFC東京に敗れて、来季のJ2降格が確定しました。一昨年と同じく1年での降格となりましたが、一昨年に反町監督(当時)でJ1で戦った年間3勝から、今シーズンはここまで倍の6勝と、確かに前進はしています。また、J2でご一緒しますが、かつてあの中田ヒデ氏も所属し、天皇杯王者にもなったかつての名門。現在は、当ブログでも高く評価する「Jリーグ百年構想の優等生」です。また、J1に暴れに戻って下さい。
            
 その湘南さんで、当ブログでもJクラブで尊敬する社長さんの一人である、眞壁社長が初めての著書を出版されるそうです。「崖っぷち社長の挑戦 ~湘南ベルマーレに懸ける夢」(1,575円)という本で今月23日に草思社より発売されるそうです。以下、その紹介記事の抜粋です。

 「崖っぷち社長の挑戦 ~湘南ベルマーレに懸ける夢」は、1999年のクラブ存続危機より、クラブ再建のために奮闘し、責任企業のない市民クラブとして新しいチャレンジを続けた日々や、「存続危機を乗り越えて」「理想のスポーツクラブ」「ベルマーレの現実と対策」「新たなビジネスモデルを切り拓く」「スポーツで街を一つに」といったテーマでオンリーワンのJクラブを目指す中、幾多の壁を乗り越えてきた経験を著したとか。
 眞壁社長は2000年から取締役として湘南入りし、'04年に社長に就任。湘南入り当初から現在に至るまで無給でクラブのために尽力し、類まれな行動力とウィットに富んだ温かい人柄は、長年に渡って選手や関係者の信頼を勝ち得て来たとしています。
 また、スポンサー獲得のためには自ら先頭に立って動き、今春にはJ1で唯一空白だったユニホームの胸スポンサー獲得のため、お目当ての企業の社長を“アポなし”で突撃訪問。「眞壁社長に非常に情熱的なプレゼンテーションをいただいた」と先方のハートを見事にとらえ、スポンサー契約にこぎつけるなど武勇伝には事欠かないとか。初の著書には、サッカー関係者はもとより、サッカーに興味がない人にも人生の参考になるヒントがあるかもしれないとしています。

・販売場所
 全国の書店、梅屋ユーユー本館(1Fベルマーレコーナー)、クラブ公式オンラインショップ、スタジアムグッズ売店(12/7大宮戦)
 
 これはぜひ買わないといけませんね。ここにはたっぷり、Jリーグ百年構想についての考え方がたっぷり書かれてあると思います。Jリーグ百年構想を目指すJクラブさん(商業主義だけしか頭にないところは読んでも・・・)、およびJリーグ参入を目指すクラブさんは必見でしょう。こちらもまだ、「サッカー批評」も読んでいる最中だし、今後も読書に忙しくなりそうです。
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/91974
J1湘南関連:39383736353433323130292827262524232221

 そして、湘南さんの記事と一緒で申し訳ないのですが、セレッソさんからも注目すべき書籍が発売されます。この度、幻冬舎より単行本「セレッソ・アイデンティティ 育成型クラブが歩んできた20年」(横井 素子 【著】・・・セレッソ大阪広報アドバイザー兼セレッソ大阪堺レディース広報担当)が発売。
 12月12日に幻冬舎から、1,470円で発刊。内容としては、「第1章 香川真司との邂逅」「第2章 大阪発欧州行き―乾貴士と清武弘嗣―」「コラム ドイツの地で煌めく、セレッソ・ブランド」「第3章 『ハナサカクラブ』はなぜ成功したのか」「第4章 ジーニアス・柿谷曜一朗」「第5章 レジェンド・森島寛晃」「第6章 セレッソ・アイデンティティ紹介」。
 育成に終わりはないという事で、クラブが全面協力、チーム設立20周年を記念した書籍という事で、J2に2度降格しながら、如何にして育成型クラブへとシフトし、結果を残しているのかという、注目すべき内容のようです。また、著者の印税の一部が「ハナサカクラブ」の運営費となるそうです。こっちも個人的に読んでみたいなと。

 話は変わり、今日はいろいろと重たい1日になりました。まずはJ2。地元岡山は残念ながら、アウェー福岡に敗戦で12位で終了。J1昇格プレーオフには、京都、徳島、千葉、長崎の4チームの出場が決定。今日はウルトラスや奉還町に行けず、加古川にいっておりました。シャルムの皆さん、1部残留お疲れ様でした。なので、そのあたりをまとめて、J2雑感を明日。シャルムの観戦レポを明後日お届けいたします。あと、ネクストもJFL昇格がきまりそうですね。

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Jリーグファミリーの資格45

2013-11-24 00:00:35 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 調査レポです。
 「Jクラブの付加価値」にある「選手による学校訪問(サッカー以外)」というものがあり、去年の春に紹介していますが、あれからまた新しくスタートしているクラブもあり、新しい情報で取りまとめて欲しいという声があったので、全クラブ調査を実施しました。公式HPをチェックしたり、検索しただけなので漏れがあるかもしれません。その場合は教えて下さい。順番は今日現在の順位です。
 あと、チーム名の横にある数字は、2012シーズンの「ユメセン」の実施回数です。今回の調査は、「ユメセン」ではない独自の選手による学校訪問の実態。評価ポイントに①事業名をつけた継続事業でしっかり講話をしている ②地域貢献活動の一貫で講話をしている ③スクールだけで終わっていない というものがありますが、今回は評価順位は付けていません。
        
<J1>
横浜FM:「サッカースペシャルキャラバン」
ホームタウン活動の一環として横浜市港北区内の小学校を選手が訪問。授業の一環として実施。この日は、4小学校に選手が分かれて子どもたちと交流。
http://marinos-hometown.blog.so-net.ne.jp/2013-09-25
浦和:選手による小学校訪問
野田、槙野、柏木、小島の4選手がさいたま市立上木崎小学校を訪問、全体でのゲームの後に、クラスに分かれて講義し、最後に児童と給食で会食。
該当ページ
広島:ホームタウンふれあい活動、広島3大プロふれあい活動(小学校訪問)
選手16名が7組に分かれて、県内小学校7校を訪問。デモンストレーションプレーの披露、ミニゲームの後に、児童と講話や給食を会食。
http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=6149&m=6&y=2013
C大阪(15回):大阪府「トップアスリート小学校ふれあい事業」
選手等が府内小学校の授業または放課後に参加し、児童との対話、デモンストレーション、児童参加の簡単な練習やゲームなどの交流。
http://www.pref.osaka.jp/sports/syogakkou/
鹿島:ホームタウン小学校訪問
選手によるホームタウン内全小学校への巡回訪問。サッカー教室ではなく、サッカー以外のゲームで交流。
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/36333
   
川崎:算数ドリル実践学習会
「川崎フロンターレ算数ドリル」を市内公立小学校の全6年生、約1,4万人に配布し、算数授業の副教材として使用。この算数ドリルに出題されている問題を選手が市内小学校を訪れ、児童と一緒に体を動かしながら学ぶ学習会。
http://www.frontale.co.jp/diary/2013/1003.html
FC東京(1回):選手会小学校訪問
全選手(怪我等の選手を除く)がグループに分かれ、都内の小学校13校で授業に参加し、講話など約1,500名の子どもたちと触れあった。
http://www.fctokyo.co.jp/178410/

新潟(13回):ホームタウン小学校訪問
授業の一つとして、選手がサッカー選手になる夢を実現した話を聞かせたり、ミニゲーム等の交流会を実施。
http://www.albirex.co.jp/news/club/39832
清水(2回):エスパルスドリーム教室
選手、およびスタッフと一緒に学ぶ、参加型教育授業でサッカーを題材にした算数の授業や夢や生き方について講話。6年生:算数・速さ、5年生:算数・割合とグラフ、4年生:理科・人の体のつくりと運動。
http://www.s-pulse.co.jp/dream_lesson/index/
名古屋:「Never give up for DREAM」
選手達自らの企画立案による内容で、子ども達へ"夢"や"希望"を持つ大切さを伝えるためのトーク、デモンストレーションの後に児童との給食会食を各校にて実施。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.244144189046478.57679.204986582962239&type=1
仙台:仙台自分づくり教育応援団「自分づくり夢教室」
道徳授業の講師として4、5人に分かれて選手が地元小学校を訪問。前半はリフティング対決やミニゲームの流タイム。全児童とパス交換など。後半は講話。
http://www.sendai-c.ed.jp/~hirose/blog_hirose/index.php?UID=1380610465
   
柏:「レイソルしま専科」

選手等が柏市などホームタウンエリアの小学校を訪問し、自らの体験を語る「レイソルトーク」、リフティングなどのテクニックを披露する「実技披露」、実際にボールを使った「サッカーに触れよう」などのプログラムを通じて、子どもたちと交流。
http://blog.reysol.co.jp/news/2013/015999.html
鳥栖:現役選手による出前授業
県内の自治体などでつくる県プロサッカー振興協議会が毎年開催。4~6年生の児童79人を2クラスに分け、清武・平2選手がそれぞれ授業を受け持った。
http://www.saga-s.co.jp/sagantosu/news.0.2582473.article.html
大宮:「夢工房 未来くる先生 ふれ愛推進事業」
「夢工房」:選手による実技交流と講話。2011年には大宮ろう学園への選手訪問も実施。
http://www.ardija.co.jp/news/detail/3134.html
甲府:選手小学校訪問
サッカー遊び及び選手の夢等に語り合う交流など。
http://www.ventforet.co.jp/vfkblog/dailyblog/?p=37434
湘南:ベルせん
選手たちが小学校を訪問し、子どもたちへ夢についての授業を実施。授業で、選手たちが自分の夢を体現した経験を話す講話。
http://www.bellmare.co.jp/93399
磐田:「ぼくらのクラスのジュビロ応援フラッグ」

ジュビロ磐田選手会は磐田市・磐田市教育委員会と共同で磐田市内の全23小学校を訪問する「小学校訪問」を実施。今回は初めて、6校で16選手が「総合的な学習」という授業で「先生」を担当。自身の経験から夢や友達・仲間について講話。
http://www.jubilo-iwata.co.jp/hometown/flags/
大分(2回):「大分県 地域密着型プロチーム普及促進事業」
サッカーの授業、交流会、給食交流を実施。
http://www.oita-trinita.co.jp/news/detail/index_6_1653.php
   
<J2>
G大阪(7回):「ホームタウンふれあい活動」
(活動1日あたり)ホームタウン30以上の小学校に、選手等が11グループに分かれて訪問。ふれあい活動では、選手による デモンストレーションや、ミニゲームを一緒に実施。4時間目に訪問する学校では、選手も子ども達と一緒に給食を過ごす。ホームゲームにも招待。
http://digest.citylife-new.com/e51475.html
神戸(21回):学校訪問「夢で逢えたら」、「GOAL for SMILEプロジェクト」
「夢で逢えたら」:選手等が小学校を訪問し、「夢」について授業を実施。「GOAL for SMILEプロジェクト」:公式戦での得点1ゴールにつき、サッカーボール8球を神戸市立の小学校166校に選手が訪問し、子どもたちにプレゼント。
http://www.vissel-kobe.co.jp/hometown/g-project/
千葉:ホームタウン内新小学1年生への定規プレゼント、選手小学校訪問
2009年から市原市・千葉市立の小学校新1年生に入学記念として、選手が教室を訪問し、直接オリジナル定規を進呈し、講話を実施。
http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/news/event/833129
   
徳島(2回):支援学校訪問
選手が美術などの授業を一緒に受け、デモンストレーションなどで交流。他にも児童館や児童クラブを訪問。他にも給食交流会を実施。
https://www.vortis.jp/blog/index.php?p=77&c=6
札幌:「C-Smike北海道プロジェクト 選手による学校訪問」
選手が子どもたちを中心に交流を持つ活動。授業の一つとして経験談トーク。児童と選手が一緒になって体を動かすボールを使ったゲーム。デモンストレーションの実施。

http://www.consadole-sapporo.jp/news/2012/12/013697.html
栃木:「ゆめプロジェクト」学校訪問事業
小学校を選手等が訪問。小中学校において講話や実技を行い、スポーツを通じて子どもの心身の健全な発展に対し積極的に関与していく。
http://www.tochigisc.jp/news/article/00005070.html
山形:「夢クラス」、「ふれあい給食

総合的な学習として、選手がゲストティーチャーになり、小学生と「夢」について語り合い、自分の体験を交えながらアドバイス。子供たちの発表を聞いたり、子供たちとの等身大の思い出を語ったり、「夢」をテーマに語り合う授業。他にも給食会食である「ふれあい給食」も実施。
http://www.montedio.or.jp/info/clubinfo/20130612-02.html
岡山:「あこがれの人派遣事業」
4選手が美咲町の2小学校に「あこがれの人派遣事業」の講師として分かれて参加。「サッカー教室」と「選手の話」の2構成で選手とのふれあいを通じ、選手の経験や夢を持つ大切さなどを伝えた。
http://ameblo.jp/fagiano-front/entry-11716584733.html
横浜FC(1回):学校訪問授業「夢で逢えたら」
児童との対話を通じて夢を持つことの大切さを伝える訪問授業。今年度は「東日本大震災復興支援活動『夢で逢えたらin福島県いわき市』」を実施。
http://www.yokohamafc.com/news/2013/11/20/presentsfcin/
福岡(19回):「校区サポーター」
来場者とのふれあいイベント(質問コーナー、握手会、写真撮影など)。
http://www.avispa.co.jp/index_box/info/info_201305_07.html
北九州(5回):選手学校訪問事業「スクール☆ギラヴァンツ」
「夢の素晴らしさ」や「努力の大切さ」等を自身の体験から児童に伝えるとともに、選手と直接触れ合う機会を作っていく活動
http://www.giravanz.jp/news/2013/04/post-193.html
     

愛媛:学校訪問企画「サッカー先生」「「給食先生
サッカー先生:選手によるパフォーマンス、ミニゲーム、講話(子どもたちへのメッセージ)。給食先生:小学生と給食を会食。
http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=102246
富山:「プロ直伝!とやま夢づくりスポーツ塾
交流ゲーム、パフォーマンス披露、質問タイム。

http://www.kataller.co.jp/news/hometown/2013/1017.html
熊本(9回):小学校への訪問交流会
社会福祉施設、小学校を訪問し「ロアッソ熊本ふれあい教室」の開催。
http://roasso-k.com/home_town/report/view.htm?id=58
群馬(5回):サッカー教室・授業
小学校訪問によるサッカー教室、講話、子ども達と給食の会食を実施。
http://www.thespanic.jp/thespa_hometown/news/newsdesc.cgi?newsid=2013100802
岐阜:家庭教育学級「講演会」

関市立上之保小学校において、清本選手の講演とサッカー教室を実施。
http://www.fc-gifu.com/local/post-2578.html
鳥取:復活!公園遊び

選手がプレーリーダーとして参加し、地域の子供達に昔懐かしい様々な遊びを教えながら、子供達の育成に努める活動を実施。
http://www.gainare.co.jp/guides/hometown/

見当たらず(単なるサッカー教室のみではない、トップ選手による学校訪問について)(だいぶ調べましたが、見落としだったらすいません。あれば修正しますのでぜひ教えて下さい
長崎(7回)、京都、松本、水戸、東京V(2回)


 「うちは普及コーチでしっかりやっている。HPに載せていないだけ」と言うところもありそうですが、コーチによる巡回教室は今やどこでもやっている通常事業と言えます。Jクラブの主役は「選手」。コーチがいくら頑張っても、選手が来た時の反応とは雲泥の差。子ども達に夢を与えるのは「選手」なのです。
 前回と比べて、J1はすっかり揃ってしまいました。まさかこのブログを観た訳でもないでしょうが・・・ 「見当たらず」のクラブでも長崎さんはユメセン回数が多いし、東京Vさんは昔は多くの学校訪問されていた事を知っています。松本さんは普段違う事業でたっぷり選手を派遣しています。読者の皆さんの地元クラブはどうですか? しっかり選手を派遣していますか?
選手による学校訪問関係:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120401
さっかりん「学校訪問」カテゴリ:http://soccer.phew.homeip.net/topics/info.php?id=188

 話は変わり、いよいよ明日はJ2最終節。地元ファジアーノもアウェーで福岡で試合のようです。早いものですね。

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Jリーグの話題56

2013-11-23 00:28:37 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 19日の日にJリーグ理事会が開催され、J3の話などが決議されたようですが、2ステージ制について一切情報が出なかったので気にしていましたが、どうやら簡単にだけ報告されたようです。矛盾が出れば、この時点で情報公開した方がいいのにと思っていましたが、前回と同じく、優勝経験クラブとの協議の後にでまとめて出すのかな。スポーツ報知で以下の情報が出ていました。
    
 Jリーグは19日、都内で理事会を行い、15年度から2ステージ制とポストシーズンの導入を日本プロサッカー選手会と協議することを決定。前後各季優勝チームと、年間勝ち点2、3位が出場するスーパーステージ(SS)を実施。勝者が年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)で年間勝ち点1位と対戦する方式を選手会が承認すれば、12月の理事会で正式決定。

 2ステージ&ポストシーズン騒動の第2部盛り上がっています。もう一度、欠陥疑惑の事例(無気力試合になる可能性のある事象)を2つ紹介します。何回も撤回発言をしたら良くないでしょう。まさか開き直って、スルーして進めるという事もしないでしょうし。さあ、どうなるのか。

【無気力試合の可能性がある事例①】(以前の記事で紹介)
 後期最終節と仮定。年間勝ち点1位=柏、2位=横浜、同3位=広島、第1ステージ優勝=浦和で、第2ステージ優勝を柏と仙台が争っており、柏がわずかにリードしている状況。浦和は仙台よりも年間勝ち点は少ない。SSの片方の1回戦は年間勝ち点が少ない浦和が年間2位の横浜との対戦は決定。で、最終節の広島と柏の試合。
 ここで広島は考える。この試合で柏に勝ったら、SS1回戦を仙台と戦う可能性が強い。しかし、この試合に負けて、柏が後期優勝すると、SSの1回戦のもう1試合は不戦勝で2回戦に進める。

【無気力試合の可能性がある事例②】
 後期最終節と仮定。年間勝ち点1位=柏、2位=横浜、同3位=広島が確定。第1ステージ優勝=柏で、第2ステージ優勝を柏と仙台が争っており、柏がわずかにリードしている状況。柏と広島の試合。
 ここで広島は考える。この試合で柏に勝ったら、SS1回戦を仙台と戦う可能性が強い。しかし、この試合に負けて、柏が完全優勝すると、SSの1回戦は無くなって2回戦(決勝)のみとなる。

 今回の騒動はすべて、地上波放送のためにどうしてもポストシーズンの試合を数試合したいというのが理由です。日本サッカーを強くする、W杯で優勝を目指すために、この20年日本サッカー界は駆け抜けてきましたが、はっきり言ってレベルダウン、バージョンダウンになってしまいます。商業主義のために。ここ最近の騒動で、個人的には「優先順位が違う」と思うようになってきました。「日本サッカーを強くする」「Jリーグの利益を増やす」「ファン・サポーターに喜んでもらう」などのアクションの中で、優先順位が低いはずのものが一番上に行き、最も大事なものが下に来ていると思っています。早く正しい形に修正せねば。

 また、現在、サッカー批評特集号を読んでいますが、まず木之本興三元Jリーグ専務理事の「いま問われる Jリーグの姿勢『木之本興三の視座』」というインタビュー記事に注目しました。Jリーグの礎を築いた功労者の1人に、10月23日に宇都宮氏が聞いたインタビュー記事の抜粋です。
・2ステージ制が決まった理事会の後の会見に大東チェアマンが不在。最高執行・決定機関の発表の日に要人との予定を入れること自体、非常に考え方が違うのでは」なかろうかと。
・2ステージ制についてチェアマンが自分の言葉でメディアに向けて発表すべきだった。メディアの向こう側にはサポーター、一般のお客さんがいる事の意識を忘れてはいけない。
・「経営の柱はホームゲームの観客動員」。入場者が下がってから若い人やライト層にアピールしてもダメ。下り坂の時には何をやっても下り坂の勢いは止められないと思う。「貧すれば鈍する」にならないかという危惧がある。チーム数を増やす前に、もっといろいろな手が打てたのではないか。
・クラブライセンス制度を明確にやりきって、ダメなクラブは下へ下がってもらう事を人情に絡ませずにやるべき。護送船団方式ではクラブは自立しない。Jリーグに上がれば何とかなるという風潮について、もう少しJリーグは時間をかけて、地元の行政や財界等へのヒアリングをやっておくべきだったと思う。
・2ステージ制導入の説明の際に、ほとんど夢の部分が語られていなかった事が良くない。プロリーグは夢を打っている。夢を語らずして「お金がないからこうする」と言っても、そりゃあサポーターは怒る。本音を言う前にまずは夢を語れと。Jリーグは、夢を提供するリーグでなければならない。
・中西氏にアドバイスするならば、「自分を評価するのは自分ではない」という事。評価してくれる人は必ずいるからブレずに頑張って欲しい。とりあえず2ステージ制を5年やりたいのか? その後どうなるか。今より良くならない可能性は危惧としてあるが、良くなるかもしれない。いずれにせよ、彼自身が成長するために、今が踏ん張りどきだと思う。

 本文を読むと、木之本氏の言葉は、一見中西氏を養護しているように見えますが、個人的にはどうしても「間違っている」と言っているようにしか見えません。ちょっと読んだだけでこれくらいの記事が出てきました。引き続き読み込んでみます。
 Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係)⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131115
   〃                    ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131101
   〃                    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131021
   〃                    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131010
   〃                    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130928
   〃                    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130923
   〃                    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130919
   〃                    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130918
   〃                    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130916
   〃                    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130915
   〃                    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130914
   〃                    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130913
   〃                    ④:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130818
   〃                    ③http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130712
   〃                    ②http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130711
   〃                    ①http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130710
Jリーグ組織問題関連 (その他)⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130824
   〃                ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130704
   〃                ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
   〃                ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130518
   〃                ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130125
   〃                ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121228
   〃                ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121217
   〃                ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121216
   〃                ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121215
   〃                ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121214
   〃                ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121108

   〃                ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120730

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地域活性化・街づくり76

2013-11-22 00:02:02 | 総合型地域SC・地域振興

 浅口レポです。
 毎年恒例のレポートが届きました。16日(土)に地域のまちづくり委員会主催で、子どものサッカー教室が里庄町つばきの丘運動公園で開催されました。この活動は、県体協のトップアスリート派遣事業を活用して毎年実施され、昨年は五輪イヤーという事で、湯郷ベルの選手を招いて実施しましたが、一昨年まで4年連続でネクスファジの選手を中心に来てもらっていました。今回は5度目の実施となります。
   
 今回参加したのは、浅口地域等の小学生。この日は天気も良く、絶好のスポーツ日和でした。今回来ていただいた選手は、ネクスファジで、新中選手(№27)ほか5名の選手達。2名用事で来れなくなったとか。いつものように、教室の最後はお楽しみのサイン会です。憧れの選手が並ぶ長机にズラっとサインを求める子ども達の行列が続きました。こういう光景はコーチによる教室では見られませんね。
 19日の山陽新聞朝刊(井笠版)にまちづくり委員会主催「子どものサッカー教室」の記事が「ファジ選手から技術学ぶ」として掲載されました。以下がその記事です。
   
 小学3~6年生70人が参加し、FWの新中選手ら6人が指導にあたった。参加者は3、4年生の2組に分かれて、パスやシュートのなどを練習。選手から「軸足を相手の方向に向けて」などとアドバイスを受けながら、一所懸命に取り組み、プロの技術を学んだ。
 5、6年生の組では、選手4人との試合もあり、7対戦した里庄西小の生徒は「パスを正確に回してボールをキープしていて強かった。学んだことを生かしてもっと上手になりたい」と話した。
   
子どものサッカー教室in浅口関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130227 
  〃                 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111031 
  〃                 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101101
  〃                 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091106
  〃                 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081217

 話は変わり、ファジでエコキャップ運動の報告が公式HPに掲載されました。U-15、U-18とその保護者とホームゲーム開催時に来場者の協力のもとに実施された回収運動での数は130,818個、今シーズンのホームゲームで回収された66,349個で、合計197,167個になったとか。ワクチンに換算すると246本分のキャップが集まったそうです。回収されたキャップは、エコキャップ推進協会へ送られるそうです。
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1384321070

 ここでふと、そういえば某黄色いチームも、もっと前から社会貢献活動として取り組んでいた事を思い出しました。クラブ公式HPを観ると、何とトップページに専用バナーが貼られていました。クラブの一つの事業として取り組む意識の高さがよく表われていますね。これは企業チーム、市民クラブだからできるという事は言えないでしょう。こちらでのクラブでは毎年きちんと報告されていますので、久しぶりに発表して「ああ、やってたんだ」と思われる事はないでしょう。
 「『エコキャップ』運動~日立台から世界の子どもたちへ、ワクチンを届けよう!~」という立派な事業名で、2008年から取り組んでいます。こちらの今シーズンの実績は506,970個で、589.5人分のワクチンに変わるとか。上には上がいますね。
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2013/009094.html

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盛り上げたい「2014 明治安田生命 J3リーグ」1

2013-11-21 00:43:41 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 いよいよJ3が見えてきました。昨日、Jリーグ理事会が開催され、来季からスタートするJ3に参加する全12チームのうち、10チームが入会を承認。J3に参加決定したのは以下の10チーム。
【J2に入会申請したが、J3への入会を承認(JFLでの順位基準未充足)】
・町田ゼルビア  ・ツエーゲン金沢
【J3への入会を申請し、承認】
・ブラウブリッツ秋田  ・福島ユナイテッドFC  ・横浜スポーツ&カルチャークラブ(Y.S.C.C.)  ・SC相模原
・AC長野パルセイロ  ・藤枝MYFC  ・FC琉球  ・JFA/Jリーグ U-22選抜チーム(仮称)

 何かイメージが具体的になりましたね。今年のJFLからちょうど企業チームを抜いた顔ぶれになりました。面白い事に、かつてファジがJFLで対戦したチームは秋田と琉球の2チームのみ。5年という歴史を間に挟みますが、時代が流れる早さを実感します。気になるのがU-22選抜チーム。どういった運営になるのか、スムーズに各クラブから選手がやってくるのか。この形式により、例えばJ1からJ2にレンタル移籍してくる選手が減るのではないかとか、いろいろと想像が膨らみます。ともかくも、出場機会がなかったこの世代が活性化する事はいいですね。
 残る2チームのうちの1チームは、J2/J3入れ替え戦の敗者、残りの1チームは地域リーグからJ3参戦を希望している、審査優先順にグルージャ盛岡、レノファ山口、アスルクラロ沼津の中から決定する予定で、巷では盛岡さんが有利と言われているようです。レノファ頑張れ!

   
 そして、もう一つ気になるのが、J2とJ3の入れ替え戦。まずは鳥取さんの自動降格がなくなったのは良かったです。かつてのJ1/J2の入れ替え戦をいろいろと観てきましたが、本当に過酷であり残酷です。
 今シーズンJFLで2位となったカマタマーレ讃岐は、24日に開催されるJFLの試合で1,472人以上の観客を動員し、平均入場者数の3,000人以上の平均観客動員数を確定させ、12月1日と8日に行われるJ2最下位のガイナーレ鳥取と入れ替え戦を行い、勝者がJ2に、敗者がJ3に参戦となります。
 TVニュースを観た印象は、讃岐さんの経営者は今までの他のクラブと違って、一回りご年配の方々だったなと。熊野社長は行政出身という事ですが、それだけ行政色の強い経営陣なのかなと思います。それだけ地域に密着型のクラブになるのでしょうか。民間出身で若くて元気のいい経営者もいいですが、経営の数字ばかり気にし過ぎて、地域にどれだけ目を向けているのかと思う事例も中には見られます。そういう面では讃岐さんの地域としっかりスクラムを組める経営陣に期待です。

 2013 J2・JFL入れ替え戦の内容は以下のとおりです。
【第1戦】 カマタマーレ讃岐 対 ガイナーレ鳥取 
日時:12月1日(日) 13:00開始
会場:香川県立丸亀競技場
【第2戦】 ガイナーレ鳥取 対 カマタマーレ讃岐
日時:12月8日(日) 13:00開始
会場:とりぎんバードスタジアム

 岡山県と瀬戸内海を挟んで、厳しい入れ替え戦を隣県クラブが戦うという事は、実に悩ましく何とも言えない感情に襲われます。「山陰の湘南」として素晴らしい地域・社会貢献活動を展開してきた鳥取さんにはもちろんJ2に残って欲しいです。ご当地グルメののれん街のスタグルなど、とりスタにもまた行きたいと思っています。ただ、苦労に苦労を重ねてきた様を今まで目にしてきた讃岐さんにも県民の悲願を叶えてもらいたいです。3年前だったか、JFL時代の山雅戦で丸亀を訪れた時の印象を今でも思い出します。本当に悩ましい。ぜひ、歴史的な試合を観に行きたいですが、1日は桃アリで難しいですが、8日が誰か行く便があれば行ってみたいです。
J2鳥取公式HP該当ページ:http://www.gainare.co.jp/news/detail/23412/
JFL讃岐公式HP該当ページ:http://www.kamatamare.jp/news/2013/11/jjfl.html

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