J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

草の根運動29

2014-12-31 23:55:02 | 草の根運動

 ご挨拶記事です。
 早いもので、今年ももう終わりです。読者の皆さんにとって、この1年はいかがでしたでしょうか? 日本サッカー界としては、ワールドカップイヤーでしたが、思わぬ惨敗でその後の動きに大きな影響が出ました。アギーレ監督はできれば、潔白で代表監督を継続される事を祈念しております。
 毎回出る言葉ですが、岡山のサッカー界にとってもどういう年だったのでしょうか。ファジアーノは去年は一昨年前と同じ8位で、またしても終盤の失速が響いていました。オフになってから岩政選手の入団、監督とGMの交代と大きなニュースがありましたね。湯郷ベルは、今年から新たにポストシーズン制の導入で、レギュラーシーズンこそ優勝しましたが、エキサイトシリーズでは屈辱の4位。レギュラーシーズンってどういう意味があったのかと実感しました。まだ、カップ戦の方が価値感が高かったのかも。そして、吉備国大シャルムは残念ながら2部降格となりました。この辺りは学生クラブの限界がにじみ出た格好でした。なでしこリーグで「岡山ダービー」が実施されたのは大きかったですね。力の差は出ましたが、岡山のサッカー界にとって大きなニュースになりました。シャルムにはぜひ1年で1部に復帰して、また岡山ダービーをやって欲しいと思います。
 毎年大晦日に、この1年を当ブログ的に振り返っていますが、今年はこんな感じでしょうか。全体的には、今シーズンは個人的にはごく普通の年だったなという印象です。紅白を観ながら、ゆっくり今年を振り返りながら、のんびり打っています。アップされた時は除夜の鐘が響いている事でしょう。
    
①サッカーボランティア活動
◇OSS(岡山サポーティング)委員会 (2006年12月発足):http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/
◇FSS(FAGiANO Okayama Support Staff) (2009年4月発足):http://www.fagiano-okayama.com/supporters/volunteer.html
 
 2006年に発足した岡山県サッカー協会のボランティア組織であるOSS委員会ですが、今年はシャルムにもですが、ベルの試合によく参戦した印象です。前よりもOSSに声がかかるようになったという事なのでしょうが、手が多くて観戦させていただく時間もありましたね。そういう時間込みのお話なのでしょうが。ありがとうございました。来年はシャルムのボラは無いと思われますが、また近いうちに参加したいです。新メンバーも順調に増えて、楽しいサッカーボランティア活動になっています。あと皆さん、1月25日にカンスタ(来年からシティライトスタジアム)で、AED等講習会をやります。ぜひ、ご参加下さい!
 また、ファジアーノでは、FSSのサポートスタッフとして参加しましたが、今シーズンも月1参加という状態でそれほど貢献はできませんでした。月1回、中側から全体を観れるというのはいいものですね。アウェーサポーターとのふれあいも楽しいです。来年もたぶん同じかな。
    
   

②地域における支援活動
◇ファジアーノ応援団・浅口(最近は隔月):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/1556bd1214a32a21a87195dded76b82a
◇吉備ファジ会(2009年11月より基本隔月):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/986b8f3095084dc97f3d1967d49df871
 応援団・浅口は、引き続き頑張っていきました。地域の後援会的組織(サポーターズクラブ?)として引き続き活動してきました、今年も、観戦会のボリュームが更に減ってトーンダウンしましたが、新たなメンバーも加わり、地域の異業種交流会としてのカラーも増えてきたように感じます。やはりメンバーの皆さん、チームに対して馴染みが減ってきたのかな。来シーズンはもう少し、帰りに懇親会ができたらいいですね。
 あと、依頼もあって秋ポスターを会メンバー有志で、浅口地域でのローラー作戦を実施いたしました。どの方も熱心な方で、スムーズに地域に秋ポスターを広める事ができました。楽しかったですね。
 また、吉備・陵南地区の後援会的組織は、去年よりはもし返したように思います。幹事であるOさんファミリーの運営が安定してきたからでしょうか。今年は初めて「まちかど博物館」にも参戦でき、庭瀬地区のパワーを感じる事ができました。次のテーマは新メンバーの獲得でしょうか。
       
 
③ビギナー向けフットサル練習会(2008年7月よりほぼ2、3月に1回)
◇F.T.K(フットサルを体験してみる会):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/4e5a4911d3d7103ab73fbcb4bc0ecc2c
 この11月に2年ぶりに開催したところ、思わぬ反響があり、続いて12月も開催いたしました。元々の会場である、ファジフットサルパークでは日曜スクールの開催で利用が難しく、灘崎も最近は予約競争が激しくなっています。そのため、原点である浅口市フットサル場で開催しました。体力的に不安でしたが、筋肉痛もなく、まだまだフットサルライフは継続できそうです。
 
     
④サッカーを語る会(2004年12月から毎月):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/25fe20142b1343a2a26230951ea41391
 我々の活動の根幹的存在の会で、今年も毎月開催できました。今シーズンは途中、ウルトラス等でのアウェーPVでの観戦会と兼ねて開催をしましたが、12月の会くらいから新しいメンバーが大勢来てくれました。これからも毎月スポーツバー等で開催していきます。
⑤その他
       
 「カリスマの存在」の某黄色い試合ですが、今シーズンは近いアウェー戦が増えたためか、特によく誘われ、よく参戦しました。5年半黄色いファン・サポーターに黄金時代をプレゼントしてくれたネルシーニョ監督が退任されました。日立台ホーム最終戦で「ありがとう」と直接伝えられて感無量でした。ネル監督は最後の最後に、ACLプレーオフ出場という置き土産もくれました。2015年シーズンは2月から早くも戦いが始まりますね。
 そして、岡山シーガルズ。強いです。ちょっとシーズンがずれますが、2013-14シーズンは準優勝(シーズン3位)しました。2014-15シーズンは12月に観戦に行きましたが、横綱相撲でした。今も単独首位です。このシーズンはぜひレギュラーラウンド首位から、プレーオフも制した完全優勝を狙って欲しいです。年明けにある岡山ラウンドの試合には、メンバーとともに専務理事さんも一緒に楽しんできたいと思います。

 今年はいい事だけではなかったですね。今年正式に決まった事ですが、来シーズンからJリーグ(来年からは「明治安田生命Jリーグ」)は大きく変わります。村井チェアマンが「一度チャレンジさせて欲しい」と言った「大いなる試運転」が始まります。みんな失敗するとわかっているのに実施する「失われた5年」2ステージ制です。来年からはこの2014年をノスタルジーのように絶えず思い出しては、「早く元に戻ろうよ」と日本全国がつぶやき続ける事でしょう。混乱して殺伐としたリーグの試合が、正夢として初夢に出そうですね。
 読者の皆さん、よいお年を! 来年も実りある年になりますように! 

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ようこそファジアーノへ77

2014-12-31 00:01:05 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 オフシーズンになったこの時期に、毎年お届けするこの企画。「J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)」は、過去に山陽新聞さん、そしてOHKさん(スポeもん)が取り組まれましたが、いずれも現在は終了しています。そしていずれも、何かの折に立ち話で担当者に提案した結果、結果的に実現したのですが、長続きしないものです。サッカーのよその世界(サッカー雑誌やJ's GOAL等)では立派に継続されているのに、なぜ岡山では継続できないのだろうか。もっときちんと実施して、「格」を高めればステイタスは上がり、結果的に選手のモチベーションにつながり、チームの強化につながるのに。
 語る会メンバーを中心に委員になってもらって、当ブログで地味~にやってきましたが、いつも観戦している委員さんの付加価値アップにもつながっているようです。なぜなら試合後、当然のようにMOMを聞いてくるのがわかっているから、試合後のMOMコメントを頭に思い浮かべながら試合を観る。当然、見落としをするまいと、その目も鋭くなる。と、偉そうな事を言いましたが、とにかく、Jリーグの一つの楽しみ方として、読者の皆さんに提案したいです。という事で、以下が2014年シーズンの年間MOMの結果です。1位を3点、2位を1点として集計しました。

【J OKAYAMA 年間MOM(マンオブザマッチ)】

年間MOM: 上田 康太選手  
 次点 : 石原 崇兆選手
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ) 集計結果】
 ※( )は今日現在の所属動向

9点: 上田選手 (J2磐田へ完全移籍
7点: 石原選手 ( 未確定 )
6点: 押谷選手 (2015年シーズン契約更新)、三村選手 (2015年シーズン契約更新
    久保選手 (2015年シーズン契約更新)、   林選手 (J1・FC東京へ復帰
5点: 該当者なし
4点: 清水選手 (期限付き移籍期間満了。J2大宮へ)、片山選手 (2015年シーズン契約更新
3点: 田所選手 (2015年シーズン契約更新)、荒田選手 ( 未確定 )
    中林選手 (2015年シーズン契約更)、久木田選手(2015年シーズン契約更新) 
    椎名選手 (2015年シーズン契約更新)、真子選手 (引退およびコーチ就任
2点: 妹尾選手 (2015年シーズン契約更新) 
1点: 後藤選手 ( 未確定 )、 澤口選手 (2015年シーズン契約更新

 という結果でした。やはり上田選手ですかぁという感じですが、残念来シーズンは対戦選手(J2磐田)とて、カンスタ(来年からシティライトスタジアム)にやってくる事になりました。次点の石原選手はまだ動向が確定せず。あと、5点で「該当者なし」というのがありますが、本来ならば選手ではないので載せるべきではないのかもしれませんが、1位が1回、2位が2回あったシーズンだったという事で、今回あえて載せています。来シーズンは0点でいて欲しいです。
 参考に過去の年間MOMを列記します。ちなみに、このMOMは2009年から6シーズンやっていますが、年間MOMは2012シーズンから3シーズン実施しています。記念すべき第1回のMOMは2009年3月の試合でした。
2013シーズン: 年間MOM: 押谷選手 / 次点: 荒田選手、ミンキュン選手
2012シーズン: 年間MOM: 中林選手 / 次点: 川又選手
2011シーズン: 年間MOM(5人) :・植田選手、妹尾選手、ストヤノフ選手、チアゴ選手、岸田選手

 さて、ファジアーノにとって、2015年はどんなシーズンになるのでしょうか。監督もGMも替わって強化方針もガラッと替わる事でしょう。いい選手はJ1などのクラブが引き抜いて行かれるというのは、どのチームでも見られるこの時期の風物詩ですが、逆にニューカマーも来る訳です。そういえば、岩政先生というレジェンド的選手がやってきますね。
 それにしても、今回の年末年始は天皇杯も無いし、サッカー色が少ないから面白くないですね。もっとも今日、高校サッカーがありますが。と言っていたらすぐにアジアカップがやってきますが。

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岡山シーガルズ53

2014-12-30 00:04:43 | 岡山シーガルズ

 事例紹介コラムです。
 何気なく、岡大T岡助教の研究室のFBページを観ていて、ぶったまげました(ちょっとオーバーですが)。シーガルズのある活動が載っていたのですが、その内容がすさまじい。Jクラブの方がVリーグよりも地域密着度(一部を除いた上で)が高いと思い込んでいましたが、そんな感覚は吹っ飛びました。この密度の濃い地域・社会貢献活動は何だぁ~ と思わずうなってしました。とにかく内容を観て下さい。そのFBページ記事を抜粋して紹介。
      
 全国各地の強豪中学・高校女子バレー部が、12月26日から30日に岡山シーガルズ・河本監督の出身地である笠岡市で強化合宿実施。笠岡市と市長、笠岡総合体育館(市直営)が、この合宿を全面バックアップしており、シーガルズによる合宿であることを示すものや笠岡のまち案内を掲示。笠岡市のスポーツ推進課長は体育館の事務所に寝泊まりし、経済観光活性課長補佐は裏方でサポート。「岡山シーガルズと河本監督を応援する笠岡友の会」のメンバーや地域住民がたびたび会場を訪れて、スタッフに差し入れを提供。まさに「地域・笠岡」が支えていると実感。
 しかし,合宿自体は大変。9チーム約180名の中・高校生がサブアリーナに畳を敷きつめて、その上に布団を敷いて雑魚寝し、風呂も食事も笠岡市内に分散して済ます。指導者は市内のコインランドリーで子どもたちのユニフォームを毎日洗濯。体育館の清掃や運営は、参加者や引退した3年生に関わってもらわなければいけない。せめて宿泊施設が隣接していればと思う。
 
参加チームの指導者に、簡単なアンケートを実施。年明けには分析して、より有効な笠岡合宿のあり方と運営を模索する方針。この合宿が地域によって支えられ、地域を元気にする合宿誘致のモデルケースになっていくといいと思う。
岡大T岡助教研究室FBページ:https://www.facebook.com/takaokalab/
        
 ちなみにこのFBページは「おかやまスポーツプロモーション研究会」の活動報告ページでもあります。そのアンケートの結果分析を観てみたいですね。今日の山陽新聞井原・笠岡・浅口版、及び中国新聞に「笠岡で全国女子バレー部強化合宿 シーガルズに学ぶ」というタイトルで掲載されています。笠岡市内の各方面から差し入れもあったようですね。次にこちらの記事を抜粋して紹介。

 岡山シーガルズも加わる恒例の「全国中・高女子バレー部強化合宿」が26日、笠岡市の笠岡総合体育館で始まり、30日まで中高生は練習試合等を通じてチーム力の底上げを図る。中高生200人が参加し、河本監督らが指導。
 初日は岡山理大付属中・高(岡山市)や島田商高(静岡)、本巣松陽高(岐阜)などから計10府県15中高257人が参加。シーガルズからは河本監督(笠岡市・飛島出身)をはじめ、山口、宮下選手ら約20人が参加。中高生は他校やシーガルズとの練習試合をこなしたり、河本監督からの直接指導などで技術を習得。 

     
 岡山シーガルズのいわば地域の後援会(うらやましいですね)である「岡山シーガルズと河本監督を応援する笠岡友の会」の公式FBページにも、そのすさまじい内容が載っていました。以下、抜粋して紹介。
 
12/27
 2日目の夕食。スターハウスは130名の夕食を担当。メニューは牛丼とサラダ。他にも市内のアキタ珈琲店・魚庄・ゆめゆめ・やよい軒・岡山西ゴルフなどでも支援を実施。お風呂も大変で、瀬戸内海ゴルフ倶楽部・岡山西ゴルフ・井戸会館などを借用。大勢の皆さんのご協力により今年で7回目を数える合宿。
12/29
 今日の朝食は174人分。メニューはサンドウィッチ・バナナ・牛乳・おにぎり2個。おにぎりは6時から選手とスターハウスのおばちゃんで製作。
笠岡友の会公式FBページ:笠岡合宿朝の風景20141229 / 2014笠岡合宿その2

参加校
大阪国際滝井高(大阪)、松山東雲高(愛媛)、島田商業高(静岡)、岡山理大付属高(岡山)、福井商業高(福井)、本巣松陽高(岐阜)、横浜創英高(神奈川)、進徳女子高(広島)、開智高(和歌山)、安城学園高(愛知)、倉敷翠松高(岡山)、大阪国際大和田中(大阪)、岡山理大付属中(岡山)、松山東雲中(愛媛)、中国学園大(岡山)、笠岡商業高(岡山)

 いやあ、すごい事例でした。一番インパクトが強かったのが「サブアリーナに畳を敷きつめて、その上に布団を敷いて雑魚寝」という部分。一昔前にはこういう大型合宿があったのではないでしょうか。今現在、これだけ大規模な合同合宿、合同宿泊、しかも国内トップリーグチームと合同合宿というのはちょっと他ではないでしょう。今回で7回目という事ですが、最初はそこまでの規模でなく、段々と規模が拡大していったのかな。それだけこの合同合宿は評価が高かったという事なのか。
 しかも地域の支援がハンパではないですね。地域のいろいろなところから、合宿やシーガルズへ続々と差し入れが来ているようです。浴場の提供もすごい規模です。この地域力というのは、Jクラブも学ぶべきところが多いのではないでしょうか。
 まだ、このものすごい事例は、笠岡より外にはほとんど知られていないと思いますが、徐々に情報が広がっていくでしょう。そして、そのうち全国ニュースなどに取り上げていかれるのではないでしょうか。一度観に行ってみたいですね。我々のグループで予定している1月11日(日)の桃アリの試合について、早く観に行きたくなってきました。
岡山シーガルズ公式ブログ該当ページ:http://blog.v-seagulls.co.jp/article/108679799.html

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サッカーを語る会

2014-12-29 00:01:33 | サッカーを語る会

 語る会レポです。
 昨日、ウルトラスで語る会が開催されました。忘年会と兼ねたようにも思えますが、とにかく毎月やっているのでそんな感覚もなく、単なる12月場所です。この日は10人といつものような人数でしたが、3人ニューカマーが来られました。若手の女性メンバーの鴨さんと小さん。実は先日のフットサル練習会の参加者で、ファジの試合も観た事があるという方で、そういう会があるなら一度参加してみたいとの事。もう一人は山やん君のお友達という事で、どんな方かと思っていましたが、入って来られて思わず「やあどうも」と言い合ってしまう知った顔でした。HN:岡山好き氏で、確か大昔の福ちゃんの会でご一緒してたのかな。今でもカンスタで挨拶を交わす関係でした。
   
 全員揃って3回目の乾杯の後に、軽く自己紹介です。岡山好き氏は昔は10番ゲートで応援した時期もあったそうですが、最近ではメインでまったりと応援されているとか。山やん君とはマラソン仲間で、今度そうじゃ吉備路マラソンに出るとか。そういえば、山やん君は明日がマラソン本番というのに、語る会で普通に飲んでた事を思い出しました。鉄人ですね。
 まーさんも登場して今回は女性3名参戦です。そして、ニューカマーのうち鴨さんは、実は某スポンサーさんの社員さんで児島在住。今度スタジアムの名前が変わりますねぇという話が出ていました。そして小さんは玉島在住で、同じく玉島の高校に息子さんが通われている八氏と話が盛り上がっていました。お二人に、ファジアーノの選手か誰か知っていますか?と聞いて、監督も選手も誰も名前が出なかった事で、みんな何となく残念な表情をしていました。まあ、こういう層には馴染みが薄く、全く浸透できていないという事になりますが、ぜひそういう部分を新GMさんに改革して欲しいよなぁとも。

 席も何となくポジティブな面々が前の方、辛口な方々が手前の方に分かれて、それぞれいろいろな事を語りました。ニューお二人は、なかなか話について行けていない様子ですが、時折ビギナー向けの話題で振ってあげて、話に入ってもらいました。
 あと出たのが、Jリーグの話。2ステージ制については、T森店長も「あれはダメでしょう!」と反対の様子。「明治安田生命Jリーグ」については、元々「スカパー!Jリーグ」というネーミングが冗談で過去に出ていた事もあって、皆さん悪く言っていましたねぇ。J2岡山については昨日のニュースは吉報で、新GMさんに大いに期待しているという結論になりました。
   
 途中、カウンターの方へ行くと、上機嫌でお酒を飲んでいる人に遭遇。何と、この度J1昇格即三冠を達成したガンバサポの忍氏です。「レイソルはガンバのおかげでACLプレーオフ出れたんだよ」と絡んで来られました。まーさんを呼んで来ようと思いましたが、ずっと話が盛り上がってしまいました。今年はガンバサポにとって、本当にいい1年だったでしょうね。2011シーズンも某チームにとってはいい年だったので。でも・・・来年はそうはいかない。ACLの過酷な過密日程で疲弊するでしょうから。ただ、ガンバさんはそれでもACL優勝経験チームなので、ちょっと頼もしくもあります。お互い頑張りましょうと。

 さて、来シーズン、今回のニューカマーお二人は、シティライトスタジアムに観戦に来てくれるのでしょうか。代表戦はTVで観た事ありますと言っていましたが、岩政選手は全く知らなかったです。他にもイケメン選手とかいるからとみんなでフォローしましたが、来シーズンのお二人の動向にこの会としても注目していきたいと思います。その前にまた参加してくれるかどうかがありますが。
 前回同様に、Fリーダーの車で、まーさんも送っていく。その車の中で某黄色いチームの話で盛り上がる。酔った勢いもあるのか、「今度日立台行ったら、みや長さんにブログに私も載っけてもらうよう頼んでみよっかな」と。冗談でしょうが、すさまじいバイタリティです。こうして、今年も暮れていくのでした。

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ようこそファジアーノへ76

2014-12-28 00:26:29 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 昨日、地元ファジアーノにとって大きなニュースが流れました。現場の統括責任者であるGMが交代し、新たに鈴木徳彦氏が就任するというものです。選手や監督、コーチを入れ替えるのも大事な事ですが、現場トップを替えるというのは大きな転換になると思います。まずは公式HPより。
           
 2015年シーズンより、鈴木徳彦氏がゼネラルマネージャーに就任。
 鈴木徳彦ゼネラルマネージャー
・生年月日: 1958年11月12日(56歳)

・出身地: 東京都
・選手・指導歴:
 1978 - 1981年 慶応義塾大学体育会ソッカー部
 1981 - 1987年 東京ガスサッカー部
 1988年 東京ガスサッカー部コーチ兼選手 
 1989年 東京ガスサッカー部コーチ
 1990-1991年 慶應義塾大学体育会ソッカー部ヘッドコーチ
・経歴:
 1981年 東京ガス㈱
 1992年 東京ガスサッカー部 事務局長、強化運営責任者
 1998年 東京フットボールクラブ㈱(東京ガスサッカー部 / FC東京) 強化育成部長
 2004年 東京フットボールクラブ㈱取締役強化部長
 2011年 東京フットボールクラブ㈱指定管理者業務部長
 2012年 水戸ホーリーホック 強化部長
 2014年 大宮アルディージャ チーム統括本部長
クラブ公式HP該当記事:http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1419580051

 他、独自に鈴木GMについて調べてみました。
 現役時代のポジションはMF。実父が元日本代表の鈴木徳衛氏、実弟はAFC競技部長。東京ガス時代は強化運営責任者としてチーム強化に奔走。大熊監督を招聘し、限られた強化費の中で着実に選手層を厚くしていったそうです。社業としてはCRS推進を担う立場にいたため、社会貢献の名目でサッカースクールの拡大に従事し、プロ化への足場固めを実施。
 FC東京時代には強化育成部長として選手のスカウトに携わった他、選手やスタッフがクラブを退団した後のセカンドキャリア支援に尽力。その後取締役を兼務され、FC東京のJ2降格に伴って2011年に指定管理者業務部で、総合スポーツクラブ化への足場作りに奔走。
 2012年に、J2水戸の沼田社長から直々に請われ、小規模クラブである水戸に対し、東京ガスからFC東京に至る拡大成長過程の経験を伝えることに意義を感じて、J2水戸の強化部長に就任。今シーズンはJ1大宮のチーム統括本部長に就任。盟友である大熊監督が監督に就いたが、成績不振(結果的にJ2降格)のためシーズン途中に大熊監督は退任。自身もその責任を取って本人も退任。

 読者の方でもいろいろとご意見はあると思いますが、構造的なものが変革になるという事で、当ブログとしては吉報だと思います。いつかJ1に定着するクラブにするためには、そういうレベルに達しなければならない。そのためにはまずは昇格するためにそのレベルに達しなければならない。そのためには自動昇格もしくはプレーオフに出場するために、そのレベルに達しなければならない。その過程は甘いものではなく、正直今のレベルでは一時的に手が届いても一時的なものに終わるものだと思っています。その域に達する過程の中で、Jクラブはバージョンアップをしていかなければならないと思っていますが、今回の新GMの就任はその一つだと認識しています。もっともGMだけではないでしょう。経営構造も含めて、将来的には全体的にJ1レベルに達するために、いろいろな部分でのバージョンアップが必要ではないかと。
 あと、当ブログで言ってきたことですが、Jクラブの役員は「終身雇用」ではなく、一定のレベルに達する事ができなければ去るべきであると。なぜなら、公共性の強い「公共財」の管理人だから。私有物を扱う私企業ではありません。ローラー作戦でサポーターがホームタウンに貼っていくポスターは、一私企業の商品ではなく、地域が支える「公共財」として貼っていると思いますよ。
 クラブは今回一つ、よく決断されたと思います。特にサッカー経験がある方というのがいいですね。深くは語りませんが、選手とファン・サポーターとの距離がこれを機会にもう少し近づいて欲しいです。

 就任コメントがありましたが、大宮時代の就任コメントにはあって、今回なかった文言として「地域の発展」がありますが、ちょっと気になります。頑張って欲しいですね。いろいろと調べさせてもらいました。DFを見る目があり、関東の大学のコネなどが期待できるのかな。FC東京時代が長いですが、そういう部分も期待できそうです。
 これはどうしても出てくることですが、ポジティブな話、ネガティブな話がありました。ケガ持ちの選手に厳しいという話や、FC東京時代にニックネームをサポーターが付けていた話を聞きましたが、岡山ではそういう雑音は耳にしたくないですね。あと、F東さんや大宮さんの時に降格を機に辞任(退任)されていますが、経歴で順風漫歩でもないようです。ただ、個人的には現状のままよりは大いに期待感が高まっています。あと、ひょっとしたらネクストも新しいGMの方針で今後の方向性が変わってくるかもしれませんね。あと、公式HPで前任者の退任挨拶が掲載されていなかった事がちょっと気になります。ストヤノフ退団の時と同じではないかと。
 当ブログとしては、地元なのでとにかくいいチーム、いい管理人になってくれればそれでいいです。鈴木GM、来シーズンからよろしくお願いします。

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ボランティアの力202

2014-12-27 00:45:22 | 旧OSS、県サッカー協会関係

 ボランティア情報です。
 2年ぶりにOSS委員会主催で、AED等の救命講習会を実施いたします。2年前に実施いたしましたが、岡山ではそういう研修を実施するところが無かったために、参加者にとても好評で、とても勉強になりました。2年前の時はちょうどその少し前に山雅さんで松田選手が倒れた時で、「マツを救え!」「もうあの悲劇を繰り返したくない」というキャッチフレーズで募集していました。
 メンバーの資質向上を図る講習ではありますが、メンバー外の方も全然ウェルカムです。この時もメンバー外の参加者が何人も参加されました。最近では駅など公共施設にはどこにも「AED」が設置されていますが、使えると使えないでは全然違います。また、高齢化社会が到来する昨今、家族など身の回りの人がいつ倒れるとも限らず、こういう救命措置法を身に着けておく事は大事だと思います。サポーター大歓迎です。振るってご参加ください。

    
※写真は、第1回(H25)の講習風景

【概 要】
講 師: 日本赤十字社岡山県支部 救急法指導員
主 催: (一財)岡山県サッカー協会、岡山サッカーサポーティング委員会
日 時: 平成27年 1月25日(日) 14:00~16:00
会 場: カンコースタジアム 1F ウォーミングアップ室
資 格: 講習会の趣旨に賛同できる方ならどなたでも
内 容: 心肺蘇生法、AEDの取扱い、止血法、熱中症対策、気道異物除去等
募 集: 定員30名
参加費: 無料
申 込: 平成27年1月19日(月)までに、下記項目を電話かFAXで連絡下さい。
申込項目: 名前(フリガナ)、性別、過去のAED等救命講習受講の有無、連絡先(TEL/FAX)
申込先: (一財)岡山県サッカー協会(TEL:086-227-5653/FAX:086-226-2037)
      もしくは当ブログ(soccerkatarukai@gmail.com ※@を小文字に変更してください)へ。

※受講に関しての注意事項
 ・受講当日は、筆記用具を持参してください。
 ・受講当日は、動きやすい服装(スカートは不可)、靴でお越しください。
 ・遅刻・早退をした場合は、受講修了とは認められません。

 前回は岡山市消防局にお世話になりましたが、今回は日本赤十字さんです。消防局の時に「ここで身に着けて、次回からご自分達で教え合って欲しい」と言われましたが、これが本職ではないし、なかなかそこまでスキルが高くないので、今回は別の方に講師をお願いいたしました。
 前回に第1回を実施した時は、J1川崎J3鳥取の事例を参考して、山雅さんのボランティア組織「チームバモス」さんと交流があり、ボランティア研修として、当時いろいろと教えてもらいました。
 皆様のご参加をお待ちしております。ちなみに前回の様子は以下のとおりです。
前回募集記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121227
OSS委員会公式ブログレポ①:http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/d/20130206
    〃            ②:http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/d/20130208
    〃            ③:http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/d/20130210
    〃            ④:http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/d/20130212

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フットサルを体験してみる会(F.T.K)

2014-12-26 00:08:54 | フットサル&ウォーキングサッカー体験練習

 フットサルレポです。
 先日、浅口市フットサル場にて、F.T.Kの練習会がありました。11月に引き続いての開催ですが、前回は18名と多過ぎましたが、今回は10名と個人的にベストと思っている人数で良かったです。熊氏が久しぶりに登場。ファジのスポンサーさんでもあります。そして、福山から富氏も。息子さんは京都の高校へ行かれて、ちょっと淋しいのかも。倉敷から高梁まで毎日通勤している佐君、実は長いメンバーで本職は野球ですがスポーツ万能の新氏。そして、ゴレイロファジ丸君も登場。この日は「あれは何だ」と隣のコートでざわめく光景は無し。
   
 この日は祝日だからのか、隣のコートで利用者は無し。何かこの日は自分達以外に利用者はない感じでした。最初は灘崎のコートを聞いてみて、ずっといっぱいで寄島を予約するというパターンが続いています。灘崎はすっかり予約競争が激しい場所になりましたね。
 いつものようにランニングからストレッチをやり、最初はコーンを並べてドリブル練習です。この日は昼食を食べすぎたので、かなり体が重かったです。こういう激しい運動をする時は、食事はほどほどにして臨みましょう。ミニゲーム形式の経験者組と、パスからシュートのビギナー組に分かれてやりました。
 同じような練習をずっとやっていきました。その後、2組に分かれてミニゲームです。この日は松ちゃん君のジュニア兄弟が参戦で、兄弟で別れました。
   
 ミニゲームですが、長い時間やったという感想です。今までは後ろの方でゴレイロとしてやっていましたが、B太コーチの「経験者が後、ビギナーは前でプレーした方がいい」というアドバイスに甘えさせてもらって、この日は比較的前でプレーしました。1点決めたし。おかげでよく動けました。
 今回の紅一点の鴨さんが頑張りました。全くの初心者で最初のうちは満足にパスもトラップできなかったのですが、最後のミニゲームでは何点か得点を決めていました。まあ、前に張り付いてもらって、周りがお膳立てした結果ですが、楽しそうでしたね。また来て欲しいです。
   
 終了後、皆さんに2つレクチャーさせていただきました。一つはOSS委員会主催の「AED等講習会」。サッカーだけでなく、ご家族の突然の事態など普段の生活でも全然役立ちますと。そして、「ビッグフラッグプロジェクト2」の寄付のお願いです。少しでも申し出があったらいいな。
 B太氏の音頭で、ファジアーノ締めをやって終了。その後、またしても「焼肉ハウスかもがた」へ直行です。今回は参加したのは半分程度。またしても、ダブル定食を注文してしまいました。動くのが苦しいくらいに昼食を大食いしたというのに。皆さまお疲れ様でした。
 ちなみに、OSS主催の「赤十字講習会(AED等)」は、現在OSS委員会公式ブログに載っています。また、このブログでも詳しく触れますが、興味がある方はぜひご参加下さい。
OSS委員会公式ブログ該当記事:http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/d/20141224

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村井チェアマンのサッカー愛2

2014-12-25 00:05:13 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 少し前になりますが、先日6日の「FOOT×BRAIN」で、「村井チェアマンに問う! Jリーグ改革そして未来は?」というタイトルで、村井チェアマンが出演し、今後のJリーグについて、いろいろと語られていました。まずはその内容を抜粋して紹介し、その後に当ブログとしての反論等の意見をお届けいたします。しかし、後で触れていますが、最近の村井チェアマンの言動の中に気になる部分が最近見えてきました。まるで、2ステージ制&ポストシーズン制の失敗がすでに予想できており、その言い訳を始めたような言い方です。まあ、まずは「FOOT×BRAIN」の抜粋です。
   
【FOOT×BRAINの内容】
 日本協会とJリーグのトップ会談が行われ、W杯惨敗を受けて、日本サッカーの今後の課題や取り組みについて意見交換。育成に関してJリーグはJリーグでやっていたり、協会は教会でトレセンがあったりというものを、一緒になって力を合わせてやっていきましょうという事に。その中の詳しい内容は以下のとおり。
【将来構想委員会】
 若年層の育成のあり方やリーグ戦とカップ戦の日程の問題等を議論し、今まで別々に動いてものを足並みを合わせて、本気で取り組もうとする活動。
【Jリーグデータセンター】
 開幕以降の全ての試合結果などをデータ化して管理運用している部署で、スタッフが試合結果やシュート数などをデータ化。

 村井チェアマンは全51クラブを訪問し、「観客動員数の減少」「クラブ経営の悪化」など肌で感じる事も多かったはず。「Jリーグは今危機なのか?」という問いに、「危機と言うか大きな転換点。ここでサッカーに関する大きな関心を引き寄せる事ができれば、大きく成長する」とコメント。「Jリーグが目指す場所」という問いについて、以下の方針等を説明。 

【チェアマンが考えるJリーグの指針】
 「すばらしいサッカー」「多くの人に伝える」・・・ 以下のデータのようにJリーグの認知度は低下しており、平均入場者数も減少傾向。まずは、すばらしいサッカーをやり、多くの人に見てもらおうじゃないか。
※Jリーグに関する意識と評価調査: '06年:46.0% → '12年:30.4%
※リーグ戦の1試合平均観客入場者数: '08年:J1:19,202人/J2:7,072人 → '13年:J1:17,226人/J2:6,665人
【Jリーグの危機を改善するキーワード】
 6~7年で取り組むべきチャレンジとして現在起こしているアクション(Jリーグの危機を改善する)の5つのキーワードとその流れ。
①「魅力的フットボール」
②「人材育成・クラブ経営」
③「スタジアム地域開発」
④「マーケッティングの高度化」
⑤「アジアからの収益獲得」
「ACLでの成績」「国民の関心度」「観客数」「事業規模」 → 「ビジョン」
【①「魅力的フットボール」を】
1)実現するための方策: 3つの約束が前提。アクチュアルプレーイングタイム=選手が実際にプレーした時間は、昨シーズンに比べて34秒増加。
 ①プレー時間を阻害する事はとにかくやめよう  ②CK、GKをどんどん早くしよう  ③選手交代をスピーディーにやっていこう
2)実現するための方策: 「ポストシーズン制」「2ステージ制」
 チャンピオンシップに多くの人の注目を得る事の可能性に賭けて勝負しようかという事になった。とにかくサッカーファンのすそ野を広げたい。
※FIFAランク50位以内の40%以上の国が、2ステージ制かポストシーズン制を採用。
 例)メキシコ=2ステージ制、アメリカ=ポストシーズン制
※J1とJ2で今シーズン年間768試合実施。観戦者数は約830万人。
      ↓
 ポストシーズン決勝戦2試合がTV中継され、それぞれ5%の視聴率が取れたとしたら、人口の10%、約1,200万人が観戦した事になる。

福田氏のコメント
「重要なのは『質』を上げる事。選手の海外移籍が続く中で、いかに高いレベルをキープできるか。ひょっとしたら更に仕組みを変えなければいけないのかもしれない。アジア枠を撤廃するとか。空洞化を避けるには育成が鍵」

【②人材育成・クラブ経営】
1)育成面での評価
 ブンデスリーガやプレミアリーグでは、育成面での評価をしっかりしている。すべて客観的に外部の人がチェックして評価している。それを世界と比べて改善する活動を実施している。日本でも格付け評価の実験を行っている。ドイツ36クラブ、イングランド20クラブを受け持っている下部組織専門の「育成調査会社」に依頼、今月から3クラブを試験的に調査。4つのランクに格付けされ、ヨーロッパのクラブとの比較も。
評価項目: 選手へのメンタルケア、学習サポート、過去の実績、指導者の哲学
2)配分金にも厳しいメス
 配分金(オフィシャルスポンサー料、TVやラジオの放送権料、グッズ等の商品化権料)をJ1からJ3まで一律に配分していたが、現在の配分金が減ってしまうと、予算規模の少ないクラブには死活問題になる。
 今後は15年度の入場者数に合わせて16年度から配分金を傾斜配分する。15年の競技成績から逆算して、16年は順位等々で傾斜配分する。
【③スタジアム地域開発】
 チェアマンが目指すスタジアム像=「街なか」「屋根付き」「サッカー専用」
 日本全国で建設予定のスタジアムで、地方の活気を取り戻す。スタジアムを新しく作れば観客は増えるのか? 人手も資金もクラブにとって負担になるのでは?
【④マーケッティングの高度化】
 デジタルメディアや動画を上手く活用してプロモーションするにも、クラブ独自では限界がある。そこでJリーグでプラットフォームを作り、各クラブで活用。
【⑤アジアからの収益獲得】
 現在、アジアからプレミアリーグへ支払われている資金は年間約500億円。その巨額なマネーをアジアの中で回して活性化させる。アジアのクラブを強くして、アジアサッカーのレベルを上げる。現在Jリーグのノウハウ等をアジア各国へ開示している。強力なライバルを作るかもしれないが、アジアの土台が上がる事で、W杯ベスト16以上に進める。現在、6ケ国(ミャンマー、ベトナム、タイ、カンボジア、シンガポール、インドネシア)とパートナーシップ契約を締結。また、2014年からは3人の外国人枠とは別に2人の提携国枠を設置しており、最近では東南アジアに移籍するJリーガーも年々増加。

【当ブログでの反論意見】
【①「魅力的フットボール」を】 2)実現するための方策: 「ポストシーズン制」「2ステージ制」
 ポストシーズン決勝戦2試合がTV中継され、それぞれ5%の視聴率が取れたとしたら、人口の10%、約1,200万人が観戦した事になる。
→ 今年のナビスコ杯決勝の視聴率が3.6%。J1優勝試合のNHKが5%。人気チームのガンバさん(3冠)と浦和さんの優勝がかかった試合でさえ、こんな低視聴率。来シーズンも良くて5%程度ではないのか。決勝がやや知名度が低いチーム同士だったらそれは顕著。とても甘い見方だと思われます。
【②人材育成・クラブ経営】
2)配分金にも厳しいメス
 配分金(オフィシャルスポンサー料、TVやラジオの放送権料、グッズ等の商品化権料)をJ1からJ3まで一律に配分していたが、今後は15年度の入場者数に合わせて16年度から配分金を傾斜配分する。
→ 前にも述べたように、観客動員数というのはフェアではない。環境面の違いが大きすぎて比較できない。少し古いデータですが、こちらの資料を参照して下さい。最寄駅から近くて、ホームタウンの人口がそこそこあって、競合する他のプロスポーツが無ければ、動員数が多いのは当たり前という見方もある。動員数そのものだけではなく、対前年比も反映させるべき。他に、スカパー!視聴者数で配分金が左右されるという仰天情報もあります。確かにJリーグ配分金で多大な影響を与える存在なのだが、Jリーグクラブは何のために事業をしているのかと問いたくなるはず。CS放送の勧誘業が本業なのかと。
 よくJリーグはクラブに対して「配分金依存体質」を問題視しているようですが、Jリーグのスカパー!依存体質も問題視しなくて良いのかと個人的に言いたくなります。

 他の部分は、まあしょうがないと持っています。あと、村井チェアマンが最近気になる言葉を発するようになりました。以前は中西統括本部長が露出していましたが、最近は村井チェアマンばかり。元々大東チェアマンが作った制度なのに、一番トップであるがゆえに言い訳行脚をしているように、最近観えてきました。少し抜粋して紹介してみましょう。

毎日新聞(12/23): 「1ステージ制が一番分かりやすく、フェアで理想だと理解している」とした上で「一回チャレンジさせてほしい」と訴える。
山陽新聞朝刊(12/21): 「関心度を上げて多くの人に触れてもらうためのチャレンジ。座して何もしないで衰退を見るよりは、ここで一回活性化のために勝負する」
FOOT×BRAIN(上の記事): 「チャンピオンシップに多くの人の注目を得る事の可能性に賭けて勝負しようかという事になった」


 この辺はどうなのでしょうか。やたら「チャレンジ」「勝負」という言葉が躍っています。確実に成果が見込めるものならば、「チャレンジ」「勝負」という表現にはならないはず。もし、勝負に負けたら、日本サッカーはどうなるのでしょうか。日本全国のファン・サポーターは、Jリーグの一部の幹部の賭け事に付き合わされている事になりますね。賭け事に負ければ当事者はお辞めになれば済むでしょうが、残ったJリーグはどうなるのでしょうか。よくペンペン草も生えない荒野という表現がありますが、まさに日本サッカー界は荒野になるのでは。すなわち、W杯に出れない代表、倒産続出のJクラブ、「よくわからないから面白くない」と人が寄り付かないスタジアムなど、考えただけでゾッとします。あと、来年はこのような一見おかしな順位表になるのですね。
 他にも、来シーズンから「明治安田生命Jリーグ」という頭痛が起こるリーグ名になるようですが、これって最初は前期、後期でスポンサーを募るはずじゃなかったのかと。昔で言う「サントリーシリーズ」「ニコスシリーズ」という風に。ステージごとのスポンサーを呼びかけても結局獲得できなかったから、「リーグ名」といういわゆる「叩き売り」になったのではないかと。これはあくまで個人的な推測なので、気にしないで欲しいのですが。
 上の村井チェアマンの言葉の「座して衰退」の前に、バスケ界のようにしっかりとしたタスクフォースを招いて一大改革をしていただいてはいかがでしょうか。以上、辛口コラムになりましたが、それだけJリーグの行く末を心配している事をご理解いただきたい。
Jリーグ組織問題関連 (その他): /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):22 / 21 /  /  /  /
 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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ボランティアの力202

2014-12-24 00:06:01 | 旧OSS、県サッカー協会関係

 ボランティアレポです。
 21日に岡山市内で、OSS委員会の納会(お疲れさん会)が開催されました。去年はメンバー以外にも大勢オブザーバの方々が来られて、本当に会場が狭かったですが、今回はちょうど良い座り心地でした。OSS委員会としての活動は、秋くらいからとぎれとぎれになり、みんなで顔を合わす機会が減っていたので、うれしい対面でした。
   
 最初に下委員長の挨拶に続いて、専務理事さんの挨拶と乾杯のご発声です。みんなでいろいろな事を話しました。途中、第2回AED等講習会の告知ビラが配られました。詳細については、すでに連絡網で皆さんに伝わっており、まだ先の日程ですが既に参加者が何人か申し込みがあります。よそのJ1クラブ(山雅さんも)のように毎年こういう講習を行うのが理想ですが、2年ぶりの開催となりました。時間もどこかで見たAEDだけ1時間程度、ではなく救命法全般に2時間やります。このブログでも近々告知したいと思いますので、振るってご参加下さい。
   
 久しぶりに山ちゃん君の顔に会えました。最初からテンションが高く、軽口がポンポンと出て、座った周りのメンバーを巻き込んでいきましたが、うーむ10分くらいだったか、静かになりました(笑)。いつもの事ですが、ワーワー騒ぐ時間が本当に短い方なのです。横を見ると、グロッキー状態で横になっていました。
   
 恒例の参加皆勤者の発表です。ご褒美に日本協会から来たグッズがもらえるのですが、今回到着が間に合わず、専務理事さんの手書きの引換証を進呈です。絵に描いたような手作りの引換証で思わずシャッターを切ってしまう。
 最多は樽部長とgermanee氏。この辺りは予想どおり。この時に持参された数種類のカレンダー(代表関係)を選んで取っていかれました。それに続く方は・・・すいません忘れてしまいました。順番が違ってもいけないので省略させていただきます。
   
 帰りに専務理事さんを乗せて、Fリーダーの車で送ってもらいましたが、その車内の会話で、1月にシーガルズの試合を観に行こうという話になった時に、何と専務理事さんも「わしも行きたい」と口にされました。実は去年だったか、一緒に観に行く話がありましたが、予定が入って実現しなかった事がありました。今度はぜひご一緒したいですね。今シーズンは現在首位なので、タイミング的には一番見ごろだと思います。さすが、スポーツ文化に視野を広げた価値観を持つ専務理事さん。さすが、岡山県サッカー協会です。岡山のトップクラブ同士でなかなか横がつながりができない中、素晴らしい価値観だと思います。皆さまお疲れ様でした。
 

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地域活性化・街づくり75

2014-12-23 00:02:47 | 総合型地域SC・地域振興

 浅口レポです。
 昨日、浅口市三ツ山スポーツ公園で、まちづくり委員会(地元財界系)による、子どものサッカー教室が開催されました。浅口地域のサッカースポーツ少年団の小学生で、約50人が参加しました。天気はバッチリ。風も余りなく、寒過ぎる事もなく、ちょうど良い冬の休日でした。
 集合時間は9時で受付開始は9時半、教室スタートが10時だったので、少し間が空きました。役員さんが参加され、時間も忘れて地域の雑談に終始でした。みんなで子ども用ゴールのセッティングで運びます。重くはないですが、冷たい。軍手が要った・・・
     
 受付スタート。子ども達が次々と参集します。今回は例年より、少し人数が少なかったです。最初は11月の実施で、選手が参加する予定でしたが、スポ少側の都合で、時期がちょうど1ケ月延びました。ファジのファン感も終わった下旬の日なので、選手は当然解散している時期という事で、今回は普及コーチ4名が参加されました。
 リーダー役のクボコーチ、ヒナコーチ、ユウコーチ、キヨコーチです。うちユウコーチとキヨコーチは今シーズン1年目の新人コーチです。どうりで見覚えが無いと思っていました。個人的にはヒナコーチが、地域リーグからJFLまで活躍された朝比奈選手として馴染みがありました。一時期、倉敷高に指導者として行かれていたと聞いていましたが、そうでした、去年からファジのコーチになられたのでしたね。本当に朝比奈選手として、昔はよく名前を聞いていたのを思い出しました。今回、ハラニシ選手が育成コーチに就かれましたが、昔活躍選手がそのままコーチになられるのはいいですね。
   
 開会式。委員長の挨拶に続いて、応援団・浅口の顧問の田会長が主催者として挨拶。来賓である地元の教育長さんの挨拶でしたが、何と女性の方。大きな声の方でとても元気がいい。後で歓談しましたが、学校の教師を歴任され、剣道をたしなまれるとか。どうりで・・・ ユメセンとかどうですかと話をしておきました。やったらいいのに。司会者がコーチ4人を紹介していきました。
 すぐにレッスンが始まりました。6色のビブスが配られて、ボールを使わない練習から、ディフェンスの練習へ。さすが、コーチという事で教え方が上手かったです。クボコーチはやや高くて大きな声だったので、会場によく声が響き渡っていました。子ども用のコートが2つあり、そこを6チームで順番に試合形式で行っていく。最後は今までよく観たお決まりの、コーチと子ども達全員の対決かと思いましたが、今回はそれはなく終了。
     
 まずはグラウンドのトンボかけです。役員さんの中で何十年も少年野球を教えている方がおられて、こだわりのあるトンボかけをしていました。まずは鉄製のトンボでならし、その後にブラシをかけるのが本式とか。勉強になりました。閉会式です。クボコーチがコーチ陣を代表して寸評を述べる。コーチの手から参加した子供達で記念品を一人一人に進呈。去年まではサインももらえるフラッグでしたが、今年はサイン会が省略という事で、リフティングボールでした。その後、記念撮影です。
   
 このまちづくり委員会の子どものサッカー教室は、平成20年からかれこれ7年実施しています。途中のオリンピックイヤーに湯郷ベルに来てもらった事がありますが、基本はファジアーノです。しかも去年まではずっと選手でした。スポ少の高課長の話では「コーチの方が教え方が上手い」という事だそうですが、個人的にはやはり選手だと思っています。憧れの選手と一緒に練習して、プレーを教えてもらい、終わった後はサイン会というパターンが続いているので。
 今回も県のトップアスリート派遣事業を活用していますが、県体協の公式HP(シーガールズになってるし・・・)を見てみると、「日本のトップリーグ等で活躍しているチーム(の選手)」というのが派遣されるアスリートになります。アスリートは選手であって、指導者ではないのではないかと個人的には思っています。このまちづくり委員会の事業は、地元スポ少の強化というよりは、子ども達に夢を持ってもらう地域振興事業です。ベルの時は普通に選手を派遣していただけましたが、来年はぜひできれば選手でと思います。皆さまお疲れ様でした。
公財)岡山県体育協会トップアスリート派遣事業ページ:http://www.okayama-taikyo.or.jp/dispatch/
子どものサッカー教室in浅口関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131122
  〃                 ⑤:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130227 
  〃                 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111031 
  〃                 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101101
  〃                 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091106
  〃                 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081217

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