イベント参加レポです。
シーガルズの試合を前半で切り上げ、J1岡山の新体制発表会見が行われる山陽新聞社に向かいました。山陽新聞本社ビルに到着。入口付近に参加者が大勢参集されていました。入ってすぐの位置にさん太ホールがあり、すぐに中に入れました。
そんなに広くないホール。席を見ると、前の方の席はメディア席。真ん中はスポンサー企業の札ばかり。そこを挟んだ両側のエリアが一般観客席か。一番後の立ち見席にはマスコミの方々がずらっと並んでいました。座ってみると、横を向いても前を向いても学生さんからご年配まで老若男女。横から倍率が4倍くらいあったらしいとか聞こえました。今回有料だったのにすごい人気です。マスコミの中に、さんデジのK口氏と遭遇し、しばし歓談。去年の会場(イオンホール)より狭いとか。
開始です。初めに森井社長の挨拶。2025方針報告、昨季の振り返り。強烈な5秒の徹底、全試合最強のチャレンジャー、勝利文化の構築の追及などを強調されていました。入場者数の分析の中で、雨が多いシーズンだったし、猛暑も影響があったとコメント。そして、次のように今後の方針が3つ発表されました。
・定着の礎を築く
・30億の早期達成、最速3期で40億を目指す。
・スタジアムの議論を進め、機運を醸成。
ファンクラブは現在1万人を数えるそうです。ここで新スタジアムのイメージ図(パーツ)が披露されて、少しどよめきました。ほほう、こんなイメージなんだ、4年前に作成していたそうですが今回初公開。イメージ図を観た第一印象が大型ビジョンの大きさ。よそもどんどん巨大化していますが、岡山も大きくなるんだなと。あの花火はどこから上がっているのか。場所が気になる。森井社長はアウェーに行って、他のJ1のスタジアムを観てきて欲しいとコメント。
その後は、一般社団法人の報告。アカデミー育成、U-15選出など世代別日本代表への進出、アカデミー普及の報告の他に、昨季初めて実施したインクルーシブフェスタ、にじいろキャラバンなどに加えて各種グラウンドの整備事業の説明がありました。また、今回も開幕でタオマフの配布があるそうです。
そして選手、スタッフの登場です。江坂、立田、佐々木の元柏3選手が左側にかたまり、写真撮影的にはいい位置になっていました。偶然なのかなぁ。初めに昨季就任された山田強化部長の強化方針。トレーナー1名追加のみで、他のスタッフも続投とか。選手のうち、J1の経験無いのが14人いるので、経験させたいと言われていました。
そして木山監督の挨拶。緊張していた山田強化部長のフォローという優しさも出ました。それにしても具体的な目標は言われなかったですね。普通はJ1残留とか、1桁順位とか言うのですが、無難な路線に徹していました。
江坂選手から選手が挨拶していきました。うーむ、江坂選手は柏時代によく観た「江坂節」が出ていましたね。メディアとの質疑応答。新入団選手の詳細については、また別の時の記事でしっかり出します。立田選手は真面目な感じでしたが、佐々木選手が昨季よく飯に連れて行ってくれたとフォローしていました。佐々木選手は何か柏時代と印象違うなぁ、緊張している様子。デジっちで一発芸やっていたのを思い出す。加藤選手は何か味がありましたね。メディアから今季の目標を問われても、みんな数値目標は言わなかったですが、佐々木選手は全試合無失点と勇ましい言葉。やっぱ初J1はピンとこないのかな。
順位など具体的な目標を監督も口にせず、未知の世界でどこまで行けるかチャレンジという事ですが、計画性の無いワンチャン狙いの体当たり攻撃で撃沈しないようにお願いしますよ。江坂選手は貫禄ありましたね。落ち着きもあり、言葉が重い。サッカー以外の部分のアピールポイントの質問では、結構素顔が出ていました。結局J1経験がある程度ある選手は3人か4人くらい。まあまあ出ていたのは江坂と立田くらいか。最後にフォトセッションで終了。
その後新ウェアの発表。1stは上下ファジレッドで袖が白。後で情報が入りましたが、アーセナルのイメージが強かったですね。情報によると、木山監督はアーセナル時代のベンゲル監督を信奉していたようなので、J1昇格のご褒美でアーセナル仕様のユニデザインになったのかも、GKの1stは濃紺。
スポンサーはほぼ同じ顔触れで意外な展開。どこもJ1という舞台が魅力的なのでしょう。パンツ背面スポンサーは初? インタビューで、オフの過ごし方などの質問が出てほぐれる。最後にフォトセッションで終了でした。
興味を持ったので、今回登場された山田正道強化部長(強化ダイレクター)について調べてみました。2004年に京都さんに入団。2006年に岐阜さんに移籍。2008年で現役を引退され、2009年から岐阜さんのフロントスタッフ(営業担当)を担当。その後の情報が出てこなかったのですが、2021年に磐田さんで強化担当されていたという事はわかりました。とにかく経歴の情報が余り出て来なかったなぁ。あと、服部GMが今回来られなかったのもよくわからない。
その日に背番号も発表になりましたが、てっきり10番(柏時代は10番)を付けると思っていた江坂選手は8番(前シャビエル選手)でした。本人の選択なのか、クラブが田中選手に気を使ったのか。後で入って来た情報では、Kリーグが外国人枠が狭くなったため、江坂選手が日本でプレーする事になったという情報も聞きました。どこまで正確な情報かは不明。
12日の山陽新聞朝刊の「ファジJ1定着へ」「最高峰戦い抜く」というタイトルの記事です。
「会場にはファンら約300人が詰めかけた。」
「新設を訴えているサッカー専用スタジアムのイメージ画像も披露し、『もっとチャレンジしないといけない。新スタジアム建設の機運を醸成する大きな機会と捉え、動きを加速させる』と話した。」
「昨季の主力ら22人が残留。だが、そのうちJ1の出場経験者はわずか8人。補強のポイントの一つが「経験値」だった。」
「10人の新戦力のうち8人が20代前半。Jリーグで実績を積んだ選手だけでなく、年代別日本代表経験者が7人、大学選抜経験者が1人と世代屈指の実力者が多い。」
いい会見でした。大体新戦力の様子はわかりました。読者の皆さん、どう映りましたか? イメージ的には昨季とほぼ同じ戦力に今回の新戦力が上乗せになる訳ですが、どこまでJ1で通用するかですね。次の週末からは宮崎キャンプと聞いています。帰岡してすぐにJ1の開幕になります。あっという間に開幕戦がやって来ますよ。
当ブログでは開幕2戦が今季を占うものと考えています。京都戦と横浜FC戦。3戦目はガンバ戦なので期待するのも酷。2勝すればスタートダッシュにプチ成功。残留に向けて期待が持てますが、2分けだったら微妙、2敗だと残留がしんどくなるかもしれません
#がんばろう石川 #がんばろう能登