リスペクトコラムです。
すっかりタイミングが遅くなりましたが、大宮さんJ3優勝&J2昇格おめでとうございます。そしてお帰りなさいですね。今季は圧倒的な強さでJ3で勝ち続け、その間レッドブルの買収の話題もあり、大宮さんにとってとても賑やかなシーズンになりました。その昇格請負人となったのは、元岡山の長澤監督で当ブログにとっても身近な感覚です。それにしても、今回の昇格劇で情報をネットで探しましたが、余りいい情報は無かったですね。余りにもレッドブル買収のインパクトが強かったからか。
【J3優勝で1年でのJ2復帰! 大宮の長澤徹監督はチームをどう立て直した? 足りない点ではなく「どうやって解放したらいいんだろうって」】
「細かいことじゃなく『チャレンジ!ダメだったら下がれ!』みたいな」
「長澤氏が今季から指揮を執る大宮は、第37節終了時点で25勝10分2敗の勝点85で2位のFC今治に勝点差15をつけ、優勝を決めている。
クラブ初のJ3降格から、1年でのJ2復帰。チームをどう立て直したのか。名良橋氏にチームに足りなかった点を問われると、長澤監督は『自分はそういう見方をしていなくて、どうやって解放したらいいんだろうって』と答え、こう続ける。
「何か閉まっている。選手もそう、と考えていた。足りないとか言うと、先人の人たちを、そう見ちゃう感じになる。でも現場は手を抜いているとかはないから、一生懸命やっていて。でも、ゼロサムゲームってどこかが勝てば(もう一方は)負ける」
戦術では、シーズン開幕時は4バックでスタートし、3バックとの併用を経て、後半戦は3バックをメインに採用してきた。56歳の指揮官は昨季、J2で2番目に多かった71失点を喫した守備の課題克服を目的とし、戦ってきたと振り返る。
「攻守のバランスで、点を取れるチャンスもあるけど、後ろで穴が開いちゃうと、去年の71点をどうにかしなきゃいけなかったので。それをどうバランス取るか。ただ後ろを取りすぎちゃうと、今度は点が入らなくなっちゃうので、3バックにしたらどう後ろを重めにしないかとか、そこは工夫しました。そういう攻守のバランスをいつも言っていました」
J3で圧倒的な強さを披露したが、チームは発展途上だという。」
まずは前政権までの閉塞感の打破をしてチームを建て直した訳ですね。大宮さんでも失点数が多かったため、その改善を図っています。まぁ弱いチームはどうしても失点が多いですから。長澤監督、J2でも頑張ってください。ただ甘くないと思います。補強ですが、京都さんにいる愛弟子の豊川選手が大宮さんに行くそうですね。岡山時代を思い出しますが、2人の絆はそれほど強いものだったのですね。
今後本格的にレッドブルの関わりが強くなれば、J2でも収まらない存在になるでしょうね。なので、早くJ1に戻って行ってください。J1時代は落ちそうで落ちない大宮と呼ばれて、確かお守りも発売していなかったかなぁ。強かった懐かしい時代です。
【1年でJ2復帰決定 レッドブル経営参画でさらなる飛躍期待 長澤徹監督のもと守備安定】
「今季就任した長沢徹監督(56)が守備のてこ入れを図った。シーズンを通してペナルティーエリアの広さでのシュートゲームを行い、ゴール前での守備、さらにはシュートの意識を磨いた。昨季の71失点のうち、32~3点がゴール前でのもろさに由来するものだと分析。『自分らの弱点隠している、逃げているだけ』と指摘。ゴール前で体を張る重要性を体にしみこませた。」
「長沢監督は『自分たちがどうしても這い上がりたいという意思がそうさせている。内側から出てくるものが彼らの中にあるだけで、僕はもう方向付けするだけ。やるかやらないかはやっぱり選手の問題』と成果のカギを語る。」
ここでも長澤監督効果について語られていますね。守備のてこいれか。やはりそこだったのでしょう。失点の半分がゴール前でのもろさとありますが、ゴール前で体を張る重要性か、確かに失点の多いチームは最後のところで気持ちがおざなりになってしまうのかもしれません。
【J2復帰の大宮アルディージャ、“レッドブル入り”による期待、そして不安】
「8月、オーストリアの大手飲料メーカー『レッドブル』が、NTT東日本子会社の『エヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社』から、大宮とその女子チームである『大宮アルディージャVENTUS』の全株式譲渡契約を結び、Jリーグ史上初である外資系企業への身売りが実現したことで話題となった。
ちなみに、NTT東日本はトップスポンサーとしてのバックアップは続け、来季以降もNTT東日本からの出向組である佐野秀彦社長と、元日本代表FWの原博実氏のフットボール本部長の続投も併せて発表されている。しかしながら、実質的には、レッドブルのサッカーテクニカルダイレクター(TD)で、元ドイツ代表のレジェンドでもあるFWマリオ・ゴメス氏主導で運営されていくことになるだろう。
佐野社長と原氏をクラブ首脳として名前を残したのは、“Jクラブ経営1年生”であるレッドブル側が、日本でのクラブ運営のノウハウを、両氏から引き継ぐ側面もあるだろうが、いきなり経営陣をレッドブル一色で固めることによる“乗っ取り感”を避けたい思惑も見え隠れする。」
2020年のJリーグ規約改正で、外資系企業が日本法人を設立せずに買収できることになって以降、この規定が適用された例は初めてだ。J3を圧倒的な強さで駆け抜けつつあるとあって、サポーターは当然ながら、“レッドブルマネー”とクラブ運営の手腕に期待しているだろう。中には2年連続昇格で、一気にJ1入りを夢見ているサポーターもいるのではないだろうか。
そんな期待を感じ取ったのか、10月12日の記者会見で、ゴメスTDは『2025年は新体制への移行期間』『3~4年でJ1昇格』『2030年を目途にタイトル争い、並びにACLエリート出場』を目標とし、同時に『大宮アルディージャが築いてきたものをリスペストする』と語り、大風呂敷を広げることはなかった。
ゴメスTDはシュツットガルト在籍時、日本代表MF遠藤航(リバプール)とFW浅野拓磨(マジョルカ)とプレーした経験がある。日本人のメンタリティーに感銘を受け、それがレッドブルのフィロソフィーにマッチしたと語ったが、同時にJリーグにはいわゆる“ビッグクラブ”が存在せず、群雄割拠であることも良く研究したことも窺い知れる。我々日本人よりも“Jリーグは甘くない”ことを知っているかのようだ。」
そうですか、今後はこのゴメスTDが運営面での指揮を執っていくようですね。Jクラブ間の空気を乱さないように取り計らっていただきたいですね。長澤監督のCスタ(JFEス)凱旋が実現しなかったのが残念だし、地元岡山と対戦できないのも残念ですが、1年でJ1に上がってもらって、岡山も頑張って残留してJ1で戦うのもいいですね。口で言うのは簡単でしょうが。大晦日になりましたが、これで今季の優勝、昇降格のリスペクトは一通りできたと思います。
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