J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

草の根運動42

2019-12-31 23:45:05 | 草の根運動

 ご挨拶記事です。
 今年もあっという間でしたね。いつになく早く過ぎ去っていこうとしています。ここ毎年ですが、紅白を観ながらゆっくり今年1年を思い描きながらキーを叩いています。ラグビー日本代表がゲストですぐに出てきましたが、今年の紅白は最初から最後までラグビー日本代表が主役でしたね。ユーミンのノーサイド(初めてフル聴きました)が出てきた時は、一番感動しました。確か昔はサッカーよりもラグビーの方が人気があったと聞きましたが、確かにサッカーにこんな文化は無いなと。NHKでのこの紅白を観て、「サッカー」はまだ修行が足りないのかもしれないと思いました。
 読者の皆さんにとって、今年1年はいかがでしたでしょうか? 当ブログにとって、夏までは真備の災害ボランティア参加で復興を見守ったイメージ、その後はスポーツ文化が一気に花開いた年に感じました。
 岡山のスポーツ界としては、「サッカー中心」から「幅広いスポーツ」の活躍へ。昨年から登場した岡山リベッツ、1部2年目で熟成した岡山シーガルズが引っ張り、そこにトライフープ岡山が3部へ参戦して、一気に岡山のプロスポーツは賑やかになりました。いつもは11月でJ2リーグが閉幕して寂しくなるのですが、今年からは違います。女子バレーも、B3リーグも全然試合やってます。正月休み無いんじゃないですかと心配してしまうくらいに頑張っています。ファジサポも結構観に行っている様子。当ブログもタイトルのサッカー色を少し薄めました。
 岡山のスポーツ界にとってもどういう年だったのか。ファジアーノ岡山は、有馬監督になって9位と、成績が少し改善しました。個人的にやや懸念しているのが「ディスカウント」策に象徴されるクラブの価値観の推移。来年の入場料値上げをきっかけに何か反応が起きない事を祈っています。岡山シーガルズは今年は強い! ファイナル8出場を決め、カンファレンス2位でフィニッシュ。若い選手が躍動して次々と撃破しました。年明けも期待。岡山リベッツはちょっと今年は4位と低迷。補強負けしたのか。トライフープ岡山は4月辺りまでの長丁場(J2より試合数多いです)を奮闘していますが、現在5位。まだまだ冒険は続きます。個人的には一番価値観が近いクラブと思っています。あと、女子サッカーの湯郷ベル吉備国大シャルム岡山高梁、頑張って下さい。毎年の振り返りですが、今年はこんな感じでしょうか。  
   
①ボランティア活動
◇FSS(FAGiANO Okayama Support Staff)(2009年4月発足):http://www.fagiano-okayama.com/supporters/volunteer.html
 ファジアーノには、FSSのサポートスタッフとして参加しましたが、今年も月1参加という状態でした。月1回、内側から景色が観られるというのはいいので、来季も全く同じ形で参加すると思います。他には特に目新しい話題はありません。メンバーの減少傾向が気になるところくらい。
   
◇災害ボランティア(2018年7月より2019年6月まで毎月):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190707
 今年も台風19号等による東日本の被害が多かったですね。温暖化等により、もはやこれからは毎年こういう災害が起こるのでしょうか。当ブログとしても、毎月1回ずつ真備の災害ボランティアに参加し、ちょうど1年になる12回で一区切りつけました。作業をしながら、真備の街の復興具合を見守ってきたつもりです。

◇トライフープ岡山ボランティア(2019年10月より):http://tryhoop.com/club/volunteerstaff/
 今季から同じく月イチで参加しています。最近参加しているスポーツボランティアで一番楽しく参加できている気がします。チームも県民クラブとして、また公共財として地域貢献活動に取り組んでいます。来季はそれに更に岡山を代表する社会貢献活動が加わるのではないでしょうか。今季はまだ3部で1年目という事で、まだ認知度も低く、観客数も少ないですが、元々競技人口が多い競技なので、今後は岡山の若者世代にスポーツ文化を浸透させていくのではないかと期待が大きいです。

   
◇岡山リベッツボランティア(2019年11月より):https://okayama-rivets.com/topic/detail/47
 今季から同じく月イチで参加しています。1部のチームとして、国内で4つしかないうちの1つが岡山にあるというのは素晴らしい事です。J2岡山ともB3岡山ともまた違うスポーツクラブとして、興味深く見させていただいています。まだ誕生して2年目という事で、成長の途中だと思いますが、スタッフの皆さんは少人数の中で頑張っていると思います。卓球も実は岡山では競技人口が多く、しかも老若男女の幅広い世代で楽しめる距離感の近い競技なので、ぜひ地域に根を張っていって欲しいと思います。

   
②地域における支援活動 ◇ファジアーノ応援団・浅口(隔月偶数月開催):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/1556bd1214a32a21a87195dded76b82a
 応援団・浅口は、引き続き頑張っていきました。昨年から岡事務局長(ファジサポとしても活躍中)が中心の運営になり、会の感じも徐々に変わっていっています。もう少し筆者も参加できればいいのですが。地域の後援会的組織(サポーターズクラブ?)として引き続き活動してきました。フェイスブックから新メンバーも次々と参加され、活性化していると思います。  
 
    
③ウォーキングサッカー体験会(Wフィールド):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/4e5a4911d3d7103ab73fbcb4bc0ecc2c
 フットサルに替わって、今季から「走ってはダメなサッカー」であるウォーキングサッカーをやってます。岡山初のウォーキングサッカークラブとして数か月には1回体験練習会を開催しています。
④サッカーを語る会(2004年12月から毎月):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/25fe20142b1343a2a26230951ea41391
 今年は少し新しい顔ぶれが加わりましたね。この会は歴史が古いですが、すっかり少人数でのによるFリーダーの仕事の息抜き会になっています。我々の活動の根幹的存在の会なので、今後もこつこつとやっていこうと思います。
   
⑤その他
 「カリスマの存在」の某黄色いチームですが、ネル監督のもと、見事J2優勝&J1復帰しました。最近の補強を見ていると、まじでJ1昇格即優勝の再現を狙っているのではないかと思います。また、お誘いを受けて、近隣会場のアウェー戦に足を運ぶのではないかと思います。そういえばJ2岡山の仲間選手が入団しましたね。ユース出身としてトップチームで日立台に立つのは夢だった事でしょう。競争は激しく、まずは試合出場を争う事になると思いますが、元岡山の選手として改めて応援したいと思います。
 岡山シーガルズは、カンファレンス2位が確定し、1月からはファイナル8が始まります。相手は車体さん、JTさん、NECさんか久光さんかな。ぜひ勝ち抜いてセミファイナルに進出して欲しいです。
 岡山リベッツ。今季はちょっと不調。ホーム戦も次は2月とちょっと間が空いてしまいますが、頑張って欲しいですね。噂では来季にチーム数(2チーム?)が増える見込みとか。試合数が少ない中、PRしていくのは大変だと思いますが、応援しています。
 トライフープ岡山。現在B3で5位と奮闘しています。周りでも観戦経験がある人が多く、若い人を中心に関心の高さを実感しています。なかなか1年でB2に昇格は難しいかもしれませんが、頑張って欲しいです。
    
 来年は五輪イヤーです。詳しくは後日触れますが、当ブログにとっても五輪イヤーになりそうです。今年は岡山のスポーツ界が一気に賑やかになりました。この火を絶やさずに、更に盛り上がりを大きくしたいところです。読者の皆さん、ぜひ他のスポーツチームの試合にも足を運んでください。そして岡山コールを味わってください。3チームともスタイルは違いますが「岡山」を叫びます。これからは競技を越えた「スポーツ」というカテゴリで岡山を盛り上げていかなければならないと思います。2020年の五輪イヤーがすぐやって来ます。という事で読者の皆さん、来年もよろしくお願いします。

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日本代表のこと・・・458

2019-12-31 00:19:14 | サッカー(日本代表、W杯等)

 PV生観戦レポです。
 先日、ウルトラス岡山店で開催された、U-22日本代表の親善試合、ジャマイカ戦のPVに参加してきました。一応サッカーを語る会と兼ねました。代表戦という事で、来店客も多いのかなと思っていましたが、いつものJ2岡山のアウェー戦くらいの入りで、やはり五輪代表の人気はこんなものかなと思ってしまう。Fリーダーも、休みは元旦のみで仕事が忙しそうで、この会が息抜きな様子。
   
 試合ですが、先発を見ると前柏の中山選手の名前がある。また、磐田さんから完全移籍で、来季から柏でプレーする大南選手にも注目しましたが、結局は出場無し。来月のU-23アジア選手権のメンバーにも名前無し。海外組が1人しかいない布陣なので、少し落とした面子なのかもしれませんが、観たかったなと。
 試合自体は9-0と大差がついた一方的な試合。先制の中山主将のボレーシュートは見事でした。相手のジャマイカは、東京五輪の出場権を逃しているチームですが、何と予選1次予選敗退とか。つまり、FIFAランクが低いアジアの国と変わらない強さだったという事。しかも時差ボケなのか動きが全然で、相手にならない動き。最初は日本すごいと思いましたが、途中からあぁこの相手はかなり格下である事を認識しました。
 ただ、報道では安部選手と中山主将が選手間ミーティングを実行して、コロンビア戦からチームを成長させた一面があります。でも、選手は変わったけど、監督は何か変わったのかとも思いました。就任からずっと、森保監督に対してネガティブな論調ですが、最近ではまた同じようなコラムが出ています。韓国戦などA代表での論評ですが、五輪代表も同じです。
   
【日本代表、噴出すべき森保監督解任論。韓国戦惨敗招いた戦術的「無策」とハリル解任の前例】
〔2年前、同じく日韓戦に敗れてハリルはクビに〕
「まるで2年前のデジャブかと思うような酷い敗戦だった。結果はもちろんのこと、内容もすこぶる悪い。2年前のハリルジャパンは1-4(ホーム)、今回の森保ジャパンは0-1(アウェイ)とスコアこそ大きく異なるが、惨敗という意味では同じだろう。こうなると、森保一監督の解任論が出てきてもおかしくない。2年前、同じく日韓戦で敗れたハリルホジッチ監督には内外から大きな批判が集まり、解任への動きは加速した。他の要素もあったにせよ、日韓戦の敗北が解任の大きな引き金になったのだ。
 ここで森保監督の解任に舵を切るなら、ハリルホジッチの一件との整合性はとれる。だが、森保体制を維持するのであれば、しかるべき立場の人間は説明責任を果たすべきだ。この試合内容の一体何を評価しているのかを。」
〔戦術的無策。監督の力量で差が出た〕
「相手がしっかり日本対策をしてきた場合、そこを打ち返せないのはアジアカップ決勝のカタール戦と同じ。対策の対策はなく、まずは自分たちのサッカーをする。戦術的に後手になると、対応できずに試合が終わる。後手というより、この試合に限れば無策に近い。」
「差を分けたのは戦術、監督の力量だ。韓国の選手たちが戦術的意図をしっかり理解してプレーしていたことを忘れてはならない。森保体制になってから、日本代表はチームとしての成長はほとんど見られない。手の内を見せてない可能性もあるが、この韓国を相手に弱点を突き、対策ができないようで、さらに上のレベルで戦えるだろうか。アジアカップ、コパ・アメリカ、E-1と森保ジャパンは3つの大会を終えた。ここで1つの評価を出してもいい頃だろう。このままでカタールワールドカップを戦えるのかどうかを。私は厳しいと思う。チームとしての上積みは期待できない。今後の成長プランがあったとしても明らかになっておらず、想像の域を出ない。そしてそれがオープンになることはない。」
引用:フットボールチャンネル 
   
【日本代表はなぜ機能停止したのか。暴かれた3バックの攻略法、韓国代表のハイプレスに対応できず】
「この試合は韓国代表が前半からハイプレスを仕掛けてくることは予想されたが、それに対して日本代表は対策を講じることなく完全に機能停止。3バックの攻略法が暴かれてしまった。」
「そして浮き彫りになった問題点がハイプレスをかけられると何もできないという点だ。韓国のプレスが非常に早く、それを前に日本代表はパスの出し所がなく、サイドや中盤に苦し紛れのパスを出して奪われるというシーンが目立った。相手がハイプレスをかけてきたことでサイドにスペースが生まれていたが、そこを突くことが出来ず丁寧に後方から繋ごうとしたスタイルにも疑問が残る。」
「ハイプレスだけでなくセットプレーも課題が浮き彫りになった。前半のCKだけでも決定機を2本作られており、後半のCKでは後方から入ってきた選手を完全にフリーの状態にさせてしまった。」
「東京五輪を戦うU-22日本代表の基本システムは3-2-4-1と、この大会で日本代表が採用をしたシステムと同じだが、韓国戦は3バックの限界を感じる試合となった。この試合同様、何の対策も講じずに試合に挑んでしまうと、東京五輪でも同じ過ちを繰り返してしまうことになるだろう。チームの課題が浮き彫りになっただけでなく、森保一監督の手腕も問われる内容となった。」
引用:フットボールチャンネル

【「このままでいいのか?」 森保采配に金田氏が疑問符「ゲームを変える力を見出せない」】
〔 “行き当たりばったり”のサッカー「レシピがなくては料理はできない」〕
「見極めた“個の力”をチームに当てはめるためには、当然戦術的なベースが必要。そこが、1年以上が経過した現在も見えないところが最も不安を抱くところであり、チームとして成長できているのか確信が持てないことにつながっている」
「「その素材をどう料理していくのか、監督は“レシピ”を提示しなければいけないが、それができていない。素材だけでは頑張りようがないところに来ていると思う」と、韓国戦でも見えていた問題点を指摘する。」
「チームに共通理解があれば明確な狙いを基にした連動性が生まれるはず。しかし韓国戦での日本からは、相手の守備を崩すためのメカニズムは感じられなかった。」
「イメージが、チーム全体で描けているようには見えなかった。悪く言えば、“行き当たりばったり”のサッカー。攻守におけるシステムと対戦相手との力関係を鑑みたうえでの戦略が欠けているなかで、選手に頑張れというのも酷だと感じる」
引用:フットボールZONE

【森保ジャパン、人気ない。スタジアムに空席、視聴率はついに1ケタも…】
「森保ジャパン人気は高まるどころか、盛り上がりに欠ける印象が否めないのだ。それを如実に表しているのが、テレビ視聴率。11月14日の2次予選・キルギス戦の地上波平均視聴率(関東地区)は10.6%(以下ビデオリサーチの公開データ参照)と辛うじて2ケタをキープしたものの、現代表の主力である長友佑都、吉田麻也、南野拓実、大迫勇也らを欠いた19日の親善試合・ベネズエラ戦に至っては8.6%と、とうとう1ケタまで落ち込んでしまった。
 川島永嗣や柴崎岳、原口元気といったロシア16強戦士が揃ってピッチに立ったにもかかわらずこの数字とは、サッカー業界全体のショックは大きかった。」
「こうした一般人の反応は観客動員数にも表れており、2019年の親善試合は満員にならない試合が目立つ。2次予選初戦・ミャンマー戦直前に行われた9月5日のパラグアイ戦はアクセスの悪いカシマスタジアムでの平日夜開催ということもあったが、2万9071人と3万人を割ってしまった。」
「今は目玉選手がいない。ここまでスターらしいスターがいないのは、93年にJリーグが発足してから初めてと言ってもいいかもしれない。」
「加えて、森保監督のスター性不足を指摘する声も上がっている。93年10月28日の『ドーハの悲劇』を経験したレジェンドであり、指揮官に転じてからはサンフレッチェ広島を3度もJリーグ優勝に導いた彼は、非常に真面目で人当たりがよく、周囲の信頼も厚い。森保批判をする関係者はまずいないという。しかしながら、「発言が地味すぎて面白味に欠ける」「内容も(現役時代のポジションである)ボランチらしく守りの姿勢でリスクを回避する」といった意見も聞こえてくる。」
引用:dot sports

 他にもこういうコラムもありました。結構、厳しい論調が増えてきました。当ブログから言えば今頃気付いたかという感じ。思うに特に代表監督にはカリスマ性も不可欠だと思います。最近は海外組の選手が増えて、世界を知る選手が増えています。そんな中、世界を知らない監督では説得力がありません。メリットは言葉が通じるコミュニケーション力が大きい事くらい。ちょっとJ1で3連覇したくらいの実績では欧州でCLに出るクラブに所属している選手から見たら、どうしても見劣りするでしょう。森保監督ですが、申し訳ないですが、それらのハンディを乗り越えるほどの能力をまだ見せてもらっていません。
 今までの外国人監督はどうなのかという事ですが、世界はある程度知っているが、W杯8強に行けるほどの能力は無かったという事でしょう。そのレベルの監督を呼べなかったのは、やはり日本協会の力不足か。申し訳ないですが、田嶋会長ではダメダメでしょう。その部分を覆い隠すように、いろいろとパフォーマンスをしているようにしか見えていません。実は一番の人材不足は日本協会かもしれません。

 それにしても、代表人気がそんなに低迷してるんですね。報道では代表ユニレプも「ダサい」というサポーターの声が出ており、デザイン性の低さも要因としてあるとか。五輪イヤーなのに困ったものです。あと、スター選手がいないと言っていますが、某ユニフォームメーカーの影響力の強さも問題視しています。マッチメイクや選手選考でも過去には問題視されました。
 スター選手が本当にいないとありますが、スター選手ってそこまで要るのでしょうか。名前だけで不調が続き、10番を渡そうとしなかった某選手を思い出すと、そんなスポンサー向けのお飾り選手は要らないと思います。今の代表は中島選手くらいが候補なのでしょうが、イマイチ華が無いかも。そんなスター選手登場ありきではなく、本当に「良い」選手「達」ありきでお願いしたいです。ラグビー日本代表みたいに。

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南から攻め上がる鹿児島ユナイテッド4

2019-12-30 00:01:22 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今季、J2からJ3に降格したチームのうち、もう一つが鹿児島さん。社長さんを始め、当ブログ的には付加価値が多く、「付加価値が高い公共財Jクラブ」の「三本槍」カテゴリに入っています。そういういいクラブなのに、J3に行かれるのは残念ですね。
   
 そんな鹿児島さんのJ3降格劇ですが、いろいろネットでリスペクトできるコラムを探したのですが、本当に無かったですね。つまり、余りドラマ性は無かったというなのか。もう少し何かリスペクトし甲斐のあるコラム等があれば良かったのですが。

 先日、鹿児島さんがJ3に降格することが決定。今月8日のJ3最終戦でJ2ライセンスをもたない藤枝MYFCが3位で確定したため、残留へのわずかな希望が絶たれた形。発足6年目でJ2の初舞台に臨んだ鹿児島さん。今季は11勝24敗7分けで勝ち点40、降格枠の21位で今季が終了。守備の甘さや決定力不足が響いたが、首位の柏に勝つなどの勝負強さもありました。ただ、今季終盤は5試合連続負けなしで勝ち点を増やしたが、最終的に栃木さんを得失点差で下回る悔しい結果となりました。

【ウィキペディアでのJ2鹿児島の今季】
 新監督として、前年J3優勝の琉球の監督を務めた金鍾成監督が就任。J2開幕戦、ホーム徳島戦を勝利したものの、その直後に2連敗、1引分を挟んで5連敗し、第6節に21位、第7節には最下位に転落。第10節からの4試合を3勝1分とし、16位まで上げたものの、直後に3連敗し、再び21位に低下。一旦18位まで戻るが再び連敗で前半戦終了時には19位、しかし第20節から2度目の5連敗で再び21位に低下。その後、第28節で一旦18位に上げた以外、第26節以降、第31節からシーズン3度目の5連敗を喫するも、第41節までは20位を維持。
 しかし、最終節で敗戦。さらに勝ち点差3で追っていた21位の栃木が勝利したために最終的に勝点40で並び、得失点差で栃木に上回られ、21位でフィニッシュあい、J3に降格。J2に昇格したチームが降格するのはJ3創設後初、J3創設前を含めても、'12年の町田以来7年ぶり2例目、1季での降格も同じく町田以来2例目。

 鹿児島さん、J2に早く戻ってきてください。あの時は不調だったかもしれませんが、柏戦で観た鹿児島さんの強さは鮮明に覚えています。地元岡山から見ても11月のアウェー鹿児島戦は強かったです。あの時もまさか、鹿児島さんがJ3の落ちるとは全く思っていなかったです。そういう意味ではJ2はだんご状態で、どこがJ3に落ちてもおかしくない、地元岡山もたまたま歯車が狂ったら、一気に残留争いになっていてもおかしくなかった。実際、今季開幕前はネガティブな雰囲気で、悪かったら残留争いという声も正直ありました。
 監督力もあるかもしれませんね。最近は監督の力量やクラブとの相性で、成績は大きく左右されると本当に思います。鹿児島さんも、金監督で大丈夫とは思いますが、もし低迷したら違う体制もありかもしれません。すいません、身勝手な論調で。
J2鹿児島関連⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181202
  〃    ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170827
  〃    ④:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160319
  〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130813
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080922
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051012

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岡山シーガルズ112

2019-12-29 00:47:57 | 岡山シーガルズ

 TV生観戦レポです。
 シーガルズのレギュラーシリーズの岡山大会は終わってしまいました。負けはしましたが、デンソー戦行きたかったです。プレーオフの試合会場は確か滋賀県。行けない場所ではないので、余裕があれば応援に行く事も検討したいかな。そして、今日はアウェーの久光戦です。DAZN観戦ですね。今日から長い冬休みがスタートし、自宅で仕事をしていましたが、息抜きで生書き込みいってみたいと思います。昨季までは絶対王者だった久光さん。今季はまだ調子が悪いようですね。高梁大会(あの時は狭かったですね)で完勝させていただきましたが、果たして今日はどうか。
   
 さて、第1セット。今日は久しぶりにクルクルも出ますね。岡山は13試合続けて同じ先発。及川、渡辺、宮下、金田、楢崎。居村、佐々木です。河本監督は66歳になったそうです。そろそろポスト河本をお考えになってはいかがですか。控えには吉田主将の名前も。向こうは石井、新鍋、岩坂の全日本組勢ぞろい。外国人のファビアナ選手脅威です。DF面でサーブレシーブで岡山は1位で、久光さんが2位。強引にスパイクを打ってきます。いつもと違って、この久光戦はスピードが速い気がする。岡山は6点リードになりました。今日もいい試合やってますね。勝てるかも。何か高梁の時と同じ展開です。今年の久光さんは何かいけないのか。全日本に精力を吸い取られ過ぎたのか。岡山はどの選手も決定率高いです。僅差で進んでいましたが、結果は8点差であっさり終わりました。25-17で岡山が1セット取りました。
 
 第2セットスタート。このセットは久光さん先行しています。岡山はどの選手も気負いせずに自信を持ってプレーできているように見えます。年齢もお互い近く、バランスがいいのかな。岡山ちょっと点を詰めてきました。久光さん逃げ切れるか。
 久光さんはトランジションがまだ不安定な部分が大きいのか、全日本の影響を修正できないまま、ここまで来てしまったと解説しています。新鍋選手の得点が少ないです。さぁ5点差、これで追いつけたらすごいのですが。でも、久光さんの強いスパイクを観ていると、従来の久光さんに戻ったのかなと思ってみたり。ここで岡山は長瀬選手投入。余り観ていなかった選手。終盤で2点差までいきました。とにかく今日はクルクルが多いな。ここで居村選手のサーブミス。もったいない。これで流れが行ったかと思ったら、よし、デュース! 追いつきました。ここで最初の岡山のチャレンジですが失敗。惜しかったですね。26-28で第2セットを取られました。 
   
 第3セット。よく岡山は喜怒哀楽のリアクションが乏しく、地味なチームと言われていますが、久光さんを見ると同様で、強いチームの立ち振る舞いとして、河本監督が言っているのかなと思います。でも、もう少しファンと距離感が近い親しみのあるチームになって欲しいです。今日の及川選手はスパイクミスが多い。久光さんは、ここ8年タイトルを獲っている王者ですが、どうしちゃったのかと解説で言っています。本当になぜ今年は弱いのか。岡山はフェイントが上手いし、久光さんは拾えない。強い時は拾っていたんでしょうけど。
 競り合っていましたが、岡山が少しリードしました。渡辺選手の名前が出ます。久光さんは攻撃がずっと単調と言われています。佐々木選手は助走なしで強烈なスパイクを打ちます。腹筋、背筋が強いのでしょう。25-19で第3セット取りました。やっぱ岡山強いです。

 第4セット。今日は河本監督ガンガンチャレンジを使ってきます。まぁ何度も成功させていますから。失敗してあと1回です。できたらこのセットで勝利を決めて欲しいです。このセットはちょっと久光さんが引っ張っており、岡山がバタついているのか。河本節炸裂と解説で言っています。現在のVリーグでこういう体育会系の「叱り」は珍しいそうです。岡山は今日は珍しくサーブミスが多いとも。
 さあ、岡山追いつきました。12-12で河本監督、最後1回のチャレンジを使う。勝つか負けるか。あー失敗でした。もうチャレンジは使えません。今度は久光さんのチャレンジ。すっかりビデオ判定が勝負を分けます。サッカー界ではまだまだ遅れている世界。こちらも失敗。あと1回。フェイント合戦でどちらも反応が早くなっています。今日の岡山は徹底してフェイント作戦です。逆転されて、流れを取り戻すべく吉田主将登場。22-25で第4セットを取られました。これでゲームカウントは2-2のイーブン。

 第5セット。15点先取です。いつもの岡山は第5ゲームで力尽きますが、今日はどうか。久光さんがリードしています。岡山のスパイクが決まらなくなってきました。フェイントも決まらず。変わって石井選手の決定力が高まってきました。宮下選手がセッターで出てきて、少し持ち直してきました。ファビアナ選手の凄みが高まってきました。ちょっとしんどくなってきました。久光さんが調子に乗ってきました。岡山のアタックがアウトになります。岡山は打つ手無しという展開。レフトの力の差と解説していますが、よくわかりません。久光さんはよく拾います。まるで昨季までのように安定しています。マッチポイントを取られた後に、岡山が盛り返しています。が、あと1点取られたら終わりの3点差。が、終わりました。うーむ残念。11-15で、セット数は2-3で負けです。
   
 何と、ヒロインインタビューの後に、吉田主将が登場。Vリーグ出場回数が230試合達成で、Vリーグ栄誉賞を授与されました。おめでとうございます。一番印象に残った試合と聞かれて、、2回目にベスト4に残ったシーズンだそうです。しかし、今年最後の試合が明日29日、来年は4日からという事で、正直正月休みが無い様子。気になるのはファイナル8ですね。少しでも勝ち進んで欲しいです。行けたら滋賀大会に行きたいかなと。
 とにかく、今季の岡山は強いから、試合を観ても面白いです。もう少しでカンファレンスの2位が確定します。1月でレギュラーシーズンが終了し、そのままファイナル8が始まります。普通に考えるとファイナル4には行けるはず。頑張って欲しいです。 

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監督、GMの力量35

2019-12-28 00:00:56 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 長くJ2でご一緒し、今季はJ3で頑張られた群馬さん。2年でJ2復帰を果たされました。おめでとうございます。J3に降格したら、なかなかすぐに上がってこないケース見受けられましたが、比較的早い時期に戻れましたね。また、湯もみ娘サポーターがCスタで観られるのはうれしいです。
   
【布先生が教え子と交わした熱い抱擁。群馬J2昇格の裏に市船の師弟関係。】
〔「君のような選手が必要だ」〕
「今から18年前の2001年。当時、中学3年生だった渡辺は千葉県のウイングスS.S.習志野でプレーしていた。そんな渡辺に熱い視線を送っていたのは、市立船橋高校の監督を務めていた布だった。
「当時から身体も大きかったですし、ウイングスでボランチなどをやっていて、彼の真面目なパーソナリティーが非常に魅力的だった。昔から上手い選手ではなかったですが、中学生の時から声を出して真面目に戦っている姿を見ていたし、リーダーシップもある。上手い、下手ではなく、絶対に市立船橋でやれると思っていた」
〔錚々たる先輩に囲まれた1年生。〕
「試合の出場こそ難しかったが、それでも布は1年生の渡辺を常にAチームに帯同させた。それは、布が渡辺に送った『将来は彼らのようにお前が柱となれよ」というメッセージでもあり、彼自身もそれをしっかりと感じ取っていた。」
「しかし、布はこの年の高校選手権優勝を置き土産に退職。翌年にU-16日本代表の監督に就任した。師弟関係はわずか1年で解消になった。」
〔背番号5をつけて成長、プロの道へ。〕
「その後、渡辺はすくすくと成長を続けた。2年で不動のレギュラーの座を掴み、先輩・増嶋とのコンビで高円宮杯全日本ユース(現・高円宮杯プレミアリーグファイナル)で優勝。その増嶋から背番号5とキャプテンマークを引き継いだ3年時では、インターハイ準優勝、選手権準優勝という成績を残した。翌年、ベガルタ仙台に加入し、プロキャリアをスタートさせた。仙台で10年、モンテディオ山形で2年過ごした後、山口へ移籍。そこで2年目のシーズンを迎えていた2018年、布はJ3群馬の監督に就任していた。」
「『夏くらいに、布先生から「もし来年、群馬がJ2に上がったら力を貸してほしい」と電話をもらったんです。教え子なんて数多くいるのに、なぜ俺に声をかけてくれたのかが不思議だったし、嬉しかった』その年、群馬はJ3で5位で終わり、J2昇格を果たせなかったが、渡辺も去就について不穏な空気が流れ始めていた。」
〔「先生と生徒だった関係は取っ払って」〕
「渡辺は中学時代と同じように布の誘いを受け、群馬へレンタル移籍を決断した。同時に厳しい言葉をかけていた。『ただ、お前が来るからと言って、スタメンで使うとは思うなよ。ちゃんとした競争がある世界だから、お前がちゃんと正当に(ポジションを)勝ち取らないと。俺とお前が先生と生徒だった関係は取っ払ってやってほしい』その言葉には、教え子への愛情が詰まっていた。」
〔リーグ戦全試合フル出場。〕
「開幕戦からCBとしてレギュラーの座を勝ち取ると、リーグ34試合の全試合にフル出場。勝てない時期も、昇格圏内から遠のく時期もあったが、布は渡辺をずっと使い続けた。彼もその期待に期待に応えるべく、すべてをチームのために注ぎ込んだ。最終節の福島戦、その2人の思いが結実する。J2昇格がかかった大一番で、均衡した試合を動かしたのが渡辺だった。」
〔宝物となった群馬での1年間。〕
「昇格決定から3日後の12月11日、布監督の退任が発表された。またしても2人の師弟関係は1年間で幕を閉じた。布はそれを察していたのだろうか。福島戦後のミックスゾーンで渡辺を呼び寄せ、こう言った。
『まさか教え子と一緒に戦えるとは思わなかった。1年間、本当にありがとう』 師弟関係は実質2年間。だが、すべて渡辺の人生において重要なセクションだった。」
引用:NUMBER WEB
   
 【「怖いっす」師弟関係は市船時代のまま…群馬のJ2昇格に貢献したチームリーダー渡辺広大が明かす舞台裏】

〔恩師を男にするという目標を達成できたことに安堵〕
「昨年J2昇格を逃した群馬は今季、J2の山口からレンタルで渡辺を獲得。市立船橋高出身の渡辺が1年次まで、同校の監督を務めていた布啓一郎監督(今季限りで群馬の監督を退任する)との縁があっての獲得で、布監督は高校でキャプテンを務めた渡辺を群馬のキャプテンに据えた。そんな布監督について渡辺は『怖いっす。僕だけです。直立不動でピシッとしているのは。』」
「しかし、その恩師への信頼は絶大だ。 『口数は多くないですが、選手のトラップとか細かいところをしっかり見ています。毎日ピリピリした中で練習できています』と布監督の洞察力の鋭さを語る。『僕らは甘さや未熟さがかなりあるなかで、研ぎ澄まさせてくれたのは監督です。練習も一切手を抜かせてくれません。いろんなチームが週4日で試合に持って行きますが、ちょっと(負荷を)下げる日があるのですが、僕らはそれがありません。ずっと気持ちを入れてやっています。ベテランの我々はきついですが、若い選手は常に集中力を持ってやれていましたので、慣れるしかありませんでした』とハードなトレーニングを振り返った。そして昇格決定。」
引用:サッカーダイジェスト

 これらを見ると、布監督の存在が大きく、それを補完したのが市船時代の愛弟子の渡辺選手であったことがよくわかります。渡辺選手は昨日の発表で、山口さんから完全移籍で群馬さんに来ますね。布さんは2015年から3年間J2岡山のコーチを務めていますが、その間どんな実績があったのかは不明。2018年から2年間群馬さんの監督を務め、今年見事J2復帰を果たされました。その昇格の立役者の布監督は今季で退任。来季は山雅さんの監督をされるそうですが、J1復帰まで導いていけるのかな。
 一方の群馬さんの新監督は、2002年から2003年にザスパ草津で選手兼任監督を務め、JFL昇格を成し遂げた奥野僚右氏が就任するそうです。奥野氏は2012年より2013年まで、山形さんの監督を務めています。さあ、どうなるのか。運営会社にもJ2復帰に合わせて動きがありましたね。
   
【「草津」との別れ…J2復帰のザスパクサツ群馬、運営会社名と所在地を変更へ】

「ザスパクサツ群馬は25日、運営会社の名称を「株式会社草津温泉フットボールクラブ」から『株式会社ザスパ』に変更すると発表した。変更日は来年2月1日。また本店所在地を群馬県吾妻郡草津町から群馬県前橋市に移転するという。
 クラブは変更の目的を『今後「県民クラブ」としてより一層、充実・発展していくため』と説明。Jリーグ加盟当初は『ザスパ草津』として親しまれ、13年から『ザスパクサツ群馬』に改称した経緯を持つが、ついに運営会社や所在地からも『草津』の名が消える形となった。」
引用:ゲキサカ

 ホームタウンを群馬県全域で運営を行う中で、クラブ発祥の地「草津町」をリスペクトしながら、今後「県民クラブ」としてより一層、充実・発展していくとしています。今季、苦しい経営を強いられましたが、クラブとしても成長を続けており、スポンサー収入の増加で20年1月期は赤字を解消する見通しだそうです。一方J2やその先のJ1での戦いを見据えて、練習環境やスタジアムの改修などの課題も待ち受けるとあります。
 「草津」の名前が徐々に消えていっていますが、県民クラブとしては通らなければならない道かもしれません。この流れで言うと、鳥栖さんも、「サガン」としているクラブ名に「佐賀」を入れる流れがそのうち出てくるかもしれませんね。1県1クラブで県庁所在地以外のホームタウン名がついているところは、あとは鳥栖さんと八戸さんで、県民クラブを追求するなら、県名か県庁所在地市を付ける事になると思います。
 とにもかくにも、群馬さんお帰りなさい。群馬さんといえば、2017年のJ3降格危機の時に経営サイドの話題が出ました。その時話題になったtonan前橋ですが、今季、「プロのクラブを目指すのではなく、アマチュアクラブとして地域貢献・地域密着を目指し、子供たちから大人までに愛されるスポーツクラブを目指す」として、Jリーグ百年構想クラブから脱退されています。つまり、群馬県は群馬さん一本になったという事。これからも頑張って欲しいですね。
 J3群馬関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171211    
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171113
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140427
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130413
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130207
  〃    
④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100311
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090520
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051022
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051020 

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サポーターについて47

2019-12-27 00:01:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日のこと、唐突にビックリするニュースが飛び込んできました。何と広島さんの来季のアウェーユニがおかしげな色になり、サポーターが反発しているとの事。「紫を取り返せ」ってすごいハッシュタグだと驚いてしまいました。チームカラーはクラブのアイデンティティを決める命とも言えるアイテム。そんなに軽々しく触れるものでしょうか。
   
【サンフレッチェ広島サポが「#紫を取り戻せ」 「赤い」アウェーユニに激怒、クラブに対応を聞いた】
「サンフレッチェ広島が来シーズン着用する新しいアウェーユニフォームのデザインに、インターネット上で反発の声が殺到している。クラブを象徴するカラーである『紫」を排し、ライバルクラブをイメージさせる『赤』を使用したのが最大の要因だ。ツイッターでは『#紫を取り戻せ』のハッシュタグも作られ、サポーターの疑問や怒りがやまない。
 サプライヤーのナイキジャパン(本社・東京都港区)は、赤を選んだ1つの理由としてプロ野球・広島東洋カープのチームカラーにインスパイアされたとしており、クラブの説明もこれを踏襲している。」
〔「ナイキと各クラブの理念が反映されています」〕
「ナイキジャパンは2019年12月23日、J1でユニフォームを提供している鹿島アントラーズ、浦和レッズ、広島が20年シーズンに着用するアウェーユニフォームデザインを発表。赤色のトーンは若干違うが、シャツとソックスは白地、襟元は赤、パンツは赤という組み合わせは共通している。『3クラブ史上初の統一テーマの新アウェイユニフォーム』という。
 背景にあるのは東京五輪で、『スポーツの魅力や楽しさ、感動、そして、幸せや平和の実現をフットボールを通じて目指すというナイキと各クラブの理念が反映されています』と説明。」
〔クラブにはメールで約600件の問い合わせ。〕
「『#紫を取り戻せ』のハッシュタグも作られ、多くのユーザーが声をあげている。」
「ナイキの発表にあるとおり、3クラブのカラーは浦和と鹿島が『赤』であるのに対し、広島だけは『紫』だ。さらに、赤を使う説明としてホームタウンを同じくする『広島カープ』を引き合いに出したことが重なり、クラブとしての『アイデンティティ』を問う声もあがる事態となったようだ。」
〔温度差はあったと思います」〕
「確かに広島の歴代アウェーユニは、特にサプライヤーがナイキになった11年以降、紫以外の色を使ったものが散見される。過去にはオレンジや蛍光イエローといった特徴的な色もあった。『ナイキさんからこういう色はどうですかと相談を受け、クラブがそれに承諾して決めてきました。今回もその流れを踏襲しています。』」」
「『想定以上に「赤」に対する嫌悪感をサポーターが持っていました。浦和さんについては当クラブの主力選手を複数獲得してきた歴史もあります。同じく赤をクラブカラーにする名古屋グランパスさんにも、FW佐藤寿人ら主力が何人か移籍しています。そういったクラブに対し「悔しさはないのか」という意見もありました。』」
「広島カープさんについては、何も媚を売っているわけではありません。広島県にはサンフレッチェやカープさん、Bリーグの広島ドラゴンフライズさんもあり、スポーツ界全体で広島を盛り上げていこう、協力しようという意識を共有しています。カープさんの赤を使ったことには、そうした仲間意識の意味合いがあるのです。しかし、サポーターの中には必ずしもそうは考えない方もいました。ここにも温度差があったと思います」
〔「撤回は考えていません」〕
「批判が相次いでいるが『撤回は考えていません。今季はこのアウェーユニフォームでいきます。我々も信念をもって決めています』と見直す予定はない。ただし『頂いたご意見や、サポーターとクラブとの間にギャップがあったことは真摯に受け止めます。次回以降のユニフォームで考えていかなければなりません』と話している。」
引用:J-CASTニュース

 いやぁすごいニュースでしたね。ここのまず問題は、ファン・サポーター不在のまま、クラブが独走しすぎた点。広島さんは肝心の大事な事を忘れている。ファン・サポーターはお客様(消費者)、神様まではいきませんが、日々の売上に直結する大事な存在です。次の問題はセカンドユニとはいえ、チームカラーではない色を使っている点。「色」は実は大事な部分です。イメージを左右し、消費者の購入行動につながっていきます。そこの判断を間違えると、極端な話をすればボイコットされます。事実、広島さんもSNSでネガティブキャンペーンが行われていましたね。
 次の問題は競合であるJ1の他2クラブと同じデザインにする点。いくら東京五輪を盛り上げると言われても、少々無理がある。しかも強豪相手が悪かった。選手をヘッドハントしていった浦和さんを筆頭に、赤系という事で名古屋さんの名前も挙がっている。そしてカープの存在。いくらマスコミで取り上げられて、広島での「ブーム」になっていても、広島のファン・サポーターには余り関係が無い。岡山と比べてまだ広島さんは「トップス広島」でクラブ同士が仲が良い。クラブ間連携ゼロの岡山で同じ事が起こったら、どういう事になっていたか。

 これはまさに、ファン・サポーターとの対話を軽視して、クラブ本位で勝手に独走してしまうとこうなるといういい事例です。よく「フロント側の強い意向」でどんどんクラブの価値観を押し出していく事例がありますが、ファンと対話した上での行動は進化していくが、クラブだけでそんな事をし続けていったら、地域に根を張れずに観客動員数が減少化していくと思います。まぁ対話ですね。Jクラブでも当ブログで付加価値が高いとしているところは大体サポカンをやっています。逃げてはだめ。その怖がる相手が一番の常連顧客なので。
 という事で、広島さん頑張ってください。ナイキさんも撤回して、普通の色で出せばすべてが収まるでしょうが、東京五輪を口にしながら強引に突き進めると来場客は減り、気が付いたらそのうち、Cスタで山陽本線ダービーをやっているかもしれませんよ。
J1広島関連: / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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Jリーグへの道について38

2019-12-26 00:01:00 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 少し前に福山SCCを紹介させていただきましたが、今年ジャンプアップを見せています。県2部で7部カテゴリなのですが、天皇杯の広島県予選の決勝まで進み、先日開催された「新ビジョン発表会」で、新しいチーム名をはじめ、いわゆるブランディング刷新を実行されました。まるでJリーグのように。そのクオリティの高さにビックリでした。イメージ的には奈良クラブさんとイメージが被ります。いろいろ情報がでてきたので、一緒にリスペクトしていきましょう。

   

【“福山シティクラブ”が掲げる「地域課題解決型総合クラブ」とは】
「福山という地が密かに、日本サッカー界において話題となっている。今年4 月の天皇杯広島県大会決勝戦。県2 部所属ながら天皇杯予選を勝ち進んでいるチームがある、という話に興味を惹かれて会場に足を運んだ。」
「そんな福山SCC が 11 月18 日、『新ビジョン発表会』なるものを開催。そこで語られた内容は、およそ県リーグ所属クラブのビジョンとは思えない、ややもすると誇大とも言えるほど壮大なものだった。」
〔「地域課題解決型総合クラブ」とは?〕
「福山シティクラブは発足時から『まちづくり』を主眼としており、あくまでサッカーはその手法の一環であるという考えに基づき活動してきた。ただ、地域課題解決型総合クラブとして今後は『従来の漠然とした考え方でではなく、こちらから出向いてもっと地域に踏み込んでいく』と新たにクラブの副理事長となった岡本氏。具体的には、
●地元企業や自治体のニーズに対して、スポーツで貢献できることを提案していく
●地元企業の福利厚生、健康管理への施策提案
といった、地域だけでなく企業や自治体も巻き込んでいく活動を計画しているという。
『宣伝広告費としてスポンサーになってもらう形はもう古い。レバレッジを効かせて、お互いにもっと利益になるように動いていきたい。慈善事業ではなく投資案件として捉えてもらいたい』(岡本副理事長)」
「名称変更に伴いクラブエンブレムも一新。それだけにとどまらず、シティグループ統一の『スポーツ用』に加え、新たに立ち上げる『ライフスタイルブランド用』の2 種類を用意。ライフスタイルブランド用エンブレムはいわゆる『ユベントス的モチーフ』を用いており、スタイリッシュで普段使いに溶け込みやすいデザインとなっている。国内では東京ヴェルディや奈良クラブなどが 2種類の意匠を使い分けているが、県リーグのクラブでここまで用意しているのは異例だろう」
「地域課題の解決、ブランドの水平展開、多種目の運営、スタジアムの建設、ジュニアユースの複数設置などなど、この日掲げられたビジョンには『正直こんなことが本当にできるのだろうか……?』という内容がてんこ盛りである。ただクラブとしては『ビジョンは壮大だが、同時にリアリストでなればならない。ここからは泥臭く動いていく』(小林政嗣代表理事)」
引用:footballista
   

【福山SCC が持つ熱量とビジョン。地域一丸で「福山創生」を目指す】
〔目指すは2022 年のJ リーグ参入〕
「福山SCC は選手、クラブとファンが一体になってJ リーグ参入を目指す。試合後に岡本佳大GM に話を聞くことができたが、その言葉からは確かなビジョンが感じられた。取り組み事例を挙げると、J リーグを目指す社会人クラブはスポンサー企業に選手を受け入れてもらって給料を肩代わりしてもらう形が一般的だが、これはスポンサー企業にとっては負担であり、リスクも存在する。そこで福山の場合は、自前で事業を起こして選手にそこでの働き口を斡旋する、というスキームを構築している。」
「岡本GM はさらに『将来的にはJ1 まで上がれなくても、J2・J3 で毎週数千人が集まる盛り上がりを福山に作りたい。福山市とともに成長していきたいんです』と語ってくれた。福山SCC は1 年毎にカテゴリーを駆け上がっての2022 年J リーグ参入を目標に掲げているが、今日の熱量ならば本当にそのとおりに行くかもしれない、そう思わせるものがあった。」
「福山市は人口46 万人を抱える中核都市ながら、地理的要因と独自の文化性からカープ、サンフレッチェ、ファジアーノのいずれもが取り込みきれていないプロスポーツ空白地だ。内から発展するほうが可能性が高いかもしれない。」
引用:footballista

 地域密着ではなく、地域連携でもなく、総合型地域スポーツクラブでもなく、地域課題解決型総合クラブ。新しいスタイルですね。実現したら、福山の地が全国的にすごいことになるとおもいます。更にもう一歩、行政や地元企業を巻き込んで地域課題解決に取り組むということですか。いわゆる「健活」にも独自に取り組みようですね。

 壮大なビジョンでありながら、現実的にはJ2くらいで活動してもいいというのも、よりリアリティがあって、早く実現するのではという印象があります。具体的なビジョン内容については、次の機会で紹介させていただきます。 確かに福山がある備後地域は、岡山市からも広島市からも遠く、空白地帯だと思います。福山市は人口では広島県で2番目の規模で、ちょうど倉敷市に近い感じですね。もし、J3くらいに来ると、井原や笠岡、浅口の辺りの井笠地域が取り込まれるのではないかとも思いますが、そうなってしまったらJ2岡山が競い負けたという事でしょうがないのかなとも思います。個人的に、今治FCやいわきFCはスポンサー色が強く、地域性をそれほど感じないので、若干ネガティブな姿勢ですが、福山さんに関してはポジティブな印象を持ちます。頑張って欲しいですね。
福山シティクラブFC公式HP:https://fukuyama-city.com/
福山シティクラブFC(福山SCC)関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190604
   〃              ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170825

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ボランティアの力265

2019-12-25 00:01:00 | トライフープ岡山

 ボランティアレポです。試合中の画像は安氏に提供いただきました。
 先日、笠岡総合体育館で開催された、トライフープ岡山のホーム鹿児島戦にボランティア参加してきました。同じ日にシーガルズの首位決戦のホームデンソー戦があり、誰か行く人があればそっちだったかもしれませんが、トライフープにボランティア申込した後で、シマカズ氏から連絡あり。まぁしょうがない、そんなものです。今節は笠岡という事で、ボランティアも少ないと思い、ここで倉敷市民が行かねばと思いました。
   
 自家用車で会場入り。関係者用駐車場も普通に停められて入場しました。ここ最近ではシーガルズのファン感で行く事が多かったのですが、この日はちょっと違った景色。受付からボランティア控室へ。途中でGM補佐がちょっとAMDAやウルトラスの話をしてくれる。控室は会場の奥の器具庫でした。入ってみると、前に一緒になったファジボラの藤氏、他に何度か一緒になった女性ボラ2人。何と、あれほど皆勤賞を誇った西氏の姿が無い。珍しい日でした。一体どこへ行かれたのか。
 この日のポジションは入り口ゲートでした。この日のトライプ君のアテンドは藤氏。前任者としてほんの少しレクチャーさせていただきました。ファジボラではリーダーの藤氏もちょっと勝手が違う様子(笑)。ドアには何と、2月22日のWリーグ岡山大会で、トライフープの試合と同時開催とか。今やアジア№1の実力の女子バスケ。女子でも1部なので見ごたえありそう。渡嘉敷選手とか見てみたいなぁと。
       
 まずはゲートの机で配布物のセッティング。いつものMDPに、笠岡のいろいろな冊子を組み込んでいく。地域性が良く出た微笑ましい光景でした。また、このは笠岡市のボランティア団体「ぼっけーまち会議」のメンバーさんが何人もボランティア参加され、楽しく活動できました。親子で参加されたのか、小さい子どもさんもおられ、小さいなりにボランティア活動をしていました。大人のメンバーさんも明るく丁寧な対応でとても助かりました。ボランティア現場もこういうのがいいなと思いました。
 ドア近くにグッズの宣伝等が流れるモニターがありましたが、そこに「ファンの皆様からのグッズアイディア募集中!」とあり、「#こんなのどう物販くん」というハッシュタグでツイートしたらいいそうです。物販氏に聞くと、それなりにアイディアが出ているとか。
   
 鹿児島さんのコアブースターさんから気さくに声を掛けられる。いろいろと情報交換をさせていただきました。試合後にはお菓子の差し入れをいただくし。ありがとうございます。この日、試合が普通に終われば、新幹線で速攻帰るそうですが、岡山はやや試合が長引くからと口にされる。この日は普通の長さで終わって良かったですね。お気をつけて。
 あと、今やトライフープのコアなファン化している、ウルトラスのモリカツ店長ファミリーが来場。揚げもちを差し入れいただきました。ありがとうございます。
   
 最初は入り口のもぎり担当でしたが、自然と再入出場口(すぐ隣)になってしまう。いつも西氏が立っているところ。そうしていると、応援団・浅口の安氏が来場。ボランティアで一緒に観れませんがと誘ってはいましたが、ちょっとビックリ。律儀な方です。2F席へ行かれ観戦されていました。
 GM補佐や物販氏などフロントスタッフの皆さんは、ボランティアメンバーに細かく気を使っていただきました。特に中島代表さんが、試合が始まってから「もう余り入場者は来ないのでこちらで対応します。どうぞ試合を観に行ってください」と声をかけてくれる。「いえいえ」と、他のクラブの時と同様に持ち場は離れませんよと辞退したのですが、何となく他のメンバーさんも「じゃあ、お言葉に甘えて」という事になっていったので、筆者も結局お言葉に甘えさせていただきました。ボランティアに来て、これほど試合をじっくり観せてもらったのは、湯郷ベルの試合以来かな。何か申し訳ない展開でした。
   
 試合ですが、前半戦(第2クォーターまで)は拮抗した本当にいい試合。第3クォーターから徐々に岡山がリードしそうになるが、鹿児島さんが追いついてくる展開。第4クォーターの最後にも追いつかれて、一発逆転されてもおかしくない展開となっていました。ただ、最後の数秒で劇的に3Pシュートが決まり、83-80とドラマチックな勝ち試合となりました。まさにしびれる試合。2F会場を観ると、安氏がタオマフをぐるぐる回していましたが、良く見ると白く、普通のタオルの様子。とにかくトライフープを気に入ってもらった様子で良かった。
 
 試合後、来場者をお見送り。安氏が下りて来たので早速・・・「タオマフはやっぱブルーでしょう」と言ってみると、見事にご購入いただけました。今度はもう少し早めに教えてくれたら一緒に観戦できるのですが。いい雰囲気のままで、試合が終わりました。GM補佐から終礼の声がかかって控室へ。汗をかく撤収作業も無く、この日も気持ちよくボランティア活動を終える事ができました。ふと、いろいろな競技のボランティアに行っていますが、ここ最近では一番気持ちよく過ごせたボランティア活動かもと思ってみたり。お疲れ様でした。
   
 あと、最近GM(AHC)の最近のツイッターで、ファンの応援に対するクラブの姿勢や考え方がよくわかるツイートがあったので紹介させていただきます。
ツイート「サッカーのチャントとか野球の応援ぽいのを混ぜるのはオリジナリティがあって、すごくアリだと思うが、バレーやその他の競技の『せーの!チャ!チャ!チャ!』はバスケットには向いてないと思う。だから、岡山の皆さんでチャントや応援スタイルが定まってきたら鳴り物解禁かな」
ツイート「フロント側の強い意向で鳴り物というか音の出る物は避けている。メガホンやバルーンは単価は安いし、利益率も高いため惜しいが、やはりファンの方々の声と手拍子が聞きたいし、ファンの方々とクラブが応援スタイルを『創って』いくというプロセスをしたい。」

 昨年J2岡山の観戦もされたGMはサッカー好きの様子。トライフープにサッカーのサポーター文化を取り入れたいようにも映りますが、いい事だと思います。サッカーのサポーター応援の基本は「声」ですから。確かクラブの方針で「ブースター」という言葉もできれば使いたくないと聞いた覚えがありますが、いろいろ取り組んでみるのもいいのではないでしょうか。ちなみにサポーターチャントでは某黄色いチームも面白いと思いますよ。オリジナル性が高く、しかも面白い。そういう風にファンとクラブが応援スタイルを一緒に作っていくためにも、「ファンの集い」を開催したらどうかと個人的には思います。これはリベッツさんにも言っている事ですが。カンファレンスではなく、あくまで集い、交流会。

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優勝の味50     

2019-12-24 00:01:36 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今季のJ1優勝チームは横浜F・マリノスさんでした。おめでとうございます。1995年、2003年、2004年に続いて15年ぶり通算4回目の優勝です。確か昨季は残留争いに片足を突っ込んでいたような覚えがありますが、すごいジャンプアップです。また、少し前にはついにJリーグに外資という黒船が来たと言われて、ネガティブな言われ方をしていました。また、あれほど素晴らしい専用練習施設だったマリノスタウンを解約し、公共の施設に練習場を移したりと、儲かっているのか厳しいのかよくわからない動きもされていましたね。そんな中の優勝、文句なしに素晴らしいです。いろいろ言われた事がこれでチャラになりました。
     
【2年前までは大バッシング……横浜F・マリノスが優勝できた理由とは?】
「守備的なサッカーばかりのJリーグの中で、アンジェ・ポステコグルー監督が志向するポゼッションサッカーは一線を画しており、『結果ももちろんだが、内容が素晴らしい』と賛辞が送られているのだ。
 しかし、マリノスといえば、2年前までは大バッシングを受けていた。17年、エリク・モンバエルツ監督の戦術や若手起用で出場機会が減った中村俊輔が移籍したことで、マリノスのフロントに対し、ファンやメディアから批判の声が上がった。」
「確かに、モンバエルツ監督の若手起用は成功だった。彼に見いだされた喜田拓也は今季のキャプテンを務めるまでに成長し、J1リーグ走行距離ナンバー1のスタミナでチームを支えた。また、俊輔は移籍以降、マリノスでのパフォーマンスを超える活躍を見せられていない。それは齋藤も同様だ。
 ただし、モンバエルツ監督と選手のコミュニケーションがうまくいっていなかったのは事実で、戦術も守備に重きが置かれ、退屈な部分もあった。若手が育ったことを受け、マリノスのフロントは、世代交代の改革からチーム戦術の構築に進む。そこで、オーストラリア代表にポゼッションサッカーを導入し、チームに軋轢も生まなかったポステコグルー監督に白羽の矢が立った。そして、初年度で攻撃を構築し、2年目で中盤の守備を整え、優勝という結果を出した。まさにフロントが描いたロードマップ通りである。大バッシングを受けてもブレず、改革を推し進めたマリノスの功績こそ、評価されるべきであろう。」
引用:日刊サイゾー

 そうでした、外資が到来したのと同じタイミングで、俊輔選手が磐田さんへ移籍し、クラブ自体が若がえりを図ったのでした。前監督の采配もそんなに批判されていたのですね、知らんかった。マリノスさんは、いろいろありましたが、すべてフロントの采配であり、結果的に成功した訳ですね。外資のやり方が成功したというのは微妙な感覚ですが、まぁ結果オーライになるのかな。
 でも、今回のマリノスさんの成功で、更に外国から外資がJリーグにやってくるのではという懸念があります。中国資本とか、レスターのようなタイ資本だったりして。Jリーグがどこまで規制できるのか。
   

【マリノスを堅守から超攻撃へと変革した、ポステコグルー2年間の頑固で揺るぎない信念】
〔このスタイルが勝利に一番近い方法〕
「横浜F・マリノスのアイデンティティーは何か。2017シーズンまで、と期間を限定すれば、答えは堅守となったはずだ。J1が18チーム体制となり、年間34試合を戦うようになった2005シーズン以降で、総失点がリーグ最少を数えたのが2度。ほとんどのシーズンで上位3位以内にランクされ、2017シーズンまでの13年間の平均が35.8を数えてきた総失点が、一転してワースト3位の56へと跳ね上がったのは昨シーズンだった。
 ハーフウェイライン付近にまで最終ラインを上げ、背後のスペースをケアするゴールキーパーがビルドアップにも加わる。左右のサイドバックはタッチライン際ではなく中盤の、それも中央に絞る『偽サイドバック』と化して、数的優位な状況をつくり出しながらポゼッションを高める役割を担う。」
「アンジェ・ポステコグルー監督が掲げた斬新なスタイルは、2005シーズン以降では最多となる56ゴールをマリノスにもたらした。リーグでも2位タイにランクされた得点力はしかし、失点を激増させる副作用を伴っていた。」
〔選手からの信頼を勝ち取った「ボス」の信念〕
「(アンジェ・ポステコグルー監督は)2009年秋からの約2年半の間に、Aリーグ・ファイナルシリーズを連覇するなどタイトルを独占。オーストラリア国内で最も成功した監督と賞賛された源となった、結果とエンターテインメントを両立させるスタイルに絶対の自信を抱いてきた。世代交代を進めながらオーストラリア代表をFIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会出場へ導き、2015年1月に自国で開催されたアジアカップも制覇。大陸間プレーオフを勝ち抜き、オーストラリアにロシアW杯の切符をもたらした直後に辞任し、マリノスでの新たなチャレンジをスタートさせた。」
「絶対的な自信を抱く独自のスタイルが最初は混乱を引き起こしたのだろう。」
「勝利は全て選手のおかげとたたえ、負ければ進んで批判の矢面に立つ。身長184cmで恰幅のいい大きな背中は、タイトル獲得への航路を進んでいくうえでの最高の羅針盤となった。畏敬の念を込められながら、ポステコグルー監督はいつしか「ボス」という愛称で呼ばれるようになった。」
〔マリノスに関わる全ての人たちのベクトルを同じに〕
「残留争いを強いられたとはいえ、総得点では56をたたき出した。膨らみかけた手応えを、ポステコグルー監督のぶれない姿勢がまっすぐに伸びる、マリノスに関わる全員の思いを乗せたベクトルに変えた。もちろん、昨シーズンと同じ戦いは演じさせないとばかりに、指揮官も進化を促す。」
「攻撃は最大の防御なり、を合言葉に3トップを形成する左からマテウス、エリキ、日本代表に初選出された仲川輝人、そしてトップ下のマルコス・ジュニオールが激しく、そして連動的にプレッシャーをかけ続ける。4人がコースを限定するから、後方での奪いどころを共有できる相乗効果を生む。総失点38はトップのセレッソ大阪の25から大きく引き離された7位。しかし、引き分けを挟んで3連勝と7連勝をマークし、無双の強さを身にまといながら美酒に酔った最後の11試合に限れば8失点に抑えている。その間に31ゴールを奪ったマリノスの攻守は、究極のハーモニーを奏でていた。」
〔勝ち取った栄冠は新たなアイデンティティーの礎に〕
「今シーズンのマリノスは、主催した17試合で45万9168人、1試合平均で2万7010人を動員した。昨シーズンの37万401人からの伸び率24%、同じく2万1788人だった1試合平均の入場者数の伸び数5222人はいずれも、昨シーズンもJ1を戦った16チームのなかでトップをマークしている。」
「優勝まであと1勝まで迫りながら涙を飲んだ2013シーズンの46万7425人、平均2万7496人には及ばなかった。しかし、ラグビーワールドカップが開催された関係で日産スタジアムを使用できず、キャパシティが1万5454人と小さいニッパツ三ツ沢球技場で5試合を主催している。」
「伝統の堅守から常識破りの攻撃力へと、今シーズンのマリノスは看板を鮮やかに変えた。頑固一徹な指揮官が掲げた、斬新なイノベーションにも映る改革路線を信じ抜く思いが選手、スタッフ、フロント、シティ・フットボール・グループ、そしてファン・サポーターとマリノスに関わる全ての人間を巻き込み、頂点を勝ち取った成功体験が新たなアイデンティティーを生み出す礎になる。」
引用:
リアルスポーツ

 やっぱり監督によってチームの成績は左右されますね。ポステコグルー監督はとにかく攻撃サッカー、しかもポゼッションサッカー。外国籍選手の登録が無制限になったのも大きいですね。柏があそこまで勝っていったのも、ネル監督のネットワークで次々と有望ブラジル人選手を補強していったから。また、最終節のホーム戦に63,854人来場したというのもすご過ぎ。日本代表もうらやましいところでしょう。
 偽サイドバックとしてGKがポゼッションサッカーに加わるのも面白いです、この度正式にマリノスさんに完全移籍した、元岡山の中林選手も同じプレーをしていたのかな。

【横浜F・マリノス躍進の要因を分析すると川崎が優勝を逃した理由もわかる】
「横浜FMがなぜこれほど急浮上することができたのか。その要因を探ろうとした時、真っ先に挙げられるのは、その攻撃的サッカーになる。他のチームとは一線を画すアンジェ・ポステコグルー監督の采配に目が向く。しかし、それだけだろうか。先週の土曜日に行なわれた横浜FM対川崎フロンターレ戦で浮き彫りになったのが、ピッチに立った外国人選手の数だ。」
「横浜FMは外国人枠としてチアゴ・マルチンス、マルコス・ジュニオール、マテウス、エリキの4人が先発。さらに提携国(※)枠でティーラトンが、在日枠で朴一圭が先発している。」
「(川崎は常時、枠を余したまま1年間を戦った。)新しい時代の流れに対応できなかった。川崎が3連覇を逃した一番の理由だろう。ただ、これは川崎に限った話ではない。記録に目を通せば、多くのチームが外国人枠の変更に対応できていなかった実態が浮き彫りになる。」
「前節(第33節)にスタメンで先発出場した外国人選手(外国人枠、提携国枠及び在日枠)の多い順に並べてみた。
6人=横浜FM  5人=北海道コンサドーレ札幌  4人=鹿島アントラーズ、清水エスパルス、名古屋グランパス  3人=セレッソ大阪
2人=浦和レッズ、ヴィッセル神戸、ベガルタ仙台、サンフレッチェ広島、ジュビロ磐田  1人=FC東京、川崎、大分トリニータ 、サガン鳥栖、ガンバ大阪  0人=湘南ベルマーレ、松本山雅」
「(川崎の主力外国人選手はチームの戦い方と合わず出場時間が短かった。)そのことはシーズン前半に判明していた。その後、手を打つ時間があったにもかかわらず、手を打たなかったことが、横浜FMとの差に直結したといってもいいだろう。
 外国人枠をうまく活用できなかったFC東京が最後まで粘れた理由は、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場していなかったことと、エースのディエゴ・オリヴェイラがシーズンを通して大車輪の活躍を見せたことにある。ACLに出場する来季は、スタメンを張れる、助っ人と呼ぶに相応しい外国人をもう何人か獲得できないと、苦戦するかもしれない。
 外国人選手の活躍は、代表志向の強い日本にあって大きな話題になりにくい。アンドレス・イニエスタ(神戸)など、ネームバリューの高いごく一部の選手を除けば、軽視されがちだ。だが、サッカーのレベルアップ、サッカーそのものの娯楽度を追求すれば、不可欠な存在となる。来季は良質な外国人選手がより多く、Jリーグにやってくることを期待したい。」
引用:SPORTS BULL

 この記事では、マリノスさんの戦い方を賛辞すると同時に、川崎さんの成績についての理由としても述べていますね。外国人選手の出場数のランキングを観ると、確かに上位は多く使っているが、下位の方は0人とかになってくる。
 マリノスさんといえば、古い話ですが、忘れもしない93年のJリーグ開幕戦。ヴェルディさんとの戦いでしたが、確かマリノスさんが勝っているですよね。チーム名に「F.」が残っている限り、旧横浜フリューゲルスのサポーターの思いをずっと背負っていかなければなりませんね。来季はそんなフリューゲルスサポーターが作ったとも言える横浜FCと横浜ダービーを戦えますね。
 さて、これで来季からはチャンピオンチームとして、追われる立場になりますね。某黄色いチームもポゼッション負けせずに、勝ち切って欲しいものです。
J1横浜関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190714
   〃    ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181005
   〃    ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161208
   〃    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160613
   〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160508
   〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141106
   〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140210
   〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110910
   〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100909
   〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100829

   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100418
  〃   ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090627
  〃   ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090527
  〃   ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070615
  〃   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070212
  〃   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060914

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ファジアーノ応援団・浅口

2019-12-23 00:01:57 | ファジアーノ応援団・浅口

 浅口レポです。
 先日、岡山手延素麺直売所で開催いたしました。今回は岡事務局長さんの記事になりました。ちょっと論調というか、何かアイコンがいろいろ付いていますが、気にしないで下さい(笑)。今回は忘年会も兼ねての定例会でしたが、昨年はへんこつうどんで開催したのですが、へんこううどんはその後閉店し、現在工事中になっています。そんな中で、いつもの会場である直売所で鍋パーティーとなった訳です。
   
 師走の金曜日… 何かと忙しいなか11名のご参加、 ありがとうございました!😁 今年最後の定例会は鍋!
 まず、副代表Nさんの挨拶… Sさんの今季成績の総評… Kさんの乾杯… さぁ始まりです! 3つの鍋を囲んでそれぞれワイワイ! BGM(DAZN)は久保建英選手 南野拓実選手をリクエストされるも 残念ながらハイライトしかなく💦

 が、 その映像を観る暇ないほど話が(笑) いつもながら話題は抱負。移籍… チケット代… スタジアム… 次から次へと話題が進む。その間、なべ奉行はコロコロ代わり 食べる、飲む、喋る、の三拍子 みなさんお見事でした(笑笑)。
 そしてお楽しみのビンゴゲーム! 次々と数字をコールするも 「なかなか開かんがぁー💢」 「ぜんぜんじゃあー💢」 「関係ねぇー💢
終盤、一気に当選者続々! この最後の粘り…ファジに欲しい(爆)。応援団メンバーとの 楽しかった今シーズンもそろそろ終了… 集合写真を撮り、 ここで、 忘れちゃならないファジ締め! Kさんを中心に👏👏👏
   
 定例会にご参加いただいた皆様、 そしてFBでご参加いただいた皆様、 今年もお世話になりました! 来年もよろしくお願いします! がんばろう岡山!😄 長らく愛用されてます浅口応援団団旗 新しくしては? との意見がありました。

 今年もそんな感じでこの会のシーズンは閉幕しました。次の2月は早くも新シーズン開幕直後となります。東京五輪の影響もあって、J2開幕も2月早々になります。さて、2月の会の時はどんな状況になっていつのか。今回はまだ選手の移動は序の口の情報でしたが、噂ではあの選手、この選手という名前が出てきます。また、新入団選手はどんな顔ぶれなのか。とても楽しみです。お疲れ様でした。

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