事例紹介コラムです。
密かにはまっている事例があります。たぶん読者の皆さんでは、湘南関係以外の方はご存じないのでは。それは「3年B組ベル八先生」です。と言われてもまだわからないでしょう。同じパクるのでも、こういう楽しいのはいいですね。ノリ的にはJ1川崎と同じ匂いがします。なかなかマニアックな事例かもしれません。以下、抜粋して紹介。
4月8日(日)町田戦からホームゲームにて様々な情報を楽しく届ける「3年B組ベル八先生」がスタート。ベルマーレ放送部完全監修、選手全面協力のもと、来場客に楽しくわかりやすく観戦ルール&マナーを伝えたり、サッカーにまつわる質問などに答えていくコーナー。中でも、オープニングVTRは必見とか。スタジアムの大型ビジョンで開始45分前頃に放映されているようです。
という事で動画を観てみました。オープニングの歌は、海援隊の「人として」。シーズン1の「贈る言葉」かと思いましたが、「贈る言葉」はイメージが強いので、シーズン2のこっちの歌を選んだのかもしれません。三村ロンド氏プロデュースで、「特報VT」を見ると、ロンド氏の監督ぶりがよくわかります。放送されて会場は明るい笑いに包まれました。時々手拍子も。8日の第1回ではスクリーン真下に座っている町田サポさんもじっと見ておられる様子。感想を聞いてみたいな。終わったら温かい拍手。
最初のシーンで、坂本先生いや坂本選手(背番号8)が歩いて来るステップは、まさに金八先生です。たぶんああいうステップだったと思います。意識して大股なのかなと思ってみたり(笑)。
<キャスト等>
坂本ベル八: 坂本絋司(№8)
校長先生 : キングベルⅠ世
男子生徒 : 遠藤航(№3)、古林将太(№5)、猪狩祐貴(№16)、高山薫(№23)
ベルマーレクイーン: 井上ゆりな、大熊未沙、小原美緒
ジョギング中の外国人: マセナ(№9)、カルロス(コーチ通訳)
ヨンギ先輩: 金永基(№1)
制 作 :ベルマーレ放送部
<第1話: 動画>「荷物は座席に置かないの巻」 ・・・ 言わゆる「席詰め」です。
<第2話: 動画>「フィールドの大きさの巻」 ・・・ 105×68m。タッチラインの長さは、電車車両5台分からヨンギ選手55人分まで。
<第3話: 動画>「ポイ捨てゼロが失点ゼロにつながるの巻」 ・・・+ゴミ放置ゼロ。ビニール袋がピッチに飛んでくる事もあるとか。テストに出る?
<特報VT:動画>
黒板の横に書いてある「3年B組学級目標」は「勝ち点3にこだわる」というのが芸が細かいです。3話観て、すぐに思ったのが「サッカー少年とか子どもにはいい影響を与えるな」と。親から言われても聞かなかったのに、「ベル八先生が言っているから」と認識して、ポイ捨てしない大人になる効果があると思います。あと、キックオフの45分前の放映という事で、早い入場を喚起する目的もあるのかもしれませんね。
オープニングで映る道は、ひらつかアリーナから馬入サッカー場へ行く途中の土手の道で、以前に平塚へ視察へ行った時に実際に歩いている道。そういえば、雰囲気のあるいい道でしたね。
あと、思うのがこの「ベル八先生」にしても、主役は「選手」である事。最近思いますが、選手の地域・社会貢献活動が活発なクラブほど、選手会もしっかり活動されていると思います。読者の皆さんで、地元クラブで余り選手が街に出ていないところがあれば、選手会が有名無実でほとんど活動していないのかもしれませんよ。湘南さんはこちらをご覧あれ! 格が違いますね。
そして、「特報VT」を観ると、J2湘南にはYouTubeで、「湘南ベルマーレチャンネル」を2009年に開設されています。観ると、選手からサポーターへのメッセージなど面白そうな動画が並んでいます。Jリーグでも同様のYouTubeチャンネルがありますね。次の第4話を楽しみしています。アウェーで湘南戦に行くサポーターは、ぜひ「ベル八先生」を忘れずに。
サポティスタ該当ページ:http://supportista.jp/2012/04/news09121542.html
J2湘南YouTube「湘南ベルマーレチャンネル」:http://www.youtube.com/user/ShonanBellmareFC
J2湘南公式HP:http://www.bellmare.co.jp/
J2湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/51680
湘南ベルマーレ関連:30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
昨日、ウルトラスへ、ファジのアウェー熊本戦の生中継を観に行ってきました。到着したのが前半20分頃。遅刻です。お店に入ると、何か大勢入ってるなぁという印象。いつもの席(奥の一番前のテーブル)には山やん君だけが座っていました。山やん気合が入っています。ユニレプ装着、しかも14番です。プロジェクトRENの模範生ですねー 情報によると、うろたんK氏がダンマクを手に熊本に行っているとか。
先発メンバーがいつもと違うからか、前半はずっと熊本に押されていました。相手チームではありますが懐かしい顔を発見。某黄色いチームから今シーズン、熊本に移籍した蔵川選手です。仮面ライダーV3のチャントが思わず頭に流れます。元気そうですね。表情が生き生きしていました。結局、フル出場でした。熊本へ行って良かったですね。あと、GKは南選手。過去には五輪代表にも声がかかった名キーパーです。
そうこうしているうちに、女子の面々が順次登場。ますは市さん。友達を連れて来られました。お友達はサッカーは全くわからないそうですが、これも普及か活動ですね。試合後、きさんと3人でご飯を食べに行くとか。マヨさん、きさん登場。一挙に賑やかになりました。ミンキュン~、石ちゃん~ とお目当ての選手の名前がどんどん出ます。仙石ダンマクを画面で探すがなかなかない。途中、一瞬うろたん氏が映ったそうですが、わからなかったなぁと。
すぐ隣に、年配の男性が座って、美味しそうにビールを飲みながら観戦されていました。いつものように声をかける。カンスタでは9番ゲートくらいで観られているとか。
試合結果は皆さんご存知の通り、スコアレスドローでした。負けないというのが監督の最低限の目標だったのでは、だから負けなくて勝ち点1ゲットは良かったのではという声でした。去年の鳥取さんのように、シーズン前半は調子良くても後半失速という事にならないように、今の好調を維持して欲しいものです。
この日うれしかったのは、何と言っても来店客の人数。KGBさんも大勢来られていましたね。過去に目にしたこの人数は日本代表戦だったり、最近はなでしこジャパンでした。最初はイベントの打ち合わせや、別の飲み会のグループも含んでいるのかなと思っていましたが、岡山のシュートシーンで状況はすぐにわかりました。お店フロア全体で、ワァーッと大きな歓声が巻き起こったのです。いいですねー これくらいの大人数で地元Jクラブを生で応援している風景は。思えば、サッカーを語る会をスタートしたのが、2005年の暮れ(確か)。「いつか岡山にJリーグができて、このスポーツバーで、サポーターがいっぱいになって応援したいねぇ」と語っていました。この日のこの風景は7年を経て、一つ実現した気がしました。皆さん、今シーズンはナイトゲームが多いです。スカパー契約していない方はぜひ、スポーツバーに応援に来て下さい。時々貸切が入って中継をされない日もありますが、モリカツ店長は「できるだけ流したい」と言われています。行こうかと思ったら、ちょっとお店に電話する事をお勧めします。
SPORTS BAR ULTRAS :http://ultras086.com/
岡山市北区幸町7−20 アクタスビル3F / TEL:086-227-1998
今朝のファジ☆スタを観ましたが、竹田選手会長のインタビューがありました。ゾーンディフェンスといい、影山監督は調子のいい選手を使うという事で、直前まで先発がわからないからポジション内競争が激しいという内容に注目。うーむ、これは某黄色い昨年チャンピオンチームと同じではないか、ひょっとして意識してたりしてとちょっと思いました。まさか影山監督がこのブログを観ているという事はないでしょうが・・・ それにしても各クラブから注目される存在になったのに、14位って・・・ 今日の鳥栖戦はビューティフル2011年のような輝きを取り戻して欲しいですね。ちなみに、ファジ☆スタの選手リレーで竹田選手が指名したのはレン選手。皆さんぜひ観て下さい。
ファジ☆スタ公式ブログ:http://www.clubohk.tv/blog/fagisuta/
話は変わり先日、クラブから「2011年度 経営状況についてのご報告」が発表されました。純粋に「コメント部分が長いなぁ」という印象でした。経営成績に関する分析と次期の見通しの2本立て。情報公開の一つですが、実はJリーグから、毎年「Jクラブ個別情報開示資料」として発表されているので、こちらを観れば、1クラブだけでなく他のクラブと見比べる事ができます。
では、他のJ2クラブも同じ状況なのかというと、2010年の同じくらいの予算規模では、栃木、徳島、鳥栖、熊本が同じ「市民クラブ」ですが黒字確保しています。(熊本は債務超過) この話については、2010年だけですので、2011年の実績が出てから改めて詳しく触れたいと思います。
クラブライセンス交付のために必須となる「債務超過にならない」範囲内で、できるだけ機動的な経営を進めていきたいという事ですが、頑張って欲しいと思います。よく当ブログでは2010年から単年度黒字化(法人化以降)した「栃木型」を例に出していますが、他のクラブの経営環境など読者の方が普段知りえない部分を、これからも情報共有として紹介していこうと思います。
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1335492618
生観戦レポです。
先日、神戸ホムスタで開催された某黄色いチームのアウェー神戸戦に行ってきました。昨年は4人でしたが、今回は7名と増えました。7人乗りのM君号で行くという事で、中庄駅と瀬戸駅に分散して集合し、合流のもと一路神戸へ。レンサポガールズのマヨさんとみろっこさんが初めて参戦しましたが、そのすぐ前に座っていた後輩のK君が、SAで「後ろの話濃過ぎです。ついていけません」と思わず口にしていました(笑)。
2時間くらいでホムスタ到着。ですが、敷地内でイベントがあり、駐車場はいっぱい。何とかギリギリでいつもの地下駐車場に停める事ができました。余り時間がなかったために、スタジアムグルメになりました。何とレギュラーの「スタ飯ストリート」とは別に「カレーフェスタ」が開催されています。(自称)岡山カレー研究家としては、もちろんチェック済です。当方はキーマカレーとぼっかけカレーの2種類を食べてしまいました。「ぼっかけ」は牛すじとコンニャクを甘辛く煮たもので、神戸に行った時はよくぼっかけうどんを食しています。どちらも美味しかったです。今までいろいろとスタジアムフードのカレーも食べましたが、間違いなく№1の内容です。今度神戸に行った時には、そのお店に行ってみようと。他のクラブでは販売店がよくわからないスタジアムフードもありますが、鳥取さんにしてもどのお店かわかる演出はGOODですね。お店のPRにもなるメリットがあるので、こちらの方が付加価値が高いと思います。
アウェー通路に「エコプロジェクト」なるコーナーがありました。「床発電で電気を貯めよう」「ペットボトルキャップを集めよう」「分別ごみとして回収しよう」という事で、前に開催されたJ1清水戦での前回の回収量と累計数がキチンと発表されていました。単なる分別コーナーだけが置いてあるだけでなく、こうして解説ボードがあるといいですね。あと、紙コップのリサイクルコーナーがあり、こういうのは初めて観ました。この部分もやはり付加価値が高いと思いました。
アウェーゲートに行く途中に、「スタ飯ストリート」を通りました。両側に並んでいて、店数がずっと多いです。しかも商品写真ボードが大きく、とても買いやすいです。個人的には神戸さんのようなシンプルで、来場客に優しいスタイルの方がホスピタリティが高いと感じました。
中に入りました。すでに黄色い人たちがいっぱいです。我々も席を決めて座りました。何度も来ている空間ですが、やはり独特の雰囲気がありますね。もう少しチャンピオンTシャツを着ているサポが多いと思っていましたが、やはり今年のユニレプが多い。当たり前の事か。
試合前には、いつものように、RYKNさんの若手さんが黄色いビニールビブスを配布していました。到着した頃はちょうど、順番に選手コールをやっている最中。大体わかりますが、新しい茨田選手のものはちょっとわからなかったなぁ。ロボ君のも最後の音程がちょっと不確定。
応援コールですが、後日のネット情報では、神戸サポよりも黄色サポの方が声の音量が大きかったそうです。ヤマトやボーイズロンリーは聞けませんでしたが、当方の好きなレッドリバーはよく出ました。あと、黄色いサポといえばトランペット。この日も上手かったですね。
試合内容は全然ダメでしたね。最初の失点のPKも、M君が「野沢か・・・嫌な予感」と言っていたらやられました。試合後半でも、ポゼッションは素晴らしく、観ていても「さすがJ1の試合だ」と思わせる内容でしたが、決定力がないためにカウンターで2失点されました。「勝ち方を知らない」とネル監督は語っており、去年は勝った相手なのに負けました。試合内容はシュート数で21本対6本と圧倒していたのに。まるでチェルシーに負けたこの前のバルサのような試合でした。
1-3というスコアの敗戦でした。当初は女子2人が「時間があれば出待ちをしたい」と言っていて、日本代表に招集された選手やネル監督を間近で観るのもいいかなと思っていましたが、試合後は「そんな気分じゃないので」と女子2人。早々に退散しました。思えば、選手の方もそういう気分じゃないかもしれないので、出待ちにしてもいろいろなシチュエーションがあるんだなと勉強になりました。でも、いつか間近でネル監督や酒井とか観てみたいなと。それにしても今シーズンはいいですね、J1とJ2の日程がかぶらないので。お疲れでした。
浅口レポです。
昨日、岡山手延素麺直売所にて、定例会が開催されました。初めての里庄会場という事で、楽しみにして参戦しました。M島代表が定年退職され、平喜酒造が利用できなくなるという事になり、会場を探していたところ、へんこつ社長が快く申し出ていただきました。
この日のお弁当ですが、最近オープンした「四季紅」という台湾料理でした。地元美味しいと噂になっているお店で、どんな弁当か楽しみでした。内容は、酢豚、青椒肉絲、鳥唐ありのボリューム満点で、皆さん口々に「この弁当美味いですねー」と口にされていました。
参加者は16名。新顔としては、中健隊長のお連れさんで玉島で石材店を営む土社長。玉島信金鴨方支店の大氏、そして何年かぶりの登場の清氏です。清氏は某機械製造メーカーで、ずっとベトナムへ転勤になっていましたが、先日の鳥取戦で会場でお会いし、声をかけておりました。最近の傾向として、携帯や会社のメアドの場合、連絡メールがヤフーメールなどパソコンメールであれば、ブロック仕様に途中から変更になっている可能性があるという事。途中から来なくなったメンバーさんには「メール行ってます?」と時々確認しないといけませんね。心当たりのある人が何人も浮かびました。
会場責任者という事で、へんこつ社長が開会挨拶をされましたが、ご厚意で皆さんに商品を配布。見ると、「パスタマーゴ」というもので、手延べパスタのようです。うどんや素麺は通常、小麦粉を使いますが、この商品はデュラム小麦を使用されているとか。もっちりとした生パスタの味わいがあるそうです。美味しそうです。社長さんが「次はうどん餅?を配ります」と。手延べ麺の製造工程で出る端物を練り直し、餅のように仕上げた商品とか。楽しみです。
田顧問の乾杯の挨拶で開会。その後、フロント櫻氏からチーム状況について説明。いつもは「何で勝てんのじゃ?」と突っ込まれてタジタジなのに、この日は胸を張っておられました。チームは結果を出しているのに、我々フロントの力不足で、観客動員数が伸びないと。頑張って下さい。あと、勝利のおじさん・女神について話が出る。何と、中健氏も今まで負けていないとか。
一度に時間集合できないので、すでに何人かは飲んでいますが。参加者が来る度に何度も乾杯しました。そして、ゲート10戦士のAIM氏登場。ゴル裏で浅口の中旗を振っていたM永奥さんと隣同士になり、サポーター談義で盛り上がっていました。横で聞き耳を立てると、アウェーがどうのと。えっ、奥さんアウェーも参戦?と少し驚きました。でもあの奥さんならやりきるかもと。
土社長と歓談。今後は行ける時に一緒にカンスタへ行きましょうと話が合う。ぜひ、玉島でもこういう会を作って下さいと伝え、経験による運営ポイントをいくらか伝授させていただきました。玉島にも人材はおられます。ふと、くすだまさんの顔が浮かびました。
来年度オープン予定の練習場(岡東サッカー場)の募金運動について説明しました。一定額を寄付したら、クラブハウスに会名を掲示してもらえるそうです。応援団・浅口として1口乗りましょうという提案があり、寄付が決まりました。
閉会の時に、福嶋代表が代表世話人について、意見を述べられました。診療等で遅れて行く事も多いので、ぜひ田顧問にM島代表の代わりに代表世話人になってもらうよう、強くお願いしたと。田顧問も少々酔っぱらっておられましたが、代表世話人就任の挨拶と締めの1本締めをされました。スタートは人数足らずで中途半端でしたが、最後はいい雰囲気の会で終わりました。
明日27日(金)19時キックオフのアウェー熊本戦は、ウルトラスにて生中継があります。みんなで応援しに行きましょう!
情報紹介コラムです。
昨日、ロンドン五輪の男女の組合せが決定しました。くじ運が良かったのか、それとも死のグループに入ったのか。紹介してみましょう。まずはW杯王者でダブル優勝を狙うなでしこジャパンです。
シード国である日本はグループFでカナダ(FIFAランク7位)、スウェーデン(5位)、南アフリカ(65位)と同組になりました。女子のシードは日本の他に、開催国の英国がE組、04年アテネ、08年北京五輪金メダルの米国がG組に入りました。詳しくは以下のとおり。
グループE=イギリス、ニュージーランド、カメルーン、ブラジル
グループF=日 本、カナダ、スウェーデン、南アフリカ
グループG=アメリカ、フランス、コロンビア、北朝鮮
F組の日程としては、7/25:25:00キックオフでカナダ戦、7/28:20:00キックオフでスウェーデン戦、7/31:22:30キックオフで南アフリカ戦です。過去の対戦成績では、カナダと3勝3分け3敗とまったくの五分。スウェーデンとは、3勝2分け4敗と負け越し。南アに至っては対戦経験もなく、不気味な未知の相手。シード国とはいえ、油断はならない状況です。
一見恵まれた組み合わせに見えるが、これが実は「隠れ死の組」とも言われています。女子サッカーは12分の8が決勝トーナメントに上がれるので、1次リーグの組み合わせ自体はそれほど大きな問題ではなく、問題は準々決勝でどこと当たるかだそうです。
日本は1位通過なら準々決勝でGグループ2位(フランスor 米国濃厚)、2位通過ならEグループ2位(英国orブラジル濃厚)。3位通過でも前記4国と当たる可能性大となっており、何位でグループリーグを抜けたとしても準々決勝では厳しい戦いとなることが予想されると言うコメントもあります。
一方の男子は、D組に入り、各グループの組み合わせは以下のとおり。
グループA=イギリス、セネガル、UAE、ウルグアイ
グループB=メキシコ、韓国、ガボン、スイス
グループC=ブラジル、エジプト、ベラルーシ、ニュージーランド
グループD=スペイン、日本、ホンジュラス、モロッコ
D組日本の対戦としては、7/26:20:00キックオフでスペイン戦、7/29:03:45キックオフでモロッコ戦、8/1:01:00キックオフでホンジュラス戦です。
一番の強敵であるスペインは、五輪予選を兼ねた昨年のU-21ヨーロッパ選手権を制し、ヨーロッパ王者としてロンドンにやってきます。モロッコは、Jクラブや韓国やオーストラリア代表で指揮を執り、日本を熟知するピム監督です。
サポティスタによると、英国のブックメーカーでは1位通過国を予想するオッズでは、日本はスペインに続き、グループDの2番人気となっているとか。日本は日本はグループリーグを突破する力を持っていると評価されているようです。
あと、気になるのはオーバーエイジ枠。過去の様子を見ると、余り強化にはならないような気もします。誰なんでしょうか、もしくはOA枠を使うのかなぁと。
それよりもビックリしたのが、大竹さんの事。今朝、「朝ズバ!」でみのさんが、大竹さんの事を「この人は幸せ」とか言っていて、結婚するのかなと思って出勤。昼休みにヤフーニュースを観て、「やっぱ載ってる。そうか結婚するのか、それでお相手は・・・」とクリックしてたまげました! サッカー元女子日本代表で、解説者、東京国際大女子サッカー部監督の大竹七未さんが、J2松本の弦巻健人選手との婚約を発表。「弦巻~!?」と目を疑いました。新しいサポさんはご存じないかもしれませんが、弦巻選手はJFL昇格時の全国地域決勝大会で、戦ってくれた岡山の戦士だったのです。
先日の黄色い橋本選手と、湯郷ベルのけつぷりえさんといい、岡山が少し絡んだ話が続きましたね。どうぞ、お幸せに。
J2松本公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/news/2012/04/25/1335312098760.html
情報紹介コラムです。
当ブログではJ1磐田も単独タイトルとして取扱いをさせていただいています。単独タイトルは、尊敬の念を込めています。磐田さんでは「ホームタウン」という言葉を付けています。こういうサービス業では、ホスピタリティがどうのという事が出てきますが、地域貢献活動はいわば「地域へのホスピタリティ」です。細かい部分のホスピタリティは良いとされていても、地域(県など)ではどうかと思われるクラブもあれば、磐田さんのように地域へのホスピタリティができていれば、スタジアムでのホスピタリティも問題ないと思います。
J1磐田は、絶えず向上心が溢れたクラブだと思います。もし、現状を自分で自分を誉めるクラブがあれば、そのレベルまでのもの。以下に紹介する事例は、現状に満足していない表れでしょう。メジャークラブとして、しっかりと成長されているようですね。以下、抜粋して紹介。
【ヤマハスタジアムへの目安箱の設置】
・目 的 : より安全で快適なスタジアムを目指す取り組みの一環
・投函期間: 4月21日(土)よりホームゲーム毎試合(5月6日(日)と10月6日(土)は除く)
・設置場所: ヤマハスタジアム内の4か所
Aゲート付近、Bゲート付近、メインスタンド中2階、ホームゴール裏中央付近
・投稿方法: 目安箱に書かれたQRコードならびにURLを、携帯電話で読み取り、投稿。(スマートフォンにも対応)
試合時のサービス、運営、施設、設備に関すること以外の投函はご遠慮くださいとの事。商業の上では、店舗に「ご意見箱」や「社長への直行便」が置いてあるのは珍しくありません。先日、商工会議所の向かいにある某回転寿司チェーン店へ行ったら、「お客様のお声をお聞かせ下さい」というアンケート用紙がカウンターに置いてありました。質問は次の3つありましたが、その3番目に「お気づきの点がございましたら、ご意見ご要望をお聞かせ下さい」という質問がありました。
氏名を書く欄は無く、来店日時と性別、年代のみ記入し、レジ横のアンケート箱に投函する事になります。絶えず不安で監視したがる存在は、実名で書かせたがるというデータを聞いた事があります。確かに身元を明かせて、どうどうと主張したらどうかという意見がありそうですが、そういう時に出るのが「後が怖い」という言葉。
J1柏でも同様の「ご意見受付」というサービスがあります。向上心の高いクラブはやはり、こういう事をやるのではないでしょうか。他にも同様のサービスを実施しているクラブがあるかどうか調査してみたいと思います。
研修か何かで、よく聞いたのが「クレーム、不満の意見は自分からどんどん求めていく。なぜならそこに自分達を高めるヒントがあるから」という話。匿名のアンケートでいいから、どんどん提出して欲しいと積極的なお店は成長しているのではないでしょうか。それに対して、ネガティブな意見を言いにくい雰囲気を作り、盲目的になってしまうところは、いつの間にか人が去り、あきらめられて衰退していくという話も聞きました。
こういう情報収集は、実は情報公開と根は一緒だと思います。そういう部分で足りていない組織は、部分的に良くても全体では評価されていないと思います。以上、どこかで聞いた研修内容を思い出しながら書きました。一般論として。
磐田さんは、選手による学校訪問を積極的にされています。公式HPのホームタウンページも、単に1ページに数年分をまとめて載せるというボリュームではなく、磐田さんはキチっと活動レポートとして丁寧に掲載されています。
あと、こちらのクラブは、異競技交流を大事にされています。マラソン大会、親子バイク教室、ヨガ教室、ミニバススクールを開催されており、親会社の関係ですが、ラグビーチームがあります。磐田の街は、J1磐田に導かれながら豊かなスポーツ文化を享受しているようですね。これからも頑張って欲しいと思います。
J1磐田公式HP「ホームタウンレポート」ページ:http://www.jubilo-iwata.co.jp/blog/?cat=1554
クラブ公式HP該当ページ:http://www.jubilo-iwata.co.jp/
J1磐田関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100628
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100221
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090929
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080313
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060713
いつものようにJ2松本の公式HPを観ていたら、何と「1位を目指せ! ホームゲーム平均観客動員」コンテンツパーツが登場。おおっと思いました。現在、8,210人でJ2で3位(4/20現在)。その前後には元J1のチームばかり。あれっ、岡山がねえやと。残念ですが、まあいいか。それにしても山雅さんはすごいですね。「J1未経験チームで」とか前につけず、単純に純粋に「1位を目指せ!」と。1位には経験・未経験とか関係ないのでしょう。目標を掲げて達成する。そうして今までやってこられました。「即抜き」はしょうがないとして、J2のクラブさんは、この格が違うクラブを見習わねばなりませんねぇ。たぶん、いつもJクラブの視察で賑わっているのでしょうね。
ボランティア参加レポです。
昨日、カンスタで開催された、ファジのホーム鳥取戦にFSSのボランティアとして参加してきました。最近は月イチボラ状態なので4月分という事なのかな。今回もシマカズ氏、ろんぱ氏、松ちゃん君に写真をお世話になっています。
久しぶりにカンスタロード(清心女子大前の道、国道のファジロードと当ブログでは区別)を歩く。いつもの景色。ロニロニはお休みの日かと。そのまま岡山総合グランドに入る。そのままミーティングルームへ。皆さんまあまあ揃っていましたが、うーむこの日もベテランから中堅どころの顔ぶれが少ない気がする。全体人数も。まあ4月は年度初めだし、しょうがないのかなぁと。
最初の1時間くらいに、germanee氏と2人に特別ミッションが与えられました。3FのVIPルームの応援です。早速3Fへ。そこに登場したのがHN:みつきんぐさん。ボラから社員になり、ご家庭の事情なのかまたボラに戻られた方。ボラ時代にはブログをされていて、うちのブログでもリンクを貼った時期もありました。確か、貴公子氏と一緒に、激励会をやりましたよねぇと思い出話に花が咲く。
マスコミ席とスポンサー席の椅子を雑巾かけしました。それほど多い数でもなく、なかなか新鮮な作業で良かったです。「昔、木村社長などフロントが全席を雑巾がけしたとニュースで観たが、もうやらないんだろか」と余計な事を思ってみたり。向こうでは、声出しサポの方々がダンマクを張っています。流れがよくわかります。その後には選手弾幕。レンダンマクも今回、向って左の方に設営されたのを目視です。
この日の持ち場はAゲート。勝手知ったるポジションです。ただ、この日はやたらベテランが多い。坂リーダー、森氏、そして某赤いサポの篤氏。あとは女性メンバーが多かったですね。「今日初めてなんです」という方が何人も。去年までは吉備国大や岡山大学のサッカー部とか来ていたけど、今シーズンはまだ見かけませんね。新学期で忙しいのかな。
この日は、雨&大風という事で、Aゲートではテントの腹巻(業界用語? 壁になる部分)がないので見通しがいい。正面広場を歩く人がとにかくよく観えました。この日思いましたが、観戦デーとボラの日の決定的違いがあります。それは顔を合わせる人の数。観戦デーの時はスタンド席の移動の時にすれ違うファン・サポーターの方ですが、ゲートでのボラの日はほとんどとまではいきませんが、来場する知り合い・顔見知りの半分以上の人と挨拶を交わしていると思います。たぶん、来場者はほとんどの人がゲートを通るからです。次から次へと知った顔が通るので、挨拶や、出欠の確認、プチ世間話など様々・・・ 中には最近挨拶するのをやめた人にも思わず「こんちは」と声をかけてしまい、後でありゃと思う事も(笑)。
パスゲートが先行入場になりますが、何と2列になっています。パスカウンター君も弟ができているし。人数が少し足りないのでは?と坂氏に聞くと、風雨で中止になったサッカー検定から、3人くらい回ってくるとか。別ルートから3人の女子大生が来られました。ふとその横を観ると、何と妹尾コーチがチラシを配っています。選手ではありませんが、去年までは現役なので存在感があります。来られたOご夫妻など吉備ファジの会メンバーも大喜び。
目の前のファジステージでは、うらじゃの演舞が始まりました。今回は客席を設置していないので、いっぱいに広がって大勢のメンバーさんが踊ります。まさに総踊り。ふと見ると、語る会メンバーの山やん君などファジサポがところどころで一緒になって踊っている。「手を引っ張られちゃって・・・」と。作業の合間に総踊りの光景を観ながらふと・・・ うらじゃっていい若者文化だなと思いました。これくらい大勢の大学生達が、同じうらじゃの音楽で楽しそうに踊っている。しかもファジサポも一所に試合前に踊っているっていいなぁと。こういう文化はこれからも続いて欲しいですね、N原さん。
ゆるキャラ登場。岡山県観光キャラバン隊のジャンケン大会が繰り広げられました。単純なゲームですが、やはりジャンケンゲームは盛り上がりますね。何か徳島の時のプレイバックのような感じです。県スポーツ振興課の高氏がネギを手に忙しそうに歩いていたので聞くと、「鳥取県産白ネギ1000名様に無料プレゼント!」は県も絡んでいるそうです。
鳥取ブースで、ガイナーレガールの皆さんがネギの配布頑張っていました。この日は「おかやましんきんデー」で、岡山信金の職員さんが同じAゲートで、特製下敷を配布されていました。
送られてきたカメラマン諸氏の写真を見ると、team as one募金箱君はこの日も元気そうでした。ファジピスタによる監督・選手紹介パネル企画もあったようです。てっきり大風で中止になったのかと思っていました。「アフターゲーム食堂 ファジガーデン」もあったそうですが、参加者は何人あったのかな。ミーティングで開催時間の説明がありましたが、来店者にわかる表示があるといいのですが。
Aゲートの持ち場では、珍しく篤氏と隣同士になり、いろいろと意見交換で盛り上がりました。なるほどねぇという事ばかり。本人から口止めされたので何も書きません。気になる人は直接聞いて下さい。
試合結果は、2-0で快勝でした。試合の内容は他の方のブログ等をご覧下さい。Aゲートは、後半途中からゲートフリーになりますが、その直前にはお客様も少なくなり、スタッフ同士語らいの場となります。いつもはFSSメンバー同士の歓談ですが、今年はちょっと違う。別ルートの学生さんもいれば、何と妹尾コーチも一所にいます。短い時間でしたが、ゆっくりと妹尾コーチと世間話をしました。RKCとかチームを代えてサッカーをしないんですか?と聞くと、だったら引退してませんよと返していただきました。去年までは選手の顔でしたが、今年は優しい人間味溢れた普及コーチの顔になってました。ボランティア冥利につきましたね。また機会があればお話したいです。
以前に紹介させていただいた、J2鳥取のボラブログの記事のファジフーズの部分につい、目が行ってしまいました。安くて旨くて量も多いと、岡山の我々が向こうのG's deliを絶賛したのに対して対照的でしたね。豚バラ串の2トップに少しでも近づくよう頑張って下さい。まだまだ修行が足りないという事なのかな。
試合が終わり、応援でEゲートに行きました。そこのエコステーションの整理と退場されるとりサポへご挨拶です。すると、山雅サポの久松氏登場。去年のカマタマ1万人デーでご一緒した方です。その横には見覚えのある御仁も。とりサポの方々は皆さんマナーが良くと好感が持てました。ご存じのとおり、J2鳥取は順位こそ今ひとつですが、「Jクラブの付加価値」では中四国№1と評価させていただいています。これをご覧あれ! Jクラブは順位だけではありません。もっと価値が高い「地域へのホスピタリティ」100点満点です。またとりスタに行きたいですね。
物資の撤収作業で収納場所のプール倉庫へ何人かで向かう。見ると途中には歓喜で溢れる声出しサポーターの皆さんがおられ、「お疲れ」と順番に車で去って行かれます。その横を過ぎようとすると、「お疲れです!」と声がかかる。見ると車に乗った副コルリーダーのコマティ父娘さんでした。もみじちゃんも大きくなったなぁと思っていると、車の横に何とか倶楽部の文字を発見・・・ 「・・・倶楽部って何ですか-?」と聞いた時には、その車はにこやかに去った後・・・ 倉庫で運び入れ作業をしていると、ネギの匂いをプンプン匂わせたシマカズ氏登場。少し手伝ってくれました。とにかくネギの香りが渦巻くカンコースタジアムの1日はこうして過ぎていきました。
J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)
1位: 中林選手 2位: 後藤選手
シマカズ氏: 中林選手。素晴らしい飛び出しで、無失点に抑えた事が大きかったですね。
B太氏: 中林選手。素晴らしい判断で、ディフェンスとキーパーの間のスペースもうまく守ってくれた。
松ちゃん君: 後藤選手。追加点と無失点の守備。
雉人・F原氏: 中林選手。あの素早い反応とファインセーブ、今の失点の少なさは中林! 今や中林から神林に!
山やん君: 中林選手。ゲームの流れを左右するビッグセーブ、勇気ある飛び出しなどで、相手の得点シーンをことごとく防いでくれました。
吉備ファジの会・Oご夫妻: 川又選手。1対1にも勝って、落ち着いたシュートで決めてくれました。
U氏: 後藤選手。守備の安定感と追加点を評価して。
KGB・シンジ氏: 川又選手。あのパスカット&フィニッシュ。数少ないチャンスをモノにするところが良かった。
サカダイの「地方クラブ奮戦記 Jリーグにおける“プロヴィンチャ”の存在意義」特集最後は、「九州サッカー事情 九州Jクラブの紆余曲折と未来」です。高校サッカーの名門校をいくつも擁し、多くの逸材を送り込んでおり、九州には現在5つのJクラブがあるが、紆余曲折があり、今後進むべき道のキーワードは「地域密着」としています。以下、抜粋して紹介。
現在、九州・沖縄地方には現在8県中5県にJクラブがあり、残る長崎、鹿児島、沖縄にもJを目指しているクラブがあります。どのクラブも問題を多く抱えているが、その熱は着実に地域住民に伝播しているとしています。
まずはJ2福岡。九州初のJクラブですが、他県から誘致して誕生しました。経営母体を持たない市民クラブで、'02年にJ2に降格してからは11年のうち9年をJ2で、地域密着も進んでいないともあり、下から上に昇格を重ねて行ったクラブと違って、「産みの苦しみを知らない甘さ」を指摘される事もあるとしています。最近は様々なシーンで市民レベルの活動へとつながり始め、新たな時代へと足を踏み入れようとしているとあります。
J2鳥栖が一番様々な事情に翻弄されているとしています。九州初で唯一のJクラブになるはずが、隣の福岡に誕生し、予定が狂ってしまう。'94年に他県のチームを誘致したが、'96年にメインスポンサーの撤退とともに一度解散になりそうになったが、存続運動で生まれ変わる。'05年に新会社へ経営権譲渡とともに運営面で蘇生し、'12年に見事J1昇格。小さな砂粒が集まり、固まってできる砂岩をもじったクラブ名だそうです。
違うページにも鳥栖の特集がありました。鳥栖市の人口は7万人。J1にあがったクラブなのに、未だ専用練習場を持っていない。少ない予算でのやりくりとこの成果は多くの地域クラブの一つの指標となるはずであり、J1で1年間戦った事で、地域にどのような事が起き、還元されるのかが問われてくるとしています。
J2大分の事例も載っていましたが、すでに皆さんがよく知っている内容なので省略。「負の出来事」が支える大分の人々の意識を変え、今度は本当の意味での地域密着型クラブとして再出発を期待でき、その想いが今の大分の原動力になっているとあります。
九州のJクラブには2タイプあり、ブームで誕生したところ、過去の歴史から学んで地域密着をベースにボトムアップとともにクラブを作り上げていったところになると。後者はJ2熊本とJ2北九州です。
まずはJ2熊本。'04年に「熊本にJリーグチームを」県民推進運動本部が発足。自治体、県民、地元メディアが力を結集してJ昇格を遂げ、「子ども達に夢を」という(どこかで聞いた)フレーズだけでなく、「県民に力を」「熊本に活力を」というスローガンを掲げ、地域に根ざしたクラブとして、地域に生活する人々とともに発展を続け、現在は「ロアッソ熊本をJ1へ 愛募金」に見られるように、本気でJ1昇格を目指しておられます。
J2北九州は、「徹底した身の丈の経営」を信条に、今まで背伸びをせずに一歩ずつ歩む慎重に今まで歩んで来られました。世界的な企業がスポンサーにあり、'16年に新スタジアムを建設する計画があり、環境的には大きな潜在力があるとしています。
今後の九州のクラブについて記事では、Jクラブは地域のシンボルであり、地域の活力源、地域の価値観でなければならず、地域と融合して発展すべきと締めくくっておられます。「地域密着」がJクラブがこれから歩むべく道という結論がついて終わっています。
個人的な感想としては、九州のどのチームもよっぽど地域密着しているよなぁと思いました。福岡さんも最近、選手による地域貢献活動がよく目につきます。鳥栖さんはJ1で現在5位!もちろん選手による地域貢献できています。大分さんはそれに加えて、地域の後援会組織づくりが進んでいます。熊本さんも北九さんも、選手による地域貢献活動で全然頑張っていると思います。「地域密着」には「主役」である「選手」は不可欠だと思います。
この記事を読みながらも、こういう特集で取り上げられている事について、とてもうらやましかったです。一時はこういう記事では必ずといっていいほど、岡山が紹介されていたのに、なんで岡山のおの字もないのかと首をかしげながら読んでいました。ホント、今度編集部の人に聞いてみたいなぁ。いつか、「地域密着とともにJ1昇格に突き進む」というキャッチフレーズで登場する岡山が観てみたいものですね。
今日、ファジのホーム・鳥取戦に行ってきました。その模様は明日。
このタイトルを久しぶりに使用させていただきます。決していい事例がなかった訳でなく、たまたまという事で。甲府さんも過去を振り返ると、経営危機を乗り越え、J1に何度も昇格され、今や平均観客動員数で多くの数を誇るプロヴィンチャの雄だと思います。また、観客動員だけでなく、中身もしっかりして数多くの社会貢献・地域貢献をされているクラブであります。ファジの物品スポンサーに、ヘアーサロン「sugi」さんがありますが、もともとは甲府さんをモデルに選手の散髪を無料で行っておられます。地元による「できる範囲のスポンサード」という事で、先進事例になっています。また、確かJリーグの役員も務められた海野会長さんは、当ブログとしても尊敬するJクラブ役員の一人です。
J2甲府では、「ヴァンタス実育山梨」という事業を去年春から実施されています。オフィシャルスポンサー企業活動や各ホームタウン活動の一環とした事業のようですが、内容は以下のとおり。
<目的>
これまでクラブとして積極的に取り組んできた食育推進活動に体育・徳育・知育を含めたプログラム。その総称として命名。この活動は、オフィシャルスポンサー企業や各ホームタウンとの間で教育的な観点を意識して展開し、地域や家族の絆づくり、また実りある人を育み「つよく いきる」子どもを育て、「やさしく くらす」ことのできる山梨県の地域活性化に寄与すること。
<内容>
①スポンサー企業との活動オフィシャルスポンサーが行う実育活動に、選手・キャラクターが参加。
②.ホームタウンとの活動ホームタウンを中心に小学校における体育の巡回指導を実施。子ども達に対して、スポーツへのきっかけづくりや給食の場において食育として、農業体験学習や小学校の課外授業における食育教室。
③「ヴァンくん体操」を制作。県内の保育園や幼稚園などで行われているサッカー普及活動や介護予防事業等において、健康促進の一助として実演。
J2甲府公式HP「ヴァンタス実育山梨」ページ:http://www.ventforet.co.jp/information/press/20110522.html
【昨年度実施された活動】
<親子で行う田植え体験>
6月4日に南アルプス市のスポンサー企業で、小池・岡・加部の3選手が参加して開催。約90名の参加者と田植えを行い、山梨学院短期大学食物栄養科の学生による「食育講座」も開催。「この田植えを通して、食の大切さ、食に対する感謝の気持ちを持ち、家族の絆を深めていって欲しい。食事は『いただきます』『ごちそうさま』と感謝しながら食べて欲しい。自然の恵み、野菜や米を作ってくれた農家の方。食事を作ってくれた人など様々な人に感謝して欲しい」とあります。
J2甲府公式HP該当ページ:http://www.ventforet.co.jp/vfkblog/dailyblog/?p=19828
<お米の贈呈セレモニー>
10月12日にユニフォームスポンサー企業より、贈呈いただきました。このお米が選手の血や肉になり、
試合で当たり負けしない大きな身体になります!
みなさんもお米や野菜など好き嫌いなく食べて、
健康な身体を作りましょう!
そして、このお米を力の源に選手には残り試合を頑張ってもらいましょう!
J2甲府公式HP該当ページ:http://www.ventforet.co.jp/vfkblog/dailyblog/?p=22619
<ヴァンくん体操>
クラブGMが考案し、体操の藤本チフミ先生が構築、歌と編曲は、神部冬馬さんという方のものだそうです。体を伸ばす、胸を広げる、柔らかくする、バランスをとる・・・など、2分間ですが、子どもがすくすく育つためのエッセンスが盛り込まれており、大人の準備運動にもオススメだとか。藤本先生が体のことを考えて、練りに練ったプログラムなので、ただ楽しいだけの体操ではないとか。最後の「ヴァンフォーレ」の「レ」と「礼」がかかっているのはGMのアイデアで、「あいさつをすること、お礼をいうことは、人の基本」という気持ちが入っているそうです。「ヴァンくん体操」を踊る子ども達が元気に明るくすくすく育ち、「ヴァンくん体操」を踊る大人が笑顔になることを願って作られ、県内の保育園、幼稚園、小学校、サッカー教室などで展開していく予定とか。
クラブGMというのは、鳥取さんもそうですが、単なる選手の管理だけでなく、こういう部分でも大きく活躍すべき役職である事がよくわかります。様々な都道府県の方がこのブログを観に来られていると思いますが、皆さんの応援している地元クラブのGMさんは、その辺いかがでしょうか?個人的には、鳥取さんのGMさんが好きですね。
J2甲府公式HP「ヴァンくん体操」ページ:http://www.ventforet.co.jp/vfkblog/dailyblog/?p=19942
このように、甲府さんの事例を観ていると、しっかりプロヴィンチャとして基本ができているような気がします。親企業がない地方クラブはこうあるべきだと思わせる事例ですね。海野会長の思いが今もしっかりと根付いている事がよくわかります。これからも県庁所在地である甲府市は人口20万足らず、山梨県は85万人ちょっとという規模もホームタウンでありながら、今やJ1にも顔を出し、平均観客動員数は昨シーズンで12,106人という実績。アクセスもJR甲府駅からタクシーで約20分という事で、新幹線駅から徒歩で10何分とは違い、ハード面はよくありません。語る会では「分母が違うだろ」とよく表現されます。これはJ2松本も同じです。スルスルと今の立ち位置に来てしまったクラブと違い、甲府さんは苦労人ならぬ苦労クラブ。地方クラブは、甲府さんからも学ぶ事がまだまだ多いのではないでしょうか。
ヴァンフォーレ甲府公式HP:http://www.ventforet.co.jp/
J2甲府関連⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090129
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090126
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090125
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070630
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070328
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070113
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061122
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060830
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060819
22日にカンスタで対戦するJ2鳥取ですが、さすがという事例がありました。こちらのクラブは、当ブログで(勝手に)言う「Jクラブの付加価値」で評価しているクラブ。順位は低迷されていますが、この部分では中四国№1だと思っている良いクラブです。今回は選手による学校訪問と市町村デー、学校訪問はあの「復活!公園遊び」です。
「復活!公園遊び」のコンセプトは、プロサッカー選手として、毎日忙しい日々を過ごしているガイナーレの選手達。そんな彼らのもうひとつの顔。それは・・・『ガキ大将のお兄ちゃん』 ガイナーレ鳥取では、選手が地域の子どもたちに昔懐かしい様々な遊びを教えながら、子ども達の育成に努めるというもの。去年か一昨年だったか、キャンプにハメドが来て、一緒にカレーを作る行事もありましたね。どこかで「子ども達に夢を」というフレーズを耳にしますが、鳥取の子ども達は、J2鳥取の選手から「本当の」夢を与えてもらって、幸せですね! 以下抜粋して紹介。
5月13日に行われる智頭町ホームタウン・デイに先駆けて、4月22日(日)智頭町にて選手も参加しての「復活!公園遊び」を実施。選手・スタッフと一緒に昔ながらの遊びで思いっきり体を動かしました。
日 時: 4月22日(日) 15:00~16:00
会 場: 智頭小学校(晴天時:グランド、雨天時:体育館)
参加費: 無料(申込不要・当日会場に集合)
参加者: ガイナーレ鳥取 選手・スタッフ
J2鳥取公式HP該当ページ:http://www.gainare.co.jp/news/detail/16757
そして、学校訪問からの流れで市町村デーが開催されます。去年、アウェー鳥取戦の観戦でとりスタに行き、向こうのスタッフさんとこの件でお話しをうかがった事がありますが、確か県主導で全市町村で実施されているという事で、地域に密着・貢献する素晴らしい事業である事を思い知らされて、岡山に帰った事を思い出しました。以下、抜粋して紹介。
5月13日(日)水戸ホーリーホック戦は智頭町ホームタウン・デイ。智頭町に在住の方・在勤の人は、バックスタンド自由席(大人)のチケット1,700円を特別優待価格1,000円で先行販売。また、智頭町内の小学校の生徒には事前に無料招待券を配布。販売場所は智頭町総合案内所。
J2鳥取公式HP該当ページ:http://www.gainare.co.jp/news/detail/16756/
今回は3つ目の事例があります。
こちらの選手会では今シーズンも東日本大震災義援金の募金活動を実施。
募金日時: 4月15日(日) 15:10~15:30
募金会場: とりぎんバードスタジアム バックスタンド裏イベントスペース
参加者 : ガイナーレ鳥取 試合登録メンバー以外の選手
どこかの事例で、試合の時の募金活動で、「どうして選手は立たないのか」という問いに、「選手はみんなグランドに出ているから」という返答を聞いた事がありますが、よその事例を見ても、ベンチ外や試合に出ていない選手が担当しており、それは理由にならない事がよくわかります。その辺りは価値観の部分をどうにかしないといけないという事なのでしょうか。
J2鳥取公式HP該当ページ:http://www.gainare.co.jp/news/detail/16755/
J2鳥取(SC鳥取)関連⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111202
〃 ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111120
〃 ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111119
〃 ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111014
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111006
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110904
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110902
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110807
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110619
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110530
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110522
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080423
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060428
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060325
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060324