事例紹介コラムです。
週刊サッカー雑誌だったのに、今シーズンから隔週刊化され、無言の意思表示をされていると個人的に思い込んでいるサッカーダイジェストですが、編集長さんの村井チェアマンへのインタビュー記事が載っていました。よく読むと深いですね。以下、抜粋して紹介。、
【インタビュー: 村井満Jリーグチェアマン ブーイングを浴びて得た確信】
――第1ステージの戦いを振り返って、チェアマンとしてどのような感想を持っているのか?
村:「浦和の無敗優勝は素晴らしい結果。スピード感のあるサッカーで最多得点も奪く、ファーストステージを盛り上げてくれた」
――11年ぶりに「2ステージ制」が復活し、優勝争いが繰り広げられた影響か、17節までのリーグ全体での入場者数は昨季に比べて増加。
村:「我々もいくつかの観点から分析をしているが、昇降格したクラブを除いた同一条件下で入場者数を比較すると、17節終了時点で昨年比約108%。1試合平均入場者数は、1万9,000人台まで増加。これは2ステージ制移行が少なからず影響。また、スカパー!の加入件数は、例年開幕時期の3月に加入件数が増加した後は、4月、5月と下降気味だったが、今年は3月、4月、5月と右肩上がり。前期終了の終了の6月末に向けて良い傾向」
――2ステージ制の導入の期待していたどおり、1年間のなかで山場を3回作れる手応えがあるのか?
村: 「シーズン終了後に改めて総括する必要があるが、今出ている数字は、もともと集客力の高かった浦和が無敗で首位を走った影響が大きかったかもしれないし、FC東京は欧州移籍した武藤選手のという話題性が影響したのかもしれない。すべてを正確に語れるものではないですが、現段階で見れば、当初想定していた枠の中で推移」
――メディアへの露出の点では、浦和の優勝が決まる可能性があった15節の清水戦、優勝が決まった16節の神戸戦とも地上波でのテレビ中継は無く、ライト層を多く取り込むことを目指す中で、この状況をどのように捉えているか?
村: 「ステージ終盤3試合の、地上波テレビにおけるJ1の露出を昨年と比較した結果、ニュースなどのダイジェスト映像を含めて計測すると、昨年の約2~3倍。新聞も記事の件数で昨年比で18%増加し、より多くの人に露出」
――地上波でのテレビ中継を求める声はあるし、影響力は無視できないと思うが。
村: 「もちろん、我々も地上波での放送を望んでいるし、努力を続けていかなければならないが、スタジアムに足を運ぶ、あるいは有料放送によるTV観戦を文化として定着させる努力も継続したい」
--2ステージ制の導入により2015年は10億円の増収を見込んでおり、それを育成とデジタル戦略に使いたいと話していたが、計画どおりに進んでいるのか?
村:「育成に関しては、ヨーロッパでも採用されているベルギーのシステムを使った育成組織の格付け制度の導入などに投資する予定。デジタル戦略は、メディアに関する露出のプラットフォームをきちんと作ろうという方向性で推進する予定」
――Jリーグの公式サイトに関しては、今季の開幕時にリニューアルされたが、長年に渡ってJリーグを見てきたコアなファンからは「J’s GOAL」がなくなったこともあって、厳しい意見が噴出。
村: 「今の公式サイトがまだその域へ届いていないのも事実。ただ、セカンドステージに向けてコンテンツも改良中で、複雑になったサイトの構造を整理する必要もあり、今後はファン・サポーターの意見も集約しながら、コンテンツの部分でもしっかりと改善していく方針。外部の有識者にも意見を聞き検証した結果を、ファン・サポーターへも開示したい」
――浦和の第1ステージ優勝時のセレモニーでは、村井チェアマン自身がサポーターから大きなブーイングを浴び、2ステージ制の導入や公式サイトのリニューアルの件など、最近のJリーグが行なう施策はコアなサポーターから不評を買っている印象。
村: 「我々がコアなサポーターを軽視していることは絶対にないが、決定に至るまでのプロセスに課題を残しているのは事実。私に課せられた責任は、まず現状の新大会方式をなんとしてでも成功させること。そしてこの方式でやり切った結果、当初の計画と照らし合わせてどうだったのかを、サポーターに開示すること。これらの責任が私にはあると認識。本当にライト層が増加したのか、若いファンは増えたのか、メディア露出は増えたのか、パートナーに対して価値を提供できたのかなど、様々な観点から徹底的に検証し、それを全ての情報について発表し、全体像を開示して議論していくことが絶対に必要。
優勝セレモニーで、浦和のサポーターから大ブーイングを受けた件は、彼らのサッカーに対する強烈な当事者意識を認識。サッカーは自分たちのものであり、人生の一部であり、ここまで本気で考えているんだというメッセージと認識。サッカーに本気で向き合い、しかも優勝してこそのブーイング。彼らが勝ち取った権利だったと認識。もちろん、身の引き締まる想いだったし、きちんと今後の総括や議論は開示しなくてはならない」
――今、浦和は選手もサポーターも、年間勝点で1位となり、年間王者にもなるというのがひとつの合言葉になっている。実際に'02、'03年と完全制覇が続いて1シーズン制の議論が高まった経緯がある。浦和がもし完全制覇をし、2ステージ制のメリットがそれほど大きくないと判断した時は、そうした議論が高まる可能性はあるのか?
村:「日本のサッカーが本当に強くなるためには、どのような大会フォーマットが最適なのか。例えば強化の面で見た時、ワールドカップを前に、絶対に負けられない一発勝負の機会を増やしたほうがいいのかどうか。これは日本協会、J1全クラブの強化担当や監督などともディスカッションを繰り返しながら、考えていくべき。2ステージ+チャンピオンシップ制の検証を繰り返し行ない、しかもそれをJリーグが自らだけで総括するのではなく、外部の人に客観的に見てもらい、議論すべきだと思う」
――外部の団体というのは、今後作られるのか?
村: 「これから作る予定。経営分析や統計分析など、客観的な視点を持つ有識者にも協力を受ける予定」
という内容でした。記事の冒頭に入場者数が増加したとありますが、当ブログでは微増は当たり前。目新しい事をするのだから初年度に減りはないでしょう。問題は3年後、4年後ではないかと。余計な事をした結果、やっぱサJリーグはわかりにくいし、面白くないと更に人気低迷に拍車がかかる事を一番心配しているのです。
やはり読めば読むほど、サカダイ側は2ステージ制に対して暗黙の抗議とプレッシャー的なものを発しているのではないでしょうか。面白かったのが露出の部分。TVや新聞での露出もありますが、他にサッカー雑誌という媒体もある。今シーズンから自ら隔週制に移行させた張本人なので、抗議の意思として自ら露出を減らした格好なのです。やはり、1ステージ制になったら、週刊化に戻りそうですね。
村井さん、ひょっとしたら実は2ステージ制反対派なのではないでしょうか。今までのように自分達だけで検証したら、高評価になるに決まっています。そういう中で外部の声を取り入れる事を決めた時点で、今までのJリーグの路線と一線を課している事になります。外部の声を受けながら、有識者に「撤回」を言わせて、円満に1ステージ制回帰を一刻も早くしたいのではないかと、個人的には思い描いています。最後の外部の団体というのが気にするし、楽しみですね。当ブログで前々から言っている、Jリーグタスクフォースにぜひなって欲しいです。目くらましのような「ゆでガエル理論」はもうたくさんだし、2ステージ制がとん挫した場合は、どなたか責任を取る事になるのでは。
サッカーダイジェストWEB該当記事:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=10402
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
Jリーグ組織問題関連 (その他):22 / 21 / 20 / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
事例紹介コラムです。
ここ最近、ネガティブな空気が覆っていたので、この辺りでカラッと爽やかに明るい事例を紹介したいと思います。ネットをいろいろと観ていたら「タモリカップ」なるキーワードが出てきました。突っ込んで読んでみると、結構真面目なまちおこし事業なんだと感心。タモリ氏の「ブラタモリ」は地方版になってから本格的に観始めましたが、そのタモリさんがこういうヨットレースをやっているのは知りませんでした。いい事業ですね。以下、抜粋して紹介。
「海を愛するタモリの日本一楽しいヨットレース」というキャッチフレーズの親睦ヨットレース大会。この大会は、'09年にタモリ氏がヨットを係留している沼津市で始まり、'12年まで計4回の大会は沼津市のみで開催。第5回(13年)、第6回(14年)は横浜、福岡で大会名に開催地の名を加えて実施。
今年は初めて富山大会(富山県射水市)を実施。富山湾が昨年10月に「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟したのを機に、富山県民の熱烈なラブコールを受けて富山県セーリング連盟が誘致。日本海側では初の開催。
宮城大会(宮城県七ケ浜町)はタモリさんの方から働きかけたらしい。七ケ浜町のヨットハーバーが東日本大震災の被害を受けて使えなくなり、宮城県セーリング連盟理事らがヨットを神奈川県内に係留。そこで、横浜大会の関係者との縁が生まれて誘致。大会は復興支援の願いを込めて「東北大会」とするとか。
タモリ氏が名誉会長を務める大会だけに、「とことん海を楽しもう」というアイデアにあふれており、参加資格に「愉快な人」「クレームを言わない人」とうたっており、タモリ氏のこだわりで、サルサバンドによる演奏とバーベキューパーティーで開幕。食べ放題・飲み放題の大盤振る舞い。老若男女入り乱れての大騒ぎはまさに海フェス。ヨットパレードの後にレースがスタート。
レースはタイムとハンディ、パフォーマンスを評価した「芸術点」で順位を競う。過去の大会では、着ぐるみや仮装、フラダンスやチアダンス、コント風のパフォーマンスなどが披露。表彰式では船長服姿のタモリ氏から「タモリカップ」が授与され、総合優勝したチームがシャンパンを掛け合ってフィナーレ。
「笑っていいとも!」を休んで一級小型船舶操縦士免許を取得した話は有名。自身も所有する船舶を沼津に係留しており、休日はその船で過ごしているという。レース後はバーベキューパーティー&表彰式が開催され、タモリさんが出しているお店「太助」で開催。今年も「タモリさん特製『タモちゃんダレ』でバーベキュー」と告知。
表彰式で、レースの勝利艇や海上パレードに対する賞など贈られるトロフィーも非常に立派。2013年度は横浜で192艇、福岡で84艇がエントリーし、国内最大級のヨットレースに成長。実際にタモリ氏も参加するため、タモ氏を見にくるファンの人も多い様子。
【今年の開催日程】
・7月18日(土)~19日(日): 富山大会(富山湾 新湊マリーナ&海竜マリンパーク)
・8月1日(土)~2日(日) : 福岡大会(博多湾 福岡市ヨットハーバー&西福岡マリーナ マリノア)
・9月12日(土) : 横浜大会(横浜港 横浜ベイサイドマリーナ)
・9月20日(日) : 東北大会(塩釜港 魚市場)
という内容でしたが、うらやましいですね。最近、ビーチスポーツで渋川海岸が盛り上がっていますが、岡山大会が誘致されませんかね。多くのヨットが競い合うヨットレースはさぞやいい景色でしょうね。しょうがないから、またブラタモリを観るとしよう。先に松江に行っちゃうけど、岡山特集しないかな。池田藩の岡山と天領倉敷って、痕跡を探訪するいい街歩きができると思うんですけど。
タモリカップ公式HP:http://tamoricup.com/
リスペクトコラムです。
早いもので、この週末から男女揃っての東アジアカップが開幕し、代表ウィークに突入します。先頃、代表選手も発表になっていますね。来週からは毎日のように代表戦が開催され、当ブログも大忙しです。生観戦レポもそれほどできず、またしても留守録レポになるかもしれません。まずは日程を紹介。
EAFF東アジアカップ2015/EAFF女子東アジアカップ2015
〔日程〕
・8月1日(土):【なでしこジャパン】 北朝鮮戦/18:20開始
・8月2日(日):【 男子日本代表 】 北朝鮮戦/18:20開始
・8月4日(火):【なでしこジャパン】 韓国戦 /18:20開始
・8月5日(水):【 男子日本代表 】 韓国戦 /18:20開始
・8月8日(土):【なでしこジャパン】 中国戦 /20:10開始
・8月9日(日):【 男子日本代表 】 中国戦 /20:10開始
〔開催地〕
中国/武漢
〔過去2大会の戦績〕
男子日本代表
開催地/優勝国/日本成績
・2010年 日本 /中国 /3位
・2013年 韓国 /日本 /優勝
なでしこジャパン
開催地/優勝国/日本成績
・2010年 日本 /日本 /優勝
・2013年 韓国 /北朝鮮 /準優勝
この大会の前身は、'90年から'98年まで開かれたダイナスティカップ。'12年のEAFF理事会で、現在の大会名に変更。'03年に第1回大会を日本で開催し、以後2年ごとに日本、韓国、中国の3か国持ち回りで開催。
大会方式としては、男子はシード国の日本、韓国、中国の3か国を除いた7チームによりセントラル方式の予選大会を実施し、上位1チームが決勝大会進出。決勝大会は、予選大会を勝ちあがった1チーム(今回は北朝鮮)とシード国3チーム、合計4チームによる総当たり戦で実施。
女子は、'08年大会から予選を実施。'08年大会のシード国は中国、北朝鮮、日本で、残り1チーム(今回は韓国)をセントラル方式の予選で決定。本大会の形式は男子と同様。
参加国は、日本、韓国、中国、北朝鮮、香港、チャイニーズタイペイ、グアム、モンゴル(男子のみ)、マカオ(男子のみ)、北マリアナ諸島、オーストラリア(大会のみのゲスト参加)。
今回の注目の選手ですが、男子では元岡山の川又選手(名古屋)くらいですか、なでしこジャパンでは、シャルム出身の杉田選手(伊賀)、元ベルの横山選手(長野)、 京川選手(INAC)、猶本選手(浦和)ですね。男子は国内組で組まれており、女子も若手を中心に組まれ、W杯組のベテランは今回はお休みの様子。それにしても気になるのが、湯郷ベルから1人も選出されていない事。宮間主将や福元選手の後に続く人材が今の所いないのがとても心配です。
ちょうど2年前の7月30日の記事を観ると、男女の決勝戦の様子が出ていました。この時はザックジャパンが脚光を浴び、なでしこは連覇を阻まれ、宮間主将の涙と明暗が分かれました。果たして、今回はどんなドラマが出るのか。
PV生観戦レポです。
昨日、ウルトラスで開催されたファジのアウェー栃木戦のPVに参加してきました。山やん君やkusu氏など語る会メンバーと観ました。目下地元J2岡山は3連敗中。重苦しい空気の中で入店しましたが、満杯ではありませんが、最近のふがいない結果にも関わらず、思ったよりは来店客が来ていました。
まずは立ち上がりを観ました。岡山はやや強いプレスをかけていましたが、栃木さんの動きが微妙です。よくよく観るとディフェンシブな戦い方です。2から3年前のアウェー栃木戦を思い出しました。岡山はポゼッションが強い相手、守りを固めた相手、ミラーゲームなど1対1になる相手を苦手(最近は関係無く負けていますが)としていると認識しており、この日の栃木さんを観て、まずいなぁ守りを固めてきたよ・・・と思ってしまう。
加地選手が久しぶりの出場でしたが、ネット情報で「最近走れなくなってきている」という戦評を気にしながら、何となく動きが鈍いなぁと思っていたら、PKを献上して先制点を許す。他にも今一つのプレーが見られて、この日の加地選手は移籍当初の輝きが失せてきたように感じました。本人の表情にも自信の無さが出ていた気がしたし。後半9分にクロスに阪野選手が見事なヘディングを決めて0-2。横から「終わった・・・」という声が聞こえて、店内はあちこちで溜息があがる。悪夢の0-3というスコアにならない事をひたすら祈る。
そこで窮地を救ってくれたのが熊本帰りの篠原選手。熊本時代よりも大きく見えます。今の岡山の中で一番闘志が出ているように思います。そこで息を吹き返し、その後途中出場の岡本選手がゴールに迫って、オウンゴールを導き出す。根性見せましたね。見直しました。
今までだったら、ずるずると0-3とかのスコアになって完敗するところが、2人のニューカマーに根性を見せつけられて、追いつけました。でも逆転には至らず。バーを叩いたり惜しいシーンがあり、あれが入っていればという声が回りから聞こえましたが、当ブログではそんな運頼みよりも、しっかり決めるくらいでないと勝ち切れないと認識しています。日本代表もそう。
試合を振り返るに、ドローに終えましたが、決して競い勝った内容ではなかったと思います。栃木さんは堅守に加えて足元が上手く、セカンドボールもしっかり奪い、プレスも強かったです。対する岡山はこの日もパスミスとセカンドボールが取れないシーンが何度も観えました。
もし、0-3で負けていたら、「監督と選手を半分とっかえないとJ1を目指せられない」という声が出てきそうな空気だったので、まあ最後に次に期待を持てる根性を見せてくれて良かったです。
序盤から一進一退の攻防が続く中で、先手を取ったのはホームの栃木。前半17分に河本が自ら得たPKを決めて先制すると、高い守備意識も相まって一気に主導権を握る。後半9分には、河本のクロスに反応した阪野が打点の高いヘディングシュートを決め、追加点を奪取。理想的な試合運びを披露する。しかし、以降はロングボールを中心とした攻撃に苦戦。すると、同28分と同38分に失点を喫してしまう。逃げ切りに失敗し、勝点3を逃す結果となってしまった。
今朝の山陽新聞朝刊には「ファジ執念のドロー 2点差つき発奮 連敗3でストップ」と今回はポジティブな論調。0-2から粘り、ドローに持ち込んだが、CK後の展開から喫した2失点目がもったりないと。序盤は3連敗の悪い流れを思わせたが、執念のドロー。久保選手を起点とした攻撃が終盤に実ったとありました。
試合中は讃岐さんと徳島さんの動向が、個人的に気になっていました。両チームともリードしていたので、このまま終われば16位に落ちてしまうぞと思っていたところ、ドローで終えて15位で止まりました。でも、今度は徳島さんと同じ勝ち点、下からは水戸さんが迫ってきて、負ければ最悪18位、勝てば最高12位という状況です。でもここ最近は1試合1位順位を落としている状況なので、何とか今回のように根性を見せて息を吹き返して欲しいですね。
この日のスカパー!の実況は柱谷弟氏でしたが、解説で「降格争い」という言葉がついに出てしまいました。最初は栃木さんの事かと思ってよく耳をすませてみたら岡山の事でもあり、店内では「おいおい言われちゃったよ」という空気になってしまいました。ただ、よく順位表を観ると、大分さんや熊本さんが勝っており、最下位との差がどんどん縮まっています。J3へ自動降格になる22位までは8点差ですが、入れ替え戦になりそうな21位とは6点差です。もし、今日負けて次の磐田戦でもまずい結果に終わったら、本当に洒落にならない状況になっていたところでした。
そういう意味では昨日負けなかったのは大きいでしょう。何かネガティブな話ばかりになりましたが、しょうがないです。そういう状況なのですから。シーズン開幕当初は1度1位に立てて、J1昇格が視野に入れる事ができましたが、今や下半分どころか、下から1/3の位置まで来てしまっているので。
一つだけ気になったのが山やん君。ついこの間までは、賑やかに一喜一憂しながら賑やかに応援していたのですが、前節と今節何か寡黙になってきました。他のメンバーは変化は無いのですが、まるで何かを悟ったような表情。それでも毎試合応援には行ってはいます。踏ん張りどころですね。皆さまお疲れ様でした。
事例コラムです。
先日の日経新聞朝刊の「フットボールの熱源」に「指導力向上へ海外提携」というタイトルで、J1柏のタイクラブとアカデミー提携契約を締結した話題が出ていました。今シーズン、吉田監督になり、益々アカデミー色を強くしたクラブですが、ますます育成型クラブの磨きをかけているように見えます。 以下、抜粋して紹介。
【日経新聞記事】
J1柏がタイ・プレミアリーグのチャイナートとアカデミーの選手、指導者の交流を進める提携契約を締結。タイのクラブはアカデミーの確立が立ち遅れ、新興のチャイナートは今年、よくやくU-13とU-16のチームを設立。その選手のセレクションにJ1柏の増本アカデミーダイレクターらが立ち会い。
J1柏は育成を柱としたクラブ運営を目指し、現在はアカデミー出身の若手選手がトップチームの中核を占めており、その育成能力は海外でも評価。しかし、そこで満足せず、増本アカデミーダイレクターは「クラブの発展のためには育成の指導者の力をもっと磨かなければならない。そう考えているところに、タイから提携の話が来た」とコメント。
チャイナートアカデミーからの選手、指導者の受け入れも構想にあるが、まずはJ1柏の育成コーチのタイへの派遣から始めるのは、指導者の質の向上につながるからと確信。
「指導とは、答えを教えるのではなく、選手が上手く動けるように働きかけ、仕向けていくこと」と増本アカデミーダイレクターのコメント。言葉も価値観も戦術の理解度も日本とは異なるタイの子ども達に働きかけるのは難解だが、その中で選手を巧みに導き、変化させていけるようでないと本物の指導力とは言えない。
アカデミーの指導力アップに提携の目的を特化しているところが柏らしく、「アカデミーが死んだらクラブが死ぬと考えている。クラブの命運は育成コーチの質にかかっている」と増本アカデミーダイレクターのコメント。
その覚悟と自覚があるから、今回の交流に本腰を入れており、チャイナートアカデミーの底上げができれば、それは柏アカデミーコーチの力量が増した証となると締めくくっています。
【J1柏公式HPでの発表】
チャイナートFC(タイ)と、アカデミーの選手育成において、パートナーシップを締結。今回の提携は、互いのアカデミー活動の充実を図り、有望な選手を多く輩出することで、互いがプロサッカークラブとして発展し続けていくことを目的。
〔主な提携内容〕
・技術的知識の相互交換
・アカデミー選手のトレーニング短期留学の実施
・コーチングスタッフの指導者研修を目的とした相互交流の実施
〔チャイナ―トFC概要〕
2009年設立。本拠地は、タイ中部のチャイナート県。2009年にタイリーグ2部で2位。2010年は3位、2011年は1部で2位、2012年はプレミアリーグ14位、2013年は10位、2014年は14位。今シーズンからU-13とU-16のカテゴリーでアカデミーをスタート。
J1柏公式HP該当記事:http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013726.html
柏のアカデミーといえば、先日ビックリする情報が入りました。何と、ユース選手が欧州移籍するのです。しかもブンデスリーガです。Jリーグを飛び越して欧州組になるってスゴい事だと思います。クラブ公式HP記事から抜粋して紹介。
【J1柏U-18所属 伊藤選手のハンブルガーSV加入】
〔伊藤 達哉選手プロフィール〕
・ポジション: FW
・身長・体重: 166cm・59kg
・生年月日: 1997年6月26日(18歳)
・出身地: 東京都
・経歴:
ブルーファイターズ-柏レイソルU-12-柏レイソルU-15-柏レイソルU-18
・出場歴・タイトル等:
2015年『FUJI XEROX SUPER CUP 2015「NEXT GENERATION MATCH』出場
2014年『高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST』優勝
2014年『アル・アイン インターナショナル ジュニア チャンピオンシップ』準優勝、大会MVPなど
J1柏公式HP該当記事:http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013750.html
昨日のJ1リーグで勝利して3連勝です。これで降格圏と勝ち点差7点まで持って行きました(後半戦2位というのはわかりにくいのでスルー)。3試合連続で1-0の勝利というのも内容がいいです。前半戦で崖っぷちまで行き、当ブログでも吉田監督に対してネガティブになっていましたが、とりあえずは年間9位という事でやれやれでしょう。ただ、油断は禁物。秋からACL、ナビスコ、天皇杯での超過密日程が待っています。
昨日のアウェー仙台戦では、当ブログで「エデっさん」と呼ばせてもらっている、エデウソン選手のデビューがお預けになりましたが、選手チャントが披露されました。山口百恵ときましたか・・・やはりサプライズ満点でいつも驚かされます。
あと、ネットを観ていたら、みや長さんの面白い動画を発見しました。今年の「柏まつり」でのステージPRですが、やはりエンターテイメント的に面白い。2011年までは試合開始前のサポータータイムで、楽しいひと時でしたが、また復活しないかなと。
「カリスマの存在」カテゴリ以外のJ1柏関連:64 / 63 / 62 / 61 / 60 / 59 / 58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
事例紹介コラムです。
またしても川崎さんです。やはり、優れたクラブというのはどういう角度から見ても、付加価値が高いんだなと実感しました。「川崎は特別でしょ」という声を以前に聞いた事がありますが、果たしてそうでしょうか。価値観だと思います。売上・利益本位なのか、ファン・サポーターそして地域本位なのか。それらとの距離感をどう考えているのかであって、少ない予算でも、少ないスタッフでも全然できると思います。
ネットの中で、「川崎のツイッターすごいよ」という情報を得ました。川崎さんは、SNSについて最近フェイスブックをスタートさせて、ツイッタ―やLINEなどすべて揃った事で、どういう運営をされているのか興味がありました。以下、順番に紹介。
【ツイッタ―】
川崎さんの公式ツイッタ―は、「ふろん太」「カブレラ」「川崎フロンターレ スタッフ」「川崎フロンターレ スクール・普及コーチ」の4種類。2つのマスコットは同じような内容です。スクール・普及コーチはまさにアカデミーでの生の声が聞こえます。以前に、閲覧数が少ないからとメインのSNSと合体させた事例をどこかで見た事がありますが、閲覧数を気にせず、読者目線で運営されている立派なSNSだと思います。
そして、注目すべきは「川崎フロンターレ スタッフ」です。先週のアウェー柏戦で、アウェーツアーでの出発から帰着までの実況、現地応援サポからの現地グルメ情報など、素晴らしい内容です。以下、少し紹介してみましょう。
・川崎フロンターレスタッフ @frontale_staff · 24時間24時間前
JTBアウェイツアーは武蔵小杉到着。途中渋滞もなく予定より早く着きました。
・【スカパー!プレゼンツパブリックビューイング】間もなく柏戦キックオフ!!iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズからも声援を送ります!
・[柏戦応援現地サポより]「待機列に並んでます!虫がいっぱいいて、待ってる間も息子さん楽しんでます♪バッタGET!トンボがたくさん飛んでます。」 → お子さん、たくましい…‼︎【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「14:30現在の入場待機列です。木陰に入って涼むスペースも限られているので各自暑さ対策をしっかりと!」 → 写真から暑さが伝わってきます…試合まで時間があるので、皆さん要注意です。【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「スタジアム着きました(^^)やっぱりサッカー専用スタジアムは迫力あります!」 → ピッチとの距離が近いですよね。【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「アウェイ自由席 いっぱいです。」 → 現地組の皆さん、ありがとうございます!【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「柏といえばホワイト餃子。開店前からフロンターレサポーターがたくさん並んでました。」 → すごい食べ応えがありそう!【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「柏に向けて出発します。」 → 見覚えのある頭頂部がチラッとしてますね(笑)現地で会いましょう!【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「開門までの暇潰しとして柏の葉ららぽーとに来ました♪ここで涼んでからスタジアムに向かいます‼」 → 有意義なプランですね‼︎【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「柏サッカー場へ行く前に我孫子駅構内にある弥生軒で腹ごしらえ。ここの名物は、このから揚げそば。なんとこのボリュームで480円!」 → 安いし、ボリュームがすごい‼︎【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「柏戦に来ました。あ・つ・い!暑い日はカレー!ってことで待ってます。現地に売店1つしかないようなので、飲み物は事前に準備を!」 → このお店、おしゃれ。飲み物は買って行きましょー!【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「日立柏サッカー場付近の住宅街にある写真の標識はJリーグ試合開催時に適用。こんな標識は初めて見ました。」 → よく見つけましたね! 中々レアな気がします。【広報】#frontale
・[柏戦応援現地サポより]「柏駅に隣接してる『とんQ』さんで、やまと豚のロースカツ頂きました。凄く柔らかくて美味しかった。これで今日は勝てそうな気がします!」 → おいしそう‼︎ さりげなく「F」の帽子も。【広報】#frontale
川崎フロンターレ スタッフ公式ツイッタ―:https://twitter.com/frontale_staff
J1川崎公式ツイッタ―ページ:http://www.frontale.co.jp/twitter/
現地サポさんに書き込みだけで終わるのではなく、すべてきちんと「→○○○○【広報】#frontale」と返信されているのが素晴らしい。よそでは一方的なSNSが見られる中、双方向の楽しそうなSNSでほのぼの感満点です。たぶん、フロントスタッフさんからは「他の業務で忙しいのに、面倒くさいなぁ」という声は皆無で、楽しみながらされている姿が想像できますね。まさにファン・サポーター本位の対応だと思います。
試合情報の合間に、旧川崎球場であり、指定管理人をされている富士通スタジアム川崎での、スポーツ文化情報(異競技交流)の情報がどんどん入り込んできて、誠に賑やかなツイッタ―です。富士通スタジアム川崎はまた紹介しますが、グラウンドゴルフやラクロス、フットサル情報が入ってきて、内容の濃さを感じます。時々グッズ情報も入ってきますが、全然違和感ありません。これが商業宣伝ばかりだったら、違和感ですぐに違う画面に切り替えるところですが。センスのいいスタッフツイッタ―だと思います。この記事を書こうと思って、観てみたらすでに新しいつぶやきで埋まっていて、前節の情報はかなり前に行っていました。素晴らしいツイッタ―だと思います。
そして、毎日更新されている「フロンターレ日記」の7月15日の記事に「今更ですが、facebook始めました。」という記事が登場しました。そうなのです。今まで公式フェイスブックのみ運営されていなかったのです。記事を読むと、開設に至るフロントスタッフさんの気持ちがよく出ていました。抜粋して紹介。
【フェイスブック】
以前からずっとやろうか悩みながら、運用開始にまで至らなかったfacebook。開設に至った1番の要因は「ボルシア・ドルトムントとのプレシーズンマッチ」。日本ではfacebook以外にもTwitterやInstagram等、まだまだ様々なSNSが根強く利用されていますが、ドイツではもっぱら利用されるのは「facebook」ということが分かり、フロンターレの情報をドイツの皆さんに届きやすいのはfacebookではないか。ということから、トントン拍子に運用スタートに至ったとか。いざ始めようとした時に、いつも考えるのが「どんな情報」を「どう出すか」…。
他にも様々なSNSを運営しているので、どうにかfacebookだけの色を出したいと考えて相談した結果、facebookでは、写真をメインに時期限定や試合の詳細情報等を一緒に掲載と試しているのが現在の形とか。
他のSNSであるInstagramは、facebookとの連携が出来るので、いい写真がInstagramページに出てきたら、それを引っ張ってくることでfacebookユーザーにもカブレラの存在やInstagramをフロンターレのマスコットがやっていることをアピール。
実際に使ってみて驚いた事が、動画をダイレクトにfacebookの画面上で見られるように投稿したところ、同じものをYoutubeに載せたよりも再生回数がすごく多いという事実。他のSNS同様に、1人でも多くの人にフロンターレに触れる機会を作りたいと考えて新たな媒体にトライしてみた形で運営。
フロンターレ日記該当記事:http://www.frontale.co.jp/diary/2015/0715.html
J1川崎公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/kawasakifrontaleofficial
【LINE】
若い世代を中心に世界的に普及しているSNSですが、当ブログ的には「会員限定サービス」という捉え方で、世界中誰でも閲覧できる上2つのSNSとは一線を引いております。商業活動上で「○○限定」が望ましいという価値観があるのかもしれませんが、スポーツも文化もオープンであるべきであり、線引きをすればするほど、広がりが減ると個人的に思っています。
そんな中で、川崎さんの「会員限定」のSNSである、公式LINEのページを観てみると・・・やはり、ファン・サポーターとの距離感が近いこだわりを目にできました。さすがです。流せばいい、早ければいいだけではない事がよくわかりました。以下、抜粋して紹介。
配信情報: 選手・ふろん太からのメッセージ、お得な情報を配信。(週に1~2回程度の頻度を予定)
こだわり: 送信メッセージにの対して、個別に対応・返信できない代わりに、選手・スタッフからのメッセージを数パターン用意し、自動返信でランダムに送信。「ぜひ、お友だちになって、メッセージを送ってください!!」との事。
フロンターレ日記該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2013/0701_16.html
【その他のSNS】
Instagramは写真や動画を撮影してシェアする事で、コミュニケーションを楽しめる無料のスマートフォンアプリ。投稿した写真は、FacebookやTwitter、Tumblrなどでもシェア可能。
YouTubeでは、「川崎フロンターレチャンネル」として、動画専門のチャンネルとして運営。755は「芸能人とも話せる新世代トークアプリ」という事で、「ふろん太とカブレラのつぶやき部屋」として運営。確かに両マスコットとお話できるようですね。
うーむ、昔流行った「チャット」が進化したものなのか、こういう分野は詳しくないため、よくわかりません。どなたか教えてください。
J1川崎公式Instagramページ:https://instagram.com/frontale_kabu/
J1川崎公式YouTubeページ:https://www.youtube.com/user/frontalechannel/
J1川崎公式755ページ:http://7gogo.jp/lp/6OPDISnXWchWkVIvojdMdG==
という感じでした。当ブログでも以前の記事でSNS事情についての全クラブ調査を行っております。特に最も信頼性が高く、普及率も高く、世界で通用するフェイスブックについて、実施していないところはなぜなのか摩訶不思議です。「すでに他のSNSをやっているから」というのは、上の川崎さんの事例を観れば一目瞭然。現状ではファン・サポーター向けに義務化しているのではないでしょうか。SNSも種類が多く、今ややっている・いないというレベルから、どう使い分けができているかというのが評価基準になっていると個人的に思っています。読者の皆さんの地元クラブのSNS事情はいかがでしょうか。
J1川崎関連:57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
事例紹介コラムです。
ゲキサカを読んでいたら、「チーム人件費はここ4年で約33億円増加…鳥栖が大幅増、鹿島が大幅減」というタイトルで、昨シーズンのクラブごとの経営情報開示についての一つの情報が報道されました。何とも言えない内容でした。ゲキサカの記事に「2015年順位(年間総合前節時点)/2014年順位以下」を追加しています。また、昇格・降格したチームは数字を抜いています。抜粋して紹介。
Jリーグは22日、各クラブの経営情報を開示。各クラブの人件費も公表され、14年シーズンにJ1、J2に所属し、2011年から人件費を公開している37クラブの推移を見ると、ここ4年で総合計は33億3,500万円増加。全体では25クラブのチーム人件費が増加、12クラブが減少。
【14年度チーム人件費(11年度比)】
〔J1〕 2015年順位(年間総合前節時点)/2014年順位
・柏 : 20億5,900万円 (+1億4,000万円)13位/4位
・浦 和 : 20億5,400万円 (+1億6,800万円)1位 /2位
・名古屋: 20億5,300万円 (▲1億1,400万円)9位 /10位
・G大阪 : 18億1,500万円 (▲1億9,500万円)4位 /1位
・横 浜 : 17億6,500万円 (+3億2,400万円)6位 /7位
・大 宮 : 17億2,000万円 (+4億600万円) -
・F東京 : 17億900万円 (+2億8,200万円)3位 /9位
・C大阪 : 16億8,000万円 (+4億9,500万円)-
・鹿 島 : 15億6,200万円 (▲5億400万円) 8位 /3位
・川崎F : 15億4,600万円 (▲4,100万円) 5位 /6位
・清 水 : 13億5,400万円 (▲2,200万円) 18位/15位
・広 島 : 13億4,900万円 (+2,500万円) 2位/8位
・神 戸 : 13億4,800万円 (+3億3,800万円)7位/11位
・鳥 栖 : 11億7,600万円 (+8億2,300万円)11位/5位
・仙 台 : 11億4,100万円 (+1億3,400万円)12位/14位
・新 潟 : 10億8,500万円 (+2億7,600万円)17位/12位
・徳 島 : 9億2,700万円 (+4億3,700万円) -
・甲 府 : 7億5,900万円 (+8,800万円) 14位/13位
J1合計: 271億300万円 (+30億6,100万円)
〔J2〕 2015年順位(年間総合前節時点)/2014年順位
・磐 田: 13億5,200万円 (+5,300万円) 2位/4位
・千 葉: 10億6,500万円 (+6,200万円) 7位/3位
・京 都: 6億9,500万円 (▲2億円) 20位/9位
・岐 阜: 5億300万円 (+3億1,100万円)21位/17位
・岡 山: 4億9,900万円 (+1億3,600万円)14位/8位
・横浜C: 4億9,300万円 (+1,500万円) 10位/11位
・山 形: 4億6,300万円 (▲2億4,300万円) -
・湘 南: 4億5,200万円 (▲5,900万円) -
・松 本: 4億4,300万円 (―) -
・札 幌: 4億3,000万円 (▲8,300万円) 9位/10位
・福 岡: 4億1,700万円 (▲1,100万円) 6位/16位
・大 分: 3億4,900万円 (+5,600万円) 22位/7位
・東京V: 3億4,600万円 (+4,600万円) 5位/20位
・長 崎: 3億3,500万円 (―) 8位/14位
・富 山: 2億9,900万円 (+5,300万円) -
・栃 木: 2億9,200万円 (▲4,100万円) 18位/12位
・北九州: 2億8,400万円 (+6,200万円) 11位/5位
・熊 本: 2億7,600万円 (+1,900万円) 19位/13位
・愛 媛: 2億5,700万円 (+5,100万円) 12位/19位
・水 戸: 2億3,500万円 (+8,300万円) 17位/15位
・讃 岐: 1億8,000万円 (―) 18位/21位
・群 馬: 1億68,00万円 (▲3,600万円) 13位/18位
J2合計:98億3,200万円 (+2億7,400万円)
J1・J2総合計 369億3,500万円(+33億3,500万円)
〔J3〕
長野 1億9,200万円/ 金沢 1億7,000万円/鳥取 1億6,200万円/ 町田 1億2,000万円/ 福島 9,800万円/
秋田 9,200万円/ 琉球 7,600万円/盛岡 6,100万円/ 相模原 5,200万円/ 藤枝 2,400万円/YS横浜 1,800万円
J3合計 10億6,500万円
1位は柏で3年連続の1位。2位は浦和さん、3位は名古屋さん。最も増やしたのは鳥栖さんで8億2,300万円増加。鳥栖さんは2期連続の赤字を計上しており、人件費の圧迫がクラブ経営に大きな影響を与えている模様。また、逆に一番大きく減らしたのが鹿島さんで5億400万円。2011年度は名古屋さんに次ぐ2位の20億6,600万円だったが、14年度は15億6,200万円で全体の9番目。
ゲキサカ該当記事:http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167767-167767-fl
という内容でした。読者の皆さんはこれらのデータを観て、何を感じるでしょうか。それはお任せします。以前にどこかで、人件費によって順位が決まるような発言を耳にした事がありますが、これらのデータを目にすると、そうは言いきれない事がよくわかります。「強くなるためには人件費を上げなければならない。そのためには儲けなければならない」という価値観に結びつきます。
果たしてそうでしょうか。J2では3位の京都さんや4位の岐阜さんの今シーズンの順位はどうでしょうか。よく観たら、地元岡山もいつの間にかJ2で5番目の人件費の高さになっているようですが、順位に反映していませんね。ヴェルディさんは極端です。同じような水準なのに、昨シーズンは降格争いでしたが、今シーズンはプレーオフ圏内です。本当に大事な事は、自分達だけでひたすら儲ける事ではなく、地域に広く根を張り、地域の宝として支援者を増やし、地域全体で力を上げて行く事だと認識しております。
そして注目すべきが岡山より2つ下以下。何と3チームが揃ってJ1に昇格しています。つまり、岡山より人件費が低い2チームがJ1自動昇格。1チームがプレーオフでの昇格なのです。しかも湘南さんは現在J1で年間10位で頑張っていますね。
そしてJ1ですが、柏は連続1位なんですね。確か、他の費用を削減して強化費用に充てていると聞いていましたが、まさにそんな数字ですね。こうして見ると、広島さんや川崎さんは素晴らしいですね。 これらのデータを観ると、目先の数字だけ追ってもチームは成長できないという事ですね。当ブログではその上に「100年残れる付加価値」を加えて考えております。
PV生観戦レポです。
昨日、ウルトラスで開催されたファジのアウェーC大阪戦のPVに参加してきました。平日ナイトゲームという事で、出張移動を合わせて、お店に立ち寄る事ができました。店入りは有名どころが相手の割には、それほど多くない印象。また来店客の顔ぶれも知らない顔が多かった印象。
最初の時間帯はまだ湧いていましたが、同点にされてからは会場も、いわゆる「お通夜状態」になっていました。何度か岡山がボールを奪取して湧いても、プレーミスやボール奪取されてため息の連続。
試合ですが、この日は矢島選手がボランチを務め、新入団の岡本選手がベンチ入り。相手は特に田代選手が要注意。メンバーで、また最初からガンガンプレスをかけられて失点するのかと話をしていましたが、試合の入りは岡山の方がいい動きで期待が持てました。開始早々にFKからゴール前でフリーになっていた久保選手がナイスなヘディングシュートを決めて先制。
期待が大きく高まりましたが、相手のシュートで中林選手がファンブル(というのか)したボールを決められてしまう。雨という天候で中林選手も無難にパンティングを多用していたりしましたが、ちょっとタイミングが悪かったですね。いい動きが見られたのはここまででしたか。個人的には。
前半34分には田代選手が上手く放り込んだボールを玉田選手が上手くゴールに叩き込んで逆転。ここから後は、岡山はやはりパスミス、トラップミスがちょくちょく目につく。一方のセレッソさんは無い事は無いが全然少なく、ポゼッションが上手い。横から山やん君が「上手いすねぇ」と何度もため息が出るくらいに。
この日は玉田選手、山口選手が特に躍動して見えました。前回ホームで対戦した時より強くなっているのではないかと思います。あの時はフォルラン選手等外人選手がいましたが、チームのまとまりが弱く、「その割には弱い」状態でしたが、今回はまとまりを感じて、コンビネーションも強く、元1にふさわしいチームに見えました。
一方の岡山はいい所が無い中、矢島選手のボランチは「もう少し見てみたい」という印象。登場時に沸いた岡本選手は、前でボールが収まめられるターゲットが一つ増えたような感じで、今後に期待ができる内容です。ただ、前情報でいろいろと聞いているので、今後も気を付けて見たいと思います。
久保選手も頑張っていましたが、もし昨日がダメだったら、「脆弱な選手層の中で、今一つの選手を回しているだけ」と言われそうな状況だったので、先制弾を決めたのは大きかったですね。
ネットの戦評では、最悪のピッチコンディションの中、セレッソさんは立ち上がりに先制されるが、サイドから低く速いクロスを多用し、岡山の守備陣を揺さぶっていく。前半10分に、ゴール前で弾かれたボールを押し込んで同点弾。前半34分に逆転弾。後半はピッチの状態が回復したこともあり、セレッソさんは細かくパスをつないで主導権を得た展開。
また、今朝の山陽新聞朝刊では、「ファジ 今季最悪 3連敗」というタイトルで、厳しい論調の記事が出ていました。
立ち上がりから相手の背後を突く攻撃が効果的だったが、徐々にミスが増えて守勢に回った。セレッソさんは2トップを軸に好機を作り、攻撃が多彩。岡山は矢島選手のボランチ先発など、新たな布陣で臨み、狙い通りの形で得点し、勢いづけたはずがあっさり流れを手放してしまう。決勝点についても、岩政選手が出た時に手薄になったポジションをカバーするという基本が疎か。
これで、大宮さん、徳島さん、セレッソさんと続いた昨シーズンJ1勢との対戦は3連敗。総合力をの高さを見せつけられた格好。昨日は同時に讃岐さんの動向を見ていました。勝ち点では横並び。逆転された時点で、このまま讃岐さんがドローで終えたら15位に転落するぞと。試合終了後、これで15位転落かと話をしていて、試合結果を見たら、栃木さんがロスタイムに得点して勝利。他力本願でありながら14位死守できました。
しかし、同じ勝ち点で讃岐さんが並び、2点下に先日完敗した徳島さんが迫ってきました。次の相手はその栃木さん。負けたら最悪16位。勝てば最高11位です。
昨日は、YAHOOニュースだったか、J1とJ2の人件費ランキングを観て、いろいろと話し込みました。その話題はまた後日お届けしたいと思います。この日、この戦いっぷりでは山陽新聞さんの「残留争いも現実を帯びつつある」というのもあながちオーバーではないぞという声も聞こえました。「J3からまた這い上がっていくのもいいかも」という手厳しい話も聞こえてくるし。本当にネガティブな日でした。皆様お疲れ様でした。
事例紹介コラムです。
昨日突如、興味深いニュースが飛び込んできました。Jリーグは理事会にて堀江貴文氏など5名とアドバイザー契約を締結したことを承認したと発表したというもの。アドバイザー契約というのは何なのか。単なるアドバイスをするだけの存在なのか、Jリーグの方向性を軌道修正するタスクフォースなのか。なぜ開幕して前半を終えた今の時期になのか。いろいろと憶測が飛んでいます。ただ、理事会承認という事で、公認の役職のようなので、2ステージ制の撤廃など急激な変革は期待できないが、今までに無かった動きなので、これから何か起こる予感もします。以下、抜粋して紹介。
アドバイザー契約を締結したのは、堀江氏、梅澤高明氏、冨山和彦氏、夏野剛氏、西内啓氏の5名。各アドバイザーよりJリーグが推進する各プロジェクトへの助言や提言を今後はもらうことになるとリーグは発表。5人のアドバイザーの経歴は以下のとおり。
【梅澤高明氏】
A.T.カーニー㈱日本法人会長 パートナー(ニューヨークオフィス)。東大法学部卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学修士。日産自動車を経て、A.T.カーニー入社。日米で20年にわたり、戦略・マーケティング・組織関連のコンサルティングを実施。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」コメンテーター。グロービズ経営大学院客員教授。クールジャパン関連の政府委員会で委員を務め、戦略の立案・推進で政府を支援。
【冨山和彦氏】
㈱経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。東大法学部在学中に司法試験に合格。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、コーポレイトディレクション(CDI)代表取締役を経て、㈱産業再生機構(IRCJ)COOに就任。その後、㈱経営共創基盤(IGPI)を創業。オムロン社外取締役、ぴあ社外取締役、みちのりホールディングス取締役。財務省財政投融資に関する基本問題検討会、文部科学省科学技術・学術審議会基本計画特別委員会委員、内閣官房まち・ひと・しごと創生会議有識者メンバーなど、政府関連の委員会で委員として勤務。経済同友会副代表幹事。
【夏野剛氏】
慶大特別招聘教授。早大政治経済学部卒、東京ガス入社。ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、NTTドコモで執行役員に就任。現在は慶大の他に、KADOKAWA・DWANGO、トランスコスモス、セガサミーホールディングス、ぴあ、グリー、DLE、U-NEXT等の取締役を兼任。ダボス会議で知られるWorld Economic Forum の“Global Agenda Council”メンバー。東京五輪競技大会組織委員会参与。経産省産業構造審議会臨時委員。内閣官房クールジャパン推進会議構成員など。
【西内啓氏】
㈱データビークル取締役。東大医学部卒。東大助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長等を経て、昨年11月より㈱データビークルを創業。
【堀江貴文氏】
SNS㈱オーナー兼従業員。オン・ザ・エッヂを設立後、経営破たんした旧ライブドアから営業権を取得。その後、様々な会社を買収。㈱ライブドア元代表取締役社長CEO、SNS㈱オーナー兼従業員など。
サッカーキング該当記事:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150721/332862.html
堀江氏以外の4人はどちらかと言えば、経営コンサルのカラーが強く、同じような経歴の村井チェアマン好みの人材ではないでしょうか。この方々は果たしてどこまで役に立てるのか。デイリースポーツには「ホリエモンの改革を求める声殺到」という記事が出ていました。堀江氏は元々、'97年の「ジョホールバルの歓喜」の時にもサポーターとして現地で観戦しているほどの熱狂的なサッカーファン。「金満チームを作るにはやっぱ外資が必要ですか?」という質問に対して、「もちろん」と即答したりプロスポーツチームの資産価値ランキングに対し、「Jリーグもいずれ何チームかランクに入ってくるようになって欲しい。東京都心にビッグクラブが2つは欲しい」」「(アドバイザーになったのは)10年でプレミアリーグを越えるため」「地政学的にいってこれから大発展が見込まれるアジアで現時点で一番のリーグはJリーグ」と持論をコメントしたとか。
正直、全くわかりません。現在はいわば得体のしれない存在。当ブログは大昔から「諮問組織」を置くべきというのが持論であり、「物を言う」存在を作りたがらないところもあるのではないかと個人的に漏ってきました。そういう中で、Jリーグがアドバイザーグループを設ける事はいいことだと思います。ただ、人選がよくわからない。堀江氏にはスポーツビジネスの実績がありません。その昔に幻の「仙台ライブドアフェニックス」構想がありましたが、実現に至らず。その後は皆さんご存知のとおりの人生を歩まれ、最近になってTVにいくらか出ておられます。2ステージ制の即撤廃を進めてくれれば大賛成ですが、微妙な感じですね。
個人的にやはり気になるのが、どうして今の時期にこういう動きをするのかです。かなりうがった予測としては、実は水面下では2ステージ制の失敗の発覚とともに、早急な人気盛り上げ策の実施が噴出。責任逃れ的なものもあるのかもしれませんが、今後のいろいろな役目を担ってもらうために、アドバイザー制度を創設したというのもあります。
という事でしばらく様子を見たいと思います。正直今回の動きは劇薬だと思います。最初は劇薬でも、そのうちに良薬になる事もあります。特に何の影響も与えないだけに終わるのか、そのままJリーグの衰退を後押しするのか、はたまたJリーグを根本的に改革できるホワイトナイトになるのか。今後の動向を注視です。
Jリーグ.jp該当ページ:http://www.jleague.jp/release/post-36815/
ホリエモンチャンネル:http://bizcast.bz/ch/horiemon
Jリーグ組織問題関連 (その他):21 / 20 / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
Jリーグといえば、今日「Jリーグ.jp」を観たら、「J's GOALアーカイブ」なるページが出現していました。何の前触れもなく突如右コンテンツの真ん中に姿を現しています。何じゃそりゃという感じです。そういうやり方をするから、サポーターから総スカンをくらう訳です。(この辺りの動きも気になっています)
ちょっとずれているのではないですか。過去のデータが消えた事以上に、サイトの情報力のレベルダウンが問題とされているのであって、アーカイブを設置したら解決する話ではないと思います。
そんなアーカイブを作るなら、素直に失策を認めて、J's GOALを完全復活してはいかがでしょうか。面子を考えるから空回りして失敗するのではないでしょうか。きちんとファン・サポーターとの対話の場を設けて、一つ一つ意見交換を続けて行けば道は開けると思います。
話は変わり、今日開催されたファジのアウェーC大阪戦のPVに参加してきました。その模様は明日。
事例紹介コラムです。
先日、対戦した川崎さんですが、最近また事例が溢れています。情報化関係でいい事例があるのですが、準備不足で後日お届けします。お楽しみに。今回もスゴイです。前回、スタジアムに宿泊する企画を紹介しましたが、実施されたようです。フロンターレ日記を読みましたが、やはりこちらは異次元を進むスーパークラブです。以下、抜粋して紹介。
7月11日(土)のFC東京戦は七夕が近いことから「天の川クラシコ」と題してプロモーションを展開。その一つに、Jリーグ史上初のスタジアム一泊二日宿泊企画「星空を見ながらスタジアムに泊まろう!&防災体験」を試合前日の10日(金)に実施。この企画はその名の通り、「スタジアムに宿泊」、「星空観測」、「防災体験」と大きく3つの内容で構成。
昼過ぎにスタッフが集合して準備。まずスタッフが取りかかったのはスタッフ分も合わせてテントの設営。今回はアウトドア用品の有名メーカー「コールマン」に、30基近いすべてのテントをレンタル提供。今回の参加者には一人に一つ、フロンターレカラーのコールマンの寝袋を進呈。コールマンのテント村の設営している横では、天体望遠鏡や双眼鏡メーカー「ビクセン」が夜の星空観測会に向けて準備。定刻の19:30にはすべての参加者(約700名の応募で当選者は50名)がスタジアムに到着。
【1日目】
〔防災体験〕
最初のプログラムとして、中原区役所が主催。内容は避難訓練ではなく、災害時の対処法、普段からの準備法当の紹介。等々力陸上競技場も実際に震災が起こった時は避難場所になるので、参加者の方々にとっても貴重な体験。
〔星空観測会〕
平塚市博物館の天文担当の学芸員による、今日見える星の講話を実施。その後、天体望遠鏡と双眼鏡を使った星空観測会を実施。望遠鏡や双眼鏡で星空を見ている参加者には、どこに何が見えるかなど、学芸員スタッフやメーカー(ビクセン)スタッフが解説。
〔メインスタンドのシャワールームでの入浴タイム〕
じゃんけんの結果、ホームシャワールームが女性参加者、ビジターシャワールームを男性参加者が使用。男性陣は少し残念がっていましたが、スタッフから「ビジター側は3日前にドルトムントが使用」と聞くと、一気にテンションアップ。シャワーに入るときの脱衣所は「選手ロッカールーム」。
シャワールームには浴槽が4つあり、二つずつお湯と水に分けて、選手が行なう「交代浴」をみんなで体験。交代浴は疲労を早く取るために実施。更に今回はサボンの協力のもと、選手が使っているものと同じシャンプー、コンディショナー、ボディオイル、ボディスクラブを用意。その後はテント村で就寝。
【2日目】
〔散歩〕
6:30より散歩を実施。全員が参加して陸上トラックを歩き、選手ベンチに座ってみたり、トラックを走ってみたり。
〔メインスタンド6Fスカイテラスでの朝食〕
スポンサー企業や地域の多くの協力を得て準備。メニューは、フルーツグラノーラ、備蓄パン、アルファ化米、バナナ・パイナップル・グレープフルーツ、牛乳、ミネラルウォーター。フルーツグラノーラに掛ける牛乳は、4月に行なったフロンパークイベント「ドールランド・春」で出展してもらった相澤良牧場のもの。バナナ、パイナップル、グレープフルーツはドール。パンは、備蓄食を製造・販売しているパンのアキモト。米は中原区役所。
グレープフルーツをジュースにするマシン「CAJUTTA」は㈱カジュッタ。参加者が使う食器は、中原小学校。スプーンやフォークや食材を入れる器は、中原区の保健福祉センターと、多くの提供・貸出のもとで実施。
食事時には前夜に行なったレクリエーションの賞品抽選大会が実施され、使用済みの選手着用スパイク等を進呈。朝食後はグラウンドに降りて最後の片付け。自分たちのテントは自分たちで運搬。運び終わった後にみんなで解散挨拶。
という内容でした。相変わらずですが、Jクラブとしてのクオリティの高さを感じます。そこには商業主義というカラーはみじんも感じられませんでした。一見地域と距離が近いようで、実は地域だけでなく、ファン・サポーターとも全然距離が離れているクラブというのも中にはあるのかもしれませんが、本当に川崎さんは地域と距離が一番近いクラブだと思います。これからも頑張って欲しいですね。
フロンターレ日記該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2015/0719.html
J1川崎関連:56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①