リスペクト(事例紹介)コラムです。
約半月くらい前に、教育関係X氏から、Jクラブの来場促進など、クラブをあげた販促キャンペーン事情について、全クラブチェックして欲しいと依頼が来ていました。どういうシチュエーションの時の参考にされるのか、よくわかりませんが、知りたいそうです。J2岡山でも「チャレンジ1」というキャンペーンをやっていましたね。さあて、どういう結果になるのか、当ブログとしても楽しみでした。以下がその結果です。
【J1】
・浦和: 年間勝ち点1位、年間優勝獲得に向かうクラブを挙げたキャンペーン:「ALL COME TOGETHER!」
http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/2016-all-come-togetherをスタート/
・川崎: 来場(チームカラー着用)スタイルキャンペーン:「Paint it Blue キャンペーン 2016」
http://www.frontale.co.jp/info/2016/0704_16.html
・鹿島: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・G大阪: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・大宮: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・広島: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・神戸: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・柏 : 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・F東京: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・横浜M: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・鳥栖: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・仙台: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・磐田: 来場促進キャンペーン(選手が限定ユニ着用、来場者プレゼント、限定グッズ販売等):「真夏の大決戦~挑戦! ジュビロ魂を見せつけろ!~」
http://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=4821&year=2016&month=05
・甲府: 残留争いでのファン・サポーターへの共闘呼びかけ:「残留への最終決戦 すべての思いを小瀬へ」
http://www.ventforet.jp/news/news_release/512744
・新潟: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・名古屋: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・湘南: 残留争いでのファン・サポーターへの呼びかけ:「いつも湘南ベルマーレをご支援いただいている皆様へ」
http://www.bellmare.co.jp/156551
・福岡: 「バトルオブ九州」鳥栖戦来場促進キャンペーン: 「レベスタ2万人の力で勝つ!!」団からの招待企画
http://www.avispa.co.jp/news/post-5830 / http://www.avispa.co.jp/news/post-5632
【J2】
・札幌: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・清水: 公式HPトップに「平均観客数」表示。ファン・サポーターへの共闘呼びかけ:「ファン・サポーターの皆様へ」
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/34223
・松本: 公式HPトップに「入場者ランキング」表示。特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・C大阪: ファン・サポーターへの共闘呼びかけ:「あの日を忘れない。ともに、帰るべき場所へ。≪絶対にJ1に行く。いや、帰る。≫」
https://www.cerezo.jp/news/2016-09-28-2/
・京都: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・岡山: 公式HPトップに「平均入場者1万人への道」「」表示。公式ブログ(毎日)にて目標数字表示。シーズンを通した来場促進大キャンペーン:「チャレンジ1」
http://www.fagiano-okayama.com/news/p1456928456.html
・町田: 公式HPトップに「クラブ目標 平均入場者数 クラブゼルビスタ会員数」表示。 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・横浜C: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・徳島: 公式HPトップに「入場者ランキング」表示。特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・愛媛: 公式HPトップに「入場者ランキング」表示。特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・千葉: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・山口: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・水戸: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し(9月分以降は確認不能)
・山形: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・長崎: 公式HPトップに「1試合平均観客数、シーズンパス販売数、ファンクラブ入会者数」表示。特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・熊本: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・群馬: 「来場人数を1名増やす」来場促進キャンペーン:「&(アンド)1プロジェクト」
http://www.thespa.co.jp/thespa/club_newsinfo/news/newsdesc.cgi?newsid=2016040801
・東京V: 特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・讃岐: 公式HPトップに「ホームゲーム総入場者数、平均入場者数」表示。「5,000人以上のスタジアム」来場促進キャンペーン。
http://www.kamatamare.jp/news/2016/11/
・岐阜: 公式HPトップに「平均入場者数」「シーズンパス、FC、後援会会員数」表示。特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
・金沢: 公式HPトップに「平均来場者数」表示。公式FC会員入会キャンペーン「めざせ4000人!Zwelve入会キャンペーン」実施。
アドレス
・北九州: 公式HPトップに「シーズンパス席数」「FC会員数」「平均来場者数」表示。特にクラブを挙げての来場等のキャンペーンは無し
という結果です。これらを観て、どう思われるかは読者の皆さんにお任せします。J2岡山の他に観客動員目標数値を何度も露出しているところは無かったですが、岡山の方は平均来場者1万人超えを達成しています。J1昇格プレーオフ準決勝に勝ち上がり、次の決勝で勝てばJ1昇格が決まるタイミングと重なり、何とも言えない感じですが、依頼は依頼。教育関係X氏、これでよろしいでしょうか。
個人的には平均観客数等の「数字」は水物と認識しています。J1時代の大分さん、W杯優勝時期のINACの観客数と現在を比較したらどういう事になるでしょうか。正しい価値観に基づいたしっかりとした付加価値があれば、数字は揺らぐ事は無いですが、もし勝ち負けや順位のみとか内容が伴っていない数字であれば、下降気味になっていくとどういう事になるのかとよく思います。
話は変わり、今日開催されたJ1のCS第1戦をTV観戦していました。正直2ステージの廃止が決まっていなかったら、鹿島さんを応援していましたが、廃止が決まった後であれば、もはや「死に制度」なので、今季本当に強かった浦和さんを応援していました。おかしな制度でまぐれのような格好で順位が変わるべきではないと思います。真の実力で総合評価を勝ち取り、他を見渡して自分達よりも強い存在が見当たらない時点で、初めて優勝なり昇格すべきと思っています。
浦和さん勝ちましたね。待機期間が長かったですが、全然強かったです。それにしてもJ1はやはりプレーも早いし、精度も高いと実感しました。あれくらいボールを早く正確にポゼッションできるチームでないと、J1にいるべきでないなぁとも思いました。第2戦が楽しみです。
PV観戦レポです。
昨日、ウルトラス他岡山駅周辺の各会場で開催された、ファジのJ1昇格プレーオフ、アウェー松本戦のPVに参加してきました。今回は全部で4か所の会場を一気に回ろうと心に決め、周回計画を立てました。その最初が、語る会としても実施するウルトラスの会場。そこで自分の場所をキープした後に、前半で回り切ろうと。
この日の予想は、会場分散、雨の天候で少し空いているかもしれないという気持ちがよぎったのが甘かった・・・ それでも早めにと試合開始1時間前に店に向かう。でも、道から長い列が見えて、「マジか・・・」と絶句。3Fからの階段からビルの外、道を曲がるくらいに長い列ができていました。思わず「はよ来て! 席無いかも」と絶叫メールを送る。
来店するが、着席できる場所はすぐに終了。ダーツ側の立ち席のテーブルを何とかキープ。他の来店客と何人も相席になりました。もつ鍋氏、Fリーダー、熊氏、隅氏が続々と到着しました。
という事で一度退店で3会場へレッツゴー。30分前に出発して、ママカリフォーラムで主催者挨拶とか見れるかなと思っていましたが、予想以上の混み具合で大幅に予定変更。まずは通り道にあった、イオン岡山会場に到着。未来ホールでPVをやってましたが、モニターは頭上のデカいもののみ。でも、画面が大きいから全然OK。ビブスを来たボランティア(アルバイト?)の方々が観客整理をされていました。あのメンバーはどこから来たのかなと思ってみたり。
続いてはコンベンションセンターです。2Fホールに到着。試合が始まっているから、廊下には人影が無く、事務局の方が1人いるだけ。岡山市の職員さんのようで、いろいろ聞いてみると、スポーツ振興課のトップチーム担当の方とか。「ブログ観て下さい」と少しだけ挨拶させていただきました。
入口で、K谷SPOC研究会会長(会議所副会頭)さんに挨拶。顔を覚えてもらっていて良かった。約200人だったか、入場整理券はすでに配布終了だった様子。もちろん写真撮って次へ行くので、まあいいかと。会場いっぱいに置かれた椅子にビッシリ座っていました。
最後に奉還町りぶらです。入口に貴公子氏がいました。前のPVの時と比べて全然人が多い。中に入れない感じ。上手く横をすり抜けて、奥へ行ってみる。それでも手前のモニター前はそれほど混んでいなかったです。1Fホールは人でびっしり。その時に会場が大盛り上がりになりました。押谷選手の先制点が入ったのです。この試合は苦しむと思っていただけに意外な展開。すぐに東口に向かう。
いいウオーキングになりました。よく後輩に「ウオーキングはゆっくり歩いても全然意味ないよ。速足で歩かなきゃ」と言っていましたが、まさに典型的なウオーキングで体が温まりました。ウルトラスに戻ってみると、相変わらずすごい人。昔ここで観た日本代表戦の時を思い出します。
そしてここからは試合に集中です。相手選手には、後藤、喜山、石原とかつてのファジ選手がいっぱいいました。何か不思議な試合です。前半を1-0で折り返し、後半に入っても同じ展開。山雅さんもカウンターで攻め込んでくるが、岡山のDFが跳ね返し、このままいくんではないかと、みんなの期待が高まっていく。ただ、選手が交代し、後半29分にCKパウリニョ選手の見事なヘッドが決まって、会場も悲鳴。そして、今度はこのままいくのではないかと。という事は準決勝敗退になってしまうのではないかとそういう空気に。ただ、後半ロスタイムに赤嶺選手が逆転ゴールで会場は狂喜乱舞。赤嶺選手も重要なポストプレーヤーだったが、得点の少なさを指摘する声もありましたが、この逆転弾ですべてのネガティブな声を吹き飛ばしました。試合が決まり、画面に映るのは山雅の選手達の落胆した表情ばかり。特に喜山選手の泣きじゃくる姿は、本人に悔しさが伝わってきました。
ネットの戦評です。
自動昇格を逃した松本は、悔しさをバネに序盤から猛攻を仕掛けるが、岡山の強固な守備ブロックにはね返され続ける。前半23分に一瞬の隙を突かれて失点し、前半終了。後半は山雅さんが主導権を完全に掌握。CKから同点弾を奪い、その後も攻撃の手は緩めず。しかし、ロスタイムに赤嶺選手に抜け出され、痛すぎる失点。少ない決定機をものにした岡山に軍配が上がり、山雅さんはプレーオフ敗退。
今朝の山陽新聞朝刊の「岡山」の奇跡」というタイトルの記事の戦評です。まさに奇跡かも。今回は1面トップに「ファジJ1王手」という見出しでした。
ロングボール主体に前に出てくる山雅さんに対し、体を張ってセカンドボールを拾い、カウンターで相手の背後をつく。狙い通りの形から先制したものの、後半29分に失点。リーグ戦8戦勝ち無しで終えたチームが一発勝負に勝ったこの1勝の価値は増す。
勝つしかない岡山にとって、どうしても欲しかった先取点はカウンターがはまった前半23分。同点に追いつかれて迎えた後半ロスタイム。豊川選手が頭でつないだボールを赤嶺選手が流し込む。パワープレーが最終盤に実る。守っては相手のロングボール主体の攻撃に苦しんだものの、守備陣が体を張って跳ね返し、1失点でしのぐ。シュート数は山雅さんの19本に対して岡山は9本。山雅さんは初昇格した'14年を上回る勝ち点84を積みながら、得失点差でプレーオフに回り、岡山に足元をすくわれた。アウェーに行ったサポーターは約1,200人。一方の岡山でのPV。イオン岡山で集まったのは約1,500人でした。
実は、前情報でアルウィンの観客動員が芳しくない、試合中継が始まっても空席が目立つシーンに、こういう大事な試合で、しかもホームなのに観客はこんなものなの? これはJ1に上がりたい気持ちが岡山の方が強いのかもしれない、ひょっとすると・・・と思っていました。
ここで報道に出てくるのがJ1に昇格した6位チームと3位の差。'12年の大分さんは3位との勝点差は3点。'14年の山形さんは4点差。今回の岡山は3位の山雅さんとはシーズンでは勝ち点差19点差。この差は何とも言えません。どうしてそういう相手とここで戦っているのかとも一瞬思いました。
昨日のウルトラスはまさに狂喜乱舞でした。こういう激しいシーンは、他の3会場でここまで熱狂的にはならなかったのでは。ただ、この日の準決勝に勝っても次の決勝に勝たなければ何も意味がありません。個人的に思うに、山雅さんはロングボールを駆使するカウンターサッカーだったから、岡山と相性が良かったのかもしれないと。清水さんもそうだったですが、次のセレッソさんもポゼッションサッカーです。プレスも強い。岡山の苦手なタイプの一つです。次はどうでしょうか。この日山雅さんとの試合を観ていても、個人的に足元のレベルの低さをやや感じました。さて、セレッソさんに勝てるでしょうか。
しかし、昨日夜からのメディアを観ていますが、岡山をなかなか取り上げてくれませんね。ヤフートップで「松本山雅まさかの敗戦」というニュースから始まり、深夜のやべっちFCでもうーむ露出少ない。やべっちを観ていて思いましたが、岡山には元代表の岩政主将、五輪代表の矢島選手と豊川選手(予選まで)、そしてベテランストライカーの赤嶺選手と名のある選手(元代表の加地選手も)が結構います。なので、余りマイナー感は少なかったです。これらの選手達に感謝です。でも、まだ岡山は露出が少ないなと。
今日は「松本山雅、プレーオフ敗退。あとわずかで痛恨の失点はなぜ起きたのか」というWeb Sportivaのコラム出てるし。「長澤徹監督は後の先を取る達人」と出ていました。と思っていたら、Number WEBに岡山についてのコラム出ていました。皆様お疲れ様でした。
イベント参加レポです。
先日23日に岡山県総合グラウンド等で開催された、第1回おかやまスポーツフェスティバルのレポで、後編全体編です。山陽新聞によると、12,500人が訪れたとか。確かにすごい人数でした。余り知った顔がいなかったと書きましたが、到着早々に1人とお会いしました。以前に、県スポーツ振興課におられたK原氏。その後はファジの試合会場で挨拶を交わしたり、県ブースで立ち話したりする程度でしたが、この日お話してビックリ。何と、また課に4月復帰されたそうです。個人的にはこの日一番のニュースでした。
ジップアリーナの入り口前に、メインステージが設けられました。でも、階段を上手く利用したステージで、その前にシートを張って、パフォーマンス用ステージも設置。オープニングセレモニーで、県体協会長さんの挨拶。ギャラリーも大勢来られていました。そういうシーンを目にしながら、「長くかかったが、ここまで来たね」と個人的実感。当ブログで、かなり昔から異競技交流の重要性を説き、東西南北の隣県はすべて何かしらできている、しかも組織も。何も無いのは岡山だけ。一番の責任は県と書き続けてきました。本当に素晴らしい光景でした。ベルやトライフープ、マラソン関係、バスケ関係、ピーチジャックスなど倉敷の野球チームなど来てほしかったチームも思い浮かびましたが、まあ第1回なんで次に期待です。
メインステージの横では、2会場でボルダリング体験ブースがありました。やや小振りな会場ですが、初心者向けにはちょうどいいかも。東京五輪正式種目になりましたね。すぐ隣ではスナックライン体験ブース。綱渡りとトランポリンが合体した新感覚スポーツで、日本人唯一のW杯王者の実演がありました。綱の上で飛び跳ねるような感じで新鮮でした。
まずはジップアリーナに入場。ロビー付近でクレー射撃シミュレーション体験ブースです。これは新鮮でした。TVゲームの巨大版のような感じで、リアル感ありました。その横はスポーツ吹き矢体験ブース。結構長い筒を使うんだなと。いつでも楽しくできるエクササイズだそうです。
サブアリーナに入場。奥ではスポーツチャナンバラ体験ブースがありました。
その手前ではキッズチアリーディング体験ブース。ファジのスクールではなく、他のチームの様子。次の会場に向かう。足早に歩きながらふと思う。これはぜひスタンプラリーをやるべきと。全ブース回ったら、何か所以上体験したら何かもらえるとかやったら、もっとエンジョイできるのではないかと。スタンプを一つ置くと負担が一つ増えますが、来場者ファーストで考えたらこの案いいよなと思う。総合グラウンドを移動すると、結構いい運動になる。なので、例えば「会場を回って、健康スタンプラリー」と銘打つとかどうですか。
武道館に行ってみました。いつも思いますが、照明がやや暗いですね。あれはもっと明るくならないのかなと。サブに行けなかったのが残念。柔道講演会・体験ブースがあったようですが、余り把握できていなかったです。作陽高柔道部による実技指導があったとか。行ってみたのはメインで行われていた剣道体験ブースです。 侍ごっこや木刀による新聞切り、正面打ちが体験できたようですが、行った時は試合形式でされていました。
次は南テニスコートです。勝手知ったる場所です。ここには立派なテニスハウスがあり、昔、2Fの控えスペースのベンチで昼寝した事あります(内緒です)。 いわゆるビギナー向け教室を協会役員が実施しています。横断幕がありましたが、実は9月23日は「テニスの日」で同様に、こういうイベントを毎年実施しています。この日はまさにもう1回同じイベントをされている印象。岡山県は実はテニス先進地(軟式は倉敷がルーツに近い歴史あり)。
そして補助陸上競技場に行きましたが、その模様は昨日書いています。再びジップアリーナに戻る。メイン会場で国体の公開競技である綱引き体験会があったようですが観れず。体操体験が行われていました。真ん中に鉄棒や平均台などが置かれ、幼児から小学4年生までが対象の子ども達が体験しています。鉄棒は両側に役員がしっかり安全サポートされています。ふと、聞き覚えのあるMCの声が聞こえる。ロス五輪金メダリストの森末さんが各ブースを順番に回って、MCで盛り上げておられました。
そして、シーガルズのトークショーがあるという事で、 急いでメインステージに向かう。メインステージでは少林寺拳法の演武もあり、見事なカタを披露していました。なかなか観る機会がないので貴重です。その模様は昨日書いています。その後には女子ラグビーのアタッターレ岡山のトークショーがありました。もうちょっとギャラリーが居て欲しかったのですが、周知アナウンスの徹底が必要かなと。その後用事があったので、その場を後にしました。
午後からも注目すべき内容だったようです。補助陸でのアタッターレ岡山によるラグビー体験会、関西高体操部による体操祭、平林金属(国内最強レベルだとか)のトークショー、リズムなぎなた演武披露、アームレスリング大会(元世界王者登場)、アシックスのキッズスポーツチャレンジという催しもあったそうです。10時から16までの時間開催されましたが、時間いっぱいで満喫できる内容でした。スタンプラリーをやったら、もっと効果的になるかも。
最後に総合受付でアンケートに記入させていただきました。「こういうイベントもいいが、ぜひ次は横断組織を作ってください」と書かせていただき、粗品をもらいました。粗品の内容結構良かったなぁ。K原氏ともいろいろと意見交換しました。香川や広島、愛媛の事例を口にすると、「若い職員を視察に行かせようかな」と言っておられました。目指せ、トップス広島。頑張って下さい。今回、残念だったのはCスタや県営球場が会場になっていなかった事。今後は毎年11月23日に固定開催し、ぜひ第2回はCスタと県営球場も含めて全ての会場で実施して欲しいです。お疲れ様でした。
話は変わり、今日ウルトラスほか岡山駅周辺の各会場で開催された、ファジのJ1昇格プレーオフのアウェー松本戦のPVに参加してきました。その模様は明日。
イベント参加レポです。
先日の23日に、岡山県総合グラウンド等で開催された「第1回 おかやまスポーツフェスティバル」に参加してきました。と言っても体験コーナーに参加した訳でなく、もっぱらトークショーを聞いたり、様子を見たりする程度でしたが、大勢の人でした。ボリュームも大きいので、2回シリーズでお届けしたいと思います。まずは前編の人気チーム編です。
今回、岡山のトップチームからファジとシーガルズが参加しました。まずはファジですが、チアダンススクールと、ブース出展、コーチによる子どものサッカー教室という事で、フロント社員・コーチが大勢来られていました。
10時からジップアリーナ入り口前のメインステージで行われたオープニングセレモニーで、ファジのチアダンスのスクール生達がパフォーマンスを披露しました。横でファジ丸(何かいつもより背が高い気がする)もエールを送っていました。チアは他にも2チームあったようで、他の関西高と学芸館高のチアはジップアリーナのサブアリーナで、チア教室をやっていました。
間の通路にはたくさんのブーステントが並んでいました。スポーツ団体であったり、スポーツメーカーであったり、国体関連の展示コーナーもありましたね。その手前の方に、ファジの「オリジナル缶バッジ作り」ブースがありました。奥の方にはグルメコーナーがあり、ご当地グルメののれん街状態で、ファジフーズもこういう風になればいいのにと思いながら散策。加茂川有害獣利用促進協議会のイノシシ肉のお店が一番美味しそうだったので、イノシシの串焼きとソーセージを買って食べましたが、期待どおりの味で舌鼓を打ちました。岡山を感じた美味しさでした。
急いで、補助陸上競技場に向かう。そこではファジのコーチによるサッカー教室が行われていました。小学1年生から4年生までが対象のようです。大勢の子ども達が参加していました。コーチも大勢来ていました。この日は総動員だったのかな。当初のフェスティバルのHPやチラシでは、単なる「サッカー教室」としか書かれていなかったので、県のサッカー協会が来てやるのかなと思っていましたが、ファジで良かったです。
このフェスティバルがあると聞いても、ファジはどうかなぁ、ひょっとしたら参加しないかもしれない。参加してもちょこっとかもしれないなぁと予想していましたが、結果的には大勢参加してくれて良かったです。第2回以降もぜひこれくらいお願いします。選手も一人くらい来たら良かったのにと思いましたが、J1昇格プレーオフの前なので、余裕無かったかな。
次はシーガルズ。前々から監督、選手のトークショーの告知があって、とても楽しみにしていました。個人的には目玉と思っていました。アリーナ入り口前のメインステージ前で着席して待つが、一向に始まる気配が無い。席に座ってくる人もほとんど無かったので、おかしいと思って本部に行って聞いてみると、急きょアリーナ2Fコンコースに会場変更になったと。おいおい、それならメインステージ前に表示している垂れ幕にもそう表示して欲しかったなぁと思いながら、急いで移動。
コンコースに行ってみるとすでにほとんど席が埋まっていました。マスコミもいくつも来ていました。しばらくしたら、シーガルズの3人が登場しました。河本監督、山口主将、丸山亜季選手の3人です。
この日のトークショーでは初めにやたら大升選手の名前が出ていました。型にはまらないタイプで予想外の伸びを示している、今後も期待できると。ファン感でもやったように物まねが得意なようだが、これからはプレーにも注目して欲しいと。岡山大会では大升選手にも注目して観たいと思います。
そうでした、3日後には同じこの場所の1Fアリーナでシーガルズの試合があるのでした。という事はその前の水曜日には移動して来てるんだなと。まあそうか。そういえば、この日はマスコットキャラクターでウィンディーが来ていなかったけど、ぜひファジ丸との2ショットが見たかったですね。最後は3人のサインが入った色紙がもらえるじゃんけん大会です。やっぱ、選手のトークショーはいいですね。しかも、最近当ブログで押している丸山選手が見えたのは良かったです。
一つ思ったのが、日頃サッカー等でCスタでお会いする顔が全く誰にも合わなかった事。どなたか来られていたのかもしれませんが、それにしても誰もいなかったなぁと。サッカーの試合で来るのはいいですが、たまにはこういう違った面からファジを応援したらどうなのかと思いました。スポーツあってのサッカーですから。全く関係ない話では決してありません。こういうスポーツ文化の熟成はまだまだ時間がかかるのなぁ。
あと、この同じ日に、倉敷運動公園を通っていたら、何やら聞き覚えのあるキーワードがアナウンスされている。そうか、この日がファジの倉敷市でのトップアスリート派遣事業の日かと。移動中だったので、遠目にちょっと見るくらいしかできなかったです。参加者の子ども達は去年よりもちょっと少ない印象。どうしたの?という感じで。ファジのコーチが10人来ていました。参加人数と比べて、ややアンバランスな感じでしたが、倉敷市も予想よりも参加者を集められなかったのかなと。この倉敷市の教室も昔は選手が来ていたと思いますが、すっかりコーチ派遣になっていました。まあ、ネクストも無くなるし、しょうがないかと。という事で、後編の全体編に続く。
庭瀬レポです。
先日のファジのホーム最終戦の夜、久しぶりに吉備ファジ会が開催されました。Oご夫妻が長く幹事を務めておられましたが、親御さんの介護で忙しくなり、 幹事ができなくなってしばらく中断していました。今季のあるホーム戦の時に、メンバーのO畑父娘との立ち話で、久しぶりに吉備ファジ会やりたいねぇと盛り上がり、やはり地元市民が幹事を務めなきゃという事で、O畑氏が幹事を引き受けていただきました。
そして先日、会場は成田家庭瀬店さん。本当は、前に行った時にわざわざ小さいモニターを用意していただおた友屋さんに行きたかったのですが、予約済で断念。もちろん、成田家さんにダメ元で問い合わせしてみてもあえなく却下でした。
今回参集したメンバーは9名。いつもの顔ぶれです。成田家さん自体は、前に同士の会で岡山店に行った事がありますが、リーズナブルなお店と思っています。ろんぱ氏曰く、鳥酢と湯豆腐が名物メニューだとか。庶民の味で美味しかったですね。
県サッカー協会会長さん(前専務理事さん)の乾杯のご発声でスタート。 よく食べよく飲みました。この日、ファジがプレーオフ進出を決めたので、みなさん期限がいい。残念会にならなくて良かったねと。ろんぱ氏はもちろん松本に行くよと勇ましいですが、O畑氏は微妙。15時半キックオフで、終了時間で長野県を後にしてと逆算したら、翌月曜日の出勤がどうなるんだと計算。こちらはウルトラスさんなので、頑張ってくださいとしか言えず。
あと、旧2号線沿いの自販機横にある、ファジの試合のスコア掲示板が死んでいるらしいという話が出る。普段は目に留まらないのですが、たまたま前に通った時に、確かうまく表示ができていなかった気がします。Oご夫妻もご存じなかった様子。ぜひ改善してください。
広島サポのO畑氏は広島の話、当方は黄色いの話をして、J1は全然甘くないと話をする。あと、この日J3に降格した北Qさんの話も出る。来春に新スタジアムができるので、来季アウェー戦で行きたかったと。そんな中、新スタジアムができたチーム低迷説が出てくる。確かにガンバさんしかり、長野さんもずっとJ3の中位で今年も昇格できず、そして今回の北QさんはJ3降格とジンクスみたいになっています。「じゃあ、岡山も専スタを作らない方がいいかもな」と。他のクラブも専スタ建設話をチラホラ耳にしますが、やっかいなジンクスがあるものですね。
最後はろんぱ氏のファジアーノ締めですが、周りのお客さんがいるので、小声で(笑)やりました。すぐ後にいたグループも「ファジ頑張って」とエールをくれました。また、時々やりたいですね。公民館時代と比べて、若干お高いかもしれませんが、美味しい食事、美味しいお酒だからこれはこれでいいかも。お疲れ様でした。
リスペクト(事例紹介)コラムです。
今日は札幌さんです。J1昇格おめでとうございます。今度こそ、すぐにJ2に落ちる事なく、エレベータクラブを卒業して下さい。札幌さんは大好きなクラブの一つ。読者の方のリクエストのための全クラブチェックで、ちょうど今日札幌さんの公式サイトを観ていたところでした。札幌さんのニュース記事を見ると、いかに地域の宝になっておるかがよくわかる素晴らしい内容です。経営的には決して楽ではないはずなのに、まずはファン・サポーターと地域に目を向ける姿勢に感動します。札幌さんのサイトを観るたびに、大きな「違い」を実感する今日この頃です。先週の週末、見事J2優勝及びJ1自動昇格を決められました。おめでとうございます。順番に情報を抜粋して紹介していきます。まずは毎日新聞の記事。
【札幌、J1復帰「次はトップ10だ」:毎日新聞】
J1へは、野々村社長にとっては、選手時代の'01年以来の復帰で、社長としては初昇格。社長就任当初のクラブは、チーム人件費が少なく、強化費を捻出するため、まずは地域に愛されるクラブづくりを目指したとか。地域に愛されれば、広告収入なども得られる。強化費を増やすことができ、勝利につながると考えた。「『金がないからダメ』ではなく、自分たちができることを伝えた」と、クラブの方向性をサポーターにも提示。
さらに、アジアに進出し、札幌や北海道の「シティープロモーション」にも尽力。ベトナムのレ・コン・ビン選手や、インドネシアのイルファン選手ら東南アジアのスター選手を積極的に獲得し、現地のクラブと提携。「北海道だけでなく、東南アジアの子どもたちにも『将来はJリーガーになりたい』『コンサドーレに入りたい』と思ってほしい」とコメント。
今年2月からチーム名の頭に「北海道」を追加。新規スポンサーの獲得などに成功し、強化費も毎年約1億円ずつ上乗せ。「可能性を考えれば、国内トップ10に入れるチームになれる」と。
毎日新聞該当記事:http://mainichi.jp/articles/20161121/k00/00e/050/126000c
やはり、選手出身の社長は違いますね。民間企業、特に金融関係出身の社長は、どうも数字ばかりで地域に目を向けようとしない印象があります。自分達でできる、他はあてにしないという風に。これでは100年続かない気がします。たぶん長続きしないだろうと個人的に予測します。そういう面では、野々村社長のように選手出身の経営者は、ファン・サポーターと地域に純粋に目を向け、協働している印象が強いです。やはり、理想は選手出身のクラブ社長か。次は日刊スポーツの記事。ただ、数字を追うのではなく、実のある生きた数字を追っておられます。以下、抜粋して紹介。
【昇格札幌、J1定着に来季補強費11億円に増額へ:日刊スポーツ】
「所得倍増」計画でJ1定着を目指す。J2札幌野々村社長は21日、来季の経営ビジョンを決定。Jリーグの大型放送権契約を結んだことによる配分金増、新規スポンサー収益増、入場収入増の3本柱で、売り上げを一気に7億円増やし26億円まで拡大させる方針。'13年の社長就任時の11億円から4年で2倍以上にする積極経営でクラブ強化につなげる方向。
J1で戦い続けるために、まず財政面の強化を徹底。戦力補強をするには補強費が必要で、補強費を捻出するには、それなりの収入がなければ机上の空論化。今季の売上は19億円。野々村社長は確固たる根拠をまとめ「来季は7億円程度増やせる」と断言。
〔根拠1〕Jリーグからの配分金の大幅増額。
今季配分金はJ2で約8,000万円程度、J1で約1億5,000万円だったが、Jリーグの大型放送権契約を結んだ影響で、来季J1なら、約4億4,000万円の配分金が入る予定で、これだけでも昨季から3億の増収が確実。
〔根拠2〕新スポンサー「エフパワー」との契約。
1億円近い支援を受けられる予定であり、野々村社長は他にも仲間が増えており、更に新規スポンサーが増える状況にあることを示唆。既存スポンサーも、昇格と同時に支援額を上げるケースが多く、広告収入全体で数億円の増額の見込み。
〔根拠3〕収入の増加。
入場料収入は過去のデータから、J1昇格後は、J2時から約1億円の増収が堅いと分析済。配分金、広告収入、入場料収入と3収入の増額で7億円増。社長就任時の'13年の売上は約11億円だったが、4年で26億円まで伸ばし、これをベースにチームを強化。
「増えた分は可能な限りチームに還元したい」と野々村社長のコメント。7億のうち5億円を補強費にあて、今季6億から11億円に増額。新戦力は、交渉中の「タイのメッシ」ことチャナチップ選手、J1・FC東京の水沼選手を含む、計5人の獲得を目指すとか。
野々村社長は「(資金力で)今季がJで30番目であれば来季は15番目ぐらいになる」とコメント。現在、社長中心に社員総出でJ1生き残り資金獲得へ奔走中。1年で降格した'08年、'12年の経験を糧に、経営もワンランク上へと昇格させると締めくくっています。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1741606.html
そして、ネットでいいコラムを探していたら、面白いブログを発見しました。どういう方がされているのかわかりませんが、実に説得力のある内容でした。そのブログ記事を抜粋して中身をまとめてみました。以下、抜粋して紹介。
札幌の昇格には、フロントが重要な働きで貢献。野々村社長の就任からチームの再建はスタート。'12年の降格による苦しい財政状況の中で、長年、力を入れてきた育成部門を軸に 昇格を目指す形に到達。そこにアジアの国からの追加補強。技術に自信がある下部組織出身選手に刺激を与えるために小野・稲本選手を、口説き落として都倉選手を獲得。若手を育て、見本となるベテランを加入させ、今季は外国人選手を特に強化。野々村社長の他に、三上GMの存在も重要。その編成の中での四方田監督の就任が、J2優勝とJ1復帰に導いたと締めくくっています。
赤の血潮と、青の魂ブログ該当記事:http://sp.plus-blog.sportsnavi.com/hototogisu/article/129
確かにこの方のブログ記事を読むと、コンパクトにまとめられていますが、かなり的確だと思います。何かうちのブログとよく似てますね。ただ投稿ペースが毎日以上かなと。よく札幌さんのサイトを観に行きますが、これだけ地域の宝になっていれば、地域全体からの後押しを受けて、いつでもJ1に復帰できると思っていました。あと、上のコラムでは26億円まで売上を伸ばすとありましたが、実はJ1時代の徳島さんが確か20億円だったと思います。あえなく1年でJ2に戻ってこられ、その後は下位に低迷されました。なので、ぜひ頑張って30億(確かJ1の平均額)の大台まで目指して欲しいと思います。札幌さんは、小野・稲本選手に代表されるように補強力も強いと思います。
あと、「北海道」の名前を新たに冠して1年目でJ1へ行かれました。中には実質的にホームタウンが狭まっていっているクラブも見うけられますが、スタンダードは広域化。札幌さんはその模範生です。広大な北海道の立派な道民クラブですね。読者の皆さんの地元クラブは県民クラブとして、県全体から応援してもらっているでしょうか。札幌さん、頑張って下さい。
J2札幌関連⑳:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160802
〃 ⑲:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150923
〃 ⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150830
〃 ⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150218
〃 ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140202
〃 ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131218
〃 ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130809
〃 ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130715
〃 ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130525
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130424
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130414
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121019
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120113
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090321
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090206
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071223
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070920
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071009
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051228
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051109
リスペクト(事例紹介)コラムです。
まずは清水さん、J1自動昇格おめでとうございます。1年でのJ1復帰という事で、来季はJ1で大いに暴れて下さい。1年で戻れるかどうかが、たまたま降格したJ1常連チームなのか、エレベータークラブ化するのかの分水嶺だったと思います。振り返ると、J1柏を筆頭にガンバさん、大宮さんなどJ1復帰後は大暴れしています。オリジナル10である清水さんが、今季J2でどうフィニッシュしたのか、いくつかコラムが出ていたので順番に紹介させていただきます。まずはWeb Sportivaのコラムから。抜粋して紹介。
【清水エスパルスが危機的状況からJ1昇格を果たした「大逆転」の真相:Web Sportiva】
凄まじい追い上げを見せてJ1復帰を決めたJ2清水。シーズン終盤、怒涛の快進撃で奇跡的な逆転昇格を達成したが、その道のりは苦悩の連続。開幕4戦までの成績は、1勝2分け1敗で11位と大きく出遅れ。その後もなかなか波に乗れずに窮地に追い込まれたが、そのチームの強い危機感が徐々に追い風に。
初の連敗後、練習後のピッチ上で選手だけの青空ミーティングを実施。その直後の群馬戦でJ2タイ記録となる8得点で大勝。守備でも9戦ぶりに無失点で抑えて、下を向きかけていた選手たちに自信が復活。息を吹き返したチームは、もはやそう簡単には崩れないチームに。第17節に得点トップの大前選手が負傷長期離脱したが、穴埋めを期待された若手選手が奮起。若い3人のサブ組が、練習から熾烈なポジション争いを展開。新たに生まれた競争意識がチームを活気づけ、さらなる上昇ムードに。更に鄭大世も果敢な攻撃スタイルに変貌して得点を量産。
終盤戦でその破壊力は一層増大。J2タイ記録となる7試合連続ゴール、大前選手との5戦連続のアベック弾まで披露。26得点でJ2得点王を獲得。アシスト数もチームトップの10を記録するなど、まさしくチームの快進撃を支え、J1昇格の最大の立役者。鄭・大前2トップの今季の得点はトータル44点。J2クラブ中8クラブの総得点に相当。チーム全体の総得点は85点もJ2リーグトップ。続くJ2札幌(65得点)とは20点もの差をつけ、断トツの得点力が昇格の原動力となったのは明らか。
Web Sportiva該当記事:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/11/22/___split_26/index.php
確かに2トップすごかったですね。岡山戦でも岡山サポから「反則でしょ」とため息が出るほどにやられた印象でした。昨季日立台でJ1柏と対戦した印象は、「すぐにJ1に戻ってこれるのかな」と心配するくらいに意気消沈していましたが、このコラムを読むと、大前選手の離脱で、高い能力を出し切れるようになったのですね。次は、これで4つのクラブをJ1へ昇格させ昇格請負人の小林監督についてのフットボールチャンネルのコラムです。以下、抜粋して紹介。
【清水・小林伸二監督が成就させた青写真。昇格請負人の面目躍如。怒涛の9連勝でJ1復帰:フットボールチャンネル】
〔エスパルス再建を託されたJ1昇格請負人〕
これまで小林監督がJ1に昇格されたのは、大分('02)、山形('08)、徳島('13)の3クラブだが、この3クラブは、いずれも初めてのJ1昇格。対して清水は日本有数のサッカーどころのオリジナル10の名門のJ1復帰という使命。1年で復帰を果たさなければ、返り咲く確率が一気に低下。鄭選手が「崩壊している」と言わしめた昨季の清水を、いかにまとめあげて、なおかつ本来備わっていた力を発揮させるか。根気と時間を要するタスクのテーマを、指揮官は 「個人をグループに、組織にする」と設定。
〔開幕直後の苦しみ。スタートダッシュには失敗〕
開幕直後は、左足小指の先端部分を骨折した鄭選手の負傷欠場が響き、大切なスタートダッシュでつまずき。リーグ戦の1/3の14試合を終えた段階で10位。得点17に対して失点14となかなかエンジンがかからなかったチーム。「苦しい時期にぶれることなく、応援してくれたサポーターに感謝。後半戦はだんだんとそういうものに応えよう、感謝しようという雰囲気になった。徐々に力をつけて最終ラインから丁寧に、個人がグループになってボールを運べるようになり、前線に足元と裏を狙える選手が出てきたことで、ゴールを奪えるようになったと思う」と小林監督。
〔怒涛の追い上げ。9連勝フィニッシュで2位に食い込む〕
チームの誰しもがC大阪戦を「最大のターニングポイント」と位置づけ。その試合を含めた最後の9試合で全勝。怒涛の追い上げで最終的には勝ち点84で松本山雅に並び、得失点差で大きく引き離してJ1へ自動昇格できる2位でフィニッシュ。
〔「今日の想いというものをいつまでも忘れずに」(小林伸二監督)〕
開幕前に小林監督は、「まず負けないために失点を試合数以下、得点を試合数の1.5倍から2倍の数字に求め、その結果として試合数の倍の勝ち点を得られれば自動昇格できる」という青写真を描き、結果はすべて達成させたうえで、最大の目標を成就。シーズン終盤に右肩上がりに転じる軌跡は過去に昇格させた3チームよりも、J1で優勝争いを演じた'05年のC大阪時代を彷彿。最終ラインの堅守と攻撃力がかみ合った構図は、カテゴリーこそ違うものの、今シーズンのJ2清水とダブる印象。
我慢強く、地道にチームを作り上げていく、いぶし銀の渋さを漂わせる名将は「今日の想いというものをいつまでも忘れずに、J1から降格しないように、しっかりと準備をしていければ。技術と試合状況を見ながら判断していく力を、もっと磨かいていかないといけない」とコメント。
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2016/11/22/post186436/
そうでしたか、清水さんの監督は、昇格請負人の小林監督だったですね。こうして実績を見ると、確かにその実力がよくわかりますね。当ブログとしては、昇格請負人は石さんこと石崎監督のイメージが強いですが、石さんは今季で山形さんを辞めましたね。次はどこの監督になるんだろうか。当ブログでは何年も前から、J2岡山のJ1昇格はこうした昇格請負人の監督さんに上げてもらうイメージがずっとついていました。長澤さんがダメだったら、こうした請負人さんに託してはいかがでしょうか。ただし、クラブの中身もJ1のスタンダードに完全に合致する内容に成長している事を希望していますが。と、そういえば前の影山さんは、来季から新潟さんの監督に就任されるとか。ビックリです。
あと、ネットを見ていたら、「勝ちロコ」の記事が出ていました。スペースの都合で掲載を省略しましたが、なかなか面白かったです。という事で清水さん、来季J1で頑張って下さい。くれぐれも1年でまたJ2に戻って来ないように。
J2清水関連⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161111
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151021
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140214
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120122
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100715
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090707
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081020
リスペクト(事例紹介)コラムです。
これから昇降格シリーズが続きます。この前に週末に4チームの去就が決まりました。どうしても適確に解説しているコラムを探してからになります。今回はJ3自動昇格を決めた大分さんです。おめでとうございます。お帰りなさい! 大分さんは旧ナビスコ杯の王者という黄金時代(違う意味では黄金ではないかも)の後に、長くJ2時代を過ごし、プレーオフでJ1に昇格しましたが、1年でJ2に降格。その後1年でJ3まで降格してしまいました。サッカーキングのコラムです。以下抜粋して紹介。
【屈辱を乗り越えてJ3制覇の大分…片野坂監督に求められた相反する二つのタスクとは:サッカーキング】
J3参戦に際して、大分は新監督にクラブOBの片野坂知宏氏を指名。広島やG大阪ではコーチとして数々のタイトルを手にしたが、監督としては新人だったが、チームは不安視する周囲の声をものともせず。長い時間をかけて構築したパスサッカーをベースに、苦しみながらもJ3優勝を達成。
今季はチーム編成が困難で、ようやく主力に成長した生え抜き選手が他チームへ移籍し、戦力は大幅にダウン。補強も進まずに厳しい状況。最初から予想した現実を受け止め、西山強化育成部長は、割り切って育成と強化の両立を目指すことを決断。
スタート当初から7~8割程度の戦力しか整っていなかったこともあり、「残りの2~3割は選手の成長でシーズン中に100%にする」と明言。大分には過去にアカデミー出身選手がトップチーム(代表選手も)の根幹を担う成功例はあった。しかし、今季は期待値の高い選手により実戦経験を積ませ、急成長を見込んだのが、これまでとは異なる点。
結果と育成の相反するタスクを託された片野坂監督は「全員が戦力」として、選手の個性を伸ばして、いかにチームの武器に落とし込むかを思案。J2昇格争いが現実味を帯びてきた終盤戦は、主導権を握るサッカーを心がけながら、相手のストロングポイントを抑えて失点をしない「相手対策」の意識を強調。目の前の勝利にこだわる姿勢に立ち返り、点を取りにいくための守備の大切さとともに、ラインを上げてボールを奪いに行く開幕時の戦い方を選手たちと再確認。片野坂監督の口癖は、練習から試合まで「最大値を出すこと」と徹底。
今季のJ3大分を語る上でもう一つの重要点が16年間所属した高松選手の引退。クラブの栄光と経営危機の時期を知る唯一の選手が去り、チームは将来有望な選手へ来季からの若返りに期待。高松選手が加入した頃のチームはJ1昇格を目指し、即戦力選手と実力のある外国籍選手を中心にチームを作っていたが、彼らに依存するあまり、若手選手が伸び悩み、なかなかJ1昇格の壁を越えられず。その反省からクラブは補強に頼らず、アカデミーや生え抜きの若い選手で土台を固める育成に注力。それが花開いたのが、'00年代後半の栄光期。
来季はJ2に戻すが、チームが還るべき場所はJ1。育成はすぐに結果は出ず、継続が重要。再びJ1の舞台で光り輝くために、クラブ、スタッフの一貫したビジョンの下で走り続けると締めくくっています。
サッカーキング該当記事:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161121/518661.html
片野坂監督頑張って欲しいですね。実は片野坂さんは現役時代、'95~'99年にJ1柏でプレーしており、当ブログもよく覚えています。確か、'99年のナビスコ杯優勝の時の先発だったような。存在感あったと思います。初めて指揮を取る新人監督は、森保監督のように大化けするか、小倉監督のようにチンチンにされるかだと思っていますが、片野坂監督は前者でしたね。上にある戦い方を見ると、リアクションサッカーや練習から全力を求める姿は、どことなく柏時代のネル監督を彷彿させますが、たぶん一緒のチームになった事はないと思います。ちょっと、目まぐるしく変遷した過去のカテゴリを確認してみましょう。
【大分の所属歴代カテゴリ】
・'99~'02年(4年間): J2 ・・・'02年J2優勝
・'03~'09年(7年間): J1 ・・・'08年ナビスコ杯優勝
・'10~'12年(3年間): J2
・'13年(1年間): J1
・'14~'15年(2年間): J2
・'16年(1年間): J3 ・・・J3優勝
これを見ると、'09年頃までが、過重債務の溝畑社長時代なのかな。'12年にJ1昇格プレーオフで勝ち上がった時は、ものすごい額(億単位)の県民募金が集まった覚えがあります。県民クラブとして、地域の宝になっていたからそれだけ集まったと思います。確か、大分さんには地域の後援会組織がしっかり機能してるはず。もし、数字ばかり口にして、地域の宝として地域に根が貼れていなかったら、こうはいかないでしょう。たぶん、熱しやすく冷めやすい県民の心が離れ、ずっとJ3のままになるのかな。あくまで妄想ですが。
あと、最近の当ブログの論調では、J1昇格はダントツ優勝し上がるべき。プレーオフでまぐれで上がったら、どっちみち1年で降格し、県民は失望して心が離れてJ2で低迷する。J3に1年で落ちた大分さんのようになってはいけないとよく口にしていました。すいません、反面教師として使わせてもらっていまいした。もうJ3じゃなくなるから、当ブログの論調も変わりますね。
大分は、比較的人口が少なく、最寄駅からスタジアムが遠く、他のプロスポーツが競合しているという厳しい環境(岡山とは真逆かな)。山雅さんもそうですが、そういう不利な環境でも、しっかり地域に根を張って頑張っているクラブを尊敬しております。あくまで例えですが、「わしらで達成した」というクラブファーストの姿勢ではなく、「地域との協働」というファン・サポーターファーストの姿勢は本当に頭が下がります。大分さん、またJ1で暴れて下さい。経営的に苦労されましたが、大分さんのような付加価値の高いクラブがJ1にふさわしいと思っています。
J3大分関連⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151212
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140324
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130628
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121126
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091216
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090706
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090102
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081104
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081103
生観戦レポです。
昨日、Cスタで開催されたファジのホーム群馬戦の観戦に行ってきました。今回は応援団・浅口の観戦会としてでした。チャレンジ1の効果だったのか、観客数が多いようだったので、少し早めに会場入りしました。この日乗って行った山陽本線の電車は、ファジ仕様でした。初めて乗りました。思った以上に一般乗客は無反応。そんなものなんだと。
現地でシマカズ氏と合流。シーズンパスの待機列があったので、並んでみました。ガンバ戦を思い出すくらいの長い列で、これは今日多いぞと。Aゲートもパスゲートがいつもより多く設定。バックスタンドに足を進めようとした時、そういえば山陽新聞のカレンダー配布がある事を思い出し、コンコースの列に並ぶが、これも長い列。何とか一般入場のシマカズ氏ももらえたようですが、後から来た浅口のおじさん達はもちろんもらえず。やはり人気ですね。
イベント情報です。入場口では山陽新聞さんが、選手入場時に広げる特別紙面を配布。スタジアム前広場に再出場し、イベントチェック。まずはファジピスタによるフェイスペイントです。今年は何か毎試合やっている印象です。この日はクリアランスセールが開催されましたが、長い列がありました。これは並ぶのは無理だとあきらめましたが、ハーフタイム前の空いている時間に入ってみましたが、ほとんど売り切れ状態でした。
岡山県の次世代フルーツ「紫苑」の試食販売があり、美味しそうでした。JRブースでボンフィンをもらうと、ラッキーな事にエヴァキャラメルが付いてきました。ブースにいた篤氏が「埼スタのCS楽しみしてるんだよ~」と。頑張ってぜひ優勝して下さい。
開始前のセレモニー。ファジアーノ岡山募金推進委員会から、年間募金の浄財2,727,003円をクラブに贈呈。ふと思ったのが、毎回なぜか同じような金額。どうしていつも同じような金額になるのかと思ってみたり。
試合の方ですが、今回は最初から岡山の攻めが激しく、前半に次々と得点を重ねていき、あっという間でわずか6分の間に3-0に。ああ、これで勝利もPO進出もあっさり決まったねと思っていましたが、そこが甘かった・・・ この日は混んでいるので、早めにドリンクを買いに行っていた矢先、いつの間にか1点を返されて、3-1に。この時嫌な前半の終わり方だなと思っていました。
後半にもすぐに席に戻れず、ゴル裏の辺りを歩いていると、目の前でもう1点返されて、3-2に。おいおいとブツブツ言いながら、席に戻る。まあ、3-0から逆転される事もないだろうが、同点にされる事もないだろと思っていましたが、もう1点入れられて、まさかの同点。ピッチを見ると、もはや重そうに足を動かしている岡山選手があちこちに。一方の群馬さんはまだ全然動けている。この差は何なのと。
そして、もう1点入ったら岡山サポは暴動になるなと周りの人と話をしながら、ハラハラしながら戦局を、見つめる。後で中健隊長が「やっぱ岡山はぐしいのぅ。恥をかくからJ1には行かん方がええぞ」とぼやく。何度か危ないシーンがありましたが、何とか引き分けで終了。でも3-0からのまさかの、謎のドロー。周りから、「いつもは勝ち負けの失速なのに、今日は試合中の失速だ」と辛口の言葉も。
今までの長澤采配では、前半はディフェンシブに試合を運び、後半途中から豊川選手の投入を機に、一気に攻勢をかけるスタイルと思っていましたが、昨日の試合を見ると、岡山にはスタミナが無く、後半にラッシュをかけるところを、今回前半にかけてしまい、スタミナ切れの3失点につながったのかと思ってみたり。矢島選手曰く「最後は勝ち点1を拾いにいく戦いをしたつもり」だそうですが、負けなくて良かったなと。4点目を取られておいても決しておかしくなかったです。浅口の面々など複数から「調子が良かった押谷をあそこで替えたのが良くなかったな」と。
これで6位でフィニッシュ。7位のPO出場権の無い町田さんと勝ち点5点差。岐阜戦の5-0がここで生きたという声も聞きました。「プラス10」なる取組みもあったそうですが、3-0から3失点で8戦勝ち無しという結果という、首の皮一枚の成績ではそこまでの価値があったのかと。メディアではクラブ史上最良成績とありますが、実は2012年シーズンと全く同じ成績。2012年は8位でしたが、今年は6位と運に恵まれた年でした。
試合終了間際に、チャレンジ1達成の発表がある。良かったのではないでしょうか。観客動員数の他にも大事な付加価値があると思いますが、とりあえずフロント力を発揮された成果になりました。今度は違う部分も少しでもスタンダードに近づくようにレベルアップして欲しいですね。うちの記事をよく読んだらわかりますが、もっと頑張らないといけない部分はまだいくつもあると思っています。観客数というのは個人的には何とも微妙な思いもありますが、まずは平均1万人おめでとうございます。
試合終了後、毎年恒例のセレモニーが始まる。木村社長に続いて長澤監督の挨拶。今度は泣きそうな表情ではなかったです。選手を代表して岩政主将の挨拶があるかと思っていたら今回は無し。うーむ、POが残っているから省略したのかな。そういえばネクストについても何も触れられなかったな。
トップとネクストの選手で場内一周。サイン入りカラーボールを投げ入れです。皆さん、キャーキャー言いながら受け取っていました。ゲート10の前では改めて選手達が挨拶していました。久木田選手が「そんなの関係ねえ」をやっていました。岡山マラソンの時に同じ場所に本物が来ていたという情報もありましたが。こうしてホーム試合は全試合終了しました。お疲れ様でした。
ネットの選評です。【スカパー!ハイライト】
サポーターの大声援に後押しされて土俵際で踏みとどまった岡山は、立ち上がりから積極的なプレーを披露。前半14分にセットプレーから先制に成功し、立て続けに追加点を奪って試合を決めたかに見えたが、そこが落とし穴。緊張から解放された反動からか集中力を欠いてしまい、ボールホルダーへのプレスが緩慢に。ひとたび落としたギアは再び上がらず、3点差を追い付かれる展開。終盤は自陣にブロックを敷いて、引き分け狙いに作戦変更し、勝点1を上積みし、辛くもプレーオフに進出。
今朝の山陽新聞朝刊「ファジ苦闘の末」のというタイトルの記事の選評です。今日は1面トップで「ファジ昇格PO初進出」とも出ていました。
岡山は辛くも引き分け。押谷選手の2得点もあって3-0と優勢に進めたが、前半ロスタイムに1失点。これで相手を勢いづかせてしまい、後半は不用意なパスを奪われたり、DF裏を取られたりして2失点。守勢に回り消極的なプレーが目立った事や、ボールへの寄せが甘かったのは反省点。群馬さんは前線の決定力を生かし、3点差を追いつく。
J1昇格プレーオフについては、後日記事にします。まずは山雅さんとの対戦。現地に行く人が多いようですが、気を付けてどうぞ。究極の結果オーライ。お疲れ様でした。あっ、しまった。この日がフットサルパークの最後の営業日で、帰りに寄ってみようと思っていました。すっかり失念していました。まぁいいか。
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 押谷選手 2位:
oketsu氏: 押谷選手。自身の背番号のゴール数をあげ、更にチーム初のハットトリックの勢いで躍動していたから。
雉人・F原氏: 押谷選手。今年、目標の背番号14得点! プレーオフの立役者!
雉楽・シンジ氏: 岩政選手。良くも悪くもチームを引っ張っているなと感じました。
松ちゃん君: 押谷選手。大事な試合で2ゴールの活躍だった!
つかっち氏: 該当者なし。勝っていない試合だから。
山やん君: 押谷選手。前線から相手にプレッシャーをかけ、2得点の活躍でチームに貢献しました。
issan: 押谷選手。何と言っても2得点ですから文句なしです。
シマカズ氏: 押谷選手。早い段階で2点を取って、個人の目標を達成したということで。
生観戦レポです。
昨日、津山陸上競技場で開催された、なでしこリーグ2部とチャレンジリーグの入れ替え戦の観戦に行ってきました。語る会メンバーに呼びかけて、参加したのはシマカズ氏と西氏。現地にクラブボラとしてもつ鍋氏、OSSメンバーである松氏が現地集合という内容。
北長瀬駅に集合して、一路津山を目指す。さて、13時キックオフで、現地でもしスタグルが無いかもしれないからどうする?という話になり、西氏の行きつけの53号線沿いの喫茶店で昼食。「COFFEE HOUSE VILLAGE」という喫茶店で、年季の入ったお店だが、カレーの量がハンパでない。忠告を受けて普通盛りを頼んだのですが、出てきたのは予想の量の1.5倍の巨大なビーフカレー。シマカズは食べ切れなかったようです。
現地着。ガードマンの姿が無く、何とスタジアムのむっちゃ近い場所に駐車できて、お互い顔を見合す。ゲートから入場したが、何とこの日は無料。チケット代わりにという事で、少し大きな応援フラッグを500円で購入。松氏がちゃんといい席を取ってくれていました。県協会元事務局長の青氏からご挨拶をいただいて恐縮。やはり、スタグルは無く、食べてきて良かった~ が、お腹が苦しい。
相手はチャレンジリーグ2位の大和シルフィールドさん。なでしこジャパンの川澄ちゃんなど、有名なOBが何人もいる強豪。コアサポの応援チャントもしっかりしたもの。一方のシャルムの応援はおじさん達のコアサポと学生サポが仲良くチャントを歌っていました。特に女子部員さんの口ずさむチャントは、童謡(どんぐりコロコロなど)の替え歌が多く、「何かほのぼのとしている・・・こういうのもいいなぁ~」と。シャルムならではのチャントでしたね。
ちなみに大和サポエリアには何と、風船サポがいっぱいありました。インパクトありました(笑)。最後のセレモニーの時に、パーン!パーンという風船を割っている音が横の方からやたら聞こえてきました。
試合の方ですが、第1戦のアウェー戦で2-0と勝っており、かなり有利な状況で迎えた第2戦ホーム戦。大和さんも攻め込んできますが、シャルムの方が足元の技術は高いように感じました。確実に2得点を取り、そのまま勝ちました。なでしこリーグ2部残留を勝ち取りました。これで来季はベルと岡山ダービーが実現しますね。帰り道でお決まりの中島ブロイラーで、各自美味しい買い物です。ちょっと商品が変わりましたね。前は鳥肉4つ切があったのですが、昨日は1羽ものしかなく、手が出なかったです。でも美味しかったです。帰路は岡山駅まで。ファジボラの前日準備に参加するという西氏をCスタを降ろし、シマカズ氏を駅前で降ろす。
今朝の山陽新聞朝刊の「吉備国大2部残留」というタイトルの記事です。
シャルムは前半21分、池尻選手が幸先良く先制。その後は両DFを中心に粘り強く守り、後半43分に浜本選手がクロスをヘッドで合わせて突き放す。序盤から敵陣でのプレスがうまくはまり、ショートカウンターで効果的に攻撃。序盤は相手の猛攻にさらされたが、必死に守る。先制後は再度を何度も崩し、追加点を奪取。
シャルムには負けられない理由があり、インアkレ中国地域予選でまさかの準結晶敗退。16年連続の本大会出場を逃し、浜本選手や吉武選手ら4年生にとって、この1戦が引退試合。試合後のセレモニーでは4年生14人がサポーターに挨拶。
試合後、メインスタンドの前に整列して挨拶。まずは太田監督から。続いて4年生の部員が順番に全員挨拶をしました。涙ぐんでしゃべれない子もいれば、カンペを持ってしっかりしゃべる子、何か面白い子といろいろ。スタンドからは暖かい拍手が起こっていました。中には「チームは違っても」と言っていた子がいて、来季は同じなでしこ2部のチームに入団するのかなと思ってみたり。4年生といえば、ちょうどOSSで熱心にボランティアでサポートしていた時期に一緒に運営をやっていた子達に相当しますね。名前とか覚えていませんが、たぶんあの子達なんだろなと。卒業後も頑張ってください。
先日岡山駅を歩いていたら珍しいポスターを見かけました。シャルムの選手が載った防犯のポスター。センターはシャナ選手。何か似合いますね。
これで当ブログの、大一番(カテゴリを駆けた試合、もしくは日本一を賭けた試合)の観戦成績はこれで9勝1敗(J1リーグ優勝①、天皇杯決勝①/②、ナビスコ決勝①、J2昇格①、JFL昇格①、中国L昇格①、なでしこ昇格①残留②/③)です。やはり勝負強いジンクスは今回も堅守できました。
話は変わり今日、ファジのホーム群馬戦に行ってきました。その模様は明日。この日J2とJ3の最終成績が出ました。いろいろドラマがありましたね。後日順番に紹介していきたいと思います。