リスペクトコラムです。
当ブログでは川崎さんの事例が特に多いですが、今回もまた素晴らしい事例を見つけてしまいました。先日の台風19号で川崎さんも被災地クラブとなってしまいました。ただ、被災地に見舞品を届けて、募金活動をやって終わりでは無かったです。他クラブよりも更にもう一歩先を歩かれました。その辺はさすがですね。
【台風19号川崎市支援イベント COLO CUP】
「11/9(土)のフロンタウンさぎぬまでは、social football COLO(運営:HITOTOWA.INC)と合同で、災害支援チャリティイベント「COLO CUP vol.14」を開催しました。さっそく今回のイベントの内容を振り返る前にsocial football COLOの活動をご紹介します。
サッカーを楽しみながら防災を学ぶことのできるサッカー防災®︎ディフェンス・アクションを全国各地で行っている団体です。パス練習ひとつにも防災の要素を絡めて構成されたプログラムに、イベントに参加しながら学ぶことが多かったです。」
「イベントは気持ちの良い秋晴れのなか、約70名の参加者のみなさんと行われました。はじめのプログラムは、災害時に身を守るための初期行動をウォーミングアップも交えて行います。MCの方が掲げる災害の種類に応じて、必要な初期行動をとっさに行います。
『頭を抱えて、身をかがめる』 そう、地震の初期行動です。もちろん近くに頭を守る用具がある場合は活用しましょう。」
「1日の最後のプログラムでは、7チームが一斉に対決。1つのボールをチームで協力して“背中で”運びます。まるでバケツリレーのようですが、協力して見事勝利したチームからは笑顔が。ふろん太は、そーっと背中にボールを乗せる大役を担いました。日も暮れてきたころ、イベントは終了。しかし、仲良くなった参加者とスクールコーチが急遽試合を開始。」
「台風19号の影響で、いまだに日常を取り戻せない方がいます。もどかしい思いや悔しい思い、喪失感は私たちの想像をはるかに超えるものだと思います。もちろんクラブの活躍で元気になったり、また明日も頑張ろうと思ってもらえるようにスタジアムでフロンターレらしい表現をし続けます。ただそれを楽しむためには変わらない日常が必要なはずです。きらびやかなスタジアムとは違い、日常を提供しているフロンタウンさぎぬまでは心身ともに健康な状態を維持する機会をこれからも作り続けます。間違いなく、防災の普及もそのひとつです。今回募った参加費は台風19号被害に対する支援金として、川崎市に全額寄付いたします。」
引用:J1川崎フロンターレ日記
social football COLO公式HP該当ページ:http://colojapan.asia/colo-cup/2019-11-09-colo-cup-vol-14report.html
ディフェンス・アクションとは、サッカー・フットサルをしながら防災減災を体感するワークショップだそうです。サッカーをやりながら防災を体感するってすごいですね。全く知らなかったです。地震や水害など自然災害が日本に発生しなかったら、こういうものも生まれなかったはず。それだけ日本には災害が多いという事でしょうか。特にここ数年。
ソーシャルフットボールって、どこかで聞いた事があるなと思ったら、J2岡山でも今年4月に岡山県ソーシャルフットボール協議会の練習会に体験参加していました。岡山はどちらかといえば、障がい者スポーツでしたが、川崎さんは防災で、ちょっとスタンスが違いますね。どっちがどうとは言えませんが、少なくとも川崎さんの方が社会とより広くつながっています。同じソーシャルフットボールでも、岡山は自分達が体験、川崎さんはホームタウンと一緒に体験という印象。行政も強く関与しているようだし。
同じ被災地クラブなのに、その辺りにちょっと違いが出ますね。まぁ岡山にはディフェンス・アクションは無いのでしょうが。やはり川崎さんは別格ですね。J1の3連覇は逃しましたが、今年は1つタイトルを獲っています。いつまでも全国のJクラブの模範ですね。
social football COLO公式HP「ディフェンス・アクション」ページ:http://colojapan.asia/defense-action
J1川崎関連:86|85|84|83|82|81|80|79|78|77|76|75|74|73|72|71|70|69|68|67|66|65|64|63|62|61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
リスペクトコラムです。
今朝の山陽新聞朝刊にファジ絡みでいいニュースが載っていました。ハディ選手の入団や、フロント社員のN女史の存在から、そのうちにこういう動きが出ると思っていました。ただ、こういうスケールの大きな事業は決して簡単ではなく、上手く立ち回っていかないといけない個人的には思っています。
【ファジ 初の海外事業 来月マレーシアでサッカー教室】
「ファジアーノ岡山は、Jリーグ人気が高まる東南アジアのファン獲得を目指し、初の海外事業に乗り出す。マレーシアで12月に現地の子どもを対象にしたサッカークリニックを開催。チームの知名度を向上させ、ブランド力強化を図ることで、現地企業などとの友好交流につなげたい考えだ。」
「クリニックは、ハディ(ファジに今季入団したマレーシアU-22代表のエースをはじめファジアーノの育成部門のコーチ4人が指導に当たる。12月25日に首都クアランプールや地方のジョホール州、ペナン州、ケランタン州で実施し、4都市合わせて12歳以下の800人が参加予定で、大きな反響が予想される。」
〔アジア市場〕
「こうしたアジア市場の開拓はJリーグが旗振り役となり、2012年から推し進めてきた。従来の入場料収入や国内スポンサー収入に続く、大きな収入源となり得る有望なマーケットだからだ。」
〔波及効果〕
「(J2でも海外への動きが出てきている) ハディ加入も大きな波及効果がありそうだ。ファジアーノ入りが発表されたのが昨年12月。すると、クラブの公式インスタグラム(写真共有アプリ)のフォロワーは数日間で約2千人も増えた。そのほとんどがマレーシア人だったという。8万人近いフォロワーがいるハディの入団会見には、マレーシアメディア4社が取材のため岡山に駆け付けた。」
〔試金石〕
「ファジアーノにとっては事業拡大へ向けた試金石となる取り組み。将来的には岡山とマレーシアとの橋渡し役を担いたい思いがある。今回の1クリニックは、ハディの抜群の人気を知った岡山ゆかりの企業の現地法人などが協賛し実現した。10月には鈴木徳彦代表・ゼネラルマネージャーら5人がマレーシアを訪れ、各州のスポーツ大臣やサッカー協会関係者らと今後の協力態勢について意見を交わした。」
引用:山陽新聞
アジア戦略でまず思い出すのが札幌さん。一番の成功事例ですね。チャナティップ選手が試合に出場し、活躍した事で一気にタイとの交流が進みました。当ブログでも札幌さんのそういう動きを追っていました。この記事では「アジアの選手を獲ることで、札幌の試合のタイで放送や報道が、クラブとしての大きなメリットはないにしても、北海道のシティプロモーションには貢献。札幌というクラブはそういう価値もあるんだと、通常は関係してない業種にもアピールできるかもしれない。そうやっていろんなところに価値を広げていければ、自然と拡大する」とあり、最初からクラブの利益を追求したのではなく、シティプロモーションの色が強いという事です。振り返って岡山を見ると、シティプロモーションという要素はどこまであるのかと個人的に思います。クラブとスポンサー企業だけの利益を追求していないか。札幌さんの事例を見れば、シティプロモーションができれば成功し、できなければ失敗するかもしれないという事か。
この記事を読むと、札幌さんが初めてアジアに手を伸ばしたのはベトナムで2013年の事。そこから今日に至るまで実に6年かかっているのです。もう一つ読み取れるのは、その獲得選手が活躍すれば順調に事が運びますが、試合に出れなかったら徐々にこちらも相手国も関心が薄れ、チーム編成もアジア戦略のためだけにできないので、次第に相手国との距離感が広がっていくリスクがあります。札幌さんも最初はベトナムから始まり、2017年からタイ路線に転換した事になります。なので、そんなに簡単な事業ではないという事です。
また、Jリーグとしてもアジア戦略を進めています。試合放映権の販売の他に、今年初めの開幕前には「Jリーグ アジアチャレンジ」をタイで開催し、J1数チームが遠征しています。確か、キャンプを張ったチームもありましたね。ここで言えるのは、売込みには本来の有力コンテンツである「選手」が行かないと効果は上がらないのではないかという事。地元岡山は、地元でも出前スクールで「コーチが行ってはだめですか?」という事例をよく見かけます。今回もコーチです。なので、今回のサッカークリニックもコーチで通そうとしたら、微妙だなと個人的に思っています。夢を与えるのはあくまで選手。子どもが喜ぶのも選手。サインが欲しいのも選手なので。
そして、アジア進出で岡山にはもう一つ大きな事例があります。それは岡山シーガルズ。やはりタイと仲良くされています。タイ代表を受入れ、タイへ海外遠征を行っています。3月には吉田、竹田2選手がタイを訪問しています。つまり「選手」レベルでの交流を図っています。かつて、宮下遥選手がタイで行われた国際大会に参加したことからタイには多くのシーガルズファンがいるそうで、何とタイでの宮下選手ファンクラブのフォロワーが7万人もいるとか。すごい数字です。これも「選手」です。タイ人選手が所属している訳でもないのに、これくらい人気があるのです。こういうのが理想的な形ですね。
ファジにも確かにハディという選手がいますが、もし将来いなくなったらどうなっていくのか、ただ上の事例にもあったように、コーチではなく選手を前面に出すべきとも個人的に考えます。難しいところですね。一発で終わり、やってみただけで終わる「単発事業」ではなく、札幌さんのように長年に渡って、シティプロモーションにまで発展できる「継続事業」に成長して欲しいものです。今後の動きを注視したいと思います。
J2岡山マレーシア関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190505
リスペクトコラムです。
昨日に続いてTリーグネタです。4チームしかありませんが、どのクラブも個性的ですね。中でも今年の琉球さん(先週負けました)は強いし、最近活発だなと思っていましたが、琉球さんでちょっとビックリした事例がありました。
【琉球アスティーダ、T リーグ初・公式オンラインサロン開設】
「琉球アスティーダは、ファンとチーム・選手を強固に繋ぎ、ともに理想のチームを作っていくためのコミュニティ醸造の場として、『琉球アスティーダオフィシャルサロン』公式オンラインサロンを開設することを発表した。」
〔オンラインサロンとは〕
「月額会員制でネット上で展開されるクローズドコミュニティ。今回は、琉球アスティーダオフィシャルサロンFacebook グループに参加し、コミュニケーションを取ることができる。」
〔サロン概要〕
「●サロン名:琉球アスティーダオフィシャルサロン
●URL:https://community.camp-fire.jp/projects/view/211110
●サロン紹介:日本の卓球リーグ、T リーグの琉球アスティーダのオフィシャルファンコミュニティ。
「卓球を通じて沖縄から世界へ羽ばたく」「首里城再建など沖縄・日本への社会貢献」 そんなプロスポーツチームを目指している琉球アスティーダのチームスタッフ・選手と交流をしたり、理想に近づくためのチームをサロンメンバーと一緒に創っていく。
●会費:月額1,000 円~
●予定している主なサロンメンバー特典:
1.琉球アスティーダオフィシャルサロンFacebook グループへのご招待(非公開グループ)
2.チームスタッフ・選手との交流
サロンメンバー限定で試合前後の貴重なバックヤード動画や、チームスタッフや選手からコメントや動画などを不定期(月に数回程度)配信。もしかするとあの有名選手の巧みな技のコツが聞けるかもしれない。
3.アスティーダ会(オフ会)
卓球が好き、アスティーダが好き、沖縄が好き。どれかに当てはまる方が集まって飲んだり、卓球したりする会をサロンメンバー限定で開催する。沖縄・バルコラボグループレストランを中心に、都内でも順次開催予定。
4.プロクラブチームへの提言(チーム運営)
スポーツ×○○、チームのグッズ、ハーフタイムショー、YouTube チャンネルの企画を皆さんと一緒に考えてより良いものを世に送り出していく。
5.プロクラブチームへの提言(社会貢献)
残念ながら火災が発生してしまった世界遺産・首里城の再建にアスティーダは全力で協力。他にも卓球やスポーツを通じて行える社会貢献について、プロスポーツチームとして何ができるか、一緒に考え、実行する。」
〔琉球アスティーダスポーツクラブ代表・早川周作氏コメント〕
「このオンラインサロンでは、既存のファンクラブから一歩踏み込んだ、積極的なコミュニティを作っていきたいと考えています。ファンの皆様とチームの距離をもっと縮めたい。一方的ではない、もっと気持ちを通じ合える関係を構築し、琉球アスティーダを、ともに将来の理想のチームの在り方を考えていきます。」
引用:Rallys
琉球アスティーダオフィシャルサロン:https://community.camp-fire.jp/projects/view/211110
琉球アスティーダFBオフィシャルサロン:
卓球なので、当然他のスポーツよりは規模は小さいと思います。それを差し引いても付加価値が高いと思います。クローズドコミュニティって今までプロスポーツ界でありそうで、見かけなかった活動です。緩いのはファンクラブ。ほとんどの所で、会長が置かれていないと思います。その次は後援会ですか。会長はいるが、オープンな組織です。このサロンというのは、もう一歩先に歩んだ新しい支援形態だと思います。選手など中の人と交流できるのはプレミア感高いです。
ここに出てくるオフ会は、当ブログで言うまさに「語る会」です。やって欲しいですね。企画などクラブに提案もできるって素晴らしい組織だと思います。月会費1,000円か・・・ちょっと高いかも。でもいい事業なので、こういうのを求めていた人にとっては安いものかも。
また、きちんと社会貢献活動もされていますね。琉球さん、侮れませんね。そういえば彩たまさんもいろいろ活動が活発だったと思います。木下さんは別格だし、岡山も踏ん張らないといけませんね。
当ブログも横で黙って見ている訳ではありません。少し前に記事の中で提案しています(探してみて下さい)。目の前の興業に追われて、この地域でどう生きていくか、長期的な視野で考えていない訳ではないでしょうが、競合クラブで具体的にこういう事例が出てくると、ちょっと個人的に気になってきます。まぁこれは他の岡山のどのクラブにも言えることで、この琉球さんやJ1川崎に近い価値観で動いているところは個人的には見当たりません。岡山のクラブ頑張って欲しいですね。Tリーグも来季はチームが増えて、競争が増えます。リベッツも頑張って欲しいです。
ボランティアレポです。写真は最後の1枚以外は全てissanにお世話になりました。
先日の週末、岡山武道館で開催された岡山リベッツのホーム琉球戦にボランティア参加してきました。この日がリベッツボランティアデビューです。岡山武道館に行ってみると、居たのがトライフープボラでも一緒になる、FSSの高君。そしてしまくんです。元々は「観戦に行きたい」と言っていたしまくんに、上手くボランティアに足が向くように持っていきました。少しは試合が観れると期待していたかもしれませんが、結果は「(休憩の合間に)少し観れました」との事で、次は来てくれるのかな。でも、元々は旧OSS委員会でファジボラもした仲間。
ずっと固定する方針のトライフープと違って、リベッツはポジションチェンジが頻繁。最初は来場数を数えるカウンター担当だったのが、チケットもぎりに回り、次は当日券売り場へ。フロント側のメインの担当は中女史。ファジボラでよく顔を合わします。やはり、観客として来ると見えない景色がよく見えました。リベッツの社員さん、トライフープと同じような人数でした。少人数でよくやられています。選手絡みではない人材でした。若手の社員さんは、buppan氏と同じようなお歳でした。まさに昨季から始動したクラブならでは。
一番長い時間のポジションは当日券売り場でした。まさに最初にある受付ブースです。久しぶりにお金を扱うポジションなので、最初は少し戸惑いました。横ではVIP対応もしていましたが、やはり少しゴタゴタしていました。発足したばかりでスタッフが少人数の若いクラブ、まぁこんなものじゃないですか。フロントの方々は皆さんよくやっていると思います。特徴的なのがアルバイトとボランティアのポジションの近さ。他スポーツでは違うポジションが多いですが、リベッツはほぼ同居でした。
あと、別のスタッフさん(年輩女性)から声がかかる。Cスタにいるところを観ていると。県卓球協会の役員さん?かな。シーガルズが県バレーボール協会がサポートしているように、リベッツの試合は卓球協会ですね。協会さんで学生さんとか若い運営スタッフを手当てしてくれたらいいのにと思ってしまう。ボラやアルバイトの大学生さんと、作業の合間にいろいろ話す。チラシ配布していた女の子は、アイスホッケー部のGKとか。話面白かったですね。こういう風に若い学生さんと気軽にしゃべれるのもボランティアの面白さんの一つですね。
試合の方ですが、山陽新聞には、琉球さんに2-3で負けたとあります。森薗・町コンビが危なげなくまず先勝し、新入団の17歳、チョ・デソン選手もストレート勝ち。ただ、その後吉村選手が競り負け、ビクトリーマッチでも最後にチョ・デソン選手が屈してしまいました。スタートで2-0でリードしたのですが、その後3ゲーム連敗。順位は相変わらず最下位4位。3位の彩たまさんに2勝差で勝ち点は5点差。まだ試合は続きます。頑張って欲しいですね。何か岡山商大の名前が何度も出てきますね。岡山県はおろか中国地方でも優勝争いするくらいの強豪です。体育館はチームの練習場所でもあるようですね。
前日は応援Tシャツ、この日は応援フラッグ(横にビロっと伸ばせばタオマフのようになる)の無料配布でした。この応援フラッグはJリーグでは観た事ないのですが、どうやらBリーグ仕様なのかな。珍しい代物です。
結構拘束時間長かったですね。サッカーだと試合時間は2時間くらいで必ず終わりますが、バレーや卓球は2時間を超える事も時々あったかな。バスケはサッカーと同じくらいの時間かな。試合終了後は出入り口でお見送りです。そして、「12月のチケットも販売しています」と声かけ。その後はしまくんと会場のごみ拾い。まぁCスタよりは狭く、それほどゴミは無かったです。最後に我々ボランティアもそのTシャツとフラッグをいただきました。ありがとうございます。無料配布の応援Tシャツをもらっていつも思うのですが、どうしてチームカラーよりも薄い物が多いのか。シーガルズもそう、ファジはなぜかピンク(余り浸透していない様子)だったな。やはりオフィシャルグッズと違いを出したいのかな。
その後は長机や椅子の撤収作業。武道館はとても古い施設なので、エレベータも無くひたすら手にもって運搬。いい運動をさせてもらいました。この日は人数がまだいたので良かったですが、今後ボランティアが少ない日が心配です。我々のように中年ボランティアは余り長い時間体が持ちません(筆者はまだいくらか経験で耐えられますが)。ぜひ撤収作業だけでも学生さんとか若者の手当てをして欲しいですね。大学に卓球部が無いパターンもあるかもしれませんが、ファジボラでは野球部員とかも全然来ていました。
ふと、しまくんと、昔参加した旧OSS委員会での思い出話が出る。古くはJFL時代のファジ。ピッチボードや人工芝を少人数で運んでいました。その後はシャルム。同じくピッチボードやゴールの撤収を少人数でやっていました。いい運動をさせていただきました。ふと、そんな昔のシーンを思い出してしまう。我々はそんな経験があるからまだ平気だが、そういう経験が無い人、中年以上の方はしんどいかも。ぜひ学生さんの動員を。お疲れ様でした。
生観戦レポです。
先日、ZIPアリーナで開催されたVリーグ岡山シーガルズのホーム東レ戦(交流戦:スターカンファレンス3位)の観戦に行ってきました。この週末は何と4クラブの試合がある激戦ウィーク。J2岡山はアウェー戦で、トライフープは美作ですが、シーガルズとリベッツは同じ岡山総合グランドでの試合で、どう行こうか迷いましたが、土曜日はシーガルズ、日曜日はリベッツにする事にしました。いいですね、通常であればシーズンオフ感が出てくるこの時期に、逆に盛り上がってくるというのは。
この日の参加者はFリーダー。昔みたいに何人も参加しなくなりましたね。まだトライフープは新鮮に映るのか、ちょっと反応がいいですが。ZIPアリーナに到着してビックリ。すごい列です。どうやらこの日第2試合に来る久光効果もある様子。
入場してみました。やはりいつもより多い来場数。まずは席の決定。いつものいわゆるゴール裏ではなく、いわゆるバックスタンドの「クルバ」の位置に座ってみました。いつもはいっぱいなのですが、結構空いていました。ひょっとしたら少しチケット価格を下げたのかと思ってみたり。コンコースでは、岡山南高校の生徒さんによるオリジナル商品の販売ブースや、人権啓発パネルがありました。
いつものチアリーダーがいましたが、どうも今季は若く見える。今までずっと清心女子大の学生さんと思っていましたが、どうやら明誠学院高校さんのようですね。いつ替わったのかな。
外へ出てみました。この日は県民応援デーで、県関係の出展ブースが出ていて、アンケートに答えたりしたら何かいっぱいもらいました。一番奥にJ2岡山、ベル、シャルムと一緒になった等身大パネルがあり、岡山工業高校の生徒による写真撮影もありました。そういう4チームにまたがる応援事業をどう思うかというアンケートがあったので、いろいろ言わせていただきました(笑)。まずは、この4チームのみというのは時代遅れという個人的感想。トライフープはこの秋から始動していますが、リベッツは去年から活動している。その2チームがまだ入っていないというのは「お役所仕事」になっていないかと。トップアスリート派遣事業はちゃんと加えられているのに、こういう露出度が高い部分でのこの状況はお粗末。
あと、東西南北の隣県では、どこもクラブの横断組織があり、交流事業をやってる。クラブレベルでは期待できないから県が音頭を取ってやるべき、スポーツ振興課の過去の知り合いにずっと言い続けてきたとも主張。マスコットなり選手が出場し、お互いの試合のハーフタイムでPRコーナーを設けるとか、横の連携事業がなぜできないのかと。最後に「こんなブログをやってる」と改めてPR(職員さん替わるので)。
この日もオリジナル応援Tシャツの無料配布がありました。先日もらったTシャツをFリーダーにあげようとしたら、すぐにもらってるし。何か何枚もたまっていってます。いつか、応援してくれる誰かにあげたいです。
かもめ食堂へ行き腹ごしらえ。ちょっと出店数が減りましたね。倉敷大会とほぼ同じお店。今回もガパオ丼とロコモコ丼を食す(後でお腹さすりました)。Fリーダーは500円安いからと2F席へ行きたがりましたが、何とか1F自由席に着席。
すぐそばには「チーム席」があり、前回の観戦時は川島主将や丸山選手が来ていたぞとFリーダーを期待させる。でも、馴染みのある選手の姿は無く、若手の選手ばかりで人数も少なかったですが、別にそれ目当てでもないので、試合に集中。この日の相手は東レさん。全日本では新後選手の他に、今年ブレイクした石川選手(あのイケメン石川選手の妹)の姿を発見。やっぱ石川選手のスパイクは速いとFリーダーが感心していました。
ところが試合は何と、岡山が3-0で快勝です。東レさんも鋭いプレーがありましたが、全体的にはプレーの精度が岡山よりも低かったかな。岡山は冴える金田選手、及川選手などが躍動し、宮下選手のトスワークもバッチリでした。印象としては、若手の同世代でまとまって、バランスがいい状態。昨季まで数字が悪かったサーブレシーブが今季は向上し、成功率81.2%と安定してきたのも要因ですね。
試合後の勝利者インタビューは及川選手と宮下選手。宮下選手は慣れた感じでしたが、及川選手は声が時々途切れて、まだインタビュー慣れしていない印象でしたね。まぁ今季からでしょうから。
せっかくなのでという事で、第2試合を観る事にする。3-0で早く終わったので1時間くらい待ちました。女王・久光さん対PFUさんの試合。アナウンスがちょっと変というか、正しいのかなぁと何度もスマホで調べる。久光さんの全日本・新鍋(しんなべ)選手ですが、「しんべ選手」とアナウンスされていて・・・ ネットで調べてもそういう読み方ではないんですけど・・・
試合前のボールの投げ入れで、何と足元に転がってきたのですが、ちょっと触ったくらいで他の方に拾ってもらう。素早く手にしても良かったのですが、やはり欲しいのは岡山のもの。子どもさんか本当に欲しい方にもらって欲しいと思った行動でした。
そして翌24日、相手はPFUさんでしたが、この日は接戦でしたが3-2で見事勝ちました。すごい、強いですね。連勝を5に伸ばしたのですが、フルセット勝利のためNECさんに抜かれて3位に後退。うーむ難しい。でも、昨季を考えたらよく頑張っていると思います。この調子でデンソーさんと、交流戦で車体さんやJTさんに勝って・・・首位が見えてきます。
見逃し観戦レポです。
先ほど、岡山武道館から戻りました。岡山リベッツにボランティア参加していました。なので、奉還町りぶらのPVにも行っていないし、行ったメンバーもいないので、どんなPVなのかはわかりません。武道館に来ていた方から「ファジアーノ負けてるし・・・」と聞いてしまい、ちょっとDAZNの面白みが半減しましたが、まぁいいや。
という事で、留守録書き込み行ってみます。岡山は前節でほぼプレーオフ進出は絶たれて、今日は消化試合っぽいゲーム。おっと、水戸さん素晴らしいコレオを展開。あれくらいのはCスタで観た事がない規模。素晴らしい。大勢客さんも入っています。水戸さんは観客数が少ないイメージがありましたが、どしたん?という位に多く、賑やか。水戸さんとは4連敗中、5勝12敗と相性は悪し。プレーオフ圏内と勝ち点1点差で滑り込みたいところ。
キックオフ。DFの浜田選手復帰先発です。これは好材料。仲間選手欠場で三村選手先発か・・・ 水戸さんは、U-22から帰ってきた小川選手と元岡山の清水選手が2トップ。岡山はカウンター攻撃で、長いボールを放り込んでヨンジェ選手に合わせようとしています。とにかく水戸サポの応援が素晴らしい。イメージ変わりました。岡山のプレスは弱い。強い時は高い位置でのハイプレスでしたが、弱い時は動きが鈍い。今日は後者ですね。前半序盤はずっと水戸さんに攻められいます。
ヨンジェ選手には今日もきっちりマークが付いています。それにしても元岡山の清水選手、躍動しています。何度もシュートを打ってきます。水戸市は朝から雨模様のようですが、今は霧雨も止んだようです。まぁ気温が20度の予報なので、そこまでではないにしても温かそうです。今日はユ・ヨンヒョン選手にリーグデビュー戦です。画像に見覚えのない選手がいるなぁと思ったら彼でした。まだ10代とか。岡山はポゼッション率は高いのですが、シュート数は少ない。つまり、後でボールは回すが、相手陣内に持っていけない状況。
危ない位置で上田選手がFKを与え、ワンクッションを置いて決められてしまう。岡山痛恨の失点・・・ 0-1。ここで前半終了。
後半スタート。チームの勝ち点も、ヨンジェ選手の得点数も過去最多に並んでいるようです。さぁ、どっちか更新なるか。後半も岡山はなかなか敵陣に攻め込めません。ここでヨンヒョン選手に替わって、赤嶺選手投入。ヨンジェの惜しいシュートもありました。
少し岡山も攻め込めるようになってきました。水戸さんはパスワークが上手いですね。ここで椋原選手に替わって、武田選手投入。水戸さんのユニフォームはちょっとユニーク。ピンクとかの小さな斑点模様があり、ちょっと可愛らしい印象。
今の状況は山形、徳島、甲府がいずれも勝っていて、このままだと7位止まりという情報が流れました。一森選手は今日もナイスポジションで、ピンチの芽を取り除いています。ここで山本選手に替わって久保田選手投入。久しぶりの出場です。けが明けですね。
この日の8,775人だそうです。多い方なんでしょう。水戸さんの浅野選手はあの日本代表の浅野選手の弟で、兄弟揃って速いとか。岡山のゴール裏が映りましたが、芝生席で昔のJFL時代か昔のアウェー戦を思い出しました。水戸サポのコールが大きくなりました。J1サポにも負けないくらいに迫力ある応援。水戸さんはあと1点取ってこのまま勝てば、6位と入れ替われる状況。ここでホイッスル。終了です。
試合終了後、水戸さんの選手、サポは山形さんの試合結果を待っていました。もう1失点で逆転するのですが叶わず。水戸さんは過去最高の勝ち点だそうです。結局山形さんは1-2で負けて、得失点差で並びましたが、総得点で下回って7位フィニッシュでした。甲府さんは勝利。残念でした。地元岡山よりも少し上にあった景色を目にしました。来季ともにJ1に行きたいところですね。水戸さんは新スタジアム構想(セレモニーの沼田社長の挨拶にもあり)があるとか。夢があっていいですね。当ブログで尊敬するJクラブ社長の1人である沼田社長さんが社長退任されるとか、お疲れ様でした。セレモニーで次のポジションについて、言われていましたが、どういうポストなのかな。
ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】
「プレーオフに出場するために、まずは勝利が絶対条件ともいえる水戸。武器である堅守を披露し、相手のエースのイヨンジェを封じて優位に試合を進めると、前半終了間際にセットプレーの流れから待望の先制点を奪う。後半は、パスワークで崩しにきた岡山の猛攻に対して我慢の時間が続くも、最後まで集中を切らすことなく1-0で終了の笛。」
引用:スポーツナビ
【エルゴラッソ採点】
後藤選手 6.0 攻め込まれながらも粘り強く守った
25日の山陽新聞朝刊の「ファジ 不完全燃焼9位」というタイトルの記事の戦評です。
「引き分けでも(シーズン最多勝ち点記録『65』)を更新できたが、初のPOが懸かる水戸の攻勢に打つ手がなかった。ルーズボールを奪われてはゴールに迫られ、あわやという場面を次々とつくられる。そして前半42分のFKで痛い失点。ゴールやや左側から送られた低い弾道のボールはゴール前で混戦を生み、決勝点を叩き込まれた。」
「今季を悪い意味で象徴する一戦だった。球際の攻防で劣勢を強いられ、ミスも目立って流れをつかめない。パスはずれて相手に引っ掛かり、FWのポストプレーも失敗が続く。『質を上げないといけない』。有馬監督から今季、このフレーズを何度聞いたことか。」
「課題も浮き彫りになった。現チームは長沢前監督が集めたメンバーが大半で、有馬監督が描いたシナリオを完璧に演じるには駒が足りなかった。」
今季の最終フィニッシュは9位でした。昨季の15位からは改善しましたが、一番の象徴が得失点差。2点しかありません。それだけで順位を並び替えると12位相当です。得点49は全体の16番目。失点は9位くらいの位置。なので、結果的には得点不足。今季は4バックでポゼッションサッカーでスタートしたはずが、最後はプレスが弱くて放り込むばかりのカウンターサッカーになっていました。まさに長沢サッカーがいつの間にか蘇っていたのでは。健闘はしましたが、見方を変えれば毎年恒例の「失速」が遅くなってやってきただけなのかもしれません。やはり、J1昇格には「昇格請負人」でなければ難しいと個人的には思っています。
かくして、J2のリーグ戦は終幕しました。すぐにJ1昇格プレーオフが始まりますが、地元岡山には関係ありません。皆さんお疲れ様でした。さっきまでDAZNで続いて柏対京都戦を観ていましたが、ものすごい試合でした。前に地元岡山は柏や横浜さんに完勝するくらい強くならないとJ1では戦えないと言いましたが、13点取った柏の強さを見ると、その壁の高さを思い知らされました。栃木さん、降格圏脱出おめでとうございます。鹿児島さん、J3次第ですね。あと、横浜さん、J1昇格おめでとうございます。
リスペクトコラムです。
さて、また明日からリベッツ期間に入ります。あちこち散らばっていた選手達が岡山に集結しています。今日の試合も久々の勝利。彩たまさんに僅差で勝ったようです。Jリーグが閉幕し、岡山では12月からは他の3チームが切磋琢磨していきます。来場者サービスもお互いのいいアイディアを取り入れて、面白い企画が次々と出てきます。
【ノジマTリーグ 2020-2021シーズン 新規参入チーム公募開始】
「2020年秋にスタートするノジマTリーグ 2020-2021シーズンの開幕に向け、新規参入チームを公募いたします。参加団体の募集にあたっては、より多く、より広く、全国各地からの参入の機会を提供したいと考え、公募制を導入・実施いたします。選考では、200~300百万円(チーム・年)の収支に耐え得る事業性や地域性などを考慮し、決定してまいります。
【公募概要】
◇2019年11月20日(水)公募書類受付開始。」
引用:Tリーグ公式HP
昨季に開幕した時に4チームと聞いて、ちょっと少ないなと思っていましたが、3季目から増やすんですね。噂では4チームから6チームになると聞いています。「地域性などを考慮」とありますが、地域バランスを考えたら、男子はやはり関西から1チーム、九州や四国から1チームなのかなと。女子は関東、関西以外から2チームか。年間運営費は3億円くらいなんですね。
【岡山リベッツ、ラオス訪問 ラバー約300枚など卓球用品寄贈】
「卓球Tリーグの岡山リベッツは11月14日にラオスのオリンピック委員会に訪問し、卓球用品を寄贈した。
〔寄贈式典〕
「式典は約40分間オスオリンピック委員会の会館内で行われた。岡山リベッツの白神監督をはじめ、オリンピック委員会の副会長ガセーム インティラー氏、ラオス卓球協会副会長、ラオス卓球協会会長秘書、ラオスの卓球選手約20人が参加した。
ガセーム インティラー氏は訪問に対して感謝を述べ、「まだ世界的には世界で勝てるレベルでなく、東京オリンピックはラオスから選手は出場できないが次のオリンピックからは出場できるように卓球を強化していきたい」と語った。さらに「ラオスはビエンチャンだけではなく大変すばらしい観光地がたくさんあるので、ぜひラオスの様々な観光地も見てほしい」とラオスの魅力も紹介した。
〔寄贈品〕
・ラバー約300枚 ・ラケット26本 ・ボール30球
これらの寄贈したラケットやラバーはリベッツスポットの卓球教室参加者などから募集して集めたものである。
〔ラオス訪問について〕
ラオスへの卓球用品の寄贈は岡山リベッツのスポンサーである株式会社三幸工務店の提案、協力で実現した。三幸工務店はラオス内にSanko LAO.,Ltdを設立し、ラオスでのインフラ事業を継続的に行っている。」
引用:Rallys(ラリーズ)
早速アジア戦略か、すごいなと思ってよく読んだら、スポンサーが絡んだ話なんですね。スポンサーの海外戦略に、リベッツも貢献しているという話ですね。シーガルズはタイだし、J2岡山はえーと、マレーシアか。行くよりもどちらかといえば受ける方のようですが。途上国の発展に寄与するというのはいいですね。しかも、卓球スポットで生徒から集めたものという事ですが、チャリティー的な話でもあるのでいいと思います。
あと、上手く紹介できる元記事は無いのですが、リベッツは、津山市阿波地区の住民らでつくる「あば村運営協議会」と津山市に協力して、津山・阿波地区で卓球大会を開催開催するという話も出ているとか。J2岡山がホームタウンなのに、距離感を置いてしまっている津山市と、今度はリベッツやトライフープが連携していくっていいですね。まさに県民クラブ。県民クラブというものは本来の姿として、観客動員が少ないからとか、スポンサーが獲得できないからとか理由を並べて、県庁所在市以外の地域と距離を離そうとはしませんから。いつか卓球スポットを置いて欲しいですね。という事で明日、岡山武道館に行ってきます。
リスペクトコラムです。
先日、開催されたなでしこジャパンの親善試合、南アフリカ戦の留守録をやっと見終えました。確かに快勝でしたが、W杯の惨敗を考えるとまだまだなのかな。なでしこリーグのプロ化が決まったそうです。プロ化もいろいろあると思います。そんなに簡単にもいかないと思います。女子プロリーグが発足したが、何年かしたら運営に行き詰まって解散するかもしれません。ネットでいくつか情報を拾ってみました。
【21年に女子プロリーグ誕生「なでしこ」と別に新設】
「日本サッカー協会は14日、都内のJFAハウスで理事会を実施し、21年から女子プロリーグを創設することを決定したと発表した。運営母体や参加チーム数などは今後、検討していくという。女子プロリーグ設立をめぐっては、今年7月の理事会で女子サッカーのプロ化に向けた「設立準備室」をJFA内に設置することを決議し、室長として11年女子ワールドカップ(W杯)で日本を優勝に導いた前監督の佐々木則夫氏を選任したと同9月に発表していた。この日の理事会では同準備室からの検討状況報告などが行われたといい、JFAの須原清貴専務理事は『女子のプロリーグを21年に開幕することを決議させていただきました。今後、クラブへの要件、法人化、参加チームの選定などの作業を進めていきます』と話した。現在、国内では多くの代表選手らもプレーする『プレナスなでしこリーグ』が行われているが、今回のプロリーグは、なでしこリーグとは別に新設する形をとるという。」
引用:日刊スポーツ
【女子プロリーグ21年開幕へ 6~8チーム、国内最上位に―サッカー】
「日本協会は、日本女子代表(なでしこジャパン)前監督の佐々木則夫理事を設立準備室長に据え、7月から検討を開始。スポーツ界の機運が高まることを理由に、東京五輪翌年のプロ化を決定した。新リーグは6~8チームでスタートさせる方針で、今後、リーグの法人化、チームの参加要件や選定などを進めていく。一方で観客動員が少ない女子で、クラブの運営費をどう確保していくかは難しい課題だ。近年は米国に続くように欧州でもプロ化の動きが進み、今夏のワールドカップ(W杯)フランス大会では、8強の7チームを欧州勢が占めた。」
引用:時事通信
【日本サッカー協会 女子プロリーグ新設、2021年に開幕】
「現在、国内トップリーグのなでしこリーグはアマチュアとして存続する。プロリーグは8チームで始まり、欧州と同様、8月ごろに開幕するとみられる。リーグの法人化や参加チーム、クラブの参加要件などは今後つめていく。日本協会の須原清貴専務理事は「(21年開幕は)東京五輪の翌年であること。スポーツ全体の機運が高まってくることに期待している」と話した。」
引用:毎日新聞
東京五輪の翌年の21年からスタートするそうです。確か23年に女子W杯を日本に誘致する運動も起きていますね。女子サッカーは盛り上がってきましたが、逆に弱体化したなでしこジャパンの分、盛り上げていきたい協会の気持ちが伝わります。
現在のなでしこリーグはアマチュアトップリーグになるのですね。では、プロリーグはどういう名称になるのか気になります。何でしょうかねぇ。「なでしこプレミアリーグ」「QUEENリーグ」くらいしか思いつきません。まさか「Lリーグ」に戻る事もないでしょうが。「●リーグ」という名称になるかもしれませんが、AからZまで一通り思い描いてみましたが、いいネーミングは無いですね(ラグビーはやっぱRリーグになるのかな)。
8チームくらいでスタートするようですが、それがマックスでしょう。案外今のチームの顔ぶれではなく、北海道から九州までバランス良く再編成されるかもしれません。どんな規模になるのでしょうか。個人的にはJ3リーグ程度になるのではと思っています。
開催時期は現行の春開幕ではなく、欧州の各リーグと同じように秋に開幕し、春に終える案があるそうですが、これは昔から秋春制を強く訴えてきた田嶋会長(当ブログにとっては極めてネガティブな存在)の色を少し感じます。最近はJクラブレディースが増えていますが、Jクラブ側から反対が出て、もめるかもしれませんね。
ここ数年はヨーロッパ勢が席巻しており、プロ化が功を奏したと言われており、それで負けてはならないと日本協会がプロ化に舵を切ったようですが、もし失敗したらどうなるのかと。観客動員数の減少など、今でさえ女子サッカーは冬の時代に入っているのに、更に氷河期が来てしまうのではないでしょうか。やはり代表チームに引っ張ってもらうしかないですか。なでしこジャパンの強化策としては、個人的にはどんどん海外へ有望選手が出ていく事だと思っています。でもそうなるとプロ化しても目玉選手は国内にいないという空洞化現象になり、条件が悪くなります。結局は地域密着路線の魅力アップしかないのか。さぁどうなっていくのか。その前に東京五輪がどうなるのかですね。
リスペクトコラムです。
前節では岐阜さんのJ3降格も決まってしまいました。Jリーグ参戦12年目で初めてのJ3降格だそうです。毎年の事ながら下位カテゴリへの降格は心が痛みますね。岐阜さんは、地元岡山がJリーグ入りを目指していた2005年頃は、一足先にJ2入りした大先輩として眩しい存在でした。全国地域決勝を勝ち上がって、J2昇格を決めたその姿に、当時の岡山のフロント達は、自分達もいつかあの高みへ行くぞと元気をもらったものでした。それから14年が経ち、岡山はJ2で追いつき、クラブの経営規模や順位などもいつしか追い越していき、同じく大先輩だった熊本さんを追うように今回、J3行きが決まってしまいました。
当ブログにとっては、いつまでも「大先輩」です。どうしてその大先輩が「下」へ行ってしまうのか、調べてみると中日新聞にいいコラムがありました。他の記事も探せばあったのでしょうが、この中日新聞さんで十分です。
【緑の落城 FC岐阜 12年目の降格(上)遅すぎた指揮官交代】
「クラブ史上初のJ3降格は、昨季クラブワーストの十連敗を喫した指揮官の体制が今季も続いたことが引き金になった。攻撃的なパスサッカーを目指し、若手を多く起用する大木武前監督の方針は裏目に出た。サイドで数的有利をつくるサッカーは、相手の対策の前に無力だった。守備のもろいチームは終盤の失点や大量失点を繰り返す。選手起用や布陣変更でも答えを導けなかった。活躍を見込まれた多くの選手がけがで長期離脱したのは事実。ただ、若手の伸びしろに過度に期待したことも不振の要因となった。」
「最下位に転落した第十三節の敗戦後、さらに負け続けること五回。ようやく監督が交代したが、残留争いを勝ち抜けなかった。大木体制で集められた選手は足元がうまい器用な選手が多く、足の速さや体の強さといったフィジカルは過小評価されていた。北野監督は少しでも勝ち点を拾うため、堅守速攻にスタイルを変更。戦術は百八十度方向転換した。新監督はディフェンス力にたけ、フィジカル面で特徴を持った選手を起用した。だが前監督の好みに合った陣容では、駒不足は否めない。」
「甲府戦(前節:ホーム最終戦)後に選手は言った。『若いチームで甘さがあり、一年間を通じてチームとして経験を積み上げられなかった』。今季一度の連勝もなく、五月に最下位に転落してから一度も浮上できなかった組織を言い当てていた。」
引用:中日新聞CHUNICHI web
やはり、「監督」の部分でしたか。いくらクラブとして力を尽くしていても、それはあくまで運営面。プロスポーツクラブの両輪のもう片方である「現場」にはなかなか手を入れにくい面があります。あっやばいと思った時はいつもすでに遅しです。慌てて監督を更迭し、選手補強を行って、危機を回避した事例もありますが、岐阜さんは間に合わなかったようです。
今季頭から指揮を執っていたのは大木監督。J1でも監督経験があり、J2京都では天皇杯準優勝の実績もありましたが、岐阜さんに2017年に来てからは18位、20位、22位と全くダメでした。今季6月に契約解除され、元讃岐の北野監督が就任しましたが、すでに遅しでした。
ここのクラブが成功したから、どこでもいい成績を残せるという訳にはいきません。ネル監督がそうですから。記事によれば、今季の選手は足元は上手いが、フィジカルは低い選手が多かったようで、昔の岡山のように前半凌げば、後半になって勝手に足が止まっていくと狙われたのかな。
【緑の落城 FC岐阜 12年目の降格(中)選手獲得の手腕弱く】
「戦力として計算できる選手に誠意を欠いた半面、割高とされる外国人選手は近年GKを除き、ピッチで輝きを発揮することは少ない。今季も、下位に低迷してから慌てて複数の選手を補強したものの、途中加入の選手が期待に応えたかといえば、そうではなかった。」
「昨季は営業収益が初の十億円を突破し、純利益で一億円余りを計上した。宮田博之社長は「黒字額はほとんどが選手採用に流れていて、寝ているわけではない」と強調した。しかし、あるスタッフは「黒字を出すために支援しているわけではない」とスポンサー企業から苦言を呈されたことを明かす。選手獲得への投資と順位に相関関係があるプロの世界では、投資を渋ったと判断された。とはいえ、投資しようにも適切に資金を投入できたかといえば、難しかっただろう。選手獲得を担う強化担当のスタッフはわずか二人。林幹広地域振興グループリーダーは「J2では少ない」とし、「将来を見通した補強は難しい」と吐露した。
債務超過で存続の危機も経験したクラブは、特定の企業母体を持たず「オール岐阜」の体制で歩んできた。その歩み自体は誇れるものだ。だが、十二年間もJ2で戦いながら毎年残留争いを強いられ、予算規模の小さなクラブにも先を越された。考えられる理由の一つが、継続性に欠けることだ。十二シーズンで、監督を務めたのは実に九人。次々と代わるのは指導者だけではない。数年で入れ替わる県と地銀二社の出向組が部長級でいる一方、プロパーの部長は一人にとどまる。これでは、なかなか中長期的なビジョンは描けない。」
引用:中日新聞CHUNICHI web
監督が好みで、主力選手に中で誠意を欠いていたというのは良くないですね。よくクラブの対応に腹を立てて移籍で出ていく事例は、いくつも観ましたが、明らかに監督が不満で出て行かれるのは珍しいかも。あと、補強にも失敗したのですね。やはり、補強力が今のJクラブには必要なのかも。強化担当スタッフが少ないというのもよくないですね。高本GMがおられますが、ネットで調べると何か出てきますね。そういう部分も補強力を高められなかった遠因かもしれませんね。
このコラムでは「特定の企業母体を持たず」とありますが、スポンサー色が濃い印象があります。前節のホーム最終戦のセレモニーの様子をDAZNで観ましたが、なぜかどなたかの挨拶シーンが他の映像でぼやかされている。有力スポンサーだった様子で、他のクラブでは見られない珍しいシーンでした。
12年間で9人の監督というのも珍しい。クラブ部長職もコロコロ変わり、中長期的なビジョンが描けないとありますが、経営体制が安定していないんですね。
【緑の落城 FC岐阜 12年目の降格(下)再昇格へ問われる覚悟】
「戦力の低下を最小限に抑えてJ3を戦えるのは有利だ。しかし来季に再昇格できなければ、いばらの道が待っている。大手コンサル『デロイトトーマツグループ』が九月に公表した資料によると、昨季の集客力はJ2とJ3で2・6倍の格差があったという。」
「チケット代やスポンサー料、選手獲得を含むチーム人件費をどう設定するのか。チームスタッフを刷新するのか、継続させるのか。岐阜もJ3で、多くの選択を迫られることになる。」
「今季の長良川競技場は、黒星が続いてもにぎわった。アイドルグループのSKE48がライブでファンを魅了。元イタリア代表のデルピエロ氏のサッカー教室が行われるなど、スポンサーらの協力で“お祭り化”に成功したからだ。順位は二十二位でも観客動員数は十二位。一試合平均で六千六百人余りが足を運んだ。
チームの存在感は会場だけにとどまらない。Jリーグ屈指とされるホームタウン活動は今年、サッカー教室や体操指導などで六百七十回と過去最高を記録した。十二年で積み重ねた回数は計五千五百回。延べ四十二万人と触れ合った。その価値は降格によって下がることはない。」
引用:中日新聞CHUNICHI web
ちょっと驚いたのが、観客動員数がJ2で12位と少なくない事。6,600人余りと地元岡山より低く見えますが、ホームスタジアムには徒歩で行けないという環境です。駅から徒歩で20分だったらどういう結果になるのかと思います。つまり、数字が良くても現場の力が低かったら、J3へ降格してしまいます。岡山もいくら数字を追っても、監督の扱いに間違えたりして現場が失敗すれば、J3に降格する可能性は十分にあります。
岐阜さんの今までを思い起こすと、まずはルーツの森山氏の存在。黎明期の後はJ2に昇格。その後は岡山にも関係のある今西GMの時代。選手による地域貢献活動を熱心に行い、Jリーグ一の頻度を誇る。毎週選手が地域貢献活動でそわそわするという現象がありましたが、経営危機を招いてしまい、今西GMは辞任。その後の経営危機で、Jトラスト等のホワイトナイトが現れて蘇生する。ラモス監督や川口選手など煌びやかな人材が参集して、数字の向上とともにクラブ自体も盛り上がる。その後は徐々に成績が低迷していく。そんな流れを思い起こしていました。最近ではデルピエロ氏が来たりとか、話題性がありましたね。
それにしても、ホームタウン活動が過去最高数というのは驚きです。今西GM時代よりも多かったのかな。でも今西時代と同様にクラブが低迷してしまいました。当ブログではバランスだと思っており、地域貢献活動自体は何も問題ありません。
という事で岐阜さん、1年でJ2に戻ってきてください。来季も北野監督でいくのかわかりませんが、「監督」と「補強力」ではないでしょうか。
J2岐阜関連⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190426
〃 ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181003
〃 ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180729
〃 ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170430
〃 ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170313
〃 ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150220
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140113
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〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131006
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120901
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〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101111
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100828
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100429
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091006
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090804
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060317
リスペクトコラムです。
前節に柏がJ1復帰及びJ2優勝を決めました。昨季まではJ1クラブとして「カリスマの存在」カテゴリの中で、その高い付加価値(親企業のある市民クラブ)について注目して触れてきましたが、今季は地元岡山と同じカテゴリになり、1年間おとなしくしていました。ただ、J1復帰が決まったので、これで「カリスマの存在」カテゴリ復帰です。柏レイソルの皆さん、J1復帰とJ2優勝おめでとうございます。
昨季のJ2降格時に「J2には場違いな強豪チームが落ちてくる」と言われて、別格で独走しちゃう、1年で戻って行ってくださいと言われていましたが、そうは甘くなかった。前回の時は、突っ走ったまま独走的にJ2を勝ち上がりましたが、3度目となる今回は序盤は苦しみ、一時期中位まで落ちて、1年での復帰は無理かもしれないとあきらめた空気もありましたが、終盤は強かったですね。当ブログで考える「勝利の要因」を考えてみました。
【ネルシーニョ監督のネットワークを活かした補強力】
途中の福岡戦や千葉戦から生まれ変わり、連勝は続きました。それまでは得点ができず、逆転されてそのまま負けてしまう展開が続き、順位も確か9位くらいまで落ちていったと思います。柏も今季はいわゆる「千葉化」(千葉さんごめんなさい)になってしまうのかと、ちょっと思ってしまいました。そこからどうやって立て直しができたのか。一つは補強です。たくさん獲りましたね。
開幕前:菊池選手(J1浦和)、田上選手(J2長崎)、染谷選手(J2京都)、村田選手(J1清水)、ガブリエル選手(フラメンゴ)、ヒシャルジソン選手(セアラー)
夏期間:マテウス サヴィオ選手(フラメンゴ)、ジュニオール サントス選手(フォルタレーザ)、三原選手(J1神戸)、川口選手(J2新潟)、山下選手(J1・C大阪)
やはり、強力ブラジル人選手が目立ちますね。しかも若手。思い出しますが、前回のJ2時もちょうどレアンドロ・ドミンゲス選手が移籍して来ました。あの時はフランサ選手に気を使っていましたが、フランサ選手が退団するとのびのび力を発揮するようになり、J1のMVPまで駆け上がりました。今回の若手ブラジル人選手では、ガブリエル選手は置いておいて、ジュニオール・サントス選手も上手いと思いましたが、マテウス・サヴィオ選手とヒシャルジソン選手が、当時と同じイメージですね。ただ、ヒシャルジソン選手はまだ荒っぽく、日本のサッカーに100%馴染んでいない様子。とにかく、ブラジル人選手の補強が一番大きいですね。ちなみに三原選手は神戸時代のネル監督の申し子とか。
【システム】
元々は4バックでしたが、序盤のルヴァン杯で3バックを戦い始めました。その後リーグ戦でも4バックで戦うようになり、その辺りから勝てなくなり、順位が下降していきました。ネル監督が状況によって、3バックでも4バックでもいけるように、幅広い能力を求めた形での採用でしたがもう一つ。福岡戦だったか4バックに戻して、再び連勝が始まり、今に至ります。
最初から4バックで通していたら、もっと独走していたかもしれず、ネル監督は他チームとの力の差は歴然なので、序盤はいろいろ試そうとしたのではないかとも、個人的に思ってしまいました。まぁ結果オーライになりました。
【距離感の近さ】
某黄色いチームは「距離感に優れている」。だから当ブログでは評価が高いです。アウェー町田戦での試合後の歓喜シーンでもそれを象徴するシーンがありました。いつものように選手達がゴール裏へ駆けつけるのですが、客席に着いても一部の選手の足が止まらない。クリス選手など外国人選手が何人も、観客席に上がっていきました。長い時間ではなかったですが、サポーターと肌が触れ合う距離感で、喜びを共有していました。こういうシーンは他チームでは観た事がありません。過去3大タイトル優勝のシーンでも選手が観客席の真ん中で踏み台に上がって、トラメガで叫ぶシーンを見てきましたが、本当に距離感が最も近いチームだと思います。
また、優勝記念ボードでシャーレを掲げるお馴染みのシーンですが、何とネル監督が真ん中にいる。そして選手達と一緒に歓喜のダンスをしている。今回の功労者はネル監督に間違いありませんが、それでもこういうシーンも他チームではめったに見られない。こういう価値観はいつまでも継続して欲しいですね。まぁみゃ長さんの存在も大きい訳ですが。
それにしても、町田さんのスタジアムの客席の高さが低くて良かった。優勝を歓喜できる、柏にふさわしい場所を提供してくれました。
【J1昇格即優勝などタイトル】
2011年がそうでした。今回も期待されますが、そんなに甘いものではありません。2011年の時もPSMでは散々でしたが、開幕した後は順調に勝ち星を重ねて、首位争いを演じたまま最後に優勝できました。個人的に気になるのは相性の悪い相手。鹿島さんがその筆頭で、浦和さんにもそれほど勝った記憶が無い。2011年の時も確か目標は6位以内だったと覚えていますが、優勝しちゃいました。来季からのJ1でも何かタイトル取って欲しいですね。
【今後、選手や監督】
江坂選手、瀬川選手はシーズン当初は大丈夫かなぁと思っていましたが、後半はすっかり点取り屋に覚醒してくれました。ただ、J2を戦うのには今の戦力で十分ですが、J1ではまだ戦力が足りないのでは。心配なのが航輔選手ですね。日本代表を狙えばどうしても海外移籍という話になってしまう。最近の代表選手はGKも含めて多くが海外組です。来年の夏とか海外に行っちゃうかもしれませんね。
ネル監督は昔から長くやりたがらない監督でした。第一次政権の時もそんな感じでしたが6年も務めてくれました。今回はそこまでは長くないかもしれません。ただ、その後には井原HCがいます。前の時は監督経験無いし・・・と思われていましたが、現在は福岡さんでJ1昇格など監督経験を積まれています。このチームはとにかく監督問題でした。過去2度のJ2降格劇もすべて監督人事の失敗。これはフロントの責任でしょう。次は井原HCでしょうから当分心配は無いですが、今後とも気を付けて欲しいですね。
先の話ですが、監督を退任した後も、テクニカルディレクター等でチームを見守って欲しいですね。鹿島さんのジーコ氏のように。とにかく来季からJ1です。また、黄色い知り合いから観戦のお誘いがある事でしょう。
日立台広報日記該当ページ:https://blog.reysol.co.jp/koho/j1_6.php