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FC岐阜のこと8

2017-04-30 00:24:59 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今日の試合でも金沢さんに勝って4月は5戦負け無し。現在10位と岡山より順位が上回り、観客動員数もいい推移を見せている岐阜さん。当ブログでも昔から何かと気にしていた存在。古くは日本一地域密着した選手による社会貢献活動を進め、その後に経営とのバランスに失敗されて今西氏が退陣されました。その後、Jトラストの傘下に入って経営力が復活。
 Web Sportivaで「FC岐阜・恩田社長の600日 ~Jリーグ地域クラブへの伝言~」というシリーズが連載されていました。恩田社長は'14年にJ2岐阜の社長に就任され、クラブの再建に尽力されましたが、'15年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症を公表され、その年で退任されました。調べてみるとこのコラムは全11回。3月の記事で前編として、第1回から第6回まで紹介しています。今回は後編として、第7回から第11回まで順番に抜粋して紹介します。
     
【第7回:「地域貢献活動」改め『ぎふ元気活動』こそがクラブの原点」】https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/08/19/600_5/
 自分が社長に就任した際、メディアに向かって「やるべきこと」として宣言した事は2つ。1つめは「スタジアムをいっぱいにすること」。2つ目は「試合以外の『FC岐阜』の活動を知ってもらうこと」。Jクラブの使命は、ホームタウンにおいて、地域を活性化させる活動をする事。地域に生かされ、地域に愛されてこそ、クラブは存続できる。この活動は「地域貢献活動」と呼ばれており、J2岐阜は自分が社長に就任する以前、今西社長時代は、この活動の回数が他のチームと比べて、ずば抜けて多かった様子。そんなクラブの姿勢に共感し、古くからクラブを支えてくれている人も少なくない。
 社長在任1年目の2014年、私は岐阜県内42市町村すべての場所での活動開催にこだわって達成。J2岐阜は岐阜県を一つにする使命を背負っており、こういった草の根の活動を、まず自分たちから出て行って、チームの名前だけでも知ってもらうところから始めるべき。
 '15年が始まる前に、岐阜県全域で、皆を元気にし、自分たちも元気をもらう活動にしたいという願いを込めて、「地域貢献活動」という活動名称を「ぎふ元気活動」に変更。そして、プロサッカーチームの看板を背負って指導している以上、すべての活動において、何かインパクトを残すことを意識してほしいという私からの要望を、社内に浸透。
 同時に市町村のスポンサー化に着手。社長就任時点では、自治体のスポンサーは岐阜県と岐阜市のみだったが、何かで縁が深い市町村の首長を直接口説いて回り、少しずつ市町村スポンサーを獲得。社長退任後も市町村へのアプローチは続けられ、その結果、今現在、スタジアムには42の市町村のうち、ほとんどの自治体の横断幕や看板が、スポンサーの証として、ところ狭しと掲示。

【第8回:「ぎふの未来を創る「普及・育成部門」https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/09/02/600fc/index.php
 クラブの下部組織は、FC岐阜セカンド、U-18、U-15、サッカースクールのスクール生で構成。「サッカー以前に、人として大切なことを教える」ことを強く意識して指導。育成部門の強化には、別の効果も期待。
 五輪で日本人選手を応援するのと同じように、育成部門で活躍する同郷選手には感情移入してもらえる効果も。'14年に対戦した札幌の実に半数近くの選手が、ユースもしくは北海道出身。サポーターは自分たちのチームと強く意識。札幌は'04年に育成型クラブを目指し始め、10年単位の月日をかけた素晴らしい成果。
 100年構想の視点に立ち、中長期的な繁栄を考えるのであれば、間違いなく必要不可欠な投資。地元出身のスター選手をクラブ自前で生み出すことが、クラブの選手編成の経済的負担の緩和のためにも、地元からの応援熱を高めるためにも、遠いようで一番の近道。
 現在の育成部門の練習環境は、トップチーム同様恵まれているとは到底言えない状況。今のままでは、岐阜県内の才能がある子供は他県のクラブに流れていくので、少しずつでも環境を改善すべき。有望な選手を獲得できる受け皿となるべきで、岐阜県唯一のプロサッカーチームと同じエンブレムを背負うチームの使命。 

【第9回:「クラブライセンス制度は何を成しえたか」】:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/09/16/fc600_fc_fc2121201421_fc12_2014_fc_fc/
 J2岐阜は、社長就任した当時はJ2ライセンスのみ保有。社長就任前までは、J1ライセンスどころの話ではなく、毎年のように最下位争いで、資金難から会社そのものの存続危機が続き、新スポンサーで危機を克服。
 J1ライセンスを得るための財務面以外のもう1つの課題として、施設面での課題が存在。スタジアムの観戦環境の整備(個席の増設とトイレの洋式化)と、クラブハウスの建設。'14年から練習環境の整備を求める署名運動を開始。プロジェクトを「J1チャレンジ」と銘打ち、クラブ、後援会、県サッカー協会、そしてサポーターを構成員として活動を実施。約3カ月走り回った結果、約16万人の署名を獲得。その署名を後援会会長とともに岐阜市長に提出し、最終的には、岐阜市が民有地を買い上げて、建設用地にあてることで、さまざまな問題をクリア。
 クラブとして建設費の確保にも努力。一つは署名活動と並行した募金活動。集まった資金を全額、建設主である岐阜市に寄贈。この結果、'15年にクラブ史上初めてのJ1ライセンスを交付を受け、'16年に新生スタジアムとクラブハウスが稼働。ライセンス制度がなければ、これらのことは実現しなかったと認識。
 Jリーグ自身の社会的地位を向上させることが、行政を動かし、地方クラブの力に。行政の側面支援あってこその地方クラブの繁栄で、地方クラブの繁栄がJリーグ全体の繁栄につながると思う。そんな正のスパイラルを回すことが、ライセンス制度の真の役割なのかもしれない。

【第10回:「FC岐阜とスポンサーのあるべき関係とは?」】:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/09/30/fc600_10_fc/
 親会社を持たない地方クラブにとっては、裾野を広げてより多くの企業に支えてもらうことが、経営を安定させる術。その前提のもと、クラブを多くの企業に知ってもらうために、あらゆる場所を訪問。商工会議所回りから、ライオンズクラブ、ロータリークラブを訪問し、後援会やスポンサーへの参画を依頼。  
 社長在任中、最も大変だったのは、'15年のスポンサー契約更新。'14年の決算において、営業利益ベースで約1億5,000万円の赤字で、黒字化するためには、スポンサー広告料とチケット販売売上の大幅な増額が必須の状況。
 メインスポンサーの各社の経営トップに対して、さらに1千万円単位のスポンサー料増額を依頼。広告価値ではなく、クラブがぎふの未来を良くすると、信じるに足る存在かどうかを伝えることが重要だと認識。その結果、約1億2,000万円のスポンサー料増額を達成。しかし、'14年の17位から躍進する事なく、'15年は20位に停滞し、自分が去った後の'16年のスポンサー営業は相当苦労したのではないか。
 後援会組織はオールぎふ体制になったが、それだけでは不十分。本当にオールぎふ体制にすべきなのは、クラブの取締役会。常勤・非常勤ともに不足していると認識。ぜひ、ぎふの名だたる企業から取締役が派遣され、経営に対する責任と牽制を担っていただくべき。お金だけではなく、取締役会もスポンサードする事がFC岐阜にとって、あるべき取締役会の姿。
 クラブがスポンサーに提供できるものに、「社内活性化」があり、経営トップの思いだけではなく、社内も巻き込むことができれば、企業を元気にできるはず。企業が元気になれば、ぎふが元気になる。それがクラブの存在意義。

【第11回:「Fサポーターの成長がクラブを救った】:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/10/14/600___split_1/
 クラブがこれまで存続できたのは、間違いなく、サポーターのおかげ。その一つの事例が、個人持株会。クラブの財政危機を憂慮したサポーターが自ら動き、Jリーグとも相談の上で、仕組みを作り上げたとか。現在、個人持株会の株主は300名以上で、その総額は数千万円に達しており、筆頭株主「藤澤氏」に次ぐ2位株主。通常の株主総会の他に、個人持株会に対する総会を開き、社長も参加して、クラブの未来に対する意見交換を実施。サポーターが株主として、クラブの未来を真剣に考えているクラブは他には無いでしょう。
 サポーター有志によって構成され、クラブが持つボランティア団体「グリーンズ」は、試合を行なう上で必要不可欠な存在。毎試合30~50人規模で支援を行い、彼らのプロ意識は高く、よりよいスタジアムとするために、さまざまな意見を提供。
 自分が社長就任した時、サポーターは激動の時代。'14年、ラモス監督や川口選手の加入によって、いきなり「にわか」のファンが増加。混乱しながら1年を終え、迎えた'15年シーズン、チームは大きく低迷する中、サポーターは「仲間を増やす」方へ方向転換。自分たちのこだわりや自負より、チームにとってよいことを選択。その成果が現在のゴール裏。
 '15年シーズン途中からのスタジアム改修工事に伴い、コアサポーターの応援場所が、バックスタンドゴール裏寄りから完全にゴール裏に移動。この移動は大成功で、応援の集団がひと回りもふた回りも拡大成長。
 社長就任後、開門時には入場ゲートでお客様を出迎え、試合はピッチ脇で立って観戦し、試合終了後は、ダッシュでゲートに行って、お見送りを実施。本来来場者をおもてなしする場所が、いつの間にかこちらがパワーをもらう場所になっていた。これからもクラブとサポーターの触れ合いの場所であって欲しい。自分を通じて、クラブとサポーターの絆が深まったなら嬉しく、その絆こそが、現場にこだわり続けた私の社長としての、唯一の成果かもしれない。

 面白かったですね。Jクラブの原点、Jクラブ社長の正しい価値観を示してもらった印象です。当ブログにはたぶん、いろいろなカテゴリの、中にはJ1やJ2の関係者が観に来ていると思いますが、ぜひ読んで欲しいですね。特に恩田社長の元コラムを。恩田さんには機会があれば、またサッカークラブの経営者になって欲しいですね。理想のクラブ像を追及していただいて、J3とか百年構想クラブをまた導いて欲しいですね。この後編で出てきた名言をいくつか並べてみたいと思います。読者の皆さんの中に、読んで欲しい顔が浮かんでいませんか??
「Jクラブの使命は、ホームタウンにおいて、地域を活性化させる活動をする事」
「地域に生かされ、地域に愛されてこそ、クラブは存続できる」
「本当にオール体制にすべきなのは、クラブの取締役会」
J2岐阜恩田前社長コラム前編:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170313
J2岐阜関連⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170313
   〃  ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150220
   〃  ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140113

   〃  ⑩http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131025
   〃  ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131006
   〃  ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120901
   〃  ⑦:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110509
   〃  ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101111
    〃  ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100828
    〃   ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100429
    〃   ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091006
      〃   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090804
      〃   ①:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060317

 話は変わり、今日ファジのホーム湘南戦がありました。その模様は明日。

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全市町ホームタウンに支えられるレノファ山口7

2017-04-29 00:28:38 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 最近、ひどく気になるクラブがあります。当ブログでは評価の高い、同じ中国地方の山口さんです。先日は全市町のホームタウン化という離れ業を成し遂げられ、日本中をあっと言わせましたが、今日何気なく山口さんの公式HPを見ていたらまた、「あれっ」と驚かされました。平成28年シーズンの財務諸表が公表されたのですが、収入額がえらい多いのです。昨季、何となく山口さんは売上がどんどん伸びているらしいと小耳にしていましたが。マジでした。まずは山口さんの財務諸表を、参考とするJ2岡山と比較して見てみましょう。
   
 ※上左画像をクリックすると、同じ動画が視聴できます。

【J2山口 2016年度決算(J2で1年目)】
 営業収益:8億8,000万円 / 営業費用:8億400万円 / 営業利益:7,700万円 / 経常利益:7,700万円 / 当期純利益:5,300万円
【J2岡山 2016年度決算(J2で8年目)】
 営業収入:12億7,100万円 / 営業費用:12億6,100万円 / 営業利益:900万円 /経常利益:900万円 / 当期純利益:700万円

 という内容で、山口さんの事業規模は岡山の2/3くらいである事がよくわかります。赤字で終わるのはよくありませんが、黒字額もどの程度残すのがベストなのかは簡単には言えません。が、山口さんの方が多く残していますね。山口さんは実はJ2参入の1年目です。1年目で8億超えというのは多いと思います。参考に、岡山のJ2参入1年目の2009年の決算内容を見てみましょう。
【J2岡山 2009年度決算】
 営業収入:6億3,900万円 / 営業費用:6億1,400万円 / 営業利益:2,500万円 /経常利益:2,100万円 / 当期純利益:2,100万円

 何とJ2参入1年目では山口さんの方が売上が多いのです。約3割強山口の方が多い結果。うーむ、これはやはり山口さんは、イメージ以上に経営力があるという事でしょうか。続いてJ2参入前年の数字を見比べてみましょう。

【JFL山口 2015年度決算】
 営業収益:3億8,400万円 / 営業費用:3億5,800万円 / 営業利益:2,600万円 / 経常利益:2,800万円 / 当期純利益:2,800万円
【JFL岡山 2008年度決算】
 営業収入:2億3,300万円 / 営業費用:2億3,300万円 / 営業利益:0万円 /経常利益:100万円 / 当期純利益:0万円

 という結果で、JFL時代でも山口さんの方が売上が多かったですね。そういえば、2015年のJFLでは、山口さんがぶっちぎりでシーズンを快走していた覚えがあります。山口さんはすぐに10億円を超えるのではないでしょうか。ひょっとしたら2年くらいで岡山を追い抜くのかもしれないとか、山口さんの方が先にJ1に昇格するのではないかという思いが脳裏をよぎってみたり。
 この時の記事では、平均観客動員数を比較しています。こういう内容でした。
岡山: J2参戦1年目:2009年: 平均観客動員数:6,162人 J2リーグ中7位
山口: J2参戦1年目:2016年: 平均観客動員数:6,654人 J2リーグ中7位

 ただ、山口さんがこのまま順調に観客動員数を右肩上がりで突っ走るとは限りません。いかんせん、人口が岡山と比べて大きく少ないので。特に中心ホームタウンである県庁所在地。こんな感じです。
・岡山: 岡山県:約193,2万人、岡山市:約71万人
・山口: 山口県:約144.5万人、山口市:約19.7万人

 先日の記事で触れたとおり、山口さんはJリーグ初で全市町をホームタウン化しました。気たるべき時に一気に注力してJ1に駆け上がるために、今は支援者の地固めをしているイメージがあります。現在、前々節では降格圏の21位でしたが、前節で岡山が負けた名古屋さんに2-0で快勝し、18位まで浮上。先のオフでは多くの選手が(岡山も含めて)引き抜かれましたが、その来るべき時には逆現象が起きて、J1にふさわしい戦力に変貌し、一気に駆け上がる事もあるかもしれません。数字や成績以外はJ1にふさわしい内容に近いイメージで、着実に進化されていると思います。頑張って欲しいですね。
   
 あと、たまたま公式HPを観ていたら、今節山口さんも岡山も、同じ「肉」をテーマにしたスタグルイベントを実施します。山口さんは、J2先輩の岡山を手本にした内容なのかなと思って観てみると、ちょっと違う・・・こんな比較内容です。
・岡山: ファジフーズ: ファジフーズバトル~肉対決~
     対象の商品を買い上げごとに1枚もらう投票用紙を投票し、フーズチケットが当たるガラポン抽選会に参加。
・山口: 山口グルメガーデン: 限定グルメイベント「肉祭」。ご当地肉大集合
     秋吉台高原牛、鹿野高原豚、周防和漢豚、阿知須牛、むつみ豚、長州どり、山口宇部牛、ながと和牛、無角和牛、萩特産見蘭牛、山口特産あとう和牛

 岡山のメニュー写真を見ると、どれも美味しそうですね。一方の山口さんは、こんなにあるの?と思わせるくらいにご当地肉が並んでいます。実店舗名もしっかり露出する、このブランド展開は素晴らしいと思います。これも全市町ホームタウン化がなせる業ですか。当ブログでは、理想のスタグルは、ご当地グルメののれん街という持論があり、山口さんのは当ブログのイメージどおりの理想的なスタグルの価値観だと思います。山口のご当地肉の食べ比べしてみたいなぁと。

J2山口公式HP該当記事:http://www.renofa.com/archives/23176/
J2岡山公式HP該当記事:http://www.fagiano-okayama.com/news/p1473052949.html
J2山口関連⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170417
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170224
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170109
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160820
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160715
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151130
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150928
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141122

  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101012
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100602
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090922
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070507

  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060611
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060223

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フェアプレイ! FIFA5

2017-04-28 00:01:18 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今日、スポーツニュースで、ビデオ判定の事が流れました。このビデオ判定(VAR)は当ブログでも長く批評している部分。当ブログとしては最初から一貫して賛成しております。という事で、AFPとサンスポの報道を抜粋して紹介。
   
【ビデオ判定をW杯ロシア大会から採用へ、FIFA会長が導入の意向:AFP】
 FIFAのインファンティーノ会長が26日、ロシアW杯で、W杯史上初めてビデオ判定を導入する意向を表明。インファンティーノ会長は、「2018年のW杯でビデオ判定を使う。今のところ、試験の結果は上々。スタジアムや家庭で観戦している誰もが誤審をすぐ確認できるこの時代に、それを唯一できないのが審判という状況は許されない」とコメント。
 得点、PK、レッドカード、選手の誤認という「試合を左右する」判定で主審の補助を行うビデオ判定は、昨年のFCWCで、FIFA主催の公式戦では初めて試験導入。
 以前からW杯でのビデオ判定導入に意欲をみせていたインファンティーノ会長だが、判定に時間がかかるなどの「小さな問題」を先に解決する必要があるとコメント。インファンティーノ会長は今回、「頻繁に使われるようになれば、審判ももっと素早く判定できるようになる」と話しており、そこは慣れの問題だという見解。南米サッカー連盟は同日、コパ・アメリカの規模を拡大し、'19年のブラジル大会から参加枠を16か国に増やすことを検討。連盟は以前、欧州の国を大会に招待する案も示唆。
AFP該当記事:http://www.afpbb.com/articles/-/3126547?cx_part=txt_topics_sports

【ビデオ判定は必要不可欠 FIFA会長、18年W杯からの導入を明言:サンスポ】
 FIFAのインファンティーノ会長は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を、ロシアW杯から導入すると明言。現在VARは国内のカップ戦や'16年のFCWCで採用。3月のフランス対スペインの国際親善試合でも使用され、2つの決定的な判断を下しており、この結果を受け、インファンティーノ会長はトップレベルの試合で誤審を避けるため、VARが必要不可欠だと考えている様子で、「ビデオレフェリーを'18年のW杯から導入。もし審判団に誤審があっても数秒以内に訂正される。主審だけに判定を任せるようなシチュエーションはなくなるだろう」とコメント
 しかしVARの導入には国際サッカー評議会(IFAB)の承認を得る必要があり、IFABの年次総会は来年3月に予定され、無事に承認されればロシアW杯でVARの導入が正式に決定。
サンスポ該当記事http://www.sanspo.com/soccer/news/20170427/sci17042710170003-n1.html

 何度も語ってきた事ですが、ラグビーでもテニスでも、またバレーのチャレンジとしても最近は当たり前のようにビデオ判定が行われています。特に前回のラグビーW杯で、なぜサッカー界で導入していないのかと強く思いました。確かにサッカーは、ずっとプレーが流れていくスポーツであり、VARでプレーを止め、または巻き戻すような恰好になりますが、誤審で問題化するよりは全然いいのではないでしょうか。特にオフサイドやファウルの有無は、試合を左右する大変重要な判断シーンです。
 FIFA会長も、「誰もが誤審を確認できる」と言っていますが、確かに試合中継で明らかに誤審なのにそのまま試合の勝敗が誤ったまま決してしまうシーンを時々見てしまいます。誠に後味が悪いです。後はビデオ判定のスタッフの確保ですが、ゴールラインにもう1人線審を置く、追加副審よりはやりやすいし、バレーのVリーグでも普通にチャレンジが運営されています。絶対にサッカーの試合でもできます。早くJリーグでも導入して欲しいですね。
VAR関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
  〃   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912

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カリスマの存在215

2017-04-27 00:01:46 | カリスマの存在

 生観戦レポです。
 先日、ノエスタで開催された、J1柏のアウェー神戸戦の観戦に行ってきました。前日に滋賀で法事があり、電車で岡山に向かっていると、うろつくMことK氏から「神戸で試合があるんですけど、行かないのですか」とメールが入る。そうでした、アウェー神戸戦がノエスタであるのでした。と言うことで、新長田駅から急遽地下鉄海岸線に乗り換える。

 到着しました、ノエスタ。確か、去年ボランティアで参加した熊本さんの試合以来です。ゴル裏席に入って、知った顔を探す。MことK氏の他に、まーさん達といけponさんもいました。場所はいつもよりやや中央から離れた場所。ちょうど控えの選手が練習しているのが目の前で見える場所。まーさんが腰の具合が悪い様子で、途中立ったり跳ねたりできないので、今回この位置になったとか。お大事に。
   
 スタジアム前広場をウロウロしました。特別目立ったブースやイベントは無かったのですが、「春のカレー祭り」をやっていました。兵庫県内の有名カレー店が実名で何店も出店しています。名前をほとんど出さず、一括ブランド展開とは全然違いますね。ご当地性がプンプンします。さすが、J1チーム。無茶苦茶食欲をそそりましたが、この日のキックオフが16時で全然お腹が空いていない時間帯。帰りに寄るからやっててねと、その場をスルー。また、「兵庫盲導犬協会ブース」の出展もあり、岡山では決して見られないブースを目にできました。まさに、神戸さんらしい公共財ブースの風景でした。

  スタ飯ストリートも相変わらず美味しそうでした。主に神戸牛のご当地グルメが多かったですが、相手にちなんだメニューは皆無の、素晴らしいご当地グルメののれん街状態でした。何とアウェーゴル裏の売店もいくつもご当地グルメがありました。余りに美味しそうだったので、長田地区名物のソバメシをいただきました。値段も手頃で美味でした。やはりご当地グルメに勝るスタグルは無いなと改めて実感。
   
 あと、以前の記事で紹介したように、ひょっとしたらシャペコエンセの募金コーナーがあるのではないかと、キョロキョロしましたが見当たらず。フロント社員さんに聞いても?とい反応。どうやら実施はまだの様子。残念。
 いつもはサポーターさん達が黄色いビニールビブスを配布して、みんな黄色くなるのですが、この日はそういうのは無く、MことK氏どうすんのかなと見ていたら、グッズ売り場に行って、コンフィットTシャツを購入していました。何と10番。大津選手の番号。いいですね、こちらのチームのコンフィットTシャツはユニレプに近いデザインだから着やすい。そういえば、ユニレプでデザインが全然違うチームもあったような。さすがJ1チーム。

 目の前ではまずはGKの練習が始まりますが、サポーターも一緒になって練習参加する風景です。キャッチングごとに勇ましい掛け声をかけます。コールリーダーの一人が「選手が気持ち良く練習できるように、俺たちでも盛り上げていこう」とそんな呼びかけだったと思います。シュート練習でも、掛け声プラスゴールしたら大きな拍手を送っていました。柏サポは練習時から全開で選手と一緒なんだと実感。
   
 この日は珍しく、オープニングでオーバーザレインボーや、ボーンインザUSAが無い日でした。選手入場時にMCが何やら、この日来場した少年サッカーチームを煽っている。バックスタンドの上段を見ると、どうもコレオグラフィーをやっている様子。アウェーゴル裏からは未完成に見えましたが、メインからはきっと綺麗な完成形になっているんだろうと、みんなでそういう事にしておきました。
 向こうにはネル監督。手前は下平監督。元々は監督とスカウトだった時期があります。ちょうど柏の黄金時代でしたね。当時の吉田ダイレクターは今は甲府さんの監督ですね。そういえば、布部トップコーチも今や京都さんの監督。時代は変わりました。
   
 試合の方ですが、最初の辺りは神戸さんのプレスやプレーが良くて、さすが首位のチームだ、これはやられるかもと思っていましたが、前半途中からは全くの互角。先にタニ主将のゴールで先制しましたが、追いつかれて、後半も一進一退でこれはドローかなと思ったロスタイムで、ゴール前の混戦から大津選手が押し込んで勝ち越し点。ロスタイムも守り切って勝ちました。細貝選手も後半から登場。先発出場も近いかなと。
   
 途中、数年前に岡山から柏にお嫁入りした成さんが顔を見せてくれました。お元気そうでした。MことK氏はヤマトチャントを聞きたかったようで、念願が叶って良かったですね。Fリーダーといい、ヤマトチャント人気ありますね。そういえば、この日は夏のお嬢さんチャントは無かったなと。試合が終わって、選手達がゴル裏に来ました。勝利のダンスの掛け声は大津選手のようですが、どうやらスタンドが高すぎて、トラメガを渡せなかったのかな。やや中途半端に終わりました。
   
 ネットの戦評です。
 ハイプレスを仕掛けてラインを高く設定することで中盤をコンパクトに保つ柏に対し、うまくカウンターを繰り出せない神戸さん。神戸さんはトップのクリス選手を抑えるも、セカンドボールをことごとく拾われてペースをつかめず。終盤に入って柏の運動量が落ちて、決定機を何度も迎えるが、決め切ることができず。DFが退場になり、後半ロスタイムに大津選手が勝ち越し弾を決めて、神戸さんはこの節に首位陥落。ネル監督ダービーは神戸さんの痛い敗戦に。

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ファジアーノ応援団・浅口

2017-04-26 00:01:14 | ファジアーノ応援団・浅口

 浅口レポです。
 先日、浅口市金光町にある占見新田コミュニティセンターにて、定例会金光会場が開催されました。いつもくらいの人数で集まってこられました。まずは福嶋代表の開会挨拶。白評議員さんからチームの状況について説明がありました。乾杯のご発声は中健副代表です。
   
 今回のニューカマーは、明治安田生命の鴨方の支店のお2人。所長さんがこの春替わられ、あと、ファジの試合の招待券の担当の社員さん。所長さんは前は京都の支店におられて、偶然モニターで流れていたのがホーム京都戦の映像。事務局を担当している高さんはすっかり、地元に根を張りつつあり、地元の婦人部の勧誘を受けて、どうしようか迷っているとか。
   
 あと、そのうちにDAZNの映像を流してみようかと思っており、モニターTVの裏面をチェック。ちゃんとHDMI端子がありました。あとは、もう一つのケーブルを買って、画面の狭まったモニター枠を広げる事かな。今回、どうもDVDデッキとの接続が悪く、なかなか映らない。機器に強いという山陽新聞の支局長さんにつなげてもらいました。

 途中から更にニューカマーの登場。前回、参加されたからゆう君のお母さんであるメグミさん。実は古いコアサポで、金光地区の個人ローラーなどに主に携わっておられました。個人的にご一緒するのは、2010年まで倉敷中庄で開催されていたふくちゃんの集う会以来。からゆう君はあれから地元スーパーを退職し、何でもオーストラリアに渡るとか。現在スピードラーニングで英語の勉強中だそうです。夢があって素晴らしいと思いますが、お母さん的には寂しくなるのではと。
   
 あとは、PRタイムです。市の高部長さんから、浅口地区サッカー協会のPR及び募金活動。あと、ハーレー等のバイカーが一堂に集まり、安全・安心なまちづくりをPRする「あん・あんミーティング岡山」がこの前の週末に寄島干拓地で開催されましたが、その前告知です。バイカーにはたまらないイベントのようですね。
 最後は高部長の閉会挨拶。一本締めに続いて、コアサポ参加で恒例でお願いするファジアーノ締めです。今回はメグミさんにやっていただきました。やはり手拍子が合わず。これも毎度のご愛嬌か。お疲れ様でした。

 また、今朝の山陽新聞朝刊井笠版に「ファジJ1昇格願い 浅口の応援団 募金をチームに寄贈」というタイトルで贈呈式の模様が掲載されました。開催が平日の昼間なので、参加できたのは一部のメンバーさんだけでした。記事の内容は以下のとおり。
   
 浅口市・里庄町在住のファンらで作る「ファジアーノ応援団。浅口」は21日、団員から募った応援募金をチームに寄贈。寄島町の介護老人保健施設いるかの家リハビリテーションセンターで贈呈式が開催され、応援団の福嶋代表世話人が、木村社長に募金を贈呈。応援団は'07年に発足。試合ビデオを見ながら交流する定例会の際に募金をしたり、地域イベントで来場者に募金を呼びかけたりして、寄付を呼びかけている。今回が9回目。
   
 正式な参加資格は、「在住」だけではなく、「在住」「在勤」「在学」「その他、浅口地域に関連がある」人です。募金額は一番多かった年に比べて、ここ数年はすっかり目減りしていますね。最盛期はプラチナとゴールドの間でしたが、ここ数年がゴールドを下回る額です。定例会の時に中健隊長が「昔みたいにこの会に顔を覗けてくれれば、募金もグンと増えるのにのぅ・・・」とブツブツ。この会の8年前の鴨方会場の時はご一緒にできたのですがねぇ。この会もできて10年になりますが、「県内でここまでの活動ができているのは10年経っても浅口のみ。何でなのかのぅ・・・」ともつぶやかれます。

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ボランティアの力225

2017-04-25 00:24:14 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。今回も写真はシマカズ氏とろんぱ氏にお世話になりました。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム山形戦で、ボランティア参加してきました。今季も月イチ参加の予定ですが、3月が全然行けなかったため、連続参加となりました。KO4時間前なのに、スタジアム前には長い列。どうやら限定グッズが販売されるようです。
 ミーティングルームではマダム?お2人と同席。いろいろお話しました。今回も学生さん達にお世話になりました。IPUさんの他に、今回は通信制の学生さんも参加されていました。
 今回のポジションはAゲート。最近多いです。2人のうち樽さんと一緒になりました。子どもさんが手も離れ、何と40代から女子サッカーを始めて、試合にも出てるとか。すごい人が多いです。Aゲートではまたしてもガンバサポの竹氏の姿も。ガンバ愛を発していました。吹田行ってみたいなと思いましたね。
     
 Aゲートは観戦日も含めて、触れ合う人数が最も多いポジションで、この日も大変多くの知り合い、仲間とあいさつだったり、言葉を交わしました。ただ、どうしても「ビン、カン、大きなペットボールはお持ちじゃないですか?」という声かけで、相手の人数が多いため、疲れましたね。ただ、以前と比べて、手荷物検査で最初からカバンの口を開けて来て下さる来場者の方が増えたような気がします。岡山もマナーアップが進んでいるのかと。2Fコンコースでは今季もTEAM AS ONE募金箱君がご出勤の模様。
   
 この日もRSKラジオの中継音声がスタジアム前広場に響き渡っていて、作業をしながらよく戦局がわかりました。先制しても、どうせ1点取られるから2点取らないと勝てないよという話になり、後半オウンゴールで2点目が入る。でも、追いつかれるんじゃないのと言い合っていたら、1点取られました。逃げ切るには時間があるねと話ながら、エコステーションの設営に入る。そのまま試合が終了してやれやれ・・・ 詳しい内容はわかりませんが、エコステーションに訪れる来場者の表情は何となく無表情。勝てて良かったが、内容は全然ダメというような感じでしたか。
 一ついいシーンがありました。古い人は知っているのですが、通称「A君(以前のコールリーダー)のお父さん」がやってきて、我々ボランティアに何度もお礼の言葉をかけていただきました。この方は当ブログと同じく、軽く10年のサポ。「あなた達がいなければ試合は成り立たない。いつもありがとう」という声に、一緒にいた学生君2名はジーンときていた様子。
   
 イベント関係です。
 ファジステージでは、大学生4サークルが出演し、うらじゃやダブルダッチのパフォーマンスをやっていました。真横なので、声だけですが盛り上がっていたのはよくわかりました。あとはGROP招待デーという事で、手提げ袋を配布されていました。とこんなものかと。
 
 ネットの戦評(ゲキサカ)です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
 岡山は4試合ぶりの白星で14位に浮上。敗れた山形は連勝が2でストップしたが、順位に変動無し。3試合未勝利の岡山はスタメン1人(4試合ぶりの先発、藤本選手)。ミラーゲームで始まった一戦。岡山は藤本をターゲットとした攻撃が機能し、立ち上がりにペースを握る。前半3分のCKで伊藤選手が助走をつけると、複数の選手がニアに入ってマークを引き付ける。低いクロスから関戸選手のシュートはブロックされたが、喜山選手がこぼれ球を蹴り込む。珍しいトリックプレーで奇襲に成功したが、その後は守勢の時間が続く。
 岡山は山形のアクシデントに付け込み、後半も立ち上がりにオウンゴールで追加点を獲ったが、後半31分に1点を返される。更に山形さんは更に攻勢を強めたが、2-1で逃げ切りに成功。
 岡山はセットプレーで得たチャンスを見事にモノにする。2点はいずれもCKの流れから生まれた得点であり、少ないチャンスから確実に得点。暑さの影響からか、終盤は足が止まって1点を返されるも、櫛引選手を中心とした守備陣が懸命に体を張り、最後まで同点ゴールを許さず。一方の山形さんは3連勝を目指すが、岡山の積極的な前線からのプレスを前に攻撃陣が機能せず。後半になってようやく攻めの形が作れたが、追い付くまでには至らず。
【J2採点】http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=25012
チーム:6、櫛引:6、久木田:6、篠原:6.5、喜山:6.5、加地:6、渡邊:6、関戸:6、パク:6、伊藤:6、藤本:6、片山:6
塚川:5.5、三村:6、長澤監督:6

   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ幻惑CK」というタイトルの記事の戦評です。
 岡山の4試合ぶりの白星を大きく引き寄せたのは開始早々のCK。周到なサインプレーで、全員が連動して山形の選手を惑わし、最後はDFをブロックしてシュートコースを作る。コーチ陣が編み出した攻略法を忠実に実践。昨季は苦しい時に何度も救ってくれたセットプレーだが、今季は枠をとらえきれず、PKを除いてこれが初得点。1点返されて無失点試合はまたもお預け。終盤は押し込まれる場面もあり、稚拙な部分は残る。前線からのプレスや体を張った守備は力強く、勝利への執念を感じさせた。運動量が落ち、ミスも目立った終盤の戦い方には改善の余地が残る。
   
 チームはこれで14位に浮上。次節勝てば最良で7位。負ければ最悪で18位。次は首位争いをしておる湘南さん。正直相性は悪いです。この日、開催された天皇杯1回戦で、岡山の相手が今治さんに決まりました。正直、当ブログでは岡田氏がオーナーである事もあり、いわきFCと並んで商業主義とするネガティブな存在です。岡山がスカッと勝ってくれる事を期待したいです。
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 喜山選手    2位:    
 
山やん君: パク選手。クロスから何度もチャンスを演出し、オウンゴールなど相手を苦しめた。
issan: 喜山選手。内容が余り良くない試合でしたが、先取点が大きかったと思います。
雉人・F原氏: 喜山選手。毎試合失点するのなら、毎試合2点以上取れるようにシュートへの意識の向上を求む。
oketsu氏: 喜山選手。初ゴールでゲームを盛り上げてくれた。体を張った守備にも力が入っていました。
シマカズ氏: 喜山選手。前半の早い段階で得点した事が大きいですね。

雉楽・シンジ氏: 喜山選手。早めの先制弾で、チームに勢いをつけました。

 メンバー不足のFSSボランティアメンバー募集告知です。
 ファジアーノ岡山では、ホームゲーム運営などをお手伝いしてくれるボランティアスタッフ(FSS:ファジアーノ岡山サポートスタッフ)を募集中。クラブ公式サイトに詳細や募集要項があるので、気になった人はチェックして下さい。ボランティア仲間と一緒にファジアーノの試合を盛り上げましょう。

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Jリーグファミリーの資格71

2017-04-24 00:02:08 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 少し前に水戸さんから、ちょっと難しい内容の事業が発表されました。何度読み直しても、正確に理解できません。が、画期的で立派な最新鋭の事業である事だけはよくわかります。今流行りの「IoT」というキーワードや、「産学官連携」という社会貢献色も強くにじみ出ているテーマです。以下、抜粋して紹介。
      
【ホーリーホック スマートアグリプロジェクト】
 Jクラブを活用した新たな地方創生モデル、J2水戸×サン電子×キヤノンマーケティングジャパンと、茨城大学によるIoTを活用した農業分野における共同プロジェクトを実施。
【概要】
 Jリーグ・アジア戦略を進めるJ2水戸は、IT企業でクラブのサポートカンパニーのサン電子㈱と、Jリーグトップパートナーであり、キヤノン製品ならびに関連ソリューションの国内マーケティングを行う、キヤノンマーケティングジャパン㈱と連携し、「プロスポーツクラブを活用した地方創生モデル事業における、茨城県とベトナムの国際交流及び農業支援提携」、「IoT技術を採用した新たなIT農業(スマートアグリ)ビジネススキームを国内外で展開」などを目的とする共同プロジェクト、「ホーリーホックスマートアグリプロジェクト™」推進パートナーを締結。また、'13年よりJ2水戸と連携協定を結ぶ国立大学法人茨城大学も本プロジェクトに参画し、次世代に向けた新技術の創出や産業競争力の向上による地域活性にも貢献。産学連携としても推進。今後は、海外(ベトナム)でのスマートアグリ導入に向けたモニタリングを、茨城大学農学部附属フィールドサイエンス教育研究センターで実施検証し、各種センサから取得したデータを活用して応用技術などにおよぶ広範囲な共同研究を実施。
 まず今年度は、「農業分野におけるIoT遠隔監視システム(サン電子)やキヤノンのネットワークカメラなどのセンサに関する実証実験を行い、以降も革新的なテーマを設定して、戦略的な共同プロジェクトを実行。本プロジェクトは、J2水戸がプロスポーツクラブの領域を越えて地域に根ざしながら、グローバル規模の企業や大学と進める新たなビジネスモデルであり、地方創生にも繋がるプロジェクトとして産学官連携の下に推進く。
J2水戸公式HP該当ページ:http://www.mito-hollyhock.net/news/4315/

 という内容でした。正直、水戸さんはそこまでIT業界の最先端に携わるというイメージは無かったです(ごめんなさい)。このサン電子というIT企業は水戸さんの有力スポンサーだったのですね。湘南さんもそうですが、有力スポンサーと連携して新しい事業を掘り起こすというのは付加価値が高いクラブである証拠です。水戸さんは鹿島さんなどメガクラブに囲まれ、正直好ましい経営環境ではありませんが、こういう事をやっていれば100年続くのではないでしょうか。強い商業主義で、ただ「ちょうだい」と、スポンサーに手を出すところとは違いますね。
 水戸さんといえば、去年の事例で紹介していなかった事業がありました。一見単なるコラボ商品ですが、よく読むとしっかりチャリティーグッズになっていました。さすがです。以下、抜粋して紹介。 
      
【「トリプルコラボレーションチャリティーTシャツ」販売】
 「キャプテン翼」原作者、高橋陽一氏が、グエン・コンフォン選手のイラストを描きおろし、作成したチャリティーTシャツを製作。チャリティープロジェクトとして売上の一部をAFC「ONE GOAL」キャンペーンを通じてアジアの子どもたちの栄養改善に活用。
・販売日:  2016年10月16日(日) 13:00~試合終了まで(予定) ホーム横浜C戦
・場所  :  ケーズデンキスタジアム水戸 水戸電力イベント広場 GAVICブース
・商品詳細: 商品名「高橋陽一×水戸ホーリーホック×AFC「ONE GOAL」トリプルコラボレーションチャリティーTシャツ」
・価格  :  3,780円(税込)
・サイズ:  S/M/L/XL(4サイズ)
・カラー :  ホワイト
・販売数:  200枚
J2水戸公式HP該当ページ:http://www.mito-hollyhock.net/news/497/

 水戸さんはアジア化が進んでいると思っていたのですが、今節にはベンチ入りも無く、クラブ公式HPを見ると、コンフォン選手の名前が無かったです。一昨年までベトナム代表選手でしたが、'16年にJ2水戸に期限付き移籍をしましたが、シーズン終了後に期限付き移籍期間満了により退団していました。去年この記事を出していたら、もう少しインパクトも強かったのですが、まあしょうがないです。水戸さんですから、また新しいアジア戦略を展開される事でしょう。ちなみに、今節は福岡さんとドローで、順位は岡山とどっこいどっこいの位置です。そういえば、沼田社長も社長歴長いですね。まあ、水戸さんはJ1昇格というよりも、クラブ力の強化、事業規模の拡大が優先なのかもしれませんが。
J2水戸関連⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160828
   〃    ⑨:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141012
   〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140817

   〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130822
   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120819
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110109
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101106
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100415
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090407
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080106

 話は変わり、今日Cスタでファジのホーム山形戦が開催されました。その模様は明日。

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カリスマの存在214

2017-04-23 00:24:53 | カリスマの存在

 生ライブ観戦レポです。
 今日は時間もあるため、自宅でDAZN生中継観戦です。今後もこういう風に生中継観戦の時は生書き込みしたいと思います。今日はマリノス戦、どちらかといえば相性のいい相手。先発は前節の広島戦と余り変わっていないですが、控えにけがだったハモン・ロペス選手が入っています。またブラジル人3トップを観たいものです。マリノスさんには元柏の山中選手がベンチ入りしてます。キックオフ。
   
 最近はFKの時に主審がバニシングスプレー使いますね。薄いですが。今日の主審はコンタクトに対しては厳しめにいっているようです。マリノスサポの声量も大きいですね。さすがJ1の試合っていう感じです。今日はどうも自陣ゴール前でのファウルが多いです。大津選手も前節得点したし、復調しつつあるようですね。観客は黄色い合羽が見えるので、ちょっと振ってるのかな。しかし、マリノスさんも昨季終盤にはいろいろあって、クラブも揺れましたが、当初の予想に反して現在5位と頑張っていますね。思ったよりバランスが崩れなかったのと、斉藤キャプテンが効いているのかもしれません。セレッソさんの扇原選手って、今はマリノスさんにいるのですね。
   
 前半25分、ここでハンドでPKゲット! 蹴るのはクリス選手。安心印です。きっちり決めました。柏ゴォール!!! クリスティアーノゴール! 1-0。先制した試合は勝率が高いので期待です。マリノスさんは先制された2試合とも負けていて、そのうち1試合が柏戦とか。
 続いて前半27分、ゴール前からIJ選手がクロス、タニ主将が頭で入れて、それを中川選手が決める。柏ゴォール!!! 中川ゴール! 2-0。2-0というスコアが危険とよく言われますが、マリノスさんのプレスがかかりません。結構自由にボール回しています。うーむ、時々クルクル状態が発生しますね。最近はニュースに出ませんが。前が強くなってきたようです。という事はボールがよく転がるので、ポゼッションサッカーにはうってつけという事か。
 小さな巨人(身長155cm)の中川選手躍動しています。ここ数試合はフル出場が続いています。ここで前半終了。マリノスさんいいところ無しという印象。いい前半でした。
   
 ハーフタイムの「Chi-Chatコーナー」には、小林、IJ、輪胡の3選手。やっぱスカパー時代の「クラブ紹介コーナー」よりいいですね。好きなアーチストと、ホームスタジアムの感想がテーマ。アウェーで日立台は嫌だなという感想でした。後半スタート。
 マリノスさん、少しプレスが強くなったようで、少し優勢ですが、前がかりになってスペースが空くと、またチャンスです。大津選手はよく守備をします。欧州移籍前は余り守備をしないイメージがあったとか。ちょっと柏の選手は疲労が見えてきたか。ここで手塚選手に替わって細貝選手投入。出てくる手塚選手に笑顔で声をかける姿はいいアニキのよう。細貝選手は日本に帰ってきて、一番苦労したのは芝の堅さに慣れる事だったとか。まだタニ主将との両ボランチの役割分担を調整中のようですね。去年まで山口さんにいた小池選手も躍動しています。
   
 そういえば確か、細貝選手は日立台デビューじゃないですか。途中出場ですが、両想いの移籍で感無量じゃないでしょうか。これでこのまま勝てば言う事無しですか。慎之介選手、斉藤選手のマーク効いています。ここで中川選手に替わってディエゴ・オリヴェイラ選手投入。そして、3枚目として大津選手に替わって、待望のハモン・ロペス投入。反則と言われたブラジル人トリオ見参です。見せてもらいましょう。開幕戦以来の出場です。
 ロスタイムにマリノスさんの怒涛の猛攻。最後にクリス選手が独走してシュート、が吹かしてホイッスル。球際で上回った2-0の完勝です。やっとホームで勝てました。中継ではあのヤマトチャントが響きわたっています。また聞けました。マリノスサポはブーイングではない様子。おっと郁恵ちゃんチャント。ヒーローインタビューは中川選手。いい絵ですね。みゃ長さんの中川選手を呼ぶ声(笑)。トラメガでしゃべった中川選手のアン・ルイスチャントも響く。勝利のダンス。
 ちなみに、動画を2つ見つけました。これは面白いです。1つはゴル裏側からのもので、みゃ長さんが面白い。あと、選手との近さ。やっぱ日立台は近いわと実感。気になったのが、初ゴル裏の細貝選手。「こういう光景か・・・」「ここでしゃべりてえなぁ」と感動しているようにも見えました。もう1つはレイくんカメラで、全く逆の目線のもの。また日立台に行きたくなりました。
動画ゴル裏側:https://www.youtube.com/watch?v=22FxhQdVgRc
動画レイくんカメラ:https://www.youtube.com/watch?v=TCB3mEgRofw

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松本山雅の強さ26

2017-04-22 00:13:50 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 当ブログでは、J1にふさわしい理想的な地方の市民クラブとして取り上げている山雅さんですが、 先日ちょっと目に留まるニュースが流れました。大月会長が退任され、非常勤の取締役へ引かれるとか。大月会長といえば、お仲間と山雅さんを一から創設してこられた方。地域リーグの頃は、地元JCの方々と自家用車で選手を送迎していたと聞いています。まずは、ニュースを抜粋して紹介。
   
【代表取締役会長の退任に関するお知らせ】
 ㈱松本山雅では、2017年4月17日(月)に取締役会および第7回定時株主総会を開催し、代表取締役会長 大月弘士が同日をもって代表取締役会長職を退任。
・退任する代表取締役  大月代表取締役会長
 退任後は取締役に就任。
・取締役 大月弘士コメントの抜粋
 「'15年に就任した代表取締役会長職を退任。会長就任当初よりコメントしたとおり、3年を1つの目途と考えておりましたが、チームは進化を続け、'15年にはクラブ初のJ1を経験。今シーズンもJ1昇格へのチャレンジに邁進。クラブ経営面に関しましても、地域の強固な支援のもと、フットボール環境や運営組織体制などを整備しながら、成長を継続。神田社長にバトンタッチして、私が考えていた会長としての役割を果たしたと判断し、今回の結論を決断。代表権のある会長職は退任するが、取締役として神田社長をサポートしながら、クラブがこれからも益々地元・信州に貢献し、みんなに愛されるクラブへの挑戦に尽力する所存」

【役員一覧】
 神田代表取締役社長
 加藤取締役副社長、上條取締役副社長、北原取締役
 大月取締役(非常勤)、八木取締役(非常勤)、高橋取締役(非常勤)、山村取締役(非常勤)
 飯塚監査役(非常勤)
J2松本公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/archives/98950

ネットを調べてみたら、大月会長のプロフィールがありました。以下、抜粋して紹介。
 '65年長野県生まれ。小学校より高校(松商学園高)までは野球部で活躍。'86年に家業の酒販店の後継者として、東京で修行した後に、'90年に松本に戻り、㈱大月酒店入社。現在、現在は代表取締役社長として80年続く酒販店の3代目として社業に邁進。'97年の31歳の時に松本JCに入会し、'03年に理事長に就任。同年、NPO法人長野県にプロサッカーチームを創る会からの強い要望を受け、山雅サッカークラブのJリーグ入りを目指したプロジェクトに参画。'04年にNPO法人アルウィンスポーツプロジェクト発足の理事メンバーとして地域行政連携に携わり、'06年に理事長に就任。'10年にJリーグ入会審査条件となる㈱松本山雅を設立して代表取締役社長に就任、'11年にJリーグ昇格を達成。

 サッカーとの出会いは、'02年日韓W杯。松本で合宿したパラグアイ代表の応援ツアーを、地元JCで企画。チラベルト選手の「こんなに素晴らしい競技場があるのに、プロサッカークラブがないのが不思議」との言葉を受けたのが山雅さんを創っていったきっかけだったそうです。
 そして、後任の神田会長と他の方のプロフィールを紹介します。以下、抜粋して紹介。

【神田社長】
 山梨県生まれ。東京学芸大卒業後、'00年にJ1甲府(当時J2)に入団。入団1年目でJ2リーグ13試合に出場したが、生活面での安定を図るために経営危機に陥っていたチームを同年限りで退団。'01年より群馬フォルトナ(その後、群馬FCホリコシおよびFCホリコシと名称を変更) に入団し、'05年8月まで在籍。'05年にJ2松本(当時)に入団し、同年11月に退団して現役を引退。
 '06年より東京都内の不動産会社に入社し営業として勤務。'12年に㈱松本山雅に営業担当として入社。取締役管理本部長を経て、'15年に㈱松本山雅の代表取締役社長に就任。
【加藤副社長】
 東京生まれ。日大卒業後、読売クラブ時代からヴェルディ川崎で活躍。現役引退後は東京ヴェルディのスカウト、強化部長、テクニカルディレクターを歴任、また東京都クラブユースサッカー連盟理事長を務めていたが、'09年にJ2松本(当時JFL)のGMに、'11年に監督に就任。'12年のJ2昇格に伴い、S級ライセンスを所持しないために退任し、再びGMに就任。
   
 上條副社長の情報は無かったですが、読売オンラインの記事に上條副社長の話が出ていました。山雅さんがJ2昇格後に始めた試みが、日本人選手も多く在籍するブンデスリーガでの研修。約1年かけて社員のほぼ全員が4班に分かれ、約1週間、ドイツ各地のクラブやスタジアムを視察したとか。「選手はもちろん、運営会社も成長する必要がある」という大月会長の考えから。上條副社長は'12年に第1班メンバーとして現地で視察。南西部のチーム、カイザースラウテルンは本拠地の人口が約10万人にもかかわらず、試合があると約5万人収容のスタジアムが満員に。親子何代にもわたりシーズンパスを受け継ぐなど、サッカー文化の歴史に違いがあるとはいえ、「クラブと地域が一体化した力を目の当たりにした」とか。さすが、数字・成績以外でもJ1にふさわしい地方クラブ。

 以前の記事で、「長すぎる長は好ましくない」と書きましたが、その後に読者の方から「社長」という長はどうなんですか?と問い合わせをいただきました。民間企業では長い社長は普通ですが、Jクラブは公共財。過半数株式を所有する個人商店状態、地域リーグ時代からほとんど経営構造が変わっていない状態は好ましくないと個人的に思っています。Jクラブも企業チーム、市民クラブといろいろありますが、きちんと経営者の事業承継が行われているところほど、山雅さんのように立派な経営・運営状態(数字以外も)の様子ですね。J1にふさわしい甲府さんしかり、特に市民クラブはそのようですね。全クラブチェックのリクエストが来たら、やらないといけないですね。何とも微妙な心境なのですが・・・
J2松本関連:2827262524232221

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Jリーグの話題135

2017-04-21 00:01:01 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 やはり出たかというニュースが昨日付けで流れました。J1昇格プレーオフが廃止になる話です。昨年同じ話がJリーグで出ましたが、結局は今季もプレーオフは実施される事になりました。何年かプレーオフが継続されるのかなと思っていたら、再び廃止論が出現。マスコミ報道です。以下、抜粋して紹介。
         
【Jリーグ入れ替え戦、10年ぶり復活も 契約担当者会議:毎日新聞】
 Jリーグは19日、契約担当者会議を開き、J1の下位3チームが自動降格する制度を来季から変更し、J1の16位とJ2の3位による入れ替え戦を実施する案を提示。今後の実行委員会や理事会で承認されれば、入れ替え戦が10年ぶりに復活。関係者によるとJ2の3~6位、もしくは3~5位による昇格プレーオフにJ1の16位を組み込む案も検討。J1の17、18位の自動降格とJ2の1、2位の自動昇格は維持。
 入れ替え戦が廃止された'09年以降、J1昇格プレーオフ(J2の3~6位によるトーナメント戦)で昇格したクラブは全て翌年にJ2へ逆戻りしており、3枠目で入れ替わったチームの実力差を指摘。
毎日新聞該当ページ:https://mainichi.jp/articles/20170420/k00/00m/050/091000c
スポニチ該当記事:http://m.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/04/20/kiji/20170420s00002179063000c.html

 当ブログでは昨年の10月の記事で詳しく紹介しています。まずは、過去の入れ替え戦を振り返ってみます。
〔J1とJ2入れ替え制度〕
・'99年~'03年: J2の発足にともない、J1下位2クラブとJ2の上位2クラブの自動入れ替え。
・'04年~'08年: J1クラブ数の16から18への拡大にともない、「J1、J2入れ替え戦」を実施。J1の16位とJ2の3位がH&A方式で実施。
・'09年~'11年: J2が18まで増えたことで入れ替え戦を廃止。J2上位3クラブと、J1下位3クラブが自動入れ替え。
・'12年~'16年: J2からの自動昇格を上位2クラブとし3位~6位の4クラブによる「J1昇格プレーオフ」で3チーム目の昇格チームを決定。

 そして、過去のJ1昇格プレーオフで昇格したチームの昇格後1年目の成績も紹介しています。
〔J1昇格プレーオフ優勝チームの成績の変遷〕
・シーズン: 昇格チーム / 1年後    / 2年後    / 3年後        / 4年後  / 5年後
・2012年: 大分      / J1最下位 / J2・7位   / J2・21位J3降格 / J3・1位 / J2・今日現在9位
・2013年: 徳島      / J1最下位 / J2・14位 / J2・今日現在9位 / J2・今日現在4位 
・2014年: 山形      / J1最下位 / J2・14位  / J2・今日現在10位
・2015年: 福岡      / J1最下位  / J2・今日現在6位
・2016年: C大阪     / J1・今日現在7位

 こうして見ると、2015年までの4年間はJリーグが思い描いていた理想像にはほど遠い惨敗の結果でしたが、今年はちょっと違いますね。セレッソさんは何と7位。まるで自動昇格したチームのようです。ただ、セレッソさんは過去の4クラブと違ってメガクラブ。今季開幕前に大がかりな補強をしているため、余り参考になっていないかも。セレッソさんのように資金力があるクラブは上を狙えます。自動昇格したチームは2011年にJ1昇格即優勝した柏のようにJ1でもそこそこ上位に食い込むチームが多いですが、プレーオフ組はその前の過去4チームとも断トツの最下位。
 今回、再びプレーオフ制度の廃止論が出たという事は、やはりセレッソさんは参考にならず、その前の過去4チームの成績こそが現実的な姿とJリーグのお偉いさん達は判断しようとしているのかもしれません。
 当ブログでは、導入当初はヨーロッパ流の大会方式で面白いと思いましたが、導入後の4年を見ると、やはり実力どおりのやり方にすべきと思ってくるようになりました。さて、今後の会議でどうなっていくのでしょうか。岡山的にはプレーオフ維持派でしょうが、Jリーグ全体をみれば、プレーオフ廃止派になりますね。
 入れ替え戦を導入したらいかがでしょうか。実力とずれないような流れにすれば、まぐれも防止できるし、実力もクラブ力もJ1にはほど遠く、実はJ1にふさわしくないクラブが、J1でそこそこやっていけるのではないかと思い違いをする事もなくなるのではないでしょうか。
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