リスペクトコラムです。
今季残念ながら、地元岡山の同級生クラブ(J2初昇格が同じ年)の栃木さんがJ3に降格されました。栃木さんは当ブログも思い入れが大きく、本当に残念です。コロナ時期に配信された「栃木SC体操」、今でも時々引っ張り出してストレッチ時に利用させていただいております。栃木さんといえば、えとみほさんやインスタントジョンソン・スギさんのイメージが強かったですが、今のイメージは何だろう。J3降格の要因等の情報をネットで探しましたが、やはりなかなか出て来なかったです。その中で見つけた情報です。
【サッカーJ2 栃木SCが9シーズンぶりにJ3に降格】
「サッカーJ2の栃木SCは、27日の試合で敗れて今シーズンは18位以下になることが確定し、9シーズンぶりに、J3に降格することが決まりました。20チーム中18位の栃木SCは、27日ホームで行われた試合で、清水エスパルスに0対1で敗れ、勝ち点を『32』から積み上げることができませんでした。
この結果、リーグ戦の2試合を残して1つ上の17位のチームとの勝ち点の差が『7』以上となり、今シーズンは18位以下になることが確定したため、来シーズンは自動的にJ3に降格することが決まりました。栃木SCは、2009年からJ2に参戦し、これまでに一度、2016年にJ3に降格したことがありますが、2年でJ2復帰を果たしていました。」
サッカーJ2 栃木SCが9シーズンぶりにJ3に降格|NHK 栃木県のニュース
【NHK】サッカーJ2の栃木SCは、27日の試合で敗れて今シーズンは18位以下になることが確定し、9シーズンぶりに、J3に降格することが決まりました…
NHK NEWS WEB
9年ぶりのJ3ですか。前回は2年でJ2に復帰されましたが、ぜひ1年で戻ってきてください。地元岡山との対戦では、1巡目として開幕戦で対戦して3-0で勝ち、その後成績に弾みを付けさせてもらいました。2巡目では1-1のドローでしたね。今季の折り返しは降格圏の19位だったそうですが、当ブログの「前半の成績が年間の成績に近い」論に沿った成績だったのですね。
【栃木SC内紛?強化部長辞任のタイミングにサポーターは違和感】
「栃木SCは11月19日、強化部長兼スポーツダイレクター(SD)である山口慶氏の辞任を発表した。」
「栃木SCは今2024シーズン、J2リーグを18位に終わり2度目のJ3降格となったものの、13日には小林伸二監督の続投を発表したばかり。このタイミングでの辞任発表に違和感を覚えたサポーターも多く、ポータルサイトのコメント欄は戸惑いの声で溢れている。
山口氏は、クラブ公式サイトを通じて『これは私自身の判断であり、クラブの将来を考えた上での結論です』とコメントし、降格の責任を取ったことを強調した。しかし、降格そのものの責任というよりも、田坂和昭監督(2019-2021)、時崎悠監督(2022-2023)に続き、今2024シーズン監督未経験の田中誠氏(5月解任)を招聘して大失敗に終わったことで、自身の監督を見る目のなさが招いた結果ともいえる。
しかし、小林監督を続投させるならば、自身も留任で良かったはず。山口氏の退任の決断と小林監督の続投が決まった際の、公式サイト上に掲載された苦悩が見え隠れするコメントを読み返した上で総合すると、クラブ内部では『続投派』と『解任派』に二分されていたのではないかという疑問が沸き上がる。そして、『解任派』だった山口氏が、6年間も在籍したクラブを離れる結果となったのではないのだろうか。
小林監督続投で、J3を戦う来2025シーズンに向けて一枚岩と思われていたところで明らかとなったこのニュース。空席となった強化担当は誰になるのか、小林氏の兼任もあり得るのか、1年でのJ2復帰へ向けて、新体制の構築は急務だ。」
栃木SC内紛?強化部長辞任のタイミングにサポーターは違和感 | Football Tribe Japan
栃木SCは11月19日、強化部長兼スポーツダイレクター(SD)である山口慶氏の辞任を発表した。 山口氏は2002年、名古屋グランパスユースからトップ昇格。選手会会長も務め...
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小林監督の続投が決まったようですね。小林監督は昇格請負人というイメージがあります。これまで7クラブの監督を務め、大分さん、山形さん、徳島さん、清水さんJ1昇格、北QさんでJ2に昇格させています。特にJ1昇格を4クラブってすごいな。個人的には地元岡山もこういう監督でJ1に連れて行ってもらえると思っています。
それでも上の記事で、強化部長の解任がありますが、強化部長さんも難しいところでしょう。GMや強化部長は「招聘力」も問われますから。記事では小林監督「解任派」ではと書かれてあり、小林監督の強化部長兼務もありますが、どうなんでしょうか。戦力強化も含めてしっかり結果を出して欲しいです。
【J3降格の栃木SC…しかしこんな“ポジティブ要素”も!】
〔2024シーズン低迷を招いた要因は〕
「今2024シーズン栃木は、Jクラブ初指導となる、常葉大サッカー部コーチの元日本代表DF田中誠氏を監督に招聘、ヘッドコーチには前ツエーゲン金沢(2017-2023)監督で、ジュビロ磐田(2003、2009-2011)、北海道コンサドーレ札幌(2004-2006)、アルビレックス新潟(2012-2015)と、Jでの指導経験が豊富な柳下正明氏をヘッドコーチに迎え、開幕を迎えた。
しかし田中監督は、センターバックを相手FWのマンマークに付け、時には中盤の位置にまで上がる最新戦術『バルトラロール(ベティスの元スペイン代表DFマルク・バルトラが由来)』を採用するも、開幕2連敗スタートとなり、その後連勝したが、田中・柳下体制での連勝は一度きり。チームは低空飛行を続け、4月21日の第11節鹿児島ユナイテッド戦(白波スタジアム1-2)から、5月19日ホームの第16節ベガルタ仙台戦(1-2)まで6連敗を喫してしまう。
その間、5月14日には田中監督と柳下ヘッドが解任。後任には大分トリニータ(2001-03)、セレッソ大阪(2004-06)、モンテディオ山形(2008-11)、徳島ヴォルティス(2016-17)、清水(2016-17)、ギラヴァンツ北九州(2019-21、2023)と、Jクラブの監督経験が豊富で、守備戦術の構築には定評がある小林監督が就任した。
しかし、一度狂った歯車を修正することができないまま、前半戦を降格圏内の19位で折り返し、小林体制初勝利は、6月16日第20節の大分戦(レゾナックドーム大分2-0)まで待たされることになる。
試合結果だけ見ると一方的に圧倒された大敗続きというわけではなく、清水戦の18敗目を含め、1点差負けが12試合と勝負弱さが目立つ。清水戦前の4試合では1勝3分けと持ち直したが、時すでに遅しといった印象が否めない。
12試合にも上る1点差負け試合のなかで、せめて半分でも引き分けに持ち込めていればこのような結末を迎えることはなかったであろうが、得点数が試合数よりも少ない『33』という得点力不足も、低迷を招いた一因だろう。」
J3降格の栃木SC…しかしこんな“ポジティブ要素”も! | 2ページ目 (2ページ中) | Football Tribe Japan
小林監督の続投が好ましい理由 栃木の過去の指揮官は、田坂和昭監督(2019-21)、時崎悠監督(2022-23)と、J3福島ユナイテッドから招聘する人事が続いた。田坂体制下では守...
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この記事を読むと、次期監督候補と思われる柳下HCも一緒に解任されており、ん?と思いました。路線変更だったのかな。この辺りの情報を読むと、「続投派」「解任派」でもないですが、クラブが一つになっていないように思えます。今回のJ3降格でクラブが一つになって欲しいと思います。
前監督が導入した最新戦術「バルトラロール」というのが気になる。調べてみると、バルトラロールとはビルドアップの際に3バックの左右が内側に絞り、中央のCBがアンカー、WBは前線に張らずにSBの位置まで下がる戦術のようですが、よくわかりません。昔大分さんでも導入されていたようです。
あと気になるのが来季J3に昇格してくる栃木シティさんですね。J3で「栃木ダービー」が観れます。記事によると、この2チームは、前身クラブの創立年が同じ1947年(栃木SC=栃木蹴球団、栃木シティ=日立栃木サッカー部)。本拠地は、栃木SCが県庁所在地の宇都宮市だが、栃木シティは1884年まで県庁があった栃木市という因縁があるとか。栃木シティさんは前身が日立なんですね。いつかJ1柏と対戦したら、日立ダービーになるのかな。
今回のJ3降格劇は、登録制になりますが、下野新聞WEBに「検証 栃木SC J3降格」シリーズとして連載になっているので、興味がある読者の方はお読みください。当ブログももっと深くリスペクトしたかったが、しょうがない。
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