昨日、ウルトラスで語る会がありました。いつもくらいの人数でしたが、マヨさんとうろたんK氏がいたので、やや黄色がかった雰囲気になりました。浦和サポの2人が欠席だったので、黄色い浦和戦を観るかという話にもなりましたが、いつものようにJ2岡山の映像をみんなで観ました。顔ぶれ的からなのか、昨日はムバラーク話はやや弱めで、まったり感溢れる会でした。
誰かが優勝記念グッズを持ってきていて、身につけていたので、珍しい光景なので写真をパチリ。いつか、ワインレッド色の優勝記念グッズを見たいものだという話になる。前日行ったファジの練習風景について話が出る。細かい所は置いておいて、みんな「ファジ」という存在そのもの(無形資産というのかな)は気になるし、好きなんだなぁと改めて思う。
今回、一つの画期的な提案が出ました。題して「プロジェクト REN」。今シーズンから完全移籍になった仙石選手の横断幕を作ってあげようというものです。確かに去年、本人と話をした時に「試合後、挨拶に行った時に自分の背番号を探してみるが、まだ少ないから残念なんすよ」と言っていたのを思い出しました。それもあるので、「簾28」のゲーフラをあのタイミングでいつも掲げるのです。
ただ今回、完全移籍になり、助っ人ではなく「岡山の選手」になったので、去年とは状況が違う。ない方がおかしいのかもしれない。他の選手の横断幕がズラっと並んでいるのに、レン選手のがないのは可哀そうですね。とまあ、そんな具合にこの話はスタートしました。
できた後の細かい部分は、改めていろいろな方に相談するとして、流れが以下のとおりに決まりました。ただ、参加者も気持ちはそれぞれ。全員が賛同出資者になった訳ではなく、手を挙げた人から決まっていきます。この日来ていない人もいるし。
①出資者を募集。(このブログかmixi、もしくは口コミで)
特典として、横断幕の裏面に出資者の名前を記載できる。
②負担金を集金。(賛同者に後日、振込口座を連絡)
あくまで予定ですが、1口2,000~3,000円くらいで。
③デザインを募集。(誰かがとか、一部の人が考えてしまうのは面白くない)
④プロジェクト会議(語る会など)でデザイン案を3点に絞る。
⑤可能であれば本人に見せて、その3点から本人が1点を選ぶ。
⑥業者に発注。
⑦お披露目および収支報告。
こんな感じですか。てな訳で、この記事をもって賛同出資者を募集します。当ブログ宛にメールされてもいいし、mixiに書き込んでもいいし、電話下さってもOKです。昨日の場で、各々がザーっと数えても何とか集まりそうな感じでした。結構レンサポいるんだなと思いました。
もしお金が余ったら、その場で手で掲げるミニダンマクを作ってもいいという話にも。こういう事をみんなで考えるのは楽しいですね。レン選手、もしこの記事を観ていたら、イメージを浮かべておいて下さい。
ちなみに昨日の記事のアクセスは多かったです。やはり、皆さんフロントブログの事にも関心が高いのでしょう。どこのクラブか気になるのかな・・・
昨日、ファジの練習を観に行ってきました。語る会メンバーと灘崎に到着するが、またしても気配無し。急いでKo氏に「公式サイト見て下さい」とお願いし、確認すると、何と10時から渋川海岸。何ですと! と慌てて渋川に向かう。朝、公式サイト観てくれば良かったと。
しばらくして渋川海岸に到着。渋川海岸といえば夏。以前に観戦に来た、ビーチバレーやビーチサッカーの大会を思い出す。夏場と違って、冬は静かですね。ビーチに入ってみる。何人か顔見知りのサポもいる。何と、関東雉団のやすま氏の姿も。「めったにこういうのは観れないので来ました」と。これからもいいレポをお願いします。(個人的にはちょっと重いんだけどなぁ)
向こうの方で何人かが練習しているだけで、選手の姿は無し。おかしいなぁと思っていると、水族館の方の通路を見ると、ワインレッドの軍団がこっちにランニングでやって来る。そうか、ランニングに行っていたのかと。
トップもネクストも関係なしに、選手みんないます。新入団の選手もいるようですが、顔がわかりません。新潟から来たアンデルセン選手はすぐにわかりました。みんなテンション高いですねー 真ん中に集合して、グループ分けになり、練習が始まりました。いろいろとメニューをこなしていましたが、なるほどなぁという内容で、何か参考になりました。
向こうではリハビリ組も。ちょっと多いのかな。その横ではGK組かな。うーむ、真子選手しかはっきりわからない。まだまだ修行が足りません。本当に目の前で選手達が観れたので良かったですね。たまにはこういうのもいいかなと。
練習が終わり、選手達は、すぐそばにある「ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル」へ移動。そうなのか、あそことコラボしてるんだと。一般の観光客に交じって、中に入って行きました。海水浴シーズンなどで、よく利用していましたが、本当にいいホテルです。特に1Fのラウンジというかあそこは景色も抜群だし、いい施設です。いい所とコラボしてますね。ビーチの関係で、玉野市協会も協力しているのかな。
去年のファン感からファンになった一柳選手ですが、あれっ、雰囲気変わったと思っていて、帰って確認したら、新加入の川又選手でした。失礼! 一柳選手は少し髪伸ばしていたなぁ。また、「せんとくん」トーク聴きたいです。川又選手も頑張って下さい。
寒いので、自販機そばで缶コーヒー飲んでいると、レン選手とバッタリ出くわす。短い時間でしたが、ちょっと会話。完全移籍という事で、こちらも更に全力で応援するからと声をかける。会話の内容で、完全移籍しても、レン選手は黄色いチームの熱いファン・サポーターなんだなと実感する。あとやっぱ、寒いのは苦手みたいですね。早く暖かくなって実力をしっかり発揮して欲しいと思います。最後に「岡山を、チャンピオンチームにして欲しい」と声をかける。そういえば、例のゲーフラ、14番に塗り直さないといけないな。
複数の人から「レン選手の密着特集やってた」という情報が入る。うろたんK氏関係の情報で、動画を発見しました。今シーズンの目標は「J1昇格」。頑張って下さい。
その後、昼食で「せんや」に行く。ファジのグッズが飾ってあり、相変わらずお客さんで賑わっていました。前は醤油ラーメンでしたが、今回は味噌ラーメン。旨かったなぁと。岡山らしくカツラーメンでいただきました。セットについていた「たこめし」が美味しかったなぁ。読者の皆さん、もし選手も観ていたら練習帰りに、ぜひ行ってみて下さい。
こちらのお店はご存知、丸谷元選手の実家。ご両親が奥の厨房におられます。叔母という店員さんに、やはり顔を覚えてもらっていました。丸谷君が試合に出ていて、ボラ現場でお会いしたのは相当前なのですが、やはり覚えやすい顔なのか。お話によると、丸谷君も元気な様子。ひょっとしたらまた、丸谷元選手にもどこかで元気な姿が見られるかもしれませんねと。
午後は一路、東へ向かう。六番川に行こうという事で、専用練習場建設予定地に行ってみました。造成開始という事で、立ち入り禁止になっていました。うろうろ歩き、一番端の方へ行ってみると、造成地が少し見えました。やはり広いなと。まだ、原野みたいな空間でしたが、完成したらどういう景色になるんだろかと想像を巡らせていました。早くできたらいいですね。
専用練習場関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120125
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110811
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110609
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110525
さて、以前に小耳に挟んだ、どこのカテゴリのどこのクラブか不明のフロントブログ閉鎖ばなしですが、いい機会なのでJクラブのフロントブログの全クラブ調査しました。今回はJ2岡山も一緒に紹介しました。まだ開設していないクラブが、今後北九州のように新設する事はあっても、これらのJクラブで現在運営しているブログを閉鎖する雰囲気は全く感じられませんね。しかし、その閉鎖ばなしがあるクラブって、まさかJクラブではないでしょうが、どこなのかな。また聞いてみよう。以下、ご確認下さい。
◇甲府:「ヴァンフォーレ日記」:http://www.ventforet.co.jp/vfkblog/dailyblog/
更新頻度: 週3~4回
ジャンル : 広く全般
その他 :アカデミーブログあり
◇山形:「オフィシャルブログ」:http://www.montedio.or.jp/info/officialblog/
更新頻度: 毎日に近い
ジャンル : 広く全般
その他 :アカデミーブログあり
◇福岡:「ホームタウン推進活動ブログ」:http://blog.livedoor.jp/avispahometown/
更新頻度: 基本毎日
ジャンル : ホームタウン推進活動をコーチ陣が紹介
◇徳島:「ヴォルティス日記」:http://www.vortis.jp/blog/
更新頻度: 週3~4回
ジャンル : 全般ですが、ホームタウン活動多し
その他 :「ボール君」カテゴリがいいですね。
◇東京V:「Tokyo Green Project」:http://ameblo.jp/tokyo-verdy-intern/
更新頻度: 週2~3回
ジャンル : クラブの地域イベントを、インターン生の目線で報告するレポ
その他 :スクールブログあり
◇千葉:「サッカーおとどけ隊出動日誌」:http://otodoketai.blog.so-net.ne.jp/
更新頻度: 週4~5
ジャンル : サッカーおとどけ隊の活動報告
◇京都:「サンガ日記」:http://www.sanga-fc.jp/blogs/diary/
更新頻度: 週2~3回
ジャンル : 現場と地域貢献活動中心
その他: アカデミー、携帯オフィシャル、社長の3ブログあり。
◇北九州:「広報ブログ」:http://www.diamondblog.jp/giravanz_public_relation/
更新頻度: 基本毎日
ジャンル : クラブ広報で現場中心。「日立台広報日記」に似ている。
◇草津:
見当たらず
◇栃木:
ブログとしては見当たらないが、「フォトニュース」がそれに近い役割と見られる。
◇熊本:「赤馬の厩舎」:http://roasso-k.com/blog.htm
更新頻度: 1~2週で1回(ちょっと少ないかな)
ジャンル : フロント社員のレポ
その他: ツイッタ―ようなミニブログ、マスコット(ロアッソ君)日記あり。
◇大分:「トリニータスタッフブログ」:http://trinita.junglekouen.com/
更新頻度: 週3回
ジャンル : 広く全般
その他: スクール、ジュニア、レディースの3ブログあり。
◇岡山:「スタッフブログ」:http://ameblo.jp/fagiano-front
更新頻度: 週3回
ジャンル : フロント広報
◇湘南:「馬入日記」:http://www.bellmare.co.jp/category/topics/blog
更新頻度: 2日に1回
ジャンル : 現場
その他: 普及コーチブログや社長のPHOTO日記あり。
◇愛媛:「NO EHIMEFC NO LIFE!!」:http://blog-ehimefc.jugem.jp/
更新頻度: 週5回
ジャンル : 現場
その他: アカデミー、レディース、「伊予柑太」公式ツイッターあり。
◇富山:「普及・育成オフィシャルブログ」:http://www.kataller.co.jp/blog/academy/
更新頻度: 週4回
ジャンル : アカデミー
◇水戸:「ホームタウンレポート」:http://mhhevent.blog49.fc2.com/
更新頻度: 週5回
ジャンル : 地域貢献活動
その他: トップチーム、フロント、アカデミー、スクール、フットパルケ、沼田社長の6ブログあり。
◇横浜FC:「オフィシャルブログ F! Diary」:http://ameblo.jp/yokohamafc-1999
更新頻度: 週5回
ジャンル : 広く全般
◇鳥取:「スタッフG魂ブログ」:http://www.gainare.co.jp/blogs/staff/
更新頻度: 月4~5回
ジャンル : フロント広報
◇岐阜:公式ブログ:http://www.fc-gifu.com/blog/
更新頻度: 週5回
ジャンル : 広く全般
その他: スクールブログあり。
◇町田:
見当たらず
◇松本:「山雅日和(スタッフブログ)」:http://www.matsuaz.biz/yamaga-fc/
更新頻度: 月1~2回
ジャンル : 「柿本便り」という柿本アンバサダーなど地域貢献活動多し
J1もすべてチェックしましたが、広島と鹿島以外はすべて立派なブログを運営されていました。特に以下の2チームはレベルが違います。他のクラブもぜひいつか、このレベルまで、ファン・サポーター向けに情報発信できるよう頑張って下さい。(柏は今月は更新は少ないですが、シーズン中はほぼ毎日更新です) そういえば、口の悪い仲間が「情報発信をやめるというのは、情報統制という意味でムバラーク的行動とも言える」と言っていたのを思い出しました。なるほどねぇ、そういう人が言い出したのだろか。
【横綱】川崎「フロンターレ日記」:http://www.frontale.co.jp/diary/
【大関】柏 「日立台広報日記」:http://blog.reysol.co.jp/koho/
仕事関係でたまたま目にした冊子に面白い記事が載っていました。(財)地域活性化センターの「地域づくり」1月号別刊の「平成23年度地域活性化事例集 シティプロモーションによる地域の活性化」という冊子で、特集編の秋田県秋田市の事例です。「トップスポーツクラブを通じた地域活性化」というタイトルで、「スポーツホームタウン構想推進事業」スポーツによるまちづくりについての事例紹介です。以下、抜粋して紹介。
秋田市は「県都『あきた』成長プラン」を策定。成長戦略の一つに「都市イメージ『ブランドあきた』の確立」があり、重点プログラムの一つとして、「クラブスポーツへの支援」が進められています。秋田市を拠点として活躍するトップスポーツクラブが3つある。ラグビーのトップリーグの下位リーグであるトップイーストリーグディビジョン1の「秋田ノーザンブレッツR.F.C」、サッカーJFLの「ブラウブリッツ秋田」、秋田初のプロスポーツチーム、バスケbjリーグの「秋田ノーザンハピネッツ」。
bjリーグ参戦をきっかけに、市民の間に地域のチームを応援しようという機運が高まり、秋田市はH21年に「秋田県ふるさと雇用再生臨時対策基金」を活用し、「スポーツホームタウン構想推進事業」として取組をスタート。「NPO法人 トップスポーツコンソーシアム秋田(スポコン秋田)」が受託し、秋田県では「スポーツ立県あきた」を宣言しており、全県で支援を実施する事になった。秋田市は応援のための機運や文化の熟成として次の3つを実施。
①情報発信
スポコン秋田が、県内初のスポーツ情報誌「Disport(ディスポール)」をH22年に創刊。秋田市内の全戸(約14万戸)に無料配布し、年2回のペースで発行。上の3クラブの他に、北都銀行バドミントン部や、秋田銀行女子バスケットボール部の情報も掲載。他にもスポーツポータルブログサイトとして、HPや情報発信モバイルサイトの運営を実施。
②クラブチームの連携の推進
スポコン秋田は、年1回の代表者会議を開催。各チームが顔を合わせ、意見交換ができる場として提供。H22年には日本トップリーグ連携機構」主催の「ボールゲームフェスタ」を誘致し、東北地方で初の開催。このフェスタは、毎年数回全国各地で開催。五輪経験選手等と、小学生が一緒にスポーツを通じた交流ができるスポーツクリニック当を実施。地元の各クラブチームも参加する事で、合同イベントとして開催でき、クラブチームの連携及び市民との交流の機会にもなっている。
③市民活動サポーター
H13年に秋田で、第2の五輪と言われるワールドゲームズが開催され、その時に立ちあがったボランティア組織が、徐々に活動の場を失っていったが、今回トップクラブチームが揃った事で、市民、企業、教育機関と連携し、スポーツのみならず地域イベント等のボランティア活動を行う「SV(スポーツボランティア)-あきた」がH23年に新たに結成して活動中。登録者数約50名で、昔からあるボランティア団体を取りまとめる役割も担う。他に、秋田のトップ選手を交えてスポーツ体験をしてもらう目的で、年数回放課後に小学校を訪問し、「スポーツ選手とあそぼう!」を実施。
駅前の大通り、市役所の前には、多くのスポーツホームタウン推進PR用ののぼりが立ち並び、観光客にPR。加えて、スポコン秋田では、選手個人の写真が入ったのぼりも作成し、選手にも好評だとか。商店街の方もポスター掲示等には協力的であり、地元クラブが浸透中。
bjリーグでは参戦1年目にして、ホームゲームで合計5万人を超えた観客動員数(全国2位)を記録。ベストブースター賞を受賞。これらの事業により、スポコン秋田が各チームをまとめる事で、マルチファンを増やす一助になり、選手間同士の交流もできているとか。
秋田市では県の「ふるさと雇用再生臨時対策基金」がH23年で終了する事から、来年度以降の財源の確保が課題。スポコン秋田としても、行政と同様の課題を挙げており、行政に依存しない自主財源を作る事が重要。そのため、独自活動としてのスポーツ応援拠点施設として、H23年にオープンしたスポーツカフェの経営や、各クラブチームのポイント制の会員カードの失効ポイントを利用したスキームの構築などを実施。会員カードは加盟店で買い物、食事をした場合に利用代の1%がポイントとして付与。有効期限が切れた失効ポイントを収入とするものであるとしています。
課題はあっても、秋田市の基本スタンスとしてのトップススポーツを核としたまちづくりは変わらない。「秋田はスポーツのまち」としていくために、市民が支えるボトムアップ型として、スポーツホームタウンが経済的に自立し、スポーツを中心とした一つの集積地として活性化を目指すために、シティプロモーションに取り組んでいくと締めくくっています。
秋田、熱いですね。以前にも触れましたが、岡山の東西南北すべての隣県で、こうした異競技交流が実現しています。何もできていないのは岡山だけ。この秋田も一つの事例として参考になるのではないでしょうか。クラブが動かなければ、行政で動いてみてはいかがでしょうか。県内で最もこうしたスポーツ文化の意識が高い湯郷ベルをけん引役として、組織作りに取り掛かってみてはいかがでしょうか。県のTさんに提案してみようかなと。
スポコン秋田公式HP:http://www.spocom.tv/
秋田ノーザンブレッツ公式HP:http://www.northern-bullets.com/
秋田ノーザンハピネッツhttp://www.happinets.net/
ブラウブリッツ秋田公式HP:http://blaublitz.jp/
J's GOALを観ていたら、「塚本泰史選手 J1大宮のアンバサダー就任」のニュースが流れました。塚本アンバサダーはリハビリを継続しつつ活動を行って行く予定だそうです。当ブログでも当初からずっと紹介し、心配しておりました。リハビリを続けながら、(元)選手による社会貢献活動をするのは頭が下がります。以下、抜粋して紹介。
<活動内容>
・クラブの公式行事への参加
・ホームタウン活動
・クラブの広報活動等
・その他
※アンバサダー(Ambassador)とは、英語で『大使』の意味
<コメント>
自分の「もう一度ピッチに立ちたい」という気持ちのために、リハビリを続けていける環境を作ってくれたクラブの代表はじめ、関わるすべての皆様に感謝したいと思う。これまで自分をサポートしてくれたアルディージャのサポーターの皆様、垣根を越えて声援をくれた全国の皆様にも、本当に感謝の気持ちでいっぱい。J1大宮のアンバサダーという大役に就任するからには、世の中の皆さんにより一層アルディージャの「家族的」な魅力を積極的に伝えていければと思う。
自分はこれまで皆さんに支えられてきましたが、これからは自分も誰かの支えになれるような人間になるために、しっかりと活動していく。今後とも大宮アルディージャ、そして大宮アルディージャ大使(泰史)をよろしくおねがいします。
塚本アンバサダーのプロフィールを観ていたら、'98年から'00年まで柏U-15に所属していたのですね。塚本アンバサダーについては、昨年2つのニュースがあったようです。一つは人命救助。昨年6月に、熱中症で倒れたとみられる70代男性を救助されたそうです。自転車を使った練習中に、クラブハウス付近で倒れている男性を発見。慌ててスタッフを呼び、クラブハウスへと運び、介抱した後に救急車を呼んだとか。その後その男性は回復し、夕方には外出できるようになったそうです。
そして、昨季限りで大宮と契約満了したそうですが、来月26日に開催される東京マラソンに出場するそうです。現在、毎日10km程度のランニングを続けており、塚本は「ここまでやれるようになったと(という姿を)見せたい。同じ病気の人たちに、やればできるんだと勇気を与えたい」と完走を目指しているとか。
塚本アンバサダー、いつか再びピッチに立って欲しいです。去年まで多くのJクラブでも、支援基金が行われたと聞いています。今度はアンバサダーとして社会貢献活動に取り組まれます。東京マラソンも頑張って欲しいですね。2010年3月に関連記事を書いていますが、思い出しました。金額は忘れましたが、確かに当方もこの基金に募金をしています。地元クラブで、この基金を取り扱っていればそっちに行きましたが、なかったもので。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/information/clubplayer/201201/pinfo20120123-tsukamoto.html
塚本アンバサダー公式ブログ:http://ameblo.jp/taishi-tsukamoto
塚本選手支援基金関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
サポティスタを観ていたら、クラブライセンス制度の更に詳しい情報が載っていました。このサイトはサポーター目線のサイトで、旬な情報を早く発信するので実は重宝しています。以下、抜粋して紹介。
【5つの審査基準】
1競技基準 2施設基準 3人事体制、組織運営基準 4法務基準 5財務基準
※施設基準を除く4つはJ1、J2共通。施設に関しては一部、J1、J2で分かれる。
【3つの等級】
A等級(44)
ライセンス申請するクラブは達成することが必須。達成しなかればライセンスは交付されない。
B等級(3)
ライセンス申請するクラブは達成することが必須。達成しなかれば制裁が科された上でライセンスは交付される。
C等級(9)
達成が推奨されるもの。ライセンスの交付には関係ないが、将来的に「A」「B」に引き上げられる可能性がある。
※J基準>AFC基準
J基準をクリアすればAFC基準をクリアしているため、成績さえ満たせばAFCの大会に出場可能。ただしAFCによるスタジアム調査の結果、開催不可(別会場での開催)となる場合も(決定権はAFCにある)。
※財務基準の独自ルール
・3期連続で当期純損失を計上したクラブにはJライセンスを交付しない。
・ライセンス申請日の前期末決算で、純資産がマイナス(債務超過)であるクラブには、Jライセンスを交付しない。
1競技基準(A5・C2)
・承認されたアカデミープログラム(A) ・アカデミーチーム(U-10、U-12、U-15、U-18)(A)
・選手の医療面でのケア(A) ・プロ選手との書面による契約(A) ・レフェリングに関する事項と「FIFA競技規則」(A)
・人種的平等の実践(C) ・女子チーム(C)
2施設基準(A10、B3、C4)
・公認スタジアム(JFA及びJリーグの公認)(A) ・スタジアムの認可(国内法、地域条例を満たす)(A)
・スタジアム入場可能数(J1:1万5千人以上 J2:1万人以上)(A) ・スタジアム:運営本部及び警察消防司令室(A)
・スタジアム:観客エリア(異なるセクターに分離可能に)(A) ・スタジアム:医務室、救護室(A)
・スタジアム:安全性(国内法令に基づき)(A) ・スタジアム:承認された避難計画(A)
・トレーニング施設(常時使用できるピッチ、屋内施設、クラブハウス、メディカルルーム)(A) ・アカデミーのトレーニング施設(同上)(A)
・スタジアム:基本原則(B) ・スタジアム:衛生施設(トイレの数)(B) ・スタジアム:衛生施設(トイレの数)(C)
・スタジアム:屋根(3分の1)(B) ・スタジアム:屋根(全席)(C) ・スタジアム:案内サインと動線(C) ・スタジアム:車椅子席(C)
3人事体制、組織運営基準(A18)
・クラブ事務局(A) ・代表取締役(A) ・財務担当(ファイナンスオフィサー)(A) ・運営担当(オペレーションオフィサー)(A)
・セキュリティ担当(セキュリティオフィサー)(A) ・メディア担当(メディアオフィサー)(A) ・マーケティング担当(A)
・医師(メディカルドクター)(A) ・理学療法士(A) ・トップチーム監督(A)
・トップチームのアシスタントコーチ(A) ・アカデミーダイレクター(A) ・アカデミーチーム監督(A)
・アカデミーチームコーチ(A) ・安全:警備組織、警備員(A) ・権利と義務(A)
・ライセンス申請書類提出後の変更通知義務(10日以内に)(A) ・ライセンス交付シーズンにおける後任の選任義務(7日以内に)(A)
4法務基準(A4、C2)
・AFCクラブ競技会出場への宣誓書(A) ・クラブの登記情報(A) ・他クラブの経営等への関与の禁止(A)
・クラブ内の懲戒手続き(A) ・選手と社員のための行動規範(C) ・顧問弁護士(リーガルオフィサー)(C)
5財務基準(A7、C1)
・年次財務諸表(監査済み)(A) ・中間財務諸表(監査済み)(C)
・選手移籍活動によって生じる他のフットボールクラブに対する期限経過未払金の皆無(A)
・従業員や社会保険当局、税務当局に対する期限経過未払金の皆無(A)
・ライセンス交付の決定に先立つ表明書(A) ・予算及び予算実績、財務状況の見通し(A)
・ライセンス交付後の重要な後発事象の通知義務(A) ・財務状況の見通しの修正義務(A)
まず目に留まるのが「1競技基準」。アカデミーチームの欄にはユース、ジュニアユースの他に「U-10、U-12」ジュニアチームの存在も掲げられています。これって、普及スクールでもOKなのかな。そして「女子チーム」。等級はCですが、岡山みたいになでしこクラブの2つ目ができようかという土地柄はしんどいですね。
具体的に見てもなかなか厳しい基準ですね。個人的に気になるのが、「3 人事体制、組織運営基準」の「クラブ事務局」「運営担当(オペレーションオフィサー)」の部分。あくまで一般的なとらえ方ですが、この辺は運営会社の役員も含まれるのか、どういう基準なのか知りたいですね。更に能力の高い専門的な人材という事に思えますが、J2栃木やJ2山形のようにメジャークラブやJリーグから人材がやってくるのが一番好ましいと思います。
このクラブライセンス制度は最近、あちこちのニュースで、「J2クラブ大丈夫か」という感じで記事が出ます。しかし、見方を変えれば、「こういうライセンスがあるから支援が必要」と、行政やスポンサーにお願いツールになるという事になります。クラブライセンスを使って、うまくクラブ経営を進歩させるか、唯我独尊で自分達のやり方に固執し過ぎて、よそのクラブに抜かれながら低迷、JFLへの降格圏内に顔を出してしまう事態になってしまうか、今シーズンは去年までと違って、ものすごく緊張感のあるシーズンになりそうです。
今朝の山陽新聞朝刊に「ファジ練習場用地造成開始 岡山市岡東センター敷地内」のタイトルで、専用練習場の造成がスタートしたニュースが流れました。この日は敷地内で刈り取った雑草を業者がトラックに積み込んで搬出したとか。現場事務所などに充てるプレハブ小屋(約10平方m)2棟が設置され、重機を搬入しての工事は今月末か2月初めに着手、今年度早期に造成を終える計画だそうです。
この施設の当面利用予定のない施設拡張用地4・4ヘクタールを充てて、天然芝2面と人工芝1面のグラウンド、クラブハウス、駐車場などを整備する予定です。施設本体の工事は来年度中に着手の予定で、総事業費は約8億円だとか。
岡山市は施設整備に当たり、日本協会へ9千万円の助成金を申請し、内定を得たそうです。日本スポーツ振興センターにも6,800万円の助成を申請する予定。高谷市長は民間からも資金面で協力を得たい意向を示しているとしています。
ここで注目するのは、「民間からの資金面の協力」すなわち、募金活動を開始するという事ではないでしょうか。当ブログで思うのは、金額はともかく市民、県民が一体となって夢を追う事です。2年前だったか、署名運動を実施しましたが、県下あちこちから23万人の署名が集まったのは記憶に新しいです。あの時に何かネットワークなり、支援組織ができていれば、真の県民クラブにいくらか近づいていたのではないでしょうか。
県民性なのか、何に限らずよその事例を余り見ない傾向にある気がします。自分の考えでいけばいいと走る事もいいですが、よその事例をしっかり吸収して事にあたれば全然近道になるケースが多いと思います。本当に思います。
岡山市公式HP岡東浄化センターページ:http://www.city.okayama.jp/gesui/keikakucyousei/keikakucyousei_00004.html
(財)岡山市公園協会公式HP・六番川水の公園ページ:http://www.okayama-park.or.jp/689
専用練習場関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110811
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110609
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110525
Jクラブについて、スタジアム建設なりそのままサポーターや市民から募金を募る事例がいくつもあります。全クラブ調査といきたいですが、今回は当ブログで観ていて、目立った事例をいくつか紹介します。
J1・G大阪:スタジアム建設募金団体
http://www.field-of-smile.jp/
J1川崎:「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」
http://love-todoroki.net/
J2京都:京都・サッカースタジアムを推進する会
http://kyoto-stadium.jp/
J2鳥取:「YAJINスタジアム」プロジェクト
http://www.gainare.co.jp/yajin/project/
J1柏:「日立台グラウンドに入場ゲートを建設する柏市民の会」
http://www.hitachidai-project.com/
話は変わり、どこのカテゴリのどこのクラブだったか忘れましたが、広報ブログを閉鎖するらしいという話を耳にしました。改良とか移転などならいいですが、単純な閉鎖であれば、残念な話です。J1川崎やJ1柏が毎日更新している立派なブログを運営されていますが、内容を観れば「オフィシャルブログ」がファン・サポーターと絆で結ばれた、いかに重要な情報化ツールかがよくわかります。J2北九州でも、この19日から開設され、毎日更新されています。素晴らしいですね。
そこがもし、「意味があるん?」とか口にした単なる閉鎖であれば、ファン・サポーター向けの情報発信を放棄する行為となるのではないでしょうか。ちなみに広報等のフロントブログなどサイト関係は当ブログの「付加価値」に入れていません。「当たり前」の義務だからです。でもそういう話を聞くと、入れようかなと思ってきました。その閉鎖を考えているっていうクラブは、まさかJクラブではないでしょうが、どこのクラブって聞いたかなぁと。
今月の語る会1月場所です。飲み初めです。今回もウルトラスです。いつもくらいの人数を予定していますが、何か某色系の人が増えそうです。以下、告知させていただきます。
日時: 1月29日(日)19時から
場所: ウルトラス
※今までの様子はこちらをご覧下さいませ。どなたでもOKです。どうぞお気軽に。
ウルトラス http://ultras086.com/
岡山市北区幸町7-20アクタスビル3階 / TEL:086-227-1998
話は変わり、昨日、日産スタジアムにて、松田直樹メモリアルゲームが開催されました。TVで放送していないか探しましたが、どうやらTBSローカルで、地方都市の地上波では流さなかった様子。以下、抜粋して紹介します。
イベントには、松本山雅や横浜F・マリノスOB、元日本代表選手ら、松田元選手とともにプレーした仲間たちが集結。三浦知良や中田英寿氏などがキレのあるプレーを見せ、歌手のゆずがライブを行うなど、イベントを盛り上げた模様。今回、出場したのは3チーム。J2松本の他、松田氏が長年プレーしていた横浜FMのOBおよび現役選手からなる「横浜F・マリノス・OB)」と日本代表時代のチームメートを中心とする「Naoki Friends」で合計86名だそうです。
J2松本とマリノス・OBとの第1試合は、1-0で松本が勝利。先発の中で、元岡山の玉林選手の名前がありました。決勝点となる片山選手のゴールを決めるアシストを決めたとか。あの反町監督の元であの玉ちゃんがプレーした事がすごいです。
山雅関係の情報といえば、山雅サポ・緑のキツネさんの記事コメントがありました。「山雅関連の情報……と、いう程度のモノではありませんが。ホンダロック総統のブログを覗いてみたら、今週末(1/14)松本で総統ライヴがあるかも?」という内容で、JFLホンダロックの名物サポーター?のショッカー総統さんが、山雅のサポーターイベントにゲスト出演されています。総統のブログの記事にその模様が出ています。興味があったらご覧下さい。
偉そうに「Jクラブの付加価値」と称して、クラブを何箇所かあてはめて紹介しました。肝心のクラブを紹介していない事に気づきました。当ブログで早くからスポーツ文化「先進クラブ」と紹介しているJ2湘南です。以下、ご覧下さい。
<ハード面>
1)サッカー専用スタジアム
ホームスタジアムは「Shonan BMW スタジアム平塚(旧平塚競技場)」ですが、陸上トラックがあります。交通アクセス面ですが、最寄駅から徒歩25分と最寄駅から近くはないです。
2)専用練習場
'06年度から練習場として馬入ふれあい公園サッカー場を使用。人工芝のサッカー場が1面、川沿いに天然芝のグラウンドが2面あり、体育館と野球場もある。
馬入練習場関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110206
3)下部組織の整備(アカデミー等)
NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブを設立以来、サッカーのU-15(中学生クラス)以下の下部組織をを移管し、地域ぐるみで選手の育成。ユースチームとジュニアユースを3つ(平塚、小田原、南足柄)を整備。
4)後援会等支援組織(チェック機能)
後援会組織 「Bellmare Powers」が'09年に発足しています。湘南地域7市3町のホームタウンを対象に、活動内容はサッカー事業だけではなく、具体的にはスタジアムリニューアル促進、スタジアム超満員動員、J1バージョン用経営基盤の確立、地域商店街活性化など。J1磐田のホームタウン協議会をモデルにされています。本来なら自分で立ち上げるものでなく、商工会議所にお願いしていたが、なかなか火が付かなかったので、自分達が少し最初の火を上げるところだけやったらどうだろうということで発足した経緯。
「Bellmare Powers」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090801
5)選手会活動
こちらの選手会も活動が活発です。J1大宮の塚本選手の支援募金活動の他、JPFAの湘南ベルマーレ支部として、所属選手から東北地方太平洋沖地震の義援金を拠出。「湘南ベルマーレチャリティーフィールド 〜絆〜」にて、選手会主催のチャリティーオークションを開催。
<ソフト面>
1)情報公開(役員名簿や出資社などの経営面)
「クラブ概要」ページに、主な株主名簿、役員名簿をときちんと情報公開されています。以前より情報公開されていて、内容を知っておりましたが、この時の記事では役員が11人おられたそうですが、現在はスリム化されたのかな。
2)スタジアムイベント
フードパーク店舗No.1とメニューNo.1を決定する「フードパーク・アワード・2011」、試合登録選手全員とサポーターと集合写真を撮る「選手到着!全員集合!!」、サポーターが各自で購入したtotoを寄付し、その当せんがクラブ強化費として寄付される「totoもベルマーレを救う」、湘南をイメージするファッションを着用し、ピッチを背景にプロカメラマンが写真を撮影する「湘南スタイルコレクション2011」、平塚競技場内を回りながら各ポイントでクイズに答える、スタジアムツアー風のクイズ大会「平塚競技場横断!熱叫ウルトラクイズ!」などが目に留まりました。
3)広報誌
機関誌であるフリーペーパー「MARE」があります。発行は7万部。J1千葉のものもそうですが、こちらものも一般配布しているフリーペーパーです。普通はFC会員向けが主流ですが、一般市民向けにフリーペーパーにされているのは素晴らしいです。表面はJ1湘南のもの。裏面はNPOのSCのもので、広く湘南のスポーツ文化を紹介されています。当ブログが見る限り、こちらもものがJリーグ№1です。
「MARE」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081230
4)協賛店制度
「サポーターズクラブショップ」が運営されています。店舗数は31店。公式サポーターズクラブ「ベルマーレ12」。「ベルマーレ12会員カード」の提示で、「割引実施店」で割引特典があります。専用サイトではお店レポもあります。運営はクラブ直営でなく、「オリコミクス」という地元の広告会社のようです。
商店街は「第4の極」の支援母体。ファン・サポーター目線に立ったほとんどのクラブが協賛店制度を実施していますが、中にほんの数クラブだけ未実施があるかな。なぜやらないのだろぅ。
5)地域の後援会組織
「Bellmare Powers」ではまだ支部活動まではいっていないようです。
6)サポーターカンファレンス(ファン・サポーターとの意見交換の場の提供)
12月22日にクラブ主催で地元商工会議所で、「第23回ベルマーレ クラブカンファレンス」が開催されています。より良いクラブにするためのクラブとサポーターの意見交換の場として2004年より年に3回開催されています。どこだったか、フロントがサポーターに開催希望の有無を聞いて、「サポーターの開催意志がないから開催しない」という所があったようですが、某黄色いチームといい、熱心なクラブほどクラブ主導で開催していますね。というか、以前の記事のとおり、最近は多くのクラブが開催しています。
<ハート面>
1)Jリーグ百年構想(異競技交流事業)
ご存知、Jリーグ百年構想の優等生で、Jリーグのイメージ映像でもいの一番に出てきます。Jリーグの頂点を目指すサッカーと、オリンピック等アマチュアの頂点を目指す「ダブルピラミッド」構造です。アマチュアの方は「NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ」として、法人化しています。J1新潟はプロチームの集合体ですが、こちらは同じ組織内です。サッカー以外のスポーツとしてはフットサル(Fリーグ)、ソフトボール、ビーチバレー、トライアスロン、ビーチサッカー、自転車があり、「ベルマーレワンダーランド」の後に、合同練習をするという「幸せな関係」です。これを観ている他のクラブの皆さん、これこそが「ザッツ、Jリーグ百年構想」です。
2)社会貢献活動(東日本復興支援等)
こちらは数えきれないほどのチャリティー事業をされています。ニュースをすべてチェックしましたが、その多さに脱帽です。クラブ主催事業として「KIDS GUARD SHONAN」として、被災地の子どもたちに「ゴールデンウィークを」「夏休みを」を何回も実施。地元のYEGと共催で、東北地方の子どもたちを湘南に招待し、キャンプや試合観戦招待しています。福島ユナイテッドのアカデミーもありました。
また、フードパーク店舗が、被災地に出張して食事を無償提供する「復興支援出張フードパーク」を計7回実施。店舗と食材提供の両方を募集しています。湘南地域のあらゆるビーチスポーツを集結させ、異種競技プログラムに参加できる「ビーチスポーツフェスタ~絆~」を開催。クラブとして緊急支援物資の輸送も行われています。
他にも選手による「タイ洪水義援活動」「赤い羽根共同募金運動」、スポンサーを募って障害者等をホームゲームに招待する「チャリティー・チケット」、ホームゲームで地域作業所の手作り商品を販売など、まだまだたくさんあって紹介しきれません。こうも違うものかと頭を抱えました。
KIDS GUARD関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110505
復興支援出張フードパーク関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110407
3)社会貢献活動(独自の学校訪問活動等)
2001年よりホームタウン10市町の小学校で体育巡回授業や、保育園・幼稚園へ指導に行っています。この事業は普及コーチでありますが、他の事業で選手の社会貢献活動を行っています。
4)市町村デー
「市民・町民デー」として開催。該当の市・町に在住・在学・在勤の市民を対象に、特別価格の「市民・町民デーチケット」を販売。それぞれの街の特色を生かした名産品の販売やイベント等も開催。
5)選手によるファン・サポーターとの交流
何と言っても「ベルマーレワンダーランド」でしょう。1チームを除く他のJリーグ全チームが、一般もしくはファンクラブ会員向けのキックオフイベントを開催予定ですが、ここは別格。監督以下全選手・スタッフ(サッカーだけでなく全スポーツ)が参加し、平塚駅前の商店街を一部車両通行止めにして開催する大きなイベント。サポーターと選手が直接交流できる多くのイベントが催されます。うらやましいですね。
6)ファン・サポーターとの交流イベント(ファン感謝デー等)
一昨年はコナカ平塚本店にて「ベルマーレファン感謝デー」を開催しています。やはり、ワンダーランドがスゴすぎるので、そっちがファン感のような感じですね。
やはり思いましたが、これほどの社会貢献活動、地域貢献活動、異競技交流事業を行えば、当然「カネ」と「ヒト」の負担は大きいです。J2湘南は、クラブライセンス導入を前に経営的な部分を課題として、眞壁社長が頭を悩ませています。改めて、クラブライセンス制度の中に、「社会貢献ポイント」を加えて、評価に反映させるべきと考えます。そうでないと、商業主義に走るクラブが評価され、社会に貢献するクラブが評価されない事になります。クラブライセンス制度には日本独自の項目もあると聞いています。この部分こそ加えるべきです。
J2湘南公式HP:http://www.bellmare.co.jp/
NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ公式:http://www.bellmare.or.jp/
Jクラブの付加価値(仙台):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121230
〃 ( 柏 ):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111126
〃 (松本):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
〃 (総論):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110926
J's GOALを観ていたら、J1清水の面白い事例を発見しました。清水といえば、ショッピングセンターがまるごとエスパルスになっている事例や、Jクラブの中で№1のマスコットキャラクターショーの「パルちゃんショー」をまず思い浮かべます。(J2岡山って、よそからはまず何が思い浮かぶんだろか)
J1清水では、クラブの歴史を再現したミュージカルを作り、上演していくそうです。お芝居といえば劇団四季を思い浮かべますが、一体どんなものになるのか楽しみです。以下、抜粋して紹介。
J1清水はクラブ設立20周年企画の一環として、(財)静岡市文化振興財団と共催で、ダンスと音楽に彩られたミュージカル「エスパルス物語」(仮称)を制作・公演に向けてプロジェクトを設立。J1清水がサッカーのまち静岡の市民クラブとして誕生し、現在に至る歴史やドキュメントを織り交ぜ、「清水エスパルス」の変遷をたどり、ドラマとして観る人の心に訴えることのできる舞台を作っていくとの事。制作について、脚本、俳優(ダンサー)等は、一般公募し、地元で活躍するアーティスト等を幅広く採用するとか。
・目 的:
クラブ創設20年を迎え、ホームタウン静岡市民の皆様及びエスパルスに関わる全ての方々に感謝するとともに静岡における、スポーツと文化の融合と静岡独自の文化を未来に向けて発信することを目的とします。
・プロデューサー:
勝山康晴氏(静岡県藤枝市出身/コンテンポラリーダンスカンパニー「コンドルズ」プロデューサー兼出演者)
・主 催:
(財)静岡市文化振興財団・静岡市民文化会館 指定管理者静岡市文化振興財団共同事業体
・共 催:
㈱エスパルス
・演 出:
河田園子氏(静岡県伊東市出身)
・脚 本:
公募予定(詳細は、後日、エスパルスオフィシャルウェブサイトで案内)
・出 演:
公募予定(児童からシニア世代まで、多くの方が踊るダンスシーンをつくります。)
※詳細は、後日、エスパルスオフィシャルウェブサイトでお知らせいたします。
・音 楽:
静岡市出身・在住のアーティスト(予定)
・振付・ダンス指導(友情協力):
近藤良平(コンドルズ主宰)他、コンドルズメンバー
・公演時期:
2013年7月頃予定
・公演場所:
静岡市民文化会館 中ホール
・後 援:
未定
コンドルズはダンス・映像・コントなどを展開する舞台で人気のダンスカンパニー。20ヶ国以上で公演され、NHKなどのTV番組の振付出演。TVCMや演劇の振付出演、劇団EXILEにも客演しているとか。河田園子氏は、演劇企画JOKOメンバーで演出家です。静岡県出身のそういう素晴らしいブレーンに支えられて、Jリーグクラブを描くミュージカルが作られるのですね。
コンドルズ公式HP:http://www.condors.jp/
演劇企画JOKO公式HP:http://www.joko-acting.com/
J1清水公式HP該当ページ:http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/15880/