リスペクトコラムです。
先日放送されたFOOT×BRAINを観ていたら、元磐田の藤田氏が登場。当ブログ的に日本人として欧州のメガクラブの監督に一番近い人と思っていた人材。当ブログは日本代表で、日本人監督は大反対。世界を知らない監督が世界で勝てる訳がないという考え方なので。実際、森保ジャパンはコロナ禍の陰に隠れていますが、実は史上最低の成績を残している。それでも日本協会は日本人監督路線に固執。ならば「田嶋ジャパン」体制そのものが早く終わるべきと個人的に考えています。という事でリスペクトしてみましょう。
【欧州駐在強化部員とは】
来月カタールW杯に向け再始動する日本代表。その戦いを支えるキーワードは「欧州駐在強化部員」。日本サッカー発展に欠かせない重要なポスト。今や50人を超える海外組がいる中、その1人1人のプレーやコンディションを日本で把握するのは限界がある。その役目を担うのが元日本代表の藤田俊哉。JリーグMVP1回、ベストイレブン3回受賞するなど輝かしい成績を残した。
2013年:JFA S級コーチに認定。
2014年:オランダのVVVフェンロ(当時2部)でコーチとして指導し、キャリアをスタート。
クラブのリーグ優勝、1部昇格に貢献。
2017年:イングランドのリーズ・ユナイテッド(当時2部)に強化スタッフとしてフロント入り。
2018年:JFA「欧州駐在強化部員」に就任。
【W杯に召集された海外組】
1998年:フランス/0人、2002年:日韓/4人、2006年:ドイツ/6人、2010年:南アフリカ/4人
2014年:ブラジル/12人、2018年:ロシア/15人
【欧州駐在強化部員の仕事】
基本的には日本サッカーのレベルアップのための仕事。50人を超える海外組がいる中、指導者などサッカーにまつわるサポートがこれまで無かった。増えていく海外組選手が各クラブでどう成長し、どうコンディションが維持できているのかなど、代表選考に欠かせない欧州の日本人選手の情報をリアルタイムで集約し、日本とつなぐ専門職は当時無かった。
勝つために、最終的に1番いい選手を代表監督が選べる状況を作るのが仕事。日本代表は国際Aマッチデーで、無条件で各クラブから優先的に招集できる。しかし、五輪やコパ・アメリカなどでは拘束力が無い。今まで招集レターベースでやっていた事を、人が現地へ行って話したり、顔を合わせて交渉すれば招集できる可能性が広がる。
各クラブとのやりとりは大体、紹介してもらったダイレクター等と海外だったらWhats Appで行う。地道な交流をやってきた結果、去年10月の欧州遠征で、コロナの影響があっても初のオール海外組を組めるまでになった。しかし、パイプ役ならでは苦労も。日本代表は飛躍の場だが、怪我をして帰ると、クラブの印象も悪いし、選手も辛いのでワーストケースになる。
去年、コロナの中で試合をして、欧州の選手だけで移動が少ない中で試合をして帰る。日本で試合がある時は移動も多く、コンディションが悪くなって帰る。呼ぶ場所によってチームの反応について、状況が状況だったので行く方も出す方も今回は繊細だった。出すのを拒んだクラブもあった。ドイツでは「州」によってルールが違うので来れない。その辺もコロナ禍勉強になった。
【実際の仕事っぷり】
現在藤田は自宅のあるオランダ(フェンロー)を拠点に、2人の駐在スタッフ(ドイツ・スペイン)と分担して各クラブを訪問している。一言で海外組といえど、前回招集した選手の視察で回ったのは8ケ国22都市に及ぶ。自宅から近いところは車で、フランスはパリ(約500km)が限界。700kmまで何とか頑張れる距離。去年1月のスケジュールを見てみると目まぐるしく動き回っている。
視察の際に選手をチェックするポイントは、プレー面ではなくコンディション(体の面と心の面)がどういう状況か、選手がどういう環境下でトレーニング・試合をしているか。あとはクラブスタッフに「クラブ内でどういう存在か」を聞く。
藤田が選手のメンタル面をチェックするのに大事にしているのが選手との食事。1時間から2時間くらい取る。やはり日本語でしゃべりたいから、自分の気持ちをストレートで伝えられる。大きな事はできないが、話をする、気にかけていると伝える事でも全然違うと思うし、1人でやっている選手達はいろいろな悩みを抱えている。海外に行ったら孤独さがまた違うので、聞いてあげられる存在でもいいし、アドバイスもできる。
【日本サッカーのレベルアップのために気付いたこと】
コーチ時代から欧州での生活も7年。日本サッカーのレベルアップに繋がる重要なことに気付いたとか。ほとんど欧州を回ると、どこの国に行っても選手の誰かがいる。ドイツの5部まで含めたら大変な事になる。5部でも施設、試合内容、観客もびっくりするくらいに立派。3部で立派なプロという認識。そういうところでプロを目指している選手もいれば、そういうところで指導者を目指す人もいっぱいいる。海外に出ているサッカー人はこんなにいるんだという事が改めてわかったし、そういう人は個人で情報の無い中で頑張っているから、サッカー人同士でコミュニケーションが取れるようなネットワークがあれば、いろいろな問題点やポジティブな面も情報共有できる利点もあるのかもしれない。
7年やっているが、「今やっていることが7年必要だったのか」と考えた時に、次の人が要らない時間を過ごさなくていいとも考えている。
【7年間世界の第一線に身を置き続けてきたからこそ痛感した厳しい現実】
日本人はサッカーを考える上で、欧州が凄く近くなっている。一方で欧州の人がJリーグの事を知っているかといったら、思っていたより知らなかった。イニエスタが来ているから日本を知っているとか、アイコンになる選手を追うから、その先のJリーグがある。しかし、J1鹿島がクラブW杯でレアル・マドリードと対戦した時には、自分のサッカー仲間が鹿島のことを質問してきて、柴崎の名前が出てきたりしてうれしかった。Jリーグの名前を世界に知らしめるためには、クラブレベルで世界相手に爪痕を残す必要がある。
【国際経験のある監督の必要性】
海外移籍は選手だけではない。選手は50人近く欧州でプレーしているが、日本の指導者も海外に出て活躍する時代に入ってきた。日本の指導者のレベルは決して低くないし、もっと評価されるべき。Jリーグで結果を残した監督は次のステップはアジア・ヨーロッパ。アジアでは実現しているが、欧州ではライセンスの問題もあり、未だゼロ。W杯で頂点に立つという大きな目標に向かうには、国際経験のある監督が必要になる。ACLは必ずJリーグのクラブがチャンピオンになって欲しい。クラブW杯に出て、メガクラブと決勝を戦って、自分達の力を証明して次のステップを踏む。欧州でチャンピオンズリーグを追う中で、この景色の中で日本人・アジア人の監督が立つ日が来たらどれだけ嬉しいのかな。
【あらゆる面で世界と肩を並べるために必要なこと】
利益が出た分が、またスポーツに還元されるサイクルが本当にわかりやすい。本当にスポーツ文化、サッカー文化を高めようと思ったら、環境を整えないと人は育たない。欧州を知る藤田が提言する、世界との差を埋めるための方法。
①サッカーカレンダーを世界基準に
②サッカーをもっとビジネスに活用しろ!
欧州のスタジアムには基本的にラウンジがあり、試合の前後1時間でビジネスの話ができて、そこで接点があれば、自分のビジネスに広がって、利益が出た分がスポーツに還元されるサイクルがわかりやすい。
③歴史をもっとリスペクトせよ!
クラブハウスの部屋に歴代のレジェンドの名前を付ける。事実、欧州のスタジアムを見ても、至るところにレジェンドに対するリスペクトが見て取れる。写真はたくさん残しておくべき。歴史を繋いでいくと、サッカーの価値が上がり、サッカー文化が根付く。スポーツ人だけでなく、社会の皆がスポーツを大事にする時代を迎えたい。
世界に追いつくためには日本のサッカー界もスピードアップすべき。Jリーグは27年やって相当レベルアップしたが、欧州や世界もそれなりに上がっているので、なかなかその距離が縮まっていないのも現実。もしかしたら離れたのかもしれない。
上の3つの提言の中にいわゆる「秋春制」が出てきます。説明は少し省略させていただきました。これは田嶋ジャパンが昔から主張していた事で、世界を飛び回るポストの人にはどうしても映る点なのかもしれませんが、古くからのJリーグサポである当ブログは反対。村井チェアマンも反対です。WEリーグがこの秋から導入されますが、さぁどういう事になるのか。地元岡山の湯郷ベルや吉備国大シャルムが所属するなでしこリーグ2部は春秋制のまま運営される模様。1部と2部でカレンダーが違う、それはどういう化学反応が起こるのかしっかり見させていただきます。
海外組での人的ネットワーク作り、今後どうしても出てくるキーワードだと思います。すでにSNS等でいくらかやっているとは思います。日本語でしゃべりたいというのは、Club houseを使っていたらよくわかります。乾選手、伊藤選手など海外組が時々顔を覗けます。結構多く、昨日は元鹿島の鈴木選手が来ていました。欧州にいながら日本にいるかのように茶話会ができる事は楽しいのでしょうね。今後もSNSでネットワーク作りが進む事でしょう。
世界を知る日本人の日本代表監督。欧州にはライセンスの壁があるので、簡単にはいかないでしょうが、現在のように多くの日本人選手が各国リーグで活躍する時代に入ると、そのライセンスの壁も取り払われるのではないでしょうか。
当ブログではかなり昔から、指導者の海外組の待望論を出してきました。当時は中田ヒデ氏が最も望ましいと思っていました。その後は藤田氏がいいなぁと思っていましたが、田嶋ジャパンに組み込まれていました。
番組でも名前が出ましたが、長谷部選手とかいいですね。と書いていたら昨日晩にInstagramで、「長谷部選手に聞いてみたいことを大募集」という番組アンケートが登場しました。当ブログはすかさず「指導者の欧州組になってもらって、日本代表で世界を知る日本人監督になる気はありませんか?」と投稿しておきました。3月の放送だそうですが、前の時のように読まれたらいいなぁと思っています。藤田強化部員さん、これからも頑張って欲しいと思います。あと、地上波のサッカー番組冬の時代、唯一の地上波のサッカー番組となるので今後も頑張って欲しいです。
テレビ東京「FOOT×BRAIN」公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/footbrain/
〃 該当ページ:https://www.tv-tokyo.co.jp/footbrain/lineup/20210206.html
リスペクトコラムです。
今日夜J1リーグが開幕しました。フライデーナイトJリーグという事で、川崎対マリノス戦の1試合。古いJリーグサポとしては、趣深くDAZNで少し見させていただきました。川崎対横浜というカードは実は'93年リーグ開幕戦と同じカード。読売ヴェルディ(その後ヴェルディ川崎)対横浜マリノス(その後横浜F.マリノス)という2強の対戦。そして今日は現在の2強の対戦でした。'93年の時はマリノスさんが勝ちましたが、今回は川崎さんが2-0と快勝。今季も強そうです。
今季の台風の目は清水さん。監督や選手などハンパない補強をして、目を離せない存在。そんな清水さんのいい情報が報道されました。さすが、J1にふさわしいクラブだと感心させられる事例でした。
【清水ユニホームに「不思議のカンボジア王国」ロゴ】
「サッカーJ1清水エスパルスと、スポンサーを務める化学メーカーのタイカが22日、都内で会見し、今季のユニホームに、カンボジアの観光業界を応援するロゴ「Cambodia Kingdom of Wonder(不思議のカンボジア王国)」を入れると発表した。
Jリーグによると、ユニホームに他国の国名が掲載されるのは初めて。カンボジアで工場を運営している同社の鈴木大登社長は「コロナでカンボジアの観光は大きな影響を受けた。微力ながらお役に立てれば」と思いを語った。清水と協力し、現地の子供たちへのボール、スパイクの寄贈や、サッカークリニックを行う計画もあるという。」
引用:日刊スポーツ
ショーツ(パンツ)スポンサーにカンボジアのロゴですか、斬新ですね。ユニセフなど社会奉仕の組織・団体名が取り入れられるのは過去にもJ1クラブでありますが、国名というのは今まで無かったですね。例えると、欧州チャンピオンズリーグに出てくるメガクラブのパンツに日本国旗が入っているようなもの。極めて異例ですね。このタイカさんも自社のロゴではなく、カンボジアをPRするロゴを掲出するというのは素晴らしい事。清水さんの公式HPにしっかり情報が載っていました。
【ー清水エスパルスユニフォームにカンボジアへの応援メッセージを掲出ー 株式会社タイカ オフィシャルトップパートナー契約締結】
「エスパルスは、株式会社タイカとオフィシャルトップパートナー契約を締結し、新たにユニフォームショーツに広告を掲出することになり、2月22日に契約締結式を執り行いましたので、下記の通りお知らせいたします。今回の契約により、エスパルスのユニフォームショーツ広告に、『地域貢献』と同時に、『国際社会への貢献』も兼ね備える活動として、株式会社タイカが事業展開をしているカンボジアへの応援メッセージを掲出いたします。カンボジア政府公認でのJクラブのユニフォームへの表記は、初めての取り組みとなります。
契約内容 オフィシャルトップパートナー 『トップチーム・ユニフォームショーツ・前面』」
「広告掲出の背景
株式会社タイカは、2012年カンボジアのプノンペン経済特区に現地法人を設立して以来、雇用の創出や従業員の生活環境整備、人材育成など地域社会に貢献すると同時に、フットサルコートや筆記用具の寄贈をはじめ、ボルダリング大会の協賛などを通して、カンボジア経済の持続的成長に寄与してきました。
今回、エスパルスへの協賛という『地域貢献』と同時に、事業展開しているカンボジアの応援という『国際社会への貢献』も兼ね備え、また観光立国を目指すカンボジアの振興政策の一翼を担う活動として、今回を機に、『カンボジアと日本の架け橋』になればと強い思いで、応援ロゴを掲載することとなりました。
今後の具体的な取り組み
1.エスパルスユニフォームショーツ前面へのカンボジア応援ロゴ掲出
2.タイカとエスパルスとの共同事業として、カンボジアへのサッカーボールまたはスパイクを寄付
3.タイカとエスパルスとの共同事業として、カンボジア現地でサッカークリニック開催 (コロナウイルス終息後)
4.タイカ冠協賛エスパルスホームゲームでのカンボジア向け企画実施
5.その他、カンボジア振興に向けた事業」
「もともと我々は、1948年静岡県清水市で創業しましたが、地域社会への貢献という企業理念の下に5年前から清水エスパルスとのパートナー契約を締結しております。弊社の地域社会の活性化と国際社会への貢献という二つの理念を両立させ、ユニフォームへのカンボジア応援ロゴの掲載を決定いたしました。
きっかけは、昨年4月のカンボジア王国との意見交換の内容を拝見し、コロナの影響でカンボジアの観光客が激減し、観光業に従事する多くの企業が窮地に陥っている、また多くの失業者が出ていることを耳にしました。」
引用:J1清水公式HP
内容を読むと、その付加価値の高さがよくわかります。タイカさんだけでなく、クラブも一緒になってカンボジアの支援をされています。「地域貢献」と同時に、「国際社会への貢献」も兼ね備える活動というのが素晴らしい。中には商業活動やスポンサー対応に偏重しているような印象があるところもある中、清水さんは地域貢献と同時に国際社会への貢献活動をされています。外国人選手を登録して、SNSでの情報発信に期待するパターンとは全然違いますね。
きっかけは、カンボジア政府との意見交換があり、コロナ禍で観光客が激減し、観光業に従事する多くの企業が窮地に陥り、多くの失業者が出ていることを耳にして、今回の事業に踏み出したとか。
カンボジアといえば、本田代表監督。まだ退任していない様子なので、またW杯予選等で見る事があるでしょう。昔から日本とは何かしらの関係があるようですが、クラブ単位で支援が始まるという事で期待しています。
J1清水関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200811
〃 ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180719
〃 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180517
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161124
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161111
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151021
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140214
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120122
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100715
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090707
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081020
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers
リスペクトコラムです。
先週21日に閉幕したテニスの全豪オープンで、大坂なおみ選手が2回目の優勝を飾りました。おめでとうございます。夜中に時々NHKの中継を観ていました。今大会は強かったし、落ち着いていました。感情を出してラケットに当たったりする不安定な昔の様子からすっかり覚醒しましたね。とにかく世界4大大会で日本人選手が何度も優勝カップを掲げるシーンは本当に感動できます。
以前の記事でビデオ判定ではなく、自動判定が採用されていると聞き、ずっと試合中継を注目していましたが、そういうジャッジで揺れるシーンはほとんど見られなかったですね。つまり、審判で疑問が生まれる事はもう時代遅れになっていっているという事。やっとVARが導入されるサッカーとは大違いです。ドラマ性が失われる? もう太古のアナログ時代の死語なのかもしれません。
【全豪V大坂なおみ「技術の“引き出し”増えて別人に」】
「大坂は、全米を制して初めて四大大会の頂点に立った2018年夏とは、心身とも、まったくの「別人」になっている。技術ではショット、サーブともに“引き出し”が格段に増えている。ハードコートでの強さは絶対的で、「今の彼女を、一体だれが倒せるの?」というほどの安定感と迫力を感じる。
成長を感じたプレーの一つが、バックハンドから繰り出したアングルショットだった。角度をつけて相手コートの浅い位置にコントロールする返球は、強打を警戒してコート深めに位置を取る相手の裏をかいていた。長い距離を走らせ、体勢やプレーのリズムを崩していた。流れを渡したくないときの「新技」になった。
サーブのバリエーションも増えた。もともとミス覚悟で時速180キロ台に達する弾丸サーブが持ち味だった。今大会は、相手コートで高く弾ませたり、外に逃がしたり、体の中心に打ち込んだり、と多彩な球筋でピンチを切り抜けていた。大坂は高速サーブ頼みから脱することで、追いかけてくるライバルを引き離した。
体力面も進化した。腕や腹部が一回り大きくなっていた。体つきに変化を感じた人も多いだろう。データ分析のスペシャリストとして知られるウィム・フィセッテ・コーチとともに着手した肉体改造が、一つ一つの好プレーを支えている。」
引用:産経新聞
3年前とは別人で、引き出しが増えているというのは面白い表現ですね。大坂選手はハードコートに強いようです。4大大会はオムニコート、赤土コート、そしてハードコートと別れますが、得意だからこそ優勝できたのか。確かに体が一回り大きくなっていましたね。だいぶ肉体改造を行ったのか。
今大会の中継を観ていて、ふと思ったのが他の世界ランク上位選手が余り見かけなかった事。決勝の相手のブレイディ選手も世界ランク25位。ベスト4の2選手も世界ランクが2ケタだった覚えがあります。4大大会の4強対決なら、世界ランク1位2位対決とか上位同士の対決が面白いのですが、ちょっと意外な展開。大坂選手が決勝進出して、その相手が25位と聞いてこれは十分勝てると思ったので。
【大坂なおみは「F1の性能」 昨年から指導の中村トレーナー】
「(中村豊トレーナーは)昨年6月、大坂を支えるチームの一員となり、全米、全豪と四大大会2連勝。パワーとスピードを兼ね備えた才能は、さらに飛躍できると確信している。
昨年9月の全米優勝後も、「ポテンシャルがあるので、同じことの繰り返しではなく、進化を求めてやってきた」。コロナ禍の中、ともに過ごす時間が長く、お互いを深く理解できたそうだ。大坂はオンとオフの切り替えがはっきりしており、それに合わせた接し方をして、トレーニング効果を高められるように工夫した。
大坂は2018年全米での四大大会初制覇後もフィジカル強化に励み、動くスピードやボールへの反応速度が著しく向上した。今ではさらに、「動きの安定性」を鍛え、ドロップショットなどに追い付くだけでなく、そこから体重の乗った強い球で切り返せるようになった。
中村さんは「やれることがどんどん増えている半面、まだまだ足りない部分もある。彼女はトレーナーにとってすごい宝」。クレーコートで行われる全仏オープンや芝のウィンブルドンではまだ3回戦止まりだが、伸びしろはあると見ている。
マリア・シャラポワ(ロシア)の専属トレーナーとして12年の全仏初優勝に貢献した実績があり、スライディングしながら打つクレーコート特有のフットワークの強化にも方法論を持つ。重心を低くする必要がある芝のコートに適応するための練習についても同様だ。」
引用:時事通信
やはりコーチの存在が大きいのでしょうね。まぁ恋人の存在も大きいのでしょうが。3年前に優勝してからコーチが退任し、お父さんがコーチになったりとかして不安定が時期が続きました。そのまま世界ランクも下降しました。
一昨年の暮れにフィテッセコーチが着きましたが、それまで全豪2回、全英1回、全米1回の優勝選手を生んでおり、十分な実績を引っ提げて大坂選手のコーチに就いた訳ですね。海千山千のベテランコーチが就いて、大坂選手も落ち着きを取り戻せたのかな。
4大大会ではこれから夏に向けて全仏、全英(ウィンブルドン)が続きます。大坂選手もウィンブルドンで優勝して初めて世界的一流プレーヤーの仲間入りができると思います。苦手かもしれないオムニコートですが、頑張って欲しいです。
そして、個人的に憂いているのが巷ですっかりしぼんだままのテニスブームです。その昔は岡山での休日の余暇はテニスが大きなウェイトを占めていました。スポーツ観戦というのが無かった訳ですから。「テニスの王子様」ブームまでですかね。その後、いくつかのテニススクールやクラブがクローズしてしまい、テニス人口も随分と減少したと思います。錦織選手が頑張っても、大坂選手が全米オープンで初優勝してもテニスブームは来なかったのかな。今回の全豪オープン優勝でも、巷ではそれほど影響が無いかもしれません。岡山のトップチームがテニスチームやテニス教室に手を付けるのもいいかもしれません。レッズランドの域に期待するのは酷かもしれませんが。
テニス関連⑪(大坂選手③):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200914
〃 ⑩(望月選手):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190727
〃 ⑨(大坂選手②):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180910
〃 ⑧(大坂選手①):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180321
〃 ⑦(伊達選手):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170914
〃 ⑥(錦織選手):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140911
〃 ⑤(岡山総合グラウンド):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070304
〃 ④(ZIPアリーナ):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070226
〃 ③(テニスの日):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060923
〃 ②(岡山国体):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051027
〃 ①(岡山国体):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051023
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers
リスペクトコラムです。
今回はClub houseネタです。何となくClub houseを聴いていて、「エリートリーグが今季は開催」という情報を耳にし、どんな大会だっけとリスペクトする事にしました。そういえば前々期に地元岡山でもそういう若手の大会があったなと。まずは浦和さんのニュースです。
【浦和 今季から新設「エリートリーグ」参戦を正式表明、若手も積極強化】
「浦和が今季から新設される「エリートリーグ」に参戦することが17日、分かった。Jリーグが若手の育成や強化を目的に新設するリーグで地域ごとグループ分けし、ホーム&アウェーのリーグ戦を戦う。」
エリートリーグでは毎試合21歳以下の選手を3人以上エントリーし、アカデミーや練習生の出場も可能となる。当初、開幕予定だった昨季はコロナ禍の影響を受けて中止となった。関係者によれば既に10~12クラブが参戦する予定という。」
引用:スポニチ
昨季2月にJリーグから発表された内容では、東日本から4クラブ、関西、中四国、九州(沖縄含む)で各6クラブの22クラブが参加して開催し、3月から地域別にH&A方式のリーグ戦を開催。各々につき21歳以下の選手を3人以上の登録が義務。またJリーグから承諾を得た練習生・アカデミー(ユースなど)の選手もエントリーできるそうです。
しかし、昨季のコロナ禍で財務上の影響の問題、またトップチームが出場する公式戦(J1~J3リーグ及びルヴァン杯)の開催中断により、日程調整や出場チームの編成が難しくなり、昨季の開催は取りやめになっています。それが今季復活するようです。10から12クラブが参加予定とか。それに伴ってか、J3のU-23チームは今季から撤退しています。
ちなみに控え選手によるリーグ戦としては、'93年から'09年及び'16年と'17年に開催されたJサテライトリーグがありましたが、'18年から'19年にJサテライトリーグとは別の大会としてJリーグ育成マッチデーが開催されました。'18年は札幌、横浜C、岡山、広島、山口の6チーム、'19年は鳥取、岡山、広島、山口、徳島、愛媛の6チームが参加していました(そういえば前々年には政田にそういう試合をやっていましたね)。
中四国チームは熱心に見えますが、確か他の地域と比べて練習相手を見つけにくいから、こういう取り組みに積極的参加する傾向があると聞いた事があります。あと、地元岡山にはかつてファジアーノネクストというサテライトチームがありましたね。年齢制限は無かったですが。
この育成リーグは試合数や23歳以下の出場時間などに応じて数値化した合計ポイントで順位を決め、順位に応じてJリーグから「育成奨励金」が支払われましたが、練習試合と変わらない状況で真剣勝負の場にならず廃止された経緯があります。その後の'19年9月の記事でJ育成リーグの事を書いていました。さて、今回のエリートリーグはどうなのか。
Jクラブセカンドチーム関連⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190918
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160211
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151216
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151119
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151112
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151007
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150911
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121124
リスペクトコラムです。
先週の20日(土)に、J1リーグ開幕より一足先にゼロックススーパー杯が開催され、J1・天皇杯王者の川崎さんと、J1で2位のガンバさんが対戦しました。2020年シーズンで3回対戦し、川崎さんの3勝。ガンバさんは4敗目はできないと立ち向かった訳でした。留守録でしたが、生中継感覚で帰宅して観ました。今回は緊急事態宣言下での大規模イベントの入場制限に沿った来場者数。50%で5千人にいかない数字の埼スタだったようですが、画面を見る限りコロナ禍での安心安全ないい光景だったように見えました。ルヴァン決勝とは大違いです。
地元岡山辛みの選手が出てましたね。まずは矢島選手。1点目を取りました。そして塚川選手。途中交代で登場。後半ロスタイムで頭がぶつかり、脳震盪による追加交代の初適用選手となりました。2人とも、やべスタでも元気な姿を観ました。
試合は三苫選手の活躍で2ー0となり、やっぱ今季も川崎さん強しと思わせる展開でしたが、後半ガンバさんが追いつき、これはいけるかもと思わせるところでロスタイムに入る。確かゼロックス杯は過去はPK戦が多かったと聞いたと思いますが、ロスタイムに小林選手が劇的弾を決めました。やはり今季も川崎さんのものかな。
【川崎フロンターレ、劇的初タイトル(1) “思わぬ苦戦”の理由】
「今季初となる公式戦のスターティングメンバーは、昨季から大きく変更はなかった。アンカーにジョアン・シミッチが入った他は、目新しさはない。旗手怜央が左サイドバックを務めたものの、それも昨季の天皇杯からの継続である。昨季のリーグベストイレブンに9人もの選手が選ばれたのだからそれも当然かもしれないが、その9人のうち7人が試合開始時点でピッチに立った。」
「守田英正の穴を早い段階で埋める必要には迫られていた。昨季、アンカーとして絶対的な地位を確立した守田だったが、ポルトガルリーグに移籍。そのため、この富士ゼロックス・スーパーカップは新たなアンカーを迎えての試金石の意味もあった。この懸念点であるアンカーに入ったのが、先述したジョアン・シミッチだった。名古屋から移籍してきたブラジル人MFはボールを保持し、ちらし、そして、奪うという作業を高いレベルでこなしてみせた。川崎が序盤からボールを保持し、チャンスを作ったのは、シミッチがチームに融合していることを意味していた。」
「流れの中で、そしてセットプレーでチャンスを作り続け、前半だけで2得点。昨年、鮮烈デビューをした三笘薫が、その勢いのままにゴールを重ねた。リーグ優勝を決めた昨年11月のG大阪戦(5-0)のようにさらにゴールを積み上げるかと思われたが、ここから思わぬ苦戦を強いられた。後半に入ると流れを渡してしまい、失点を2度も重ねてしまう。昨年3度戦って無失点だった相手に2点差をつけながら同点に持ち込まれてしまったのだ。」
引用:サッカー批評Web
【川崎フロンターレ、劇的初タイトル(2) 可能性を秘めた“新戦力の融合”】
「シミッチに代わってアンカーに入った塚川孝輝が、アクシデントで途中交代。その代わりにアンカーに入った田中碧から、レンタル復帰した遠野大弥に縦パス。その遠野が小林に出したスルーパスが、アシストになったのだ。
シミッチは出場した64分間で安定したプレーを披露し、塚川も落ち着いたボールのつなぎを見せた。また両者ともに高身長を生かし、中盤における空中戦でも優位性を保持した。また、J2福岡に武者修行に出ていた遠野は、レンタル先で得た実戦機会が川崎に貢献できることを証明した。
さらに、大卒ルーキーの橘田健人は64分にピッチに立つとファーストタッチでダブルタッチを見せる強心臓ぶりを見せ、出場時間を通して積極的なプレーを披露した。昨年、三笘と旗手怜央が大卒ルーキー離れした活躍を再現してくれそうな予感を感じさせた。
川崎の今年の補強はややおとなしいように見えたが、新戦力の期待値はとても高く、そして、早い段階で融合しそうな期待感もある。“1試合3得点”を掲げる川崎の本気度は、このスカウティング能力にも表れている。」
引用:サッカー批評Web
【G大阪、今季を占う初戦(2)同点後に“分断”したチーム】
「G大阪はこの試合で、4-3-3のシステムを披露した。昨季は序盤こそ3バックと4バックを併用したが、終盤は4-4-2で固定。粘り強い戦いで僅差をものにしてリーグ2位という好結果を得た。
4-3-3を導入したのは、リーグ2位のチームとしては寂しい得点力を改善するためのものだった。“好結果”と“優勝”の間にあるものを埋めるため、宮本恒靖監督はキャンプで新システムに挑戦した。この4-3-3は因縁の相手である川崎フロンターレと同じシステムでもある。リーグ優勝と天皇杯優勝という“2つの優勝”を目の前で見せつけられた相手のシステムに、トライしたのだ。」
引用:サッカー批評Web
ガンバさんは今季は新システムなんですね。しかも最近変更した川崎さんと同じシステム。ガンバさんも宮本監督は就任当初は結果を出せなかったですが、昨季は2位と強くなってきました。この大会の優勝チームは、どの大会に出られるとかそういうメリットは無いですが、シーズン開幕を知らせる大事な試合。聞いた話では今季の審判ジャッジも、この大会がスタンダードと見られるそうで、JクラブもJリーガーも注目の試合だったようです。
そして、この日は兄弟での優勝となったようです。大会の前座で「NEXT GENERATION MATCH」が開催され、川崎フロンターレU-18対日本高校サッカー選抜の試合があったようです。昨季のJ1王者の下部組織である川崎Uー18が、高校サッカー全国大会の選抜チームで対戦し、2-1で勝ったようです。
今回は上限5千人で、この週末のJリーグの試合でも引き続き制限が継続されますが、今日の報道で3月7日で首都圏も宣言が解除されるかもしれないとの事。ただ、知事さん達は疑問を呈しているとか。個人的にはどうせ年度替わりの3月後半から4月にかけて第4波が来るのにと思っています。ちょうど1年前と同じように。人数制限もいいが、個人的には1席空けを2席空けにして社会的距離を広げて欲しいですね。
川崎さんは記事下にあるアーカイブの数を見ればわかるとおり、当ブログにとって付加価値最上級の存在。成績もそうですが、地域・社会貢献活動でもJリーグを引っ張っていって欲しいです。
J1川崎関連:102|101|100|99|98|97|96|95|94|93|92|91|90|89|88|87|86|85|84|83|82|81|80|79|78|77|76|75|74|73|72|71|70|69|68|67|66|65|64|63|62|61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|㊿|㊾|㊽|㊼|㊻|㊺|㊹|㊸|㊷|㊶|㊵|㊴|㊳|㊲|㊱|㉟|㉞|㉝|㉜|㉛|㉚|㉙|㉘|㉗|㉖|㉕|㉔|㉓|㉒|㉑|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers
リスペクトコラムです。
少し遅いタイミングとなりましたが、やべスタのデジっちを待っていました。やはりデジっちを観ると、素顔の選手がわかっていいやと。DAZNさん、ありがとうございます。ぜひスパサカも土曜夜にやって欲しいっす。大勢入団した昨季と比べて小粒な補強となりました。昨季の戦力が良かったというのもありますが、ルヴァン杯決勝が1月4日までずれ込んだ事もあるでしょう。
今回の印象はFWの選手がいない点、GKが多い点です。オルンガ選手がいなくなって巷では心配されているようですが、当ブログは全く心配していません。むしろ攻撃力が違った意味で増すのではないかと思っています。昨季はとにかくオルンガ選手頼みのプレーで、本来ならばストライカーであるクリス選手もパサーが多かったです。クリス選手が前ではなく2列目でパサーを演じていたのは、前々季のJ2時代の序盤で低迷していた時期。1列目に戻ってから得点力がグッと上がりました。今季は呉屋選手との2トップで破壊力を増すのではないでしょうか。
次にGK。同じく航輔選手が海外移籍し、南~菅野~中村と日本人GKで続いて来た流れが、スンギュ選手で一度止まりましたが、今回、滝本選手の控えとして、佐々木、松本、近野とユース出身(滝本選手もそう)の3選手が加わりました。GK5人制です。佐々木、近野選手は在学中で航輔選手の21番を受け継ぐのは佐々木選手。という事で選手紹介ですが、今回も一部やべスタの画像を使わせていただきました。
写真は左から佐々木 雅士選手、椎橋 慧也選手、イッペイ シノズカ選手、大嶽 拓馬選手
【新加入選手一覧】
・ドッジ(ドグラス・モレイラ・ファグンデス)選手(MF:№.22):https://www.reysol.co.jp/team/players/2021/22.php
■ポジション:MF ■身長・体重:169cm・67kg ■生年月日:1996年4月17日(24歳)
■国籍:ブラジル ■経歴:クリシューマ(ブラジル)-フルミネンセ(ブラジル)
・アンジェロッティ選手(MF:№.29):https://www.reysol.co.jp/team/players/2021/29.php
■身長・体重: 185cm・79kg ■生年月日: 1998年4月27日(22歳) ■国籍: ブラジル
■経歴:レッドブル・ブラジル(ブラジル)-FCリーフェリング(オーストリア)-レッドブル・ブラジル(ブラジル)-イトゥアーノ(ブラジル)-レッドブル・ブラガンチーノ(ブラジル)
・椎橋 慧也選手(MF:№.26):https://www.reysol.co.jp/team/players/2021/26.php
■身長・体重:178cm・70kg ■生年月日:1997年6月20日(23歳) ■出身地:千葉県
■経歴:咲が丘SC-八木が谷中-市立船橋高-'16ベガルタ仙台
・イッペイ シノズカ選手(MF:№.31):https://www.reysol.co.jp/team/players/2021/31.php
■身長・体重:177cm・67kg ■生年月日:1995年3月20日(25歳) ■出身地:千葉県
■経歴:我孫子隼SC-カナリーニョFC-アカデミア・チェルターノバ・モスクワ(ロシア)-FCスパルタク・モスクワⅡ(ロシア)-'17/8横浜F・マリノス-'19/7大宮アルディージャ
・上島 拓巳手(DF:№.44):https://www.reysol.co.jp/team/players/2021/44.php
■身長・体重: 185cm・80kg ■生年月日: 1997年2月5日(23歳) ■出身地: 千葉県
■経歴:ユーカリが丘サッカークラブ-柏レイソルU-12-柏レイソルU-15-
柏レイソルU-18(柏日体高・現日本体育大柏高)-中央大('18/8柏レイソル[特別指定選手])- '19柏レイソル-'20アビスパ福岡(期限付き)
・松本 健太郎手(GK:№.46):https://www.reysoel.co.jp/team/players/2021/46.php
■身長・体重:185cm・81kg ■生年月日:1997年5月4日(23歳) ■出身地:千葉県
■経歴:柏イーグルスTOR'82-柏レイソルU-15 -柏レイソルU-18(千葉県立柏中央高)-東洋大('19/8柏レイソル特別指定選手) -'20柏レイソル-'20/7大宮アルディージャ(育成型期限付き)
・佐々木 雅士選手(GK:№.21):https://www.reysol.co.jp/team/players/2021/21.php
■身長・体重:185cm・79kg ■生年月日:2002年5月1日(18歳) ■出身地:千葉県
■経歴:常盤平少年SC-柏レイソルU-12-柏レイソルU-15-柏レイソルU-18(日本体育大柏高在学中、柏レイソルトップチーム登録)
■代表歴など: U-15、U-16、U-17、U-18日本代表
・大嶽 拓馬選手(DF:№.38):https://www.reysol.co.jp/team/players/2021/38.php
■身長・体重:172cm・68kg ■生年月日:2002年8月8日(18歳) ■出身地:茨城県
■経歴: FC石岡-柏レイソルU-15-柏レイソルU-18(日本体育大柏高在学中、柏レイソルトップチーム登録)
・田中 隼人選手(DF:№.47):https://www.reysol.co.jp/news/topteam/033861.html
■身長・体重:188cm・80kg ■生年月日:2003年11月1日(16歳) ■出身地:千葉県
■経歴:ミナトSC-柏レイソルU-15-柏レイソルU-18(日本体育大柏高在学中)
・近野 勝大選手(GK №48):https://www.reysol.co.jp/news/topteam/033862.html
■身長・体重:189cm・78kg ■生年月日:2003年8月7日(17歳) ■出身地: 埼玉県
■経歴:ヴァロールSCイースト-柏レイソルU-15-柏レイソルU-18(日本体育大柏高在学中)
新しいブラジル人選手、特にドッジ選手は発表当時ざわつきました。若手の大物ブラジル人選手だと思います。柏はネル監督のネットワークで本当にいい若いブラジル人選手を獲ってきます。柏を退団して覚醒する選手多いです。F東さんのディエゴ・オリベイラ選手、広島さんに行ったジュニオール・サントス選手、鳥栖さんに行ったエドゥアルド選手、福岡さんから町田さんへ行くドゥドゥ選手など。今季も怪我から復帰のサヴィオ選手、ヒシャルジソン選手に期待。あと、GKのスンギュ選手も安定感増すでしょう。ちょっと個人的に気になるのが、FWが補強できなかった事。あと、昨季は失点癖がよく出ましたが、DFが上島選手くらいで余り補強できていなかった事ですかね。
やべスタですが、今季はフルバージョンはまだ見当たりません。柏も最終週に出てきました。期待のドッジ選手とアンジェロッティ選手はまだ入国できてなくて、ZOOM画像っぽかったです。マスクのような濃いヒゲでいきなりいじられた松本選手、いい味出していました。瀬川選手もすっかりやべスタのフィット感が更に増してきましたね(もうClub houseやんないのかな)。クリス選手は相変わらずコワキャラ(笑)。当ブログは昔から大好きな選手(真面目だが、サポーターの前で自分チャントのヒゲダンスを踊る)です。そしてタニ主将。年齢(今年37歳でレイソル歴25年)でいじられていました。今季の新加入選手、一発芸多かったですね。
そして元岡山の仲間選手。デジっち2年目です。「今コロナで体動かせてない人が多いので、エクササイズ見せてください」「誰でもできるやつね」という振りに、逆立ちを見せると「いやいやいや・・・誰もできない・・・」という突っ込み(笑)。そのままひょいっと飛び跳ねる前転を見せてくれました。柏のデジっちでは、こういうエクササイズキャラが定着しつつあります。
昨季は最初は「普通に予想してルヴァン要員」と書いていましたが、どっこいルヴァン控え(リーグレギュラー)でまあまあ活躍でした。「何年かしたらまた岡山に出戻らないように」と書いていましたが、当分大丈夫という印象。オルンガ選手が抜けて、出番もまた増えるかもしれません。露出も多く期待多しです。あとは早くコロナが終息して、柏サポにチャントを作ってもらう事ですか。また機会があれば、日立台で練習観たり、サインもらったりしたいものです。
あと、黄色いチームのこの時期といえば「柏戦記」ですね。これを見ると、昨シーズンが本当に終わったという感じがします。今回は試合というよりはコロナと戦った戦記のような印象。その象徴が「鬼滅の刃」のテーマ。BGMkら演出から鬼滅一色。やっぱ作り方上手いですね。クラブも含めて過去にはいろいろあり、それも個人的にはドラマ性を感じていると書きましたが、昨季にチームがクラスターになり、ルヴァン決勝が延期になった時はまた違ったドラマを感じました。まだコロナ禍は続きますが、全集中でコロナと対戦相手を切り裂いていただきたいです。
サポーターだけでなく、地域に根差した公共財となっているクラブも、親企業のある市民クラブとして付加価値が高いと思っています。さぁ、今季は2回目のJ1昇格即優勝を狙っていきましょう。
柏戦記2020:https://youtu.be/G1RrJiWXEww
柏レイソルのゴール裏:http://www.hitachidai.net/
あと最近、水沼氏がやってる「蹴球メガネーズ」というYouTube番組を時々観ています。最初の頃の村井チェアマンの回はインパクトありました。「サッカー関係の方いらっしゃい」が面白いです。また記事にできたらと思っています。その中で「2021Jリーグ J1 20チームを語ろう どうなの?!柏レイソル」を観ました。内容は観てみて下さい。そんな感じでいよいよ次の土曜日チーム開幕です。早速ヤンマースタジアムですが、前に行ったなぁ。
蹴球ネガネーズ「今季の柏レイソル どうなの?!」:https://www.youtube.com/watch?v=TbEilyoKtbU&t=230s
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ボランティアレポです。
今日11時からオンライン(ZOOM)で、ファジアーノサポートスタッフ(FSS)の説明会が開催されました。本来ならば新規登録者向けなのでしょうが、毎回レギュラーメンバーも参加OKになります。当ブログも・・・長いすねぇ。一番最初に説明会に参加した時は覚えていません。たぶん某後援会青年部と一緒にOSS委員会で運営していたJFLに上がった年か、法人化してFVS(旧組織名)が結成されたJ2の1年目の時か。ちなみにボラ自体の参加は法人化前の2005年から。あとはボラ説明会については、節目の時に顔を出しています。前に顔を出したのは政田で初めて開催された時(だいぶ前)。
コロナ禍の時代はやはり非対面のスタイル。昨年暮れのトライフープのボランティア説明会もZOOMでした。ZOOM自体は仕事でもプライベートでもある程度活用済みで、ある程度慣れております。背景や音声のチェックをして開始時間前にカメラをオフ(最初の頃は顔出しでしたが、技を覚えました)にして入室。レコーディングしていました。
入ってみると開始時は17人(他にフロント2名)くらいでしたが、最後は28人くらいになっていました。ただ、1人1人名前を参加メンバーをチェックしていきましたが、やはり新規メンバーはそれほどいなかったかな。まぁいつもこんな感じなのでしょうが。
フロントでFSS担当の青氏が運営。まずはボランティアリーダーを代表してT氏が開会挨拶。その後青氏より全体説明。活動場所や活動内容についても説明。その後、お母さんと参加しているWさんより、場所ごとの主な業務について説明。そして、ボランティア体験談を参加3年目の2人のメンバーからそれぞれ説明。まずはT氏。背景がCスタになっていてうらやましく思う(当ブログではいまだに上手くいっていない)。ちょっと音声が小さかったかな。
続いてO氏。何と紙芝居方式。これはアイディアでしたね。その後青氏より、フロント側の担当者(4名)を紹介し、ボランティアメンバーでの幹事役を紹介。窓口担当4名、拡大メンバー6名。うーむ、やはり代表は無しか、もうかれこれ長いな。そして閉会でした。40分で終了。
今回の気付きは以下のとおり。今季もフェイスシールドを使うかもしれないようですが、昨今の報道では不織布マスクと比べて防止効果が低いようなのでどうかなと。昨季は県庁や市役所でのビラ配りにボラの参加は無かった模様。ZOOM参加者の名前を観ていると、学籍番号のような人がいたので今回学生さんもいたのかと。そして、青氏より活動アンケートの話が出る。確か昨季からそういう動きが見られるので、青氏が担当になってからかもしれない。これはいい事です。当ブログでも昔、ボランティア控室にご意見箱を置いたらとアンケート回答した事があり、置かれた時期もありましたが、いつしか消えていたので、これはいい事だと思っています。
あと、チラッと次第で閉会の前に「質疑応答」が見えましたが、時間のためか結局質疑応答はなく終了。特に質問するつもりも無かったですが、やって欲しかったですね。当ブログでもいろいろとZOOM会合に出ていますが、言いっ放しで質疑応答で終了というのは極めて稀。岡山らしさなのかもしれませんが。(そういえば久しぶりにサポカンして欲しいですね。オンラインでもいいから)
そして、そのO氏の話の中で、「#ファジアーノ サポートスタッフ」でSNSをやっているという話を思い出して、急いで探してみる。ツイッターもFBも見当たらなかったですが、Instagramで発見。投稿はO氏ばかりですが、結構内容がいい。「これくらい文章が書けたら、ぜひブログかnoteを」とメールと電話を入れる。我ながらこういうアクションは本当に久しぶり。「noteを研究してみる」との反応ですが、どうでしょうか。楽しみにしてます。当ブログでも今度ハッシュタグでInstagramで投稿してみるとしよう。
あと、土曜日にファジスクエアに行き、シーチケ(シーズンパス)を店頭即時発行してもらいました。スムーズに発行してくれました。特典のピンバッジと応援フラッグもいただきました。フラッグって久しぶりに手にしました。J2に上がった頃は持っていましたが、そういえば最近は何も手にしていなかったなと。いい情報が載っているチラシをもらいました。シーズンパスでもリセールができるとか。てっきり個別購入のチケットだけと思い込んでいたので。でもA席なので実際はなかなかリセールできないかも。A席の売り切れはほとんど無いでしょうから。
ふと思ったのが、昨季あれほど細かくブロックで仕切ってクラブ側が来場者を管理したのは、コロナ禍で万が一来場者で感染者が出た場合の対応のためのはず。たぶんそのブロックの購入者に注意を呼び掛ける目的だったと思いますが、今季はそういう対応を取らなくていいのかと思ってしまいました。このままこのパスでずっと観戦できるかもしれないし、また第4波で1年前のリプレイになるかもしれない。前者である事を祈ります。
J2岡山公式HP「ボランティア」ページ:http://www.fagiano-okayama.com/supporters/volunteer.html
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リスペクトコラムです。
さあ、いよいよ来週の金曜日にJ1リーグ開幕で、一足先に今日ゼロックススーパー杯がありました。その話題は後日。そうでした、今季からJ1でVARが1年遅れで再導入され、一足先に今日の試合で登場しました。コロナ禍の影響があったのか、そういえば昨季は世紀の誤審が無かったですね。いい事です。でも、人間が行うジャッジには常に判断ミスは起こるもので、ビデオ判定はスポーツ界ではすでにスタンダード。サッカー界は遅すぎるくらい。VARに関するコラムを見つけました。
【J1で再導入のVAR、JFAが求める理解とは? 「最小の干渉で、最大の利益を」】
〔今季のJ1では使用を中断したVARが再導入される予定〕
「16日に『2021判定基準(スタンダード)説明会』が行われ、JFA審判委員長である黛俊行氏、審判副委員長・Jリーグ審判デベロプメントシニアマネジャーを務める扇谷健司氏らが出席。プロフェッショナルレフェリー(PR)の面々も数名交えて、今年のレフェリングについて説明があった。
扇谷氏によると、今年もJリーグでは昨年と同様に『激しくて、フェアで、エキサイティングなプレー』を求めていくという。主審には、“乱暴な行為やプレー”に対してしっかりと対応しつつ、“簡単に笛は吹かない”で見極めた判定が求められる。そのうえでJ1では、昨季新型コロナウイルスの影響もあり、使用を中断したビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が再導入される予定となっている。」
〔VARが遡ることができるのは、“攻撃のスピードが上がった地点”まで〕
「一方でVARに関して、“どこまで(プレーを)遡るのか”が大きな話題となっていた。昨年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝で、ヴィッセル神戸の得点がVAR介入の末に取り消されたのは記憶に新しい。これについて扇谷氏は、『“最終的な攻撃がどこからスタートしたか”が重要となってくる』と言及。具体的には、“攻撃のスピードが上がった地点”が基準になるという。得点の際にはこの地点までの確認作業を、主審とVAR側が交信をして必ず確認しており、今後J1での適用時も同じ手順を踏むことになるはずだ。
さらに扇谷氏は、VARでオフサイドを判定する際にフィールド上に引くラインについて注意を促した。J1で採用されるのは『2Dライン」というもので、限られたカメラでのみ確認でき、フィールド上にしか直線を引くことができない。つまり、状況によっては正確に確認できないということだ。あくまで『“審判”のジャッジをサポートするものになる』ということを、扇谷氏は認識しておいてほしいと話している。
国際審判として海外でも活躍しているPR主審の佐藤隆治氏は、『レフェリー側としてできることはきちっとプロトコルを守って、VARのフィロソフィー(最小の干渉で、最大の利益)を大事にしつつ、一つひとつ丁寧にやっていく』と決意を新たにしている。そのうえで、『VARは効果があるツール。一方で、副反応も存在する。サッカーに関わる方が、少しでもVARを正しく理解していただくことでその副反応を減らせると思う』と、万能ではないVARへの理解も求めていた。
このように期待も不安もあるVARシステム。コロナ禍が続くなかで各審判員はトレーニングを積み、開幕へ準備を続けているという。負担が大きくなるレフェリーにとっては、今シーズンも試行錯誤の年になる。選手、メディア、サポーターは知識をアップデートしつつ、VAR導入で変化するレフェリングをともに見守っていく必要がありそうだ。」
引用:Football ZONE web
Jリーグでは昨年と同様に『激しくて、フェアで、エキサイティングなプレー』を求めていき、簡単には笛を吹かない方針だそうですが、ひょっとしたら昨季誤審が少なかった遠因になっているかもしれません。コラムの内容は専門的なので余りコメントできませんが、今日のゼロックススーパー杯でも、問題なく運営できた様子ですね。
ただ、世界のスポーツ界(特にテニス界)ではすでに自動判定(AIで即ジャッジ)の導入が始まっており、さあこれからビデオ判定導入だというのはもう遅い部類になっていっています。しかも最終的には主審の判断に任せるという、「正しいジャッジありき」ではなく「審判の存在ありき」というのも段々と時代遅れになっていっている気がします。昨季コロナ禍で導入が見合されましたが、今季Jリーグはしっかり約束を果たしてくれました。さて、今季J1ではどんな新しいドラマが展開されるのか。DAZNのジャッジリプレイが配信終了になる時代が早く来て欲しい。
VAR等関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210214
〃 ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201220
〃 ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200209
〃 ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200204
〃 ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190928
〃 ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190523
〃 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190511
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190510
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180830
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180523
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171115
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171025
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170428
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers
リスペクトコラムです。
Clubhouseで知った情報から2つの記事ネタでどっちで行こうかと思っていた中、この情報が入りました。報道その日のリスペクトになりますが、当ブログ好みの情報です。読者の皆さんに限らず、観に来ておられるであろうJクラブ関係者さん達にもリスペクトしていただきたい情報の紹介です。大宮さんも手話の活動など、J1にふさわしい付加価値の高いクラブだと思っており、大宮さんらしい取り組みでした。抜粋してもちょっと長くなりましたが、それくらいいい取り組みという事です。
【コロナ禍で「Jリーグクラブができること」 大宮がオンライン配信で縮めた地域との距離】
〔【コロナ禍のホームタウン活動】大宮アルディージャ編:相次ぐイベント中止、スタッフが抱えたモヤモヤした感情〕
「スタジアムから、街から、人が消えたことで、地域の飲食店が苦しんでいることを知った。
「コロナ禍のなかで、僕たちに何ができるのか?」
大宮アルディージャが行ったオンデマンド配信『ホームタウン飲食店紹介』について、担当者に話を聞いた。」
通常時ならば、ホームゲームの開催前日に大宮駅の東口と西口にある数百店舗の飲食店をクラブスタッフみんなで訪問する。しかし昨年はホームタウン活動が止まり、時間があったため、ホームタウン担当6名で一軒一軒を回ることになった。
「いろいろな部署が『今何ができるのか』を考えたなかで、ホームタウン活動としてはSNSを使って地域のお店を紹介する企画をやってみようということになった」
そこで、SNSに掲載する飲食店を募るチラシを作成して、一緒に配って回った。そうして立ち上がったのが、クラブマスコットであるアルディのツイッターアカウントを使った『#アルディの大宮さんぽ』だった。しかし、掲載を依頼する連絡はほとんど来なかったという。
「配布したのは『クラブ公式のSNSに掲載するので、興味があれば連絡ください』という内容のチラシだったのですが、受け身に回ると全く連絡が来なかったので、こちらから個別に協力してくれそうな飲食店に連絡するなど、かなり能動的に動きました」同時に、Jリーグ再開コンテンツとして企画された『橙広場オンライン』というYouTubeの企画も立ち上がった。」
〔誕生のきっかけはYouTube企画『橙広場オンライン』のライブ中継〕
「『#アルディの大宮さんぽ』をツイッターで走らせながら、Jリーグが再開するにあたって、2020シーズンのホームゲームをオンラインで再現しようと、『橙広場オンライン』をYouTubeでスタートさせました」
そう語るのは、広報担当の美馬彩子さんだ。Jリーグ再開当初は無観客での開催、その後は来場人数を調整しての開催となったため、なかなか試合の臨場感を得られにくい。そのため、オンラインで疑似体験できるような施策はできないかと考え、通常開催時と同じタイムスケジュールで試合前のイベントなどを行い、試合自体は副音声で解説を配信したのが、YouTube企画『橙広場オンライン』だった。
そのなかの一つに、「やってみたら面白いんじゃないか?」とクラブスタッフが街に出て、飲食店で食レポをするライブ中継のコーナーが生まれた。それを担当したのが金田さんだった。
「当時は試合が再開できても、食べ物を食べる行為、すなわちスタジアムグルメは再開できなかった。そこで『橙広場オンライン』のなかで、スタジアムの外で街の飲食店に行ってみたらどうかというアイデアから始まりました」
その後、このコーナーが独立する形で、試合日にクラブ公式ツイッターで配信され、YouTubeにも公開された。」
「正直、この企画をやることで飲食店の売上がすごく上がるわけではないと思うんですけど、それでもお店の方も喜んでくれましたし、地域のお店を盛り上げようとしてくれているんだなと好意的に受け取ってくださって。それで途中から、めちゃくちゃ楽しくなってきたんです」
〔実際に飲食店を取材し紹介してきたから分かること〕
「生配信で紹介した2店舗を含めると、全部で19店舗を紹介。回数を重ねるごとに取材にも慣れ、始めた頃は1時間半ほどかかっていた取材も、最後のほうでは約20分で終了するようになった。それでも編集作業には毎回3~4時間はかかったし、決して楽な作業ではなかった。それでも、やったことに大きな意義を感じている。
「取材が終わったあとに、何度かテイクアウトした時やその後ポスター配布で出向いた時に飲食店の皆さんの反応がすごく良くなっていると感じますし、そうやって少しでもアルディージャに対して好意的な印象を持っていただけたことは大きかったですね」(金田さん)
コロナ禍で、私たちのコミュニケーションは激減した。Jリーグクラブのホームタウン活動は地域の人々と密接に関わり合うからこそ、コロナ禍での活動は難しい。
しかし、だからこそ「ちゃんとコミュニケーションを取っていくことや、顔を合わせられる手段が大事なんじゃないかと思うんです」と美馬さんは言う。
「クラブで働いている人の顔やキャラクターを見せて知ってもらうことで、より親近感や離れてしまっている物理的な距離を少しでも縮められないか。そんな思いで、昨年は意識してスタッフが前に出た企画を行ったんです。あくまでもクラブのため、アルディージャを好きになってもらうきっかけみたいなものですね」
「地域と真摯に向き合う姿勢を、コロナ禍のホームタウン活動でも発揮した大宮アルディージャ。昨年誕生した“名物スタッフ”の活躍からも目が離せない。」
引用:Football ZONE web
「コロナ禍のなかで、僕たちに何ができるのか」と思い、口にされたのは素晴らしい事。普通ならまずはコロナで経営が苦しくなるけどどうしようとか、スポンサーに対応しようかという事ですが、それに加えて大宮さんは地域に目を向けておられました。元々、ホームゲームの開催前日に大宮駅の東口と西口にある数百店舗の飲食店をクラブスタッフみんなで訪問していたんですね、それは知らなかったです。ホーム開幕前日といえば会場準備、スポンサー対応で忙し過ぎて、それで終わりというのが普通なんでしょうが、店回りをされていたんですね。数百店ってなかなかできる数字では無いです。地元岡山で例えれば奉還町商店街の何倍あるんだというレベル。大宮さんは昨季のホームステイ時期でも巡っているんだと。感心するばかりなり。
その流れで、ホームタウン活動としてはSNSを使って地域のお店を紹介する企画が出たそうです。地元岡山はスポンサー訪問(ツイッター紹介)でしたが、大宮さんはお店紹介かと。「#アルディの大宮さんぽ」か、そういえば岡山はファジ丸でしたね。しかし、実際に回った時に受け身に回ったら全く反応が無かったという事で、クラブ側から積極的にアプローチされたとか。その切り替えも素晴らしい。地域を想っているからこそ、切り替えられるのでしょう。
昨季、再開された試合前のYouTubeライブはどこでもやっていましたが、大宮さんはそのライブの中で、スタジアムの外で街の飲食店に行ってみたらどうかというアイデアが出たそうです。そういう発想が起こる事が素晴らしい。スタグル店舗ではなく近隣のお店というのが素晴らしい。Jクラブのホームタウン活動は地域の人々と密接に関わり合うからこそ、コロナ禍での活動は難しく、だからこそちゃんとコミュニケーションを取っていくことや、顔を合わせられる手段が大事というコメントもまた素晴らしい。
当ブログではこういう活動はフロントではなく、選手やアンバサダーがやる事が理想と口にしていますが、大宮さんの事例を観ると、頑張られているなぁと思いました。一室でしゃべって終わりではなく、手分けして街に出て、地域のために食レポをする姿はきっとファン・サポーターに、ホームタウンを大事にする思いが伝わる事でしょう。この企画は昨年秋頃までの様子でしたが、大宮さんのこういう活動に今後も注目していきたいと思います。
J2大宮公式ツイッター「#アルディの大宮さんぽ」:アドレス
J2大宮関連:㉑ / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
リスペクトコラムです。
いよいよ新シーズン開幕が近づいてきました。まずはあさって20日(土)に開催されるゼロックススーパー杯。そして来週、26日(金)にはJ1リーグ、27日(土)にJ2リーグが開幕します。従来の年ならキックオフカンファレンスが今頃の時期に開催されていますが、今季はコロナ禍でライブ配信のようです。何と24時間生配信だそうです。これは面白そうだ。リスペクトしてみましょう。
【<Jリーグ史上初!>2021明治安田生命Jリーグ開幕FESTIVAL-24時間生配信-公式YouTubeチャンネルにてライブ配信決定】
「Jリーグは、2021明治安田生命Jリーグ開幕日の2月26日(金)14:00より「2021明治安田生命Jリーグ開幕FESTIVAL-24時間生配信-」をJリーグ公式YouTubeチャンネルにて配信することを決定いたしました。Jリーグ公式チャンネルでの24時間配信は初めての試みとなります。
番組ではオープニングマッチである「川崎フロンターレvs横浜F・マリノス」のプレビュー・レビューや、開幕前の最も想像が膨らむタイミングでサッカー談義に花を咲かせる討論会、27・28日に開催されるJ1全試合のプレビュー等を2日間にわたってライブ配信いたします。
また、2021シーズンのキャッチコピー「2021のヒーローになれ」を題材にした企画や、Jリーグとしては初の試みとなるバーチャルリアリティ(VR)空間を取り入れた番組進行とVRゲストの登場、twitterプレゼントキャンペーン等、多くのゲストをお迎えして、盛り沢山の内容にてお届けいたしますので是非ご視聴ください。尚、番組情報はJリーグの公式メディアにおいて随時更新していきます。
■2021明治安田生命Jリーグ開幕FESTIVAL-24時間生配信-
●日時 2月26日(金)14:00 ~ 27日(土)14:00
●配信 Jリーグ公式YouTubeチャンネル(URL:https://www.youtube.com/user/jleaguechannel)
●番組内容(予定)
・金J 川崎Fvs.横浜FM 直前プレビュー 出演:名波 浩、坪井 慶介、加地 亮、佐藤 寿人
・金J 川崎Fvs.横浜FMをみんなで観よう! 出演:武田 修宏
・金J 川崎Fvs.横浜FM レビュー 出演:名波 浩、坪井 慶介、加地 亮、佐藤 寿人
・討論会:第1部「どうなる今季のJ1リーグ!優勝予想!」 出演:名波 浩、坪井 慶介、加地 亮、佐藤 寿人
・本並・丸山夫妻のオンライン飲み会 出演:本並 健治、丸山 桂里奈
・討論会:第2部「どうなる今季のJ2リーグ!昇格予想!」 出演:平畠 啓史、名良橋 晃、北條 聡、土屋 雅史
・土日に開催されるJ1第1節9試合を徹底プレビュー! 出演:下田 恒幸、播戸 竜二、鈴木 啓太、岩政 大樹
・バーチャルスタジアム 出演:一翔 剣(ニッポン放送)、大河原 あゆみ、荻野 仁美」
引用:Jリーグ公式HP
豪華な内容ですね。昼の2時から昼の2時か、長いっすね。まずは金Jか。試合中継も入っているのか。出演陣がこれまた豪華。元岡山の加地氏もずっと出ているし、岩政氏も徹底プレビューに登場。個人的には本並・丸山夫妻のオンライン飲み会が面白そうかな。最後のバーチャルスタジアムってどんな内容なのかな。従来のカンファレンスだったらJ1からJ3まで紹介、登場するのに今回は個々のクラブは出てこないのか。
ポスターをよく観ると、「デジっちが行く!完全版!」というのがありますね。これはやべスタのノーカット版が観れるのかな。そういえば去年もYouTubeでノーカット版が配信されていたっけ。あと、討論会第1部では、「地球の裏側から○○も参戦?」とありますが誰なんだろ。たぶんブラジルからでしょうが。オンライン飲み会は23時からか・・・ちょっと遅い時間かも。とにもかくにも楽しみです。