リスペクトコラムです。
今はちょうどオフシーズン真っ只中、どのクラブも目下キャンプ中です。なので時期的には記事ネタが少なめです。当ブログも基本的に記事ネタをいくつかキープしていますが、今回ちょっと迷いました。こういう時はクラブの公式HPをよく観に行きます。地元岡山は商業的なものばかりで、個人的にはこういうケースは余り期待していない。付加価値が高い公共財Jクラブを上から観に行く事にするが、川崎さんばかりではいけないのでと、次の湘南さんへ。さすが最上カテゴリの「二卿」の湘南さん、バッチリでした。
【合計1,000名様にプレゼント】赤十字×湘南ベルマーレ献血キャンペーン開催!】
「前回の緊急事態宣言下では、外出自粛や企業・学校での献血が相次いで中止となった影響で400mL献血へのご協力が大幅に減少しました。輸血を待つ患者さんに日々安定して血液をお届けするためには、毎日、皆様の献血ご協力が欠かせません。 ※神奈川県内では1日約900人の献血ご協力が必要です。
そこで2月からの1ヶ月間、ホームタウン内で献血にご協力いただいた方に、赤十字×湘南ベルマーレ オリジナルトートバッグを先着で1,000名様にプレゼントキャンペーンを実施いたします!
さらに! 下記日程の献血バス会場では、抽選で計60名様に選手サイン入りトートバックをプレゼント!どの選手が当たるかは当日のお楽しみに! ※サインは2020年シーズン在籍選手のサインとなります。
◆献血バス会場日程
2/2(火)平塚駅北口(5名様) 2/5(金)平塚駅北口(5名様) 2/6(土)ダイナ・シティイースト(10名様)
2/13(土)JAさがみ茅ヶ崎支店(10名様) 2/21(日)湘南モールフィル(10名様) 2/23(火)平塚駅北口(10名様)
2/27(土)イオン秦野店(10名様)
試合観戦にもぴったりのトートバック! この機会にぜひ献血へのご協力お願いいたします。
【期間】令和3年2月1日(月)~令和3年2月28日(日)
【対象会場】藤沢ルーム・本厚木ルーム・献血バス
(献血バスのキャンペーン実施会場については献血バス運行スケジュールをご確認ください)」
引用:J1湘南公式HP
献血活動ですが、湘南さんのい付加価値の高いと思うのが、記事の冒頭の説明。詳しく丁寧で優しい言葉。医療体制がひっ迫しつつあるのに、Jクラブで医療従事者や医療機関に対する支援事業がほとんど見られない。去年のステイホーム時期には防護服の寄付とかいろいろあったのに。励ますメッセージも見かけなくなりました。そんな中、湘南さんはコロナ禍で不足してきている献血協力を支援されています。
この献血活動は川崎さんをはじめ、今までもどこでもやっていましたが、湘南さんはバリューアップ! 明日から1ケ月間、先着1,000人にトートバッグ、抽選で60人に選手のサイン入りバッグか。やりますね。先着というのがわかりやすいですね。
【第2回「ユニフォームチャリティーオークション」開催】
「湘南ベルマーレでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による社会情勢の悪化においても少しでも地域を明るくしたいと考え、「今できること」に取り組んでいます。
その活動の一環として、5月に「ユニフォームチャリティーオークション」を開催いたしました。その第2弾として、直筆サイン入り2019シーズン選手着用2ndユニフォームを出品いたします。2019シーズンに選手が試合で実際に着用したユニフォームが手に入る貴重な機会となっておりますので、ぜひチャリティーオークションへのご参加をお待ちしております! また、この商品の売上の一部は新型コロナウイルス対策支援金として「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」に寄付いたします。
◆出品商品 直筆サイン入り2019選手着用公式戦用2ndユニフォーム(鑑定書付き)」
「◆日時 2020年12月9日(水)20:00~12月13日(日)22:00まで
◆方法 オークション形式(インターネットオークション)
◆参加方法
「HATTRICK」特設サイト(https://auction.hattrick.world/top/80)より利用規約をご確認いただき、会員登録(無料)のうえご参加ください。
◆開始金額 各種:16,000円より
◆新型コロナウイルス対策支援について
また、この商品の売上の一部は新型コロナウイルス対策支援金として「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」に寄付いたします。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 ※発送にかかる費用等を差し引いた利益分を寄付いたします。
【デュアルキャリア株式会社】
アスリートをはじめ、何かに夢中になっている人のもともと持っている魅力や才能を長く人生に活かしていくサポートを全力で行うことをミッションとする企業。「デュアルキャリア」とは、プロとしての一つの側面だけではなく、個としてのキャリアを磨き、まだ見ぬ可能性を最大限に引き出していくことを意味する。
元Jリーガーで現在は香港リーグ3部監督を務めるアンバサダー井川祐輔を筆頭に、「アスリート」という枠を超え、新しいファンづくりの形を創る。選手とファンの想いを繋げる新しいオークションサービス「HATTRICK」にて、コロナに闘うスポーツに関わるすべての人のために動き出す。」
引用:J1湘南公式HP
12月にはレプユニのチャリティーオークションをされています。売上の一部は新型コロナウイルス対策支援金として「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」に寄付されます。つまり、12月にオークション、2月に献血活動という事で医療支援を継続事業としてされています。素晴らしい限り。特典を等しく提供したいという理由で、過去に頑としてチャリティーオークションをやらなかったところも他に見受けられますが、1円でも多く寄付に回したいという理由でオークションをやろうというのは高い価値感だと思います。
実は当ブログでも、この時の記事で購入費の一部は医療関係者への寄付などチャリティー目的に活用するという前提で、「チャリティーオークション席」を提案しています。形を変えて実現されたのはうれしく思います。
あと、もう一つ目に留まったのが運営会社。このデュアルキャリア㈱を調べてみると、この嵜本社長ってどこかで見たなぁ、確か昔記事で紹介したようなと思い、調べてみると、この記事で出てきました。元Jリーガーで㈱SOUを設立し、2018年に東証マザーズへの株式上場を達成した後に、アスリートやスポーツの可能性を広げるべくFAN AND㈱(現 DUAL CAREER㈱)を2019年に設立。現在はサポートや寄付等を目的としたオークション「HATTRICK」をはじめ、元Jリーガーで現在は香港リーグ3部監督を務める井川祐輔らのマネジメントを行うなど、アスリートたちのデュアルキャリアを支える取組みを進めているとか。この会社のオークション事業をもっと他のクラブも活用すべきだと思います。それがJリーガーのセカンドキャリアにも役立つので。
いろいろ調べてみると、献血活動もユニフォームのオークションも実は湘南さんで以前からやっている事業であることがわかりました。つまり、コロナ禍で特別に始めた訳ではなく、元々よくやっていた貢献事業を、コロナ禍のこの時期で強調して取り組んだという事ですか。やはり付加価値が高いクラブですね。Jリーグ百年構想の優等生の湘南さん、これからも頑張ってください。J1リーグでも昨季は入れ替え戦に出てしまいましたが、今季は湘南の暴れん坊として席巻して欲しいです。
J1湘南関連:84|83|82|81|80|79|78|77|76|75|74|73|72|71|70|69|68|67|66|65|64|63|62|61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
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