CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

F1日本GP

2004-10-14 00:12:32 | スポーツ
だいぶ話題として遅れましたが
いや、本当
琢磨はよく頑張った

贔屓目に見ると、やはり
3位で入った彼に関しては、リタイヤしていただき
琢磨が表彰台に上がるというのが
一番ステキな展開だっただろうと
途中解説者ですら言ってましたが
それは違うんじゃないかと、思わないでもない

確かに、クライアントであるHONDAが日本の企業だし
そうやって考えたら琢磨に肩入れするのは
凄くよくわかる、だけどだ、バトンはそれでも
一流ドライバーだと思う

人間性というか、まぁ言動には問題がある
HONDAをクライアントとしながら
このチームでは優勝できない、なんて言うのは
正直あり得ない、だけども、彼の実力からすると
本当にそうなのかもしれない
これは琢磨という、日本の宝を大事にするあまり
いや、実際企業ならそうするだろうと
わかる余りに、この差異が産まれてる気がします

HONDAの技術力が高いのは
F1にHONDAが参戦しだしてから
当たり前の如くだ
ウィリアムスHONDAだったころ、中島悟と
本当、すげぇコンビネーションを見せてくれたし
マクラーレンと一緒だった時は、敵が無いようにも見えた
それだけの技術力があるんだから

本来なら、バトンの実力をもって
HONDAの技術力があるとすればミヒャエルに
負ける事はない、あるいは、対等の勝負ができる
そんな気がしてしまうのであります

琢磨にも頑張って欲しいし
HONDAとしてもファンとしても
琢磨のHONDAが勝つのが一番なんだ
だけど、消去法というか、確率でいけば
バトンでHONDAがフェラーリに勝つ
そんなことは当然できると思うのだが

まぁ、実際それは叶わずに
バトンはHONDAを去ってしまうわけなんだけども
昨今のF1に見られるピットワークでしか
抜くはざまを見ることができない
そんな展開になった以上、琢磨のような走りが
素晴らしい面白さを持っていて
その危うさがサムライという言葉に置き換えられる
その事実と気持ちは充分わかる

だけど、バトンという優秀なドライバーを活かす
そんなこともできた、それによってフェラーリに
勝つことはできたとも思わないでもないのであります

まぁ、思いっきり、琢磨ひいきのHONDAということを
前提としたお話ですが、なんというかな
F1を見ている側としては
そろそろフェラーリ、いや、ミヒャエルが負ける時が
もっとあっていいんじゃないかと思うわけです

来年はまた、違う絵図が繰り広げられるのでしょうが
最近のF1に見られる、圧倒的なマシンの強さと
リタイヤをしないドライバーが愛される
その時代において、HONDAバトンという組み合わせは
決してまずくはなかった

そう想いながら
来期の、新世代、いや、そうではないな
サムライ琢磨とHONDA
そしてトヨタの躍進を期待しつつ
今年のF1もなかなか面白かったというお話