感想文ばっかり書いてますが
読みました、「グミチョコレートパイン」by大槻ケンヂ
噂というか、大槻ケンヂが
なんか書いているというのは知っていたんですが
読んだのはこれが初めて
しかもどうやら三部作らしいのにパイン編という
最終巻しか読んでない有様
それで感想とかおこがましいとも思うんですが
内容としては、これはなんというかな
大槻ケンヂが書いたから出版されたんだ
と思いました
主人公の鬱屈した選民意識とか
貧相な想像力と誇大された自己とのギャップに苦しむ様なんていう
わかりやすい言葉で顕わすところを
これでもかと書きつづり、そんな彼でも
がむしゃらに生きていく、グミの連続でも生きていく
それが青春だし、ガキなんだ
そういうことがストレートに描かれておりました
これの面白いところというか
もう、なんだ、楽しみ方は
その嗜虐とも思えるほどみちみちた、情けなさと
そこへの自己破壊というか、後悔とヘタレっぷり
美甘子というヒロインを巡って
いかに情けない実物大、いや、むしろそれよりやや小さい高校生が
あれやこれやと砕け散っていく様が、
時折、無駄にリアルで笑えないくらい面白い(なんだそれ)
身につまされるとは違うのですが
ああ、そんなこと言わんでも、ああ、やっぱそうするのかお前・・・
と、妙な親近感とも違う、不気味な一体感を覚えながら
ヲタクだと微塵くらいは思っている人間には
少し痛みが伴う内容であります
ただ、当然のように、もうわかってるよってことを
つらつらと説教のようにして書いてあるんだけども
最終的には、ガッツで乗り切れるっぽい感じ
ご都合主義炸裂しまくりの展開だけど
もはや、そういうことはどうでもいい
あるのは、情けない男子の
情けない生き方で
その情けなさを笑うことで、なぜか頬を伝う熱い涙がっ、嘘、同情!?いや、同調!
という状況を楽しむゴラクであります
長々、あいかわらずわからんちんなこと書きましたが
エログロナンセンスという昔懐かしい言葉をふりまきつつ
気を許した友人にすら譲れない線とかが
一人えっちを一晩に何回したかって数を誤魔化すことだったりとか
本当、腹を抱えて笑ってしまいましたとさ
最終的に、男はやはり
バカな生き物なんだな
きっと、多分
そうやって、なんだかなぁという気分になるための
面白小説であります
難しく考えず、感じて読むとよいと思いました
読みました、「グミチョコレートパイン」by大槻ケンヂ
噂というか、大槻ケンヂが
なんか書いているというのは知っていたんですが
読んだのはこれが初めて
しかもどうやら三部作らしいのにパイン編という
最終巻しか読んでない有様
それで感想とかおこがましいとも思うんですが
内容としては、これはなんというかな
大槻ケンヂが書いたから出版されたんだ
と思いました
主人公の鬱屈した選民意識とか
貧相な想像力と誇大された自己とのギャップに苦しむ様なんていう
わかりやすい言葉で顕わすところを
これでもかと書きつづり、そんな彼でも
がむしゃらに生きていく、グミの連続でも生きていく
それが青春だし、ガキなんだ
そういうことがストレートに描かれておりました
これの面白いところというか
もう、なんだ、楽しみ方は
その嗜虐とも思えるほどみちみちた、情けなさと
そこへの自己破壊というか、後悔とヘタレっぷり
美甘子というヒロインを巡って
いかに情けない実物大、いや、むしろそれよりやや小さい高校生が
あれやこれやと砕け散っていく様が、
時折、無駄にリアルで笑えないくらい面白い(なんだそれ)
身につまされるとは違うのですが
ああ、そんなこと言わんでも、ああ、やっぱそうするのかお前・・・
と、妙な親近感とも違う、不気味な一体感を覚えながら
ヲタクだと微塵くらいは思っている人間には
少し痛みが伴う内容であります
ただ、当然のように、もうわかってるよってことを
つらつらと説教のようにして書いてあるんだけども
最終的には、ガッツで乗り切れるっぽい感じ
ご都合主義炸裂しまくりの展開だけど
もはや、そういうことはどうでもいい
あるのは、情けない男子の
情けない生き方で
その情けなさを笑うことで、なぜか頬を伝う熱い涙がっ、嘘、同情!?いや、同調!
という状況を楽しむゴラクであります
長々、あいかわらずわからんちんなこと書きましたが
エログロナンセンスという昔懐かしい言葉をふりまきつつ
気を許した友人にすら譲れない線とかが
一人えっちを一晩に何回したかって数を誤魔化すことだったりとか
本当、腹を抱えて笑ってしまいましたとさ
最終的に、男はやはり
バカな生き物なんだな
きっと、多分
そうやって、なんだかなぁという気分になるための
面白小説であります
難しく考えず、感じて読むとよいと思いました