CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

功名が辻 長篠の悲劇

2006-04-24 08:39:02 | NHK大河ドラマ感想
今週も放映されておりました
NHK大河ドラマ功名が辻

主役は六兵太かもしれない

そんな気がというか、いよいよ
色濃くなってきた、あの存在感
あくまで裏から千代と一豊を助けている風だが
その様子がかっこよすぎるだろう
死ぬなどと、軽くヒステリーを起こしてしまう千代を
優しくなだめるところや
戦場での機微について、遠まわしに語るところなど
すばらしいですわな
今後も、六平太の活躍に御期待ください
そんな具合でありました

さて、今回についてですが
六平太はさておいて、久しぶりの大型合戦
長篠の戦いでありましたが、なんか一瞬で終わってしまって
大変残念でありました
なんかあっという間すぎて面白くなかった・・・
今回の大河は野外合戦も面白いと
勝手に期待していたせいもあるのですが
もうちょっと、まぁ鉄砲が活躍というか
信長が勝つところをばりっと描いて欲しかったように思いました
欲張りでありましょうか

もっとも、戦に入る前の
信長と猿が頭あわせて、地図を見入るところ
あの駆け引きはすげぇかっこよかった
秀吉の、いかにも猿っぽい動きながら
智恵のある様が本当かっこいい、ステキだわ
できる旦那様だわ

というわけで、そのできる旦那様のことを汲んで
しかと働いたねねもすばらしかったのであります
少々前に出過ぎていた千代をなだめるというか
叱りつけるところも凄く立派
武将がどうあるべきかを諭すところもよかったのであります

で、とうの千代については
なんだかいつもと違ってというか、小やかましい女という具合で
どうも旭とからむとよくないわと
個人的に思っていたのでありますが
噂というか、見方として、あの千代は
身ごもっていたため情緒不安定になっていた
という、革新的な解釈と言うべきか
なるほどと思わずうなることがあったので
あれはあれで自然なのやもしれぬとか納得

ただ、せっかく子供ができたのに
全然喜べなかったところはすげぇ残念
そして、どこかファンサイトで指摘されておりましたが
功名が辻第1回目の戦勝帰還の「命拾うたぞ」発言が
長篠の帰りだったとかそうでもなかったとか・・・
だとすると少々残念だわやと思ってしまいますが
何か事情があって、実は
功名が辻というドラマは苦境に立っているのかもしれないと
いらぬことを考えてしまいます
視聴率はわかりまsねんが、あまり話題になってないから
予算が削減されたとかないだろうなと心配です

と、ドラマと関係ないところになってしましましたが
色々悶着あるなか、終わってみると
不破市之丞天晴れという具合
もう、津川先生様様であるわ
そう感じ入ってしまいました、すげぇ、あの臨終じゃないけど
床に臥したところの演技は圧巻でありました
千代が泣くシーンで、少々ほろりとくるかと思ってましたが
違うな、あの演技に泣くかと思ったわや
思い出シーンが流れるあたりで、なんか
すげぇいい叔父様だったんだなと改めて思わされて
ほろほろと来てしまいました
惜しい役者が退場してしまう・・・心残りであります

と、まぁ、そんなところでなんだかんだ
見所多かったなと、せつせつ感心しつつ
源助は気の毒だったけども、名古屋弁が変だったなと
いらぬところを気がかりにしつつ
今週終了であります

秀吉あたりに向かって
「仕方にゃー」とか猫ひろしみたいなこと言ってたが
あれは「仕方にゃぁが」か、「仕方にゃぁて」が
まぁ、古典でありながら他府県にも解りやすく
なおかつそんなもんだろうという発音だろうとか
よくわからないダメ出しをしてしまいます
目上の人に「しゃーないがや」とは言えないしなぁ